JP2000028169A - 高清浄乾燥空気の循環供給装置及び方法 - Google Patents

高清浄乾燥空気の循環供給装置及び方法

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JP2000028169A
JP2000028169A JP10192090A JP19209098A JP2000028169A JP 2000028169 A JP2000028169 A JP 2000028169A JP 10192090 A JP10192090 A JP 10192090A JP 19209098 A JP19209098 A JP 19209098A JP 2000028169 A JP2000028169 A JP 2000028169A
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fan
expansion turbine
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Futoshi Nakajima
太司 中島
Masaki Hirokawa
昌樹 弘川
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Nippon Sanso Corp
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用設備から排出される高清浄乾燥空気の汚
染を防止しながら経済的かつ効率的に循環供給すること
ができる高清浄乾燥空気の循環供給装置及び方法を提供
する。 【解決手段】 使用設備2から排出される使用済みの高
清浄乾燥空気を再度圧送して使用設備2に循環供給する
ためのファン6を、高清浄乾燥空気製造装置3から供給
される補給用高清浄乾燥空気を使用設備2での使用圧力
に減圧する膨張タービン8で発生した動力により駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高清浄乾燥空気の
循環供給装置及び方法に関し、詳しくは、半導体集積回
路製造設備,液晶パネル製造設備,太陽電池パネル製造
設備等の高清浄乾燥空気の使用設備から排出される使用
済みの高清浄乾燥空気を再度使用設備に循環供給するた
めの装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】半導体
集積回路や液晶パネル等の製造設備では、シリコン基板
やガラス基板等を保護するために高清浄乾燥空気が使用
されている。この高清浄乾燥空気は、その使用量が膨大
であり、また、使用された高清浄乾燥空気の大部分は、
シリコン基板やガラス基板が保有されている雰囲気を保
持するために用いられており、ほとんど汚されることな
く排気されることから、再利用することが望ましい。
【0003】しかしながら、再利用するためには、膨大
な処理能力を有するとともに、高清浄乾燥空気を汚染し
ない構造を有するファンが必要であり、かつ、そのファ
ンのための動力が必要となる。さらに、一般的なファン
の構造における軸受は、転がり軸受等の油を使用したも
のであり、上述のような高清浄乾燥空気を循環させるた
めのものとしては、高清浄乾燥空気が油で汚染されるた
め不適当である。
【0004】そこで本発明は、これらの高清浄乾燥空気
使用設備に供給する高清浄乾燥空気の圧力を利用し、使
用設備から排出される高清浄乾燥空気の汚染を防止しな
がら経済的かつ効率的に循環供給することができる高清
浄乾燥空気の循環供給装置及び方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の高清浄乾燥空気の循環供給装置は、高清浄
乾燥空気の使用設備から排出される使用済みの高清浄乾
燥空気を再度圧送して前記使用設備に循環供給する装置
であって、循環供給する循環用高清浄乾燥空気を圧送す
るファン(ブロワーも含む、以下同じ)を、前記高清浄
乾燥空気の使用設備に補給する新たな補給用高清浄乾燥
空気を膨張させる膨張タービンと同軸で構成したことを
特徴としている。
【0006】また、本発明の高清浄乾燥空気の循環供給
装置は、他の構成として、高清浄乾燥空気の使用設備か
ら排出される使用済みの高清浄乾燥空気を再度圧送して
前記使用設備に循環供給する装置であって、循環供給す
る循環用高清浄乾燥空気を圧送するファンの回転軸を、
前記高清浄乾燥空気の使用設備に補給する新たな補給用
高清浄乾燥空気を膨張させる膨張タービンの回転軸にギ
ヤ式変速装置で連結したことを特徴としている。
【0007】さらに、本発明の高清浄乾燥空気の循環供
給装置は、前記膨張タービン及びファンの軸受けが気体
軸受式又は磁気軸受式であること、あるいは、前記膨張
タービン及びファンにおける外気とのシール部分がラビ
リンス構造を有していることを特徴としている。また、
前記膨張タービン及びファンが複数組並列に設置されて
いることを特徴とし、該複数組の膨張タービン及びファ
ンにおいて、一つの組のファンで昇圧した循環用高清浄
乾燥空気を他の組の膨張タービンに供給する経路を設け
たこと、あるいは、前記複数組の膨張タービン及びファ
ンにおいて、各ファンに循環用高清浄乾燥空気を供給す
る経路をそれぞれ設けるとともに、各膨張タービンに補
給用高清浄乾燥空気を供給する経路をそれぞれ設けたこ
とを特徴としている。
【0008】また、本発明の高清浄乾燥空気の循環供給
方法は、高清浄乾燥空気の使用設備から排出される使用
済みの高清浄乾燥空気を再度圧送して前記使用設備に循
環供給する高清浄乾燥空気の循環使用方法であって、前
記使用設備に補給する新たな補給用高清浄乾燥空気の圧
力を利用して前記高清浄乾燥空気の使用設備から排出さ
れる循環用高清浄乾燥空気を圧縮して循環供給すること
を特徴とし、特に、前記補給用高清浄乾燥空気を膨張タ
ービンで膨張させ、該膨張タービンの発生動力で駆動す
るファンにより前記循環用高清浄乾燥空気を圧縮するこ
とを特徴としている。
【0009】さらに、本発明の高清浄乾燥空気の循環供
給方法は、前記膨張タービンとファンとが同軸で構成さ
れていること、該膨張タービン及びファンの外気とのシ
ール部分に前記補給用高清浄乾燥空気の一部をシールガ
スとして供給することを特徴としている。また、前記膨
張タービンの回転軸と、前記ファンの回転軸とがギヤ式
変速装置で連結されていることを特徴とし、該膨張ター
ビン及びファンの外気とのシール部分にラビリンス構造
を形成するとともに、該シール部分に前記補給用高清浄
乾燥空気をシールガスとして供給することを特徴として
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の循環供給装置の第
1形態例を示す系統図である。この循環供給装置1は、
半導体集積回路製造設備,液晶パネル製造設備,太陽電
池パネル製造設備等の高清浄乾燥空気の使用設備2と、
該使用設備2に新たな高清浄乾燥空気を供給するための
高清浄乾燥空気製造装置3との間に設けられている。な
お、使用設備2や高清浄乾燥空気製造装置3は、従来と
同様の構成のものを使用することができるので、これら
の詳細な説明は省略する。
【0011】循環供給装置1には、使用設備2から経路
4に排出される使用済みの高清浄乾燥空気を再度圧送し
て経路5から使用設備2に循環供給するためのファン6
と、高清浄乾燥空気製造装置3で製造されて経路7から
供給される比較的圧力が高い補給用高清浄乾燥空気を使
用設備2での使用圧力に減圧するための膨張タービン8
とが設けられており、膨張タービン8で膨張減圧した高
清浄乾燥空気は、経路9から使用設備2に補給される。
【0012】前記膨張タービン8とファン6とは、軸1
0により直結された一軸式のものであり、前記軸10の
軸受けには、摩擦抵抗が少なくて動力の回収効果が大き
く、かつ、外気等の汚染源との接触を完全に断つことが
できる構造の気体軸受式又は磁気軸受式が用いられると
ともに、軸受けガスには、前記経路7から供給される高
清浄乾燥空気の一部を経路11に分岐して用いている。
なお、軸受けガスとして使用され、経路12に排出され
たガスは、そのまま排気してもよいが、経路9に合流さ
せて使用設備2に供給するようにしてもよい。
【0013】このように、補給用高清浄乾燥空気を膨張
タービン8で膨張減圧して使用設備2に供給するように
形成するとともに、膨張タービン8で発生した動力でフ
ァン6を駆動し、該ファン6によって使用設備2から排
出された循環用高清浄乾燥空気を圧送して使用設備2に
循環供給することにより、ファン駆動用としての新たな
動力を必要とせずに、使用済みの高清浄乾燥空気を使用
設備2に循環供給することができる。
【0014】また、膨張タービン8及びファン6の軸受
けをを気体軸受式又は磁気軸受式とすることにより、循
環する高清浄空気の汚染を防止しながら効率よく循環供
給することができる。なお、循環供給装置1は、循環用
高清浄乾燥空気の処理量に応じて複数設置することがで
きる。
【0015】図2は、本発明の循環供給装置の第2形態
例を示す系統図である。この循環供給装置20は、同軸
に構成された膨張タービン及びファンを2組設けたもの
であり、第1の膨張タービン21では、前記同様に、高
清浄乾燥空気製造装置3で製造されて経路7から供給さ
れる補給用高清浄乾燥空気を使用設備2での使用圧力に
減圧している。
【0016】一方、使用設備2から経路4に排出された
使用済みの高清浄乾燥空気は、第1のファン22に向か
う経路41と、第2のファン23に向かう経路42とに
分岐し、経路41に分岐した循環用高清浄乾燥空気は、
上記第1の膨張タービン21で発生した動力により駆動
される第1のファン22によって使用設備2での使用圧
力より高い圧力に圧縮された後、経路43から第2の膨
張タービン24に導入される。また、経路42に分岐し
た循環用高清浄乾燥空気は、第2の膨張タービン24に
より駆動される第2のファン23で所定の圧送圧力に昇
圧される。
【0017】前記第1の膨張タービン21で膨張して経
路44に導出した補給用高清浄乾燥空気と、第1のファ
ン22で昇圧後に第2の膨張タービン24で膨張して経
路45に導出した循環用高清浄乾燥空気と、第2のファ
ン23で昇圧されて経路46に導出した循環用高清浄乾
燥空気とは、それぞれ同じ圧力で経路47に合流して使
用設備2に供給される。
【0018】例えば、経路7から圧力0.45MPaで
供給された補給用高清浄乾燥空気は、第1の膨張タービ
ン21で数100mmAqまで膨張する。また、経路4
1の循環用高清浄乾燥空気は、第1のファン22で約
0.07MPaまで昇圧した後、第2の膨張タービン2
4でで数100mmAqまで膨張する。さらに、経路4
2の循環用高清浄乾燥空気は、第2の膨張タービン24
で数100mmAqまで昇圧する。
【0019】また、各膨張タービン及びファンの軸受け
には、前記同様の気体軸受式又は磁気軸受式が用いら
れ、各軸受けには、前記経路7から経路71,72に分
岐した補給用高清浄乾燥空気の一部が軸受けガスとして
それぞれ供給され、軸受けガスとして使用した後のガス
は、経路73,74から使用設備2に供給される高清浄
乾燥空気に合流している。
【0020】前記第1形態例のように、1軸式の場合
は、タービン側とファン側の羽根の回転数が同一とな
り、ファン側の処理風量に限界があるため、本形態例に
示すように、膨張タービン及びファンを複数組設けるこ
とにより、補給用高清浄乾燥空気が有する圧力エネルギ
ーを効果的に利用することができ、大量の循環用高清浄
乾燥空気、例えば、補給用高清浄乾燥空気に対して2倍
の循環用高清浄乾燥空気を圧送することができる。な
お、補給用高清浄乾燥空気の圧力が高い場合は、複数段
の膨張タービンで順次膨張させ、それぞれの段階でファ
ンを駆動することができる。
【0021】図3は、本発明の循環供給装置の第3形態
例を示す系統図である。この循環供給装置30は、補給
用高清浄乾燥空気を膨張させる膨張タービン31の回転
軸32と、循環用高清浄乾燥空気を圧送するファン3
3,34の回転軸35とを、ギヤ式変速装置36で連結
したものである。すなわち、膨張タービン31で発生し
た動力をギヤ式変速装置36を介してファン33,34
に伝達することにより、1基の膨張タービン31に対し
て複数のファン33,34を任意の回転数で回転させる
ことができるので、循環用高清浄乾燥空気の量や圧送圧
力に応じて最適な形状,性能のファンを最適な個数設置
することができ、最も効率のよい状態で大量の循環用高
清浄乾燥空気を圧送循環させることができる。
【0022】一方、本形態例では、ギヤ式変速装置36
を使用するため、各膨張タービン31,ファン33,3
4における外気とのシール部分にラビリンス構造のシー
ル部37,38,39を設けるとともに、各シール部3
7,38,39に、高清浄乾燥空気製造装置3から経路
7を経て供給された前記補給用高清浄乾燥空気の一部を
経路75,76,77に分岐して供給し、これによって
外気との接触を断つようにしている。なお、ラビリンス
構造のシール部については、周知のラビリンス構造を採
用できるので、その詳細な図示や説明は省略する。
【0023】例えば、経路7から圧力0.45MPaで
供給された補給用高清浄乾燥空気は、膨張タービン31
で数100mmAqまで膨張して経路51に導出し、使
用設備2から経路4に排出されて経路52,53に分岐
した循環用高清浄乾燥空気は、ファン33,34でそれ
ぞれ数100mmAqに昇圧して経路54,55に導出
するとともに、前記経路51の補給用高清浄乾燥空気と
合流し、経路56を経て使用設備2に供給される。
【0024】なお、各形態例では、軸受用の気体として
補給用高清浄乾燥空気の一部を使用することにより、系
内を完全に他の系と分離して汚染の可能性がほとんどな
くなる。さらに、軸受ガスとして使用後の圧力の低下し
た高清浄乾燥空気を補給用高清浄乾燥空気として回収
し、使用設備2に供給することにより、高清浄乾燥空気
製造装置3で製造した高清浄乾燥空気を有効に利用する
ことができる。但し、補給用高清浄乾燥空気の圧力が低
く、軸受ガスとして不適な場合は、他の適当なガスを用
いてもよい。
【0025】また、第2,第3形態例では、膨張後の補
給用高清浄乾燥空気と、昇圧後の循環用高清浄乾燥空気
とを合流させて使用設備2に供給したが、使用設備2の
状況に応じて別の経路から使用設備内の別の部分に供給
することもできる。
【0026】さらに、循環用高清浄乾燥空気の圧送圧力
は、使用設備2の構成や配管距離等の条件に応じて適宜
に設定することが可能であり、補給用高清浄乾燥空気の
圧力も任意である。
【0027】
【実施例】実施例1 第2形態例に示す循環供給装置20において、膨張ター
ビン21に1800Nm/h、0.45MPaの補給
用高清浄乾燥空気を供給して160mmAqに膨張さ
せ、循環用高清浄乾燥空気を圧力120mmAqから1
60mmAqに昇圧したときの経路47における循環風
量を計測した。
【0028】その結果、経路47における循環風量は、
5300Nm/hであった。すなわち、補給用高清浄
乾燥空気を除くと、使用設備2から排出される高清浄乾
燥空気の3500Nm/hを回収して再利用できたこ
ととなる。また、このときの循環供給装置20における
入口と出口の水分濃度はいずれも3ppbであり、循環
供給装置20での処理によって高清浄乾燥空気が汚染さ
れないことも確認できた。本例によれば、補給用高清浄
空気の約2倍の循環用高清浄乾燥空気が処理可能であ
り、回収利用率は約66%となる。
【0029】実施例2 第3形態例に示す循環供給装置30において、膨張ター
ビン31に1800Nm/h、0.45MPaの補給
用高清浄乾燥空気を供給して160mmAqに膨張さ
せ、循環用高清浄乾燥空気を圧力120mmAqから1
60mmAqに昇圧したときの経路56における循環風
量を計測した。
【0030】その結果、経路55における循環風量は、
148000Nm/hであった。すなわち、補給用高
清浄乾燥空気を除くと、使用設備2から排出される高清
浄乾燥空気の146200Nm/hを回収して再利用
できたこととなる。また、このときの循環供給装置20
における入口と出口の水分濃度はいずれも3ppbであ
り、循環供給装置20での処理によって高清浄乾燥空気
が汚染されないことも確認できた。本例によれば、補給
用高清浄空気の約80倍の循環用高清浄乾燥空気が処理
可能であり、回収利用率は約99%となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体集積回路や液晶パネル等の製造設備から排出され
た高清浄乾燥空気を、新たな動力費を必要とせずに、経
済的かつ効率的に回収して循環供給することができる。
しかも、循環する高清浄乾燥空気が汚染されることがな
いので、繰り返しの使用が可能となり、設備全体のラン
ニングコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の循環供給装置の第1形態例を示す系
統図である。
【図2】 本発明の循環供給装置の第2形態例を示す系
統図である。
【図3】 本発明の循環供給装置の第3形態例を示す系
統図である。
【符号の説明】
1…循環供給装置、2…高清浄乾燥空気の使用設備、3
…高清浄乾燥空気製造装置、6…ファン、8…膨張ター
ビン、20…循環供給装置、21…第1の膨張タービ
ン、22…第1のファン、23…第2のファン、24…
第2の膨張タービン、30…循環供給装置、31…膨張
タービン、32…回転軸、33,34…ファン、35…
回転軸、36…ギヤ式変速装置、37,38,39…ラ
ビリンス構造のシール部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高清浄乾燥空気の使用設備から排出され
    る使用済みの高清浄乾燥空気を再度圧送して前記使用設
    備に循環供給する装置であって、循環供給する循環用高
    清浄乾燥空気を圧送するファンを、前記高清浄乾燥空気
    の使用設備に補給する新たな補給用高清浄乾燥空気を膨
    張させる膨張タービンと同軸で構成したことを特徴とす
    る高清浄乾燥空気の循環供給装置。
  2. 【請求項2】 前記膨張タービン及びファンの軸受けが
    気体軸受式であることを特徴とする請求項1記載の高清
    浄乾燥空気の循環供給装置。
  3. 【請求項3】 前記膨張タービン及びファンの軸受けが
    磁気軸受式であることを特徴とする請求項1記載の高清
    浄乾燥空気の循環供給装置。
  4. 【請求項4】 高清浄乾燥空気の使用設備から排出され
    る使用済みの高清浄乾燥空気を再度圧送して前記使用設
    備に循環供給する装置であって、循環供給する循環用高
    清浄乾燥空気を圧送するファンの回転軸を、前記高清浄
    乾燥空気の使用設備に補給する新たな補給用高清浄乾燥
    空気を膨張させる膨張タービンの回転軸にギヤ式変速装
    置で連結したことを特徴とする高清浄乾燥空気の循環供
    給装置。
  5. 【請求項5】 前記膨張タービン及びファンにおける外
    気とのシール部分がラビリンス構造を有していることを
    特徴とする請求項4記載の高清浄乾燥空気の循環供給装
    置。
  6. 【請求項6】 前記膨張タービン及びファンが複数組並
    列に設置されていることを特徴とする請求項1又は4記
    載の高清浄乾燥空気の循環供給装置。
  7. 【請求項7】 前記複数組の膨張タービン及びファンに
    おいて、一つの組のファンで昇圧した循環用高清浄乾燥
    空気を他の組の膨張タービンに供給する経路を設けたこ
    とを特徴とする請求項6記載の高清浄乾燥空気の循環供
    給装置。
  8. 【請求項8】 前記複数組の膨張タービン及びファンに
    おいて、各ファンに循環用高清浄乾燥空気を供給する経
    路をそれぞれ設けるとともに、各膨張タービンに補給用
    高清浄乾燥空気を供給する経路をそれぞれ設けたことを
    特徴とする請求項6記載の高清浄乾燥空気の循環供給装
    置。
  9. 【請求項9】 高清浄乾燥空気の使用設備から排出され
    る使用済みの高清浄乾燥空気を再度圧送して前記使用設
    備に循環供給する高清浄乾燥空気の循環使用方法であっ
    て、前記使用設備に補給する新たな補給用高清浄乾燥空
    気の圧力を利用して前記高清浄乾燥空気の使用設備から
    排出される循環用高清浄乾燥空気を圧縮して循環供給す
    ることを特徴とする高清浄乾燥空気の循環供給方法。
  10. 【請求項10】 前記補給用高清浄乾燥空気を膨張ター
    ビンで膨張させ、該膨張タービンの発生動力で駆動する
    ファンにより前記循環用高清浄乾燥空気を圧縮すること
    を特徴とする請求項9の高清浄乾燥空気の循環供給方
    法。
  11. 【請求項11】 前記膨張タービンとファンとが同軸で
    構成されていることを特徴とする請求項10の高清浄乾
    燥空気の循環供給方法。
  12. 【請求項12】 前記膨張タービン及びファンの外気と
    のシール部分に前記補給用高清浄乾燥空気の一部をシー
    ルガスとして供給することを特徴とする請求項11の高
    清浄乾燥空気の循環供給方法。
  13. 【請求項13】 前記膨張タービンの回転軸と、前記フ
    ァンの回転軸とがギヤ式変速装置で連結されていること
    を特徴とする請求項10の高清浄乾燥空気の循環供給方
    法。
  14. 【請求項14】 前記膨張タービン及びファンの外気と
    のシール部分にラビリンス構造を形成するとともに、該
    シール部分に前記補給用高清浄乾燥空気をシールガスと
    して供給することを特徴とする請求項13記載の高清浄
    乾燥空気の循環供給方法。
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