JP2000028049A - 合成樹脂製流路部材 - Google Patents

合成樹脂製流路部材

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JP2000028049A
JP2000028049A JP10200072A JP20007298A JP2000028049A JP 2000028049 A JP2000028049 A JP 2000028049A JP 10200072 A JP10200072 A JP 10200072A JP 20007298 A JP20007298 A JP 20007298A JP 2000028049 A JP2000028049 A JP 2000028049A
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synthetic resin
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JP10200072A
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Tamio Ishihara
民雄 石原
Masao Fukunaga
正雄 福永
Yasuyoshi Toyoda
康良 豊田
Katsutoshi Yamada
勝利 山田
Ryosaku Chikaoka
良作 近岡
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のオンライン水質計に用いられる流路は、
大型で高価であった。そのため、水質計としては、設置
場所の制約や工事費の面から、監視箇所の数が制約さ
れ、事業者が供給する水道水の需要家に近い場所での水
質監視が困難であった。 【解決手段】一体成形されて等質的に連続した合成樹脂
塊の内部に流路を形成し、少なくとも試薬の開口を内部
で接続する試薬流路と、試料水の開口を内部で接続する
試料水流路を設け、これらを互いに内部で連通せず、且
つ、互いに交差するように構成した。 【効果】本発明によれば、高集積化と高信頼性化が可能
となる。特に、水質計として利用した場合には、従来に
比較して、体積で1000分の1、価格10分の1程度
で、測定項目の自由度が高いモジュール構造の超小型の
多項目分析計を実現できる。また、省電力と小流量を実
現し、無配線,無排水システムを可能にし、工事費を大
幅に縮減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に流路を形成
した合成樹脂製流路部材に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の流路について、上水道の配
水水質を監視するシステムで用いられる流路を例として
説明する。この監視システムは例えば東京都の自動水質
計測システムがあり、「計測と制御」Vol.33(1
994年発行)649ページにシステムとその時用いら
れる水質計に仕様が紹介されている。この配水水質監視
システムにおいては、水質計が事業者側配管網の系統毎
に設置され、系統毎の配水水質を連続的に測定して定期
的にテレメータでセンタに信号伝送する構成をとってい
る。また、配水管末端部分又は需要家側の配水の水質測
定手段としては、手分析による水質計測または可搬式の
水質計でのオフライン計測が行われていた。
【0003】このようなシステムでは水質計は事業者側
の配水系統毎に配置するので設置台数が少なくて済み、
系統毎の供給水の平均的な水質が把握できる利点がある
反面、最終的に需要家が飲用する水質が把握できない欠
点がある。
【0004】配水の水質は配水供給点で計測管理されて
いるが、配水管路網を通過する間に水質が低下する。具
体的には殺菌力を保つための残留塩素濃度が配水設備内
や含有物との化学反応によって低下し、管路内の錆によ
る着色のため色度が上昇し、管壁の付着物の剥離等によ
り濁度が上昇する等の例があげられる。これらは系統の
本管でも起こりうるが、むしろ配水管末端部や需要家の
配管内でより顕著にみられる。なぜなら残留塩素濃度は
滞留時間に比例して濃度が低下することが知られてお
り、常時通水のある系統本管に比べて末端配管では滞留
時間が長くなる結果残留塩素濃度は低下し、極端な場合
には濃度がゼロになり殺菌力の失われた水を飲用する需
要家の場合も起こり得る。残留塩素能度が低下すると、
水の殺菌力が低下し、微生物特に病原性微生物(例えば
O−157など)が繁殖する可能性があり、安全・健康
面で社会的な問題をひきおこす。また、安全をみて過度
の塩素注入を行うと残留塩素濃度は確保されるものの塩
素濃度が高くなる結果、いわゆる「カルキ」臭が問題に
なったり、塩素の副生成物であるトリハロメタンなどの
有害物質が生成されて安全面で課題を残す。
【0005】色度,濁度等についても滞留時間が長くな
る結果、同様のことが言える。特に集合住宅や事業所等
では受水槽があり、その管理が適切でない場合にはこの
問題が顕著に表れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように最終的に需
要家が飲用する配水管末端水の水質を測定してその値が
適切であるかどうかを監視し、適切になるように管理す
るのが理想的な水質管理である。従来これを実現できな
かったのには、まず、水質計が大形(例:1.2m×1.
8m×0.6m)のため需要家である家庭や集合住宅に
は設置できない。また、水質計の単価及び工事費用が高
価なため予算の制約から配備台数には限界がある。ま
た、メンテナンスに専門技術を要し、安全性にも配慮す
る必要から一般家庭への導入は困難であった。一方、手
分析や、可搬式の水質計による配水末端の水質計測では
末端の水質が測定できるものの、結果がでるまでに時間
がかかったり、連続的な水質データが得られないために
一日の変化範囲や非定常時の挙動がつかめない欠点があ
る。
【0007】この種のデータは非定常時の最大値や最小
値が重要な意味を持ち、それを最小にするためのシステ
ムの運転・制御方法の確立が重要である。この意味から
上記手分析や可搬式の水質計では監視システムの水質計
としては利用できない欠点があった。
【0008】また、希には配水管末端部分に於いても測
定項目及び設置場所を限定(例えば残留塩素計のみを1
万〜数万世帯当たり1台程度設置)してオンライン計測
が行われていた例はあった。しかしながら、従来システ
ムに使用していたオンライン水質計は、単項目の測定で
あっても浄水場で使用している様な分析計であり、大型
且つ高価であるだけでなく設置場所の確保も困難であ
り、充分な測定項目・測定個所を確保した木目細かな水
質計測が困難であった。
【0009】特に、装置が大型になるのは、装置内部の
配管が最大の阻害要因であり、そのメンテナンス空間も
考慮するとその比率は更に高くなる。すなわち、配管の
ため流路が大型になってしまうのである。
【0010】本発明の目的は、配管系の高集積化と高信
頼性化が可能な合成樹脂性流路部材を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、一体成形されて等質的に連続した合
成樹脂塊の内部に流路を形成し、さらに、少なくとも4
つの開口を有し、2つの開口を内部で接続する第1の流
路と、残りの2つの開口を内部で接続する第2の流路を
有し、第1の流路と第2の流路は互いに内部で連通せ
ず、且つ、互いに交差するように構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。図2は、立体流路が組み込まれた水質計を使用
した末端配水監視システムの基本的な構成を示す図であ
る。河川,湖沼,井戸等の原水は浄水施設1により飲用
に適した水質に浄化され、配水施設2に送られる。配水
施設2から送出された飲料水は配水本管4,配水系統本
管5から水質計8に入るか、更に水道事業所側配水管
6,需要家側配水管7を通り、水質計8に入る場合があ
る。飲料水の水質をオンラインで測定した水質計8の出
力は無線,有線,衛星等のメディアを通じて管理センタ
3に送られ、そこで必要なデータ処理を行って、水質が
適正な値になるように浄水施設,配水施設の運転条件を
制御する。
【0013】図3はこのような配水末端監視システムの
需要家における水質計の設置形態例を示す。水道事業者
側の配水系統本管5,水道事業者側配水管6または需要
家側配水管7から分岐した飲料水は、閉止弁10,水道
メータ9を経て配水設備11に入るが、同時に水質計8
で複数項目の水質測定が行われる。配水設備11は配管
網より構成されその内の一箇所から蛇口などの給水栓1
2を経て飲料水が需要家に供給される。水質計8は、水
道メータ9前後に取付け、水道メータ収納箱内に設置で
きる他、マンホール,消火栓,需要家施設内,水道蛇口
付近などの設置にも、容易に設置できる大きさとしてい
る。
【0014】図4は水質計の内部構成を示すブロック図
で配水管51,59,71から試料導入部13を介して
導入された試料水は混合分析部110により項目毎に所
定のシーケンスで測定されて電気信号に変換され、その
後、信号処理・制御部18に伝送される。混合分析部1
10は、試料導入部13からの試料水を混合する複数個
の測定成分毎の試薬混合部14a〜14c及び複数個の
計測分析部15〜17より構成されている。信号処理・
制御部18は電源部20より電源の供給を受けて動作
し、出力/伝送部19で伝送用の伝送信号に変換された
後無線25による伝送またはテレメータにより専用線、
または公衆回線を通じて管理センタに伝送される。
【0015】試料混合部110はマイクロファブリケー
ションの採用により超小型の実現されるととともに、消
費電力の低減と試料水及び試薬類の使用量の縮減によ
り、電源の電池化と排水の回収又は蒸発方式の採用が可
能となり、加えてデータ伝送に無線回線を使用し、水質
計設置時の配線及び排水工事を不要にでき、水質計の設
置自由度を飛躍的に向上させる。
【0016】次に、図1において水質計の具体的構成に
ついて説明する水質計は、図5に示されるように、マザ
ーボード101に定量ポンプ(74,84)、ポンプ
(87,90)、電磁弁(93,69,73,83,7
5a〜75c,85a〜85c,88a〜88c,91
a〜91c)及び分析部(76,77,78)を取付け
ることにより構成される。なお、87,89は具体的に
は実際はダイアフラムポンプである。図1において、マ
ザーボード101は点線内部で示される流路を備えてい
る。水道事業者側または需要家側の配水管51内を流れ
る飲料水(試料水)52は、配管53を介してサンプリ
ングされ、手動弁54,配管55,減圧弁56を経て、
更に配管57,手動弁58,排水管59より排水溝60
に排水する。配管57より、一定圧に保たれた試料水5
2の一部は配管61により分岐され手動弁62を経て試
料水中の大きな異物を除去するフィルタ63を介して、
さらに、分析計本体64中の流路65を介して脱泡槽6
6に導かれる。脱泡槽66の内部で前記試料水52中に
含まれる気泡67は脱泡槽66の上部に溜まり、随時流
路68,電磁弁69,流路70を介して分析計本体64
から排水溝60に廃棄される。
【0017】一方、脱泡槽66中の気泡を取除いた試料
水(配水管)71は、流路72,電磁弁73を介して定
量ポンプ74に導かれる。更に試料水(配水管)71は
複数個の電磁弁75a,75b,75c及び導入孔71
a〜71cを介してそれぞれが独立した項目を分析する
複数個の分析部76,77,78に選択的に送出され
る。該分析部は取付け形状及び配管取合いが共通化さ
れ、他の分析部と全く同一かあるいは互換性を有するよ
うに、前記分析計本体64に着脱可能に保持されてい
る。また、該分析計本体の外側には液体を内蔵した複数
個カートリッジ79,80,81が着脱可能に保持され
ており、該カートリッジ内部の液体を分析計本体64に
供給している。カートリッジ79からの流体(液体,試
薬)82は、電磁弁83及び定量ポンプ84に導かれ、
複数個の電磁弁85a,85b,85c及び導入孔82
a〜82cを介して、前記分析部76,77,78に選
択的に送出される。同様に、カートリッジ80内の液体
(洗浄水)86はポンプ87を経た後、複数個の電磁弁
88a,88b,88c及び導入孔86a〜86cを介
して前記分析部へ、またカートリッジ81内の液体(ゼ
ロ水)89はポンプ90を経て電磁弁91a,91b,
91c及び導入孔89a〜89cを介して前記分析部7
6,77,78に選択的に送出される。
【0018】この時、各分析部の詳細構造は後述する
が、マイクロファブリケーション技術を用いて前記各流
体を混合又は選択し反応させる試薬混合部と計測分析部
とから成っており、非常に小型化された分析計1台分の
機能を有している。各分析を終了した廃液92は前記流
路70を経て機外に排出される。廃液92が有害な場合
や排水設備が無い場合には、電磁弁93,流路94を介
して回収容器95に排出される。
【0019】さらに、混合分析部110の詳細を図5を
用いて説明する。マザーボード101は直方体の形状を
なし、その右側側面には試料水の排出側及び導入側のそ
れぞれの電磁弁93及び63が対応する導入孔に装着さ
れる。さらに、ゼロ水89及び試薬82の導入のための
導入孔89a〜89c及び82a〜82cが縦方向に並
ぶように形成され、それに合わせるように、電磁弁88
a〜88c及び電磁弁91a〜91cが装着される。な
お、縦方向に並んだ導入孔の両脇には取付ネジ孔が切ら
れており、このネジ孔にネジを合わせることにより、各
電磁弁(93,63,88a〜88c,91a〜91
c)がマザーボード101に固定される。同様に、左側
側面には、試料水の導入側の電磁弁83及び73が対応
する導入孔に装着される。さらに、試料水の導入のため
の導入孔71a〜71c及び洗浄液86の導入のための
導入孔86a〜86cが縦方向に並ぶように形成され、
それに合わせるように、電磁弁75a〜75c及び電磁
弁88a〜88cが装着される。縦方向に並んだ導入孔
の両脇には取付ネジ孔が切られており、このネジ孔にネ
ジを合わせることにより、各電磁弁(83,73,85
a〜85c,75a〜75c)がマザーボード101に
固定される。
【0020】一方、マザーボード101の上面には、開
孔を形成し、定量ポンプ74,84,87を連通させ
て、マザーボード内を流れる流体に送液のための圧力を
与えている。また、上面には、分析部76〜78が固定
される。分析部76〜78とマザーボード101は導入
孔82a〜82c,71a〜71c,89a〜89c,
86a〜86c,309a〜309cを介して接続され
る。
【0021】次に、マザーボード内に形成される流路を
図6を用いて説明する。マザーボード101の裏側の下
端には、図に示すように、試料水52,流体(試薬8
2),液体(洗浄液86)及びゼロ水89を導入するた
めの導入孔が形成されている。マザーボード内部には、
3次元的な流路が形成され、各導入孔と電磁弁及びポン
プが接続される。
【0022】上記構成において、飲料水用配水管51か
らサンプリングした試料水52を、複数個のポンプと電
磁弁をシーケンス制御し、複数個のカートリッジ内の液
体と前記分析部内の試薬混合部に導き反応させ、計測分
析部でその結果を計測するものである。この時分析項目
によっては試薬反応を必要としない場合もあり、その場
合には試薬を選択しないようにしてある。
【0023】代表的応用例として、試料水52を水道水
とし、カートリッジ79内の流体(液体82)に残留塩
素に反応して発色する試薬(例えばDPD又はオルトト
リジン)を用い、カートリッジ80内の液体86には洗
浄液(例えば、希塩酸又は中性洗剤)、カートリッジ8
1内の液体89には基準液(例えば純水又は校正液)を選
択しておく。これらを所定のタイミングでシーケンス制
御し、各分析部に導く。例えば分析部76を残留塩素
計,分析部77を色度計,分析部78を濁度計として使
用する。試薬を入れた流体(液体82)は残留塩素計に
割り当てた分析部76にのみ使用する。試薬の種類を変
えれば、測定項目を変えることができ、またどの分析部
にどの測定項目を割当てるかの選択も自由である。
【0024】残留塩素計の場合は試薬反応により試料水
の発色の程度を吸光度法で測定し、色度計の場合は試薬
を使用せず試料水そのものの吸光度を測定するが吸光度
が低いため基準液(純水)との比較測定方式とし、所定
の周期で基準液を測定しゼロ点のベースラインの補正を
行う。一方濁度計は、試薬も基準液も使用せず試料水中
の濁質粒子の数を計数し濁度換算を行う方式とした。
【0025】このほか、分析部に電極を内蔵したものを
装着すれば、分析部の構造を変更すること無く導電率計
やPH計の機能を加えることができる。
【0026】また、洗浄液(液体86)は所定の間隔で
各分析部に導かれ、分析部内の流路やセル,電極などを
洗浄する。洗浄によって生じた異物は、試料水71(配
水管)又は基準液89で流し去る。
【0027】さらに、図6を説明する。内部にある全流
路(流路65,68,70,72,92,94他)は3
次元マザーボード101の内部に立体的に形成されてい
る。該3次元マザーボード101の外観は直方体を形成
しており、上述の通り、その外周面には、複数個のバル
ブ,ポンプ,分析計などを配管を用いずに直接又はシー
ル部剤を介して保持可能なように複数個の導入孔やネジ
穴が形成されている。この3次元マザーボード101の
内部流路は、樹脂の部分を除去し流路部分のみを立体的
に表記すると図6の様になる。従来この様な3次元の立
体流路は実現が困難であり、強いて製作しようとすれば
2次元流路を機械加工した複数枚の板を重ねて接合する
ことにより形成していた。本実施例では、紫外線硬化形
プラスチックを使用し、液体の樹脂に紫外線レーザ光を
選択的に照射し、光の当たった部分のみを硬化させて形
状を形成せしめる光造形法を採用した。この光造形法で
流路に当たる部分には光を当てず未硬化の液体のまま残
し、成形後未硬化樹脂を洗い流すことによって任意の立
体流路を形成可能にしている。使用した樹脂は紫外線硬
化形で透明のエポキシ系樹脂を使用し、流路内部の状態
が外部より観察できる様にした。また光造形法は、特別
の成形型を必要とせずCAD(computeraideddesign)の
3次元の設計データのみで安価で迅速に実現でき、配管
系接続部の信頼性を向上できる長所がある。
【0028】図6に示したように流路は、自由な太さや
経路が選択でき、立体的な最短距離で結ぶことや急激な
折り曲げをせずに滑らかな曲線で結び、流体中のゴミや
気泡が溜まりにくくすることができる。
【0029】またマザーボード内では、流路は立体的に
自由な位置で継ぎ手無しに結合や分岐が可能な為、流体
の混合や分離ができる。図5で説明した脱泡槽66も具
体的には図6に示す脱泡槽104の構造として容易に構
成できる。
【0030】次に図7に於いて、図4で示した分析部
(76,77,78)の詳細について説明する。なお、
図8に分析部の具体例として分析部76を示すが、分析
部77及び分析部78も同様であるので説明を省略す
る。分析部77は、混合分析基盤230及びフローセル
基盤325よりなっており、ネジ孔220及び221に
ネジ224及び225をそれぞれ挿入固定することによ
り、フローセル基盤325を混合分析基盤230の凹部
と3次元マザーボード101の間に押圧挟み込む。3次
元マザーボード101とフローセル基盤325の間はO
リング310〜317によりシールされる。
【0031】各分析部は、測定目的により測定原理は異
なるが(残留塩素計及び色度計は所定波長光に対する吸
光度測定、濁度計は散乱光の変化回数を測定する微粒子
数係数法式を採用している。またこのほか導電率やpH
の測定用に電極を内蔵した分析部を取付けることも可能
である)、取付け寸法及び流路の取合いは共通であり、
モジュール化されている。前記3次元マザーボード10
1の上には3個の分析部がシール部材を介して着脱可能
に構成されており、図5で説明したどの項目の分析部を
どこに配置するかは自由である。測定目的に合わせた分
析部選択と液体供給及び計測のシーケンスを選択するこ
とにより、所定の用途の分析機能を持たせることを可能
にしている。これらの組み合わせの他の応用例として、
同一種類の分析部を3個配置することも可能である。例
えば同一種類の超小型分析部を3個配置し、同時測定し
測定値の信頼性を向上させるとか、故障したら次の分析
部を使用して装置全体の長寿命化を図るなどの応用も期
待できる。
【0032】分析部76を残留塩素計として使用する場
合について説明する。分析部76は試薬混合部201
(混合分析基盤230)と計測分析部202(フローセ
ル基盤325)とからなっている。試薬混合部201の
詳細構造を図8に於いて説明する。試薬混合部201は
シリコンの基板301,パイレックスガラスのカバー3
02の2層構造になっており、マイクロファブリケーシ
ョン技術で製作してある。基板301は高純度のシリコ
ンウエハを異方性エッチングにより逆S字形をし、所定
の角度を有する斜面303と平らな底面304を有する
流路305を形成してある。さらに裏面からも異方性エ
ッチングし、角型をした複数個の貫通穴306,30
7,308,309と、数十μmの微細な穴が100か
ら200μmピッチでメッシュ状に並んでいるメッシュ
穴310が形成してある。これら複数個の穴は、表面で
前記流路によって連結されている。また該基板301の
表面には前記カバー302が陽極接合(アノーディック
ボンディング)により接合されている。両者の接合は
ウエハサイズのまま高温真空中で所定電圧を印加するこ
とにより行い、接合後使用サイズに切断して使用する。
【0033】前記3次元マザーボード101から該マザ
ーボード側面に取付けられ電磁弁やポンプの選択的駆動
によって、複数種類の液体(試料水(配水管)71,流体
/試薬82,液体/洗浄液86,基準液89)の選択的
な供給を受け、貫通穴306には基準水86,貫通穴3
07には洗浄液89,貫通穴308には試料水(配水
管)71,メッシュ穴310には流体/試薬82が供給
される。供給された液体は流路305内を流れ流路内の
直線部であるセル部311に導かれ、貫通穴309を経て
前記3次元マザーボード101に排出される。
【0034】残留塩素測定の場合、液体/洗浄液86,
基準水89を停止した状態で試料水(配水管)71と流
体/試薬82を所定の流量比で供給し、流路305内で
混合する。この時流体/試薬82は試料水(配水管)7
1の中にメッシュ穴310を介して注入される。この為
流体/試薬82は試料水中に細かく均一に注入されるの
で短時間で拡散し、残留塩素濃度に対応した発色反応を
する。発色した反応液312は前記セル部311に導か
れその発色度を光学的に計測される。計測時は計測値を
安定させるため一時的に流体を停止する。計測後反応液
312は貫通穴309より排出される。感度又はゼロ点
の校正をする場合は試料水(配水管)71の代わりに予め
塩素濃度を測定してある基準液89を供給し同様の手順
で計測しその測定値を基準値として以後の測定値を補正
する。液体/洗浄液86は試薬混合部201(特にセル
部311)の鉱物性あるいは植物性の汚れを除去するた
めに、所定の周期又は汚れの程度に応じて供給され、洗
浄される。
【0035】図7,図8に戻って、計測分析部202に
ついて説明する。計測分析部202にはLEDまたはレ
ーザダイオードから成る発光素子203と、該発光素子
203の光を集光して前記セル部311の斜面303に光
を集めるレンズ系204,光量変化をモニタする受光素
子205が配置されている。また前記セル部311内を
透過した光206は前記斜面303の対向せる斜面30
3′に反射し、前記計測分析部202のほうに戻ってく
る。この光207の光量を測定する受光素子208を前
記計測分析部202の一部に配置した。これら発光素子
203,受光素子205,208,レンズ系204と前
記セル部311は、互いの相対位置を固定するために分
析部ベース209に保持され、更に該分析部ベース20
9は前記3次元マザーボード101に着脱可能に保持さ
れている。
【0036】他の分析部(色度,濁度)については、分
析部の詳細についての説明は割愛するが、取付け寸法及
び流路の取合いについてはモジュール化し共通である。
【0037】また、本実施例ではバルブやポンプなどを
3次元マザーボード上に配置したが、これらはマイクロ
ファブリケーションの更なる進歩により試薬混合部とと
もに同一のシリコンウエハ上に形成することが可能であ
り、本分析計の更なる小型化の手段となる。この場合で
も各分析部をモジュール化しておくことは第2の実施例
を図9に示す。なお、第1の実施例と異なる部分のみ説
明し、他の部分の説明は省略する。水道メータ9と水質
計8を一体にした実施例で水質計がマイクロファブリケ
ーションにより小型化されると一体構成も可能となり、
需要家への供給水は水道事業者側配水管6と閉止弁10
を介して水道メータを流れて流量が計測されるととも
に、その一部は試料導入管24を介して水質計8に供給
される。全体の標準化と機能の拡張性に大いに効果があ
る。このような構成をとれば、水道メータと水質計を一
体として配管に取付け、水道メータボックスに収納する
ことも可能になる結果、特別な設置場所や設置工事がな
くなり、水道メータをとりつけるのと同じ簡便さで取付
けが可能である。
【0038】第1の実施例及び第2の実施例を要約する
と以下の通りである。
【0039】(1)水質計を飲用する末端水に近い配水
管末端付近に設置し、それらの情報を管理センタで統合
管理して最適な水質管理を行う。(2)水質計を配水管
の末端付近のマンホール,消火栓,水道メータ収納箱,
需要家内などにも設置できるように小形化する。(3)
その手段として装置が大型化する原因である試料導入
部,試薬混合部,分析・測定部にマイクロファブリケー
ション技術を導入して小形化する。現状の技術でも体積
にして約1/1000の小形化は可能である。(4)分析
計内部の配管系を紫外線硬化形プラスティックなどによ
る3次元立体流路を採用し配管(チューブ)の無い構成
とし、省スペースと信頼性向上を図る。(5)装置を小形
化すれば本体コスト,工事費も安くなり、かつマイクロ
ファブリケーション技術はシリコン半導体プロセス技術
の応用なので量産化によって大幅なコストダウンが可能
である。(6)小形化して水道メータ収納箱や流し台の
下部に収納できれば人に触れることもなく、安全性が確
保できる。装置の保守は部品を小型でカートリッジ式に
しておけば一般家庭の人でも出来、危険もない。(7)
連続のオンライン測定に耐えるよう自動サンプリング,
自動試薬混合・反応機構,自動校正,自動洗浄,自動デ
ータ伝送等の機能を必要に応じて備え、それらに消費す
る液量もマイクロファブリケーションによる試料導入
部,試薬混合部,分析・測定部の微細化によりマイクロ
リットルのレベルに抑えられるため連続測定の場合でも
薬液交換の周期を1カ月以上にまでひきのばすことが可
能となる。(8)小型化により省電力化が可能となり、
電源として電池を、信号伝送手段に無線回線使用して外
部配線を不要とし、更に小型化により試料水・試薬の使
用量が減るのでこれらを回収するか蒸発方式を採用し、
排水工事も不要にできる。
【0040】さらに、効果を纏めると、以下の効果が期
待できる。
【0041】(1)3次元の立体流路を実現し、超小形
で高信頼,安価な流体系を実現できる。(2)上記によ
り、超小型,低価格の多項目水質計を実現できる。
(3)従来に比べて約1000分の1程度の体積の分析
計が提供でき、設置の自由度が向上する。(4)マイク
ロファブリケーションの採用で、小形で消費電力の少な
い分析計が実現でき、電池駆動と無線通信を採用するこ
とによって、配線の不要なオンライン多項目水質計測シ
ステムが実現できる。(5)分析部がモジュール化して
あり、測定シーケンスの変更により測定項目の選択,組
み合せ,変更などが容易である。(6)前記3次元の立
体流路を紫外線硬化形の合成樹脂を用いた光造形法を採
用したことにより、CADデータを使用しモールド型が
不要で、安価かつ迅速な製造を可能にした。(7)超小
型のサンプリング系が実現できたことにより使用液量が
低減され、液補充に伴うメンテナンス周期を大幅に延長
せしめた。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、高
集積化と高信頼性化が可能となる。特に、水質計として
利用した場合には、従来に比較して、体積で1000分
の1,価格10分の1程度で、測定項目の自由度が高い
モジュール構造の超小型の多項目分析計を実現できる。
また、省電力と小流量を実現し、無配線,無排水システ
ムを可能にし、工事費を大幅に縮減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分析計の内部詳細構成図である。
【図2】システムの構成図である。
【図3】システムの分析計の設置例を示す図である。
【図4】分析計の内部構成図である。
【図5】マザーボードの詳細を示すである。
【図6】マザーボードの内部流路の立体図である。
【図7】分析部の詳細を示す図である。
【図8】フローセルの詳細を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1,21…浄水施設、2,22…配水施設、3…水質管
理センタ、4…配水本管、5…配水系統本管、6…水道
事業者側配水管、7…需要家側配水管、8…水質計、9
…水道メータ、10…閉止弁、11…排水設備、12…
給水栓、13…試料導入部、14a,14b,14c,
201…試薬混合部、15,16,17,76,77,
78…分析部、18…信号処理・制御部、19…出力/
伝送部、20…電源部、51,59,71…配水管、5
2,72…飲料水、53,55,57,61…配管、5
4,58,62…手動弁、56…減圧弁、60…排水
溝、63…フィルタ、64…分析計本体、65,68,
70,94,305…流路、66,104…脱泡槽、6
7…気泡、69,75a,75b,75c,83,85
a,85b,85c,88a,88b,88c,91
a,91b,91c,93…電磁弁、74,84…定量
ポンプ、79,80,81…カートリッジ、82…流
体、86…液体、87,90…ポンプ、92…廃液、9
5…回収容器、101…3次元マザーボード、102…
流路開口部、103…ネジ穴、202…計測分析部、2
03…発光素子,204…レンズ系、205,208…
受光素子、206,207…光、209…分析部ベー
ス、301…基板、302…カバー、303…斜面、3
04…底面、306,307,308,309…貫通
穴、310…メッシュ穴、311…セル部、312…反
応液。
フロントページの続き (72)発明者 豊田 康良 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 山田 勝利 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 近岡 良作 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 Fターム(参考) 3H111 AA04 BA15 CA23 DA23 DB03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体成形されて等質的に連続した合成樹脂
    塊の内部に流路を形成した合成樹脂性流路部材におい
    て、少なくとも4つの開口を有し、前記少なくとも4つ
    の開口のうち少なくとも2つの開口を内部で接続する第
    1の流路と、前記少なくとも4つの開口のうち少なくと
    も残りの2つの開口を内部で接続する第2の流路を有
    し、前記第1の流路と前記第2の流路は互いに内部で連
    通せず、且つ、互いに交差するように構成されることを
    特徴とする合成樹脂性流路部材。
  2. 【請求項2】請求項1において、さらに、他の流路を内
    部で立体的に形成せしめたことを特徴とする合成樹脂性
    流路部材。
  3. 【請求項3】請求項1において、外周面に1個または複
    数個の流体制御手段を取付け可能とし、前記流路を流れ
    る流体は前記流体制御手段で制御可能なことを特徴とす
    る合成樹脂性流路部材。
  4. 【請求項4】請求項3において、さらに、前記流路を流
    れる流体を分析する分析手段を有し、前記分析手段を直
    接またはシール部材を介して取付け可能としたことを特
    徴とする合成樹脂性流路部材。
  5. 【請求項5】請求項3に於いて、前記制御手段と前記分
    析手段を連結する流路を備えたことを特徴とする合成樹
    脂性流路部材。
  6. 【請求項6】請求項1において、1種または複数種の水
    または大気などの流体を取り込み分析するように構成さ
    れ、該流体、これを分析するための試薬,基準液、また
    は前記流路を洗浄するための洗浄液を選択的にサンプリ
    ングするバルブ手段及びポンプ手段と、前記サンプリン
    グされた流体を分析する分析手段とを有し、これらを接
    続する複数個の流路を別体で形成せしめ、且つ、上方に
    保持せしめたことを特徴とする合成樹脂性流路部材。
  7. 【請求項7】請求項1において、合成樹脂は紫外線硬化
    樹脂であることを特徴とする合成樹脂性流路部材。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記合成樹脂は紫外線
    硬化の性質を有し、光造形法を用いて前記合成樹脂の流
    路を形成し、前記流路は紫外線を照射されずに未硬化状
    態の樹脂を除去洗浄することにより形成したことを特徴
    とする合成樹脂性流路部材。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記合成樹脂は紫外線
    硬化形のエポキシまたはウレタン樹脂であることを特徴
    とする合成樹脂性流路部材。
  10. 【請求項10】請求項6において、バルブ手段,ポンプ
    手段及び分析手段は、それぞれ複数個のモジュール化さ
    れたユニットからなり、前記ユニットが上方に保持され
    てなることを特徴とする合成樹脂性流路部材。
  11. 【請求項11】請求項6において、内部の流路の一部
    に、流体の混合または分離機能を持たせたことを特徴と
    する合成樹脂性流路部材。
  12. 【請求項12】請求項1に於いて、前記流路は3次元的
    に滑らかに形成されて成ることを特徴とする合成樹脂性
    流路部材。
  13. 【請求項13】請求項1において、合成樹脂は透明又は
    半透明の樹脂であることを特徴とする合成樹脂性流路部
    材。
  14. 【請求項14】請求項1において、別体に保持されたモ
    ジュール化された制御手段及び分析手段を有し、前記制
    御手段及び分析手段の一部または全部は、着脱可能であ
    ることを特徴とする合成樹脂性流路部材。
  15. 【請求項15】請求項1において、前記4の開口を含ん
    で6の開口を有し、前記6の開口のうち3を第1の開
    口、第2の開口及び第3の開口としたときに、前記第1
    の開口の他方端の開口は試料が導入可能であり、前記第
    2の開口は他方端の開口から試薬が導入可能であり、前
    記第1の開口と前記第2の開口が別体構成の流路と接続
    して前記試料と前記試薬が混合され、さらに、前記別体
    構成の流路は前記第3の開口と連通し、前記第3の開口
    の他方端の開口を介して外部に排出可能に構成されるこ
    とを特徴とする合成樹脂性流路部材。
  16. 【請求項16】請求項15において、流体に含まれる気
    泡を排出する気泡抜きを内部に形成したことを特徴とす
    る合成樹脂性流路部材。
  17. 【請求項17】請求項16において、前記第1の開口と
    前記第2の開口の少なくとも一方と前記第3の開口はほ
    ぼ垂直の位置関係であることを特徴とする合成樹脂性流
    路部材。
  18. 【請求項18】請求項17において、前記第1の開口と
    前記第2の開口はほぼ同一面に形成されることを特徴と
    する合成樹脂性流路部材。
  19. 【請求項19】請求項18において、前記第1の開口か
    らの流路は少なくとも2つの流路に分岐し、前記第1の
    開口と共に第4の開口に接続することを特徴とする合成
    樹脂性流路部材。
  20. 【請求項20】請求項19において、前記流路の内少な
    くとも3つの流路は一部で互いに平行の位置関係である
    ことを特徴とする合成樹脂性流路部材。
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