JP2000027934A - 能動型制振器 - Google Patents

能動型制振器

Info

Publication number
JP2000027934A
JP2000027934A JP19546298A JP19546298A JP2000027934A JP 2000027934 A JP2000027934 A JP 2000027934A JP 19546298 A JP19546298 A JP 19546298A JP 19546298 A JP19546298 A JP 19546298A JP 2000027934 A JP2000027934 A JP 2000027934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass member
vibration
mass
elastic body
rubber elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19546298A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Muramatsu
篤 村松
Masayuki Hoshino
雅幸 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP19546298A priority Critical patent/JP2000027934A/ja
Publication of JP2000027934A publication Critical patent/JP2000027934A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マス部材とゴム弾性体からなる振動系と、該
マス部材を加振する加振手段を備え、かかる振動系の共
振作用を利用して、制振対象部材に加振力を及ぼすこと
により振動を能動的に抑制する能動型制振器において、
その制振特性のチューニング自由度を拡大すること。 【解決手段】 マス部材16を弾性支持せしめるゴム弾
性体34を、マス部材16の中心軸回りの周方向に傾斜
して配設することにより、加振手段20によるマス部材
16の加振方向への変位に伴って、ゴム弾性体34の弾
性変形に基づき、マス部材16に対して、中心軸回りの
回転変位が生ぜしめられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、制振対象部材における振動を低
減する制振器に係り、特に加振力の発生機構を備え、制
振対象部材に加振力を及ぼすことによって振動を能動的
乃至は相殺的に抑制する能動型制振器に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】自動車の車体等のように振動が問題となる
制振対象部材において、その振動を低減するための手段
の一つとして、例えば特開平6−235438号公報等
に記載されているように、マス部材を制振対象部材に対
してゴム弾性体を介して弾性的に支持せしめると共に、
該マス部材に加振力を及ぼす加振手段を設け、制振対象
部材に対して、防振すべき振動に対応した加振力を及ぼ
すことにより、振動を能動的乃至は相殺的に抑制する制
振器が知られている。このような制振器においては、一
般に、加振手段により加振力が及ぼされることにより、
マス部材が、ゴム弾性体の弾性変形を伴って、制振対象
部材に対して接近/離隔方向に変位せしめられるように
なっており、マス部材とゴム弾性体を含んで構成された
振動系の共振作用を利用して、加振力を制振対象に及ぼ
すようになっている。そこで、かかる制振器において
は、要求される振動の大きさや周波数等に応じて、マス
部材の質量やゴム弾性体のばね特性、更にそれらマス部
材とゴム弾性体で構成された振動系の共振特性等を調節
する必要がある。
【0003】ところが、マス部材の質量やゴム弾性体の
ばね特性等のチューニング範囲は、ゴム弾性体の耐久性
や制振器の配設スペース等によって制限される場合があ
り、そのために、振動系に対して、要求される制振効果
に応じた共振特性を設定することが難しい場合があっ
た。具体的には、例えば、振動系の共振周波数を低周波
数域に設定しようとすると、ゴム弾性体が薄肉化してゴ
ム弾性体のボリュームを確保し難く、ゴム弾性体の耐久
性等が十分に得られないために、低周波振動に対して十
分な制振効果を得ることが難しい場合があった。また、
許容される制振器の配設スペースによっては、マスのサ
イズやストロークを大きく設定することが難しいため
に、有効な加振力を得ることが難しい場合もあった。
【0004】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、大きなチューニング自由度が実現され得、
それによって、例えばゴムボリュームを十分に確保しつ
つ低周波数域にチューニングすること等が出来る、新規
な構造の能動型制振器を提供することにある。
【0005】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、マス部材を制振対象
部材に対してゴム弾性体を介して弾性的に支持せしめる
と共に、該マス部材に加振力を及ぼす加振手段を設けた
能動型制振器において、加振手段によるマス部材の加振
方向への変位に伴ってゴム弾性体に及ぼされる力によ
り、ゴム弾性体に対してマス部材の中心軸回りの捩じり
方向の弾性変形を生ぜしめられるように、かかるゴム弾
性体を、マス部材と制振対象部材の間において、マス部
材の中心軸回りの略周方向に実質的に傾斜して配設した
ことにある。
【0006】このような本発明に従う構造とされた能動
型制振器においては、加振手段による加振力をマス部材
に及ぼして、マス部材を加振方向の一方の側に変位させ
ると、ゴム弾性体に対して、マス部材の中心軸回りの捩
じり方向の一方の側への弾性変形が生ぜしめられると共
に、マス部材を加振方向の他方の側に変位させると、ゴ
ム弾性体に対して、マス部材の中心軸回りの捩じり方向
の他方の側への弾性変形が生ぜしめられる。そして、こ
のようなゴム弾性体の弾性変形に伴って、マス部材に
は、その中心軸回りの周方向の回転変位力が及ぼされる
のであり、その結果、マス部材は、加振手段による加振
方向への往復変位に際して、かかる加振変位と同じ周期
で回転方向にも往復変位せしめられることとなる。な
お、マス部材の中心軸は、マス部材における加振手段に
よる加振方向に直線的に延びる、ゴム弾性体に生ぜしめ
られる捩じり方向の分力の捩じり中心であって、好適に
は、マス部材の質量中心を通るように設定される。
【0007】また、かかる能動型制振器においては、ゴ
ム弾性体がマス部材の中心軸回りの略周方向に実質的に
傾斜して配設されていることに加えて、マス部材が中心
軸回りに往復回転しつつ中心軸方向に往復移動せしめら
れることから、マス部材の加振時に、ゴム弾性体に対し
て、圧縮/引張変形だけでなく、剪断変形も有利に生ぜ
しめられることとなる。
【0008】従って、本発明に係る能動型制振器にあっ
ては、マス部材とゴム弾性体から構成された振動系にお
いて、ゴム弾性体のボリュームを有利に確保しつつ、柔
らかいばね特性を容易に設定することが出来るのであ
り、それによって、かかる振動系の共振周波数を低周波
数域にも有利にチューニングすることが可能となって、
大きなチューニング自由度が確保され得る。
【0009】また、本発明に係る能動型制振器において
は、マス部材を加振手段で加振せしめることにより、マ
ス部材とゴム弾性体からなる振動系に対して、マス部材
が中心軸方向に往復変位せしめられる直線的な移動系の
振動形態と、マス部材が中心軸回りに往復回転せしめら
れる回転系の振動形態とが、併せて生ぜしめられる。そ
れ故、これら両方の振動形態を、それぞれ適当に調節す
ることによって、制振特性に関してより広いチューニン
グ自由度が実現される得るのである。
【0010】なお、本発明において採用される加振手段
としては、マス部材を制振対象部材に対して、制振対象
たる振動の方向に変位させるものであれば良く、例え
ば、ボイスコイルタイプやムービングマグネットタイプ
等の電磁駆動手段や、電磁石手段、ピエゾ式や磁歪式の
加振手段の他、空気圧アクチュエータ等も採用可能であ
り、特に、加振周波数や振幅等を電気信号によって容易
に調節出来るものが望ましい。また、かかる加振手段と
しては、マス部材の加振方向に往復加振力を及ぼすもの
が望ましいが、マス部材に対して、加振方向の一方の側
だけに変位力を及ぼすものを採用し、加振方向の他方の
側には、ゴム弾性体の弾性力を利用してマス部材を変位
させるようにしても良い。
【0011】また、本発明に係る能動型制振器におい
て、ゴム弾性体の具体的形状等は、何等限定されるもの
でないが、例えば、マス部材を制振対象部材に対して対
向配置せしめると共に、ゴム弾性体を、それらマス部材
と制振対象部材の対向面間に跨がって、該マス部材の中
心軸の周りを取り囲むようにして配設された、略周方向
の一方の側に傾斜して延びる複数の分割ゴム弾性体によ
って構成してなる構造が、有利に採用される。このよう
な構造を採用すれば、マス部材の中心軸方向の加振変位
に伴って、各分割ゴム弾性体に対して、マス部材の中心
軸回りの捩じり方向の弾性変形が、一層有利に生ぜしめ
られる。
【0012】また、本発明に係る能動型制振器において
は、例えば、ゴム弾性体を、マス部材と制振対象部材に
おける該マス部材の中心軸方向での対向面間の領域内に
収まるように配設した構造が、好適に採用され得る。こ
のような構造を採用すれば、マス部材の外径寸法よりも
ゴム弾性体がはみ出すことなく、制振器のコンパクト化
が有利に達成され得る。特に、このようにマス部材と制
振対象部材の対向面間の領域内に収まるようにゴム弾性
体を配設すると、従来構造の制振器では、ゴム弾性体の
変形が純粋な圧縮/引張となるために、ゴムボリュー
ム、ひいては耐久性を確保しつつ、低周波数域へのチュ
ーニングが難しかったが、本発明に係る能動型成形器に
おいては、ゴム弾性体が、圧縮/引張および剪断で変形
せしめられることから、耐久性を有利に確保しつつ、低
周波数域にチューニングすることが出来るのである。
【0013】特に、かくの如くマス部材と制振対象部材
の対向面間の領域内に収まるように配設されるゴム弾性
体を、マス部材の中心軸の周りを取り囲むようにして配
設された、略周方向の一方の側に傾斜してマス部材と制
振対象部材の対向方向に延びる複数の分割ゴム弾性体に
よって構成することにより、それら複数の分割ゴム弾性
体で囲まれた中央空間を形成し、以て、この中央空間に
加振手段を配設することも可能であり、それによって、
スペースの有効利用性の更なる向上が実現され得る。
【0014】さらに、本発明に係る能動型制振器におい
ては、マス部材を加振手段による加振方向に案内するガ
イド機構が、好適に採用される。このようなガイド機構
を採用すれば、マス部材の回転変位と直線変位を伴う往
復変位が、安定して生ぜしめられることとなり、以て、
振動系における振動形態の安定化、ひいては発揮される
制振効果の安定化が図られ得るのである。なお、ガイド
機構は、マス部材に直接設ける他、加振手段に内蔵的に
設けても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0016】先ず、図1〜4には、本発明の第一の実施
形態としての能動型制振器10が、示されている。この
制振器10は、制振対象部材たる振動体12に固着され
るブラケット板14に対して、マス部材としてのマス金
具16が、ゴム弾性体としての支持ゴム18によって弾
性支持されていると共に、ブラケット板14に固設され
た加振手段としてのアクチュエータ20により、マス金
具16に加振力がおよぼされて、マス金具16がブラケ
ット板14に対して、接近/離隔方向に往復変位せしめ
られるようになっている。なお、以下の説明中、上下方
向とは、原則として図1中の上下方向を言うものとす
る。
【0017】より詳細には、ブラケット板14は、金属
等の剛性材により、例えば鋼板のプレス成形品にて形成
されている。このブラケット板14は、略三角の山形平
面形状を有する平板状の支持板部22に対して、該支持
板部22の底辺部の中央から平行に延び出す中央取付板
部24と、支持板部22の底辺部の両端から下方に屈曲
して延び出す両側取付板部26,26が一体形成されて
おり、それら中央取付板部24と両側取付板部26,2
6には、それぞれ、ボルト挿通孔27が設けられてい
る。また、支持板部22の略中央には、円筒形状をもっ
て下方に突出する筒状部32が一体形成されている。そ
して、かかるブラケット板14は、その中央取付板部2
4が振動体12の上面に重ね合わされてボルト28,2
8で固着されると共に、両側取付板部26,26が、振
動体12の側面に重ね合わされてボルト30,30で固
着されることにより、支持板部22が、振動体12から
水平方向に突出し、該支持板部22の上面が略水平面と
なる状態で取付固定されるようになっている。なお、各
両側取付板部26には、凹溝形態をもって支持板部22
まで連続的に延びる補強リブ31が形成されている。
【0018】また、ブラケット板14における支持板部
22の鉛直上方には、マス金具16が離間して配設され
ている。かかるマス金具16は、金属等の高比重材で形
成されており、円形の中実ブロック形状を有していると
共に、外周面には、中央よりもやや軸方向下方に位置し
て、周方向に連続して延びる凹溝形状の係止溝23が形
成されている。また、マス金具16は、その質量中心を
通る中心軸が、支持板部22に設けられた筒状部32の
中心軸に一致して鉛直上下方向に延びる状態で配設され
ており、支持板部22が、筒状部32の周囲において、
マス金具16の下面に対して、鉛直方向で所定距離を隔
てて対向せしめられている。なお、マス金具16には、
その中心軸上を貫通して延びる中心孔25が形成されて
いる。
【0019】そして、これら支持板部22とマス金具1
6の対向面間に、支持ゴム18が介装されており、該支
持ゴム18によって、マス金具16が、支持板部22に
対して弾性的に連結、支持されている。かかる支持ゴム
18は、支持板部22における筒状部32の周囲におい
て、円周上の4箇所に略等間隔で配設された4本の分割
支持ゴム34によって構成されている。各分割支持ゴム
34は、筒状部32の中心軸回りの一円周上において、
略一定の肉厚で1/4周より小さな周方向長さ(本実施
形態では、略1/8周の周方向長さ)をもって、支持板
部22からマス金具16に向かって鉛直上方に突出して
おり、基端部において、支持板部22の上面に対して加
硫接着等で固着されている。そこにおいて、各分割支持
ゴム34は、筒状部32の中心軸回りの同一周方向に向
かって略一定角度だけ傾斜して、支持板部22から上方
に向かって突設されている。なお、本実施形態では、図
3及び図4から明らかなように、各分割支持ゴム34
は、それぞれ支持板部22から鉛直上方に向かって、筒
状部32の中心軸を中心として左回りで延び出す同一形
状とされている。
【0020】また、これら4つの分割支持ゴム34の上
端面には、連結金具36が重ね合わされており、この連
結金具36に対して各分割支持ゴム34の上端面が加硫
接着等で固着されている。これにより、4つの分割支持
ゴム34の上端部が、連結金具36によって相互に連結
されている。要するに、本実施形態では、4つの分割支
持ゴム34が、ブラケット板14と連結金具36を有す
る一体加硫成形品として形成されている。かかる連結金
具36は、分割支持ゴム34よりも僅かに大きな幅で周
方向に延びる円環板形状を有しており、その外周縁部に
は、上方に向かって突出する軸方向長さの短い円筒形状
の係止部38が一体形成されている。
【0021】そして、連結金具36の係止部38が、マ
ス金具16に対して軸方向下方から外嵌せしめられ、径
方向内方に屈曲加工されてマス金具16の係止溝23に
入り込む状態で、係合固定されている。これにより、各
分割支持ゴム34の上端部が、連結金具36を介し、マ
ス金具16に対して変位不能に固着されており、以て、
マス金具16が、4つの分割支持ゴム34によって、ブ
ラケット板14に対して弾性的に連結支持されている。
これにより、4つの分割支持ゴム34は、協働して一つ
の支持ゴム18を構成してマス金具16を弾性支持して
おり、マス金具16の鉛直方向(中心軸方向)の変位に
対して、各分割支持ゴム34が同様に弾性変形せしめら
れるようになっていると共に、4つの分割支持ゴム34
からなる支持ゴム18の弾性中心軸が、マス金具16の
中心軸に略一致されていることにより、マス金具16の
中心軸方向の変位に際しての軸直角方向の変位力の発生
が防止されるようになっている。特に、本実施形態で
は、各支持ゴム18が、周方向で傾斜しているが、径方
向では傾斜しておらず、マス金具16の外周部分とブラ
ケット板14の支持板部22における中心軸方向での対
向面間の領域から外方にはみ出すことなく、かかる領域
内に収容された状態で形成されている。
【0022】さらに、4つの分割支持ゴム34が、ブラ
ケット板14の支持板部22における円周上に形成され
ていることにより、支持板部22とマス金具16の対向
面間には、それら4つの分割支持ゴム34で周りを囲ま
れた中央空間40が画成されており、支持板部22に設
けられた筒状部32が、この中央空間40の略中央に開
口せしめられている。そして、円筒形状のハウジングを
備えたアクチュエータ20が、支持板部22の筒状部3
2に圧入固定されることにより、中央空間40内に配設
されている。なお、支持板部22の筒状部32には、周
上の4箇所において下方に向かって延びだす位置決め脚
部42が一体形成されており、各脚部42の先端部が径
方向内方に屈曲されることにより、これら脚部42に
て、アクチュエータ20の下端部が軸方向に位置決め支
持されている。
【0023】かかるアクチュエータ20は、外部からの
給電制御によって軸方向に往復駆動せしめられる出力ロ
ッド44を備えている。なお、本実施形態では、アクチ
ュエータ20の出力ロッド44が、所定角度(例えば、
45度)の範囲で周方向に自由に回動可能とされている
と共に、図面上に明示はされていないが、出力ロッド4
4を、軸直角方向の変位を防止しつつ、軸方向に案内す
るガイド機構としてのガイドブッシュ等がアクチュエー
タ内部に組み込まれている。そして、この出力ロッド4
4が、中央空間40の中心部分を鉛直上方に延び出し、
マス金具16の中心孔25に下方から挿入されており、
マス金具16の中心孔25に対して上方から挿入された
固定ボルト46が出力ロッド44の上端面に螺着される
ことにより、出力ロッド44がマス金具16に固着され
ている。要するに、アクチュエータ20の出力ロッド4
4は、マス金具16の中心軸上に配設され、中心軸上を
下方に突出する状態で、マス金具16に固着されている
のである。これにより、アクチュエータ20にて、マス
金具16が、中心軸方向、即ち鉛直上下方向に加振駆動
されるようになっている。
【0024】なお、アクチュエータ20として、特に本
実施形態では、外部からの給電を制御することによっ
て、出力ロッド44の往復変位の周波数や駆動力を制御
することが出来るものであって、具体的には、電磁力乃
至はローレンツ力を用いたボイスコイルタイプやムービ
ングマグネットタイプ等の電磁式加振手段や、電磁石を
利用した電磁石式加振手段等が採用され得、例えば特開
平8−312718号公報や特表平6−505676号
公報等に記載の如きアクチュエータが好適に採用され得
る。即ち、これらの公報に記載のアクチュエータにあっ
ては、出力ロッド44における軸直角方向のブレが有利
に防止されると共に、アクチュエータ自体が大きなばね
成分を有していないことから、マス金具16と支持ゴム
18からなる振動系への大きな影響が回避され、かかる
振動系のチューニングが容易である等の利点がある。ま
た、本実施形態では、アクチュエータ20における出力
ロッド44の摺動部分が、ゴムカバー48,50によっ
て、外部空間からシールされており、耐久性と作動の安
定性の向上が図られている。
【0025】そして、このような構造とされた制振器1
0は、その中心軸(マス金具16等の中心軸)が、振動
体12において防振すべき振動の振動方向となる状態
で、振動体12に取り付けられる。特に、本実施形態で
は、制振器10の中心軸が略鉛直方向となるように取り
付けられており、重力による悪影響が回避されている。
【0026】かくの如き装着状態下、アクチュエータ2
0に対して、振動体12において防振すべき振動に対応
した交番電流やパルス状電流等を給電し、マス金具16
に対して、防振すべき振動に対応した周波数と位相、振
幅の加振力を及ぼしめて、マス金具16を加振変位せし
めることにより、マス金具16と支持ゴム18からなる
振動系の共振作用を利用して、かかる振動系の振動力を
振動体12に対して及ぼすことが出来るのであり、それ
によって、振動体12における振動を能動的乃至は相殺
的に抑制することが出来るのである。なお、アクチュエ
ータ20への給電制御は、例えば、振動体12において
防振すべき振動と同一周波数の加振力を、位相をコント
ロールして振動体12に及ぼし得るように調節する制御
装置によって行われる。より具体的には、かかる制御装
置としては、例えば、自動車のボデーを振動体12とす
る場合に、振動体12の振動を加速度センサ等を用いて
直接に検出した信号や、或いは振動体12の振動に相関
するエンジン回転振動等を基準信号として採用し、振動
体12の振動が小さくなるように、PI制御等の一般的
なフィードバック制御や適応制御等を用いて、供給電流
を制御するもの等が、採用され得る。
【0027】ここにおいて、上述の如き構造とされた制
振器10においては、アクチュエータ20の加振力によ
り、マス金具16が支持ゴム18の弾性変形を伴って鉛
直上下方向に変位せしめられる際、各分割支持ゴム34
の弾性変形に基づいて、マス金具16に対して、中心軸
回りの回転変位が生ぜしめられることとなる。即ち、各
分割支持ゴム34は、中心軸に対して、その部材軸:α
が周方向に所定角度:θ(本実施形態では、略45度)
だけ傾斜していることから、マス金具16の支持板部2
2に対する接近/離隔方向への変位に伴って分割支持ゴ
ム34に入力される鉛直方向力:Fは、分割支持ゴム3
4の部材軸:αに沿った部材軸方向分力:Faと、水平
方向分力:Fbを有する。そして、各分割支持ゴム34
の水平方向分力:Fbは、マス金具16の中心軸回りの
円周の略接線方向に延びることから、4つの分割支持ゴ
ム34における各水平方向分力:Fbの合力は、マス金
具16の中心軸回りの円周方向となり、マス金具16に
対して中心軸回りの回転力を与えることとなる。なお、
マス金具16が、その中心軸方向において、支持板部2
2側に接近変位せしめられる場合と、支持板部22から
離隔変位せしめられる場合では、マス金具16に及ぼさ
れる中心軸回りの回転力方向が反対となる。
【0028】それ故、マス金具16は、アクチュエータ
20によって鉛直方向に加振された際、支持ゴム18か
ら及ぼされる回転力によって、鉛直変位に対応した周期
で、中心軸回りに回転変位せしめられる。また、マス金
具16における回転方向の変位は、鉛直方向の変位と独
立して生ぜしめられるものでなく、マス金具16の回転
変位量が大きくなるに従って、各分割支持ゴム34の傾
斜角度:θが大きくなることから、マス金具16の回転
方向変位がマス金具16の鉛直方向変位を伴うこととな
る。
【0029】すなわち、マス金具16の回転方向変位
も、マス金具16の鉛直方向変位と同様に、マス金具1
6と支持ゴム18からなる振動系における鉛直方向の振
動特性に影響を与えるのであり、かかるマス金具16の
回転方向変位を利用することによって、振動体12に及
ぼされる加振力を、より大きな自由度をもってチューニ
ングすることが可能となるのである。具体的には、例え
ば、マス金具16の回転方向変位に伴う共振現象を利用
することによって、マス金具16の鉛直方向変位に際し
ての共振作用が発揮される周波数の設定や周波数範囲の
調節、或いは共振作用に基づく加振力の伝達効果の向上
等が実現可能となり、制振器10において、マス金具1
6の大型化等を回避しつつ、能動的制振効果のチューニ
ング自由度を有利に確保することが出来るのである。
【0030】特に、各分割支持ゴム34は、マス金具1
6と支持板部22の対向面間に配設されているにも関わ
らず、マス金具16の鉛直方向変位に際して、単純な圧
縮/引張変形だけでなく、マス金具16の回転変位に伴
って、剪断変形が有効に生ぜしめられることから、支持
ゴム18のボリュームを十分に確保しつつ、マス金具1
6と支持ゴム18からなる振動系のばね特性を柔らかく
設定することが出来るのであり、それによって、支持ゴ
ム18の耐久性を確保しつつ、マス金具16と支持ゴム
18からなる振動系の共振周波数を低く設定し、低周波
数域の振動に対して有効な制振効果を容易に得ることが
可能となるのである。
【0031】しかも、かかる制振器10においては、マ
ス金具16を、その鉛直変位に際して回転変位させるた
めに特別な機構が必要とされることなく、支持ゴム18
自体の弾性変形を利用して、マス金具16を回転変位さ
せるものであることから、構造が簡単であると共に、マ
ス金具16の回転変位が、マス金具16と支持ゴム18
からなる振動系におけるマス金具16の鉛直方向の振動
特性に対して有効に作用し得るのである。
【0032】次に、図5には、本発明の第二の実施形態
としての制振器52が、示されている。なお、本実施形
態において、第一の実施形態と同様な構造とされた部材
および部位については、図中に、第一の実施形態と同一
の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略
する。
【0033】すなわち、本実施形態に係る制振器52に
おいては、マス金具16の軸方向両面に対して、ブラケ
ット板14,14の支持板部22,22が、離間して対
向配置されている。そして、それらマス金具16の軸方
向両端面と各支持板部22,22の対向面間に、それぞ
れ、4つの分割支持ゴム34からなる支持ゴム18が介
装されており、それによって、マス金具16が、軸方向
両側で、それぞれ、支持ゴム18を介して、ブラケット
板14に対して弾性的に連結、支持されている。
【0034】このように、マス金具16を、加振方向両
側で、それぞれ、支持ゴム18によって弾性支持せしめ
ることにより、マス金具16の加振時おける軸直角方向
へのブレを一層有利に抑えることが出来、マス金具16
と支持ゴム18,18からなる振動系の共振現象、ひい
ては加振力を、より安定して得ることが出来るのであ
る。
【0035】また、図5に示された第二の実施形態にお
いて、マス金具16を、中心軸方向の一方の側だけで、
支持ゴム18により、ブラケット板14の支持板部22
に弾性連結せしめる一方、中心軸方向の他方の側に、ア
クチュエータ20を配してブラケット板14で振動体1
2に連結支持せしめるようにしても良い。このような構
成を採用すれば、支持ゴム18が、アクチュエータ20
に対して、マス金具16を挟んだ反対側にだけ位置せし
められることから、アクチュエータ20の発生熱による
支持ゴム18への悪影響が有利に軽減され得る。
【0036】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、
かかる実施形態における具体的記載によって、何等、限
定的に解釈されるものでない。
【0037】例えば、前記実施形態に係る制振器におい
ては、何れも、分割支持ゴム34が、中心軸回りの周方
向で傾斜しているが、軸直角方向には傾斜しておらず、
マス金具16とブラケット板14との中心軸方向での対
向面間の領域内に収まるように配設されていたが、制振
器の配設スペースや要求特性等に応じて、支持ゴムの形
状は適宜に変更可能であり、かかる対向面間領域内に収
める必要はない。具体的には、例えば、各分割支持ゴム
34を、マス金具16からブラケット板14に向かっ
て、それぞれ、軸直角方向外方に向かって広がる形状と
し、支持ゴム18の全体において、下方に向かって次第
に広がるスカート形状等を設定することも可能である。
或いはまた、マス金具16の径方向外方に所定距離を隔
てて円筒形状の支持筒部を略同軸上に配設し、この支持
筒部にて振動体に固設されるブラケットを構成すると共
に、マス金具16の外周面と支持筒部の内周面の径方向
対向面間において、マス金具16の外周面からそれぞれ
周方向一方の側に傾斜しながら支持筒部の内周面に向か
って径方向に延び、全体として略タービンの羽根形状を
呈する複数の分割ゴム弾性体を採用すること等も可能で
ある。
【0038】また、前記実施形態に係る制振器において
は、支持ゴム18を構成する4つの分割支持ゴム34
が、互いに独立して形成されていたが、例えば、支持ゴ
ム18を全体として円筒形状をもって形成し、その周壁
部の軸方向中央部分において、中心軸に対して傾斜して
延びるスリットを、周方向に互いに所定間隔を隔てて適
数本(例えば、4本)形成することにより、各分割支持
ゴム34を実質的に一体的な連結構造をもって一体形成
することも可能である。
【0039】更にまた、前記実施形態に係る制振器にお
いては、マス金具16の中心軸回りの回転変位を許容す
るために、中心軸回りに回転可能な出力ロッド44を備
えたアクチュエータ20が採用されていたが、出力ロッ
ド44をマス金具16に対してベアリング等で回転可能
に取り付けることにより、回転不能な出力ロッドを備え
たアクチュエータを採用することも可能である。
【0040】さらに、本発明に従う構造とされた能動型
制振器にあっては、加振手段を採用しない構成とするこ
とにより、そのまま、受動型制振器として用いることが
可能である。具体的には、制振対象部材に取り付けられ
るブラケットに対して、マス部材を、ゴム弾性体を介し
て弾性的に支持せしめてなる制振器において、マス部材
の変位に伴ってゴム弾性体に及ぼされる力により、該ゴ
ム弾性体に対して該マス部材の中心軸回りの捩じり方向
の弾性変形が生ぜしめられるように、かかるゴム弾性体
を、前記マス部材と前記ブラケットの間において、該マ
ス部材の中心軸回りの略周方向に実質的に傾斜して配設
せしめてなる構成を採用することが可能である。このよ
うな構成の受動型制振器においては、振動体からの振動
伝達により、マス部材に対して、その中心軸方向(制振
すべき振動方向)の往復変位が生ぜしめられた際、マス
部材が中心軸回りの周方向にも往復変位せしめられるこ
ととなるのであり、従って、この周方向変位を利用する
ことによって、中心軸方向のダンパ特性のチューニング
自由度の向上効果等が実現可能となるのである。なお、
かくの如き受動型制振器においては、上述の能動型制振
器において例示的に記載した各態様乃至は構成が、加振
手段を除く部分において、何れも、そのまま適用可能で
ある。
【0041】加えて、本発明は、例えば自動車のボデー
や排気管等の各種部材、或いは自動車以外の各種装置に
おける制振対象において、その振動を低減せしめる制振
器に対して、何れも、有効に適用され得る。
【0042】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた能動型制振器においては、加振手段
にてマス部材を中心軸方向に往復変位させた際、ゴム弾
性体の弾性変形に基づいてマス部材に生ぜしめられる、
軸方向変位に同期した中心軸回りの周方向往復変位を利
用することにより、制振特性のチューニング自由度の向
上等が有利に達成され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態としての制振器を示す
縦断面図であって、図2におけるI−I断面に相当する
図である。
【図2】図1に示された制振器の平面図である。
【図3】図1における左側面図である。
【図4】図1におけるIV−IV断面図である。
【図5】本発明の第二の実施形態としての制振器を示す
側面図である。
【符号の説明】
10,52 制振器 12 振動体 14 ブラケット板 16 マス金具 18 支持ゴム 20 アクチュエータ 34 分割支持ゴム 44 出力ロッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マス部材を制振対象部材に対してゴム弾
    性体を介して弾性的に支持せしめると共に、該マス部材
    に加振力を及ぼす加振手段を設けた能動型制振器におい
    て、 前記加振手段による前記マス部材の加振方向への変位に
    伴って前記ゴム弾性体に及ぼされる力により、該ゴム弾
    性体に対して該マス部材の中心軸回りの捩じり方向の弾
    性変形が生ぜしめられるように、かかるゴム弾性体を、
    前記マス部材と前記制振対象部材の間において、該マス
    部材の中心軸回りの略周方向に実質的に傾斜して配設し
    たことを特徴とする能動型制振器。
  2. 【請求項2】 前記マス部材を前記制振対象部材に対し
    て対向配置せしめると共に、前記ゴム弾性体を、それら
    マス部材と制振対象部材の対向面間に跨がって、該マス
    部材の中心軸の周りを取り囲むようにして配設された、
    略周方向の一方の側に傾斜して延びる複数の分割ゴム弾
    性体によって構成した請求項1に記載の能動型制振器。
  3. 【請求項3】 前記ゴム弾性体を、前記マス部材と前記
    制振対象部材における該マス部材の中心軸方向での対向
    面間の領域内に収まるように配設した請求項1又は2に
    記載の能動型制振器。
  4. 【請求項4】 前記マス部材を前記加振手段による加振
    方向に案内するガイド機構を設けた請求項1乃至3の何
    れかに記載の能動型制振器。
JP19546298A 1998-07-10 1998-07-10 能動型制振器 Pending JP2000027934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19546298A JP2000027934A (ja) 1998-07-10 1998-07-10 能動型制振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19546298A JP2000027934A (ja) 1998-07-10 1998-07-10 能動型制振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000027934A true JP2000027934A (ja) 2000-01-25

Family

ID=16341487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19546298A Pending JP2000027934A (ja) 1998-07-10 1998-07-10 能動型制振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000027934A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177524A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Tokai Rubber Ind Ltd ソレノイド型アクチュエータを用いた能動型制振器
JP2010216494A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Nissan Motor Co Ltd 伝達振動低減構造
JP2011169382A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 振動低減装置および振動低減方法
KR20180120823A (ko) * 2017-04-27 2018-11-07 세메스 주식회사 능동 질량 감쇠기 및 질량 감쇠 시스템
KR20190034857A (ko) * 2017-09-25 2019-04-03 세메스 주식회사 능동형 질량 감쇠기 및 이를 포함하는 질량 감쇠 시스템
CN109610302A (zh) * 2019-02-01 2019-04-12 青岛理工大学 复合式桥梁扭转振动控制系统

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177524A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Tokai Rubber Ind Ltd ソレノイド型アクチュエータを用いた能動型制振器
JP2010216494A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Nissan Motor Co Ltd 伝達振動低減構造
JP2011169382A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 振動低減装置および振動低減方法
US9387925B2 (en) 2010-02-17 2016-07-12 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Vibration reduction device and vibration reduction method
KR20180120823A (ko) * 2017-04-27 2018-11-07 세메스 주식회사 능동 질량 감쇠기 및 질량 감쇠 시스템
KR101987958B1 (ko) * 2017-04-27 2019-06-12 세메스 주식회사 능동 질량 감쇠기 및 질량 감쇠 시스템
KR20190034857A (ko) * 2017-09-25 2019-04-03 세메스 주식회사 능동형 질량 감쇠기 및 이를 포함하는 질량 감쇠 시스템
KR102231175B1 (ko) * 2017-09-25 2021-03-24 세메스 주식회사 능동형 질량 감쇠기 및 이를 포함하는 질량 감쇠 시스템
CN109610302A (zh) * 2019-02-01 2019-04-12 青岛理工大学 复合式桥梁扭转振动控制系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2610522B1 (en) Torque rod and engine mount system using same
US20070138719A1 (en) Fluid-filled type active vibration damping device
US6991077B2 (en) Vibration damping device
JP2004044680A (ja) 能動型ダイナミックダンパ
JPH1038020A (ja) 制振器
US6722481B2 (en) Vibration-damping device
JP2002235798A (ja) 空気圧制御式制振器
JP2000027934A (ja) 能動型制振器
JP3879156B2 (ja) 制振器
WO2013133189A1 (ja) 車両用防振装置
JP2005337497A (ja) 能動型制振器
JPH08247217A (ja) 制御式防振マウント
JP2007064353A (ja) 揺動型制振装置
JP4075062B2 (ja) 能動型流体封入式防振装置
JP2006177524A (ja) ソレノイド型アクチュエータを用いた能動型制振器
JPH1137213A (ja) 制振器
JP4079072B2 (ja) 能動型流体封入式防振装置
JP3609310B2 (ja) 能動型防振装置を用いたエンジン支持機構
JP2001200885A (ja) 能動型制振器
JP2000356243A (ja) 防振装置
JP3690220B2 (ja) 能動型制振器
JP4852030B2 (ja) 能動型流体封入式防振装置
JPH11351321A (ja) 能動型制振器
JP2004150486A (ja) ダイナミックダンパ
JP4075061B2 (ja) 能動型流体封入式防振装置