JP2000027456A - サポート具 - Google Patents

サポート具

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JP2000027456A
JP2000027456A JP10207156A JP20715698A JP2000027456A JP 2000027456 A JP2000027456 A JP 2000027456A JP 10207156 A JP10207156 A JP 10207156A JP 20715698 A JP20715698 A JP 20715698A JP 2000027456 A JP2000027456 A JP 2000027456A
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screw
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Kaoru Aoyama
馥 青山
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Shinwa Co Ltd
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    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G25/00Shores or struts; Chocks
    • E04G25/04Shores or struts; Chocks telescopic
    • E04G25/06Shores or struts; Chocks telescopic with parts held together by positive means
    • E04G25/061Shores or struts; Chocks telescopic with parts held together by positive means by pins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ管外周にねじ山を転造する場合に転造に
よる広がりを考慮してねじ管用の筒体に先細りのテーパ
部を形成し径がほぼ一定したねじ管及びそのねじ管を使
用したサポート具を提供すること。 【解決手段】 パイプサポートは腰管11と腰管11に
挿入された差込管12とを有し、腰管11上部にはねじ
管15を固着し、同ねじ管15の位置で支持ピン28を
差込管12もろとも挿通する。支持ピン28両端をねじ
管15外周に突出させ、調節ねじ20で支持する一方、
ねじ管15に対して調節ねじ20を回動させて上下移動
させ支持ピン28を介して差込管12の位置を調節す
る。このようなパイプサポート用のねじ管15を構成す
るためにねじ管15材料としての筒体一端にテーパ部を
形成し、そのテーパ部側から転造加工でねじ山16を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、パイプサポート
や切梁サポート等のサポート具に関し、特に外管の先端
に装着されるねじ管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 例えばサポート具としてのパイプサポ
ートは主としてスラブ受け用の支柱としてスラブの高さ
に応じて伸縮させて使用するようになっている。パイプ
サポートは腰管に対して差込管の進出量を調節して長さ
を変更する。この長さ調節機構についてより詳しく説明
する。パイプサポートでは腰管の上端にねじ管が溶接さ
れ、このねじ管の180度対向する位置には一対の長孔
が形成されている。ねじ管の外周には雄ねじと螺合する
雌ねじ部材としての調節ねじが装着されている。一方、
差込管の先端寄りの180度対向する位置には複数組の
透孔が形成されている。この差込管をねじ管側から挿入
し、透孔をねじ管の長孔から露出させる。そして支持ピ
ンを所定の透孔に挿入させるとともに、その端部をねじ
管の表面側に突出するようにする。この状態で調節ねじ
を上方に移動させる。すると支持ピンとともに差込管が
上昇しスラブに先端が当接する。これによりパイプサポ
ートによって床とスラブ間が支持されることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、ねじ管外
周の雄ねじのねじ山は切削加工或いは転造加工によって
形成されている。ねじ山の強度やねじの造り易さ等を考
慮すると転造加工のほうが優れる。しかし、転造加工で
は次のような不具合が生じ、実際には切削加工によるね
じ山の形成が主であった。ねじ管用の成形用の筒体は
円筒状の鋼製パイプ材とされる。このパイプ材をそのま
まの状態で転造用のダイスに挿入すると挿入始めにおい
て筒体のダイスへの食い込みが悪く、挿入端側の山が潰
れたりしてきれいに形成されない不具合が生じる。その
ため、ねじ山が潰れたまま使用するか、潰れたねじ山部
分を削る、或いはキャップを被せて目隠しをするなどの
処理を施さざるを得なかった。例えば充実のボルトの
ねじ山を転造する場合に比べて中空の筒体にねじ山を転
造する場合では、塑性変形の度合いが大きい。これはダ
イスによって流動した材料が中空のパイプ材では肉のあ
る円筒部だけに分散されるため、この部分に流動した材
料によって結果としてパイプ材は体積が増加する方向
に、すなわち外方へ拡開するように変形する。中空であ
ってもある程度肉厚があれば拡開は防止できるのである
が、ねじ管用のパイプ材は大径の割には薄肉であるた
め、このような変形が顕著である。本発明は、このよう
な従来の技術が含有する問題点を解決するためになされ
たものである。その目的は、ねじ管外周にねじ山を転造
する場合に転造による広がりを考慮してねじ管用の筒体
に先細りのテーパ部を形成し径がほぼ一定したねじ管及
びそのねじ管を使用したサポート具を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに請求項1の発明では、基端に当接板を装着するとと
もに外周に雄ねじを形成したねじ管を先端に固着し、同
ねじ管にはその長手方向であって180度対向する位置
に一対の長孔を形成するようにした外筒と、同ねじ管の
外周に装着されて前記雄ねじと螺合した雌ねじ部材と、
基端に当接板を装着するとともに先端寄り長手方向に沿
って180度対向する位置に複数組の透孔を形成した内
筒とを有し、同内筒を前記外筒に挿入して前記前記長孔
に所定の透孔を露出させ支持ピンを対向する透孔間に挿
通するとともに、前記ねじ管に対して前記雌ねじ部材を
回転させることで同雌ねじ部材を軸線方向に移動させ、
ねじ管表面に突出した同支持ピン端部を押圧し同支持ピ
ンを固定するようにしたサポート具において、前記ねじ
管はねじ管成形用の筒体の一端に同端部に向かって細く
なるテーパ部を形成した後、同筒体に対してテーパ部側
から転造加工を施して筒体の外周に雄ねじを形成してな
るものであることを要旨とする。このような構成では、
テーパ部側から転造加工を施して筒体外周に雄ねじを形
成するとテーパ部が拡開してほぼ同径のねじ管が形成さ
れることとなる。このねじ管を外筒に固着し、雌ねじ部
材を螺合させる。
【0005】また、請求項2の発明では請求項1の発明
の構成に加えて、前記筒体に形成したテーパ部には、同
テーパ部前端と連続する小径部を形成し、同筒体に対し
てテーパ部側から転造加工を施してテーパ部を拡開させ
小径部を除く筒体の外周に雄ねじを形成するようにした
ことを要旨とする。このような構成では、テーパ部側か
ら転造加工を施して筒体外周に雄ねじを形成するとテー
パ部が拡開して小径部を残してほぼ同径のねじ管が形成
される。このねじ管を外筒に固着すると小径部によって
内筒の挿入状態においてがたつきが防止される。
【0006】
【発明の効果】 請求項1の発明では、ねじ管を成形す
るための筒体にテーパ部を設けたため転造によってほぼ
同径のねじ管を形成することができるようになったた
め、ねじ管が容易に低コストで製造することができる。
請求項2の発明では、加えて小径部によって内筒はがが
たつかないように支持される。
【0007】
【発明の実施の形態】 以下、本発明についてパイプサ
ポートに応用した具体的実施の形態を図1〜図12に基
づいて説明する。図1に示すように、外筒としての円筒
状の腰管11に内筒としての円筒状の差込管12が長手
方向にスライド可能に挿入されている。腰管11の基端
には台板13が溶着されており、差込管12の基端には
受板14が溶着されている。腰管11の先端には円筒状
のねじ管15が溶着されている。図3に示すように、ね
じ管15は胴部15aと、同胴部15a先端に形成され
た差込管保持部15bと、同胴部15a基部に形成され
た膨出部15cとより構成されている。胴部15aの外
周には雄ねじのねじ山16が形成され、ねじ山16の山
径と谷径は全長に渡ってほぼ同径とされている。胴部1
5a内径は全長に渡って同径とされ、挿入された差込管
12との間の隙間は約4〜5mm程度とされる。胴部1
5aの180度対向する位置には長楕円形状の一対の長
孔17が形成されている。胴部15a上部に連続的に形
成された差込管保持部15bは胴部15aに対して内径
及び外径とも小径とされている。差込管保持部15bに
おいては挿入された差込管12との間の隙間は約1〜2
mm程度とされる。図4に示すように、胴部15a下部
に連続的に形成された膨出部15cは断面アーチ状に形
成され、先端には小フランジ27が形成されている。小
フランジ27には印篭継ぎ手としての差口27aが形成
されている。腰管11上端であってねじ管15との継ぎ
目部分には印篭継ぎ手としての受口11aが形成されて
おり、同小フランジ27の差口27aが腰管11の受口
11aに嵌合された状態でねじ管15が腰管11上に溶
着固定されている。
【0008】ねじ管15の外周には雌ねじ部材としての
調節ねじ20が装着されている。図2に示すように、調
節ねじ20はねじ本体21と同本体21にピン22にて
回動可能に吊支された棒状の回転桿23とより構成され
ている。ねじ本体21にはねじ管15の雄ねじのねじ山
16に螺合する雌ねじのねじ山24が形成されており、
調節ねじ20を回転させることで調節ねじ20はねじ管
15とのねじ対偶により軸線方向に沿って移動するよう
になっている。差込管12の長手方向に沿って軸心を挟
んで対向する3組の透孔25が形成されている。透孔2
5は前記ねじ管15に形成された長孔17から露出され
る。
【0009】このようなパイプサポートは主としてスラ
ブ受け用の支柱としてスラブの高さに応じて伸縮させて
使用する。作業者はまず調節ねじ20をねじ管15の下
方寄りに配置させる。次いで腰管11の台板13を床面
に当接させパイプサポートを立ち上げ、スラブの高さに
あわせて腰管11に差し込まれた差込管12を引き出
す。差込管12の3組の透孔25のいずれかをねじ管1
5の長孔17に露出させ、その透孔25に支持ピン28
を挿通する。この段階で差込管12の透孔25に差し込
まれた支持ピン28の両端部28aが調節ねじ20の上
面20aに支承されるため作業者は差込管12を把持す
る必要はなくなる。次いで、作業者は回転桿23を把持
して調節ねじ20を回動させ同調節ねじ20軸線に沿っ
て上方に移動させる。すると、調節ねじ20の上方移動
とともに差込管12は支持ピン28を介して上方に押し
上げられる。差込管12先端の受板14がスラブに当接
して更に調節ねじ20を締め上げてパイプサポートの設
置が完了する。パイプサポートを取り外す場合には調節
ねじ20を上記とは逆方向に回して下方に移動させる。
この段階ですでにパイプサポートのサポートは解除され
る。次いで支持ピン28を抜き取ると、差込管12は自
重で腰管11内に落ち込んでパイプサポートの回収が完
了する。
【0010】次にこのようなパイプサポートに使用され
るねじ管15の製造方法について詳しく説明する。ま
ず、図5に示すような半加工筒体38を冷間押し出し加
工により得る。図6に示すように、筒体31をにテーパ
状の加工面32を有する押し出しダイス33内にその先
端を挿入する。そして、パンチ32によって筒体31を
前方に押圧する。するとパンチ32の進出に伴って筒体
31の先端がダイス33の加工面32によって絞られて
図7に示すような先細りにすぼまったテーパ部38aと
先端の小径部38bを有する半加工筒体38が得られ
る。
【0011】次いで、図8〜図12に基づいてこのよう
にして得られた半加工筒体38をねじ転造装置40によ
ってねじ山を転造するための転造加工を施す。ねじ転造
装置40は3ロールダイス式とされ120度ずつずれた
等間隔で配置された3つの転造ダイス41を備えてい
る。半加工筒体38は3つの転造ダイス41によって包
囲された挿入孔41aに挿入される。各転造ダイス41
は図示しないモータによって同一方向に等速度で回転さ
せられる。図7に示すように、ねじ転造装置40の前方
(半加工筒体38の挿入側)には送り機構42が設けら
れている。送り機構42はマンドレル43と押し出しフ
レーム44を有し、これらマンドレル43と押し出しフ
レーム44を進出させることで半加工筒体38を挿入孔
41aに進出させる。
【0012】このようなねじ転造装置40においてまず
図示しないテーブル上に載置された半加工筒体38に対
してマンドレル43を進出させ図9及び図10に示すよ
うに、マンドレル43に半加工筒体38が被さるように
セットする。マンドレル43先端は先細りのテーパ部4
3aとされ、半加工筒体38のテーパ部38aをこのテ
ーパ部43a位置に対応するように装着する。そして、
図11に示すように、送り機構42によってマンドレル
41とともに押し出して半加工筒体38のテーパ部38
aを転造ダイス41に食い込ませる。この時小径部38
bは転造ダイス41には接触しない。転造ダイス41に
よる転造が開始されると同時に押し出しフレーム44に
て半加工筒体38を押圧し、同時にマンドレル41を後
退させる。押し出しフレーム44の押圧の伴って図12
に示すようにねじ山16が転造された半加工筒体38が
後方に排出され排出が完了するとねじ管15が得られ
る。
【0013】このようにして得られたねじ管15はテー
パ部38aが拡がり先端から基端にかけて(つまり胴部
15a全長)ほぼ均等な径の筒体となる。転造前の半加
工筒体38の外径(テーパ部38a及び小径部38b位
置を除く部位)はねじ管15の山径と谷径のほぼ中間の
寸法とされる。ここに、テーパ部38aが拡開される理
由としては次のように考えられる。すなわち、転造ダイ
ス41によって流動した鋼材料は基本的には転造ダイス
41の転造溝の山と谷方向に流動するがそのように理想
的に流動するわけではなく、実際には応力の逃げ道とし
て鋼材料は前方方向にかなり分散される。そのため、こ
の前方部分に流動した材料によって半加工筒体38は前
後に伸張させられるが、同時に体積増加分によって一種
の応力ひずみが生じ外側に拡開する。特に半加工筒体3
8の挿入先端寄りほど流動した材料が集中するため拡開
の度合いは大きくなる。すなわち先端方向にすぼまった
テーパ部38aは先端寄りほど大きく拡開するためちょ
うど相殺されてほぼ均等な径の筒体となる。この場合に
肉厚の管体或いは充実体では断面積が大きくなって応力
ひずみが生じにくくなるため外側に拡開するよりもむし
ろ前後に伸張される傾向となる。一方、小径部38bは
転造ダイス41による応力が加わらないため基本的には
拡開はされない(但し、テーパ部38aの拡開の影響で
僅かに拡開する方向に変形する)。転造加工後は小径部
38bは差込管保持部15bとされる。尚、差込管保持
部15bと胴部15aとの間はテーパ部38aの先端寄
り部分によって接続されるが、テーパ部38aが拡開す
る結果この接続部は転造加工前のテーパ部38aの角度
よりも急峻となっている。このようにして得られたねじ
山16が形成された半加工筒体38に上記一対の長孔1
7を形成した後、後端側をプレス加工して膨出部15c
と小フランジ27を形成しねじ管15を得る。そして、
小フランジ27に旋盤加工を施し差口27aを形成す
る。一方、腰管11にも旋盤加工により受口11aを形
成し、小フランジ27の差口27aを同腰管11の受口
11aに嵌合し溶着固定する。
【0014】このように構成することにより本実施の形
態のパイプサポートは次のような効果を奏する。 ・腰管11上端のねじ管15は転造でねじ山16を形成
しているため、堅固なねじ山となって結果としてパイプ
サポートが長持ちするとともに、転造であるため切削で
ねじ山を形成する場合に比べて低コストでかつ大量に製
造することができる。 ・また、転造でねじ山16を形成したにもかかわらずね
じ管15の胴部15aは基端から先端にかけてねじ山1
6の山径と谷径は全長に渡ってほぼ同径とされているた
め、調節ねじ20がスムーズに対偶移動することができ
る。 ・ねじ管15の先端に差込管保持部15bを設け、これ
によって差込管12を保持して腰管11側に対するがた
つきをなくすようになっている。この差込管保持部15
bはねじ管15の最上部に配置されているため差込管1
2の座屈に対する強度が大きくなる。 ・半加工筒体38の先端に先端方向にすぼまったテーパ
部38aを形成してから転造加工を施すようにしたた
め、従来のようにねじ管の先端が拡開したり変形したり
することがなくきれいな同径の筒体に形成されるため、
その変形部分等を切断する必要がなくなり、そのための
工程が減る。また、テーパ部38aを設けたため転造開
始時に転造ダイス41を外方に移動させなくとも転造ダ
イス41に半加工筒体38をくわえさせることができ、
転造工程が少なくなるとともに転造ダイス41を外方に
移動させる機構が不要であるためねじ転造装置40の製
造コスト自体も下げることとなる。
【0015】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・上記実施の形態ではパイプサポートに応用したが、他
のサポート、例えば切梁サポートに使用してもよい。 ・上記実施の形態の半加工筒体38ではテーパ部38a
及び小径部38bを形成したが、この形状やテーパ度は
随時変更可能である。また、小径部38bを形成せずテ
ーパ部38aだけでもよい。この場合では完成したねじ
管15の内周面全体、あるいは別個に形成した保持部に
よって差込管12を保持して腰管11側に対するがたつ
きをなくすようにすることとなる。 ・上記実施の形態におけるねじ転造装置40は3ロール
ダイス式であったが、2ロールダイス式であっても構わ
ない。 その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施すること
は自由である。
【0016】上記実施の形態から把握できる本発明のそ
の他の技術的思想について、下記に説明する。 (1)基端に当接板を装着するとともに外周に雄ねじを
形成したねじ管を先端に固着し、同ねじ管にはその長手
方向であって180度対向する位置に一対の長孔を形成
するようにした外筒と、同ねじ管の外周に装着されて前
記雄ねじと螺合した雌ねじ部材と、基端に当接板を装着
するとともに先端寄り長手方向に沿って180度対向す
る位置に複数組の透孔を形成した内筒とを有し、同内筒
を前記外筒に挿入して前記前記長孔に所定の透孔を露出
させ支持ピンを対向する透孔間に挿通するとともに、前
記ねじ管に対して前記雌ねじ部材を回転させることで同
雌ねじ部材を軸線方向に移動させ、ねじ管表面に突出し
た同支持ピン端部を押圧し同支持ピンを固定するように
したサポート具における前記ねじ管の製造方法であっ
て、ねじ管成形用の筒体の一端に同端部に向かって細く
なるテーパ部を形成し、同筒体に対してテーパ部側から
転造加工を施して筒体の外周に雄ねじを形成するように
したねじ管の製造方法。 (2)ねじ管は小径部側を端部側として外筒に固着され
たことを特徴とする請求項2に記載のサポート具。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のパイプサポートの正面
図。
【図2】同じ実施形態のねじ管に調節ねじが装着された
状態を説明する斜視図。
【図3】同じ実施形態におけるねじ管の縦断面図。
【図4】同じ実施形態においてねじ管の膨出部を腰管の
上部に設置した状態を示す部分拡大縦断面図 。
【図5】同じ実施形態における半加工筒体の斜視図。
【図6】半加工筒体をプレス成形によって得ることを説
明するための部分断面図。
【図7】半加工筒体をプレス成形によって得ることを説
明するための部分断面図。
【図8】転造装置の正面図。
【図9】転造装置及び送り機構を説明する側面図。
【図10】半加工筒体に転造加工を施しねじ管を形成す
る過程を説明する説明図。
【図11】半加工筒体に転造加工を施しねじ管を形成す
る過程を説明する説明図。
【図12】半加工筒体に転造加工を施しねじ管を形成す
る過程を説明する説明図。
【符号の説明】
11…外筒としての腰管、12…内筒としての差込管、
15…ねじ管、16…ねじ山、17…長孔、20…雌ね
じ部材としての調節ねじ、25…透孔、28…支持ピ
ン、38…筒体としての半加工筒体、38a…テーパ
部、38b…小径部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端に当接板を装着するとともに外周に
    雄ねじを形成したねじ管を先端に固着し、同ねじ管には
    その長手方向であって180度対向する位置に一対の長
    孔を形成するようにした外筒と、同ねじ管の外周に装着
    されて前記雄ねじと螺合した雌ねじ部材と、基端に当接
    板を装着するとともに先端寄り長手方向に沿って180
    度対向する位置に複数組の透孔を形成した内筒とを有
    し、同内筒を前記外筒に挿入して前記前記長孔に所定の
    透孔を露出させ支持ピンを対向する透孔間に挿通すると
    ともに、前記ねじ管に対して前記雌ねじ部材を回転させ
    ることで同雌ねじ部材を軸線方向に移動させ、ねじ管表
    面に突出した同支持ピン端部を押圧し同支持ピンを固定
    するようにしたサポート具において、 前記ねじ管はねじ管成形用の筒体の一端に同端部に向か
    って細くなるテーパ部を形成した後、同筒体に対してテ
    ーパ部側から転造加工を施して筒体の外周に雄ねじを形
    成してなるものであることを特徴とするサポート具。
  2. 【請求項2】 前記筒体に形成したテーパ部には、同テ
    ーパ部前端と連続する小径部を形成し、同筒体に対して
    テーパ部側から転造加工を施してテーパ部を拡開させ小
    径部を除く筒体の外周に雄ねじを形成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のサポート具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180066674A (ko) * 2016-12-09 2018-06-19 양재구 건축용 파이프 서포터의 외관
DE202018101832U1 (de) * 2018-04-05 2019-04-09 Peri Gmbh Stütze mit Ausfallsicherung
DE202018101833U1 (de) * 2018-04-05 2019-04-09 Peri Gmbh Stütze zum Abstützen eines Bauwerksbereichs
JP7179393B1 (ja) * 2022-03-29 2022-11-29 Usl株式会社 仮設工事用サポート及び仮設工事用サポートの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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