JP3528492B2 - 車体構造用筒状部材の製造方法 - Google Patents

車体構造用筒状部材の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲部分を有する
車体構造用筒状部材の製造方法に係り、さらに詳しく
は、湾曲度を大きく取ることができ、かつ、筒状部材の
曲げ加工部分にフランジの割れや亀裂が発生するのを防
止する車体構造用筒状部材の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体は、鋼板にプレス成
形加工を施したり、押し出し成形した鋼管を折り曲げ加
工して得られた様々な形状の車体部材を組み合わせ、ス
ポット溶接等を用いて各車体部材を接合し一体化するこ
とにより製造されているが、近年、車体のより軽量化を
図るために、鋼板の替わりにアルミニウム合金やチタン
合金等の軽合金を使用することが検討されている。例え
ば、車体前方のエンジンルーム下部から後方に向かって
延び客室前方フロアの構造部材に接続されるフロントサ
イドフレームメンバー、客室後方フロアの構造部材から
後方に延びトランクルーム下部に達するリヤサイドフレ
ームメンバー等の構造部材は、その長手方向の全長にわ
たってほぼ一定の断面形状の筒状部材とする必要があ
る。
【0003】図5は、従来の曲げ加工が施される直線状
の筒状部材を示す斜視図である。図5において、符号1
はアルミ材を押出成形した長尺の筒状部材であり、肉厚
一定の矩形状の断面を有する中空の筒部2と、当該筒部
2の外側の一側面2aに長手方向に沿って一体に立設さ
れた肉厚一定のフランジ3とから構成されている。
【0004】この筒状部材1に所定形状、例えば、図6
に示すようにフランジ3が外向きに凸とされる曲げ加工
を施すには、曲げ加工用プレスの上下金型間にフランジ
3が外向きになるように筒状部材1を装填し、把持具等
を用いて当該筒状部材1の両端部を挟持し、当該筒状部
材1の断面形状が変形しないように筒部2の内部に図示
しない中子を挿通する。そして、上記把持具等により当
該筒状部材1の長手方向に引張力を付与しながら上記上
金型をゆっくり下降させ、フランジ3が外向きに凸にな
るように当該筒部2及びフランジ3の曲げ加工すべき部
分3aを湾曲させる。このようにして、フランジ3が外
側になるように湾曲させた筒状部材11が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
して形成された筒状部材11にあっては、上記曲げ加工
時に曲げの外側にあるフランジ3に引張力が生じ、曲げ
加工すべき部分3aが長手方向へ引き伸ばされるため、
当該フランジ3が曲げ加工により発生する引張強度に耐
えられなくなり、例えば、図7に示すように、当該曲げ
加工部分3aに引張応力に起因する中空部に達する割れ
4や亀裂等が発生するという問題点があった。その理由
は、フランジ3の曲げ加工すべき部分3aは、外側にな
ればなる程引張応力が高くなり、この引張応力に応じて
材料も引き伸ばされるが、フランジ3の側部は端部の拘
束が無いことにより破断の発生点になるためである。
【0006】そこで、このフランジ3に曲率半径の小さ
な曲げ加工を行なおうとすると、曲げ加工部分3aに割
れ4や亀裂が生じ易くなるので、この曲げ加工部分3a
の曲げ加工度を小さくするしかなく、上記フランジ3に
曲率半径の小さな曲げ加工を施すことが困難であった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、工数の増加を極力抑えながら、フランジの曲
げ加工すベき部分に割れや亀裂等が発生することがな
く、しかも、曲率半径の小さな曲げ加工を施すことがで
きる車体構造用筒状部材の製造方法を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る車体構造用筒状部材の製造方法は、略多角形状の
断面を有し、かつその外側にフランジが一体に設けら
れ、さらに上記フランジが外側となるように湾曲された
車体構造用筒状部材を製造するに際して、上記筒状部材
の外形形状を有する押出成形孔と、この押出成形孔の上
記フランジを形成する部分に進退自在に設けられた可動
ダイスと、上記押出成形孔内に挿入されたマンドレルと
を有する押出成形装置を用いて、上記略多角形状の断面
を有し、かつ、その外側にフランジが一体に設けられた
直線状の筒状部材を押出成形しつつ、フランジの押出成
形孔部分の断面形状を可動ダイスによって変化させるこ
とにより、フランジの曲げ加工すべき部分に当該フラン
ジを形成しないフランジ切欠き部が形成された筒状部材
を押出成形する第1工程と、当該第1工程で得た筒状部
材を、フランジが外側となるようにフランジ切欠き部分
において曲げ加工する第2工程とを有してなることを特
徴とするものである。
【0009】ここで、請求項2に記載の発明は、上記マ
ンドレルをテーパー状に形成し、このマンドレルを進退
させることにより、上記フランジ切欠き部を肉厚に成形
することを特徴とするものである。さらに、請求項3に
記載の発明は、請求項1または2に記載の第1工程を実
施する押出成形装置の下流側に、上記第2工程を実施す
るロールベンド装置を配設し、上記押出成形装置より押
出された直線状の筒状部材を、連続的にロールベンド装
置に送給して曲げ加工することを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項1〜3のいずれかに記載の発明によ
れば、第1工程の押出成形の段階で、予めフランジの曲
げ加工すべき部分を切欠いた形に筒状部材を押出成形す
るので、一旦押出成形した後で、切削や溶断等によって
フランジの一部を切欠く加工を施す必要がない。従っ
て、上記筒状部材の製造に要する工程数を減らすことが
できると共に、切欠部分に、曲げ加工時に悪作用を及ぼ
すような無用な影響が残りにくく、曲げ加工の品質を高
めることができる。また、予め曲げ加工する前に、フラ
ンジの曲げ加工すべき部分を切欠いているので、曲げ加
工した際に、このフランジに割れが発生するおそれがな
くなり、フランジの曲率半径が小さくなる。よって、曲
率半径のより小さな筒状部材を得ることができる。
【0011】ところで、このようにして得られた筒状部
材にあっては、曲げ加工が行われる部分にフランジ切欠
き部が形成されているので、使用される部位によって
は、当該切欠き部における強度が不足する場合がある。
この点、請求項2に記載の発明によれば、テーパー状に
形成されたマンドレルを進退させて、上記フランジ切欠
き部を肉厚に成形することにより、このような曲げ加工
される部位における強度不足を生じることが回避され
る。さらに、請求項3に記載の発明によれば、押出成形
装置の下流側に配したロールベンド装置で押出成形品を
連続曲げ加工するので、加工設備の場所をとらずに、作
業性よく最終製品である筒状部材を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る車体構造用
筒状部材の製造方法の実施形態に用いる加工設備の概要
を示す構成図であり、図2は同設備で使用している押出
用ダイスの正面図、図3および図4はそれぞれ各工程ご
との成形品の形状を示す斜視図である。図1に示すよう
に、この加工設備は、押出成形装置50と、その下流側
に配置されたロールベンド装置60とから概略構成され
たものである。ここで、押出成形装置50は、図3に示
す形状の筒状部材21を加工し、ロールベンド装置60
は、押出成形装置50から出てきた上記筒状部材21に
曲げ加工を施して、図4に示す形状の筒状部材31を得
るものである。
【0013】上記押出成形装置50は、コンテナ51
と、押出用ダイス52と、ステム53と、押盤54と、
ステム53側に配されたマンドレル55とを有する。ロ
ールベンド装置60は、加工素材である筒状部材21の
外径を拘束する複数の曲げロール61を有し、押出成形
装置50から出てきた筒状部材21を、それら曲げロー
ル61間に通過させることで曲げ加工するものである。
【0014】上記押出成形装置50の押出用ダイス52
は、図2に示すように、固定ダイス52Aと、可動ダイ
ス52Bとからなるものであり、押出用ダイス52は、
マンドレル55との間に所定断面形状の押出成形孔58
を形成するものである。この場合の押出成形孔58は、
図3に示す筒状部材21の筒部2を形成する部分58a
と、フランジ3を形成する部分58bとから構成されて
いる。また、上記可動ダイス52Bは、押出成形孔58
のフランジ3を形成する部分58bに、外側から挿入さ
れており、フランジ3の幅を調整する方向(図中矢印S
方向)にスライド自在に設けられ、駆動機構59によっ
てその位置が、押出成形の任意の時点で調整できるよう
になっている。さらに、マンドレル55は、上記押出成
形孔58にのぞむ部分が、先端側に向けて漸次縮径する
テーパー状に形成されている。
【0015】次に、以上の構成からなる押出成形装置を
用いた筒状部材の製造方法について説明する。先ず加工
の第1工程としては、押出成形装置50により、図3に
示す筒状部材21を押出成形する。すなわち、図1に示
す押出成形装置50のコンテナ51内に加熱した成形材
(ビレット)56を挿入すると共に、このビレット56
を、ステム53によって押出用ダイス52側に押圧し
て、押出成形孔58(図2参照)から押出すことによ
り、押出成形孔58の断面形状を有する棒状の筒状部材
21を得る。
【0016】この筒状部材21は、略多角形状の断面を
有し、かつ、その外側にフランジ3が一体に設けられた
ものである。しかも、この第1工程の際に、図2に示し
た可動ダイス52Bの位置を調節することにより、押出
成形孔58のフランジ3を形成する部分58bの断面寸
法を変化させながら押出成形を行い、それにより、フラ
ンジ3の曲げ加工すべき部分3aを切欠いた形の筒状部
材21を得る。なお、フランジ3を切欠いた部分は、そ
れだけ強度が落ちる可能性があるので、その部分の押出
成形の際に、マンドレル55を後退させることにより、
筒部2の肉厚を厚めに加工して、強度低下を抑えること
もできる。なお、この場合の肉厚の増加は、筒部2の全
体に行ってもよいし、フランジ3側の壁のみに行っても
よい。
【0017】次いで、第2工程として、押出成形された
筒状部材21を、そのままロールベンド装置60に送り
込み、このロールベンド装置60によって、第1工程で
得た筒状部材21を、フランジ3が外側となるように曲
げ加工し、図4の筒状部材31を得る。ここでは、予
め、フランジ3の曲げ加工すべき部分3aが切欠かれて
いるので、フランジ3が外側になるように曲げ加工した
場合、フランジ3に引張応力に起因する割れや亀裂が生
じるおそれがなく、筒状部材21に曲率半径の小さな曲
げ加工を施すことができる。
【0018】したがって、この製造方法によれば、第1
工程の押出成形の段階で、フランジ3の曲げ加工すべき
部分3aを切欠いた形に筒状部材21を押出成形するの
で、一旦押出成形した後で、切削や溶断等によってフラ
ンジ3の一部を切欠く加工をする必要がなく、工程数を
増やすことがない。また、切削や溶断等の後加工によっ
て切欠くのではないから、切欠部分に、曲げ加工時に悪
作用を及ぼすような影響が残りにくく、曲げ加工の品質
向上も図れる。また、押出成形装置50の下流側に配し
たロールベンド装置60で押出成形品を連続曲げ加工す
るから、加工設備の場所をとらずに、作業性よく最終製
品である筒状部材31を得ることができ、曲げ加工の段
取り等の煩わしさもない。よって、加工工程は第1、第
2の2工程あるものの、一貫した自動作業が可能で、製
造効率の向上が図れる。さらに、テーパー状に形成され
たマンドレル55を進退させて、上記フランジ3が切り
欠かれた部分3aを肉厚に成形すれば、当該部分3aに
おいて強度不足を生じることがない。
【0019】なお、上記実施の形態においては、第2の
工程を行う曲げ加工手段としてロールベンド法を用いた
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、ロールベンド法のように一貫した自動作業はできな
くなる可能性はあるが、曲げ加工を他の手段によって行
ってもよい。すなわち、上記第2の工程は、例えば、曲
げ加工として一般的に知られている回転引き曲げ法(ド
ローベンド法)、押し付け曲げ法(圧縮曲げ法)、引張
り曲げ法(ストレッチ曲げ法)等を採用することができ
る。ここで、回転引き曲げ法とは、回転曲げ型に締め付
け型で加工素材を押し付け、そのまま回転曲げ型を回転
させることによって、回転曲げ型の半径に沿った形状に
加工素材を曲げる加工法である。また、押し付け曲げ法
とは、回転する押し型で加工素材を固定曲げ型に押し付
けて曲げる加工法である。さらに、引張り曲げ法とは、
加工素材に引張力を付加した状態で曲げ型を押し付けて
曲げる加工法である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3のい
ずれかに記載の本発明に係る製造方法によれば、可動ダ
イスを用いて、第1工程の押出成形の段階で、フランジ
の曲げ加工すべき部分を切欠いた形に筒状部材を押出成
形するので、一旦押出成形した後で、切削や溶断等によ
ってフランジの一部を切欠く加工を施す必要がない。従
って、切欠の後加工の工程を省略できる分、全体の工程
数を減らすことができる。また、切欠部分に、曲げ加工
時に悪作用を及ぼすような無用な影響が残りにくくなる
ため、曲げ加工の品質を高めることもできる。また、予
め、曲げ加工する前に、フランジの曲げ加工すべき部分
を切欠いているので、曲げ加工した際に、このフランジ
に割れが発生するおそれがなくなり、フランジの曲率半
径が小さくなる。よって、曲率半径のより小さな筒状部
材を得ることができる。
【0021】また特に、請求項2の発明の製造方法によ
れば、テーパー状に形成されたマンドレルを進退させ
て、上記フランジ切欠き部を肉厚に成形することによ
り、このような曲げ加工される部位において強度不足を
生じることが無く、さらに請求項3に記載の発明によれ
ば、押出成形装置の下流側に配したロールベンド装置で
押出成形品を連続曲げ加工するので、加工設備の場所を
とらずに、作業性よく最終製品である筒状部材を得るこ
とができる。従って、曲げ加工の段取り等の煩わしさも
なく、一貫した自動作業が可能となり、製造効率の向上
が図れるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の製造方法を実施するための
加工設備の概要を示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態の製造方法の第1工程の実施
に用いる押出ダイスの正面図である。
【図3】本発明の実施形態における曲げ加工すべき車体
構造用筒状部材を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態における曲げ加工が施された
車体構造用筒状部材を示す斜視図である。
【図5】従来の曲げ加工すべき車体構造用筒状部材を示
す斜視図である。
【図6】従来の曲げ加工された車体構造用筒状部材を示
す斜視図である。
【図7】従来の車体構造用筒状部材の不具合の一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
3 フランジ 3a 曲げ加工すべき部分 21、31 筒状部材 50 押出成形装置 52B 可動ダイス 58 押出成形孔 58b フランジを形成する部分 60 ロールベンド装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 25/00 B62D 25/00 65/00 65/00 A (56)参考文献 特開 平7−32076(JP,A) 特開 平8−252628(JP,A) 特開 平8−243632(JP,A) 特開 平5−149478(JP,A) 特開 平8−110186(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 37/15 B21C 25/08 B21C 35/02 B21D 7/08 B21D 53/86

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略多角形状の断面を有し、かつ、その外
    側にフランジが一体に設けられ、さらに、上記フランジ
    が外側となるように湾曲された車体構造用筒状部材の製
    造方法であって、 上記筒状部材の外形形状を有する押出成形孔と、この押
    出成形孔の上記フランジを形成する部分に進退自在に設
    けられた可動ダイスと、上記押出成形孔内に挿入された
    マンドレルとを有する押出成形装置を用いて、 上記略多角形状の断面を有し、かつ、その外側にフラン
    ジが一体に設けられた直線状の筒状部材を押出成形しつ
    つ、上記フランジの押出成形孔部分の断面形状を可動ダ
    イスによって変化させることにより、上記フランジの曲
    げ加工すべき部分に当該フランジを形成しないフランジ
    切欠き部が形成された上記筒状部材を押出成形する第1
    工程と、 当該第1工程で得た筒状部材を、上記フランジが外側と
    なるように上記フランジ切欠き部分において曲げ加工す
    る第2工程とを有してなることを特徴とする車体構造用
    筒状部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記マンドレルをテーパー状に形成し、
    このマンドレルを進退させることにより、上記フランジ
    切欠き部を肉厚に成形することを特徴とする請求項1に
    記載の車体構造用筒状部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記第1工程を実施する押出成形装置の
    下流側に、上記第2工程を実施するロールベンド装置を
    配設し、上記押出成形装置より押出された直線状の筒状
    部材を、連続的にロールベンド装置に送給して曲げ加工
    することを特徴とする請求項1または2に記載の車体構
    造用筒状部材の製造方法。
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