JP2000027070A - タオル連続洗浄装置 - Google Patents

タオル連続洗浄装置

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JP2000027070A
JP2000027070A JP10196291A JP19629198A JP2000027070A JP 2000027070 A JP2000027070 A JP 2000027070A JP 10196291 A JP10196291 A JP 10196291A JP 19629198 A JP19629198 A JP 19629198A JP 2000027070 A JP2000027070 A JP 2000027070A
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JP
Japan
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towel
tension
cleaning
washing
tank
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JP10196291A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Nakao
敏弘 中尾
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Duskin Co Ltd
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Duskin Co Ltd
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の洗浄装置においては、洗浄作業を自動
化した場合に、洗浄されるタオルを自動的に順次搬送し
ようとすると、必要以上に強く引っ張られてタオルが切
れてしまって、洗浄作業を途中で停止せざるを得なくな
り、自動洗浄作業を円滑に行うことができなかった。 【解決手段】 長帯状タオル10の洗浄、すすぎ洗浄、
乾燥、及び、巻取収納を自動的に連続して行い、該洗浄
及びすすぎ洗浄を行う洗浄槽18・19内にて長帯状タ
オル10が巻回される搬送ローラ33に、該長帯状タオ
ル10の張力が一定値以上になると該張力を低減する張
力調整機構を設け、搬送される長帯状タオル10の搬送
方向変更部に、該長帯状タオル10の張力を略一定に調
整する張力調整機構である段差ローラ51・52・53
・54を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、キャビネ
ットタオルなどの長帯状に形成されたタオルを複数連結
し、複数連結した該タオルを連続的に洗浄して、乾燥、
収納するタオル連続洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長帯状に形成されたタオルなどを
多数洗浄する場合には、一槽の洗浄槽で、人手により洗
浄液やすすぎ用水を複数回交換して洗浄を行うことが多
く、該洗浄槽による洗浄は、タオルを浸漬した洗浄液や
すすぎ用水を対流させることにより行っており、該タオ
ルはロール状に巻いた状態で洗浄液やすすぎ用水に浸漬
していた。また、前述のように洗浄液やすすぎ用水を複
数回交換して洗浄する場合には、洗浄液やすすぎ用水を
多量に消費し、洗浄作業に多くの人手を要することか
ら、洗浄作業を自動化して洗浄液、すすぎ用水、及び、
人手を削減したものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のよう
に、洗浄作業を自動化した場合に、洗浄されるタオルを
自動的に順次搬送しようとすると、搬送されるタオルの
張力が搬送経路の各部で異なり、該タオルが弛んだり、
必要以上に引っ張られたりすることがあった。そして、
該タオルが引っ張られすぎて張力が大きくなりすぎる
と、ついにはタオルが切れてしまって、洗浄作業を途中
で停止せざるを得なくなり、自動洗浄作業を円滑に行う
ことができなかった。そこで、本発明においては、洗浄
中のタオルの張力が必要以上に大きくなることを防止し
てタオル切れを防ぎ、自動洗浄作業を円滑に行うことを
可能とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に、該課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、長帯状タオルの洗浄、すす
ぎ洗浄、乾燥、及び、巻取収納を、該長帯状タオルを順
次搬送しながら自動的に連続して実行可能とし、該洗浄
及びすすぎ洗浄を行う洗浄槽内にて長帯状タオルが巻回
される搬送ローラに、該長帯状タオルの張力が一定値以
上になると該張力を低減する張力調整機構を設けた。
【0005】また、長帯状タオルの洗浄、すすぎ洗浄、
乾燥、及び、巻取収納を、該長帯状タオルを順次搬送し
ながら自動的に連続して実行可能とし、搬送される長帯
状タオルの搬送方向変更部に、該長帯状タオルの張力を
略一定に調整する張力調整機構を設けた。
【0006】また、前記張力調整機構に張力検出手段を
設け、該張力検出手段の検出値に応じて長帯状タオルの
搬送速度を制御する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明のタオル連続洗浄装置を示す全体側
面図、図2はタオル連続洗浄装置のタオル投入装置から
気泡洗浄装置までを示す側面図、図3はタオル連続洗浄
装置の乾燥装置から巻取装置までを示す側面図、図4は
タオル連続洗浄装置のタオル投入装置から気泡洗浄装置
までを示す平面図、図5はタオル連続洗浄装置の乾燥装
置から巻取装置までを示す平面図、図6は液洗浄槽(す
すぎ洗浄槽)を示す側面図、図7は気泡放出管を示す斜
視図、図8は段差ローラを示す側面図、図9は同じく平
面図、図10は搬送ローラ及び搬送ローラの駆動部を示
す平面図、図11は搬送ローラ及びローラ軸を示す側面
図、図12は液洗浄槽(すすぎ洗浄槽)を上端まで移動
した状態を示す図、図13は同じく液洗浄槽(すすぎ洗
浄槽)を下端まで移動した状態を示す図である。
【0008】まず、本発明のタオル連続洗浄装置の全体
構成について、図1により説明する。本タオル連続洗浄
装置は、タオル投入装置1と、含浸装置2と、タイミン
グ装置3と、気泡洗浄装置4と、乾燥装置5と、滞留装
置6と、巻取装置7とで構成されている。
【0009】タオル投入装置1のタオル投入部11に
は、キャビネットタオル等の長帯状のタオル10を長手
方向に複数連結してロール状に巻き取ったものが装着さ
れ、装着されたタオル10は繰り出されて、タオル投入
部11上方のタオル溜め部12へ一旦溜められる。その
後、含浸装置2に繰り出され、洗浄液が貯留されている
含浸槽13に浸漬された後に絞られて、タイミング装置
3へ送出される。タイミング装置3へ送出されたタオル
10は、送出方向へ規則正しく折り畳まれながら、U型
タイミング槽15内へ侵入する。そして、U型タイミン
グ槽15内の洗浄液に浸漬された後に、振動洗浄装置1
6及びブラシ洗浄装置17へ案内され、これらの洗浄装
置16・17で洗浄される。
【0010】次に、タオル10は気泡洗浄装置4へ送出
され、該気泡洗浄装置4の液洗浄槽18で洗浄液25に
より気泡洗浄された後、すすぎ洗浄槽19で気泡すすぎ
洗浄がなされる。洗浄及びすすぎ洗浄が終了したタオル
10は、乾燥装置5内の複数の吸引ドラム20・20・
・・に巻回されながら搬送されていく。吸引ドラム20
・20・・・に巻回されたタオル10は、該吸引ドラム
20により水分が吸引されるとともに、乾燥装置5内に
設置された熱風ダクト21からの熱風が吹き付けられる
ことで、乾燥される。乾燥したタオル10は乾燥装置5
から搬出され、滞留装置6の滞留槽22内に折り畳まれ
ながら一旦滞留され、その後、巻取軸23によって巻き
取られる。このように、タオル投入装置1に装着された
タオル10に対して、洗浄液25への浸漬、洗浄液25
による洗浄、すすぎ洗浄、乾燥、及び、巻取収納といっ
たタオル10の洗浄工程が、本タオル連続洗浄装置によ
り自動的に連続で実行されるのである。
【0011】次に、各部の構成について説明する。図
2、図4において、前記タオル投入装置1にはタオル投
入部11が形成されて、該タオル投入部11に長帯状の
タオル10を長手方向に複数連結してロール状に巻き取
ったものが装着されている。該タオル10は、キャビネ
ットタオルなどの長帯状のタオルを長手方向に複数枚縫
い合わせて連結したもので、タオル投入部11の一側方
に付設したタオル結反用ミシンにより、複数のタオルを
縫い合わせて連結することができるように構成してい
る。
【0012】タオル投入部11に装着されたタオル10
は、送出ローラ12aによりタオル溜め部12に折り畳
まれながら一旦溜められ、その後、タオル溜め部12の
上端部から下方の含浸装置2へ順次繰り出されて、含浸
槽13内に貯留した洗浄液25に浸漬される。このよう
に、洗浄作業を行う前に洗浄液25に浸漬することで、
タオル10に付着した汚れ成分を落とし易くしている。
また、タオル10を繰り出すタオル溜め部12上端部の
繰り出し軸12bは、一定の値以上のトルクがかかると
回転するように構成したトルク軸であり、タオル10表
面の抵抗が小さい場合には、繰り出し軸12bは回転せ
ずに、必要以上にタオル10が落下することを防止し、
タオル10表面の抵抗が大きい場合には、タオル10の
落下時に繰り出し軸12bが回転して、タオル10に必
要以上の張力がかからないようにしている。洗浄液25
に浸漬されたタオル10は絞りマングル26で絞った後
に、タイミング装置3へ送出される。また、含浸装置2
とタイミング装置3との間にはエキスパンドローラ27
が介装され、タイミング装置3へ送出するタオル10を
緊張している。
【0013】タイミング装置3には、略U字状に形成し
た筒状のU型タイミング槽15が配設され、タイミング
装置3へ送出されたタオル10が、上方から該U型タイ
ミング槽15内へ供給される。U型タイミング槽15の
上方には振り落とし装置28が、上端部を中心にして前
後回動可能に配設されており、タオル10は、該振り落
とし装置28によって前後揺動されながら下降して、U
型タイミング槽15内へ、送出方向へ規則正しく折り畳
まれて順次進入していく。この際、振り落とし装置28
の上部からは、下方に向けて洗浄液25がシャワー状に
噴出されており、これによって、タオル10がスムーズ
にU型タイミング槽15内へ振り落とされ、該U型タイ
ミング槽15でのタオル10の受け取りミスがないよう
に構成している。U型タイミング槽15内には前記洗浄
液25が貯留され、U型タイミング槽15内へ進入した
タオル10は、該U型タイミング槽15内から送出され
るまでの間の一定時間該洗浄液25へ浸漬されることと
なる。このように、タオル10が、U型タイミング槽1
5内で洗浄液25に一定時間浸漬されることで、該タオ
ル10に付着した汚れが該洗浄液25と反応して溶解
し、タオル10から滲み出す。
【0014】また、U型タイミング槽15内の洗浄液2
5はポンプにより循環されて、タオル10進入側から排
出側へ向かって流動している。これにより、U型タイミ
ング槽15内に規則正しく折り畳まれて進入したタオル
10は、洗浄液25の流れに乗ってそのままの姿勢で排
出側へ搬送され、該タオル10は規則正しく折り畳まれ
たまま、U型タイミング槽15の排出側端部へ到達す
る。尚、タオル10を折り畳んでU型タイミング槽15
内へ進入させ、洗浄液25をU型タイミング槽15内で
流動させることで、タオル10と洗浄液25との接触面
積及び接触時間を増加させ、また、タオル10に洗浄液
25の流れによる機械的な力を加えることで、該タオル
10からの汚れの溶出が活発に行われるようにしている
のである。
【0015】U型タイミング槽15の排出側端部へ到達
したタオル10は、次に振動洗浄機16へ送出される。
振動洗浄機16には、波形に形成した板状部材のビーテ
ィングプレート29が複数配設され、該ビーティングプ
レート29は板面が上下に振動する。また、振動洗浄機
16のタオル10送出方向先方にはブラシ洗浄機17が
配置され、タオル10の送出経路に沿って、外周面をブ
ラシ状に形成したブラシローラ30・30・・・が回転
可能に配設されている。
【0016】タオル10が振動洗浄機16内を通過する
際には、上方からシャワー状に洗浄材25を供給すると
ともに、タオル10がビーティングプレート29の上下
振動により叩打される。その後、タオル10はブラシ洗
浄機17を通過し、その際には、上方からシャワー状に
洗浄材25が供給されるとともに、ブラシローラ30・
30・・・によりタオル10の両面がブラッシングされ
る。この、ビーティングプレート29の叩打とブラシロ
ーラ30・30・・・のブラッシングとにより、タオル
10に強力な洗浄力を与えているのである。そして、振
動洗浄機16及びブラシ洗浄器17での洗浄が終了した
タオル10は、絞りマングル31によって絞られるとと
もに、気泡洗浄装置4へ送出される。尚、前記含浸槽1
3に貯留される洗浄液25、U型タイミング槽15内の
洗浄液25、及び、振動洗浄機16・ブラシ洗浄機17
に供給される洗浄液25は、図4に示す洗浄自動供給タ
ンク41から供給され、洗浄後の汚れた洗浄液25は洗
浄自動供給タンク41へ戻されて、濾過等を行って清浄
化した後に、再度各洗浄槽13・15及び各洗浄機16
・17に供給される。このように、洗浄液25は、繰り
返し循環して使用するように構成している。
【0017】気泡洗浄装置5には液洗浄槽18とすすぎ
洗浄槽19とが配設され、液洗浄槽18には洗浄液25
が、すすぎ洗浄槽19にはすすぎ用水32が貯留されて
いる。図6に示すように、タオル10は、液洗浄槽18
上方に配置した複数の搬送ローラ33・33・・・、及
び、液洗浄槽18内下部に配置した複数のガイドローラ
34・34・・・に交互に巻回されて、多重に折り畳ま
れた状態で洗浄液25に浸漬され、回転駆動される搬送
ローラ33・33・・・により液洗浄槽18内を搬送さ
れる。また、液洗浄槽18内は複数の個槽18a・18
bに分割され、各個槽18a・18bには、例えば、そ
れぞれ二折り分のタオル10が浸漬されている。
【0018】液洗浄槽18内の上部から下部にかけて
は、一折り分のタオル10に対して前後一対の仕切板3
6・36を配設しており、該仕切板36は、側面視波型
状に形成されている。そして、該液洗浄槽18内を通過
している一折り分のタオル10における、上方から下方
へ進行している半折り分が、該仕切板36・36の間を
通過している。液洗浄槽18内の底部には、該液洗浄槽
18内へ気泡を放出する気泡発生部材である気泡放出管
35が、一対の仕切板36・36の配設位置に対応した
位置に、それぞれ左右方向に横設されている。図7に示
すように、気泡発生管35の上面には複数の気泡孔35
a・35a・・・が開孔しており、気泡発生管35に空
気を供給して、複数の気泡孔35a・35a・・・か
ら、洗浄液25内に気泡を放出するように構成してい
る。
【0019】そして、液洗浄槽18内の底部から放出さ
れた気泡は、前記仕切板36・36の間を上昇するので
あるが、上昇途中にタオル10に当たって該タオル10
を揺らし、タオル10に当たった際に気泡が破裂して、
タオル10に衝撃を与える。この、気泡がタオル10に
当たることによる揺らし効果と、気泡の破裂による衝撃
の効果とで、タオル10に付着した汚れを除去するので
ある。また、波型状に形成された仕切板36・36によ
り、上昇するにつれて気泡が拡散されて、気泡がタオル
10に当たり易くなるとともに、気泡から受ける衝撃が
大きくなって、洗浄効果が増大するのである。このよう
にして、液洗浄槽18で複数回気泡洗浄されたタオル1
0は、絞りマングル37により絞られた後に、該液洗浄
槽18に隣接されたすすぎ洗浄槽19に送出されて、す
すぎ洗浄される。
【0020】すすぎ洗浄槽19は液洗浄槽18と同様
に、該すすぎ洗浄槽19上方に搬送ローラ33・33・
・・を配置して、すすぎ洗浄槽19内下部にガイドロー
ラ34・34・・・を配置しており、タオル10は該搬
送ローラ33・33・・・とガイドローラ34・34・
・・とに交互に巻回されて、多重に折り畳まれた状態で
すすぎ用水32に浸漬され、回転駆動される搬送ローラ
33・33・・・によりすすぎ洗浄槽19内を搬送され
る。また、すすぎ洗浄槽19内は複数の個槽19a・1
9bに分割され、各個槽19a・19b内のすすぎ用水
32には、例えば、それぞれ二折り分のタオル10が浸
漬されている。
【0021】すすぎ洗浄槽19内の上部から下部にかけ
ては、一折り分のタオル10に対して前後一対の仕切板
36・36を配設しており、該仕切板36は、側面視波
型状に形成されている。そして、該すすぎ洗浄槽19内
を通過している一折り分のタオル10における、上方か
ら下方へ進行している半折り分が、該仕切板36・36
の間を通過している。すすぎ洗浄槽19内の底部には、
一対の仕切板36・36の配設位置に対応した位置に、
それぞれ気泡放出管35が左右方向に横設されて、すす
ぎ用水32内に気泡を放出するように構成している。
【0022】そして、気泡放出管35から放出された気
泡は、前記仕切板36・36の間を上昇して、上昇途中
にタオル10に当たって該タオル10を揺らし、タオル
10に当たった際に気泡が破裂して、タオル10に衝撃
を与える。この、気泡がタオル10に当たることによる
揺らし効果と、気泡の破裂による衝撃の効果とで、タオ
ル10のすすぎ洗浄を行うのである。また、波型状に形
成された仕切板36・36により、上昇するにつれて気
泡が拡散されて、気泡がタオル10に当たり易くなると
ともに、気泡から受ける衝撃が大きくなって、すすぎ洗
浄の効果が増大するのである。
【0023】尚、液洗浄槽18の個槽18a・18b、
及び、すすぎ洗浄槽19の個槽19a・19bはそれぞ
れ、タオル10の送出方向の下流側から上流側へオーバ
ーフローするように構成されている。即ち、個槽18a
・19a内の洗浄液25及びすすぎ用水32が、個槽1
8b・19b内へオーバーフローするよう構成している
のである。これにより、各個槽内の洗浄液25及びすす
ぎ用水32は清浄に保たれて、大きな洗浄効果を発揮す
ることができるのである。このように、すすぎ洗浄槽1
9で複数回すすぎ気泡洗浄されたタオル10は、絞りマ
ングル38により絞られた後に、次工程である乾燥工程
の乾燥装置5へ送出される。尚、すすぎ洗浄槽19と乾
燥装置5との間にはエキスパンドローラ39が介装さ
れ、乾燥装置5へ送出するタオル10を緊張している。
【0024】乾燥装置5内には、略円筒形に形成された
吸引ドラム20・20・・・が複数配設され、図3、図
5に示すように、タオル10は該吸引ドラム20・20
・・・に巻回されている。全ての吸引ドラム20・20
・・・は、駆動モータ47・47により駆動ベルト48
・48を介してそれぞれ駆動されており、巻回したタオ
ル10を搬送している。また、吸引ドラム20内は吸引
ファン40・40により略真空状態に吸引されており、
該吸引ドラム20の外周面には多数の吸引孔20a・2
0a・・・が形成されている。吸引ドラム20に巻回さ
れたタオル10は、搬送されながら該タオル10に含ま
れている水分を該ドラム20の吸引孔20a・20a・
・・から吸引されて、乾燥することとなる。また、乾燥
装置5内の略中央部には熱風ダクト21を配設し、該熱
風ダクト21内を通過するタオル10に熱風を吹き出し
て、この熱風によってタオル10を乾燥している。即
ち、乾燥装置5内を搬送されるタオル10は、吸引ドラ
ム20・20・・・による水分吸引と、熱風ダクト21
・21からの熱風の吹き出しとによって乾燥されるので
ある。尚、タオル10は、ある程度緊張されて吸引ドラ
ム20・20・・・に巻回されており、この状態で徐々
に乾燥されるため、ここで、該タオル10の皺は伸ばさ
れることとなる。
【0025】乾燥装置5内を搬送される間に乾燥された
タオル10は次に、滞留装置6に送出され、側面視略J
字状に形成された滞留槽22に折り畳まれながら収納さ
れる。滞留槽22へ収納されたタオル10は、巻取装置
7へ順次繰り出されて、巻取軸23が回転することによ
り該巻取軸23に巻き取られて収納される。巻取軸23
によりタオル10を巻き取る際には、巻取装置7の上流
側に配設した縫い目センサ45によって、搬送されるタ
オル10の縫い目を検出することにより、タオル10が
縫い目付近まで巻き取られると巻取軸23の回転が停止
するように構成している。また、巻取装置7には張力調
整ハンドル50を設けており、該張力調整ハンドル50
の操作により張力調整ローラ59を上下移動させること
で、巻き取り時のタオル10の張力を調整し巻取圧を適
切な大きさとして、巻取軸23に巻き取られるタオル1
0が良好な状態で巻き取られるようにしている。巻き取
りが終了すると、タオル10の連結部の縫い糸を除去し
て、巻き取られた1枚分の長帯状タオルを巻取軸23か
ら取り外し、梱包を行う。また、巻取装置7の上流側に
は検査台46を配置して、巻取装置7の作業者が巻取作
業を行う際に、巻き取られるタオル10の汚れが落ちて
いるか、破れ等の欠点がないか等の検査を行うことを可
能にしている。
【0026】以上のように、本タオル連続洗浄装置にお
いては、キャビネットタオル等の長帯状タオルを複数枚
連結した状態のタオル10を、タオル投入装置1に一旦
セットすれば、洗浄、すすぎ洗浄、乾燥、及び、巻き取
り収納等のタオル10を洗浄する工程が自動的且つ連続
的に確実になされるように構成している。尚、タオル連
続洗浄装置の自動運転等の制御は、図5に示す制御パネ
ル42により行っている。これにより、多数枚のタオル
を人手をかけずに洗浄処理することができるので、人件
費の削減や、洗浄処理の効率の向上及びコストダウンを
図っている。そして、洗浄工程においては、前処理とし
ての、タオル10の含浸槽13及びU型タイミング槽1
5での洗浄液25への浸漬を行うとともに、振動洗浄機
16、ブラシ洗浄機17、及び、気泡洗浄装置4での複
数種類の効果的な洗浄を行うことにより、高い洗浄効果
を得ている。従って、タオル10に付着した汚れを確実
に除去することができて、洗浄処理を清潔で衛生的に仕
上げることができる。
【0027】また、前述の如く洗浄処理されるタオル1
0の搬送は、駆動モータ26aにより駆動される絞りマ
ングル26、駆動モータ31aにより駆動される絞りマ
ングル31、駆動モータ37aにより駆動される絞りマ
ングル37、駆動モータ38aにより駆動される絞りマ
ングル38、及び、駆動モータ47により駆動される吸
引ドラム20・20・・・等により行われるが、各絞り
マングル26・31・37・38等の間でのタオル10
の伸縮度合等が異なったりすると、搬送されるタオル1
0の張力が大きくなりすぎて、該タオル10が途中で切
れたり、逆にタオル10の張力が小さくなり過ぎて該タ
オル10が弛んだりする場合がある。そこで、本タオル
連続洗浄装置においては、タオル10の張力を適正に保
ってタオル切れ等を防止するための機構を設けている。
即ち、図2、図4に示すように、絞りマングル31の下
流側に段差ローラ51を、絞りマングル37の下流側に
段差ローラ52を、絞りマングル38の下流側に段差ロ
ーラ53を、乾燥機5内の略中央部に段差ローラ54を
配設し、該段差ローラ51・52・53・54部分でタ
オル10の搬送方向を変更しており、これによって搬送
されるタオル10の張力を適正に保つように構成してい
る。
【0028】段差ローラ51・52・53・54は、タ
オル10に巻回されている回動ローラ51a・52a・
53a・54aが、中心軸51b・52b・53b・5
4bを中心として、タオル10を緊張する方向に一定の
力で付勢されており、搬送されるタオル10の張力が回
動ローラ51a・52a・53a・54aの付勢力より
も小さければ、回動ローラ51a・52a・53a・5
4aが付勢されている方向に回動してタオル10の張力
を増加させ、搬送されるタオル10の張力が回動ローラ
51a・52a・53a・54aの付勢力よりも大きけ
れば、回動ローラ51a・52a・53a・54aは、
付勢力に抗して反付勢方向に回動してタオル10の張力
を減少させる。
【0029】例えば、すすぎ洗浄槽19と乾燥機5との
間に配置される段差ローラ53は、図8、図9に示すよ
うに、中心軸53bから延出するアーム53c・53c
の先端部に回動ローラ53aを回転自在に支持してお
り、該回動ローラ53aは、中心軸53bを中心にして
上下回動可能に構成されている。中心軸53bは、回動
ローラ53aの回動に伴って一体的に回動する。回動ロ
ーラ53aにはタオル10が上方から巻回され、該タオ
ル10は巻回される回動ローラ53aの部分で搬送方向
を変更して上方へ搬送されている。回動ローラ53aは
一定の力で下方に付勢されており、これにより、回動ロ
ーラ53aに巻回されるタオル10が一定の力で緊張さ
れている。
【0030】そして、前記絞りマングル38と吸引ロー
ラ20との間のタオル10の張力が、回動ローラ53a
の下方への付勢力よりも小さいと、該回動ローラ53a
が、タオル10を緊張する方向である下方へ回動して、
タオル10の張力を増加する。逆に、前記絞りマングル
38と吸引ローラ20との間のタオル10の張力が、回
動ローラ53aの下方への付勢力よりも大きいと、該回
動ローラ53aが、タオル10を弛緩させる方向である
上方へ回動して、タオル10の張力を減少させる。この
ようにして、搬送されるタオル10の搬送方向変更部に
設けた段差ローラ53によりタオル10の張力を増減し
て、該タオル10の張力を一定に保つようにしている。
尚、回動ローラ53aの付勢力は、適宜値に設定するこ
とが可能であり、搬送されるタオル10の張力は任意に
設定することができる。
【0031】さらに、段差ローラ53の中心軸53bの
一側端には、タオル10の張力検出手段である角度セン
サ57を付設している。該角度センサ57は、回動ロー
ラ53aの上下回動角度をタオル10の張力として検出
し、上方への回動角度が大きくなるとタオル10の張力
が大きく検出され、下方への回動角度が大きくなるとタ
オル10の張力が小さく検出される。そして、タオル1
0の張力が大きいと検出されると、駆動モータ38aの
回転速度が早くなって絞りマングル38の搬送速度が速
くなり、該タオル10の張力を低減する。また、タオル
10の張力が小さいと検出されると、駆動モータ38a
の回転速度が遅くなって絞りマングル38の搬送速度が
遅くなり、該タオル10の張力を増加する。
【0032】このように、段差ローラ53の上下回動に
よりタオル10の張力を増減する張力調整機構と、段差
ローラ53部に付設した角度センサ57の検出値に応じ
て絞りマングル38の搬送速度を制御する張力調整機構
とにより、絞りマングル38と吸引ドラム20との間の
タオル10の張力を調整して、略一定の張力に保つよう
に構成している。尚、以上のような段差ローラ53及び
角度センサ57による張力調整機構は、段差ローラ51
及び該段差ローラ51に付設する角度センサと、段差ロ
ーラ52及び該段差ローラ52に付設する角度センサ
と、段差ローラ54及び該段差ローラ54に付設する角
度センサとに対しても設けられており、それぞれ、絞り
マングル31と絞りマングル37との間のタオル10の
張力、絞りマングル37と絞りマングル38との間のタ
オル10の張力、段差ローラ54よりも上流側の吸引ド
ラム20と該段差ローラ54よりも下流側の吸引ドラム
20との間のタオル10の張力を略一定に保つように構
成している。
【0033】以上の如く、タオル10の張力を略一定に
保つ段差ローラ51・52・53・54を、タオル10
を搬送する各絞りマングル31・37・38及び吸引ド
ラム20の間に配設して、搬送されるタオル10の張力
を搬送経路全体に渡って略均一に保持するようにしてい
る。これにより、搬送されるタオル10の張力が一箇所
に集中して、該タオル10が切れたり、縫い目が解けた
りすることを防止して、タオル連続洗浄装置を円滑に作
動することができる。尚、タオル投入部11と絞りマン
グル26との間には、タオル10が弛緩状態で滞留する
タオル溜め部12を設けているため、絞りマングル26
と絞りマングル31との間には、タオル10が弛緩状態
で滞留するU型タイミング槽15を設けているため、吸
引ドラム20と巻取軸23との間にはタオル10が弛緩
状態で滞留する滞留槽22を設けているために、タオル
10の張力が過大になってタオル切れが発生することは
ない。
【0034】また、タオル10の搬送経路における張力
調整機構は、前記液洗浄槽18内及びすすぎ洗浄槽19
内にも設けている。図4、図6、図10、図11に示す
ように、液洗浄槽18及びすすぎ洗浄槽19内でタオル
10を搬送する搬送ローラ33は、ローラ軸33aにベ
アリング63を介して外嵌されており、該ローラ軸33
aは液洗浄槽18及びすすぎ洗浄槽19の上方で支持ロ
ーラ62・62により回転自在に軸支されており、該支
持ローラ62・62間におけるローラ軸33aには駆動
プーリー61が一体的に回転可能に嵌装されている。ま
た、各ローラ軸33aの駆動プーリー61は、ベルトを
介して駆動モータ60に連結されており、該駆動モータ
により各ローラ軸33aが回転駆動されている。そし
て、ローラ軸33aの回転に伴って搬送ローラ33が回
転し、これにより、該搬送ローラ33に巻回されたタオ
ル10が搬送されるのである。
【0035】液洗浄槽18内及びすすぎ洗浄槽19内に
おいては、このようにしてタオル10の搬送が行われる
が、搬送途中におけるタオル10の伸縮度合等によっ
て、各搬送ローラ33間でのタオル10の張力が変化す
る。タオル10の張力が小さい場合は、ローラ軸33a
により回転駆動される搬送ローラ33には、タオル10
による回転方向の力はあまりかからないが、タオル10
の張力が大きくなるに従って搬送ローラ33にかかる力
が大きくなる。
【0036】ここで、搬送ローラ33はベアリング63
を介してローラ軸33aに外嵌されており、搬送ローラ
33に回転方向の力が加わっていないか、小さな力しか
加わっていない場合には搬送ローラ33とローラ軸33
aとが一体的に回転して、搬送ローラ33の回転方向に
一定値以上の大きな力が加わった場合には、ローラ軸3
3aに対して搬送ローラ33が単独で回転するように構
成している。これにより、通常は、搬送ローラ33によ
りタオル10が搬送されるが、搬送途中にタオル10の
張力が増加して、搬送ローラ33に対してかかる回転方
向の力が大きくなると、該搬送ローラ33は、ローラ軸
33aの駆動回転にかかわらず単独で、力が加わってい
る方向へ、即ち、タオル10の張力が小さくなる方向へ
回転することとなる。
【0037】このように、搬送ローラ33により搬送さ
れるタオル10の張力が大きくなって一定値以上になる
と、該搬送ローラ33が張力を低減する方向に回転する
ことで、タオル10の張力が必要以上に大きくなること
を防止している。これにより、液洗浄槽18内及びすす
ぎ洗浄槽19内でタオルが途中部で切断されたり連結部
の縫い目が解けたりすることを防いで、タオル連続洗浄
装置を円滑に作動することができる。
【0038】しかし、万が一、タオル連続洗浄装置の自
動運転中にタオル10が切れたり、縫い目が解けたりし
た場合には、タオル連続洗浄装置の作動を停止して切断
箇所を縫い合わせた後、自動運転再開するようにしてい
る。そして、タオル10の切断箇所が液洗浄槽18及び
すすぎ洗浄槽19内であった場合には、搬送ローラ33
及びガイドローラ34に巻回されたタオル10を液洗浄
槽18及びすすぎ洗浄槽19内から露出させて、切断箇
所の確認を行ったり、切断箇所の縫い合わせを行ったり
することができるように構成している。
【0039】即ち、例えば液洗浄槽18の場合、液洗浄
槽18は、その前後端部をエアシリンダ56・56等の
伸縮可能な部材により支持されており、図12において
はエアシリンダ56・56が伸長して液洗浄槽18が上
端まで持ち上げられた状態を示している。この状態にお
いては、搬送ローラ33及びガイドローラ34に巻回さ
れたタオル10は、該液洗浄槽18と、液洗浄槽18上
方の上部カバー49とで覆われており、内部では洗浄作
業が行われている。一方、図13に示すように、エアシ
リンダ56・56を伸縮すると、液洗浄槽18が下降し
て、液洗浄槽18内で洗浄液25に浸漬されていたガイ
ドローラ34、仕切板36、及び、タオル10が外部に
露出する。
【0040】前述の如く、洗浄時には液洗浄槽18に内
蔵されているタオル10等を外部へ露出可能とすること
で、例えば、液洗浄槽18内でタオル10が切れたり、
縫い目が解けたりした場合には、切断箇所を直接且つ容
易に確認することが可能となり、また、その場で切断箇
所の縫い合わせを行うことができることとなる。また、
上部カバー49に覆われた搬送ローラ33付近のタオル
10は、上部カバー49に設けた窓部49aを開くこと
により外部から観察することが可能である。尚、すすぎ
洗浄槽19においても、前述の液洗浄槽18の場合と同
様に上下移動可能に構成している。このように、タオル
10や仕切板36・36等といった、液洗浄槽18、及
びすすぎ洗浄槽19における内蔵物を外部へ露出可能と
することで、液洗浄槽18及びすすぎ洗浄槽19内の保
守点検を容易に行うことが可能となる。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、長帯状タオルの洗浄、すすぎ洗浄、乾燥、及び、巻
取収納を、該長帯状タオルを順次搬送しながら自動的に
連続して実行可能とし、該洗浄及びすすぎ洗浄を行う洗
浄槽内にて長帯状タオルが巻回される搬送ローラに、該
長帯状タオルの張力が一定値以上になると該張力を低減
する張力調整機構を設けたことにより、長帯状タオルを
自動的に搬送しながら洗浄、すすぎ洗浄、乾燥、及び、
巻取収納を連続して行った場合にあっても、搬送される
該長帯状タオルの張力が必要以上に大きくなることを防
止することができる。これにより、洗浄槽内で長帯状タ
オルが途中部で切断されたり、連結部の縫い目が解けた
りすることを防いで、タオル連続洗浄装置を円滑に作動
することができる。
【0042】さらに、請求項2記載の如く、長帯状タオ
ルの洗浄、すすぎ洗浄、乾燥、及び、巻取収納を、該長
帯状タオルを順次搬送しながら自動的に連続して実行可
能とし、搬送される長帯状タオルの搬送方向変更部に、
該長帯状タオルの張力を略一定に調整する張力調整機構
を設けたことにより、搬送される長帯状タオルの張力を
搬送経路全体に渡って略均一に保持することができた。
これにより、搬送される長帯状タオルの張力が一箇所に
集中して、該長帯状タオルが切れたり、縫い目が解けた
りすることを防止して、タオル連続洗浄装置を円滑に作
動することができる。
【0043】さらに、請求項3記載の如く、前記張力調
整機構に張力検出手段を設け、該張力検出手段の検出値
に応じて長帯状タオルの搬送速度を制御することによ
り、搬送される長帯状タオルの張力を、搬送経路全体に
渡ってさらに略均一に保持することができた。これによ
り、搬送される長帯状タオルの張力が一箇所に集中し
て、該長帯状タオルが切れたり、縫い目が解けたりする
ことを確実に防止して、タオル連続洗浄装置をさらに円
滑に作動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタオル連続洗浄装置を示す全体側面図
である。
【図2】タオル連続洗浄装置のタオル投入装置から気泡
洗浄装置までを示す側面図である。
【図3】タオル連続洗浄装置の乾燥装置から巻取装置ま
でを示す側面図である。
【図4】タオル連続洗浄装置のタオル投入装置から気泡
洗浄装置までを示す平面図である。
【図5】タオル連続洗浄装置の乾燥装置から巻取装置ま
でを示す平面図である。
【図6】液洗浄槽(すすぎ洗浄槽)を示す側面図であ
る。
【図7】気泡放出管を示す斜視図である。
【図8】段差ローラを示す側面図である。
【図9】同じく平面図である。
【図10】搬送ローラ及び搬送ローラの駆動部を示す平
面図である。
【図11】搬送ローラ及びローラ軸を示す側面図であ
る。
【図12】液洗浄槽(すすぎ洗浄槽)を上端まで移動し
た状態を示す図である。
【図13】同じく液洗浄槽(すすぎ洗浄槽)を下端まで
移動した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 タオル投入装置 2 含浸装置 3 タイミング装置 4 気泡洗浄装置 5 乾燥装置 6 滞留装置 7 巻取装置 8 U型タイミング槽 9 液気泡洗浄槽 10 タオル 18 液洗浄槽 19 すすぎ洗浄槽 25 洗浄液 32 すすぎ用水 33 搬送ローラ 33a ローラ軸 34 ガイドローラ 51・52・53・54 段差ローラ 51a・52a・53a・54a 回動ローラ 57 角度センサ(張力検出手段) 63 ベアリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長帯状タオルの洗浄工程を、該長帯状タ
    オルを順次搬送しながら自動的に連続して実行可能と
    し、洗浄及びすすぎ洗浄を行う洗浄槽内にて長帯状タオ
    ルが巻回される搬送ローラに、該長帯状タオルの張力が
    一定値以上になると該張力を低減する張力調整機構を設
    けたことを特徴とするタオル連続洗浄装置。
  2. 【請求項2】 長帯状タオルの洗浄工程を、該長帯状タ
    オルを順次搬送しながら自動的に連続して実行可能と
    し、搬送される長帯状タオルの搬送方向変更部に、該長
    帯状タオルの張力を略一定に調整する張力調整機構を設
    けたことを特徴とするタオル連続洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記張力調整機構に張力検出手段を設
    け、該張力検出手段の検出値に応じて長帯状タオルの搬
    送速度を制御することを特徴とする請求項2に記載のタ
    オル連続洗浄装置。
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