JP2000026777A - インキジェット印刷用インキ - Google Patents

インキジェット印刷用インキ

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JP2000026777A
JP2000026777A JP11163561A JP16356199A JP2000026777A JP 2000026777 A JP2000026777 A JP 2000026777A JP 11163561 A JP11163561 A JP 11163561A JP 16356199 A JP16356199 A JP 16356199A JP 2000026777 A JP2000026777 A JP 2000026777A
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ink
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acid
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JP11163561A
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B Gandoraku Curt
ビー ガンドラク カート
Luis A Sanchez
エー サンチェス ルイス
Richard L Colt
エル コルト リチャード
A Sweeny Maura
エー スウィーニー モーラ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/40Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色間にじみの小さいインキジェット印刷用イ
ンキを提供する。 【解決手段】 (a)第1色を有し、水と、着色料と、
モノマー型両性イオン化合物とを含み、塩基性官能基を
持たない有機酸を実質的に含まない第1インキと、
(b)第1インキの第1色より暗い第2色を有し、水と
顔料とを含む第2インキと、を含む、第1インキと第2
インキとの間の色間にじみが見掛上小さい、多色画印刷
用のインキ類の組み合わせである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インキとその使用
法に関するものである。更に詳しく述べるならば、本発
明はインキ間の色間にじみの小さい、インキジェット印
刷用のインキの組み合わせに関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,563,644号におい
て、水性液状ビヒクルと、着色料と、両性イオン化合物
類から成るグループより選ばれる乾燥成分とを含むイン
キ組成物を、被印刷体上に画像の形に塗布し、次に被印
刷体にマイクロ波を照射して被印刷体上の画像を乾燥さ
せる印刷方法が開示されている。望ましい実施の形態に
おいて、この発明は、(1)水性液状ビヒクルと、着色
料と、両性イオン化合物類から成るグループより選ばれ
る乾燥成分とを含むインキ組成物を、サーマルインキジ
ェット印刷装置に用い、(2)画像パターンに従いイン
キを加熱してインキ中に気泡を生じさせ、これにより被
印刷体上に画像パターンに射出するためのインキの微細
液滴を生じ、よって被印刷体上に画像を形成し、(3)
被印刷体にマイクロ波を照射して、被印刷体上の画像を
乾燥させることから成る、サーマルインキジェット印刷
法に関するものである。
【0003】米国特許第5,428,383号及び第
5,488,402号では、多色サーマルインキジェッ
ト印刷装置における色にじみの制御法が開示されてい
る。色にじみは、被印刷体上の多色印刷画像の隣接部分
における、着色剤の移行によるものである。多インキ系
において、二種のインキ組成物間の色にじみを制御する
には、少なくとも一方のインキ組成物に沈殿剤(多価金
属塩など)を添加する。沈殿剤は、他方のインキ組成物
の着色剤と反応するものである。二種のインキ組成物が
接すると、他方のインキ組成物中の着色料から沈殿が生
じ、この結果、着色剤の移行が妨げられて色にじみを防
ぐことができる。この技術は、2種以上のインキ組成物
を用いる印刷装置に適用でき、通常色にじみに起因する
難点のない、明瞭な多色画印刷を可能にする。
【0004】米国特許第5,518,534号では、第
1インキ及び第2インキを用いる多色印刷素子におい
て、にじみを防ぐインキの組み合わせが開示されてい
る。インキは、それぞれ水性キャリア媒体と着色料とを
含み、第1インキ中の着色料は顔料分散体であり、第2
インキには25℃において水100部に対し10部以上
の溶解度を持つ有機酸又は鉱酸の塩が含まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】既知の組成物及び印刷
法はその目的には適しているが、更に改良されたインキ
ジェット印刷用インキ組成物が求められている。また、
隣接して又は重ねて印刷しても色間にじみの小さいイン
キ組成物が求められている。更に、特に普通紙上に印刷
を行った場合に、輪郭の荒れ及びMFLENが小さいイ
ンキ組成物が求められている。また更に、インキジェッ
ト印刷法において噴射性能の良いインキ組成物が求めら
れている。更に、インキジェット印刷法において、良好
なラテンシー(latency)と修復可能性(rec
overability)を示すインキ組成物もまた求
められている。
【0006】本発明の目的は、前述の長所を持つインキ
組成物を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明又はその詳細な実
施の形態の目的は、多色画印刷用のインキ類の組み合わ
せを提供することにより達せられよう。このインキ類の
組み合わせは、(a)第1色を有し、水と、着色料と、
モノマー型両性イオン化合物とを含み、塩基性官能基を
持たない有機酸を実質的に含まない、第1インキと、
(b)第1インキの第1色より暗い第2色を有し、水と
顔料とを含む第2インキと、を含むものであり、第1イ
ンキと第2インキとの間の色間にじみが見掛上小さい。
本発明の他の実施の形態は、記録シート上に多色画像を
印刷する方法に関するものである。この印刷法は、
(a)第1色を有し、水と、着色料と、モノマー型両性
イオン化合物とを含み、塩基性官能基を持たない有機酸
を実質的に含まない、第1インキを調製し、(b)第1
インキの第1色より暗い第2色を有し、水と顔料とを含
む第2インキを調製し、(c)第1インキを記録シート
上に塗布し、(d)ステップ(c)の後に、第2インキ
を記録シート上に塗布することを含むものであり、この
とき、記録シート上で第1インキは第2インキと接し、
第1インキと第2インキとの間の色間にじみが見掛上小
さい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1インキ及び第2イン
キには、水性液状ビヒクルが含まれる。液状ビヒクル
は、単独の水のみ、あるいは水と水に可溶又は水と混和
する有機成分との混合物である。水に可溶又は水と混和
する有機成分とは、エチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール類、グリセリン、ジプ
ロピレングリコール類、ポリエチレングリコール類、ポ
リプロピレングリコール類、アミド類、エーテル類、尿
素、尿素置換体類、エーテル類、カルボン酸及びその塩
類、エステル類、アルコール類、有機スルフィド類、有
機スルホキシド類、スルホン類(スルホランなど)、ア
ルコール誘導体、カルビトール、ブチルカルビトール、
セロソルブ、トリプロピレングリコールモノメチルエー
テル、エーテル誘導体、アミノアルコール類、ケトン
類、N−メチルピロリドン、2−ピロリドン、シクロヘ
キシルピロリドン、ヒドロキシエーテル類、アミド類、
スルホキシド類、ラクトン類、高分子電解質類、メチル
スルホニルエタノール、イミダゾール、ベタイン及びそ
の他の水に可溶又は水と混和する物質、及びそれらの混
合物などである。水と水に可溶又は水と混和する有機溶
媒との混合物を液状ビヒクルとして用いる場合、水と有
機溶媒の比率は、通常約100:0〜約30:70、望
ましくは約97:3〜約40:60の範囲である。水以
外の液状ビヒクル成分は一般に、水(100℃)より高
い沸点をもつ湿潤剤あるいは共溶媒として働く。本発明
のインキ組成物中において、液状ビヒクルは通常インキ
の約80〜約99.9重量%、望ましくは約90〜約9
9重量%を占めるが、この範囲を越えても良い。
【0009】望ましい実施の形態において、第1インキ
には比較的高い濃度の極性共溶媒が含まれる。極性共溶
媒の含有量は、通常インキの約10〜約60重量%、望
ましくは約10〜約40重量%、更に望ましくは約10
〜約35重量%であるが、この範囲を越えても良い。約
2〜約5デバイ、望ましくは約2.5〜約4.5デバイ
の双極子モーメントをもつ極性溶媒が一般に望ましい
が、この範囲を越えるものでも良い。望ましい極性共溶
媒の例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、スルホラン、ジメチルスルホキシド、2−ピロ
リドン、N−メチルピロリドン、ホルムアミド、尿素、
ジメチルスルホン、アセトアミド等、及びそれらの混合
物が挙げられる。この実施の形態においては、インキに
は比較的低い濃度の浸透剤も含まれる。浸透剤の濃度
は、通常インキの約0.5〜約10重量%、望ましくは
約1〜約8重量%、更に望ましくは約1〜約6重量%で
あるが、この範囲を越えても良い。望ましい浸透剤の例
としては、トリプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル(ダウアノール(DOWANOL)(登録商標) T
PMなど)、ブチルカルビトール、n−オクチルピロリ
ドン、セロソルブ、シクロヘキシルピロリドン等、及び
それらの混合物が挙げられる。
【0010】本発明のインキには着色料も含まれる。第
1インキの着色料は、染料及び顔料のいずれでも良い。
第2インキの着色料は顔料である。第1インキには、ア
ニオン染料、カチオン染料、非イオン染料、両性イオン
染料等、適当なあるいは所望の染料を用いることができ
る。適当な染料の例は、食品用染料、FD&C染料、ア
シッドブラック染料、アシッドレッド染料、アシッドブ
ルー染料、アシッドエロー染料、ダイレクトブラック染
料、ダイレクトブルー染料、ダイレクトレッド染料、ダ
イレクトエロー染料;リアクティブブラック染料、リア
クティブブルー染料、リアクティブレッド染料、リアク
ティブエロー染料等の種々のリアクティブ染料、及びそ
れらの混合物などである。インキ組成物中の染料含有量
は、所望の又は効果的な量であり、通常インキの約0.
05〜約15重量%、望ましくは約0.1〜約10重量
%、更に望ましくは約1〜約5重量%であるが、この範
囲を越えても良い。
【0011】本発明の第1インキ及び第2インキに用い
られる適当な顔料の例としては、チャネルブラック、フ
ァーネスブラック、ランプブラック等の様々なカーボン
ブラックが挙げられる。着色顔料には、レッド、グリー
ン、ブルー、ブラウン、マゼンタ、シアン、イエロー粒
子及びそれらの混合物が含まれる。顔料の粒径は、液状
ビヒクル中で粒子が安定なコロイド懸濁液となるよう、
またインキをサーマルインキジェットプリンタに用いた
際に、インキ流路で詰まらないよう、できるだけ小さい
ことが望ましい。望ましい平均粒径は一般に、約0.0
01〜約5μm、より望ましくは約0.1〜約1μmで
あるが、この範囲を越えても良い。本発明のインキ組成
物には、所望の着色度とするために必要な量の顔料が含
まれる。通常顔料の含有量は、インキの約0.1〜約8
重量%、望ましくは約2〜約7重量%であるが、この範
囲を越えても良い。
【0012】ある実施の形態においては、顔料粒子と共
に、顔料粒子の分散剤として作用する樹脂エマルション
を用いる。この樹脂エマルションは通常、樹脂粒子と可
溶化樹脂とを含み、これらは、アクリル酸又はメタクリ
ル酸などのオレフィン酸とアクリル酸エステル又はメタ
クリル酸エステルとの、水中における重合により得られ
たものである。アクリル酸エステル又はメタクリル酸エ
ステルとしては、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、メタクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ペンチル、メタク
リル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘ
キシル、アクリル酸ヘプチル、メタクリル酸ヘプチル、
アクリル酸オクチル、メタクリル酸オクチル、アクリル
酸ノニル、メタクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、メ
タクリル酸デシル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸
ラウリル、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸ステア
リル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ドデシル、ア
クリル酸ベンジル、メタクリル酸ベンジル、アクリル酸
ポリエチレングリコール、メタクリル酸ポリエチレング
リコール、アクリル酸ポリオキシアルキレン、メタクリ
ル酸ポリオキシアルキレン等が挙げられる。典型的なア
クリル酸ポリオキシアルキレン及びメタクリル酸ポリオ
キシアルキレンは、次の一般式で示されるものである。
【0013】
【化1】 ここで、Rは水素原子又はアルキル基であり、アルキル
基の炭素数は通常1〜約6である。nは繰り返しモノマ
ー単位の数を示し、通常2〜約100である。
【0014】通常、樹脂の数平均分子量は約1,000
〜約15,000(g/mol)、重量平均分子量は約
1,500〜約40,000であるが、この範囲を越え
ても良い。樹脂粒子の平均粒径は、通常約30〜約30
0nmであるが、この範囲を越えても良い。樹脂エマル
ションは通常、約60〜約99重量%の樹脂粒子と、約
1〜約40重量%の可溶化樹脂とから成る。望ましく
は、樹脂粒子が約90〜約97重量%と、可溶化樹脂が
約3〜約10重量%であるが、この範囲を越える相対量
でも良い。樹脂粒子と可溶化樹脂は共に、水中でのフリ
ーラジカル型反応により得られる。このとき、モノマー
の一つはアクリル酸あるいはメタクリル酸などの水に可
溶なモノマーであり、他のモノマーは、水に対する溶解
度が低い(例えば対水溶解度が約0.05〜約2重量
%)、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、ア
クリル酸ポリオキシアルキレン、メタクリル酸ポリオキ
シアルキレンなどである。フリーラジカル開始剤は一般
に、過硫酸カリウムあるいはアンモニウム等の過硫酸塩
などの、エマルション型開始剤である。樹脂の分子量を
調整し、樹脂粒子と可溶化樹脂との比率を調整するた
め、連鎖移動剤を用いることができる。適当な連鎖移動
剤は、ドデカンチオールなどのアルキルチオール類、四
臭化炭素などのハロゲン化炭化水素、又は、望ましくは
アルキルチオールとハロゲン化炭化水素とを組み合わせ
たものである。また、樹脂エマルションには、アニオ
ン、カチオン、非イオン界面活性剤などの界面活性剤も
加えることができる。適当な界面活性剤の例としては、
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリエチレン
オキシド、ポリエチレンオキシドノニルフェニルエーテ
ル、テトラアルキルアンモニウム=クロリド、ナフタレ
ンスルホン酸ナトリウム等が挙げられ、その添加量は通
常、樹脂の約0.005〜約20重量%、望ましくは約
0.1〜約5重量%であるが、その範囲を越えても良
い。一般に、オレフィン酸モノマーが樹脂の約5〜約2
0重量部、アクリル酸アルキル又はメタクリル酸アルキ
ルが樹脂の約40〜約60重量部、メタクリル酸ポリエ
チレングリコール、又はより一般的には、メタクリル酸
あるいはアクリル酸で末端をエステル化した低分子量ポ
リエチレングリコールが、樹脂の約0〜約20重量部を
占める。樹脂粒子と可溶化樹脂とは共に同じモノマーか
ら誘導されるが、樹脂粒子と可溶化樹脂中のモノマー含
有率は異なっている。更に言うなら、可溶化樹脂の酸モ
ノマー含有率は樹脂粒子より高い。
【0015】顔料着色料の分散に適した樹脂エマルショ
ンに関する更なる情報は、例えば米国特許第5,76
6,818号に開示されている。
【0016】第1インキにはまた、モノマー型両性イオ
ン化合物、つまり水溶液中において陽電荷と陰電荷の両
方を持つイオン性化合物が含まれる。適当な両性イオン
化合物の例としては、アルギニン、アスパラギン酸、ア
ラニン、システイン、シスチン、グルタミン酸、グルタ
ミン、グリシン、ヒスチジン、ヒドロキシリジン、ヒド
ロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メ
チオニン、プロリン、セリン、スレオニン、チロシン、
バリン等の、α−アミノ酸置換体及びα−アミノ酸塩を
含むα−アミノ酸類;β−アラニン、サルコシン等のβ
−アミノ酸置換体及びβ−アミノ酸塩を含むβ−アミノ
酸類;4−アミノブチル酸、6−アミノカプロン酸等の
他のアミノ酸;ベタイン;1−(3−スルホプロピル)
ピリジニウムベタイン、1−(2−ヒドロキシ−3−ス
ルホプロピル)ピリジニウムベタイン等のベタイン置換
体、及びそれらの混合物などが挙げられる。ベタインの
構造は次の式で示される。
【0017】
【化2】 インキ中のモノマー型両性イオン化合物の含有量は、所
望あるいは効果的な量であり、通常インキの約1〜約6
0重量%、望ましくは約5〜約25重量%、更に望まし
くは約15〜約20重量%であるが、この範囲を越えて
も良い。
【0018】このインキ組成物は一般に、サーマルイン
キジェット印刷法での使用に適した粘度である。室温
(すなわち、約25℃)において、インキの粘度は通常
約10センチポアズ以下、望ましくは約1〜約5センチ
ポアズ、更に望ましくは約1〜約4センチポアズである
が、この範囲を越えていても良く、特に音響インキジェ
ット印刷においてはその限りではない。
【0019】本発明のインキ組成物は、適当あるいは所
望のpHとすることができる。サーマルインキジェット
印刷法などの、幾つかの実施の形態において、pH値は
通常約3〜約11、望ましくは約5〜約10、更に望ま
しくは約6〜約8.5であるが、この範囲を越えても良
い。
【0020】本発明の第1インキの表面張力は、望まし
くは約35ダイン/cm以上、更に望ましくは約40ダ
イン/cm以上、約50ダイン/cm以下であるが、こ
の範囲を越えても良い。本発明の第2インキの表面張力
は、望ましくは約30ダイン/cm以上、更に望ましく
は約35ダイン/cm以上、約50ダイン/cm以下で
あるが、この範囲を越えても良い。
【0021】インキジェット印刷に適したインキ組成物
は、適当な方法で調製することができる。通常、各成分
を単に混合してインキを調製する。
【0022】本発明の第1インキは、塩基性官能基を持
たない有機酸(すなわち、非両性イオン有機酸)を実質
的に含まない。しかし必要ならば、インキに無機酸を添
加することはできる。
【0023】理論的に明確ではないが、第1インキ中の
モノマー型両性イオン物質の存在が、第1インキと第2
インキとの間の色間にじみを防止すると考えられる。こ
の色間にじみの抑制は、第1インキのある成分による第
2インキ成分(着色料など)の、あるいは逆に、第2イ
ンキのある成分による第1インキ成分の、沈殿、不安定
化、又は分散性の低下によって起こるとは考えられな
い。等量の第1インキと第2インキを混合して一つの溶
液とした場合、いずれの着色料の沈殿も見られず、分散
は安定であった。第1インキ中のモノマー型両性イオン
物質の存在が、2種のインキ間の浸透勾配を調整し、浸
透圧の低い第1インキが浸透圧の高い第2インキへ流れ
込むと考えられる。第1インキは第2インキより明るい
色であることが望ましい。暗い色の第2インキが第1イ
ンキへ流れ込む場合に比べ、第1インキが第2インキへ
流れ込む方がにじみが目立たないからである。
【0024】インキは所望の順に印刷することができ
る。更に詳しく述べるならば、記録シートに、まず第1
インキを、次に第2インキを塗布して、記録シート上で
第2インキの少なくとも一部が第1インキと接するよう
にする、あるいは、記録シートにまず第2インキを、次
に第1インキを塗布して、記録シート上で第1インキの
少なくとも一部が第2インキと接するようにすることが
できる。
【0025】本発明はまた、本発明の第1インキをイン
キジェット印刷装置に用いることと、本発明の第2イン
キをインキジェット印刷装置に用いることと、記録シー
ト上に画像パターンに射出するため、第1インキと第2
インキを微細液滴とすることとを含み、記録シート上で
第1インキは第2インキと接し、第1インキと第2イン
キの間の色間にじみが小さい印刷方法に関するものであ
る。ある望ましい実施の形態において、印刷装置に、ノ
ズル中のインキを画像パターンに従って選択的に加熱し
て、画像パターンに射出するためインキを微細液滴とす
る、サーマルインキジェット法を用いている。また他の
望ましい実施の形態における印刷装置では、画像パター
ンに射出するため音響ビームによりインキを微細液滴と
する、音響インキジェット法を用いている。印刷には、
ゼロックス(登録商標)4024紙、ゼロックス イメ
ージ シリーズ紙、コートランド 4024 DP紙、
罫線付きノート紙、ボンド紙などの普通紙、シャープ社
のシリカコート紙やJuJo紙などのシリカコート紙
等、透明画基材、織物、繊維製品、プラスチック類、高
分子フィルム、金属や木材などの無機材料、等、適当な
被印刷体あるいは記録シートを用いることができる。望
ましい実施の形態においては、普通紙などの多孔性又は
インキを吸収し易い被印刷体に印刷を行う。
【0026】
【実施例】実施例1.以下の成分を単に混合し、インキ
組成物を調製した。
【0027】
【表1】
【化3】 ** アシッド エロー 23染料を、7.5重量%含有
する水溶液。
【0028】このインキを、0.2μm、142mmの
ゲルマン ナイラフロー フィルタ(Gelman N
ylaflow filter)を用い、40ポンド/
平方インチ(2814g/cm2)の圧力でろ過した。
得られたインキは、25℃における粘度が2.67セン
チポアズ、25℃におけるpHが8.69、表面張力が
46ダイン/センチメートル、伝導率が4.22ミリモ
ーであった。
【0029】実施例2.以下の成分を単に混合し、イン
キ組成物を調製した。
【0030】
【表2】
【化4】 ** アシッド エロー 23染料を、7.5重量%含有
する水溶液。
【0031】このインキを、0.2μm、47mmのゲ
ルマン ナイラフロー フィルタを用い、40ポンド/
平方インチ(2814g/cm2)の圧力でろ過した。
得られたインキは、25℃における粘度が5.21セン
チポアズ、25℃におけるpHが7.7、表面張力が3
9.9ダイン/センチメートル、伝導率が2.86ミリ
モーであった。
【0032】実施例3.以下の成分を単に混合し、イン
キ組成物を調製した。
【0033】
【表3】
【化5】 ** アシッド エロー 23染料を、7.5重量%含有
する水溶液。
【0034】このインキを、0.2μm、47mmのゲ
ルマン ナイラフロー フィルタを用い、40ポンド/
平方インチ(2814g/cm2)の圧力でろ過した。
得られたインキは、25℃における粘度が5.74セン
チポアズ、25℃におけるpHが8.15、表面張力が
40.2ダイン/センチメートル、伝導率が2.87ミ
リモーであった。
【0035】実施例4.以下の成分を単に混合し、イン
キ組成物を調製した。
【0036】
【表4】
【化6】 ** アシッド エロー 23染料を、7.5重量%含有
する水溶液。
【0037】このインキを、0.2μm、47mmのゲ
ルマン ナイラフロー フィルタを用い、40ポンド/
平方インチ(2814g/cm2)の圧力でろ過した。
得られたインキは、25℃における粘度が4.76セン
チポアズ、25℃におけるpHが7.52、表面張力が
45.6ダイン/センチメートル、伝導率が19.12
ミリモーであった。
【0038】実施例5.以下の成分を単に混合し、イン
キ組成物を調製した。
【0039】
【表5】
【化7】 ** アシッド エロー 23染料を、7.5重量%含有
する水溶液。
【0040】このインキを、1.2μm/5μm、47
mmのゲルマン ナイラフロー フィルタを用い、10
ポンド/平方インチ(703g/cm2)の圧力でろ過
した。得られたインキは、25℃における粘度が4.7
6センチポアズ、25℃におけるpHが7.5、表面張
力が39.6ダイン/センチメートル、伝導率が25.
9ミリモーであった。
【0041】実施例6.23.6重量%のメタクリル
酸、55.4重量%のメタクリル酸ベンジル、21重量
%のメタクリル酸ポリエチレングリコール(分子量24
6)、3重量%のドデカンチオール、1重量%の四臭化
炭素とからなり、樹脂を含む樹脂エマルションを調製し
た。撹拌機を備えた1リットルの容器に、水を240
g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ローヌ・
プーラン(Rhone−Poulenc)よりローダカ
ル(Rhodacal)Ds−10として入手)を1.
8g、トリトン(Triton)X−100(アルキル
フェノキシポリエタノール、アルドリッチ ケミカル社
より入手)を2g入れ、この混合物を約100rpmで
2時間撹拌した。この溶液に過硫酸アンモニウムを1.
8g加え、次に、メタクリル酸を28.3g、メタクリ
ル酸ベンジルを66.5g、メタクリル酸ポリエチレン
グリコール(分子量246)を25.2g、ドデカンチ
オールを3.6g、四臭化炭素を1.2gとを含む混合
物を加えた。この混合物を80℃で6時間加熱した。そ
の後、樹脂エマルションを室温まで冷やし、試料(約1
0g)を凍結乾燥して、GPCで分析を行った。樹脂の
数平均分子量は約20,580、重量平均分子量は約
8,193、多分散性は2.5であった。
【0042】次に、カーボンブラック(キャボジェット
(CABOJET)300、キャボット社(Cabot
Corp.)より入手)を2.5重量%、スルホラン
を23.2重量%、2−ピロリドンを6重量%、ポリエ
チレンオキシド(分子量18,500、ポリサイエンシ
スより入手)を0.05重量%、先に調製した樹脂エマ
ルションを4.24重量%、及び脱イオン水を含むイン
キ組成物を調製した。ポリエチレンオキシドを水に加
え、約5分間攪拌棒で単にかき混ぜて溶解し、次にスル
ホラン、2−ピロリドン、樹脂エマルションを加えた。
得られた混合物を、キャボジェット 300カーボンブ
ラックの溶液に、撹拌しながら加えた。得られたインキ
を攪拌棒で約5〜約10分攪拌し、次に1μmのゲルマ
ンガラス繊維フィルタでろ過した。こうして調製したイ
ンキ組成物の、25℃における粘度は2.19センチポ
アズ、25℃におけるpHは6.47、表面張力は33
ダイン/センチメートルであった。
【0043】比較例.以下の成分を単に混合し、インキ
組成物を調製した。
【0044】
【表6】
【化8】 ** アシッド エロー 23染料を、7.5重量%含有
する水溶液。
【0045】このインキを、0.2μm、142mmの
ゲルマン ナイラフロー フィルタを用い、40ポンド
/平方インチ(2814g/cm2)の圧力でろ過し
た。得られたインキは、25℃における粘度が1.63
センチポアズ、25℃におけるpHが8.69、表面張
力が49.2ダイン/センチメートル、伝導率が6.4
4ミリモーであった。
【0046】実施例7.実施例6の黒色インキと、実施
例1〜5の黄色インキ、及び、比較例をレックスマーク
(Lexmark)7200インキジェットプリンタに
用いて、ゼロックス(登録商標)4024紙上に黒色と
黄色の画像を印刷した。色間にじみ(ICB)(黄色の
バッククラウンド上に印刷した黒色の線の上端と下端
の、MFLEN又は輪郭の荒さを、μmで示した)は次
のような結果であった。
【0047】
【表7】 この結果より、対照のインキと比較し、両性イオン化合
物を含むインキの色間にじみは、十分小さくなることが
分かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス エー サンチェス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート グレート ガーランド ライズ 12 (72)発明者 リチャード エル コルト アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター オウガスチン ストリート 378 (72)発明者 モーラ エー スウィーニー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター ノブ ヒル 135

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多色画印刷用のインキ類の組み合わせで
    あって、(a)第1色を有し、水と、着色料と、モノマ
    ー型両性イオン化合物とを含み、塩基性官能基を持たな
    い有機酸を実質的に含まない第1インキと、(b)第1
    インキの第1色より暗い第2色を有し、水と顔料とを含
    む第2インキと、 を含み、第1インキと第2インキとの間の色間にじみを
    見掛上小さくすることを特徴とするインキジェット印刷
    用インキ。
  2. 【請求項2】 記録シート上に多色画像を印刷する方法
    であって、(a)第1色を有し、水と、着色料と、モノ
    マー型両性イオン化合物とを含み、塩基性官能基を持た
    ない有機酸を実質的に含まない第1インキを調製する工
    程と、(b)第1インキの第1色より暗い第2色を有
    し、水と顔料とを含む第2インキを調製する工程と、
    (c)第1インキを記録シート上に塗布する工程と、
    (d)ステップ(c)の後に、第2インキを記録シート
    上に塗布する工程と、 を含み、記録シート上で第1インキは第2インキと接し
    ており、第1インキと第2インキとの間の色間にじみを
    見掛上小さくすることを特徴とする多色画印刷法。
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