JP2000026013A - 排紙仕分け方法及び排紙仕分け装置 - Google Patents

排紙仕分け方法及び排紙仕分け装置

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JP2000026013A
JP2000026013A JP10195412A JP19541298A JP2000026013A JP 2000026013 A JP2000026013 A JP 2000026013A JP 10195412 A JP10195412 A JP 10195412A JP 19541298 A JP19541298 A JP 19541298A JP 2000026013 A JP2000026013 A JP 2000026013A
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Kazuyoshi Kobayashi
一喜 小林
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Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙された用紙を用いて仕分けグループの境
界を確実に仕分けする。 【解決手段】 画像形成装置Aから仕分けすべき用紙が
排紙台7に排紙されたときに、排紙台7上で仕分けすべ
き用紙の端縁付近の表面に回転体34を接触させ、回転
体34を所定角度回転させて仕分けすべき用紙のみをそ
れ以外の用紙に対して傾ける方向に水平面内で回転させ
ることにより、印刷された用紙を排紙台7上で複数の仕
分けグループ単位に仕分けるようにする。これにより、
排紙された用紙を用いて仕分けグループの境界を確実に
仕分けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機や複写機な
どの画像形成装置において用紙を仕分けする排紙仕分け
方法及び排紙仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷機や複写機などの画像形成装
置においては、印刷物を複数の仕分けグループに分けて
排紙するために、種々の排紙仕分け装置が提案されてい
る。例えば、特開平7−101615号公報に記載され
た排紙スタッカ装置では、用紙が積載される排紙台を、
設定された枚数の用紙が排出される度に用紙の幅方向に
往復移動させることにより、排出された用紙を設定枚数
毎に幅方向にずらして重ねることにより仕分けをすると
いうものであるが、排紙台を移動させて停止させたとき
に重なる用紙が慣性で移動するため、用紙の仕分けされ
た境目が明確にならないことがある。
【0003】また、上記の排紙スタッカ装置と類似する
効果を持つものでは、排紙台を幅方向に往復移動させる
のではなく、特公平6−78151号公報に記載されて
いるように、用紙が積載される排紙台を、設定枚数の用
紙が排出される度に、90度回転させるものがあるが、
排紙台のいずれの辺の長さも、所定の用紙の長手方向の
長さ以上にしなければならないため、装置が大型化して
重量が増える等の問題がある。
【0004】さらに、設定枚数ごとに印刷機を停止さ
せ、作業者が仕分けのための目印用のテープを用紙に置
く作業を繰り返す作業が行われている。また、このテー
プによる仕分け作業を自動化したものに、特開平7−1
722号公報に記載された印刷機用テープ打ち出し装置
がある。しかし、作業者が手作業で目印用のテープを用
紙に置く作業は面倒で、且つ後でテープを取り除く作業
も必要であり、非能率的である。しかも、テープが外れ
ることもあるので仕分けが不完全となる。さらには、テ
ープは再利用しにくいので不経済である。テープによる
仕分けを自動で行う上記の印刷機用テープ打ち出し装置
は、テープの送り出しと用紙の排出とのタイミングが合
わないことがあるため、必ずしも円滑で確実な仕分けが
実現できず、信頼性に乏しい。そして、テープを取り除
く作業が必要であり、やはり非能率的である。
【0005】さらに、画像形成装置から排出された用紙
を、設定枚数毎に複数の排紙トレーに分けて送り、排紙
トレーごとに用紙を仕分けるソータ装置があるが、装置
自体が大型で高価であり、画像形成装置から分けられオ
プション扱いされがちである。さらに、ソータ装置は画
像形成装置並の占有面積を要し、一般事務用としては、
広く採用されていないのが現状である。
【0006】そこで、仕分け用のテープを用いるのでは
なく、また、排紙台を移動させることなく、排紙台上で
用紙を仕分けグループ毎にずらして排紙することが提案
されている。その一つに、特開平1−98555号公報
に記載されたシート材料を積重ねるための装置がある。
これは、用紙(シート材料)の排紙方向下流側に、用紙
ストッパ面の位置が互いに異なる固定ストッパと可動ス
トッパとを設けるとともに、用紙排紙方向上流側に、用
紙を固定ストッパ又は可動ストッパに向けて押し出す二
個の押出し部材を設け、仕分けグループ毎に可動ストッ
パを上下方向に移動させるとともに押出し部材を移動さ
せることにより、用紙の排紙側の端縁を固定ストッパ又
は可動ストッパで揃えることにより、仕分けグループ毎
に用紙を排紙台上でずらすようにした提案がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−98555
号公報に記載されたシート材料を積重ねるための装置
は、可動ストッパの昇降位置と排出された用紙束の上面
との位置を正確に一致させる必要がある。この場合、可
動ストッパの下面と用紙束の上面との間に隙間が生ずる
と、可動ストッパにより位置決めすべき用紙が可動スト
ッパの下面を潜り固定ストッパにより位置決めされてし
まうため、仕分けの境が分からなくなってしまう。逆に
可動ストッパの位置が下方にずれると、既に排紙されて
固定ストッパに位置決めされている用紙束の端部を押す
ことになる。この用紙束の排紙側の端部の下側には、そ
の前に可動ストッパにより位置をずらして揃えた用紙束
があるために空間部が形成されているので、最上位の用
紙束の端部を可動ストッパにより強く圧接して折り目を
つけてしまうことがある。
【0008】しかも、用紙の吸湿状態や乾燥状態によっ
ては用紙束の積層高さも一定に維持しにくいため、可動
ストッパを用紙の上面に合わせて正確な位置に移動させ
ることは至難であり、この結果、仕分け精度が悪くな
る。さらに、可動ストッパと二個の押出し部材とを駆動
するために三個の駆動手段(シリンダ)を必要とし、装
置の大型化及び複雑化を招く欠点がある。
【0009】本発明は、構造の小型化及び簡略を図り、
さらに、排紙された用紙を用いて仕分けグループの境界
を確実に仕分けすることができ、さらに、画像形成装置
に対する排紙仕分け装置の配置の自由度を高めることを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の排紙仕分
け方法は、画像形成装置から仕分けすべき用紙が排紙台
に排紙されたときに、前記排紙台上で仕分けすべき用紙
の端縁付近の表面に回転体を接触させ、前記回転体を所
定角度回転させて仕分けすべき用紙のみをそれ以外の用
紙に対して傾ける方向に水平面内で回転させることによ
り、印刷された用紙を前記排紙台上で複数の仕分けグル
ープ単位に仕分ける。
【0011】したがって、仕分けすべき用紙の端縁付近
の表面に接触させた回転体を回転させることにより、仕
分けすべき用紙のみを水平面内で回転させて仕分けグル
ープの境目としての目印にすることが可能となる。
【0012】請求項2記載の排紙仕分け方法は、請求項
1記載の発明において、前記排紙台内の仕分けすべき用
紙の相対向する両端縁付近の表面のそれぞれに回転体を
接触させ、前記回転体を所定角度回転させて仕分けすべ
き用紙の相対向する端縁を互いに逆方向にずらして仕分
けすべき用紙のみをそれ以外の用紙に対して傾けるよう
に水平面内で回転させる。
【0013】したがって、用紙の相対向する両端縁付近
の二個所で用紙に偶力を与えることができる。
【0014】請求項3記載の排紙仕分け装置は、画像形
成装置から排出される印刷済みの用紙を順次積載する排
紙台と、前記排紙台上で仕分けすべき用紙の端縁付近の
表面に回転体を接触させ、前記回転体を所定角度回転さ
せて仕分けすべき用紙のみをそれ以外の用紙に対して傾
ける方向に水平面内で回転させる移動手段とを具備す
る。
【0015】この場合、移動手段は、用紙の排紙方向と
は反対側の端縁付近の表面に回転体を接触させる位置に
配置する構成(請求項4)、用紙の排紙方向側の端縁付
近の表面に回転体を接触させる位置に配置する構成(請
求項5)、用紙の排紙方向と直交する方向における両端
縁の何れか一方付近の表面に回転体を接触させる位置に
配置する構成(請求項6)を含む。
【0016】したがって、仕分けすべき用紙の端縁付近
の表面に接触させた回転体を回転させることにより、仕
分けすべき用紙のみを水平面内で回転させて仕分けグル
ープの境目としての目印にすることが可能となる。
【0017】請求項7記載の排紙仕分け装置は、請求項
3記載の発明において、移動手段は、用紙の排紙方向に
おける両端縁付近の表面に回転体を接触させるように排
紙台を間にして二個対向配置され、前記移動手段の回転
体は用紙の相対向する両端縁を互いに逆方向に移動させ
るように構成されている。
【0018】したがって、用紙の相対向する両端縁付近
の二個所で用紙に偶力を与えることができる。
【0019】請求項8記載の排紙仕分け装置は、請求項
3記載の発明において、移動手段は、用紙の排紙方向と
直交する方向における両端縁付近の表面に回転体を接触
させるように排紙台を間にして二個対向配置され、前記
移動手段の回転体は用紙の相対向する両端縁を互いに逆
方向に移動させるように構成されている。
【0020】したがって、用紙の相対向する両端縁付近
の二個所で用紙に偶力を与えることができる。
【0021】請求項9記載の排紙仕分け装置は、請求項
3ないし8の何れか一記載の発明において、移動手段
は、前記排紙台の一辺の外側に昇降自在に配置された昇
降台と、前記排紙台の一辺の外側からその排紙台の内側
に向けて前進及び後退可能に前記昇降台に支持されたピ
ックアップと、前記ピックアップの前記排紙台側の先端
部に設けられて前記排紙台上の仕分けすべき用紙の端縁
付近の表面に接触される回転体と、仕分けすべき用紙が
前記排紙台に排紙された後に前記回転体が前記排紙台上
の仕分けすべき用紙の端縁付近の表面に対向するまで前
記ピックアップを前進させ一定時間経過後に前記ピック
アップを前記排紙台の外側に後退させる進退駆動部と、
前記ピックアップが前記排紙台上に進出した後に前記排
紙台上の仕分けすべき用紙に前記回転体が接触するまで
前記昇降台を下降させ一定時間経過後に前記昇降台を上
昇させる昇降駆動部と、前記ピックアップの進出動作と
前記昇降台の下降動作とにより前記回転体が前記排紙台
において仕分けすべき用紙の端縁付近の表面に接触した
ときから前記昇降台が上昇するまでの間に仕分けすべき
用紙のみをそれ以外の用紙に対して傾けるように前記回
転体を所定角度回転させる回転駆動部とを備える。
【0022】したがって、仕分けすべき用紙が前記排紙
台に排紙されると、回転体が排紙台上の仕分けすべき用
紙の端縁付近の表面に対向するまでピックアップが前進
方向に駆動され、排紙台上の仕分けすべき用紙に回転体
が接触するまで昇降台が下降方向に駆動され、回転体が
回転駆動されるため、排紙台上の仕分けすべき用紙のみ
を水平面内で回転させて仕分けグループの境目としての
目印にすることが可能となる。一定時間経過すると、回
転体が停止され、昇降台が上昇方向に駆動され、ピック
アップが排紙台から後退する方向に駆動される。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図7に基づいて説明する。まず、図1を参照して
本発明の仕分け装置が実装される画像形成装置の一例に
ついて概略的に説明する。この例における画像形成装置
は孔版印刷装置Aであるがこれに限られるものではな
い。
【0024】製版済みのマスタ1を巻き付ける版胴2が
回転自在に設けられている。この版胴2の周囲には、マ
スタ1を加熱穿孔して製版し、マスタ1を版胴2へ給版
する製版部3と、給紙部(図示せず)から給紙された用
紙Sを版胴2に巻き付けたマスタ1の進行にタイミング
を合わせて搬送する一対のレジストローラ4と、このレ
ジストローラ4から給紙された用紙Sをマスタ1を介し
て版胴2に押し付けるプレスローラ5と、印刷済みの用
紙Sを版胴2から剥離する剥離爪6と、この剥離爪6に
より剥離された用紙Sを排紙台7に向けて搬送する用紙
搬送ユニット8とが配置されている。
【0025】製版部3は、マスタ1の搬送路9に沿っ
て、回転駆動されるプラテン10、このプラテン10に
対して接離自在に支持されたサーマルヘッド11、マス
タ1を切断する固定刃12及び可動刃13、一対の搬送
ローラ14,15、マスタ1を下から支えるガイド板1
6等を配置することにより形成されている。マスタ1の
ロール芯1a、プラテン10、搬送ローラ14,15等
は、製版部3のフレームを構成する側板(図示せず)に
回転自在に支持されている。
【0026】版胴2には、非開口部2aと開口部2bと
が形成されている。開口部2bには樹脂又は金属の網体
により形成されたメッシュスクリーンが設けられてい
る。この版胴2は、その両端部に固定されたフランジ
(図示せず)が、孔版印刷装置Aの側板(図示せず)に
固定的に支持されたインキパイプ17に回転自在に支持
され、時計方向に駆動される。また、版胴2の内部に
は、この版胴2の内周面に接触するインキローラ18と
ドクターローラ19とが僅かの隙間を開けて回転自在に
設けられ、これらのインキローラ18とドクターローラ
19との間の楔状の空間にインキパイプ17の下端に形
成された供給穴20から滴下するインキを受けるインキ
溜め21を形成している。インキパイプ17には、版胴
2の外部に設けられたインキパック(図示せず)からイ
ンキが供給される。また、版胴2の外周面には、非開口
部2aの部分で前記マスタ1の先端を挟持するステージ
22とクランパ23とが取り付けられている。ステージ
22は磁性体により形成されて版胴2の軸線方向に沿う
長さを有する。クランパ23は、ステージ22の長手方
向に沿って配置されたクランパ軸24を支軸として回転
自在に支持されている。
【0027】次に、孔版印刷装置Aの動作について説明
する。図示しない原稿読取部に原稿がセットされ、スタ
ート釦を押す等の操作によりスタート信号が出される
と、図示しないモータにより版胴2が反時計方向に駆動
される。この過程で、それまでに版胴2に巻き付けられ
ていたマスタ1が排版装置(図示せず)により剥離され
て廃棄され、版胴2はクランパ23が略真上に達したと
きに停止される。この停止時では、クランパ23がクラ
ンパ軸24を中心に開放方向に回動し給版待機状態に維
持される。
【0028】画像データがサーマルヘッド11に出力さ
れるとマスタ1には画像データに基づいて穿孔によるド
ットが形成される。マスタ1はプラテン10、搬送ロー
ラ14,15の回転により版胴2側に搬送される。この
とき、搬送ローラ14,15はプラテン10の周速度よ
りやや速い周速で回転することにより、マスタ1に必要
なテンションを付与する。そして、プラテン10、搬送
ローラ14,15を駆動するステッピングモータのステ
ップ数をカウントすることにより、マスタ1の先端がク
ランパ23に届いたと判断すると、図示しない開閉装置
によりクランパ23が閉じられ、マスタ1の先端がクラ
ンパ23と版胴2上のステージ22との間で挾持され
る。続いて、版胴2がマスタ1の搬送速度と略等しい周
速度をもって今度は時計方向に駆動されて、版胴2の外
周へのマスタ1の巻き付けが行われる。そして、ステッ
ピングモータのステップ数より製版が完了したと判断さ
れると、可動刃13が作動しマスタ1が切断されるとと
もに、プラテン10及び搬送ローラ14,15が停止さ
れる。そして、版胴2がさらに回転することにより、版
胴2へのマスタ1の巻き付けが完了する。
【0029】このように、版胴2へのマスタ1の巻き付
けが完了すると、図示しない給紙トレイに積載されてい
る用紙Sが分離給紙装置(図示せず)により給紙され、
その用紙Sが版胴2の回転運動に同期して回転するレジ
ストローラ4により版胴2とプレスローラ5との間に搬
送される。印刷に際してはプレスローラ5により用紙S
を版胴2の外周に押しつけるように構成されているの
で、版胴2内のインキがマスタ1の穿孔から滲み出され
て用紙Sに転写され、これにより印刷が行われる。
【0030】次に、上記孔版印刷装置Aにより印刷され
た用紙Sを仕分けする排紙仕分け装置Bの構成について
説明する。排紙台7は排紙方向側にエンドプレート7a
を、その反対側に仕切板7bを有し、エンドプレート7
aと仕切板7bとの間隔は使用する用紙Sのサイズより
少し大きい値に定められている。また、排紙台7の排紙
方向と直交する方向における両側には用紙Sの両端縁の
位置を決めるサイドフェンス7cが設けられている。本
実施の形態における排紙仕分け装置Bは、排紙台7のエ
ンドプレート7aとは反対側の一辺の外側に配置された
移動手段25を備えている。
【0031】この移動手段25は、図2及び図3に示す
ように、支持部材(図示せず)により鉛直方向に支持さ
れたガイドロッド26により昇降自在に支持された昇降
台27と、この昇降台27にトンネル状に形成された開
口部に水平方向に移動自在に嵌合されたピックアップ2
8とを有する。昇降台27にはガイドロッド26と平行
な送りねじ29が螺合され、この送りねじ29を昇降駆
動部である正逆回転可能な昇降モータ30で回転させる
ことにより昇降台27が上昇又は下降する。また、昇降
台27には進退駆動部である正逆回転可能な進退モータ
31が支持され、この進退モータ31に駆動されるピニ
オン32がピックアップ28に形成されたラック33
(図2参照)に噛合されている。さらに、ピックアップ
28の排紙台7の端部付近には回転体34を駆動する回
転駆動部であるずらしモータ35が設けられている。こ
のずらしモータ35には回転体34の上部を覆うカバー
36が固定されている。回転体34は、表面が高摩擦部
材により形成されたローラである。高摩擦部材として
は、ウレタン、シリコンゴム等、摩擦係数の高い軟質材
料、或いは、セラミック、サンドペーパ、ダイヤモンド
粉末が表面に接着された材料等が挙げられる。なお、排
紙台7の仕切板7bには、ピックアップ28の先端部の
通過を許容するための開口部(図示せず)が形成されて
いる。
【0032】次に、排紙仕分け装置Bの動作を制御する
ためのハードウェアの構成を図4を参照して説明する。
37は各部の動作状態を監視制御するCPUで、このC
PU37には、このCPU37が実行するプログラム等
の固定データが書き込まれたROM38と、ワークデー
タ等の可変データが一時的に書き込まれるRAM39
と、I/Oポート40とが接続されている。
【0033】I/Oポート40には、ピックアップ28
が排紙台7から離れた初期位置に位置する状態(図1に
示す状態)を検出するHP(ホームポジション)センサ
41と、ピックアップ28が排紙台7の内側に前進した
状態(図3に示す状態)を検出するストロークセンサ4
2と、昇降台27が上部の初期位置に位置する状態を検
出する上限センサ43と、回転体34が排紙台7上の最
上位の用紙Sを圧接した状態を検出する用紙センサ44
と、昇降モータ30を駆動するドライバ45と、進退モ
ータ31を駆動するドライバ46と、ずらしモータ35
を駆動するドライバ47とが接続されている。
【0034】この場合、HPセンサ41とストロークセ
ンサ42とは昇降台27に設けられ、上限センサ43は
昇降台27に近接するフレーム(図示せず)に支持さ
れ、用紙センサ44は、ピックアップ28が昇降台27
とともに下降して排紙台7上の最上位の用紙Sを検出す
るようにピックアップ28の先端側の下面等を利用して
取り付けられているものである。
【0035】ここで、CPU37は、上限センサ43の
出力を判断することで昇降台27が初期位置に位置する
ことを検知し、また、初期位置からの昇降モータ30の
駆動パルスをカウントすることにより昇降台27の任意
の位置を検知する昇降位置検知手段として機能する。さ
らに、CPU37は、HPセンサ41、ストロークセン
サ42の出力によりピックアップ28の位置を検知する
進退位置検知手段として機能する。そして、孔版印刷装
置Aからの印刷進行情報は、I/Oポート40を介して
CPU37に伝達されるように構成されている。
【0036】このような孔版印刷装置Aは、印刷に際し
て、仕分けを必要としない印刷モードと、仕分けを必要
とする仕分け印刷モードとの選択をする操作パネル(図
示せず)を備えている。仕分けを必要としない印刷モー
ドを選択したときは、排紙仕分け装置Bは初期位置にお
いて非駆動状態に維持されるように構成されている。
【0037】以下、仕分け印刷モードを選択したとき
の、CPU37の制御により実行される具体的な仕分け
処理について、図5に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、仕分け印刷に際し、操作パネルにより、
一仕分けグループの設定枚数と、仕分けグループの組数
とを入力する。この例では、設定枚数と組数とのデータ
をRAM39等の記憶領域に一時的に格納し、印刷の経
過に応じて印刷済みの枚数と組数とをカウンタ(図示せ
ず)にカウントし、このカウント値とRAM39に格納
した値とを比較する等の処理により、設定枚数の印刷が
完了したかどうか、或いは設定した組数の印刷が終了し
たかどうかの認識を得ることができる。
【0038】スタート釦を操作して仕分け印刷を開始す
ると、まず、印刷データの有無を判断する(S1)。印
刷データ有りと判断したときは(S1のY)、上限セン
サ43の出力により昇降台27の初期位置を判断する
(S2)。初期位置と判断したとき(S2のY)はステ
ップS3に移行する。初期位置でないと判断したとき
(S2のN)は、昇降モータ30を逆転させて昇降台2
7を上昇させ(S4)、昇降台27の初期位置を判断し
(S5)、初期位置であると判断したときに(S5の
Y)、昇降モータ30を停止させて昇降台27を停止さ
せ(S6)、ステップS3に戻る。
【0039】ステップS3ではHPセンサ41の出力に
よりピックアップ28の初期位置を判断する。初期位置
と判断したときは(S3のY)ステップS7に移行す
る。初期位置でないと判断したとき(S3のN)は、進
退モータ31を逆転させてピックアップ28を初期位置
(図1に示す状態)に後退させ(S8)、初期位置に後
退したものと判断したときに(S9のY)、進退モータ
31を停止させてピックアップ28を停止させ(S1
0)、ステップS7に戻る。
【0040】ステップ7では印刷を開始する。これによ
り印刷済の用紙Sが排紙台7に排紙されるが、仕分け命
令が出力されたと判断したときに(S11のY)、ステ
ップS12から始まる仕分け動作に移行する。本実施の
形態においては、一仕分けグループの設定枚数目の用紙
が排紙されたことをCPU37が認識したときに、仕分
け命令を出力する。
【0041】仕分け命令により、まず、印刷を一時停止
し(S12)、進退モータ31を正転させてピックアッ
プ28を排紙台7の内側に向けて前進させ(S13)、
ストロークセンサ42の出力により、ピックアップ28
が前進位置(図3に示す状態)に達した状態を認識する
と(S14のY)、進退モータ31を停止させ、ピック
アップ28を停止させる(S15)。続いて、昇降モー
タ30を正転させて昇降台27を下降させ(S16)、
用紙センサ44の出力により回転体34が仕分けすべき
用紙Sa(図3参照)を圧接したものと判断したときに
(S17のY)、昇降モータ30を停止させて昇降台2
7を停止させる(S18)。この状態で、ずらしモータ
35を駆動して回転体34を回転させ(S19)、ずら
しモータ35が所定ステップ数駆動されたことを認識し
たときに(S20のY)、ずらしモータ35を停止させ
回転体34を停止させる(S21)。この間の回転体3
4の回転により最上位の仕分けすべき用紙Saがそれ以
外の下層の用紙Sに対して水平面内でずらされる。その
用紙Saがずれた状態については後で詳述する。
【0042】ステップS22では印刷を再開する。後か
ら排紙される用紙Sはカバー36に支えられるため回転
体34には接触しない。本実施の形態では、一仕分けグ
ループの設定枚数目の用紙Saを仕分けのためにずらし
た後の印刷は、次の仕分けグループの印刷を意味する。
そして、規定枚数の用紙Sが排紙されたものと認識した
ときに(S23のY)、昇降モータ30を逆転させて昇
降台27を上昇させ(S24)、進退モータ31を逆転さ
せてピックアップ28を排紙台7の外側に後退させる
(S25)。この場合、仕分け方向にずらした用紙Sa
は、その上に排紙された規定枚数の用紙Sに押さえられ
ているため昇降台27の上昇動作により姿勢を乱される
ことはない。また、この場合の規定枚数とは、次の仕分
けグループの設定枚数でも、その設定枚数未満でもよ
い。
【0043】続いて、HPセンサ41の出力により、ピ
ックアップ28が初期位置まで後退した状態を認識した
ときに(S26のY)、進退モータ31を停止させてピ
ックアップ28を停止させ(S27)、上限センサ43
の出力により、昇降台27が初期位置まで上昇したこと
を認識したときに(S28のY)、昇降モータ30を停
止させて昇降台27を停止させる(S29)。このよう
な処理は、印刷データが有る限り繰り返して行われる。
【0044】なお、一仕分けグループの設定枚数をnと
したとき、1枚目の用紙が排紙されたときに、仕分け命
令を出力し、その1枚目の用紙を仕分けすべき用紙Sa
としてもよい。この場合には、その1枚目の用紙Saの
上にn-1枚の用紙Sが排紙され、次の仕分けグループ
の1枚目の用紙Saが排紙されたときに、その用紙Sa
を仕分け方向にずらす動作を繰り返すようにしてもよ
い。
【0045】ここで、請求項9に関連し、前進させたピ
ックアップ28を排紙台7の外側に後退させるまでの一
定時間とは、仕分けすべき用紙Saの仕分けが終り少な
くとも昇降台27がある程度上昇するまでの時間で、こ
れは図5におけるS15の処理を終了してからS25の
処理を実行するまでの時間に相当する。
【0046】また、仕分けすべき用紙Saに回転体34
が接触するまで下降させた昇降台27を上昇させるまで
の一定時間とは、少なくとも回転体34の回転により仕
分けすべき用紙Saの仕分けが終るまでの時間である。
本実施の形態では、さらに何枚かの用紙Sが排紙される
時間を見込んでおり、これは図5におけるS18の処理
を終了してからS24の処理を実行するまでの時間に相
当する。
【0047】なお、昇降台27の昇降動作とピックアッ
プ28の進退動作とは、図5で説明したステップの順序
に限定されるものではない。例えば、回転体34を用紙
Saに接触させるまでの期間において、ピックアップ2
8の前進動作と昇降台27の下降動作とが同時に行われ
る期間があってもよい。また、仕分け動作終了後に昇降
台27をある程度上昇させた後の期間において、ピック
アップ28の後退動作と昇降台27の上昇動作とが同時
に行われる期間があってもよい。
【0048】ここで、仕分けした用紙Saの状態につい
て説明する。本実施の形態は、仕切板7b側からピック
アップ28を排紙台7の上に前進させ、回転体34を用
紙Saの仕切板7b側の端縁付近に接触させ、回転体3
4を用紙Saの排紙方向と平行な直線を軸として回転さ
せる構成である。これにより、最上位の用紙Saを下層
の用紙Sに対して傾けるように水平面内で回転させてず
らすことができる。したがって、ずらした用紙Saによ
り仕分けグループの境界を認識することができる(図6
参照)。
【0049】なお、用紙Sの排紙方向又は用紙Sの幅方
向と平行な直線に対して傾斜する直線を軸として回転体
34を回転させ、或いは、用紙Sの表面に対して垂直な
軸をもって回転する回転体(図示せず)により用紙Sa
を回転させても同様の効果を得ることができる。
【0050】また、排紙台7の両側にサイドフェンス7
cが設けられている場合は、用紙Saはサイドフェンス
7cとの接触部を支点として回転することになるため、
サイドフェンス7cが排紙方向に長い場合は用紙Saが
回転方向の抵抗を受ける(図7参照)。しかし、回転さ
せた用紙Saの端縁(下層の用紙Sからはみ出した部
分)をU字形に上方に湾曲させることも可能であるた
め、仕分けの目的に対しては問題ない。
【0051】ただし、このように仕分けのためにずらし
た用紙Saの縁を湾曲させる場合には、サイドフェンス
7cの間隔を用紙Sの幅よりもやや狭い間隔に調整し、
そのサイドフェンス7cの上部に、孔版印刷装置Aから
排紙されて排紙台7に向けて飛翔する用紙Sの両端縁を
一旦支える部材を設け、その部材から用紙Sを自重によ
り落下させることにより、排紙台7上で用紙Sを上面が
凹面となるようにU字形に湾曲させて載置する構成にす
ることが望ましい。このように構成することにより、仕
分けのためにずらした用紙Saの端縁を自然に湾曲させ
て端縁に折り目がつくことを防止することができる。な
お、仕分けすべき用紙Saは、場合によってはエンドプ
レート7aによっても抵抗を受け、仕切板7b側に変位
することがあるが、仕分けについては何ら問題はない。
【0052】以上述べたことは、図8に示すように、用
紙Sの排紙方向側の端縁付近の表面に回転体34を接触
させる位置(エンドプレート7aの外側)に移動手段2
5を配置し、或いは、図9に示すように、用紙Sの排紙
方向と直交する方向における両端縁の何れか一方付近の
表面に回転体34を接触させる位置(サイドフェンス7
cの外側)に移動手段25を配置しても、同様に得るこ
とができる。すなわち、移動手段25の位置を選択する
ことができるため、孔版印刷装置に対する排紙仕分け装
置Bの配置に自由度をもたせることができる。
【0053】次に、本発明の実施の第二の形態を図10
及び図11に基づいて説明する。前実施の形態と同一部
分は同一符号を用い説明も省略する。図10は、用紙S
aの排紙方向における両端縁付近の表面に回転体34を
接触させるように排紙台7を間にして二個の移動手段2
5を対向配置した例である。図11は、用紙Saの排紙
方向と直交する方向における両端縁付近の表面に回転体
34を接触させるように排紙台7を間にして二個の移動
手段25を対向配置した例である。図10、図11に示
す何れの場合も、移動手段25の回転体34は用紙Sa
の相対向する両端縁を互いに逆方向に移動させるように
駆動される。
【0054】したがって、用紙Saの相対向する両端縁
付近の二個所で用紙に偶力を与えることができる。これ
により、厚く重い用紙Sを用いた場合でも、仕分けすべ
き用紙Saを確実に仕分け方向に回転させることができ
る。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の排紙仕分け方法は、画像
形成装置から仕分けすべき用紙が排紙台に排紙されたと
きに、排紙台上で仕分けすべき用紙の端縁付近の表面に
回転体を接触させ、回転体を所定角度回転させて仕分け
すべき用紙のみをそれ以外の用紙に対して傾ける方向に
水平面内で回転させることにより、印刷された用紙を排
紙台上で複数の仕分けグループ単位に仕分けるので、仕
分けすべき用紙の端縁付近の表面に接触させた回転体を
回転させることにより、仕分けすべき用紙のみを水平面
内で移動させて仕分けグループの境目としての目印にす
ることができる。
【0056】請求項2記載の排紙仕分け方法は、請求項
1記載の発明において、排紙台内の仕分けすべき用紙の
相対向する両端縁付近の表面のそれぞれに回転体を接触
させ、これらの回転体を所定角度回転させて仕分けすべ
き用紙の相対向する端縁を互いに逆方向にずらして仕分
けすべき用紙のみをそれ以外の用紙に対して傾けるよう
に水平面内で回転させるので、用紙の相対向する両端縁
付近の二個所で用紙に偶力を与えることができる。これ
により、厚く重い用紙を用いた場合でも、仕分けすべき
用紙を確実に仕分け方向に回転させることができる。
【0057】請求項3記載の排紙仕分け装置は、画像形
成装置から排出される印刷済みの用紙を順次積載する排
紙台と、排紙台上で仕分けすべき用紙の端縁付近の表面
に回転体を接触させ、これらの回転体を所定角度回転さ
せて仕分けすべき用紙のみをそれ以外の用紙に対して傾
ける方向に水平面内で回転させる移動手段とを具備する
ので、仕分けすべき用紙の端縁付近の表面に接触させた
回転体を回転させることにより、仕分けすべき用紙のみ
を水平面内で移動させて仕分けグループの境目としての
目印にすることができる。
【0058】請求項4ないし6記載の排紙仕分け装置
は、請求項3と同様の効果を得ることができるととも
に、移動手段の配置を選択して画像形成装置に対する排
紙仕分け装置の配置の自由度を高めることができる。
【0059】請求項7及び8記載の排紙仕分け装置は、
請求項3記載の発明において、移動手段は、用紙の相対
向する両端縁付近の表面に回転体を接触させるように排
紙台を間にして二個対向配置され、移動手段の回転体は
用紙の相対向する両端縁を互いに逆方向に移動させるよ
うに構成されているので、用紙の相対向する両端縁付近
の二個所で用紙に偶力を与えることができる。これによ
り、厚く重い用紙を用いた場合でも、仕分けすべき用紙
を確実に仕分け方向に回転させることができる。
【0060】請求項9記載の排紙仕分け装置は、請求項
3ないし8の何れか一記載の発明において、移動手段
は、排紙台の一辺の外側に昇降自在に配置された昇降台
と、この排紙台の一辺の外側からその排紙台の内側に向
けて前進及び後退可能に昇降台に支持されたピックアッ
プと、このピックアップの排紙台側の先端部に設けられ
て排紙台上の仕分けすべき用紙の端縁付近の表面に接触
される回転体と、仕分けすべき用紙が排紙台に排紙され
た後に回転体が排紙台上の仕分けすべき用紙の端縁付近
の表面に対向するまでピックアップを前進させ一定時間
経過後にピックアップを排紙台の外側に後退させる進退
駆動部と、ピックアップが排紙台上に進出した後に前記
排紙台上の仕分けすべき用紙に前記回転体が接触するま
で昇降台を下降させ一定時間経過後に昇降台を上昇させ
る昇降駆動部と、ピックアップの進出動作と昇降台の下
降動作とにより回転体が排紙台において仕分けすべき用
紙の端縁付近の表面に接触したときから昇降台が上昇す
るまでの間に仕分けすべき用紙のみをそれ以外の用紙に
対して傾けるように回転体を所定角度回転させる回転駆
動部とを備えるので、仕分けすべき用紙が排紙台に排紙
されると、回転体が排紙台上の仕分けすべき用紙の端縁
付近の表面に対向するまでピックアップが前進方向に駆
動され、排紙台上の仕分けすべき用紙に回転体が接触す
るまで昇降台が下降方向に駆動され、回転体が回転駆動
されるため、排紙台上の仕分けすべき用紙のみを水平面
内で移動させて仕分けグループの境目としての目印にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示すもので、排紙
仕分け装置が実装された孔版印刷装置の縦断正面図であ
る。
【図2】排紙仕分け装置の移動手段を示す斜視図であ
る。
【図3】排紙仕分け装置を示す正面図である。
【図4】排紙仕分け装置の動作を制御するためのハード
ウェアの構成を示すブロック図である。
【図5】仕分け処理を示すフローチャートである。
【図6】用紙を仕分けした状態を示す斜視図である。
【図7】用紙を仕分けした状態を示す平面図である。
【図8】排紙仕分け装置の変形例を示す正面図である。
【図9】排紙仕分け装置の他の変形例を示す側面図であ
る。
【図10】本発明の実施の第二の形態における排紙仕分
け装置を示すもので、用紙の排紙方向における両端縁付
近に二個の移動手段を対向配置した正面図である。
【図11】本発明の実施の第二の形態における排紙仕分
け装置を示すもので、用紙の排紙方向と直交する方向に
おける両端縁付近に二個の移動手段を対向配置した側面
図である。
【符号の説明】
7 排紙台 25 移動手段 27 昇降台 28 ピックアップ 30 昇降駆動部 31 進退駆動部 34 回転体 35 回転駆動部 S 用紙 Sa 仕分けすべき用紙 A 画像形成装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から仕分けすべき用紙が排
    紙台に排紙されたときに、前記排紙台上で仕分けすべき
    用紙の端縁付近の表面に回転体を接触させ、前記回転体
    を所定角度回転させて仕分けすべき用紙のみをそれ以外
    の用紙に対して傾ける方向に水平面内で回転させること
    により、印刷された用紙を前記排紙台上で複数の仕分け
    グループ単位に仕分けることを特徴とする排紙仕分け方
    法。
  2. 【請求項2】 前記排紙台内の仕分けすべき用紙の相対
    向する両端縁付近の表面のそれぞれに回転体を接触さ
    せ、前記回転体を所定角度回転させて仕分けすべき用紙
    の相対向する端縁を互いに逆方向にずらして仕分けすべ
    き用紙のみをそれ以外の用紙に対して傾ける方向に水平
    面内で回転させる請求項1記載の排紙仕分け方法。
  3. 【請求項3】 画像形成装置から排出される印刷済みの
    用紙を順次積載する排紙台と、前記排紙台上で仕分けす
    べき用紙の端縁付近の表面に回転体を接触させ、前記回
    転体を所定角度回転させて仕分けすべき用紙のみをそれ
    以外の用紙に対して傾ける方向に水平面内で回転させる
    移動手段とを具備する排紙仕分け装置。
  4. 【請求項4】 移動手段は、用紙の排紙方向とは反対側
    の端縁付近の表面に回転体を接触させる位置に配置され
    ている請求項3記載の排紙仕分け装置。
  5. 【請求項5】 移動手段は、用紙の排紙方向側の端縁付
    近の表面に回転体を接触させる位置に配置されている請
    求項3記載の排紙仕分け装置。
  6. 【請求項6】 移動手段は、用紙の排紙方向と直交する
    方向における両端縁の何れか一方付近の表面に回転体を
    接触させる位置に配置されている請求項3記載の排紙仕
    分け装置。
  7. 【請求項7】 移動手段は、用紙の排紙方向における両
    端縁付近の表面に回転体を接触させるように排紙台を間
    にして二個対向配置され、前記移動手段の回転体は用紙
    の相対向する両端縁を互いに逆方向に移動させるように
    構成されている請求項3記載の排紙仕分け装置。
  8. 【請求項8】 移動手段は、用紙の排紙方向と直交する
    方向における両端縁付近の表面に回転体を接触させるよ
    うに排紙台を間にして二個対向配置され、前記移動手段
    の回転体は用紙の相対向する両端縁を互いに逆方向に移
    動させるように構成されている請求項3記載の排紙仕分
    け装置。
  9. 【請求項9】 移動手段は、前記排紙台の一辺の外側に
    昇降自在に配置された昇降台と、前記排紙台の一辺の外
    側からその排紙台の内側に向けて前進及び後退可能に前
    記昇降台に支持されたピックアップと、前記ピックアッ
    プの前記排紙台側の先端部に設けられて前記排紙台上の
    仕分けすべき用紙の端縁付近の表面に接触される回転体
    と、仕分けすべき用紙が前記排紙台に排紙された後に前
    記回転体が前記排紙台上の仕分けすべき用紙の端縁付近
    の表面に対向するまで前記ピックアップを前進させ一定
    時間経過後に前記ピックアップを前記排紙台の外側に後
    退させる進退駆動部と、前記ピックアップが前記排紙台
    上に進出した後に前記排紙台上の仕分けすべき用紙に前
    記回転体が接触するまで前記昇降台を下降させ一定時間
    経過後に前記昇降台を上昇させる昇降駆動部と、前記ピ
    ックアップの進出動作と前記昇降台の下降動作とにより
    前記回転体が前記排紙台において仕分けすべき用紙の端
    縁付近の表面に接触したときから前記昇降台が上昇する
    までの間に仕分けすべき用紙のみをそれ以外の用紙に対
    して傾けるように前記回転体を所定角度回転させる回転
    駆動部とを備える請求項3ないし8の何れか一記載の排
    紙仕分け装置。
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