JP2000025918A - 食品供給装置及び位置決め部材 - Google Patents

食品供給装置及び位置決め部材

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JP2000025918A
JP2000025918A JP10199918A JP19991898A JP2000025918A JP 2000025918 A JP2000025918 A JP 2000025918A JP 10199918 A JP10199918 A JP 10199918A JP 19991898 A JP19991898 A JP 19991898A JP 2000025918 A JP2000025918 A JP 2000025918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップ麺等の容器入り加工食品の製造におい
て、袋に具材が収納された袋入具材や定型の加工食品
を、カップ状容器の中に確実に過不足なく入れるととも
に、容器から食み出ないように供給することのできる食
品供給装置を提供することにある。 【解決手段】 加工食品14を容器16の中に供給する
食品供給装置18であって、多数の加工食品14の中か
ら適宜任意に加工食品14を取り出して、個毎に供給す
る食品個毎供給手段20と、食品個毎供給手段20から
供給された加工食品14が導かれるシュート26,48
と、シュート26,48上の複数箇所に配設され、シュ
ートに導かれる加工食品を留置する開閉手段28,50
と、個々の開閉手段28,50を開閉させる駆動手段3
0,52と、各開閉手段28,50に加工食品14が留
置されているか否かを検出し、上流側直近の開閉手段2
8,50を作動させる信号を駆動手段30,52に送る
センサー32,54とを少なくとも備えて構成される主
装置24を備えて食品供給装置18を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品供給装置及び位
置決め部材に関し、より詳しくは特に、カップ麺の袋入
り具材等のほぼ定型の加工食品を容器の中に過不足なく
確実に供給する食品供給装置と、容器へ加工食品を供給
するのに際して、その加工食品の位置決めをする位置決
め部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一例としていわゆるカップ麺を例にして
説明すると、カップ入りの即席麺の多くは、カップの中
に即席麺だけでなく、調味料やうきみ等の具材が入れら
れる。具材としては、たとえば粉末調味料,液体調味
料,オイル,香辛料,乾燥野菜,乾燥肉,てんぷら,乾
燥揚げ物等々の多種類があり、これら具材の中から商品
の種類に応じて適宜選択された具材が用いられる。具材
のうち、たとえば油揚げや蒲鉾、チャーシュー等の比較
的しっかりした大きさと形状を有しているものはそのま
まカップ状容器の中に入れられることもあるが、具材の
多くは品質管理や取扱いの利便性等を考慮して、1種、
又は2種以上を組み合わせて適量の具材を袋に入れ、こ
の1種又は2種以上の袋入りの具材を1つのカップ状の
容器に即席麺と共に入れた後、蓋をしている。
【0003】具材の入った袋の大きさは、具材の量ある
いは大きさに対応して大小様々であり、たとえば胡椒等
の香辛料は少量であるため袋は小さく、てんぷら等のう
きみは形状が大きいため袋も大きい。また、同一種の具
材の入った袋であっても、その形状は折れ曲がっていた
りしていて一定ではない。このように大きさや形状の異
なる1種類あるいは複数種類の袋入具材をカップ状の容
器に過不足なく、且つ蓋をすることができるように入れ
なければならない。
【0004】今日、カップ麺の生産量は膨大であり、1
つの工場での生産量が毎分数百食のスピードで生産され
ている。高速で生産され、ラインを流れるカップ状容器
の中に1種類あるいは複数種類の袋入具材を確実に過不
足なく入れるとともに、袋の端部が容器から食み出ない
ように入れる必要がある。ところが、袋入具材をハイス
ピードで過不足なく、且つ容器から食み出ないように供
給することのできる供給装置はなく、作業者が手作業で
入れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】作業者による手作業で
は生産性の向上に限界があり、人件費の上昇に伴い生産
コストが上昇するという課題があった。また、作業者を
確保しなければ、生産が停止することになる。更に、多
数の袋入具材の中から一つずつ袋入具材を取り出すこと
ができる装置が提供されているが、チャックミスなどが
生じることは避けがたく、確実に連続して袋入具材を供
給することは不可能であった。このため、このような連
続供給の信頼性が低い装置を最終工程に配設するのは、
不良品の発生の原因になり、好ましくない。
【0006】また、カップ状容器の内径と、袋入具材の
袋の対角寸法がほぼ同じである場合、袋入具材をカップ
状容器のほぼ中央部に入れなければ袋の端部がカップか
らはみ出して蓋をすることができなくなるため、具材を
容器に入れる作業性が低下するという課題もあった。さ
らに、袋入具材の外観形状は正方形に限らず、長方形を
しているものもあり、供給されてきた袋入具材がどのよ
うな方向を向いているか、どのような位置にあるのか、
一定していない。このため、供給されてきた袋入具材を
移送するとき、移送ミスが生ずる原因となっていた。
【0007】そこで、本発明者らはいわゆるカップ麺の
製造において、カップ状容器の中に袋入具材を確実に過
不足なく入れるとともに、容器から食み出ないように供
給することのできる供給装置を得るために鋭意研究と検
討を重ねた結果、本発明に係る食品供給装置と、ランダ
ムに供給されてきた袋入具材をほぼ一定の位置に留める
ことができる位置決め部材を想到するに至った。なお、
本発明の食品供給装置と位置決め部材はカップ麺の袋入
具材以外にも、ある程度の大きさを有するほぼ定型の食
品や袋入り調味料等のほぼ定型の加工食品(以下、加工
食品とはこれらのものを言う。)を容器に装填する際に
広く適用できるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る食品供給装
置の要旨とするところは、加工食品を容器の中に供給す
る食品供給装置であって、前記多数の加工食品の中から
適宜任意に加工食品を1個ずつ取り出して、個毎に供給
する食品個毎供給手段と、前記食品個毎供給手段から供
給された加工食品が導かれるシュートと、該シュート上
の複数箇所に配設され、シュートに導かれる加工食品を
留置する開閉手段と、該個々の開閉手段を開閉させる駆
動手段と、前記各開閉手段に加工食品が留置されている
か否かを検出し、上流側直近の開閉手段を作動させる信
号を駆動手段に送るセンサーとを少なくとも備えて構成
される主装置とを備えたことにある。
【0009】かかる構成の食品供給装置において、ま
ず、食品個毎供給手段によりたとえばホッパなどに投入
された多数の加工食品の中から1つずつ加工食品を取り
出して、シュートの上部から一つずつ投入される。一
方、シュート上の複数箇所に配設された開閉手段には当
初、加工食品が留置されていないため、最下部の開閉手
段を除く全ての開閉手段は開の状態にされていて、投入
された加工食品はまず最下部の開閉手段に到達する。最
下部の開閉手段に留置された加工食品をセンサーが検出
した時、その上流側の開閉手段が閉められ、以後同様に
して、順次、加工食品が開閉手段に留置されるのに伴っ
てその上流側の開閉手段が閉じられる。次に、最下部の
開閉手段が開けられて容器に加工食品を供給した後、直
ちにその最下部の開閉手段は閉じられる。と同時に、そ
の箇所のセンサーは加工食品が留置されていないことを
検出して、その上流側の開閉手段を開作動させる信号を
その駆動手段に送り、上流側の開閉手段を開作動させ
て、加工食品を下の開閉手段に供給する。以下、同様に
作動して、加工食品を確実に且つ過不足なく容器に供給
することになるが、ホッパなどに入れられた多数の加工
食品から1つずつ取り出す食品個毎供給手段において、
たとえ取り出しミスによる食品を供給しない空白部やト
ラブルが生じたとしても、シュート上に複数の加工食品
が留置されているため、容器への供給不良が生ずること
はない。なお、食品個毎供給手段の供給速度を容器への
供給速度より速く設定することにより、シュート上に留
置される加工食品がなくなる事態を防ぐことができる。
【0010】また、本発明に係る食品供給装置の他の要
旨とするところは、加工食品を容器の中に供給する食品
供給装置であって、前記多数の加工食品の中から適宜任
意に加工食品を1個ずつ取り出して、個毎に供給する食
品個毎供給手段と、前記食品個毎供給手段から供給され
た加工食品が導かれるシュートと、該シュート上の複数
箇所に配設され、シュートに導かれる加工食品を留置す
る開閉手段と、該個々の開閉手段を開閉させる駆動手段
と、前記各開閉手段に加工食品が留置されているか否か
を検出し、上流側直近の開閉手段を作動させる信号を駆
動手段に送るセンサーとを少なくとも備えて構成される
1以上の副装置と、前記副装置のシュート下部又は前記
食品個毎供給手段から供給された加工食品が導かれるシ
ュートと、該シュート上の複数箇所に配設され、シュー
トに導かれる加工食品を留置する開閉手段と、該個々の
開閉手段を開閉させる駆動手段と、前記各開閉手段に加
工食品が留置されているか否かを検出し、上流側直近の
開閉手段を作動させる信号を駆動手段に送るセンサーと
を少なくとも備えて構成される主装置とを備えて構成し
たことにある。
【0011】この食品供給装置においては、前述と同様
の構成の複数の開閉手段などを備えたシュートなどから
成る主装置と1以上の副装置から構成され、主装置の一
部と並行して1以上の副装置が配設されている。この食
品供給装置の作動は種々設定することができるが、1例
を説明すれば前述と同様に、まず主装置の全ての開閉手
段に加工食品を留置させた後、必要に応じて副装置の全
ての開閉手段にも加工食品を留置させておく。そして、
主装置の供給装置として機能する最下部の開閉手段によ
り順次加工食品を容器に供給し、前述と同様に作動する
のであるが、ホッパなどに投入された多数の加工食品の
中から1つずつ加工食品を取り出して、シュートの上部
から一つずつ投入する食品個毎供給手段にトラブルが生
じて、加工食品の供給が止まってしまったとしても、主
装置に留置されている加工食品がなくなった時は、副装
置から主装置を介して供給装置に加工食品を供給するこ
とができ、主装置及び副装置に留置されている加工食品
がなくなるまで食品供給装置を稼働させることができ
る。そして、副装置から主装置へ加工食品を供給してい
る間に、食品個毎供給手段による加工食品の供給が回復
したときは、食品供給装置が停止することはなく、加工
食品が容器に間断なく供給される。なお、食品個毎供給
手段の供給速度を主装置の容器への供給速度より速く設
定することで、たとえばこの場合において、主装置への
留置が完了した後、食品個毎供給手段が容器への供給速
度より早い分だけ、副装置側に加工食品をストックして
いくことができる。このため、主装置及び副装置への加
工食品のストック量を自動的に増やし、次のトラブル等
に備えることができる。
【0012】更に、これらの食品供給装置において、前
記主装置のシュートの下部に配設され、導かれてきた加
工食品を容器に供給する供給装置とを備えたことにあ
る。
【0013】食品供給装置の主装置の最下部に設けられ
ている開閉手段はそのまま容器への供給装置として機能
し得るものであるが、本実施態様に示すように別途、供
給装置をシュートの下部に配設する場合は、まず、投入
された加工食品はシュート下部の供給装置に到達するよ
うに構成される。そして、この供給装置により加工食品
が容器に確実に供給されることになる。
【0014】更に、これら食品供給装置において、前記
主装置の供給装置は、シュートの下部に垂直下方向に延
び、容器に対して位置決めするガイド部と、該ガイド部
の下端部に加工食品を留置する投入開閉手段と、該投入
開閉手段を開閉させる駆動手段とを少なくとも備えるこ
とにある。
【0015】また更に、これら食品供給装置において、
前記主装置の供給装置は、シュートの下部に加工食品を
ほぼ一定の位置に収容し得る受け部を備え、該受け部か
ら加工食品を容器に供給する装置であることにある。
【0016】この食品供給装置における受け部は、加工
食品の平面形状にほぼ外接する円の直径をほぼ直径とす
る円弧状の内壁を備えることにある。
【0017】また、この食品供給装置において、前記受
け部に載置された加工食品のほぼ所定位置を保持しつつ
搬送して、該加工食品を容器のほぼ中央部に載置する移
送装置を備えることにある。
【0018】次に、本発明に係る位置決め部材の要旨と
するところは、シュートの下端部に設置され、該シュー
トに沿って滑り落ちてきた加工食品を内壁で受け止める
位置決め部材であって、該受け部材の内壁が円周状に構
成され、且つ該円周状の内壁の直径が加工食品の平面形
状にほぼ外接する円のほぼ直径で構成されていることに
ある。
【0019】シュートに沿って導かれてきた加工食品は
任意の方向を向いており、受け部材の内壁に衝突して受
け止められた加工食品は通常、2つの角部が内壁に接し
て停止させられる。加工食品は通常、平面形状が正方形
や長方形をしているため、円周状の内壁に少なくとも2
つの角部が接した加工食品とその内壁とは外接円の関係
にあり、加工食品の中心は内壁に対して一定の位置にな
る。なお、加工食品の平面形状が正方形や長方形以外の
4角形である場合、その4角形にほぼ外接する外接円を
有するときは、本発明に係る位置決め部材を適用し得
る。また同様に、加工食品の平面形状が三角形や円であ
る場合は、外接円を有することから、本発明に係る位置
決め部材を適用し得る。さらに、加工食品の平面形状が
5角形以上の多角形である場合は、同様にその多角形に
ほぼ外接する外接円を有するときは、本発明に係る位置
決め部材を適用し得る。
【0020】また、この位置決め部材において、前記受
け部材の内壁が中心角約180°以上の円周状に構成さ
れていることにある。このように構成すれば、シュート
に沿って任意の向きで送られてきた加工食品の角部は、
中心角約180°以上の円周状の内壁に対して少なくと
も2か所が接し得ることになる。
【0021】更に、この位置決め部材において、前記円
周状の内壁の直径を、加工食品の平面形状にほぼ外接す
る円の直径の約80%から約120%に相当する長さと
したことにある。すなわち、加工食品が円周状の内壁に
接して停止する場合には、内壁の直径は加工食品の外接
円の直径で設定されるのが好ましい。ところが、シュー
トに導かれて送られてきた加工食品が内壁に衝突してバ
ウンドし、内壁の内面と加工食品の角部との間に隙間が
できる場合には、内壁の直径は加工食品の外接円の直径
より長く設定されるのが好ましい。また、袋などに収納
された加工食品が内壁に衝突して角部が折れ曲がった状
態で内壁に接して停止する場合には、内壁の直径は加工
食品の外接円の直径より短く設定されるのが好ましい。
したがって、位置決め部材の円周状の内壁の直径は加工
食品の外接円の直径の約80%から約120%とするの
が好ましい。
【0022】本発明に係る具材供給方法の要旨とすると
ころは、加工食品を容器の中に供給する具材供給方法で
あって、前記多数の袋入具材の中から一つずつ加工食品
を取り出して順に並べて留置した後、該留置された加工
食品から一つずつ取り出して容器の中に供給するととも
に、留置される加工食品を順次補充することにある。こ
の具材供給方法によれば、容器の中に加工食品を供給す
るのに先立って、予め多数の加工食品の中から一つずつ
加工食品を取り出して順に並べるため、取り出し作業に
若干の供給トラブルが生じても、確実に加工食品を一つ
ずつ順に並べ、且つ補充しておくことができる。そし
て、順に並べられた加工食品を一つずつ取り出せば、確
実に漏れなく容器の中に供給することができ、また、高
速で供給することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る食品供給装置
及び位置決め部材の実施の形態をカップ麺の袋入具材の
供給を例にして、図面に基づいて詳しく説明する。
【0024】図1に示すように、袋10に具材12が収
納された袋入具材14をカップ状容器16の中に供給す
る食品供給装置18は、食品個毎供給手段20、副装置
22及び主装置24を備えて構成されている。食品個毎
供給手段20は多数の袋入具材14の中から適宜任意に
袋入具材14を取り出して、個毎に供給することができ
る装置であれば特に限定されない。たとえば食品個毎供
給手段20として、ホッパーの中に投入された多数の袋
入具材14を振動式あるいは無振動式のフィーダーによ
って整列させて1つずつ供給する装置や、整列させられ
た袋入具材14をたとえばバキューム式の吸着部で吸着
して、ロボットアームにより1つずつ供給する装置、あ
るいは連結させられた袋入具材14をリールなどに巻取
っておき、それから繰り出された袋入具材14を1つず
つ切り離して供給する装置など、種々の装置を用いるこ
とができる。なお、袋入具材14の食品個毎供給手段2
0として適切な装置がない場合には、作業者が袋入具材
14を副装置22のシュート26に適宜投入することも
可能である。
【0025】食品個毎供給手段20から1つずつ供給さ
れる袋入具材14は副装置22のシュート26の上部か
ら投入される。この副装置22は、袋入具材14が導か
れるシュート26と、そのシュート26上の複数箇所に
配設され、シュート26に導かれる袋入具材14を留置
する開閉手段28と、個々の開閉手段28を開閉させる
駆動手段30と、各開閉手段28に袋入具材14が留置
されているか否かを検出し、上流側の開閉手段28を作
動させる信号を駆動手段30に送るセンサー32とを備
えて構成されている。シュート26は通常、直線状に形
成されるのが好ましいが、設置場所などの関係から湾曲
させることも可能である。また、シュート26は、袋入
具材14がシュート26に導かれて迅速に滑り落ち、且
つ袋入具材14が軽いときであっても、空気抵抗で舞い
上がることのない、最適な角度たとえば45〜75度に
設置される。このシュート26の角度は、袋入具材14
の形状や重量などに対応させて、適宜任意に変更し得る
ように構成されるのが好ましい。
【0026】シュート26上の複数箇所には開閉手段2
8が好ましくは等間隔に配設されていて、この開閉手段
28はシュート26に導かれてきた袋入具材14を留置
するために用いられる。開閉手段28は図2に示すよう
に、駆動軸34の周りを回動させられるプレート36を
備えて構成されていて、駆動手段30によって開閉駆動
させられる。開閉手段28は常時「閉」の状態にあり、
駆動手段30によって「開」の状態にされるか、あるい
は、開閉手段28は常時「開」の状態にあり、駆動手段
30によって「閉」の状態にされるか、あるいは、開閉
手段28はセンサー32からの信号に基づいて「開」又
は「閉」のいずれかの状態にされる。開閉手段28のプ
レート36は駆動手段30の駆動力によって常時「閉」
又は「開」の状態に維持されていてもよいが、その他、
バネなどの付勢手段によって「閉」又は「開」の状態に
され、センサー32からの信号に基づいて駆動手段30
の駆動力により、プレート36は「開」又は「閉」の位
置に回動させられる。この駆動手段30として、たとえ
ばエアー圧を用いたロータリーアクチュエーターや、モ
ーター、電磁ソレノイドなどを用いて構成することがで
きる。
【0027】また、シュート26上の複数箇所に配設さ
れた各開閉手段28の近傍部には、その開閉手段28に
袋入具材14が留置されているか否かを検出するセンサ
ー32が配設されている。センサー32の種類は特に限
定されないが、具材が香辛料などの場合は非常に軽く且
つ形状が小さいものとなるため、接触式よりも光などを
用いた非接触式のものが好ましい。また、光センサーの
場合、光透過型又は光反射型のいずれであってもよい。
さらに、袋入具材14の袋10に金属箔を付着させた
り、あるいは金属粉入りのインクで文字などを印刷して
おくなどし、たとえば磁気センサーなどでその金属を検
出するなど、各種の検出手段を使用することができる。
センサー32の配設位置は、その種類に対応させて適切
に選定される。センサー32は開閉手段28に袋入具材
14が留置されているか否かを検出し、袋入具材14が
留置されていないとき、上流側の開閉手段28を開作動
させる信号を駆動手段30に送るように構成されるか、
あるいは袋入具材14が留置されたとき、上流側の開閉
手段28を閉作動させる信号を駆動手段30に送るよう
に構成されるか、あるいはさらに袋入具材14の有無を
常に検出し、その検出信号に基づいて上流側の開閉手段
28を閉又は開作動させるように駆動手段30を制御す
るように構成される。
【0028】したがって、図1に示す副装置22のシュ
ート26の下流側から、センサー32を321 ,3
2 ,…,32x とし、同様に開閉手段28を281
282 ,…,28x 、駆動手段30を301 ,302
…,30x とすると、当初は袋入具材14が留置されて
いないため、センサー321 は上流側の開閉手段282
を開作動させる信号を駆動手段302 に送り、開閉手段
282 を「開」の状態にする。そして、同様に作動させ
られて、開閉手段281 を除く全ての開閉手段28が
「開」の状態になる。次に、袋入具材14が一つずつ供
給されてきて、開閉手段281 に袋入具材14が留置さ
れると、上流側の駆動手段302 への開作動させる信号
が停止し、開閉手段282 が閉じる。以下同様にして、
開閉手段282に袋入具材14が留置されると、更に上
流側の開閉手段283 が閉じ、順次全ての開閉手段28
に袋入具材14が留置されることになる。なお、最上流
の開閉手段28x に袋入具材14が留置させられた時、
センサー32x からの信号に基づき、食品個毎供給手段
20が停止させられる。
【0029】一方、最下流の開閉手段281 が開いて、
袋入具材14を次に供給した結果、開閉手段281 に袋
入具材14がなくなった時、センサー321 は上流側の
開閉手段282 を開作動させる信号を駆動手段302
送り、開閉手段282 を開にして袋入具材14を開閉手
段281 に供給する。そして、同様にして順次、袋入具
材14を一つずつ下流側に供給して補充するのである。
【0030】この副装置22のシュート26の最下流部
及び上流部には、主装置24のシュート48に袋入具材
14を供給するバイパス40,42が設けられている。
バイパス40,42はシュート26の床面の一部が駆動
手段44,46によって開閉させられるように構成さ
れ、これら駆動手段44,46は主装置24からの信号
に基づいて作動させられる。
【0031】次に、主装置24は上述の副装置22とほ
ぼ同様に構成されている。すなわち、主装置24は、副
装置22のシュート26下部又は食品個毎供給手段20
から供給された袋入具材14が導かれるシュート48
と、そのシュート48上の複数箇所に配設され、シュー
ト48に導かれる袋入具材14を留置する開閉手段50
と、これら個々の開閉手段50を開閉させる駆動手段5
2と、各開閉手段50に袋入具材14が留置されている
か否かを検出し、上流側の開閉手段50を作動させる信
号を駆動手段52に送るセンサー54と、シュート48
の下部に配設され、導かれてきた袋入具材14をカップ
状容器16に供給する第1の供給装置56と第2の供給
装置58を備えて構成されている。これら各構成要素の
うちシュート48、開閉手段50、駆動手段52及びセ
ンサー54の構成及び作動は前述の副装置22と同様で
あり、説明を省略する。
【0032】次に、第1の供給装置56は図3に拡大し
て示すように、シュート48の下部に垂直下方向に延
び、カップ状容器16に対して位置決めするガイド部6
0と、そのガイド部60の下端部に袋入具材14を留置
する投入開閉手段61と、その投入開閉手段61を開閉
させる駆動手段62とを備えて構成されている。ガイド
部60は筒状を成しているのが好ましい。また、投入開
閉手段61は観音開き式の扉63とその扉63の両側に
ガイド板64を備えて構成され、2枚の扉63はそれぞ
れの合わせ面側を下に傾斜させて配設されている。した
がって、ガイド部60の上部から落下させられてきた袋
入具材14は、投入開閉手段61の2枚の扉63の内側
に当接した後、扉63の傾斜に沿って中央部側に寄るこ
とになる。そして、扉63が開けられたとき、袋入具材
14はカップ状容器16の中央部側に投入されることに
なる。なお、袋入具材14がカップ状容器16に投入さ
れるとき、袋入具材14はガイド板64により余所へ飛
び出るのが防止される。
【0033】投入開閉手段61の扉63を開閉させる駆
動手段62は、順次一定の速度で送られてくるカップ状
容器16のスピードに合わせて、一定の間隔で駆動させ
られ、扉63を開いて袋入具材14を落下させた後、扉
63は自動的に閉じられる。一方、この第1の供給装置
56への袋入具材14の供給は、シュート48の下部に
設けられたバイパス66が駆動手段67によって開駆動
させられることにより、シュート48上の袋入具材14
が投入される。この駆動手段67についても、カップ状
容器16のスピードに合わせ、且つ投入開閉手段61の
駆動手段62と連動させて一定の間隔で駆動させられる
のが好ましい。すなわち、シュート48に導かれてきた
袋入具材14は最下流の開閉手段501 に留置された
後、バイパス66が駆動手段67によって開駆動させら
れ、袋入具材14は投入開閉手段61に落下させられ、
更に一定間隔で開閉させられる投入開閉手段61からカ
ップ状容器16に投入される。
【0034】なお、投入開閉手段61を開作動させる信
号を駆動手段62に送るセンサーを設け、カップ状容器
16が投入開閉手段61の適切な位置に来たのを検出し
た時、扉63を開けるように構成することも可能であ
る。また、投入開閉手段61に留置されていた袋入具材
14がカップ状容器16に投入されるとともに、投入開
閉手段61の扉63が閉じられたことをセンサーで検出
し、その信号によりバイパス66の駆動手段67を開駆
動させるように構成することも可能である。
【0035】次に、第2の供給装置58は、シュート4
8の下部に袋入具材14をほぼ一定の位置に収容し得る
受け部68を備えるとともに、その受け部68に載置さ
れた袋入具材14のほぼ所定位置を保持しつつ搬送し
て、袋入具材14をカップ状容器16のほぼ中央部に載
置する移送装置70(図4参照)とを少なくとも備えて
構成される。この第2の供給装置58は、袋入具材14
の大きさが大きく、その対角の長さがカップ状容器16
の内径より若干小さい程度であるか、逆に若干長い場合
に、第1の供給装置56に代えて用いられる。
【0036】この第2の供給装置58の受け部68は、
シュート48によって導かれてきた袋入具材14をほぼ
一定の位置に留めることができるものであれば、特に限
定されない。一方、移送装置70は図4に示すように、
受け部68に載置された袋入具材14のほぼ所定位置を
保持しつつ搬送して、袋入具材14をカップ状容器16
のほぼ中央部に載置することができる装置であれば、特
に限定されない。より具体的には、移送装置70は、一
定間隔に配置された受け部68とカップ状容器16との
間を往復させられるとともに、それぞれの位置で上下動
させられるたとえばロボットのアーム71と、エアーを
吸引して袋入具材14を吸着するとともに大気圧にする
かあるいはエアーを吹き込んで袋入具材14を離すこと
ができる吸盤72とを備えて構成することができる。
【0037】この構成の第2の供給装置58によれば、
シュート48に導かれて供給されてきた袋入具材14は
一旦、受け部68に載置される。その後、その袋入具材
14を移送装置70の吸盤72により吸着してカップ状
容器16の上に移送した後、袋入具材14を吸盤72か
ら離してカップ状容器16の中に入れるのである。この
とき、袋入具材14の対角の長さがカップ状容器16の
内径より若干小さい程度である場合、袋入具材14の袋
10の角部がカップ状容器16から食み出すことがあ
り、あるいは逆に若干長い場合は、袋入具材14の袋1
0の角部がカップ状容器16から食み出すことになる
が、このような場合、袋入具材14を移送装置70によ
りカップ状容器16の中に押し込むように設定すること
により、袋入具材14をカップ状容器16の中に収納す
ることができる。この作動を繰り返して、一つずつ袋入
具材14をカップ状容器16の中に確実に供給すること
ができる。
【0038】この作動において、移送装置70はカップ
状容器16の送り速度と連動させて単能的に受け部68
とカップ状容器16の2点間を往復作動する装置として
構成することができる。このとき、シュート48の最下
流に位置する開閉手段501を移送装置70と連動させ
て一定間隔で開閉させ、袋入具材14を一定間隔で供給
するように構成するのが好ましい。なお、受け部68
に、シュート48の最下部の開閉手段501 を開作動さ
せる信号をその駆動手段521 に送るセンサーを設ける
ことも可能であり、そのセンサーからの信号に基づいて
開閉手段501 を作動させて袋入具材14を一つずつ供
給するようにしてもよい。
【0039】ここで、シュート48に沿って導かれてき
た袋入具材14は任意の方向を向いて受け部68に載置
されることになる。袋入具材14がどのような方向に向
いている場合であっても、移送装置70によって常に袋
入具材14をカップ状容器16のほぼ中央に入れるため
には、袋入具材14の中心が受け部68において常にほ
ぼ一定の位置にくることが必要である。そこで、袋入具
材14の平面形状が正方形や長方形の場合は、図5に示
すように、受け部68は、袋入具材14の対角線の長さ
(袋入具材14の平面形状に外接する外接円の直径)よ
り約1〜2割短い長さ乃至対角線の長さより約1〜2割
長い長さをほぼ直径とする円弧状の内壁74を備えて構
成されるのが好ましい。すなわち、袋入具材14が内壁
74に接して停止する場合は、内壁74の内径は袋入具
材14の対角の長さで構成されるのが好ましいが、袋入
具材14が内壁74に当接した後、バウンドして内壁7
4から離れて停止する場合は、内壁74の内径は袋入具
材14の対角線の長さより約1〜2割長い長さで構成さ
れるのが好ましい。また、袋入具材14の袋10の角部
が内壁74に当接した結果若干折れ曲がる場合は、内壁
74を袋入具材14の対角線の長さより約1〜2割短い
長さを直径として構成するのが好ましい。したがって、
内壁の内径は予め実験などによって決定するのが好まし
い。
【0040】この構成により、シュート48を滑り落ち
てきた袋入具材14の隣合う2つの角が内壁74に当接
したとき、袋入具材14がどのような向きに向いていて
も、袋入具材14の中心Sが受け部68において常にほ
ぼ一定の位置にくることになる。したがって、袋入具材
14の中心Sを吸盤72で吸着するように設定すれば、
吸着ミスが生ずることはなく、しかも袋入具材14の端
部がカップ状容器16からはみ出てしまうこともなくな
り、安定供給が実現できる。
【0041】なお、図6(a)に示すように、袋入具材
14の平面形状が正方形や長方形以外の外接円を有する
4角形たとえば台形である場合、その外接円の中心Sが
4角形(袋入具材14)の内側にあれば、受け部68に
留置された袋入具材14の中心Sを吸盤72で吸着する
ように設定すれば、吸着ミスが生ずることはなく、しか
も袋入具材14の端部がカップ状容器16からはみ出て
しまうこともなくなる。また同様に、同図(b)に示す
ように、袋入具材14の平面形状が三角形である場合、
その三角形の外接円の中心Sが加工食品の内側にあれ
ば、受け部68に留置された袋入具材14の中心Sを吸
盤72で吸着するように設定すれば、吸着ミスが生ずる
ことはなく、しかも袋入具材14の端部がカップ状容器
16からはみ出てしまうこともなくなる。さらに図示を
省略するが、袋入具材14の平面形状が円形や外接円を
有する5角形以上の多角形である場合も、同様に袋入具
材14の中心Sを吸盤72で吸着するように設定すれ
ば、吸着ミスが生ずることはなく、しかも袋入具材14
の端部がカップ状容器16からはみ出てしまうこともな
くなる。
【0042】以上、本発明に係る食品供給装置18の各
構成を作動とともに説明したが、この食品供給装置18
の全体としての作動は種々設定することができ、種々設
定できる作動の全てを個別に説明することができない
が、次にその1例を説明する。図1において、袋入具材
14の大きさがカップ状容器16の内径と比較して充分
小さい場合には、第1の供給装置56が用いられ、袋入
具材14の大きさが大きく、その対角の長さがカップ状
容器16の内径より若干小さい程度か又は若干大きい程
度である場合には、第1の供給装置56に替えて第2の
供給装置58が用いられる。
【0043】ここで、この食品供給装置18によって供
給される具材12は、粉末スープや液体スープ、オイ
ル、香辛料あるいは乾燥ねぎなどの不定形の具材だけで
なく、天麩羅などの塊をなす定型の具材であってもよ
く、これらはそれぞれの特性に適合した袋10に収納さ
れている。ただし、天麩羅などの塊をなす定型の具材
は、必ずしも袋10に収納されていなくとも本発明は適
用可能である。袋10は透明な樹脂フィルムからラミネ
ートフィルムなどであってもよく、特に限定されない。
袋10には、1種類の具材12又は2種類以上の具材1
2が混ぜ合わされて1つに収納されたり、あるいは2種
類以上の具材12がそれぞれ個別に収納されるとともに
連結されて、全体として1つの袋入具材14をなすよう
に構成されている。1つの食品供給装置18によって供
給される袋入具材14は1種類のみであって、他の種類
の袋入具材14を供給する場合は、食品供給装置18が
別途用意され、袋入具材14の種類の数だけ食品供給装
置18が並べられて用いられるのが好ましい。
【0044】まず、第1の供給装置56が用いられる場
合について説明する。食品供給装置18の主装置24及
び副装置22のいずれの開閉手段28及び50にも袋入
具材14が留置されていない場合、副装置22のバイパ
ス42が開けられて、袋入具材14が副装置22から直
ちに主装置24側へ供給されるように設定されるととも
に、他のバイパス40,66は閉じられる。そして、主
装置24の最下流の開閉手段501 及び副装置22の最
下流の開閉手段281 は袋入具材14を留置し得るよう
に閉じられ、これらを除く全ての開閉手段28,50は
「開」の状態にされる。
【0045】この状態で食品個毎供給手段20を作動さ
せて袋入具材14を一つずつ供給し、副装置22のシュ
ート26の最上流部に投入する。投入された袋入具材1
4は副装置22のバイパス42を通って主装置24のシ
ュート48を滑り落ち、最下流部の開閉手段501 に留
置される。このとき、その位置にあるセンサー541
袋入具材14を検出して、その上流側の開閉手段502
を閉じさせる。以後、同様にして、袋入具材14を留置
する毎にその上流側の開閉手段50が閉じていき、主装
置24最上流の開閉手段50Y が袋入具材14を留置し
たことをセンサー54Y が検出した時、副装置22のバ
イパス42が閉じられる。次いで、副装置22の最下流
の開閉手段281 に袋入具材14が留置された時、同様
にその位置にあるセンサー321 が袋入具材14を検出
し、その上流側の開閉手段282を閉じる。以後、副装
置22の最上流側の開閉手段28X に袋入具材14が留
置された時、センサー32X からの信号に基づき、食品
個毎供給手段20の作動が停止させられる。
【0046】次に、カップ状容器16への供給が開始さ
せられ、主装置24の最下流側にあるバイパス66が開
けられると、袋入具材14が第1の供給装置56の中に
落下し、扉63の内側に止め置かれる。そして、第1の
供給装置56がカップ状容器16の真上にきたとき、設
定されたタイミングに合わせて扉63が開けられ、袋入
具材14がカップ状容器16の中に入れられる。一方、
バイパス66が開けられて袋入具材14が第1の供給装
置56の中に落下させられた後、バイパス66は直ちに
閉じられるが、その箇所の開閉手段501 に袋入具材1
4が留置されていないことをセンサー541 が検出し
て、その上流側の開閉手段502 を開作動させて、袋入
具材14を下流側へ送る。以下同様にして、主装置24
内の袋入具材14が順送りされ、最上流の開閉手段50
Y から袋入具材14が送られた時、センサー54Y から
の信号に基づき副装置22のバイパス42が開けられ、
副装置22の開閉手段28X-1 に留置されていた袋入具
材14が主装置24の開閉手段50Y に送られる。更に
続いて、袋入具材14が次のカップ状容器16に供給さ
れると、順送りされた後、副装置22の最上流の開閉手
段28X が開けられ、袋入具材14がバイパス42を介
して主装置24の開閉手段50Y に送られる。また、副
装置22の最上流の開閉手段28X に袋入具材14がな
くなった時、あるいは副装置22の上流側の数個分の開
閉手段28から袋入具材14がなくなった時、あるいは
副装置22の全ての開閉手段28から袋入具材14がな
くなった時、食品個毎供給手段20が作動させられ、袋
入具材14が副装置22の開閉手段28に供給される。
食品個毎供給手段20はカップ状容器16の送り速度と
比較して、過供給に作動させられていて、副装置22が
作動しないように設定されていてもよく、少なくとも主
装置24の全ての開閉手段50から袋入具材14がなく
ならないように作動させられるのが好ましい。
【0047】この作動状態において、食品個毎供給手段
20における袋入具材14の供給がトラブルによって停
止してしまったり、供給量が大幅に減少してしまうなど
の結果、主装置24内に留置されている袋入具材14が
減少し、少なくとも開閉手段50n と開閉手段50n-1
の両方の袋入具材14がなくなったとき、両開閉手段5
n 及び50n-1 の間にある副装置22のバイパス40
が開けられ、副装置22に留置されていた袋入具材14
が順次供給される。副装置22から袋入具材14が供給
されている間に、好ましくは主装置24の開閉手段50
n より上流側の開閉手段50に食品個毎供給手段20か
ら供給されてきた袋入具材14が一つずつ留置されるこ
とになる。そして、副装置22に留置されていた袋入具
材14が全て供給された時、副装置22のバイパス40
が閉じられるとともに、主装置24の開閉手段50n
り上流側の開閉手段50に留置された袋入具材14が順
次下流側へ供給される。また、主装置24により袋入具
材14を供給しているとき、食品個毎供給手段20から
の供給量は過供給に設定されているため、主装置24へ
の供給がオーバーしてしまうことがある。このときは、
副装置22のバイパス42が適宜閉じられ、副装置22
の開閉手段28に袋入具材14が順次留置されるととも
に、主装置24の開閉手段50にも袋入具材14が順次
留置される。全ての開閉手段28,50に袋入具材14
を留置した後は、食品個毎供給手段20は一時的に停止
させられ、カップ状容器16に袋入具材14を供給する
毎に適宜作動させられる。
【0048】以上の作動の説明から明らかなように、食
品個毎供給手段20における袋入具材14の供給が何ら
かの理由により停止したり、供給量が減少してしまって
も、主装置24及び副装置22から袋入具材14が順次
供給されることにより、カップ状容器16への供給は安
定し、且つ確実に一つずつ入れることができる。したが
って、製造ラインが停止させられることはなくなり、ま
た、袋入具材14の入っていない不良品が発生すること
もなくなる。
【0049】次に、第2の供給装置58が用いられる場
合について説明する。この第2の供給装置58は第1の
供給装置56に代えて、特に袋入具材14の外径が大き
く、カップ状容器16の内径より若干小さい程度である
か、逆に若干大きい程度である場合に用いられる。この
第2の供給装置58を用いる場合の作動は、前述の第1
の供給装置56を用いる場合の作動とほとんど同じであ
り、異なる点は、主装置24の最下流部のバイパス66
が常に閉じた状態にされる代わりに、開閉手段501
作動させられることにある。そして、第2の供給装置5
8の受け部68に載せられた袋入具材14の中心はほぼ
一定の位置にくるため、移送装置70は確実に袋入具材
14を保持して移送し、カップ状容器16の中心部に入
れることができる。
【0050】以上、本発明に係る食品供給装置の1実施
形態を作動とともに説明したが、本発明は上述の形態に
限定されるものではない。
【0051】たとえば、図7に示すように、食品供給装
置76を主装置78のみによって構成することも可能で
ある。本例のように副装置を主装置78に取り付けない
場合であっても、食品個毎供給手段20が比較的安定し
てほぼ連続的に袋入具材14を供給してくるときは、カ
ップ状容器16に袋入具材14を確実に一つずつ連続し
て供給することが可能となる。
【0052】また、食品個毎供給手段20による袋入具
材14の供給が安定していない場合などにおいては、た
とえば図8に示すように、主装置78に対して第1の副
装置80と第2の副装置81を積み重ねて食品供給装置
82を構成し、留置しておく袋入具材14の個数を増や
すようにするのが好ましい。食品供給装置82に留置さ
れている袋入具材14の個数が多ければ、たとえ長時間
にわたって食品個毎供給手段20による供給が停止して
しまったとしても、袋入具材14をカップ状容器16に
連続して供給することができ、製造ラインを停止させる
ことがなく、生産性を向上させることができる。
【0053】この図8に示す食品供給装置82におい
て、主装置78は前述の主装置24と全く同じ構成でよ
く、更に第1の副装置80及び第2の副装置81も前述
の副装置22と全く同じ構成であってもよい。ただし、
図8に示すように、主装置78に対して取り付けられた
第1の副装置80及び第2の副装置81の最下流部に設
けられるバイパス83は固定式であってもよい。最下流
のそれぞれの開閉手段841 ,851 を開閉させること
により、第1の副装置80から主装置78へ、第2の副
装置81から第1の副装置80を介して主装置78へ、
袋入具材14を供給することができる。
【0054】また、図9に示すように、第1の副装置8
0及び第2の副装置81の最下流部に設けられるバイパ
ス83がそれぞれ直接、主装置78に接続され、第2の
副装置81から第1の副装置80を介さずに直接、袋入
具材14を主装置78に供給するように構成することも
可能である。本例によれば、第2の副装置81から主装
置78へ袋入具材14を供給するタイミングを速くする
ことができる。
【0055】更に、上述の副装置を1又は複数配設した
各種の食品供給装置において、食品個毎供給手段20か
ら袋入具材14を供給したとき、通常は袋入具材14が
最短で主装置へ供給されるように流されるのが好ましい
が、主装置及び副装置の区別なくランダムに袋入具材1
4を供給するとともに、これら主装置及び副装置に留置
された袋入具材14から供給されるように構成すること
も可能である。たとえば、1又は複数の副装置の全てか
ら袋入具材14がなくなったときに、食品個毎供給手段
20を作動させるように構成したり、あるいは予め設定
された一定個数の袋入具材14が副装置から減ったとき
に、食品個毎供給手段20を作動させるように構成する
ことができる。また、主装置又は副装置の区別がなく、
それらに留置されている袋入具材14をランダムに取り
出して供給する一方、食品個毎供給手段20から適宜袋
入具材14の供給を受けるように構成することも可能で
ある。このように構成すれば、副装置に留置されている
袋入具材14が常に新しいものと置き代わり、品質保証
上好ましい。すなわち、主装置及び副装置への袋入具材
14の補充と、これら主装置及び副装置からの袋入具材
14の供給に、規則性があってもなくてもよく、その制
御方法は何ら限定されない。
【0056】以上、全体構成について他の実施形態を示
したが、各構成要素についても上述の形態に何ら限定さ
れるものではない。たとえば、図10に示すように、開
閉手段86をシュート87の両側面に回動軸を有する観
音開き式の扉88、あるいはシュート87の片側面に回
動軸を有する片開き式の扉で構成し、扉88を図示しな
い駆動手段で開閉させるように構成することも可能であ
る。
【0057】また、図11に示すように、シュート87
の底面から突出させられる1又は複数の棒状部材89に
よって開閉手段90を構成することも可能である。この
棒状部材89を図示しない駆動手段によりシュート87
の上面に突出させたり、あるいは引っ込めたりすること
によって、その開閉手段90に袋入具材を留置させた
り、あるいは供給したりすることができる。
【0058】その他、開閉手段と、その開閉手段を駆動
する駆動手段の各構成は種々設定することが可能であ
る。また、シュートの角度や形状,構造なども限定され
るものではなく、シュートを筒状に構成する場合は、シ
ュートを鉛直方向に立設させることも可能である。
【0059】更に、上述の第2の供給装置58における
受け部68は水平方向に配設される必要は必ずしもな
く、たとえばシュートの傾きと同じ傾きに配設されてい
てもよい。また、受け部68の底部にたとえば開閉扉を
設け、受け部68によって位置決めされた袋入具材14
をカップ状容器16に落下させて供給したり、あるいは
受け部68を反転させるように構成し、受け部68に位
置決めされた袋入具材14を、受け部68を反転させる
ことによって落下させて供給するように構成することも
可能である。第1の供給装置56と第2の供給装置58
は両方とも配設されていてもよいが、いずれか一方のみ
であってもよく、更に、これら第1の供給装置56と第
2の供給装置58は適宜取り付け又は取外しが可能に構
成されていてもよいなど限定されない。これら第1の供
給装置56又は第2の供給装置58は、袋入具材14の
大きさ等に対応させて適切な形状や大きさで形成するの
が好ましく、袋入具材14に応じて適切なものに交換す
るのが好ましい。
【0060】また、上述の実施形態において、第1の供
給装置又は第2の供給装置は必ずしも必要とするもので
はない。すなわち、主装置24,78の最下流に位置す
る開閉手段281 ,501 を供給装置として機能させ、
袋入具材14をシュートに沿わせて滑らせ、カップ状容
器16の中に供給するように構成してもよい。
【0061】次に、上述の第2の供給装置58におい
て、受け部68として機能していた部分を独立した位置
決め部材として構成することも可能である。すなわち、
シュートの下端部に設置され、そのシュートに沿って滑
り落ちてきた袋入具材を内壁で受け止める位置決め部材
であって、受け部材の内壁が円周状に構成され、且つそ
の円周状の内壁の直径が袋入具材の平面形状にほぼ外接
する円の直径で位置決め部材を構成するのである。シュ
ートに沿って導かれてきた袋入具材は任意の方向を向い
ており、受け部材の内壁に衝突して受け止められた袋入
具材は通常、2つの角部が内壁に接して停止させられ
る。袋入具材の平面形状が正方形や長方形、あるいはそ
の他の外接円を有する4角形や5角形以上の多角形、さ
らには3角形をしている場合、円周状の内壁に少なくと
も2つの角部が接したとき、その内壁円周は袋入具材の
外接円の関係にあり、袋入具材の中心は内壁円周(袋入
具材の外接円)の中心点にほぼ一致して一定の位置にな
る。また、袋入具材の平面形状が円形である場合、その
円に外接する円周で形成された内壁に袋入具材の外周が
接触したとき、袋入具材の中心は内壁円周の中心点にほ
ぼ一致して一定の位置になる。
【0062】また、この位置決め部材において、受け部
材の内壁を中心角約180°以上の円周状に構成するの
が好ましい。袋入具材の平面形状が3角形や外接円を有
する4角形以上の多角形である場合、シュートに沿って
任意の向きで送られてきた袋入具材の角部は、円周状の
内壁の中心角が少なくとも180°あれば、その内壁に
対して少なくとも2か所が接し得ることになる。したが
って、受け部材の内壁の中心角は誤差などを含めて少な
くとも約180°あれば足りるが、内壁を約180°以
上の中心角で構成することも可能である。
【0063】たとえば、図12に示すように、位置決め
部材92における受け部材94の内壁96を180°以
上の角度で構成することができる。この実施形態におい
ては、袋入具材14を導くシュート部98の幅は袋入具
材14の短辺の長さ以上で形成される。このように構成
すれば、袋入具材14の角部が3か所以上、内壁96に
接触することがあり、安定性が増す。
【0064】また、図13に示すように、位置決め部材
92における受け部材94の内壁96をシュート部98
の底面側に設け、内壁96の中心角を360°で構成す
ることができる。この実施形態においては、シュート部
98を導かれてきた袋入具材14は受け部材94に落ち
込み、内壁96にほぼ全ての角部を接触させて、位置決
めされるため、より一層、安定性が増すことになる。更
に同様に、図14に示すように、位置決め部材92にお
ける受け部材94の内壁96をシュート部98の底面側
に設けるとともにテーパー状に形成し、その内壁96の
中心角を360°で構成することができる。この実施形
態においては、テーパー状の内壁96の最底部の直径が
袋入具材14の外接円のほぼ直径とされる。テーパー状
の内壁96を袋入具材14が滑り落ちるときに、位置決
めがされることになる。なお、上述の位置決め部材92
として説明した形態はそのまま、第2の供給装置58に
おける受け部68として構成することも可能であること
は言うまでもない。
【0065】更に、この位置決め部材において、円周状
の内壁の直径である袋入具材のほぼ対角線の長さを、袋
入具材の対角線の長さの約80%から約120%に相当
する長さで形成するのが好ましい。すなわち、袋入具材
が円周状の内壁に接して停止する場合には、内壁の直径
は袋入具材の対角線の長さで設定されるのが好ましい。
ところが、シュートに導かれて送られてきた袋入具材が
内壁に衝突してバウンドし、内壁の内面と袋入具材の角
部との間に隙間ができる場合には、内壁の直径は袋入具
材の対角線の長さより長く設定されるのが好ましい。ま
た、袋入具材が内壁に衝突して角部が折れ曲がった状態
で内壁に接して停止する場合には、内壁の直径は袋入具
材の対角線の長さより短く設定されるのが好ましい。こ
のように設定することにより、袋入具材を円周(円弧)
状の内壁を有する受け部材に対して安定して袋入具材の
中心をほぼ同じ位置に置くことが可能となる。
【0066】以上、本発明の実施形態を種々説明した
が、本発明に係る食品供給装置は多数の袋入具材の中か
ら一つずつ袋入具材を取り出して順に並べて留置した
後、その留置された袋入具材から一つずつ取り出してカ
ップ状容器の中に供給するとともに、留置される袋入具
材を順次補充することができる装置であれば、いずれの
構成であってもよい。
【0067】また、上述の本発明の実施形態の説明にお
いて、袋入具材を例にして説明したが、本発明の食品供
給装置及び位置決め部材はいずれも袋入具材に限定され
るものではない。たとえば、袋に収納されていない具材
であっても、ある程度の大きさと強度、さらにほぼ定形
の形状を有していれば適用可能である。たとえば油揚
げ、蒲鉾、チャーシューなどに対してはそのまま供給
し、あるいは位置決めすることができる。さらに、「具
材」以外の食品であっても、所定の形状、大きさなどに
加工された加工食品であれば、本発明に適用し得るもの
である。しかし、これらの具材、加工食品は、いずれも
定型の袋に収納されている方が本発明の装置に対する適
合性が良く、また衛生面においても好ましい。更に、本
発明の食品供給装置はカップ状容器に加工食品を供給す
るだけでなく、容器一般を対象とすることができる。い
ずれにしても、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内
で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を
加えた態様で実施し得るものである。
【0068】
【発明の効果】本発明に係る食品供給装置は、食品個毎
供給手段と、加工食品が導かれるシュートと、シュート
に導かれる加工食品を留置する開閉手段と、個々の開閉
手段を開閉させる駆動手段と、センサーとを備えている
ため、まず、食品個毎供給手段により多数の袋入具材の
中から1つずつ加工食品を取り出して、シュートの上部
に一つずつ投入し、シュート上の複数箇所に配設された
開閉手段に加工食品を一つずつ留置することができる。
加工食品が一つずつ留置された開閉手段から順送りに容
器に加工食品を供給するとともに、食品個毎供給手段に
より加工食品を補充することができ、加工食品を確実に
且つ過不足なく容器に供給することになる。特に、食品
個毎供給手段において、たとえ取り出しミスやトラブル
が生じたとしても、シュート上に複数の加工食品が留置
されているため、容器への供給不良が生ずることはな
い。しかも、この食品供給装置は上下方向に配設される
ため、設置面積を多く必要とせず、既設の製造ラインに
組み込むことが可能となる。
【0069】また、本発明に係る他の食品供給装置は、
主装置と1又は複数の副装置とを備えて構成しているた
め、多数の加工食品を留置することができ、食品個毎供
給手段からの供給が長時間にわたって停止する事態が生
じても、加工食品の供給ラインを停止させることがなく
なる。
【0070】次に、本発明に係る位置決め部材は、受け
部材の内壁が円周状に構成され、且つその円周状の内壁
の直径が加工食品のほぼ対角線の長さで構成されている
ため、内壁は加工食品の外接円の一部をなすことにな
る。したがって、加工食品が内壁にほぼ接して停止させ
られることにより、加工食品の中心は内壁円周の中心点
とほぼ一致して一定の位置になり、位置決めが簡単に実
現できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品供給装置及び供給方法を説明
するための説明図であり、同図(a) は袋入具材を示す拡
大正面図、同図(b) は要部破砕側面図である。
【図2】図(a) は図1に示す食品供給装置の要部断面説
明図であり、図(b) は同図(a)のB−B断面説明図であ
る。
【図3】第1の供給装置を示す要部拡大断面説明図であ
る。
【図4】第2の供給装置を示す要部拡大断面説明図であ
る。
【図5】第2の供給装置の受け部の好ましい実施形態を
示す説明図であり、同図(a) は要部斜視図、同図(b) は
要部平面図である。
【図6】図(a) 及び図(b) はいずれも、図5に示す第2
の供給装置の受け部の他の作動を説明するための要部平
面説明図である。
【図7】本発明に係る食品供給装置の他の実施形態を示
す要部破砕側面図である。
【図8】本発明に係る食品供給装置の更に他の実施形態
を示す要部破砕側面図である。
【図9】本発明に係る食品供給装置の更に他の実施形態
を示す要部破砕側面図である。
【図10】本発明に係る食品供給装置に適用される開閉
手段の他の実施形態を示す要部拡大斜視説明図である。
【図11】本発明に係る食品供給装置に適用される開閉
手段の更に他の実施形態を示す要部拡大斜視説明図であ
る。
【図12】本発明に係る位置決め部材の他の実施形態を
示す要部平面説明図である。
【図13】本発明に係る位置決め部材のさらに他の実施
形態を示す説明図であり、図(a)は要部平面図、図(b)
は要部側面図である。
【図14】本発明に係る位置決め部材のさらに他の実施
形態を示す説明図であり、図(a)は要部平面図、図(b)
は要部側面図である。
【符号の説明】
14:袋入具材 16:カップ状容器 18,76,82:食品供給装置 20:食品個毎供給手段 22,80,81:副装置 24,78:主装置 26,48,87:シュート 28,50,84,85,86,90:開閉手段 30,44,46,52,62,67:駆動手段 32:センサー 40,42,66,83:バイパス 56:第1の供給装置 58:第2の供給装置 60:ガイド部 61:投入開閉手段 63:扉 68:受け部 70:移送装置 72:吸盤 74:内壁 92:位置決め部材 94:受け部材 96;内壁 98:シュート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 健吉 大阪府大阪市淀川区西中島四丁目1番1号 日清食品株式会社内 Fターム(参考) 3E054 AA13 DA04 DA08 GA01 GB01 HA02 HA03 HA07 JA10 3F011 AA09 BA04 BB08 BC03 3F027 AA09 CA01 DA02 EA05 FA11 3F080 AA01 BA06 BF07 CF02 EA07 FA01 4B031 CA20 CM08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工食品を容器の中に供給する食品供給
    装置であって、 前記多数の加工食品の中から適宜任意に加工食品を1個
    ずつ取り出して、個毎に供給する食品個毎供給手段と、 前記食品個毎供給手段から供給された加工食品が導かれ
    るシュートと、該シュート上の複数箇所に配設され、シ
    ュートに導かれる加工食品を留置する開閉手段と、該個
    々の開閉手段を開閉させる駆動手段と、前記各開閉手段
    に加工食品が留置されているか否かを検出し、上流側直
    近の開閉手段を作動させる信号を駆動手段に送るセンサ
    ーとを少なくとも備えて構成される主装置とを備えたこ
    とを特徴とする食品供給装置。
  2. 【請求項2】 加工食品を容器の中に供給する食品供給
    装置であって、 前記多数の加工食品の中から適宜任意に加工食品を1個
    ずつ取り出して、個毎に供給する食品個毎供給手段と、 前記食品個毎供給手段から供給された加工食品が導かれ
    るシュートと、該シュート上の複数箇所に配設され、シ
    ュートに導かれる加工食品を留置する開閉手段と、該個
    々の開閉手段を開閉させる駆動手段と、前記各開閉手段
    に加工食品が留置されているか否かを検出し、上流側直
    近の開閉手段を作動させる信号を駆動手段に送るセンサ
    ーとを少なくとも備えて構成される1以上の副装置と、 前記副装置のシュート下部又は前記食品個毎供給手段か
    ら供給された加工食品が導かれるシュートと、該シュー
    ト上の複数箇所に配設され、シュートに導かれる加工食
    品を留置する開閉手段と、該個々の開閉手段を開閉させ
    る駆動手段と、前記各開閉手段に加工食品が留置されて
    いるか否かを検出し、上流側直近の開閉手段を作動させ
    る信号を駆動手段に送るセンサーとを少なくとも備えて
    構成される主装置とを備えて構成したことを特徴とする
    食品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記主装置のシュートの下部に配設さ
    れ、導かれてきた加工食品を容器に供給する供給装置と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    する食品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記主装置の供給装置は、シュートの下
    部に垂直下方向に延び、容器に対して位置決めするガイ
    ド部と、該ガイド部の下端部に加工食品を留置する投入
    開閉手段と、該投入開閉手段を開閉させる駆動手段とを
    少なくとも備えて構成されることを特徴とする請求項3
    に記載する食品供給装置。
  5. 【請求項5】 前記主装置の供給装置は、シュートの下
    部に加工食品をほぼ一定の位置に収容し得る受け部を備
    え、該受け部から加工食品を容器に供給する装置である
    ことを特徴とする請求項3に記載する食品供給装置。
  6. 【請求項6】 前記受け部は、加工食品の平面形状にほ
    ぼ外接する円の直径をほぼ直径とする円弧状の内壁を備
    えることを特徴とする請求項5に記載する食品供給装
    置。
  7. 【請求項7】 前記受け部に載置された加工食品のほぼ
    所定位置を保持しつつ搬送して、該加工食品を容器のほ
    ぼ中央部に載置する移送装置を備えることを特徴とする
    請求項5又は請求項6に記載する食品供給装置。
  8. 【請求項8】 シュートの下端部に設置され、該シュー
    トに沿って滑り落ちてきた加工食品を内壁で受け止める
    位置決め部材であって、該受け部材の内壁が円周状に構
    成され、且つ該円周状の内壁の直径が加工食品の平面形
    状にほぼ外接する円の直径で構成されていることを特徴
    とする位置決め部材。
  9. 【請求項9】 前記受け部材の内壁が中心角約180°
    以上の円周状に構成されていることを特徴とする請求項
    8に記載する位置決め部材。
  10. 【請求項10】 前記円周状の内壁の直径が、加工食品
    の平面形状にほぼ外接する円の直径の約80%から約1
    20%に相当する長さであることを特徴とする請求項8
    又は請求項9に記載する位置決め部材。
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