JP2000025827A - インナーシール材 - Google Patents
インナーシール材Info
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- JP2000025827A JP2000025827A JP10214836A JP21483698A JP2000025827A JP 2000025827 A JP2000025827 A JP 2000025827A JP 10214836 A JP10214836 A JP 10214836A JP 21483698 A JP21483698 A JP 21483698A JP 2000025827 A JP2000025827 A JP 2000025827A
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- container
- transparent plastic
- plastic film
- lid
- inner seal
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Abstract
時の美麗さを強調できる透明シートが、容器の口端に残
るようにしたインナーシール材を提供する。 【解決手段】 片面にアルミメンブレム層11を有する
パッキング基材12のアルミ面に、外面にシーラント層
14を形成した透明プラスチックフィルム15を仮接着
剤13を介して接着し、透明プラスチックフィルム15
が容器16の口端に残るように構成している。
Description
粧品を収容した容器の口端の密封と、開封時の美麗さを
強調できるようにしたインナーシール材に関するもので
ある。
トコーヒーなどの湿気を嫌う粉体や固形物を収容した容
器口端を密封し、製造から消費者の手元にわたるまでの
流通過程で湿気から製品を保護する上で重要な機能を果
たしている。
く、パッキング基材51に、外面にシーラント層53を
形成したアルミメンブレム54をワックス等の仮接着材
52を介して仮接着してなり、容器55の蓋体56の内
面に適合できるチップに打ち抜き、シーラント層53が
外側になるように嵌めて、内容物57を装填した容器5
5の口部にネジ込み締め付けてから蓋体56の外面より
誘導加熱装置により高周波を掛けると、アルミメンブレ
ム54の発熱によりシーラント層53が溶融して容器5
5の口端に接着する。この状態において流通過程を経て
消費者の手元にわたることとなる。
6を開封方向にネジって、図6の如く、開放させると、
インナーシール材(チップ)は仮接着材52より分離し
てパッキング基材51が蓋体56のリブ56′に係留さ
れて蓋側に移行し、シーラント層53にて容器55の口
端に接着しているアルミメンブレム54は容器側に残さ
れることとなる。
上記容器55の口端に接着しているアルミメンブレム5
4をやぶく。その後の湿気防止はパッキング基材51が
担当することとなる。
造のインナーシール材は、クリームなどの化粧品を収容
した容器の口端の密封には不向きである。なぜならば、
高周波溶着のために用いるアルミメンブレムが容器の口
端を覆ってしまうと、蓋体を開けたときに化粧品の色や
艶などが確認できない(見えない)からである。
口端の形状に打ち抜いた透明フィルム(シート)を重ね
(非接着)たり、透明フィルムを容器の口端形状に成形
したキャップ状の成形品を被せたりしていたが、これら
は蓋体を開けたときに内容物の確認ができる点で有効で
あったが、化粧品を収容した容器の口端の密封ができ
ず、しかも容器との固定が十分でなかったために蓋体を
開けたときに蓋体の内面に付着移行してしまうという問
題があった。
するためのもので、その目的とするところは、化粧品を
収容した容器の口端の密封と、開封時の美麗さを強調で
きる透明フィルムが、容器の口端に残るようにしたイン
ナーシール材を提供することにある。
め、本発明は、片面にアルミメンブレム層を有するパッ
キング基材のアルミ面に、外面にシーラント層を形成し
た透明プラスチックフィルムを仮接着剤を介して接着し
たことを特徴とし、透明プラスチックフィルムが容器側
に残るように構成している。
キング基材のアルミメンブレム層のアルミ面に予め白色
膜を形成したことを特徴とし、容器から外した蓋体の内
面を見たときにアルミメンブレムの銀色の光が目に入る
ことの違和感を解消できるように構成している。
明プラスチックフィルムが、PET樹脂からなることを
特徴とし、透視した内容物の色や艶をより向上させ得る
ように構成している。
〜図4に基づいて説明する。図1は本願インナーシール
材の拡大断面図、図2は本願インナーシール材を容器口
端と蓋体との間に適用して高周波を掛けている状態を示
す断面図、図3は蓋体を開けたときに本願インナーシー
ル材が分離する状態を示す断面図、図4は透明プラスチ
ックフィルムが容器口端を密封している状態を示す外観
斜視図である。
片面にアルミメンブレム層11を有するパッキング基材
12のアルミ側面に、外面にシーラント層14を形成し
た透明プラスチックフィルム(透明プラスチックシート
を含む。)15を、仮接着材13を介して接着してな
る。該仮接着材13としては、ワックス、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等を使用して満足できる。
の蓋体17の内面に適合できるように打ち抜き、シーラ
ント層14が外側になるように蓋体17内に嵌め、クリ
ームなどの化粧品(内容物)18を装填した容器16の
口部にネジ込み・締め付けてから、図2の如く、蓋体1
7の外頂面より誘導加熱装置19により高周波を付与す
ると、アルミメンブレム層11の発熱によりシーラント
層14が溶融して容器16の口端に接着する。
6の口端は、蓋体17内において密封され、この状態に
おいて出荷され、流通過程を経て消費者の手元にわたる
こととなる。
7を開封方向にネジって、図3の如く開放させると、イ
ンナーシール材1は仮接着材13より分離してアルミメ
ンブレム層11を含むパッキング基材12が蓋体17の
リブ17′に係留されて蓋側に移行し、シーラント層1
4にて容器16の口端に接着している透明プラスチック
フィルム15は容器側に溶着された状態で残されること
となる。
し、透明プラスチックフィルム15を取り除くこととな
る。尤も、容器16内のクリームなどの化粧品(内容
物)18の色や艶などの確認のみであれば、透明プラス
チックフィルム15は取り除かなくても、図4の如く透
視して確認できる。従って、デパートなどの小売店での
販売中に消費者が内容物を確認するために無意識に蓋体
を開けてしまったような場合でも商品は損なわれるよう
なことがない。
除いた後の内容物の密封は、前記蓋体17内に移行した
パッキング基材12が機能することとなる。従って、パ
ッキング基材12の材質はポリオレフィン系樹脂の発泡
シートで形成するとパッキング効果に優れている。即
ち、樹脂発泡シートは紙粉など基材移行がないばかりで
なく、密封性が高いからである。
シートとしては、発泡倍率が1.2〜30倍、好ましく
は1.5〜15倍位が良く、厚さは容器16の口径にも
よるが、500〜1200μm、好ましく700μm位
がその機能上良い。
メンブレム層11を有する。このアルミメンブレム層1
1はシーラント層を溶融させる誘導加熱を起こさせるた
めに必須のものであって省略できない。従って、前述の
如く、蓋側に移行したパッキング基材12の内面にはア
ルミメンブレムが露出してしまい、人によってはその銀
色の光に見た目の違和感を覚える者がある。この違和感
を解消する場合には、前記パッキング基材12のアルミ
メンブレム層11の光沢面に、予め白色膜(図示せず)
を形成しておくとよい。
も、適当な文字や絵柄等をプリントしても、白色フィル
ムを予めラミネートしてもよい。尤も、塗料や白色フィ
ルムは前記シーラント層14の融点(約90°C)より
高い融点を有するもの、具体的にはポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリブテン、ポリエステルの単独又はこれ
らの重合体で形成したものが好ましい。
PET樹脂を使用するとよい。PET樹脂は高い透明性
を保有しているため、内容物の色や艶をより向上させる
ことが可能である。なお、透明プラスチックフィルム1
5は内容物によっては半透明でもよいし、赤・青・黄色
などを含む着色透明のものであってもよい。
が、前記透明プラスチックフィルム15の外面(パッキ
ング基材2との仮着面)には透明性を損なわない程度に
文字や絵柄等をプリントすることもある。
リームなどの化粧品(内容物)18を装填した容器16
に適用したが、インスタントコーヒーなどの湿気を嫌う
粉体や固形物を収容した容器口端の密封用として応用す
ることも可能である。この場合にはクリームなどの化粧
品(内容物)18を装填した容器16に対するよりもシ
ーラント層を介して溶着する溶着力を強めて防湿性能を
向上させることが要求されることから、剥がし易くする
ためにタブ(摘まみ片)を予め設けておくことも有効で
ある。
ンブレム層を有するパッキング基材のアルミ面に、外面
にシーラント層を形成した透明プラスチックフィルムを
仮接着剤を介して接着したことを特徴としているから、
容器の蓋体の内面に適合できるチップに打ち抜き、シー
ラント層が外側になるように蓋体内に嵌め、化粧品(内
容物)を装填した容器の口部にネジ込み・締め付けてか
ら蓋体の外面より誘導加熱装置により高周波を付与する
と、アルミメンブレム層の発熱によりシーラント層が溶
融して容器の口端に接着して口端を密封できる。従っ
て、蓋体を開けてもシーラント層にて容器の口端に接着
している透明プラスチックフィルムは容器側に確実に残
ることから、内容物を保護できるし、内容物の色や艶の
良さを消費者にアピールさせることができるという優れ
た効果を奏するものである。
キング基材のアルミメンブレム層のアルミ面に予め白色
膜を形成したことを特徴としているから、容器から外し
た蓋体の内面を見たときにアルミメンブレムの銀色の光
が目に入ることの違和感を解消できるという優れた効果
を奏するものである。
明プラスチックフィルムが、PET樹脂からなることを
特徴としているから、透明性が良好で透明プラスチック
フィルムを透視して内容物を見たときの色や艶をより向
上させることができるという優れた効果を奏するもので
ある。
に適用して高周波を掛けている状態を示す断面図であ
る。
分離する状態を示す断面図である。
ている状態を示す外観斜視図である。
が分離する状態を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 片面にアルミメンブレム層を有するパッ
キング基材のアルミ面に、外面にシーラント層を形成し
た透明プラスチックフィルムを仮接着剤を介して接着し
たことを特徴とするインナーシール材。 - 【請求項2】 前記パッキング基材のアルミメンブレム
層のアルミ面に予め白色膜を形成したことを特徴とする
請求項1に記載のインナーシール材。 - 【請求項3】 前記透明プラスチックフィルムが、PE
T樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載
のインナーシール材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10214836A JP2000025827A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | インナーシール材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10214836A JP2000025827A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | インナーシール材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000025827A true JP2000025827A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16662352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10214836A Pending JP2000025827A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | インナーシール材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000025827A (ja) |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP10214836A patent/JP2000025827A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050704 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081104 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090105 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090804 |