JP2000025290A - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2000025290A
JP2000025290A JP10192199A JP19219998A JP2000025290A JP 2000025290 A JP2000025290 A JP 2000025290A JP 10192199 A JP10192199 A JP 10192199A JP 19219998 A JP19219998 A JP 19219998A JP 2000025290 A JP2000025290 A JP 2000025290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリアルプリンタは、移動するキャリッジの底
面に取付けられた印字ヘッドからインクが噴射すること
によって、紙などの印字媒体に印字される。印字媒体が
カールして浮上がった部分があると、印字ヘッドがその
浮上がった部分の印字媒体に接触して、印字媒体を汚し
たり、印字ヘッドが印字媒体のエッジに接触して、キャ
リッジが移動できないことがあった。 【解決手段】本発明のシリアルプリンタは、キャリッジ
4の底面であって印字ヘッド1の付近に凹状の収納部4
aが形成され、その収納部4a内に球体2が全方向に移
動可能に収納保持される。球体2の下側は、印字ヘッド
1の底面よりも突出し、印字媒体6の浮上がり部を押え
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリッジに装着
された印字ヘッドにより、紙、OHP、シール、布など
の印字媒体に印字するシリアルプリンタに関し、特に、
印字媒体に浮上がった部分があっても、その部分に印字
ヘッドが接触することなく、印字媒体にきれいに印字す
ることができるシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンタ等のシリ
アルプリンタは、例えば、図6及び図7に示すように
紙、OHP、シール、布などの印字媒体6の上方にガイ
ドシャフト5が平行に配置され、そのガイドシャフト5
にキャリッジ4が装着される。キャリッジ4の下面には
インクを噴射する印字ヘッド1が取付けられる。ガイド
シャフト5は印字媒体6の送り方向Xと直交する方向Y
に沿って配置される。印刷時において、印字ヘッド1の
下面は、図7(A)に示すように、印字媒体6の印字面
と所定間隔を隔てている。
【0003】このようなシリアルプリンタにあっては、
キャリッジ4がガイドシャフト5に案内されて移動しな
がら印字ヘッド1からインクが噴射されることにより、
印字媒体6の印字面に印字される(以下、従来例1とい
う)。
【0004】また、他の従来のシリアルプリンタとして
は、特開平4−179566号公報に、印字媒体の浮上
がった部分をローラによって押さえるようにしたインパ
クトシリアルプリンタが開示されている。このインパク
トシリアルプリンタは、ローラがキャリッジの移動方向
に回転するようにスプリングによって保持され、かつ、
改行時にローラを待避させる機構を有している(以下、
従来例2という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例1のシリアルプ
リンタでは、図6に示すように、印字媒体6にカールし
た状態で浮上がった部分6aがあると、図7(B)に示
すように、印字媒体6の印字面が印字ヘッド1の下面と
接触することになる。このような場合、印字ヘッド1に
付着しているインクによって印字媒体6の印字面が汚さ
れ、きれいに印字することができなくなる。また、印字
ヘッド1が印字媒体6の外側まで位置して、キャリッジ
4が元の方向へ戻ろうとしたときに、印字ヘッド1が印
字媒体6のエッジに接触して、キャリッジ4が元の方向
へ移動することができなくなったり、あるいは印字媒体
6に皺がよったり、さらに印字媒体6が破けたりするこ
ともある。
【0006】従来例2のインパクトシリアルプリンタで
は、キャリッジに保持されるローラがキャリッジの移動
方向に回転し、印字媒体の浮上がった部分を押えながら
印字するため、印字ヘッドが印字媒体の印字面に接触す
ることがなく、したがって印字媒体にきれいに印字する
ことができる。
【0007】しかし、従来例2のインパクトシリアルプ
リンタでは、ローラは印字媒体の送り方向Xに回転する
ことができないため、ローラが印字媒体の印字面を押え
ていると、印字媒体を円滑に送ることは困難である。ま
た、印字を終えた印字媒体が排出され、新しい印字媒体
が送られてきたときに、ローラが印字媒体を押えた状態
で維持していると、ローラの端部がその送られてきた印
字媒体の先頭側エッジに接触し、印字媒体を送ることが
困難になる。
【0008】そのため、従来例2のインパクトシリアル
プリンタは、印字媒体の途中でキャリッジの移動を停止
して印字媒体を送るときや、新しい印字媒体が送られて
くるときは、ローラを待避させる機構によってローラが
印字媒体の印字面から離隔するようにされている。しか
し、ローラを待避させる機構は複雑であり、製品のコス
トアップにつながり、さらに印字速度が低下するだけで
なく、故障の原因ともなる。
【0009】本発明は、簡単な構造で印字媒体を円滑に
送ることができ、印字ヘッドが印字媒体の浮上がった部
分に接触することなく、印字媒体にきれいに印字するこ
とができるシリアルプリンタを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアルプリン
タは、印字媒体に印字する印字ヘッドと、その印字ヘッ
ドを底面に装着し、印字方向に移動可能に設けられたキ
ャリッジと、そのキャリッジに全方向に回転可能に保持
され、かつ印字ヘッドの先端部よりも突出して印字媒体
と接触する球体と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0011】上記キャリッジの底面には、球体が収納さ
れる凹状の収納部が形成されてもよい。
【0012】上記キャリッジの収納部の基端部に、球体
を収納部内に吸引する吸引手段が設けられてもよい。
【0013】上記キャリッジには、球体をキャリッジの
移動方向に沿って移動可能に収納するガイド穴が形成さ
れ、ガイド穴には、球体の移動を停止させ、球体を位置
決めするためのストッパが出入可能に設けられてもよ
い。
【0014】上記ストッパは、キャリッジが印字媒体の
端部に位置しているときに、球体を印字媒体に接触した
状態に位置決めするものである。
【0015】上記キャリッジ内にはガイド穴に連通する
凹状の収納部が形成され、その収納部の基端部に、球体
を収納部内に吸引する吸引手段が設けられてもよい。
【0016】上記球体は金属で作られ、吸引手段は電磁
石であってもよい。
【0017】上記球体は、印字媒体の送り方向に対して
印字ヘッドよりも上流側に配置されるのが好ましい。
【0018】本発明によれば、球体はキャリッジの移動
方向に転がりながら移動するため、印字媒体の浮上がり
部が押えられ、印字ヘッドが印字媒体に接触することが
ない。また、球体は印字媒体の送り方向も含めて自由に
回転するため、球体が印字媒体と接触していても印字媒
体を円滑に送ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシリアルプリンタ
を図面を参照しながら説明する。ただし、従来と同一部
分は同一符号を附す。
【0020】図1及び図2に示すように、本発明の第1
のシリアルプリンタは、キャリッジ4の底面に凹状の収
納部4aが形成され、その収納部4a内に印字媒体6の
浮上がった部分を押さえる球体2が収納される。球体2
の下部は図2に示すように、印字ヘッド1の底面よりも
突出して配置され、印字媒体6の浮上がった部分を押え
ることにより、印字ヘッド1と印字媒体6とが接触する
ことを防止する。
【0021】また、収納部4aに収納される球体2は、
印字媒体6の送り方向Xに対して印字ヘッド1よりも上
流側に配置される。これによって、球体2は、印字ヘッ
ド1によって印字された印字媒体6の上を移動すること
がなく、印字ヘッド1から噴射されるインクによって印
字されたばかりで、乾燥していない印字媒体6上のイン
クに球体2が接触せず、印字媒体6が球体2によって汚
されないようにすることができる。
【0022】一方、収納部4aの底面4bと印字媒体6
との間隔を球体2の外径と一致させることにより、球体
2は自重ではなく、収納部4aの底面4bに当たること
により、印字媒体6の浮上がった部分を押えるようにす
ることができる。また、球体2を金属製や石製など重量
のあるものを使用することにより、収納部4aの底面4
bと印字媒体との間隔を球体2の外径以上としても、球
体2の自重で印字媒体6の浮上がった部分を押えるよう
にすることができる。
【0023】いずれの場合においても、球体2はどの方
向にも自在に回転できるように収納部4a内に収納保持
される。また、収納部4aは下向きに開放されることに
より、球体2が収納部4a内に巻き込んだゴミ等が、容
易に落下して、収納部4a内に蓄積せず、球体2と収納
部4aとの間にゴミ等が付着して、球体2の回転を妨げ
ることがない。
【0024】次に、第1のシリアルプリンタの動作につ
いて説明する。シリアルプリンタが起動すると、キャリ
ッジ4はガイドシャフト5に案内され、印字媒体6の送
り方向Xと直交する方向Yに沿って移動する。球体2
は、キャリッジ4の移動によって収納部4a内でY方向
に回転する。
【0025】印字媒体6に浮上がり部があっても、球体
2はその印字媒体6の浮上がった部分を押さえるため、
印字ヘッド1と印字媒体6とが接触せず、印字ヘッド1
から噴出されるインクによって印字媒体6が汚れること
はない。また、球体2は印字媒体6の送り方向Xに対し
て印字ヘッド1よりも上流側を移動しているため、印字
媒体6の印字面に印字されたインク上を球体2が移動す
ることなく、球体2にインクが付着することがない。し
たがって、印字媒体6にはきれいに印字することができ
る。
【0026】キャリッジ4の往路の動作が終了すると、
印字媒体6はX方向に送られる。このとき球体2は印字
媒体6の送り方向Xに回転することができるので、球体
2が印字媒体6の送りの妨げとならず、印字媒体6は円
滑にX方向に送られる。そして、キャリッジ4が元の方
向へ戻るときは、球体2は印字媒体6を押えながら、往
路とは逆方向に回転しながら移動する。第1のシリアル
プリンタはこのような一連の動作を繰り返す。
【0027】次に、本発明の第2のシリアルプリンタを
図3及び図4を参照しながら説明する。本発明の第2の
シリアルプリンタは、金属製の球体2を収納する収納部
4cを深い有底筒状に形成し、収納部4cの基端部4d
に隣接して電磁石3がキャリッジ4内に設けられる。
【0028】電磁石3に電流を流さない状態では、球体
2の下部が印字ヘッド1の底面よりも突出することによ
り、印字媒体6を押し付ける。電磁石3に電流を流すこ
とにより磁力で球体2が収納部4cの基端部4d側に吸
引され、球体2が印字媒体6を押し付けないようにす
る。したがって、第2のシリアルプリンタは、球体2が
印字媒体6の外側まで移動する場合に好適である。
【0029】次に、第2のシリアルプリンタの動作につ
いて説明する。初期状態において球体2は印字媒体6の
外側に待機している。この時、電磁石3に電流が流さ
れ、収納部4c内の金属製の球体2は電磁石3の磁力に
よって基端部4d側に吸引され、球体2の下部は印字ヘ
ッド1の底面よりも突出していない。従って、球体2が
印字媒体6のエッジに接触することなく、キャリッジ4
は印字媒体6の上へ移動することができる。
【0030】次いで、金属製の球体2が印字媒体6上の
端部の位置まで移動した時に、電磁石3に流していた電
流を流さないようにする。これにより、金属製の球体2
は印字媒体6上に落下し、印字媒体6と接触する。
【0031】印字媒体6上に落下した球体2は、キャリ
ッジ4がY方向に移動すると、印字媒体6の送り方向X
に対して直角方向Yに回転しながら移動する。したがっ
て、印字媒体6の浮上がった部分は球体1によって押さ
えられ、印字ヘッド1と接触することがない。
【0032】キャリッジ4の往路の印字が終了すると、
キャリッジ4は印字媒体6上で停止する。このとき、球
体2は印字媒体6を押えた状態にある。そして、印字媒
体6をX方向に送ると、金属製の球体2はそのX方向に
回転するため、球体2は印字媒体6の送りの妨げになる
ことがない。また、球体2は印字媒体の送り方向Xに対
して印字ヘッド1の上流側を移動するため、球体2にイ
ンクが付着することがなく、印字媒体6の印字面にはき
れいに印字される。
【0033】印字媒体6の印字が終了したときは、電磁
石3に電流を流し金属製の球体2を収納部4cの基端部
4d側へ吸引する。これにより、キャリッジ4が元の方
向に戻るとき、及び次の新たな印字媒体6が送られてき
たときに、金属製の球体2が印字媒体6の浮上がった部
分のエッジ、及び次に送られてきた印字媒体6の先端に
接触することがなく、印字媒体6を円滑に送ることがで
きる。第2のシリアルプリンタは、このようにキャリッ
ジ4の動作に応じて球体2が昇降動し、上述した一連の
動作を繰り返す。
【0034】次に、本発明の第3のシリアルプリンタを
図5を参照しながら説明する。なお、図5(D)は図5
(B)のD−D線断面図である。
【0035】本発明の第3のシリアルプリンタは、図5
(A)乃至(D)に示すように、キャリッジ4の底面に
キャリッジ4の移動方向に沿って長穴状のガイド穴8が
形成される。そのガイド穴8に球体2が全方向に移動可
能に保持される。
【0036】ガイド穴8の長さについては、キャリッジ
4が印字媒体6の一方の端部と他方の端部との間を移動
しても、球体2が常に印字媒体6を押えることができる
ように設定される。すなわち球体2は、キャリッジ4が
印字媒体6の一方の端部側に位置しているときは、ガイ
ド穴8の先端(図面において左端)に位置して印字媒体
6の一方の端部を押え(図5(A)参照)、キャリッジ
4が印字媒体6の他方の端部側に位置しているときは、
ガイド穴8の後端(図面において右端)に位置して印字
媒体6の他方の端部を押える(図5(C)参照)。
【0037】また、ガイド穴8の先端には、金属製の球
体2を完全に収納する有底筒状の収納部4eが形成さ
れ、収納部4eの基端部4fに電磁石3が設けられる。
電磁石3に電流を流すことによって、金属製の球体2が
吸引され、新たな印字媒体6が送られてきても、球体2
がその印字媒体6の送りの障害にはならない。さらに、
ガイド穴8の両端部付近には、両端に移動した球体2を
位置決めするためのストッパ7a,7bが取付けられ
る。ストッパ7a,7bは、ガイド穴8の上部に設けら
れたソレノイドSから発生する磁力によって昇降動さ
れ、ガイド穴8内に出入する。ソレノイドSはストッパ
制御部10に接続され、ストッパ制御部10はソレノイ
ドSに流れる電流を制御することにより、ストッパ7
a、7bの動作を制御する。
【0038】次に、本発明の第3のシリアルプリンタの
動作について説明する。印字が開始される以前において
は、図5(A)に示すようにキャリッジ4は印字媒体6
の一方の端部側に位置している。このとき、球体2はガ
イド穴8の先端に位置しており、先端側のストッパ7a
が下降していることにより、球体2は印字媒体6の端部
から外れないようにされている。他方、後端側のストッ
パ7bは、球体2が移動してくることができるように上
昇している。
【0039】印字が開始されると、図5(B)に示すよ
うに先端側のストッパ7aが上昇し、キャリッジ4が移
動し始めると、球体2は加速度が加えられることにより
ガイド穴8内を先端から後端へ回転しながら移動する。
印字媒体6に浮上がった部分があっても、その浮上がっ
た部分は球体2によって押えられるため、印字ヘッド1
が印字媒体6と接触することがなく、印字媒体6の印字
面はきれいに印字される。
【0040】そしてガイド穴8内で移動している球体2
がガイド穴8の後端に位置すると、後端側のストッパ7
bが下降し、球体2がガイド穴8の後端に位置決めされ
る。図5(C)に示すように印字媒体6の終端まで印字
されたとき、ガイド穴8の後端に位置している球体2
は、印字媒体6の他方の端部上に位置している。
【0041】そして、キャリッジ4が印字媒体6の他方
の端部から一方の端部の方へ戻るときに、後端側のスト
ッパ7bが上昇し、球体2はガイド穴8の後端から先端
へ移動する。キャリッジ4が図5(A)に示すように、
印字媒体6の一方の端部に位置すると、球体2は印字媒
体6の一方の端部上に位置し、先端側のストッパ7aが
下降することにより、球体2はガイド穴8の後端に位置
決めされる。
【0042】印字が終了した印字媒体6は送られ、次の
新たな印字媒体6がキャリッジ4の下側に送られる。こ
のとき、電磁石3に電流を流すことにより、金属製の球
体2は印字媒体6に落下した位置から、収納部4eの基
端部4f側に吸引される。その吸引された金属製の球体
2は、次の新たな印字媒体6の送りの障害になることが
ない。新たな印字媒体6がキャリッジ4の下側に位置す
ると、電磁石3に電流を流さないようにし、金属製の球
体2が印字媒体6を押えるようにする。そして、本第3
のシリアルプリンタは前述した動作を繰返す。
【0043】本発明のシリアルプリンタは、上記実施の
形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載さ
れた技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能で
ある。例えば、球体は金属以外の物質で作られてもよ
く、球体を吸引するために電磁石以外の部材を用いても
よい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、印字ヘッドよりも突出
した球体はキャリッジの移動方向に転がりながら移動す
るため、印字媒体の浮上がり部が押えられ、印字ヘッド
が印字媒体に接触することがない。従って、清浄な印字
をすることができる。また、球体は印字媒体の送り方向
も含めて全方向に自由に回転できるため、キャリッジを
印字媒体の外側まで移動させる必要はなく、印字媒体上
に球体を接触させた状態で、印字媒体を円滑に送ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のシリアルプリンタの斜視図であ
る。
【図2】図1の矢視A方向の一部断面正面図である。
【図3】本発明の第2のシリアルプリンタの斜視図であ
る。
【図4】図3の矢視A方向の一部断面正面図である。
【図5】(A)、(B)、(C)は本発明の第3のシリ
アルプリンタの構成及び動作を説明するための部分断面
図、(D)は図5(B)のD−D線断面図である。
【図6】従来のシリアルプリンタの斜視図である。
【図7】(A)(B)は、図8の矢視A方向の一部断面
正面図である。
【符号の説明】
1:印字ヘッド 2:球体 3:電磁石 4:キャリッジ 4a:収納部 4c:収納部 4e:収納部 6:印字媒体 7a、7b:ストッパ 8:ガイド穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月28日(1999.4.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字媒体に印字する印字ヘッドと、 その印字ヘッドを底面に装着し、印字方向に移動可能に
    設けられたキャリッジと、 そのキャリッジに全方向に回転可能に保持され、かつ前
    記印字ヘッドの先端部よりも突出して前記印字媒体と接
    触する球体と、 を有することを特徴とするシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】前記キャリッジの底面には、前記球体が収
    納される凹状の収納部が形成されることを特徴とする請
    求項1に記載のシリアルプリンタ。
  3. 【請求項3】前記キャリッジの収納部の基端部に、前記
    球体を収納部内に吸引する吸引手段が設けられることを
    特徴とする請求項2に記載のシリアルプリンタ。
  4. 【請求項4】前記キャリッジには、前記球体を前記キャ
    リッジの移動方向に沿って移動可能に収納するガイド穴
    が形成され、 前記ガイド穴には、前記球体の移動を停止させ、球体を
    位置決めするためのストッパが出入可能に設けられる、 ことを特徴とする請求項1に記載のシリアルプリンタ。
  5. 【請求項5】前記ストッパは、前記キャリッジが印字媒
    体の端部に位置しているときに、前記球体を印字媒体に
    接触した状態に位置決めすることを特徴とする請求項4
    に記載のシリアルプリンタ。
  6. 【請求項6】前記キャリッジ内には前記ガイド穴に連通
    する凹状の収納部が形成され、 その収納部の基端部に、前記球体を収納部内に吸引する
    吸引手段が設けられることを特徴とする請求項4又は5
    に記載のシリアルプリンタ。
  7. 【請求項7】前記球体は金属で作られ、前記吸引手段は
    電磁石であることを特徴とする請求項3又は6に記載の
    シリアルプリンタ。
  8. 【請求項8】前記球体は、前記印字媒体の送り方向に対
    して印字ヘッドよりも上流側に配置されることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1つの項に記載のシリア
    ルプリンタ。
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