JP2000025228A - 記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

記録装置及び記録制御方法

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JP2000025228A
JP2000025228A JP19424298A JP19424298A JP2000025228A JP 2000025228 A JP2000025228 A JP 2000025228A JP 19424298 A JP19424298 A JP 19424298A JP 19424298 A JP19424298 A JP 19424298A JP 2000025228 A JP2000025228 A JP 2000025228A
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head
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Masahiko Umezawa
雅彦 梅澤
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録周波数が高くなり記録速度が高速化され
た場合にも、クロストークノイズの影響を受け難い記録
装置及び記録制御方法を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 記録ヘッド9Aに備えられた複数の記録
要素に記録動作を行わせるためのヒートパルス(HEA
T)を発生し、記録データをその記録ヘッドに転送する
ためのデータクロック(DCLK)を発生するときに、
ヒートパルス(HEAT)の立ち上がり及び立ち下がり
のタイミングがデータクロック(DCLK)の立ち上が
りと重ならないようにクロック信号パルスの立ち上がり
を調整し、記録データ(DATA)の記録ヘッド9Aへ
の転送を、例えば、システムクロック(SCLK)の1
クロック分待ち合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及び記録制
御方法に関し、特に、例えば、インクジェット方式に従
って記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置及び記録制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット方式に従ってイン
クを吐出して記録を行う記録ヘッドは、以下のようにし
て駆動されてきた。
【0003】図6は記録へッドを駆動する駆動制御回路
の構成を示すブロック図である。
【0004】この回路は、記録装置に備えられたCPU
(不図示)から供給される種々の制御信号に従って動作
する。即ち、図6に示すように、記録ヘッドに備えられ
た駆動回路90を動作させるために、この回路は、例え
ば、周波数が20MHzのシステムクロック(SCL
K)がカウンタ71、パルス発生器72、データクロッ
ク発生器73、記録データ発生器74、ブロックパルス
発生器77に供給され、また、後述する閾値データ(P
T1〜PT24)がCPUからデータバスとアドレスバ
スとを介してパルス発生器72に供給され、記録データ
(DATA)がCPUの制御によりRAM79から記録
データ発生器74に供給され、さらに、記録開始を指示
するスタートビット(START)がラッチパルス発生
器78に供給される。
【0005】このような信号が供給されると、ラッチパ
ルス発生器78はラッチパルス(LATCH)を駆動回
路90に供給するとともに、カウンタ71に供給する。
さらに、システムクロック(SCLK)に同期して、パ
ルス発生器72はヒートパルス(HEAT)を、データ
クロック発生器73はデータクロック(DCLK)を、
記録データ発生器74は記録データ(DATA)を、ブ
ロックパルス発生器77は3つのブロックパルス(BL
OCK1〜3)を発生する。
【0006】図7はこれらの制御信号のタイムチャート
である。
【0007】図7に示すように、2つのラッチパルス間
の周期の逆数が記録周波数であり(例えば、10KH
z)、この周期の間に記録ヘッドに備えられた全てのイ
ンク吐出ノズル(例えば、60ノズル)からインクが吐
出される。例えば、これらの60個のインク吐出ノズル
は、記録ヘッド内に設けれたマルチプレクサ(不図示)
によりブロックパルス(BLOCK1〜3)に従って1
0ノズル毎に6つのブロックに分割され、各ブロックに
属するインク吐出ノズルが順次選択駆動される。
【0008】また、記録ヘッド内に備えられたシフトレ
ジスタ(不図示)への記録データ(DATA)の転送に
データクロック(DCLK)が用いられる。一方、カウ
ンタ71においてラッチパルス(LATCH)の入力か
らシステムクロック(SCLK)のパルスをカウントす
ることによって得られたカウント値は、パルス発生器7
2に内蔵されたコンパレータでデータバスとアドレスバ
スを介してCPUから転送された閾値PT1〜PT24
と比較され、その比較結果に従ってヒートパルス(HE
AT)が得られる。
【0009】なお、閾値PT1〜PT24は、インク吐
出ノズル内にあってインクを吐出するために用いられる
ヒータの発熱特性のバラ付きと、記録ヘッドの内部温度
によって変更される。この温度の情報は、記録ヘッド内
部に設けられたサーミスタからの信号(アナログ信号)
を上述の駆動制御回路とA/D変換回路(不図示)を介
してCPUに転送され、CPUでは、その認識した温度
に応じて閾値PT1〜PT24を調整し、その結果、記
録ヘッドの内部温度に応じて、適切なヒートパルス幅が
得られるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上説明したよ
うな従来の記録ヘッドの駆動制御によれば、ヒートパル
ス(HEAT)は記録ヘッドの内部温度によってそのパ
ルス幅が変化するため、そのパルスの立ち上がりと立ち
下がりのタイミングも前後する。このため、(1)ヒー
トパルス(HEAT)の立ち上がり及び立ち下がりタイ
ミングと、データクロック(DCLK)の立ち上がりタ
イミングが同時になる場合と、(2)ヒートパルス(H
EAT)の立ち上がり及び立ち下がりタイミングと、デ
ータクロック(DCLK)の立ち下がりタイミングが同
時になる場合がある。
【0011】さて、一般に、このようなヒートパルス
(HEAT)の立ち上がりと立ち上がりでクロストーク
ノイズが発生し、これがデータクロック(DCLK)及
び記録データ(DATA)の波形に影響を与える。ここ
で、上記(2)の場合には、クロストークノイズによっ
て信号が歪んでもデータクロック(DCLK)のパルス
は既にローレベルとなっているために、問題は発生しな
い。しかしながら、上記(1)の場合には、データクロ
ック(DCLK)のパルス波形は、図8に示すように歪
み、そのクロストークノイズによる波形の歪みが大きい
場合には、記録データ(DATA)をデータクロック
(DCLK)の立ち上がりでサンプルできない場合が発
生するという問題がある。
【0012】また、近年の記録速度の高速化要求が応じ
て、記録ヘッドに内蔵するインク吐出ノズルの数を増大
することや記録周波数のアップなどが行われている為、
データクロックのパルスはますます短いものとなってい
るので、今後さらにこのようなノイズによる影響が懸念
される。
【0013】本発明は上記従来例が抱える問題点や将来
発生するであろう問題点に鑑みてなされたもので、記録
周波数が高くなり記録速度が高速化された場合にも、ク
ロストークノイズの影響を受け難い記録装置及び記録制
御方法を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、以下の様な構成からなる。
【0015】即ち、複数の記録要素を有した記録ヘッド
を用いて記録媒体に記録を行う記録装置であって、前記
複数の記録要素に記録動作を行わせるための駆動信号パ
ルスを発生する第1発生手段と、記録データを前記記録
ヘッドに転送するためのクロック信号パルスを発生する
第2発生手段と、前記駆動信号パルスの立ち上がり及び
立ち下がりのタイミングが前記クロック信号パルス信号
の立ち上がりと重ならないように前記クロック信号パル
スの立ち上がりを調整する調整手段と、前記調整手段に
よって調整されたクロック信号パルスを用いて前記記録
データを前記記録ヘッドに転送し、前記駆動信号パルス
によって前記記録ヘッドを駆動して前記記録媒体に記録
を行う記録手段とを有することを特徴とする記録装置を
備える。
【0016】さらに、前記記録ヘッドの内部温度を測定
する測定手段を有し、駆動信号パルスのパルス幅は測定
内部温度に従って変更されるようにすると良い。
【0017】なお、前記第1及び第2発生手段は夫々、
装置動作の基本となるシステムクロックパルスをカウン
トする第1及び第2カウント手段を含み、前記調整手段
は、前記システムクロックパルスに基づいて、前記クロ
ック信号パルスの立ち上がりを遅延させる遅延手段を含
むと良い。この場合、前記第1発生手段は、記録動作の
開始を指示する信号パルスの入力を契機として、そのカ
ウントを開始することが望ましい。一方、前記記録手段
は、前記遅延手段により、クロック信号パルスの立ち上
がりが遅延されている間は、記録データを記録ヘッドに
転送することは待ち合わせるようにすると良い。
【0018】また、前記記録ヘッドは、インクを吐出し
て記録を行うインクジェット記録ヘッドであり、そのヘ
ッドには、熱エネルギーを利用してインクを吐出するた
めに、インクに与える熱エネルギーを発生するための熱
エネルギー変換体を備えていることが望ましい。
【0019】また他の発明によれば、複数の記録要素を
有した記録ヘッドを用いて記録媒体に記録を行う記録制
御方法であって、前記複数の記録要素に記録動作を行わ
せるための駆動信号パルスを発生する第1発生工程と、
記録データを前記記録ヘッドに転送するためのクロック
信号パルスを発生する第2発生工程と、前記駆動信号パ
ルスの立ち上がり及び立ち下がりのタイミングが前記ク
ロック信号パルス信号の立ち上がりと重ならないように
前記クロック信号パルスの立ち上がりを調整する調整工
程と、前記調整工程において調整されたクロック信号パ
ルスを用いて前記記録データを前記記録ヘッドに転送
し、前記駆動信号パルスによって前記記録ヘッドを駆動
して前記記録媒体に記録を行う記録工程とを有すること
を特徴とする記録制御方法を備える。
【0020】以上の構成により本発明は、記録ヘッドに
備えられた複数の記録要素に記録動作を行わせるための
駆動信号パルスを発生し、記録データをその記録ヘッド
に転送するためのクロック信号パルスを発生するが、駆
動信号パルスの立ち上がり及び立ち下がりのタイミング
がクロック信号パルス信号の立ち上がりと重ならないよ
うにクロック信号パルスの立ち上がりを調整し、その調
整されたクロック信号パルスを用いて記録データを記録
ヘッドに転送し、前記駆動信号パルスによって記録ヘッ
ドを駆動して記録を行うよう動作する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の代表的な実施形態であるイ
ンクジェット方式に従って記録を行なう記録ヘッドを備
えたプリンタ装置の構成を示す外観斜視図である。
【0023】図1において、1は記録用紙(或は、プラ
スチックシートなどの記録媒体)、2〜3は記録用紙1
の記録領域の上下に配置され矢印Aの方向に記録用紙1
を搬送する搬送ローラ、4は搬送ローラ2〜3を駆動す
るシート送りモータ、5は搬送ローラ2と3との間に位
置し搬送ローラ2〜3の回転軸に平行に設けられたガイ
ドシャフト、6はガイドシャフト5に沿って往復移動
(矢印B)するキャリッジ、7はキャリッジを移動させ
るキャリッジモータ、8はキャリッジモータ7の駆動力
をキャリッジ6に伝達するベルトである。
【0024】さて、キャリッジ6には、インクジェット
方式に従ってインク液滴を吐出して記録を行なう記録ヘ
ッド9A〜9D(以下、これら4つの記録ヘッドを総称
して言及するときには、記録ヘッド9とする)が搭載さ
れている。記録ヘッド9はカラー画像記録用であり、キ
ャリッジ6の移動方向に配置され、それぞれ、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(B
k)の各色のインクに対応させて設けた4個の記録ヘッ
ド(Kヘッド)9A、記録ヘッド(Cヘッド)9B、記
録ヘッド(Mヘッド)9C、記録ヘッド(Yヘッド)9
Dからなっている。記録ヘッド9A〜9D各々の前面、
即ち、記録用紙1の記録面と所定間隔(例えば0.8m
m)を於て対抗する面には複数の(例えば、60個)の
インク吐出口をキャリッジ6の走査方向と交差させる方
向に縦一列に配置している。そして、記録ヘッド9A〜
9Dの論理回路は同じ構成をもっている。
【0025】また、このプリンタ装置の外装ケース(不
図示)に取付けられる操作パネル64には、オンライン
/オフライン切換えキー60A、ラインフィードキー6
0B、記録モード切り替えキー60C、リセットキー6
0D等のキー設定部の他、アラームランプ61Aや電源
ランプ61Bの警告ランプなどのLEDランプや各種メ
ッセージを表示するLCD65が設けられている。
【0026】なお、80はプラテン、92は記録用紙1
に所望の画像を記録するためのインクを貯溜するインク
タンクである。インクタンク92は、記録ヘッド9A〜
9Dに対応して4色(シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロ(Y)、ブラック(Bk))のインクを貯溜する
4つのインクコンパートメント92A〜92Dから構成
されている。
【0027】また、インクタンク92は図1に示したよ
うに記録ヘッド9と別体となる構成のみならず、インク
タンクと記録ヘッドとが一体化したインクカートリッジ
のような構成のものを用いることができることは言うま
でもない。
【0028】以下に詳述するが、プリンタ装置のCPU
やこれに併設されたROM、RAM等を含む制御部は、
ディスプレイ103を備えたホストコンピュータ(以
下、ホストという)100から指令信号やデータ信号
(記録情報)を受信し、これに基づいて、各種モータ等
の駆動するとともに、記録ヘッド9A〜9Dに含まれる
電気熱変換体(ヒータ)に駆動電源(ヒート電源)を印
加し通電する。
【0029】図2は、図1に示すプリンタ装置の制御回
路の概略構成を示すブロック図である。
【0030】マイクロプロセッサ形態のCPU21は、
インタフェース22を介してホスト100に接続されて
おり、制御プログラムを格納したROM24や更新可能
な制御プログラムや処理プログラムや各種定数データな
どを格納したEEPROM23、及び、ホスト100か
らインタフェース22を介して受信した指令信号(コマ
ンド)や記録情報信号を格納するRAM25にアクセス
し、これらのメモリに格納された情報に基づいて記録動
作を制御する。さらに、CPU21は、出力ポート26
及びキャリッジモータ制御回路42を介してキャリッジ
モータ7を動作させることによりキャリッジ6を移動さ
せたり、出力ポート26及びシート送りモータ制御回路
44を介してシート送りモータ4を動作させることによ
り搬送ローラ2〜3などの搬送機構を動作させる。さら
に、CPU21は、RAM25に格納されている記録情
報に基づき記録ヘッド制御回路29を介して記録ヘッド
9A〜9Dを駆動することにより、記録用紙1上に所望
の画像を記録することができる。
【0031】また、電源回路28からは、CPU21や
記録ヘッド制御回路29を動作させるためのロジック駆
動電圧Vcc(例えば5V)、各種モータ駆動電圧Vm
(例えば30V)、記録ヘッド9を駆動させるためのヒ
ート電圧Vh(例えば25V)、及び、記録ヘッド9保
護用バックアップ電圧VDDH等が出力される。そし
て、ヒート電圧Vhは記録ヘッド9に、バックアップ電
圧VDDHは、記録ヘッド制御回路29および記録ヘッ
ド9にそれぞれ印加される。
【0032】さらに、操作キー60A〜60Dから入力
される指示は入力ポート32を介してCPU21に伝え
られ、CPU21からの命令が出力ポート36を介して
LED発光制御回路62に伝えられるとLED61A、
61Bが点灯したり、表示制御回路66に伝えられると
LCD65にメッセージが表示される。
【0033】さらにまた、記録ヘッド9A〜9Dの内部
に設けられたサーミスタ(不図示)から出力される温度
情報(アナログ信号)は記録ヘッド制御回路29を経て
A/D変換回路82に入力されてデジタルデータとな
り、CPUバス70を介してCPU21に転送される。
【0034】なお、CPUバス70は、アドレスバス、
データバスから構成されている。
【0035】図3は記録ヘッド制御回路29の構成を示
すブロック図である。また、図4はCPU21と記録制
御回路29において実行される記録制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【0036】なお、図3において、記録ヘッド制御回路
29は図2からも分かるように、4つの記録ヘッド9A
〜9Dを駆動制御しているが、これらの記録ヘッドの構
成とその制御方法は同じであるので、ここでは説明を簡
単にするために記録ヘッド9Aのみを示している。ま
た、図3において、従来例に関して図6に示した構成要
素や信号と同じ構成要素や信号には同じ参照番号や参照
記号を付し、その説明は省略し、ここでは、この実施形
態に特徴的な構成とその動作について、図4に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0037】まず、ステップS1において、サーミスタ
から得られた記録ヘッドの内部温度情報に基づいてCP
U21はアドレスバス及びデータバスを介して、パルス
発生器72に内蔵されたコンパレータにヒートパルス
(HEAT)のパルス幅を規定するために用いる閾値P
T1〜PT24を設定する(S1)。なお、この実施形
態では、PT1〜PT24の値は、システムクロック
(SCLK)のパルス数に換算した値で定義されてい
る。
【0038】次に、ステップS2では、CPU21は記
録開始を指示するスタートビット(START)をラッ
チパルス発生器78に転送すると、これに続いてステッ
プS3では、ラッチパルス発生器78は所定の記録周波
数間隔でラッチパルス(LATCH)を記録ヘッド9A
とカウンタ71に出力する。これに応じて、ステップS
4では、そのラッチパルス(LATCH)の入力を契機
として、カウンタ71がシステムクロック(SCLK)
のパルスの計測を開始する。
【0039】さらに、ステップS5では、カウンタ71
からの出力値と閾値PT1〜PT24とをパルス発生器
72のコンパレータで比較し、その出力値と閾値とが一
致すると、処理はステップS6に進んで、パルス発生器
72はその比較結果に応じたパルス幅をもつヒートパル
ス(HEAT)を記録ヘッド9Aに出力する。
【0040】さて、ステップS5〜S6の処理とは並行
的に、ステップS7では、減算器76が閾値PT1〜P
T24から固定値N(正の整数)を減算する。ここで
は、N=1として説明する。さらに、ステップS8では
減算器76によって減算された値(PTn−1:n=1
〜24)とカウンタ71からの出力値とをコンパレータ
75で比較し、両者が一致すると、処理はステップS1
1に進み、図5の信号タイムチャートが示すように、コ
ンパレータ75はローレベルのデータイネーブル信号
(ENB)を出力する。なお、データイネーブルパルス
(ENB)がローレベルにある時間は、システムクロッ
ク(SCLK)の1クロック分に相当し、そのローレベ
ルの状態は、図5に示すように、ラッチパルス(LAT
CH)の入力があってから、システムクロック(SCL
K)の計数が開始され(PTn−1)個分のパルスがカ
ウントされたときに始まり、PTn個目のパルスがカウ
ントされたときに終了する。
【0041】なお、コンパレータ75は両者の値が一致
しない場合はつねに、ハイレベルのデータイネーブル信
号(ENB)を出力する。
【0042】従って、ステップS8において、コンパレ
ータ75がこれら両者の値の一致を待ち合わせている間
に、即ち、データイネーブル信号(ENB)がハイレベ
ルにある場合には、処理は並行的にステップS9におい
て、データクロック発生器73は、内蔵したカウンタで
システムクロック(SCLK)のパルス個数を計測しな
がら、記録ヘッド9Aのインク吐出ノズル分(例えば、
60個)に対応する記録データ(DATA)を転送する
ためにデータクロック(DCLK)を記録ヘッド9Aに
送出する。
【0043】このデータクロック(DCLK)の送出に
同期してさらに、ステップS10では記録データ発生器
74も内蔵したカウンタでシステムクロック(SCL
K)のパルス個数を計測しながら、CPU21の制御に
よりRAM25から記録データ(DATA)を読み出し
て、さらにステップS11ではその記録データを記録ヘ
ッド9Aに送出する。
【0044】次に、ステップS12では、データイネー
ブル信号(ENB)がローレベルになったかどうかを調
べる。ここで、そのローレベル信号が検出されれば、即
ち、ステップS11の処理において、コンパレータ75
からローレベルのデータイネーブル信号(ENB)が出
力されたなら、処理はステップS13に進み、図5に示
されているように、データイネーブル信号(ENB)が
再びハイレベルになるのを待ち合わせ、その信号がハイ
レベルになったとき、処理をステップS14に進める。
【0045】これに対して、ステップS12において、
データイネーブル信号(ENB)がハイレベルに維持さ
れていることが検出されたなら処理はステップS14に
進み、記録データの送出が終了したかどうかを調べ、送
出されるべき記録データがあれば、処理はステップS
7、S9、S10に戻り、前述の処理を続行し、送出さ
れるべき記録データがないなら処理を終了する。
【0046】従って、データイネーブル信号(ENB)
がローレベルにある間は、データクロック(DCLK)
と記録データ(DATA)の記録ヘッド9Aへの送出が
待ち合わされ、データイネーブル信号(ENB)がハイ
レベルとなった後、次のデータクロック(DCLK)に
合わせて、再び記録ヘッド9Aへの記録データの転送を
再開する。
【0047】このような信号転送制御を行うことによ
り、図5の信号タイムチャートに示されているように、
ヒートパルス(HEAT)の立ち上がり及び立ち下がり
のタイミングで、データクロック(DCLK)、記録デ
ータ(DATA)の波形にクロストークノイズによる影
響が見られるが、データイネーブル信号(ENB)のオ
ン/オフ制御によって、データクロック(DCLK)の
立ち上がりがシステムクロック(SCLK)の1クロッ
ク分だけ、ヒートパルスの立ち上がり及び立ち下がりか
ら遅延したため、データクロック(DCLK)の立ち上
がりタイミングでその波形が歪むことがなくなる。
【0048】従って以上説明した実施形態に従えば、ヒ
ートパルス(HEAT)の立ち上がり及び立ち下がりが
データクロック(DCLK)の立ち上がりタイミングと
一致しないように制御するので、ヒートパルス(HEA
T)のクロストークノイズによりデータクロック(DC
LK)の立ち上がりタイミングでその波形が歪むことが
防止され、その結果、確実に記録データをサンプルする
ことができる。
【0049】これにより、クロストークノイズによる影
響の受け難い記録を行うことができる。
【0050】なお、以上の実施形態において、記録ヘッ
ドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さ
らにインクタンクに収容される液体はインクであるとし
て説明したが、その収容物はインクに限定されるもので
はない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0051】なお、以上の実施形態において、特にイン
クジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるた
めに利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生す
る手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前
記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方
式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成
できる。
【0052】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0053】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0054】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0055】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0056】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0057】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0058】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0059】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0060】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0061】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0062】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0063】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0064】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0065】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0066】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録ヘッドに備えられた複数の記録要素に記録動作を行わ
せるための駆動信号パルスを発生し、記録データをその
記録ヘッドに転送するためのクロック信号パルスを発生
する際に、駆動信号パルスの立ち上がり及び立ち下がり
のタイミングがクロック信号パルス信号の立ち上がりと
重ならないようにクロック信号パルスの立ち上がりを調
整し、その調整されたクロック信号パルスを用いて記録
データを記録ヘッドに転送し、前記駆動信号パルスによ
って記録ヘッドを駆動して記録を行うので、駆動信号パ
ルスの発生に起因するクロストークノイズがクロック信
号パルスの立ち上がりでの信号波形を歪めることがなく
なり、記録動作不良の発生することが防止されるという
効果がある。
【0069】特に、この効果は、記録周波数が高くなり
クロック信号パルスのパルス幅が短くなった高速記録時
に顕著である。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
ト方式に従って記録を行なう記録ヘッドを備えたプリン
タ装置の構成を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示すプリンタ装置の制御回路の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】記録ヘッド制御回路29の構成を示すブロック
図である。
【図4】CPU21と記録制御回路29において実行さ
れる記録制御処理を示すフローチャートである。
【図5】図4に従った記録制御を実行したとき制御信号
がクロストークノイズによって影響を受けて信号パルス
が歪む様子を示す図である。
【図6】記録へッドを駆動する従来の駆動制御回路の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す駆動制御回路で扱う種々の制御信号
のタイムチャートである。
【図8】制御信号がクロストークノイズによって影響を
受けて信号パルスが歪む様子を示す図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2,3 搬送ローラ 4 シート送りモータ 5 ガイドシャフト 6 キャリッジ 7 キャリッジモータ 8 ベルト 9A〜9D 記録ヘッド 10A〜10D コンタクト部 21 CPU 22 インタフェース 23 EEPROM 24 ROM 25 RAM 26、36 出力ポート 28 電源装置 29 記録ヘッド制御回路 42 キャッリジモータ制御回路 44 シート送りモータ制御回路 60A〜60D 操作キー 61A、61B LED 62 LED発光制御回路 64 操作パネル 65 LCD 66 表示制御回路 70 CPUバス 71 カウンタ 72 パルス発生器 73 データクロック発生器 74 記録データ発生器 75 コンパレータ 76 減算器 77 ブロックパルス発生器 78 ラッチパルス発生器 82 A/D変換回路 92A、92B、92C、92D インクコンパートメ
ント 100 ホスト 103 モニタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録要素を有した記録ヘッドを用
    いて記録媒体に記録を行う記録装置であって、 前記複数の記録要素に記録動作を行わせるための駆動信
    号パルスを発生する第1発生手段と、 記録データを前記記録ヘッドに転送するためのクロック
    信号パルスを発生する第2発生手段と、 前記駆動信号パルスの立ち上がり及び立ち下がりのタイ
    ミングが前記クロック信号パルス信号の立ち上がりと重
    ならないように前記クロック信号パルスの立ち上がりを
    調整する調整手段と、 前記調整手段によって調整されたクロック信号パルスを
    用いて前記記録データを前記記録ヘッドに転送し、前記
    駆動信号パルスによって前記記録ヘッドを駆動して前記
    記録媒体に記録を行う記録手段とを有することを特徴と
    する記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドの内部温度を測定する測
    定手段をさらに有し、前記駆動信号パルスのパルス幅は
    前記内部温度に従って変更されることを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2発生手段は夫々、装置
    動作の基本となるシステムクロックパルスをカウントす
    る第1及び第2カウント手段を含み、 前記調整手段は、前記システムクロックパルスに基づい
    て、前記クロック信号パルスの立ち上がりを遅延させる
    遅延手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1発生手段は、記録動作の開始を
    指示する信号パルスの入力を契機として、前記カウント
    を開始することを特徴とする請求項3に記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、前記遅延手段により、
    前記クロック信号パルスの立ち上がりが遅延されている
    間は、前記記録データの前記記録ヘッドへの転送を待機
    することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出するために、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項6に記載の記録
    装置。
  8. 【請求項8】 複数の記録要素を有した記録ヘッドを用
    いて記録媒体に記録を行う記録制御方法であって、 前記複数の記録要素に記録動作を行わせるための駆動信
    号パルスを発生する第1発生工程と、 記録データを前記記録ヘッドに転送するためのクロック
    信号パルスを発生する第2発生工程と、 前記駆動信号パルスの立ち上がり及び立ち下がりのタイ
    ミングが前記クロック信号パルス信号の立ち上がりと重
    ならないように前記クロック信号パルスの立ち上がりを
    調整する調整工程と、 前記調整工程において調整されたクロック信号パルスを
    用いて前記記録データを前記記録ヘッドに転送し、前記
    駆動信号パルスによって前記記録ヘッドを駆動して前記
    記録媒体に記録を行う記録工程とを有することを特徴と
    する記録制御方法。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドの内部温度を測定する測
    定工程をさらに有し、 前記第1発生工程は、前記駆動信号パルスのパルス幅を
    前記測定内部温度に従って変更することを特徴とする請
    求項8に記載の記録制御方法。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2発生工程は夫々、装
    置動作の基本となるシステムクロックパルスをカウント
    し、 前記調整手段は、前記システムクロックパルスに基づい
    て、前記クロック信号パルスの立ち上がりを遅延させる
    ことを特徴とする請求項8に記載の記録制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9607253B2 (en) 2015-04-21 2017-03-28 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and print control method
US11072167B2 (en) 2019-03-22 2021-07-27 Canon Kabushiki Kaisha Data transfer apparatus, recording head, and data transfer method

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US9607253B2 (en) 2015-04-21 2017-03-28 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and print control method
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