JP2000024479A - 煮練機及びそのシール部の分解方法 - Google Patents

煮練機及びそのシール部の分解方法

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JP2000024479A
JP2000024479A JP10197841A JP19784198A JP2000024479A JP 2000024479 A JP2000024479 A JP 2000024479A JP 10197841 A JP10197841 A JP 10197841A JP 19784198 A JP19784198 A JP 19784198A JP 2000024479 A JP2000024479 A JP 2000024479A
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shaft
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bearing portion
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Takahiro Yamamura
隆弘 山村
Mitsuhiro Takemura
弥廣 竹村
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Gen Co Ltd
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GEN KK
Gen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煮練機の缶体を貫通する攪拌軸と缶体の間を
シールするシール部に残留する煮練物を除去する。シー
ル部の分解作業を簡単にする。 【解決手段】 缶体10の軸受部13を貫通するシャフ
ト20と軸受部13の間に、シャフト20を支持するブ
ッシュ15と、この間をシールする主シール部材16
と、パッキン押さえ17とを缶外側から順に挿入し、固
定する。副シール部材18a,18bにより、主シール
部材16の缶外側に密閉空間19を形成する。シャフト
20の外周面に螺旋状の溝21を設ける。軸受部13と
ブッシュ15の当たり面を、ブッシュ15の挿入方向に
向かって漸次縮径するテーパ面13b,15aとする。
缶体10内を洗浄するときに、シャフト20を回転させ
ながら高圧蒸気を密閉空間19に注入し、シール部を洗
浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、餡や佃煮、羊羹、
ジャム、カレールウ、ハンバーグなどの食品の製造に使
用される煮練機及びそのシール部の分解方法に関し、よ
り詳しくは、煮練中に攪拌軸のシール部分に目詰まりす
る付着物(煮練物)を洗浄により除去できる煮練機及び
この煮練機のシール部の分解方法に関する。
【0002】
【従来の技術】餡や佃煮などの食品の製造に使用される
煮練機の一例として、食品原料を気密性の缶体内に収容
し、缶体内を加熱しながら缶体内の食品原料を攪拌部材
により混練することにより、その食品原料を煮炊する構
成のものが知られている。
【0003】この種の煮練機は、通常は、煮練物を内部
に収容する気密性の缶体と、缶体を水平方向に貫通する
攪拌軸としてのシャフトと、シャフトに取り付けられた
攪拌部材と、缶体内を真空引きするために缶体に接続さ
れた真空ポンプとを備えている。そして、缶体の内部を
真空状態に保持するために、この種の煮練機では、缶体
を貫通するシャフトと缶体の間をシールするシール部が
不可避的に生じる。
【0004】図6は、このシール部の一従来例を示す。
このシール部では、缶体10の両側部に水平に設けられ
た円筒状の軸受部13内をシャフト20が水平に貫通し
ている。シャフト20は、缶体10の内部において攪拌
部材(図示せず)を支持し、缶体10の外部に設けられ
た駆動機構(図示せず)により回転駆動されることによ
り、攪拌部材を回転させる。
【0005】軸受部13とシャフト20との間には、駆
動側である缶外側から、シャフト20を支持するブッシ
ュ15と、グランドパッキンと称せられる環状のシール
部材16と、円筒状のパッキン押さえ17とが順に挿入
されている。ブッシュ15は、直筒状の本体部とフラン
ジ状の抜け止め部とからなり、その本体部を軸受部13
の缶内側の端部に形成された小径部内に缶外側から密に
嵌合させることにより、その端部内に固定されている。
シール部材16は、パッキン押さえ17のフランジ部を
軸受部13の端面にねじ止めすることにより、軸受部1
3とシャフト20の間に圧入されて、この間を気密にシ
ールしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなシール部を
備えた真空ポンプ付きの煮練機では、そのシール部に関
連して次のような問題があった。
【0007】シール部が缶体10の両側部の中段位置に
あるため、煮練機の使用を繰り返すうちに、缶体10内
の煮練物が軸受部13とシャフト20の間のシール部に
侵入する。
【0008】ここで、煮練機は使用後に缶体10内が洗
浄されるが、シール部に侵入した煮練物は、この洗浄で
は除去され難く、シール部に残留して固化することが多
い。そして、シール部で固化した残留物は、異音を発生
させる原因になったり、シール部内のシール部材15を
損傷させてそのシール性を低下させる原因になる。
【0009】また、シール部に残留する煮練物は、細菌
を繁殖させる温床になり、缶体10内の衛生状態を悪化
させる問題になる。すなわち、細菌のなかでも高温性菌
は、熱抵抗性が強く、100℃近い加熱でも死滅しない
ものもある。この種の高温性菌としては、大腸菌、高温
性乳酸菌、好気性桿菌等が挙げられる。
【0010】シール部は、缶体10内での煮練に伴って
加熱されるが、その加熱は殺菌に不十分なだけでなく、
細菌の繁殖に好適な温度環境をつくる場合さえある。こ
のため、シール部は非常に非衛生的であった。
【0011】加えて、シール部の衛生状態を悪化させな
いためには、定期的にシール部を分解して洗浄し、シー
ル部材15を交換するすることが必要であるが、従来の
シール部は分解も困難であった。具体的には、軸受部1
3の缶内側の端部内に密に嵌合されたブッシュ15の取
り外しが困難であった。このため、シール部内の洗浄や
シール部材15の交換を頻繁に行うことができず、この
点からも、従来のシール部は非衛生的であった。
【0012】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、缶体を貫通する攪拌軸と缶体の間を
シールするシール部を、そのシール部を分解することな
く簡単に洗浄できる煮練機を提供することにある。
【0013】本発明の別の目的は、攪拌軸と缶体の間を
シールするシール部を簡単に分解できる煮練機を提供す
ることにある。
【0014】本発明の更に別の目的は、攪拌軸を支持す
るブッシュを嵌合位置から簡単に取り外すことができる
煮練機のシール部の分解方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の煮練機は、煮練
物を内部に収容する缶体と、該缶体内の該煮練物を攪拌
する攪拌部材と、該攪拌部材を支持するために該缶体を
貫通し、該缶体に設けられた軸受部により回転自在に支
持されると共に、該缶体外の駆動機構により回転駆動さ
れる攪拌軸と、該缶体の該軸受部と該攪拌軸の間に設け
られて、この間をシールする主シール部材と、該主シー
ル部材の軸心方向側方に密閉空間を形成するべく、該主
シール部材の軸心方向側方に位置して該缶体の該軸受部
と該攪拌軸の間に設けられた副シール部材と、該缶体の
外部に設けられ、該主シール部材の軸心方向側方に形成
された該密閉空間内に洗浄用の加熱流体を注入するため
に、該密閉空間に接続された加熱流体供給源とを具備し
ており、そのことにより上記目的が達成される。
【0016】好ましくは、前記密閉空間は、前記主シー
ル部材の軸心方向外側に位置する構成とする。
【0017】また、好ましくは、前記攪拌軸は、その外
周面に、前記密閉空間の内面側から前記主シール部材の
内面側を経由して前記軸受部の外部に至る螺旋状の溝を
有する構成とする。
【0018】また、好ましくは、前記攪拌軸は、前記軸
受部の一端部内に他端側から挿入されたブッシュにより
回転自在に支持され、該ブッシュは、該軸受部との当た
り面が該ブッシュの挿入方向へ向けて漸次縮径するテー
パ面とされた構成とする。
【0019】また、本発明の煮練機のシール部の分解方
法は、前記ブッシュをシール部に使用する煮練機におい
て、缶体の軸受部を貫通する攪拌軸と軸受部の間をシー
ルするシール部の分解方法であって、該軸受部の外部
で、且つ前記ブッシュの挿入方向前方に位置する箇所に
おいて、軸受部内に挿入可能なスリーブ状の治具を前記
攪拌軸の外面側にセットする工程と、該攪拌軸の外面側
にセットされた該治具を該軸受部内に圧入して、該軸受
部内の該ブッシュを反挿入方向へ移動させることによ
り、該軸受部内の前記主シール部材を該軸受部外へ排出
する工程とを包含しており、そのことにより上記目的が
達成される。
【0020】以下、本発明の作用を、本発明の実施形態
を示す図2及び図3に基づき説明する。
【0021】図2において、缶体10に設けられた軸受
部13内を攪拌軸であるシャフト20が貫通している。
軸受部13とシャフト20の間には、シャフト20を支
持するブッシュ15と、この間をシールする主シール部
材16と、パッキン押さえ17とが、缶外側から順に挿
入され、固定されている。
【0022】ここで、軸受部13の内周面とパッキン押
さえ17の外周面の間は副シール部材18aによりシー
ルされ、パッキン押さえ17の内周面とシャフト20の
外周面の間は副シール部材18bによりシールされ、こ
れらにより、パッキン押さえ17の内面側には、主シー
ル部材16の缶外側に位置する密閉空間19が形成され
ている。そして、この密閉空間19は、パッキン押さえ
17に設けられた通気孔17a,17aと軸受部13に
設けられた通気孔13aとを介して軸受部13の外部に
連通し、その外部に設けられた蒸気発生器に接続されて
いる。
【0023】一方、シャフト20の外周面には、螺旋状
の溝21が軸心方向の一部に部分的に形成されている。
この溝21は、密閉空間19を、主シール部材16の内
面側及びブッシュ15の内面側を経由して缶体10の内
部に連通させる。
【0024】また、ブッシュ15と軸受部13の当たり
面は、ブッシュ15の挿入方向である缶内側に向かって
漸次縮径するテーパ面15a及び13bとされている。
【0025】煮練作業が終わると、缶体10内を洗浄す
る。この洗浄作業では、缶体10内に水をはり、缶体1
0の蓋体14を閉じた状態で、底部11のジャケット1
1aに高圧蒸気を通じることにより、缶体10内を加熱
し洗浄する。
【0026】また、シャフト20を回転させながら、蒸
気発生器で発生する高圧蒸気の一部を、配管51を介し
てシール部に供給する。シャフト20の回転方向は、溝
21内を流通する流体が増速される方向とする。このた
め、シャフト20の回転に伴ってシール部に残留する煮
練物が効率良く缶内側へ排出される。
【0027】シール部に供給された高圧蒸気は、軸受部
13に設けられた通気孔13aと、パッキン押さえ17
に設けられた通気孔17a,17aとを介して、密閉空
間19に供給される。
【0028】ここで、密閉空間19は、その缶外側は副
シール部材18bにより閉止されている。このため、密
閉空間19に供給された高圧蒸気は、主シール部材16
の内面側及びブッシュ15の内面側を経由して、軸受部
13の外、即ち缶体10の内部に噴出される。これによ
り、シール部内に残留する煮練物が缶体10内に排出さ
れ、シール部内が蒸気洗浄される。
【0029】加えて、シャフト20の外周面には、シー
ル部内に位置して螺旋状の溝21が設けられているの
で、洗浄に使用された汚れた高圧蒸気がこの溝21を通
って軸受部13の外にスムーズに排出されると共に、シ
ール部に残留する比較的大きな煮練物も、シャフト20
の回転に伴う溝21の回転運動により軸受部13の外に
積極的に排出される。
【0030】また、密閉空間19は主シール部材16の
缶外側に位置し、この密閉空間19を介してシール部に
供給されて主シール部材16等の洗浄に使用された蒸気
が缶体10の内部に排出されるので、この蒸気が缶体1
0の外部に飛散する事態が回避される。
【0031】また、シール部を分解するときは、図3
(a)に示すように、パッキン押さえ17を軸受部13
から外すと共に、缶体10の内部において、円筒状の治
具60をシャフト20の外面側に取り付ける。この治具
60は、一端部にフランジを有する円筒体である。
【0032】パッキン押さえ17が取り外され、治具6
0の取り付けが終わると、図3(b)に示すように、フ
ランジ部62を叩くなどして、円筒状の本体部61を軸
受部13内に押し込む。これにより、軸受部13の缶内
側の端部内に嵌合するブッシュ15が、その挿入方向と
は反対の缶外側に離脱する。
【0033】このとき、ブッシュ15と軸受部13の当
たり面であるテーパ面15a及び13bは、ブッシュ1
5の離脱側に向かって外面側に傾斜している。このた
め、治具60によって比較的小さな力をブッシュ15に
加えるだけで、ブッシュ15は軸受部13の缶内側の端
部内から缶外側へ離脱する。
【0034】ブッシュ15が軸受部13の缶内側の端部
内から離脱した後も、治具60の本体部61を軸受部1
3内に押し込むことにより、主シール部材16がブッシ
ュ15に押されて軸受部13内を缶外側へ移動し、軸受
部13の外に排出される。また、図3(c)に示すよう
に、ブッシュ15も軸受部13の外に排出される。
【0035】このようにして、軸受部13とシャフト2
0の間をシールするシール部の分解作業が簡単に行われ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。
【0037】(実施形態1)図1及び図2は本発明煮練
機の実施形態1を示す。
【0038】本実施形態1の煮練機は、図1に示すよう
に、煮練物を収容する気密性の缶体10と、缶体10を
水平方向に貫通するシャフト20と、シャフト20によ
り缶体10内に支持された複数の攪拌部材30,30…
と、缶体10内を真空引きするために缶体10に接続さ
れた真空ポンプ40と、缶体10内を加熱するために缶
体10に接続された蒸気発生器50とを備えている。
【0039】缶体10は、半球状の底部11と、底部1
1の上に連設された円筒状の胴部12と、底部11と胴
部12の境界部分に位置して缶体10の両側部に一体的
に設けられた円筒状の軸受部13,13と、胴部12の
開口部を開閉する蓋体14とを有する。半球状の底部1
1は、蒸気による加熱を行うために、ジャケット11a
になっており、このジャケット11aには、蒸気発生器
50が接続されている。また、缶体10内を真空引きす
るための真空ポンプ40は、蓋体14に接続されてい
る。
【0040】シャフト20は、両側の軸受部13,13
を通って缶体10の両側に突出し、缶体10の外側に設
けられた駆動機構(図示せず)により回転駆動される。
【0041】攪拌部材30,30…は、シャフト20の
軸心方向に間隔をあけて取り付けられている。各攪拌部
材30は、シャフト20の外面側に延びるアーム31の
先端に取り付けられた攪拌羽根32を有し、シャフト2
0の回転に伴ってこの攪拌羽根32を缶体10の底部1
1内面に接触させつつ旋回させる構造になっている。
【0042】次に、図2に基づき上記煮練機のシール部
の構造について説明する。
【0043】シャフト20を支持するための軸受部13
は、缶体10の外側(駆動側)に突出するスリーブであ
る。この軸受部13には、その内外を貫通する軸心方向
に直角な通気孔13aが設けられており、これには、蒸
気発生器50が配管51により接続されている。また、
軸受部13の缶内側の端部内面は、他の部分より内径が
小さく、且つ缶内側に向かってその内径が漸次減少する
小径テーパ面13bになっている。そして軸受部13内
には、シャフト20を支持するブッシュ15と、軸受部
13とシャフト20の間をシールする主シール部材16
と、主シール部材16を固定するパッキン押さえ17と
が、缶外側から順に挿入されている。
【0044】ブッシュ15は、軸受部13の小径テーパ
面13bの内側に嵌合する本体部と、本体部の挿入方向
後端に連設されたフランジ状の抜け止め部とからなり、
本体部の外周面は、小径テーパ面13bに対応して、挿
入方向である缶内側に向かって漸次縮径したテーパ面1
5aになっている。
【0045】主シール部材16はグランドパッキンと称
されるもので、パッキン押さえ17によりブッシュ15
の挿入方向後面に押し付けられることにより、内面側及
び外面側に膨張して、軸受部13とシャフト20の間を
シールする。
【0046】パッキン押さえ17は、軸受部13内に挿
入される円筒状の本体部と、本体部の挿入方向後端に連
設されたフランジ部とからなり、フランジ部を軸受部1
3の缶外側の端面にネジ18により固定し、本体部を軸
受部13内に圧入することにより、主シール部材16を
軸受部13内に固定する。
【0047】パッキン押さえ17の本体部は、その内面
側、即ちシャフト20の外周面との間に空間が形成され
るように、内径が従来より大きく設定されている。一例
として、本実施形態では、内径とシャフト20外周面と
の間に、0.25mm程度のギャップを形成してある。
【0048】ここで、軸受部13の内周面と本体部の外
周面の間は、Oリングからなる副シール部材18aによ
りシールされている。また、本体部の内周面とシャフト
20の外周面の間は、同じくOリングからなる副シール
部材18bによりシールされている。これらにより、パ
ッキン押さえ17の本体部の内面側には、副シール部材
18bの缶内側に位置して密閉空間19が形成されてい
る。そして、この密閉空間19は、主シール部材16の
缶外側に位置し、且つ、本体部に設けられた通気孔17
a,17aと軸受部13に設けられた通気孔13aとを
介して配管51に連通している。
【0049】即ち、パッキン押さえ17の本体部には、
その内外を貫通する軸心方向に直角な通気孔17a,1
7aが設けられている。通気孔17a,17aは、パッ
キン押さえ17を軸受部13に固定した状態で、軸受部
13の通気孔13aに連通し、軸受部13に設けられた
通気孔13aを介して、密閉空間19を配管に51に連
通させる。
【0050】一方、シャフト20の外周面には、螺旋状
の溝21が形成されている。この溝21は、シャフト2
0の軸心方向一部に、シール部内に位置して部分的に設
けられており、その缶内側の端は、軸受部13の外、即
ち缶体10内に位置している。また、溝21の缶外側の
端は、本体部の内周面とシャフト20の外周面の間をシ
ールする副シール部材18bの缶内側に位置している。
従って、缶体10の内部は、この溝21によっては外部
に連通しない。この溝21は、本体部の内面側に形成さ
れた密閉空間19を、主シール部材16の内面側及びブ
ッシュ15の内面側を経由して缶体10の内部に連通さ
せる。
【0051】次に、上記シール部の機能について説明す
る。
【0052】煮練作業の真空加熱工程では、真空ポンプ
40により缶体10内を真空状態に減圧する。また、缶
体10の底部11に設けられたジャケット11aに、蒸
気発生器50で発生する高圧蒸気を供給して、缶体10
内を加熱する。
【0053】煮練作業が終わると、缶体10内を洗浄す
る。この洗浄作業では、缶体10内に水をはり、缶体1
0の蓋体14を閉じた状態で、底部11のジャケット1
1aに高圧蒸気を通じることにより、缶体10内を加熱
し洗浄する。
【0054】また、シャフト20を回転させながら、高
圧蒸気の一部を、配管51を介してシール部に供給す
る。シャフト20の回転方向は、その回転に伴う溝21
の回転運動により、シール部に残留する煮練物が缶内側
へ排出される方向とする。
【0055】シール部に供給された高圧蒸気は、軸受部
13に設けられた通気孔13aと、パッキン押さえ17
の本体部に設けられた通気孔17a,17aとを介し
て、本体部の内面側に形成された密閉空間19に供給さ
れる。
【0056】ここで、密閉空間19は、その缶外側は副
シール部材18bにより閉止されている。このため、密
閉空間19に供給された高圧蒸気は、主シール部材16
の内面側及びブッシュ15の内面側を経由して、軸受部
13の外、即ち缶体10の内部に噴出される。これによ
り、シール部内に残留する煮練物が缶体10内に排出さ
れ、シール部内が蒸気洗浄される。
【0057】加えて、シャフト20の外周面には、シー
ル部内に位置して螺旋状の溝21が設けられているの
で、洗浄に使用された汚れた高圧蒸気がこの溝21を通
って軸受部13の外にスムーズに排出されると共に、シ
ール部に残留する比較的大きな煮練物も、シャフト20
の回転に伴う溝21の回転運動により軸受部13の外に
積極的に排出される。
【0058】蒸気洗浄における洗浄条件としては、例え
ば蒸気圧力3.0kg/cm2(温度約143℃)で洗
浄時間15分間が好適である。
【0059】以上のようにして、上記シール部は、シー
ル部を分解することなく、簡単に蒸気洗浄される。しか
も、上記シール部は、分解が簡単であるが、その分解作
業は、次に述べる本発明煮練機のシール部分解方法の実
施形態で説明する。
【0060】更に、上記シール部では、密閉空間19は
主シール部材16の缶外側に位置し、この密閉空間19
を介してシール部に供給されて主シール部材16等の洗
浄に使用された蒸気が缶体10の内部に排出されるの
で、この蒸気が缶体10の外部に飛散する事態が回避さ
れる。
【0061】更にまた、シール部を洗浄するための蒸気
の供給源である蒸気発生器50は、缶体10の内部を加
熱する蒸気の供給源を兼ねているので、煮練機全体の構
成も簡単である。
【0062】次に、本発明煮練機のシール部の分解方法
の実施形態を、上記シール部を分解する場合につき、図
3及び図4を参照して説明する。
【0063】本実施形態のシール部分解方法では、ま
ず、図3(a)に示すように、パッキン押さえ17を軸
受部13から外す。また、缶体10の内部において、円
筒状の治具60をシャフト20の外面側に取り付ける。
【0064】この治具60は、図4に示すように、一端
部にフランジを有する円筒体を、その軸心を通る平面で
2分割した形状の2つの半筒状部材60a,60bから
なる2つの半筒状部材60a,60bは、合体状態で、
それぞれの半フランジ部をネジ63,63にて結合する
ことにより、治具60に組み立てられる。
【0065】半筒状部材60a,60bを合体させて構
成される治具60の円筒状の本体部61は、シャフト2
0に外嵌させるために、シャフト20の外径より僅かに
大きい内径を有する。本体部61の外径は、本体部61
を缶体10の軸受部13内に缶内側から挿入させるため
に、軸受部13の缶内側の端部内面に形成された小径テ
ーパ面13bの最小内径より僅かに小さくされている。
また、本体部61の長さは、軸受部13の長さとほぼ同
じである。
【0066】円筒状の治具60をシャフト20の外面側
に取り付けるときは、そのフランジ部62を缶内側に向
け、シャフト20を挟んだ状態で、治具60の組み立て
を行う。
【0067】パッキン押さえ17が取り外され、治具6
0の取り付けが終わると、図3(b)に示すように、フ
ランジ部62を叩くなどして、本体部61を軸受部13
内に押し込む。これにより、軸受部13の缶内側の端部
内に嵌合するブッシュ15が、その挿入方向とは反対の
缶外側に離脱する。
【0068】このとき、ブッシュ15と軸受部13の当
たり面であるテーパ面15a及び小径テーパ面13b
は、ブッシュ15の離脱側に向かって外面側に傾斜して
いる。このため、治具60によって比較的小さな力をブ
ッシュ15に加えるだけで、ブッシュ15は軸受部13
の缶内側の端部内から缶外側へ離脱する。
【0069】ブッシュ15が軸受部13の缶内側の端部
内から離脱した後も、治具60の本体部61を軸受部1
3内に押し込むことにより、主シール部材16がブッシ
ュ15に押されて軸受部13内を缶外側へ移動し、軸受
部13の外に排出される。また、図3(c)に示すよう
に、ブッシュ15も軸受部13の外に排出される。
【0070】このようにして、軸受部13とシャフト2
0の間をシールするシール部の分解作業が簡単に行われ
る。
【0071】シール部の分解が終わると、そのシール部
内を洗浄する。その後、主シール部材16を取り替え、
必要に応じて副シール部材18a,18b等も取り替
え、分解のときとは逆の順序でブッシュ15、主シール
部材16及びパッキン押さえ17等を軸受部13内に組
み込み、シール部を組み立てる。
【0072】(実施形態2)図5は本発明煮練機の実施
形態2を示す。
【0073】本実施形態2の煮練機は、実施形態1の煮
練機と比較して、シャフト20の外周面に螺旋状の溝2
1が設けられていない点で、シール部の構成が相違す
る。他の構成は、実施形態1の煮練機と同じであるの
で、同じ部分に同じ番号を付して説明を省略する。
【0074】本実施形態2の煮練機でも、軸受部13と
シャフト20の間をシールするシール部が、配管51を
通して供給される高圧蒸気により、シール部を分解する
ことなく、簡単に洗浄される。
【0075】また、軸受部13とブッシュ15の当たり
面が、ブッシュ15の離脱側に向かって外面側に傾斜し
たテーパ面15a及び小径テーパ面13bとなっている
ので、シール部の分解が簡単である。
【0076】更に、シール部に供給されて主シール部材
16等の洗浄に使用された蒸気が缶体10の内部に排出
されるので、この蒸気が缶体10の外部に飛散する事態
が回避される。
【0077】更にまた、シール部を洗浄するための蒸気
の供給源である蒸気発生器50が、缶体10の内部を加
熱する蒸気の供給源を兼ねているので、煮練機全体の構
成も簡単である。
【0078】なお、実施形態1及び実施形態2では、シ
ール部内を洗浄する加熱流体として蒸気が使用されてい
るが、温水等でもよいことは言うまでもない。
【0079】(その他の実施形態)上記の実施形態1、
実施形態2では、缶体側に蒸気を吹き込んでシール部を
洗浄しているが、反対方向、つまり缶体外側方に蒸気を
吹き込んで洗浄することも可能である。但し、この場合
は、主シール部材の内側に配管を配置し、副シール部材
を取り除く必要がある。また、実施形態1のシャフトに
あっては、溝の形成方向を逆にし、シャフトを実施形態
1とは逆方向に回転させればよい。
【0080】この実施形態によれば、缶体内部に高温性
菌が排出されないので、缶体内部の衛生を保つ上で利点
がある。
【0081】なお、撹拌部材については、上記実施形態
の撹拌部材に限定されないことは勿論である。
【0082】
【発明の効果】以上、本発明煮練機による場合には、缶
体を貫通する攪拌軸と缶体の間をシールするシール部
が、加熱流体により、シール部を分解することなく簡単
に洗浄されるので、シール部に煮練物が堆積する事態が
回避される。従って、シール部で固化した残留物に起因
する異音の発生や、シール部材の損傷によるシール性の
低下が防止され、煮練機の寿命が延長される。加えて、
シール部での細菌の繁殖が抑制され、衛生状態が改善さ
れる。
【0083】また、特に請求項2記載の煮練機による場
合には、加熱流体が注入される密閉空間が主シール部材
の軸心方向外側に位置することにより、主シール部材等
の洗浄に使用された加熱流体が主シール部材の軸心方向
内側、即ち缶体の内部に排出される。従って、シール部
の洗浄に使用された加熱流体が缶体の外部に飛散する事
態が回避される。
【0084】また、特に請求項3記載の煮練機による場
合には、攪拌軸の外周面に、密閉空間の内面側から主シ
ール部材の内面側を経由して軸受部の外部に至る螺旋状
の溝が設けられていることにより、攪拌軸の回転に伴っ
て、シール部に残留する煮練物が軸受部の外へ効率良く
排出される。従って、シール部の洗浄効果が一層向上す
る。
【0085】また、特に請求項4記載の煮練機による場
合には、軸受部内に嵌合されて攪拌軸を支持するブッシ
ュと軸受部との当たり面が、ブッシュの挿入方向へ向け
て漸次縮径するテーパ面とされていることにより、ブッ
シュに反挿入方向の外力を加えたときに、ブッシュが嵌
合位置から反挿入方向へ簡単に離脱する。従って、シー
ル部の分解作業が簡単となり、シール部の頻繁な分解洗
浄や主シール部材の頻繁な交換が可能となる。よって、
シール部の衛生状態が一層改善される。また、本発明煮
練機のシール部分解方法による場合には、攪拌軸を支持
するブッシュが軸受部内の取り付け位置から簡単に取り
外される。従って、シール部の分解作業が簡単となり、
シール部の頻繁な分解洗浄や主シール部材の頻繁な交換
が可能となる。よって、シール部の衛生状態が一層改善
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明煮練機の実施形態1を示す、その概略正
面図。
【図2】本発明煮練機の実施形態1を示すシール部の断
面図。
【図3】本発明煮練機のシール部分解方法の実施形態を
示すシール部の断面図。
【図4】本発明煮練機のシール部分解方法の実施形態に
使用される治具の斜視図。
【図5】本発明煮練機の実施形態2を示すシール部の断
面図。
【図6】従来の煮練機のシール部の断面図。
【符号の説明】
10 缶体 13 軸受部 13a 通気孔 13b 小径テーパ面 15 ブッシュ 15a テーパ面 16 主シール部材 17 パッキン押さえ 17a 通気孔 18a,18b 副シール部材 19 密閉空間 20 シャフト(攪拌軸) 21 螺旋状の溝 30 攪拌部材 40 真空ポンプ 50 蒸気発生器(加熱流体供給源) 60 治具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煮練物を内部に収容する缶体と、 該缶体内の該煮練物を攪拌する攪拌部材と、 該攪拌部材を支持するために該缶体を貫通し、該缶体に
    設けられた軸受部により回転自在に支持されると共に、
    該缶体外の駆動機構により回転駆動される攪拌軸と、 該缶体の該軸受部と該攪拌軸の間に設けられて、この間
    をシールする主シール部材と、 該主シール部材の軸心方向側方に密閉空間を形成するべ
    く、該主シール部材の軸心方向側方に位置して該缶体の
    該軸受部と該攪拌軸の間に設けられた副シール部材と、 該缶体の外部に設けられ、該主シール部材の軸心方向側
    方に形成された該密閉空間内に洗浄用の加熱流体を注入
    するために、該密閉空間に接続された加熱流体供給源と
    を具備する煮練機。
  2. 【請求項2】 前記密閉空間は、前記主シール部材の軸
    心方向外側に位置する請求項1記載の煮練機。
  3. 【請求項3】 前記攪拌軸は、その外周面に、前記密閉
    空間の内面側から前記主シール部材の内面側を経由して
    前記軸受部の外部に至る螺旋状の溝を有する請求項1又
    は請求項2記載の煮練機。
  4. 【請求項4】 前記攪拌軸は、前記軸受部の一端部内に
    他端側から挿入されたブッシュにより回転自在に支持さ
    れ、該ブッシュは、該軸受部との当たり面が該ブッシュ
    の挿入方向へ向けて漸次縮径するテーパ面である請求項
    1〜請求項3のいずれかに記載の煮練機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の煮練機において、缶体の
    軸受部を貫通する攪拌軸と軸受部の間をシールするシー
    ル部の分解方法であって、 該軸受部の外部で、且つ前記ブッシュの挿入方向前方に
    位置する箇所において、軸受部内に挿入可能なスリーブ
    状の治具を前記攪拌軸の外面側にセットする工程と、 該攪拌軸の外面側にセットされた該治具を該軸受部内に
    圧入して、該軸受部内の該ブッシュを反挿入方向へ移動
    させることにより、該軸受部内の前記主シール部材を該
    軸受部外へ排出する工程とを包含する煮練機のシール部
    の分解方法。
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