JP2670764B2 - 山芋処理機 - Google Patents
山芋処理機Info
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- yam
- oil seal
- yam processing
- casing
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Description
擦り下ろすことができる山芋処理機に関するものであ
る。
山芋処理機は、この装置によって擦り下ろした山芋を小
分けにしてシールしたのち直ちに冷凍して居酒屋やコン
ビニエンスストアや駅のスタンド等に出荷するのに使用
される。これら居酒屋等では解凍して山かけや山かけそ
ばなどの材料として利用されている。
と、台車21の上に駆動部2と山芋処理部1を同一軸上に
水平に並べて設けるもので、山芋処理部1は垂直方向の
押し込み用のスクリュー3を内設したホッパー4の下部
に水平なケーシング10を連通させ、このケーシング10の
内部に先端にチョップ用ナイフ6を設けた材料送り込み
用のメインスクリュー5を配設する。
ケーシング10の端部開口に網目プレート7を配置する。
さらに、これら網目プレート7等を保持するためにケー
シング10の外壁に設けた螺子溝に螺合する締めリング8
を嵌め込む。
配置する駆動モーター11と該駆動モーター11の動力を伝
えるVベルト12とこれを受けるプーリー13と該プーリー
13からの動力を受けるギヤーケース19のギヤーおよびベ
アリング14と駆動部オイルシール17と駆動軸18とから構
成する。
クリュー5は、前記チョップ用ナイフ6を設ける側と反
対側の端は駆動部2の駆動軸18とカップリングして連結
される。さらに、この駆動部2はケーシング10の延設と
してこのケーシング10と一体連続的に形成したケーシン
グ10′内に収められる。
駆動軸18とのカップリング部分には図7に示すように、
駆動軸18の周囲でケーシング10の内周に凹部を設け、こ
の凹部に打ち込んで固定した山芋処理部オイルシール9
が配設され、さらに、駆動部2と山芋処理部1の境には
溜まった山芋を引き抜くドレンパイプ20を付設してい
る。また、図示は省略するがケーシング10の内壁には山
芋がとも回りしないように螺旋状の溝を設けてある。
洗ったあと滅菌手袋をした人手によって山芋の皮を剥
き、次亜塩素酸ソーダなどで防腐処理したのち、山芋処
理部1の全体を密閉満水にして蒸気で加熱して滅菌処理
したホッパー4に投入する。
11によって回転するメインスクリュー5により送られ、
同軸に設けたチョップ用ナイフ6でスライスされ、さら
に、山芋処理部1の出口に設けた網目プレート7にチョ
ップ用ナイフ6で山芋を押しつけるようにして網目を強
制的に通過させられて濾され、これにより粘稠性流動体
の擦り下ろした山芋が得られる。
填機に受け、該充填機から計量小分けしてプラスチック
製の袋などに封入されたのち直ちに冷凍され、冷凍のま
ま利用先に配送される。
て、山芋処理部1を保持する締めリング8を緩めて外
し、網目プレート7とチョップ用ナイフ6とメインスク
リュー5とが取り外しができ、洗浄後再び組み立てるこ
とができる。
から抜け出した山芋が駆動部2との境の部分に溜まって
くるので、随時これをドレンパイプ20から抜き取って除
去する。
芋処理機では、駆動部2のケーシング10′は山芋処理部
1のケーシング10の延設として一体連続的に形成された
ものであり、山芋の特徴である滑り易いこともあって、
山芋処理部オイルシール9から抜け出した山芋が該山芋
処理部オイルシール9の部分に付着したり、駆動部2と
の境に溜まってくる。
ドレンパイプで抜くようにしているが溜まった山芋を完
全に除去することができない。
ング10内部の凹部に打ち込まれて固定されているため、
洗浄時にこれを外して洗うことができず、また、洗浄の
時に該山芋処理部オイルシール9の周囲を十分に洗浄し
たつもりでも付着した山芋が洗浄しきれないで残ってし
まうことがあって、洗い残しの古い腐敗した山芋が、次
回の山芋処理の時に山芋処理部オイルシール9のところ
で新しい山芋と接触して、折角、処理前に山芋処理部全
体を温水滅菌処理を行っても十分な効果が発揮されず、
利用先で使用する時に解凍した山芋が腐敗し易い等の問
題が生じている。
消し、山芋処理部オイルシールから抜け出した山芋を山
芋処理後の洗浄において洗い残しの起きないようにし
て、無菌状態で山芋を擦り下ろすことの完全性を期する
ことができる山芋処理機を提供することにある。
するため、スクリューを内設したホッパーの下部に連通
するケーシングの内部に先端にチョップ用ナイフを設け
た材料送り込み用のメインスクリューを配設し、該チョ
ップ用ナイフが近接するケーシングの端部開口に網目プ
レートを配置して山芋処理部を構成し、メインスクリュ
ーの他端は駆動モーターを動力源とする駆動部に同一水
平レベルで連結する山芋処理機において、前記山芋処理
部と駆動部を個別に囲うことで分離させたこと、およ
び、駆動部は、駆動モーターからの動力を伝達するVベ
ルトと、動力を受けるプーリーを設けた駆動軸と、駆動
軸を円滑に回すベアリングと、軸受けと、軸受け給油用
のオイルボックスと、駆動部オイルシールとからなり、
これらをケースで囲うこと、さらに、山芋処理部のオイ
ルシールはケーシング端に外側から着脱自在にボルト止
めするオイルシールケース内に納め、このオイルシール
ケースの取り外しによりオイルシールも取り外し可能と
することを要旨とするものである。
山芋処理部を分離して設けたので、山芋処理部オイルシ
ール部を抜け出してくる山芋が滞留するところがなく、
古い山芋が腐敗したままとなるところがないので山芋処
理機を清潔に保つことができる。
部と駆動部を個別に囲うその一態様として駆動部を独自
にケースで囲ったので、前記作用に加えて、洗浄のとき
に駆動部に水が掛かることがなく、また、駆動部に付着
した油や油汚れのごみや錆などの飛散を防ぐことができ
て山芋処理機を清潔に保つことができる。
部オイルシールを外して洗浄できるようにしたので、接
液部の全てが容易に分解できて内部を洗浄することがで
き山芋の洗い残しの起きるところがなく、再び組み立て
ることができるので接液部を清潔に保つことができる。
また、処理前に山芋処理部に対して行う温水滅菌処理の
効果が十分に発揮されて、擦り下ろした山芋が無菌状態
で得られ解凍後も腐敗し難いポットライフの長い山芋が
得られる。
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の山芋処理機
の1実施形態を示す縦断正面図、図2は同上縦断側面図
で、前記従来例と同一構成要素には同一参照符号を付し
たものである。
(図示せず)の上に駆動部2と山芋処理部1を同一軸上
に水平に並べて設けるもので、山芋処理部1はホッパー
投入口4aを有し、また、モーター26により駆動される
垂直方向の押し込み用のスクリュー3を内設したホッパ
ー4の下部に、水平なケーシング10を連通させ、このケ
ーシング10の内部に先端にチョップ用ナイフ6を設けた
材料送り込み用のメインスクリュー5を配設する。図3
に示すようにチョップ用ナイフ6はメインスクリュー5
の軸5aに設けた矩形のボス部27に矩形の貫通孔28を通
して当接ボルト29で固定することで着脱自在にメインス
クリュー5に取り付く。
ケーシング10の端部開口に網目プレート7を配置する。
この網目プレート7は中央に軸5aが貫通する孔30を設
けてこの軸5aに嵌め込むが、ケーシング10の開口部に
凸部24を設け、これに嵌め込む凹部7aを周囲枠に設け
てある。
ケーシング10の端部ではケーシング10の外壁に設けた螺
子溝32に螺合する締めリング8を嵌め込む。
嵌まる側と反対側の端部には、ケーシング10にオイルシ
ールケース25をボルト止めにより着脱自在に取付けるよ
うにし、このオイルシールケース25内の凹部に山芋処理
部オイルシール9を着脱自在に納めた。このオイルシー
ルケース25の取り外しにより山芋処理部オイルシール9
も取り外し可能となる。
内壁にはスクリュー3と平行に複数の小突起22を設け、
山芋がとも回りしないようにした。
伝達するVベルト12と動力を受けるプーリー13を設けた
駆動軸18と駆動軸18を円滑に回すベアリング14と軸を保
持する軸受け15と軸受け給油用のオイルボックス16と駆
動部オイルシール17とから構成するものである。
れをケーシング10とは別個のケース23で囲って山芋処理
部1と分離するものとした。
インスクリュー5の軸5aと駆動部2の駆動軸18とがカ
ップリング継手で連結する個所であり、これらの軸は外
部に露出している。
はよく泥を落として水で洗浄したのちオゾン殺菌灯を設
けた無菌室に搬入し、滅菌手袋をした人手によって山芋
の皮を剥き、次亜塩素酸ソーダなどで防腐処理をする。
置した山芋処理機のホッパー4の内部を洗浄し、山芋処
理部1の締めリング8を緩めて取り外し、ケーシング10
の内の網目プレート7とチョップ用ナイフ6とメインス
クリュー5とを順次取り外してそれぞれを洗浄し、さら
に、山芋処理部1のオイルシールケース25を取り外して
内部の凹部に納めている山芋処理部オイルシール9を外
して洗浄し、ケーシング10の内部を洗浄したのち再びそ
れぞれを組み立てる。
で加熱し100 °C前後において10〜15分間ゆっくり攪拌
しながら温水滅菌処理して大腸菌などを死滅させ、処理
後、温水は排出する。
処理機のホッパー4のホッパー投入口4aに防腐処理し
た山芋を投入し、ホッパー2の上部に設けたモーター26
により回転する押し込みスクリュー3によって山芋を山
芋処理部1のメインスクリュー5に送り込み、メインス
クリュー5と同軸に設けたチョップ用ナイフ6でチョッ
プ(スライス)しながら、山芋処理部1の出口部の直径
1.1 〜1.5mm 、厚さ5mm の網目プレート7にチョップ用
ナイフ6で山芋を押し付けるようにして、該網目プレー
ト7を強制的に通過させ粘稠性流動体の擦り下ろした山
芋を得る。
食べたときの山芋の舌触りに影響し、通常、直径1.1 〜
1.5mm 程度のものが好ましく用いられる。
た充填機に受け、該充填機から通常40〜500g程度に計量
小分けして滅菌処理したプラスチック製の袋に封入して
直ち冷凍され冷凍のまま利用先に送られる。
内部および山芋処理部1の締めリング8を緩めて取り外
して網目プレート7とチョップ用ナイフ6とメインスク
リュー5とを順次取り外して洗浄し、さらに、山芋処理
部1のオイルシールケース25を取り外し、内部の凹部に
納めた山芋処理部オイルシール9を外して洗浄し、ケー
シング10の内部を洗浄したのち再びそれぞれを組み立て
次回の処理のために清潔に保っておく。
け出してくる山芋はケーシング10とケース23との間のメ
インスクリュー5の軸5aと駆動部2の駆動軸18とがカ
ップリング継手で連結する個所にしみ出すが、この部分
は外部に露出しているので山芋が滞留することはない。
は、同軸上に駆動部と山芋処理部を分離して設けたの
で、山芋処理部オイルシール部を抜け出してくる山芋が
滞留するところがなく、古い山芋が腐敗したままになる
ところがないので山芋処理機を清潔に保つことができる
ものである。
浄できるようにしたので、接液部の全てが容易に分解で
きて内部を洗浄することができ、山芋の洗い残しの起き
るところがなく、再び組み立てることができるので接液
部を清潔に保つことができる。また、処理前に山芋処理
部に対して行う温水滅菌処理の効果が十分に発揮され
て、擦り下ろした山芋が無菌状態で得られ解凍後も腐敗
し難いポットライフの長い山芋が得られる。
浄のときに駆動部に水が掛かることことがなく、また、
駆動部に付着した油や油汚れのごみや錆などの飛散を防
ぐことができて山芋処理機を一層清潔に保つことができ
る。
面図である。
面図である。
である。
取り付け部の斜視である。
図である。
り付け部の説明図である。
ー 5a…軸 6…チョップ用ナイフ 7…網目プレート 8…締めリング 9…山芋処理部オイ
ルシール 10,10′…ケーシング 11…駆動モーター 12…Vベルト 13…プーリー 14…ベアリング 15…軸受け 16…オイルボックス 17…駆動部オイルシ
ール 18…駆動軸 19…ギヤーケース 20…ドレンパイプ 21…台車 22…小突起 23…ケース 24…凸部 25…オイルシールケ
ース 26…モーター 27…ボス部 28…貫通孔 29…当接ボルト 30…孔 31…凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 スクリューを内設したホッパーの下部に
連通するケーシングの内部に先端にチョップ用ナイフを
設けた材料送り込み用のメインスクリューを配設し、該
チョップ用ナイフが近接するケーシングの端部開口に網
目プレートを配置して山芋処理部を構成し、メインスク
リューの他端は駆動モーターを動力源とする駆動部に同
一水平レベルで連結する山芋処理機において、前記山芋
処理部と駆動部を個別に囲うことで分離させたことを特
徴とする山芋処理機。 - 【請求項2】 駆動部は、駆動モーターからの動力を伝
達するVベルトと、動力を受けるプーリーを設けた駆動
軸と、駆動軸を円滑に回すベアリングと、軸受けと、軸
受け給油用のオイルボックスと、駆動部オイルシールと
からなり、これらをケースで囲う請求項1記載の山芋処
理機。 - 【請求項3】 山芋処理部のオイルシールはケーシング
端に外側から着脱自在にボルト止めするオイルシールケ
ース内に納め、このオイルシールケースの取り外しによ
りオイルシールも取り外し可能とする請求項1または請
求項2記載の山芋処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16842095A JP2670764B2 (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 山芋処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16842095A JP2670764B2 (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 山芋処理機 |
Publications (2)
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---|---|
JPH099943A JPH099943A (ja) | 1997-01-14 |
JP2670764B2 true JP2670764B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=15867803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16842095A Expired - Fee Related JP2670764B2 (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 山芋処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2670764B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101045107B1 (ko) * | 2011-03-10 | 2011-06-29 | 김재훈 | 상부 구동식 주서기 |
CN103190687B (zh) * | 2012-12-03 | 2015-02-18 | 四川农业大学 | 一种果蔬清洗榨汁灭菌一体机 |
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-
1995
- 1995-07-04 JP JP16842095A patent/JP2670764B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH099943A (ja) | 1997-01-14 |
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