JP2000023823A - 係止具 - Google Patents

係止具

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JP2000023823A
JP2000023823A JP10191372A JP19137298A JP2000023823A JP 2000023823 A JP2000023823 A JP 2000023823A JP 10191372 A JP10191372 A JP 10191372A JP 19137298 A JP19137298 A JP 19137298A JP 2000023823 A JP2000023823 A JP 2000023823A
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Japan
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locking
hook
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folded
folding
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JP10191372A
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English (en)
Inventor
Yukio Matsunishi
幸雄 松西
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Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外形の増大化を図らなくても、より強力に係
止することが出来るようにする。 【解決手段】 他物Mを係止するためのフック部1Bを
係止具本体1Aに設け、磁性材料製の取付対象部Wに対
して係止具本体1Aを磁気吸着自在なマグネット7
(8)を、係止具本体1Aに設けてある係止具におい
て、取付対象部Wに対して掛止自在な掛止部1Cを、係
止具本体1Aに設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他物を係止するた
めのフック部を係止具本体に設け、磁性材料製の取付対
象部に対して前記係止具本体を磁気吸着自在なマグネッ
トを、前記係止具本体に設けてある係止具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の係止具としては、図8に
示すように、板状のマグネット20の外周部にゴム製の
被覆21を設けて係止具本体1Aを構成し、前記マグネ
ット20の磁力を取付対象部Wとの主たる係止力とし
て、フック部1Bにかけた他物Mを係止できるように構
成してあるものがあった(実用新案登録平成10年第2
572340号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の係止具
によれば、マグネットの磁力で取付対象部に付着させて
使用するものであるから、係止具や係止させている他物
に外力が作用したり、前記他物の重量が大きい場合に
は、取付対象部から脱落し易くなる問題点がある。ま
た、それを防止するには、より強力なマグネットを使用
する必要があり、一般的に外形が大きくなったり、コス
トアップにつながったりし易い問題点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、マグネットの強力化を図らなくても、より確実に
係止することが可能な係止具を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図1〜7に例示するごとく、他物Mを係
止するためのフック部1Bを係止具本体1Aに設け、磁
性材料製の取付対象部Wに対して前記係止具本体1Aを
磁気吸着自在なマグネット7(8)を、前記係止具本体
1Aに設けてある係止具において、前記取付対象部Wに
対して掛止自在な掛止部1Cを、前記係止具本体1Aに
設けてあるところにある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、図1〜3・
7に例示するごとく、前記フック部1Bは、第一折り畳
み手段2を介して前記係止具本体1Aに対して折り畳み
自在に取り付けてあり、前記第一折り畳み手段2は、前
記フック部1Bが前記係止具本体1Aから突出して他物
Mを係止可能な状態となる非折り畳み状態と、前記フッ
ク部1Bが前記係止具本体1Aに沿う姿勢に折り畳まれ
る折り畳み状態とに切り替え自在に構成してあるところ
にある。
【0007】請求項3の発明の特徴構成は、図1〜3・
5〜7に例示するごとく、前記掛止部1Cは、第二折り
畳み手段3を介して前記係止具本体1Aに対して折り畳
み自在に取り付けてあり、前記第二折り畳み手段3は、
前記掛止部1Cが前記係止具本体1Aから突出して前記
取付対象部Wに対して掛止可能となる非折り畳み状態
と、前記掛止部1Cが前記係止具本体1Aに沿う姿勢に
折り畳まれる折り畳み状態とに切り替え自在に構成して
あるところにある。
【0008】請求項4の発明の特徴構成は、図5・6に
例示するごとく、前記掛止部1Cに、前記掛止部1Cの
前記非折り畳み状態における前記係止具本体1Aからの
突出寸法の大小を調節自在な長さ変更手段10を設けて
あるところにある。
【0009】請求項5の発明の特徴構成は、図6に例示
するごとく、前記長さ変更手段10は、前記掛止部1C
を前記取付対象部1Aの被掛止部側に複数段に折り畳む
第三折り畳み手段で構成してあり、前記第三折り畳み手
段は、前記掛止部1Cの折り畳み状態において、前記掛
止部1Cの折り畳まれた部分と前記係止具本体1Aとの
間に懐空間12が形成される寸法に形成してあるところ
にある。
【0010】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0011】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、前記取付対象部に対して掛止自在な掛止部
を、前記係止具本体に設けてあるから、係止具本体が取
付対象部から脱落するのを、前記掛止部の物理的掛止作
用によっても防止することが可能となり、より確実に且
つ強力な取付状態を維持することが可能となる。また、
マグネットの磁力は、前記取付対象部への掛止部の掛止
姿勢を維持させるための力(例えば、係止具本体が取付
対象部から浮かないように維持する力)として作用させ
ることが可能となるから、フック部に吊り下げた他物の
重量の大小に関わらず小さなものでよくなる。その結
果、マグネットの小型化が可能となり、美観性の向上を
図ることが出来ると共に、コストダウンを図ることが可
能となる。従って、マグネットの強力化を図らなくて
も、より確実に係止することが可能となる。
【0012】請求項2の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記フック部は、第一折り畳み手段を介して前記
係止具本体に対して折り畳み自在に取り付けてあり、前
記第一折り畳み手段は、前記フック部が前記係止具本体
から突出して他物を係止可能な状態となる非折り畳み状
態と、前記フック部が前記係止具本体に沿う姿勢に折り
畳まれる折り畳み状態とに切り替え自在に構成してある
から、前記フック部に他物を吊り下げる場合には、前記
第一折り畳み手段を前記非折り畳み状態に切換操作する
だけで簡単に使用することができる。一方、当該係止具
を使用しない場合(前記フック部に他物を吊り下げない
場合や、当該係止具を収納したり持ち運んだりする場
合)には、前記第一折り畳み手段を前記折り畳み状態に
するだけでコンパクトにまとめることが可能となり、省
スペース化を果たすことが可能となる。
【0013】請求項3の発明の特徴構成によれば、請求
項1又は2の発明による作用効果を叶えることができる
のに加えて、前記掛止部は、第二折り畳み手段を介して
前記係止具本体に対して折り畳み自在に取り付けてあ
り、前記第二折り畳み手段は、前記掛止部が前記係止具
本体から突出して前記取付対象部に対して掛止可能とな
る非折り畳み状態と、前記掛止部が前記係止具本体に沿
う姿勢に折り畳まれる折り畳み状態とに切り替え自在に
構成してあるから、当該係止具を使用する場合には、前
記第二折り畳み手段によって掛止部を前記非折り畳み状
態にして、取付対象部に掛止させることができ、係止具
を使用しない場合には、前記第二折り畳み手段を前記折
り畳み状態にするだけでコンパクトにまとめることが可
能となり、収納や運搬時の省スペース化を果たすことが
可能となる。また、係止具全体の大きさをハンディーサ
イズに設定してある場合には、ポケットやバックに入れ
て持ち運びすることも可能で、例えば、混雑した通勤電
車内で、網棚がふさがっているような時に、当該係止具
を取り出して、前記第二折り畳み手段を前記非折り畳み
状態として網棚の一部に前記掛止部を掛止させるだけ
で、簡単に荷物吊り下げ部を形成することが可能とな
る。
【0014】請求項4の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜3の何れかの発明による作用効果を叶えることが
できるのに加えて、前記掛止部に、前記掛止部の前記非
折り畳み状態における前記係止具本体からの突出寸法の
大小を調節自在な長さ変更手段を設けてあるから、当該
係止具を掛止させる取付対象部の被掛止部の奥行き寸法
に応じて、前記長さ変更手段によって掛止部の突出寸法
を変更することが可能となる。即ち、前記被掛止部の奥
行き寸法が充分確保できるような場合には、前記長さ変
更手段によって掛止部の突出寸法を大きくし、より確実
な掛止状態で取り付けることが可能となり、前記被掛止
部の奥行き寸法が前記掛止部の最大の突出寸法より小さ
いような場合には、前記長さ変更手段によって掛止部の
突出寸法を小さくし、安定した姿勢で確実な掛止状態に
取り付けることが可能となる。従って、前記被掛止部の
状況に合わせて、最も好ましい掛止状況で取り付けるこ
とが可能となる。
【0015】請求項5の発明の特徴構成によれば、請求
項4の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記長さ変更手段は、前記掛止部を前記取付対象
部の被掛止部側に複数段に折り畳む第三折り畳み手段で
構成してあり、前記第三折り畳み手段は、前記第三折り
畳み手段による前記掛止部の折り畳み状態において、前
記掛止部の折り畳まれた部分と前記係止具本体との間に
懐空間が形成される寸法に形成してあるから、取付対象
部の被掛止部外縁に突出部(例えば、冷蔵庫の上縁部に
形成された突状部)があるような場合に、その突出部を
前記懐空間で吸収して、安定した掛止姿勢に取り付ける
ことが可能となる。更には、前記懐空間に前記突出部が
入り込む状態においては、当該係止具が取付対象部から
脱落する方向に移動するのを、前記懐空間と前記突出部
との嵌合作用によって防止し易くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0017】図1〜3は、本発明の係止具の一実施形態
の携帯用フック1を示すものであるが、当然の事なが
ら、携帯用途に限定されるものではなく、広く他物を掛
止するのに使用することが可能である。
【0018】前記フック1は、図に示すように、係止具
本体1A・フック部1B・掛止部1Cの三部分からなる
一体物で構成してあり、前記掛止部1Cを、取付対象部
Wに掛止させると共に、前記フック部1Bに他物(例え
ば、鞄や袋等の手荷物)Mを引っかけることによって、
取付対象部Wに前記他物Mを係止させることができるよ
うに構成してある。そして、前記各部分は、何れも板金
(例えば、ステンレス鋼や、アルミニウムや、それらの
合金)によって構成してある。
【0019】前記係止具本体1Aは、使用状態における
上下方向に細長形状に形成してあり、側縁部を屈曲させ
て断面形状「C」字形に形成し、断面係数の増加を図る
ことによって補強してある。前記フック部1B・掛止部
1Cも、前記係止具本体1Aと同様に、側縁部を屈曲さ
せて断面形状「C」字形に形成し、断面係数の増加を図
ることによって補強してある。そして、係止具本体1A
・フック部1B・掛止部1Cの「C」字形断面寸法設定
は、フック部1Bの凹部に係止具本体が内嵌し、係止具
本体の凹部に掛止部1Cが内嵌できるようにしてある。
前記係止具本体1Aの下端部には、前記フック部1Bを
第一ヒンジ部(第一折り畳み手段に相当)2を介して折
り畳み自在に取り付けてあり、一方、係止具本体1Aの
上端部には、前記掛止部1Cを第二ヒンジ部(第二折り
畳み手段に相当)3を介して折り畳み自在に取り付けて
ある。従って、図1(イ)・2(イ)に示すように、前
記第一・第二ヒンジ部2・3でフック部1B・掛止部1
Cを各別に折り畳むことによって、係止具本体1Aに前
記フック部1B・掛止部1Cそれぞれが重なり、コンパ
クトにまとめることが可能となる。因みに、前記フック
部1B・掛止部1Cを折り畳んでコンパクト化すること
で、より携帯し易くなる。
【0020】また、前記第一ヒンジ部2は、係止具本体
1Aの両フランジ部4と、フック部1Bの両フランジ部
5とをピンPによって連結して構成してあり、前記フッ
ク部1Bが前記係止具本体1Aから突出して他物Mを係
止可能な状態となる非折り畳み状態と、前記フック部1
Bが前記係止具本体1Aに沿う姿勢に折り畳まれる折り
畳み状態とに切り替え自在に構成してある。そして、前
記非折り畳み状態においては、係止具本体1Aとフック
部1Bとが、最大揺動角度として90度又はほぼ90度
に規制されるように構成してある。
【0021】また、前記第二ヒンジ部3は、係止具本体
1Aの両フランジ部4と、掛止部1Cの両フランジ部6
とをピンPによって連結して構成してあり、前記掛止部
1Cが前記係止具本体1Aから突出して前記取付対象部
Wに対して掛止可能となる非折り畳み状態と、前記掛止
部1Cが前記係止具本体1Aに沿う姿勢に折り畳まれる
折り畳み状態とに切り替え自在に構成してある。そし
て、前記非折り畳み状態においては、係止具本体1Aと
掛止部1Cとが、最大揺動角度として90度又はほぼ9
0度に規制されるように構成してある。
【0022】一方、図1〜3に示すように、前記掛止部
1C・係止具本体一Aそれぞれの「C」字形断面の凹部
の一部には、板状のマグネット7・8をそれぞれ一体的
に設けてある。これらのマグネット7・8を設けてある
ことによって、前記取付対象部Wが、例えば、ホワイト
ボードや冷蔵庫の外面部分や電車の網棚支持金具部分等
の磁性材料(ここにいう磁性材料とは、磁石が吸着し得
る材料を意味する)製の材料である場合に、前記掛止部
1Cによる取付対象部Wへの掛止状態で、掛止部1Cが
位置ずれするのを前記マグネット7・8の磁力で抑制す
ることによって、より確実な掛止状態を維持することが
可能となる。また、掛止部1Cの前記折り畳み状態にお
いては、前記マグネット7の磁力によって、掛止部1C
と係止具本体1Aとの重なる姿勢の維持を図ることが可
能となる。更には、フック部1Bの前記折り畳み状態に
おいては、前記マグネット8の磁力によって、フック部
1Bと係止具本体1Aとの重なる姿勢の維持を図ること
が可能となる。
【0023】本実施形態のフックは、上述のように前記
掛止部1Cを前記非折り畳み状態にして取付対象部Wに
掛止させるのが好ましい対応であるが、例えば、図3に
示すように、前記掛止部1Cを前記折り畳み状態にした
まま、両マグネット7・8の磁力によってのみ固定する
使用法をとることも可能である。
【0024】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0025】〈1〉 係止具は、先の実施形態で説明し
たように、前記掛止部・フック部が折り畳み自在なもの
に限るものではなく、例えば、図4に示すように、先の
実施形態でいう非折り畳み状態における掛止部・係止具
本体・フック部どうしの相対姿勢に固定されたものであ
ってもよく、更には、一体成形品であってもよい。 〈2〉 前記フック部・掛止部は、先の実施形態で説明
したに限るものではなく、例えば、図4に示すように、
先端部に突状部9を形成してあれば、フック部において
は、他物が外れ難い効果がある。掛止部においては、取
付対象部がH形鋼等の場合に、物理的嵌合効果によって
より脱落し難くすることが可能である。 〈3〉 前記掛止部1Cは、先の実施形態で説明したに
限るものではなく、例えば、図5・6に示すように、前
記掛止部1Cの前記非折り畳み状態における前記係止具
本体1Aからの突出寸法の大小を調節自在な長さ変更手
段10を設けてあってもよく、この場合は、取付対象部
の被掛止部の奥行き寸法が少ない場合でも対応すること
が可能となる。また、長さ変更手段10の具体的構成
は、自由に選択可能で、例えば、図5の実施形態におい
ては、掛止部1Cの接当するフランジ部6・6の一方
に、両フランジ部6・6を連結するピンQを設け、他方
のフランジ部6に、前記ピンQを挿通自在で且つスライ
ド自在な長穴Hを設けて構成してある。また、図6の実
施形態においては、掛止部1Cを長手方向に二分割構成
に形成すると共に、それらの両者をヒンジ11で接合す
ることによって第三折り畳み手段を構成してあり、分割
掛止部分の揺動操作で長さを変更することが可能とな
る。更には、前記第三折り畳み手段は、図6に示すよう
に、前記掛止部1Cの折り畳み状態において、前記掛止
部1Cの折り畳まれた部分と前記係止具本体1Aとの間
に懐空間12が形成される寸法に形成してあってもよ
く、この場合は、取付対象部Wの被掛止部外縁に突出部
(例えば、冷蔵庫の上縁部に形成された突状部)13が
あるような場合に、その突出部13を前記懐空間12で
吸収して、安定した掛止姿勢に取り付けることが可能と
なる。更には、前記懐空間12に前記突出部13が入り
込む状態においては、当該係止具が取付対象部Wから脱
落する方向に移動するのを、前記懐空間12と前記突出
部13との嵌合作用によって防止し易くなる。 〈4〉 当該係止具の他の実施形態としては、図7に示
すように、係止具本体1Aをシャープペンシルやボール
ペンや万年筆等の筆記具で構成し、上端部に折り畳み自
在に掛止部1Cを形成し、先端部に、やはり折り畳み自
在にフック部1Bを形成してあってもよく、この場合
は、特に、場所をとらずにポケットへ入れて携帯する事
も容易で、しかも、筆記具としても使用できるという利
便性がある。この実施形態においては、係止具本体1A
の外周面を、例えば、六角形(又は、三角形や四角形等
の多角形)に形成しておけば、取付対象部Wに対して面
接当状態で取り付けることが可能となり、より強力に磁
力を作用させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】係止具を示す斜視図
【図2】係止具を示す断面図
【図3】係止具を示す断面図
【図4】係止具を示す側面図
【図5】別実施形態の係止具の要部を示す断面図
【図6】別実施形態の係止具の要部を示す断面図
【図7】別実施形態の係止具を示す斜視図
【図8】従来の係止具を示す斜視図
【符号の説明】
1A 係止具本体 1B フック部 1C 掛止部 2 第一折り畳み手段 3 第二折り畳み手段 7 マグネット 8 マグネット 10 長さ変更手段 12 懐空間 M 他物 W 取付対象部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月6日(1999.5.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項4】 前記長さ変更手段は、前記掛止部を前記
取付対象部の被掛止部側に複数段に折り畳む第三折り畳
み手段で構成してあり、前記第三折り畳み手段は、前記
掛止部の折り畳み状態において、前記掛止部の折り畳ま
れた部分と前記係止具本体との間に懐空間が形成される
寸法に形成してある請求項に記載の係止具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図1〜7に例示するごとく、他物Mを係
止するためのフック部1Bを係止具本体1Aに設け、磁
性材料製の取付対象部Wに対して前記係止具本体1Aを
磁気吸着自在なマグネット7(8)を、前記係止具本体
1Aに設けてある係止具において、前記取付対象部Wに
対して掛止自在な掛止部1Cを、前記係止具本体1Aに
設け、前記掛止部1Cに、前記取付対象部Wへの掛止状
態における前記係止具本体1Aからの前記掛止部1Cの
突出寸法の大小を調節自在な長さ変更手段10を設け
あるところにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項4の発明の特徴構成は、図6に例示
するごとく、前記長さ変更手段10は、前記掛止部1C
を前記取付対象部1Aの被掛止部側に複数段に折り畳む
第三折り畳み手段で構成してあり、前記第三折り畳み手
段は、前記掛止部1Cの折り畳み状態において、前記掛
止部1Cの折り畳まれた部分と前記係止具本体1Aとの
間に懐空間12が形成される寸法に形成してあるところ
にある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、前記取付対象部に対して掛止自在な掛止部
を、前記係止具本体に設けてあるから、係止具本体が取
付対象部から脱落するのを、前記掛止部の物理的掛止作
用によっても防止することが可能となり、より確実に且
つ強力な取付状態を維持することが可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、マグネットの磁力は、前記取付対象
部への掛止部の掛止姿勢を維持させるための力(例え
ば、係止具本体が取付対象部から浮かないように維持す
る力)として作用させることが可能となるから、フック
部に吊り下げた他物の重量の大小に関わらず小さなもの
でよくなる。その結果、マグネットの小型化が可能とな
り、美観性の向上を図ることが出来ると共に、コストダ
ウンを図ることが可能となる。従って、マグネットの強
力化を図らなくても、より確実に係止することが可能と
なる。また、前記掛止部に、前記掛止部への掛止状態に
おける前記係止具本体からの突出寸法の大小を調節自在
な長さ変更手段を設けてあるから、当該係止具を掛止さ
せる取付対象部の被掛止部の奥行き寸法に応じて、前記
長さ変更手段によって掛止部の突出寸法を変更すること
が可能となる。即ち、前記被掛止部の奥行き寸法が充分
確保できるような場合には、前記長さ変更手段によって
掛止部の突出寸法を大きくし、より確実な掛止状態で取
り付けることが可能となり、前記被掛止部の奥行き寸法
が前記掛止部の最大の突出寸法より小さいような場合に
は、前記長さ変更手段によって掛止部の突出寸法を小さ
くし、安定した姿勢で確実な掛止状態に取り付けること
が可能となる。従って、前記被掛止部の状況に合わせ
て、最も好ましい掛止状況で取り付けることが可能とな
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項4の発明の特徴構成によれば、請求
1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記長さ変更手段は、前記掛止部を前記取付対象
部の被掛止部側に複数段に折り畳む第三折り畳み手段で
構成してあり、前記第三折り畳み手段は、前記第三折り
畳み手段による前記掛止部の折り畳み状態において、前
記掛止部の折り畳まれた部分と前記係止具本体との間に
懐空間が形成される寸法に形成してあるから、取付対象
部の被掛止部外縁に突出部(例えば、冷蔵庫の上縁部に
形成された突状部)があるような場合に、その突出部を
前記懐空間で吸収して、安定した掛止姿勢に取り付ける
ことが可能となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】更には、前記懐空間に前記突出部が入り込
む状態においては、当該係止具が取付対象部から脱落す
る方向に移動するのを、前記懐空間と前記突出部との嵌
合作用によって防止し易くなる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他物を係止するためのフック部を係止具
    本体に設け、磁性材料製の取付対象部に対して前記係止
    具本体を磁気吸着自在なマグネットを、前記係止具本体
    に設けてある係止具であって、 前記取付対象部に対して掛止自在な掛止部を、前記係止
    具本体に設けてある係止具。
  2. 【請求項2】 前記フック部は、第一折り畳み手段を介
    して前記係止具本体に対して折り畳み自在に取り付けて
    あり、前記第一折り畳み手段は、前記フック部が前記係
    止具本体から突出して他物を係止可能な状態となる非折
    り畳み状態と、前記フック部が前記係止具本体に沿う姿
    勢に折り畳まれる折り畳み状態とに切り替え自在に構成
    してある請求項1に記載の係止具。
  3. 【請求項3】 前記掛止部は、第二折り畳み手段を介し
    て前記係止具本体に対して折り畳み自在に取り付けてあ
    り、前記第二折り畳み手段は、前記掛止部が前記係止具
    本体から突出して前記取付対象部に対して掛止可能とな
    る非折り畳み状態と、前記掛止部が前記係止具本体に沿
    う姿勢に折り畳まれる折り畳み状態とに切り替え自在に
    構成してある請求項1又は2の何れかに記載の係止具。
  4. 【請求項4】 前記掛止部に、前記掛止部の前記非折り
    畳み状態における前記係止具本体からの突出寸法の大小
    を調節自在な長さ変更手段を設けてある請求項1〜3の
    何れか一項に記載の係止具。
  5. 【請求項5】 前記長さ変更手段は、前記掛止部を前記
    取付対象部の被掛止部側に複数段に折り畳む第三折り畳
    み手段で構成してあり、前記第三折り畳み手段は、前記
    第三折り畳み機構による前記掛止部の折り畳み状態にお
    いて、前記掛止部の折り畳まれた部分と前記係止具本体
    との間に懐空間が形成される寸法に形成してある請求項
    4に記載の係止具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136617A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Aisen Kogyo Kk 物品掛け具
JP2012017755A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Maazen Products:Kk 着脱可能なフック装置

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