JP2000022884A - 密着イメージセンサ - Google Patents

密着イメージセンサ

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JP2000022884A
JP2000022884A JP10204261A JP20426198A JP2000022884A JP 2000022884 A JP2000022884 A JP 2000022884A JP 10204261 A JP10204261 A JP 10204261A JP 20426198 A JP20426198 A JP 20426198A JP 2000022884 A JP2000022884 A JP 2000022884A
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JP
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image sensor
frame
contact image
emitting element
light emitting
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JP10204261A
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Kazuo Sato
一男 佐藤
Katsuyuki Tsukahara
勝幸 塚原
Masaki Furuya
正樹 古屋
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SHICHIZUN DENSHI KK
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SHICHIZUN DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密着イメージセンサの枠体に発光素子アレ
イ、ロッドレンズ・アレイ等の部品を組み付けるのを、
従来のような接着によるものでない構造にして接着工程
を不要または最小限にし、生産性を上げるとともに、接
着剤の付着による部品汚れ等の不良原因を減らして歩留
まりを向上させる。 【解決手段】 従来、一体の部品だった枠体を二つの部
分に分け、これらを結合して組み立てる。それぞれの枠
体を、組み合わせたとき、間に発光素子アレイやロッド
レンズ・アレイ等を収容する空所を生じる形状にし、一
方の枠体に部品を乗せ、これにもう一方の枠体をかぶせ
て二つを結合すれば、部品は前記の空所に納まってずれ
たり脱落したりすることなく保持される。枠体の結合は
一方にフック、他方に溝を設けてこれらを係合させる構
造、あるいはねじ止め、あるいはこれらを併用する構造
による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、複
写機、イメージ・スキャナ、バーコード・リーダー等の
画像処理装置に用いられる密着イメージセンサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】密着イメージセンサを用いた画像処理装
置の一例として、図4に手動のイメージスキャナを示
す。同図(A)は概略の平面図で、密着イメージセンサ
1を筐体3に納めてゴム製などのローラー2を設けた構
成である。画像を読み取るには同図の主走査方向と副走
査方向の2方向に原稿を走査するのであるが、主走査方
向の走査は電気的に行われ、副走査方向の走査はローラ
ー面を原稿に載せ、イメージ・スキャナを手で押して行
う。図示してないが、ローラー2は読み取り用パルス信
号の発生機構と連動している。
【0003】上記のイメージスキャナを構成している密
着イメージセンサ1の断面を、同図(B)に示す。これ
は図(A)のB−B断面を時計方向に90゜回転した状
態であり、プラスチックなどの枠体4に構成部品を組み
付けたものである。6はデータ読み取り用の光源である
発光素子アレイで、LEDなどの発光素子7を、基板8
上に密着イメージセンサ1の主走査方向(以下、装置の
長手方向と呼ぶ)、すなわち図の紙面垂直方向に一列に
搭載したものである。9は同様に装置の長手方向に伸び
るロッドレンズ・アレイで、その一例を同図(C)に示
すが、ロッドレンズ14をプラスチック等の側板15に
挟んで配列したもので、ロッドレンズ間には光の拡散防
止のために黒色樹脂を充填するなどしてある。図(B)
にて、基板11上にフォト・トランジスタ等の受光素子
10が装置の長手方向に配列され、受光素子アレイを形
成している。図中に矢印で示すように、発光素子7から
出た光はガラス窓5を通り、原稿12を照らして反射し
て再びガラス窓5から中に戻り、ロッドレンズ・アレイ
9を通って受光素子10に入射し、ローラー2の回転に
同期して検出され画像情報を1行ずつ読み取るのであ
る。
【0004】密着イメージセンサを構成する各部品、す
なわちガラス窓5、発光素子アレイ6、ロッドレンズ・
アレイ9、受光素子10の基板11等は、図4(B)に
黒塗りして示したように、枠体4のそれぞれの箇所に接
着剤13で接着してある。同図には6箇所の接着部分が
見られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように密着イメ
ージセンサの構成部品を枠体に接着して取り付ける構造
には、次のような問題がある。すなわち、まず接着剤を
必要とするとともに、接着剤の粘度の管理や、接着箇所
への接着剤の供給に手間が掛かり、固化を待たねばなら
ずコスト増となる。不要の箇所に接着剤が付着して不良
品や汚れを生じる等の問題もある。本発明は接着加工を
行わないか、あるいは最小限に止めることのできる密着
イメージセンサを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、枠体に発光
素子アレイ、ロッドレンズ・アレイおよび受光素子アレ
イ等の部品を取り付けて構成する密着イメージセンサに
おいて、従来のような一体部品の枠体でなく、二つの部
分に分けた枠体を結合する構成を取り、二つの枠体は組
み合わせたとき、1個以上の部品を定まった位置と姿勢
で抜け落ちることなく挟持する形状にして、結合により
一体化した枠体中に部品を保持する構造である。部品の
うち特に発光素子アレイとロッドレンズ・アレイはこの
構造に適するから、少なくともこれらの一方または両方
をこの構造によって組み付けるのが便利である。二つに
分けた枠体を結合する方法としては、一方にフックを設
け他方に溝を設けてこれらを係合させる構造、あるいは
止めねじを用いてねじ締めする構造があり、さらにこれ
らを併用することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を説
明するが、上記の記述を含め同種の部品や部分には同じ
符号を用いる。図1は本発明の密着イメージセンサの実
施形態の一つで、(A)は部品を分解した状態を示す断
面図であり、ガラス窓5、発光素子アレイ6、ロッドレ
ンズ・アレイ9、受光素子10とこれを搭載している基
板11等の部品からなる。本発明の特徴として、枠体が
枠体A(21)と枠体B(22)の二つの部分に分かれ
ており、両者を結合して組み立てるのであるが、枠体A
(21)の上面と枠体B(22)の下面は、両者を組み
合わせたとき、間に発光素子アレイ6とロッドレンズ・
アレイ9の輪郭に相当する空所を生じて、これらの部品
を収容するような形状にしてある。すなわち図1(A)
にて、枠体A(21)の上面には発光素子アレイ6を乗
せるために枠体の長手方向に続く斜面23と、ロッドレ
ンズ・アレイ9をはめ込むための長溝24があり、一
方、枠体B(22)の下面には発光素子アレイ6を押さ
える部分25とロッドレンズ・アレイ9を押さえる部分
26を形成してある。そして二つの枠体を結合するため
に、枠体A(21)は両側面に溝28を設け、枠体B
(22)は両側面に弾性のあるフック27を設けてあ
る。なお、フック27と溝28は両枠体の長手の全長に
わたって設けてもよいし、あるいは長手の数箇所に分散
させて設けてもよい。
【0008】これらの部品を組み立てるには、枠体A
(21)上面の斜面23に発光素子アレイ6を乗せ、長
溝24にロッドレンズ・アレイ9をはめ込んで、枠体B
(22)をかぶせ、図1(B)のように枠体B(22)
のフック27を枠体A(21)の溝28に係合させて二
つの枠体を結合する。同図に見るように、発光素子アレ
イ6とロッドレンズ・アレイ9は、二つの枠体が互いに
組み合わさる部分の形状によって作られる空所に納まっ
ている。これらの部品は二つの枠体に挟持されて抜け落
ちることがなく、位置や姿勢がずれることもない。な
お、この実施形態ではガラス窓5と基板11は従来と同
様に接着剤で枠体に接合する。
【0009】図2に本発明の第2の実施形態を示す。図
(A)に見るように、発光素子アレイ6の輪郭が先の実
施形態と異なり長方形をなしている。この場合の発光素
子アレイ6は同図(B)のようなもので、発光素子7を
実装した基板8に、さらに透明プラスチックなどの導光
体29を取り付けたものである。この場合も、図(A)
のように部品を枠体A(21)と枠体B(22)の間で
挟持するように構成できる。
【0010】図3は本発明の第3の実施形態で、枠体A
(21)と枠体B(22)の結合を、前記のようなフッ
クと溝でなく、止めねじ30でねじ締めして行う構成を
示す。さらに、このような止めねじ30による結合に、
先の図1、図2のようなフックと溝による結合を併用し
てもよい。すなわち二つの枠体をまずフックと溝を使っ
て組み立て、止めねじ30によって固定するのである。
なお、この図では受光素子10を搭載した基板11も枠
体A(21)に接着するのでなく、止めねじ30を用い
てねじ止めする構造を取っている。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば密着イメージセンサの組立において、発光素子
アレイやロッドレンズ・アレイ等の部品の接着工程を廃
止あるいは最小限にできて生産性が上がり、接着剤やそ
の管理が不要になるとともに、接着不良や接着剤が不要
箇所に付着することによる部品汚れ等の接着工程に付随
する不良原因が大幅に減って、歩留まりが向上する。ま
た、修理の際に発光素子アレイやロッドレンズ・アレイ
等を交換することが容易になるし、組立品からこれらの
部品を回収して転用するのも容易になるなど効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密着イメージセンサの第1の実施
形態を示し、(A)は分解断面図、(B)は組立断面図
である。
【図2】本発明による密着イメージセンサの第2の実施
形態を示し、(A)は断面図、(B)はこれに用いる発
光素子アレイの斜視図である。
【図3】本発明による密着イメージセンサの第3の実施
形態の断面図である。
【図4】ハンドスキャナの一例で、(A)は平面図、
(B)は(A)のB−B断面を時計方向に90゜回転し
て示した内蔵の密着イメージセンサの断面図、(C)は
これに用いるロッドレンズ・アレイの斜視図である。
【符号の説明】
1 密着イメージセンサ 4 枠体 6 発光素子アレイ 7 発光素子 8、11 基板 9 ロッドレンズ・アレイ 10 受光素子 13 接着剤 14 ロッドレンズ 21 枠体A 22 枠体B 27 フック 28 溝 29 導光体 30 止めねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 正樹 山梨県富士吉田市上暮地1丁目23番1号 株式会社シチズン電子内 Fターム(参考) 5C051 AA01 BA04 DB01 DB04 DB22 DB29 DB35 DC04 DC05 DC07 DD01 FA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子アレイ、ロッドレンズ・アレイ
    および受光素子アレイ等の部品を枠体に取り付けて構成
    する密着イメージセンサにおいて、 枠体を二つの部分に分け、これらは組み合わせたとき1
    個以上の部品を定まった位置と姿勢で抜け落ちることな
    く挟持する形状とし、 部品を配置して上記両部分を結合することにより、部品
    を枠体中に保持する構造を特徴とする密着イメージセン
    サ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の密着イメージセンサに
    おいて、 二つに分けた枠体が挟持する部品は発光素子アレイとロ
    ッドレンズ・アレイの一方または両方であることを特徴
    とする密着イメージセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の密着イメージセンサに
    おいて、 二つに分けた枠体を結合する手段は、一方に設けたフッ
    クと他方に設けた溝による係合、または止めねじによる
    締結、または両者の併用であることを特徴とする密着イ
    メージセンサ。
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Cited By (6)

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