JP2000022672A - 通信装置及び通信システム - Google Patents

通信装置及び通信システム

Info

Publication number
JP2000022672A
JP2000022672A JP10190091A JP19009198A JP2000022672A JP 2000022672 A JP2000022672 A JP 2000022672A JP 10190091 A JP10190091 A JP 10190091A JP 19009198 A JP19009198 A JP 19009198A JP 2000022672 A JP2000022672 A JP 2000022672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
circuit
crc
injection
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10190091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeya Tanaka
成弥 田中
Yoshimichi Sato
美道 佐藤
Shinya Otsuji
信也 大辻
Eiji Kobayashi
英二 小林
Takako Fujisawa
貴子 藤沢
Masashi Yoshida
昌司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10190091A priority Critical patent/JP2000022672A/ja
Publication of JP2000022672A publication Critical patent/JP2000022672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】誤り検出用CRC符号をもつ通信フォーマット
においてCRC検出回路が正しくエラーを検出できるこ
とを確認できるハードウエアを持たせる仕組みを提供す
ることである。 【解決手段】送信すべきデータを格納する送信バッファ
と、この送信バッファに格納されているデータに任意の
値を埋め込むデータ注入回路と、このデータ注入回路に
よって生成されたデータから冗長符号を生成する符号生
成回路と、少なくとも、送信すべきデータ,冗長符号に
基づいて送信するデータを生成する制御装置とを通信装
置が有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】誤り検出用冗長符号を持った
通信装置における誤り検出回路の検証手段に関する。
【0002】
【従来の技術】通信とは、通信回線を使って遠隔にある
装置間を結ぶものである。装置内には、通信の行い方、
すなわち通信方法が規定されている。一般的にデータの
区切り等を示すフレームという予め定められたフォーマ
ットをもとに送信局と受信局で通信を行う。
【0003】代表的なHDLCでの通信フレームの例で
は、伝送しようとするビット列順にスタートビット,ア
ドレス,制御情報,送信したいデータ,CRCから構成
されるフレームを単位として伝送が行われる。CRCと
は、巡回符号方式とよばれ、通信回線での雑音などの妨
害を受けて誤った符号を受信するいわゆる符号誤りが発
生した場合その誤りを検出する冗長符号の一種である。
この方式は、送るべきデータ列を高次の多項式とみな
し、予め定められた生成多項式で割り、その余りをデー
タの後に付加して(CRCデータ)送信し、受信側で
は、同じ生成多項式を用いて割算を行い、余りがなけれ
ば伝送されたデータは正しいと判断する。
【0004】さて、CRCデータをハードウエアで生成
して所定のファーマットに付加するためのハードウエア
がCRC生成発生回路で、受信側で所定のフォーマット
を受信して誤り検出を行うのがCRC検出回路である。
【0005】受信局がCRC検出により誤りを検出した
場合、受信側のCPUに割り込みを発生させてエラーが
あったことを知らせると共になんらかの方法により再伝
送を行わせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CRCエラーが発生す
る原因は、(1)通信回線上の雑音、(2)送信側のC
RC発生回路の故障、(3)受信検出回路の故障が考え
られる。現在の通信装置は、これらのどれかの障害が発
生したことは認識できるが、どの要因で発生したかを分
析する手段をもたない。
【0007】例えば、CRC検出回路が故障している場
合、誤ったデータを送信しても、常に誤りを検出できず
に正常と判定する可能性があるため、CRCの検出機能
が正しく動作しているかチェックする仕掛けが必要であ
る。
【0008】本発明は誤り検出用CRC符号をもつ通信
フォーマットにおいてCRC検出回路が正しくエラーを
検出できることを確認できる通信装置及び通信システム
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、送信すべきデータを格納する送信バッ
ファと、この送信バッファに格納されているデータに任
意の値を埋め込むデータ注入回路と、このデータ注入回
路によって生成されたデータから冗長符号を生成する符
号生成回路と、少なくとも、送信すべきデータ,冗長符
号に基づいて送信するデータを生成する制御装置とを通
信装置が有するようにしている。
【0010】誤り検出回路が故障しているか否か検証す
るために、(1)データ注入回路からのデータ埋め込み
を行わなように制御して、正常にデータ転送ができるこ
と、(2)データ注入回路から予想するデータと反対の
データを埋め込むように制御して、誤り検出回路が誤り
を検出できることを確認することで、誤り検出回路自身
が故障していないことを検証できる。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施例を示す。
【0012】図1は、1対1シリアル通信における送信
装置101と伝送路103と受信装置102を示す。送
信装置101は、送信バッファ110,パラレルシリア
ル変換111,CRC発生回路112,プロトコル制御
113,セレクタ116,注入回路115からなり、ま
た、受信装置102は、受信バッファ120,シリアル
パラレル変換121,CRC検出回路122,プロトコ
ル制御123,フラグ検出回路127,CRCエラーレ
ジスタ128より構成する。図2に本通信装置のフレー
ムフォーマットを示す。フレームは、スタートフラグ8
ビット,通信したいデータ128バイト,誤り検出用C
RC符号8ビット,エンドフラグ8ビットからなる。こ
の通信フォーマットによる通信方式の動作を図1を使っ
て説明する。
【0013】送信要求指示により、プロトコル制御11
3はセレクタ116の1を8通信サイクル分だけ選択
し、スタートフラグとして8ビット“0111111
0”分送信する。この部分がフレームフォーマットのス
タートに相当する。続いて、プロトコル制御113はセ
レクタ116の2を1024通信サイクル分だけ選択す
る。データは送信バッファ110にあり、32ビット単
位にパラレルシリアル変換111に入力する。パラレル
シリアル変換111はシフトレジスタ回路で構成されて
おり、1通信サイクルごとに1ビットシフトするように
動作する。この動作がフレームフォーマットのデータ部
に相当する。このデータ処理期間に、上記動作と並行し
て、1通信サイクルごとのデータはCRC発生回路11
2に入力され、CRC符号を生成するための演算を繰り
返す。続いて、プロトコル制御113はセレクタ116
の3を8通信サイクル分だけ選択すると、CRC発生回
路112は生成したCRC符号を1通信サイクルごとにシ
リアルに出力する。最後に、プロトコル制御113は、
セレクタ116の1を8通信サイクル分だけ選択して
“01111110”を送信する。これによって、送信
装置は、予め定められた通信フォーマットを生成し、出
力する。
【0014】一方、受信装置102は、常に伝送路10
3から送られてくるデータを監視している。フラグ検出
回路127は常に伝送路103から送られてくる信号が
“01111110”の符号ビットかどうかチェックし
ており、もし、符号ビットであることを検出すると、プ
ロトコル制御123に対しフラグを検出したことを通知
する。プロトコル制御123は、引き続き伝送路103
から送られてくる信号はデータであることを認識し、次
の通信サイクルから1024通信サイクル間、シリアル
パラレル変換121にシフト動作を要求する。シリアル
パラレル変換121はシリアルデータをシフトレジスタ
によりシフトし32ビット貯まったところで受信バッフ
ァにデータを書き込む。このデータ処理期間に、上記動
作と並行して、1通信サイクルごとのデータはCRC検
出回路122に入力され、CRC符号の検出のための演
算を繰り返す。
【0015】続いて、プロトコル制御123はCRC検
出回路122に対しさらに8通信サイクル分だけ演算す
るように指示を出す。8通信サイクルが終了した時点
で、CRC検出回路122は、受け取ったデータとCR
Cが正常であったかどうかを検出し、その結果をCRC
エラーレジスタ128に反映する。もし、CRCエラー
レジスタに1がかかれると、受信装置のCPU(図では
省略)に割込みを発生させてCRC通信エラーがあった
ことを知らせる。最後に、フラグ検出回路127は、そ
の後の8ビットでフラグパターンを検出するので、プロ
トコル制御はエンドフラグと判定する。
【0016】以上、送信バッファに送付したいデータを
格納した後、CPUから通信要求指示を出すと、図2で
示したフレームの形で送信装置101が信号を伝送路1
03に出力し、受信装置103がフレームの形で受信し
て必要なデータだけを受信バッファ120に転送する一
連の動作をすることでデータの受け渡しを行う。
【0017】本実施例の通信装置は、また、受信装置1
02のCRC検出装置122の故障がないかどうかを検
証できる機能をもつ。この機能は、例えば、CRC検出
回路122が故障してしまい、CRCエラーレジスタ1
28への検出信号が常に“正常”になるように故障した
とする。本来、このような故障がおこってもCRCエラ
ーレジスタが“0”のままであるから、受信装置の受信
データが誤っていてもCPUに割込みを知らせることは
なく、異常と判定せずに誤ったデータを受信バッファに
格納し利用してしまう。高信頼コントローラの場合、コ
ントローラがダウンしている時間を短くする、または、
動作中に定期的に故障が発生していないか検証すること
でタフネス性の向上とダウン時間の短縮が必要となる。
従って通信装置においてもCRC検出回路122の故障
を定期的に検証したり、動作がおかしいときに異常な回
路を短時間で検索することが求められる。本実施例で
は、CRCエラー注入機能を内蔵し、送信する1024
ビットの任意の1ビットのデータについて送信するデー
タとCRC発生回路112に入力するデータを異なるよ
うにすることで、伝送路上でみると、1フレームのデー
タと誤り検出用CRC符号ではなく誤ったCRC符号を
付けて送信するものである。つまり、フレーム中のデー
タとCRCの一貫性を崩すことで受信装置102のCR
C検出回路122が必ずCRCエラーを検出するようにす
る方式である。本機能を使ってCRCエラーを検出すれ
ば、CRC検出回路122は正常に動作していると判断
可能であるが、CRCエラーを検出しなければ、送信装
置101のCRC発生回路112か受信装置のCRC検
出回路122が故障していると判断できる。
【0018】この方式を実現するため、本発明の送信装
置101は注入回路115とデータ変換回路117とを
有している。注入回路115は、注入ビット制御レジス
タ130と注入ビット位置比較回路131と、注入デー
タを有効にするかしないかを決めるマスク回路132で
構成されている。注入ビット制御レジスタ130の詳細
仕様は、図3に示すように1024ビットデータの位置
を指示するための注入ビット位置設定レジスタとCRC
注入機能をオン/オフするCRC注入イネーブルレジス
タからなる。注入ビット位置比較回路131は、プロト
コル制御113内の現在データの何ビット目を送信中か示
すカウンタの値と、注入ビット制御レジスタ130の注
入ビット位置設定レジスタの値とを比較し、一致した時
に1になるように動作する。出力データとCRC注入イ
ネーブルレジスタの出力は、マスク回路132で論理積
をとる。これによってCRC注入イネーブルレジスタの
値が“0”のときは、マスク回路132の出力は常に
“0”になり、一方、イネーブルレジスタの値が“1”
の時は、マスク回路132の出力は注入ビット位置比較
回路131が一致したときのみ“1”になる。
【0019】マスク出力信号は、“0”のとき、データ
注入は行わず、“1”のとき、データ注入つまりCRC
の入力データを反転するように動作するのがデータ変換
回路117である。この回路はEOR論理回路で実現す
る。
【0020】つまり、エラー注入機能を使用する場合
は、注入ビット制御レジスタ130内の注入ビット位置
設定レジスタに値を設定し、CRC注入ビットイネーブ
ルレジスタを“1”にすることでエラー注入機能が動作
する。例として、データのIビット目のデータを注入し
た場合について図4を使って説明する。図4は、フレー
ムのIビット目付近のデータを拡大したもので、「正し
いデータ」が送信したいデータである。実際の送信する
データもこのデータである。一方、「注入後のデータ」
は、図1のCRC発生回路112の入力データでありI
ビットだけが正しいデータと反転のデータとなる。CR
C発生回路112はこのデータをもとにCRC符号を発
生させ、この符号を伝送路103を通して送信する。こ
のように、送信データと、そのデータとは異なるCRC
符号から生成した一貫性のないフレームを容易に生成で
きる。
【0021】以上、本方式は、1024ビットのデータ
の任意の1ビットのデータを反転することができる。
【0022】フレーム全体を複数のレジスタで構成しシ
フトレジスタで送信することも可能であるがゲート数が
大幅に増加する。一方、本実施例は注入回路を追加する
だけでよく小型に構成できる特徴がある。
【0023】図5は、本実施例を使った3つの装置間を
結ぶ通信システムを示す。901,911,921はそ
れぞれ通信局を示しており、それらは伝送路103を通
して接続されている。各通信局は、図1で説明した送信
装置101,受信装置102,出力ドライバ903,セ
レクタ902で構成される。送信は、時分割で一定時間
単位に順番に送信される。あるタイミングで通信局90
1が送信状態のときは901内の出力ドライバ903は
ONして伝送路103に信号を出力する。一方、送信局
911,921は受信状態であり、それぞれの出力バッ
ファはOFF状態を保つ。このケースは、通信局901
の送信装置101から伝送路を通して通信局911,9
21の受信装置102にブロードキャストしている状態
で、その動作は図1で示したフレーム方式でデータを転
送する。
【0024】さて、本発明のポイントであるCRC検出
回路122の検証について通信システムレベルで説明す
る。始めにスイッチ902について説明する。スイッチ
902は受信データを自局の送信装置101から入力する
か伝送路103から入力するかを切り替えるスイッチで
ある。通信システムでは、自己検証のため自局の送信装
置から受信装置に送信して行う。このテストを図5では
自系テストとして表示する。このテストは、伝送路10
3の影響をまったく受けないでテスト可能である。この
テストにおいて、CRC検出回路122の検証のため、
注入回路115を使うことができる。続いて、伝送路1
03を含めたテストは、他系テストとして表示したパス
で行う。自己テストでOKでも他系テストでNGの場
合、伝送路103の不良が考えられる。このように、送
信装置101と受信装置102はペアで使われるので、
受信装置102のCRC検出回路122を検証する場合
でも送信装置101に工夫することが可能になる。
【0025】続いて、本実施例の改良を示す。図6に送
信装置の第1の改良を示す。図1の送信装置101との
違いは、データ変換回路517が伝送路にデータを出す
パスに挿入されている点である。送信バッファ110に
あるデータの内、注入回路115で示されたビット位置
のデータだけを反転するように送信する。一方、CRC
発生回路112は、送信バッファ110のデータから正
しいCRC符号を生成する。しかしながら、フレームと
してみるとフレーム中のデータとCRCは一貫性がな
く、そのフレームを受信した受信装置ではCRC検出回
路が誤りを検出することができる。
【0026】図7に、送信装置101の第2の改良を示
す。図1の送信回路との違いは、データ変換回路617
がCRC発生回路112の出力についている点である。
プロトコル制御113はCRC符号送信カウンタの値を
注入回路115に知らせ、レジスタ130と一致した位
置でCRC発生回路112で生成したCRC符号のデー
タを反転するように動作する。これによって、フレーム
としてみるとフレーム中のデータとCRCは一貫性がな
く、そのフレームを受信した受信装置102ではCRC
検出回路122が誤りを検出することができる。
【0027】続いて、図8に受信装置102の第1の改
良を示す。図1の受信装置102との違いは、受信装置
702そのものに注入回路715を設ける点である。注
入回路715の構成は、図1の送信回路と同等機能であ
り、レジスタにセットされた注入ビット位置設定レジス
タの内容とプロトコル制御123の受信データのカウン
タの値が一致したとき、マスク回路132の出力が
“1”になる。データ変換回路717は、CRC検出回
路の入力に接続され、受信したデータのCRC入力デー
タを誤ったデータに変換する。その後のCRC符号と一
貫性がとれないためCRC検出回路122は誤りを検出
しCRCエラーレジスタ128に“1”をセットするよ
うに動作する。
【0028】図9は、受信装置102の第2の改良を示
す。図8との違いは、データ変換回路817を伝送路か
ら受信したデータを直接注入する点である。注入回路7
15の構成は、図1の送信回路101と同等機能であ
り、レジスタにセットされた注入ビット位置設定レジス
タの内容とプロトコル制御123の受信データのカウン
タの値が一致したとき、マスク回路132の出力が
“1”になる。データ変換回路717は、受信バッファ
に入るデータとCRC検出回路122に入力するデータ
の両方のデータを誤ったデータに変換する。その後送ら
れてくるCRC符号と一貫性がとれないためCRC検出
回路122は誤りを検出しCRCエラーレジスタ128
に“1”をセットするように動作する。
【0029】図10は、送信装置の注入回路の改良を示
す。図1との違いは、挿入データレジスタ1010,デ
ータ変換セレクタ回路1011の部分である。挿入デー
タレジスタ1010は、任意のデータを設定できるよう
にレジスタで構成する。通常、データ変換セレクタ回路
1011は伝送路103のデータをCRC検出回路11
2の入力になるように選択されているが、注入回路が注
入位置で132の出力を“1”にすると、データ挿入レ
ジスタ1010が選択される。これによって、挿入デー
タレジスタの値が受信データとは独立にCRC検出回路
122に入力することが可能であり、送信フォーマット
においてデータとCRCの一貫性のとれないフレームを
生成することができる。本改良では、1ビットの任意の
データの挿入であるが、複数ビット挿入することも容易
に考えることができる。また、注入方式は図6から図9
での改良にも適用できる。
【0030】以上図6から図10に送信装置,受信装置
のデータ変換回路の挿入位置のインプリメンテーション
の例を示したが、本質的には、受信装置のCRC検出回
路に入る通信フォーマット上のデータとCRCの一貫性
を意図的に崩してCRC検出回路が正しくエラーを検出
できることを確認できるハードウエアを持たせる仕組み
を提供することである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればC
RC検出回路そのものの故障かどうかを検出する仕掛け
を提供するもので、自己チェック手法として有効であ
る。このような機能を小型に組込むことによりシステム
の信頼性向上,システムのタフネス性の向上,システム
ダウン時間の短縮などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す構成ブロック図。
【図2】本実施例のフレームフォーマット。
【図3】注入ビット制御レジスタの構成。
【図4】タイムチャート。
【図5】本実施例のシステム構成。
【図6】送信装置の第1の改良。
【図7】送信装置の第2の改良。
【図8】受信装置の第1の改良。
【図9】受信装置の第2の改良。
【図10】注入回路の第1の改良。
【符号の説明】
101…送信装置、102…受信装置、103…伝送
路、110…送信バッファ、111…パラレルシリアル
変換、112…CRC発生回路、113…プロトコル制
御、115…注入回路、117…データ変換回路、12
0…受信バッファ、121…シリアルパラレル変換、1
22…CRC検出回路、123…プロトコル制御、12
7…フラグ検出回路、128…CRCエラーレジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大辻 信也 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小林 英二 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 藤沢 貴子 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 吉田 昌司 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5K014 AA01 AA05 BA00 BA06 EA01 5K035 AA03 BB01 CC05 CC08 DD01 EE07 GG02 HH07 JJ05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信すべきデータを格納する送信バッファ
    と、 前記送信バッファに格納されている前記データに任意の
    値を埋め込むデータ注入回路と、 前記データ注入回路によって生成されたデータから冗長
    符号を生成する符号生成回路と、 少なくとも前記送信すべきデータ及び前記冗長符号に基
    づいて送信するデータを生成する制御装置とを有する通
    信装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記データ注入回路
    は、注入ビット制御レジスタと注入ビット位置比較回路
    とを有し、前記注入ビット位置比較回路によって、現在
    のビット位置と前記注入ビット制御レジスタとの値を比
    較し、一致した場合に別のデータを埋め込む通信装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記データ注入回路
    は、前記誤りを検出する検出回路の動作確認を行う場合
    に、データの埋め込みを行う通信装置。
  4. 【請求項4】複数の通信装置が信号線で接続された通信
    システムであって、 前記通信装置は、送信すべきデータを格納する送信バッ
    ファと前記送信バッファに格納されている前記データに
    任意の値を埋め込むデータ注入回路と、前記データ注入
    回路によって生成されたデータから冗長符号を生成する
    符号生成回路と、少なくとも前記送信すべきデータ及び
    前記冗長符号に基づいて送信するデータを生成する制御
    装置とを有する送信部と、 受信したデータに含まれる冗長符号からデータの誤りを
    検出する検出回路と、受信したデータを格納する受信バ
    ッファとを有する受信部とを有する通信システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記データ注入回路
    は、注入ビット制御レジスタと注入ビット位置比較回路
    とを有し、前記注入ビット位置比較回路によって、現在
    のビット位置と前記注入ビット制御レジスタとの値を比
    較し、一致した場合に別のデータを埋め込む通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記データ注入回路
    は、前記誤りを検出する検出回路の動作確認を行う場合
    に、データの埋め込みを行うデータ通信システム。
JP10190091A 1998-07-06 1998-07-06 通信装置及び通信システム Pending JP2000022672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10190091A JP2000022672A (ja) 1998-07-06 1998-07-06 通信装置及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10190091A JP2000022672A (ja) 1998-07-06 1998-07-06 通信装置及び通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000022672A true JP2000022672A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16252227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10190091A Pending JP2000022672A (ja) 1998-07-06 1998-07-06 通信装置及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000022672A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8352809B2 (en) Checking method and electronic circuit for the secure serial transmission of data
US4009469A (en) Loop communications system with method and apparatus for switch to secondary loop
US7047475B2 (en) CRC encoding scheme for conveying status information
JP4844632B2 (ja) バスステーション、及びバスステーションの同期を維持するシステム及び方法
CN109347598B (zh) 校验码处理方法、电子设备及存储介质
JP2006042391A (ja) メッセージ通信のための2次ステーション
US8209594B2 (en) Sending device, receiving device, communication control device, communication system, and communication control method
US7020809B2 (en) System and method for utilizing spare bandwidth to provide data integrity over a bus
JP2948837B2 (ja) 通信リンク・インターフェースの初期化および同期方法および通信リンクの受信機
US20090296921A1 (en) Method And Device For Transmitting Data Packets
JP2004193664A (ja) エラー検出/訂正方式及び該方式を用いた制御装置
JP2000022672A (ja) 通信装置及び通信システム
JPH10164031A (ja) 無線パケット通信装置
JP2002252660A (ja) シリアルデータ通信装置及び通信エラー検出方法
JP3773959B2 (ja) フレーム同期
US6859885B2 (en) Data reception method
JP2922418B2 (ja) 系統安定化用信号伝送方法
EP2824572B1 (en) Fail safe device and method for operating the fail safe device
JPH075837A (ja) 情報表示装置
JPH10117193A (ja) データ伝送システム
US20060107109A1 (en) Communication processing apparatus and method and program for diagnosing the same
JPS6010940A (ja) デ−タ伝送装置
JPH0837541A (ja) データ伝送方式
JPH0226152A (ja) 誤り検出回路の故障検定方法
JPH04365156A (ja) データ伝送エラー検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees