JP2000021723A - アライメントマークと、それを用いた半導体素子の製造方法 - Google Patents

アライメントマークと、それを用いた半導体素子の製造方法

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JP2000021723A
JP2000021723A JP10184249A JP18424998A JP2000021723A JP 2000021723 A JP2000021723 A JP 2000021723A JP 10184249 A JP10184249 A JP 10184249A JP 18424998 A JP18424998 A JP 18424998A JP 2000021723 A JP2000021723 A JP 2000021723A
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box pattern
fringe
pattern
film
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Tatsu Shimizu
竜 清水
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクの位置合わせを行う際に、マスクの重
ね合わせを明確に評価できるボックスインボックスのパ
ターンを有するアライメントマークを提供すると共に、
そのマークを用いた半導体素子の製造方法を提供する。 【解決手段】 アライメントマーク10は、ボックスパ
ターン1と、フリンジ2A、2B、2C、2Dとから成
る。フリンジ2Aは、辺1Aに対応して、フリンジ2B
は、辺1Bに対応して、フリンジ2Cは、辺1Cに対応
して、フリンジ2Dは、辺1Dに対応して、それぞれ、
設けられる。ボックスパターン1に対応する凹部3と、
フリンジ2A、2Bに対応する凹部4とは、同じ深さを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
プロセスにおけるマスクの重ね合わせを評価するための
アライメントマークに関する。
【0002】
【従来の技術】Siウェハ上に高集積な半導体素子を作
製するために縮小投影露光が用いられ、縮小投影露光装
置を用いたリソグラフィ工程において、異なる層間の位
置合わせは装置に付属する自動アライメント機能により
行われている。自動アライメント機能におけるスペック
として概ね60nm程度の重ね合わせ精度を有している
が、プロセスを重ねることにより、平坦性や反射率の均
一性が失われ、また、熱によりウェハが不均一に伸び縮
みすることによりプロセス基板上においては、必ずしも
スペック通りのマスクの重ね合わせを行うことができな
い。
【0003】かかる理由から、図5(a)に示すよう
に、ボックスインボックスのパターンを用いて自動アラ
イメント後の精度を別途評価し、そこから得られた誤差
要因を次のウェハの重ね合わせ露光に反映させる方法が
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5(a)に
示す従来のボックスインボックスのパターンを用いてプ
ロセスを行った場合、以下の問題がある。例えば、第1
層配線と第2層配線とを接続するためのコンタクトホー
ルを形成する時にボックスインボックスの基準パターン
(アウターボックス)を同時に形成した後、第2層配線
用の金属形成が行われる。そして、第2層配線用の金属
が形成された後、先に形成されたアウターボックスの基
準パターンを基準にして、その後のマスクの位置合わせ
が行われる。第2層配線用の金属としてはアルミニウム
(Al)が一般的には用いられるが、このAlを450
〜550℃程度の高温スパッタリング法を用いて従来の
アウターボックスのパターン上に形成する際に、パター
ンエッジ部にAlが不均一に入り、アウターボックスの
エッジ周辺50が、形成されたAlによりギザギザにな
る(図5の(b)参照)。断面構造としては、図5の
(c)に示すように、アウターボックスのパターンのエ
ッジ51部には、Al膜52がなだらかに形成され、パ
ターンのエッジ51を明確に認識することができなくな
る。
【0005】従って、従来のボックスインボックスのパ
ターンを用いてマスクの位置合わせを行った場合、マス
クの重ね合わせを明確に評価できないという問題が生
じ、引いては、歩留まりの良い半導体素子を作製できな
いという問題がある。そこで、本発明は、かかる問題を
解決し、マスクの位置合わせを行う際に、マスクの重ね
合わせを明確に評価できるボックスインボックスのパタ
ーンを有するアライメントマークを提供すると共に、そ
のマークを用いた半導体素子の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に係る発明は、半導体素子製造のためのリソグラフィ
工程におけるマスクの重ね合わせを評価するためのボッ
クスパターンを有するアライメントマークにおいて、そ
のアライメントマーク上に重ね合わせ層膜を形成する際
に、形成される重ね合わせ層膜がボックスパターン内に
入るのを防止するフリンジを含むアライメントマークで
ある。
【0007】請求項1に記載された発明によれば、アラ
イメントマークは、その上に重ね合わせ層膜が形成され
る際に、その重ね合わせ層膜がマスクの重ね合わせを評
価するための基準ボックスパターン内に入るのを防止す
るフリンジを含むため、重ね合わせ層膜を形成した場合
にもマスクの重ね合わせを評価するパターンのエッジを
明確に認識できる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、半導体素子
製造のためのリソグラフィ工程におけるマスクの重ね合
わせを評価するためのアライメントマークであって、ボ
ックスパターンと、フリンジとを含むアライメントマー
クである。ボックスパターンは、重ね合わせを評価する
基準となる。また、フリンジは、重ね合わせ層膜が形成
される際に、ボックスパターンに重ね合わせ層膜が入る
のを防止する。
【0009】請求項2に記載された発明によれば、アラ
イメントマークは、マスクの重ね合わせを評価する基準
となるボックスパターンと、重ね合わせ層膜が形成され
る際に重ね合わせ層膜がボックスパターン内に入るのを
防止するフリンジとを含むため、重ね合わせ層膜を形成
した後もボックスパターンのエッジを明確に認識でき
る。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
記載されたアライメントマークにおいて、フリンジは、
基準層ボックスパターンの外側に設けられているアライ
メントマークである。請求項3に記載された発明によれ
ば、フリンジはボックスパターンの外側に設けられるた
め、ボックスパターンの形状を変化させることなく、重
ね合わせ層膜がボックスパターン内部に入るのを防止で
きるアライメントマークを容易に作製できる。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項3に
記載されたアライメントマークにおいて、フリンジは、
基準層ボックスパターンの4つの辺に対して設けられた
4つの領域から成るアライメントマークである。請求項
4に記載された発明によれば、重ね合わせ層膜がボック
スパターン内に入るのを防止するフリンジは、基準層ボ
ックスパターンの4つの辺に対して設けられるので、重
ね合わせ層膜がボックスパターン内に入るのを、より正
確に防止できる。
【0012】また、請求項5に係る発明は、請求項3に
記載されたアライメントマークにおいて、フリンジは、
基準層ボックスパターンの周囲に設けられた1つの領域
から成るアライメントマークである。請求項5に記載さ
れた発明によれば、重ね合わせ層膜がボックスパターン
内に入るのを防止するフリンジは、基準層ボックスパタ
ーンの周囲に形成されるため、重ね合わせ層膜がボック
スパターン内に入るのを、より確実に防止できる。
【0013】また、請求項6に係る発明は、請求項4ま
たは請求項5に記載されたアライメントマークにおい
て、フリンジと基準層ボックスパターンとの距離は、重
ね合わせ層膜の形成条件に応じて決定されるアライメン
トマークである。請求項6に記載された発明によれば、
重ね合わせ層膜がボックスパターンに入るのを防止する
フリンジと基準層ボックスパターンとの距離は、重ね合
わせ層膜の形成条件に応じて決定されるため、重ね合わ
せ層膜の形成条件が変化してもボックスパターン内に基
準膜が入ることがない。
【0014】また、請求項7に係る発明は、請求項4ま
たは請求項5に記載されたアライメントマークにおい
て、重ね合わせ層膜が基準層ボックスパターンに入るの
を防止するフリンジのサイズは、重ね合わせ層膜の膜厚
に応じて決定されるアライメントマークである。請求項
7に記載された発明によれば、フリンジのサイズは、重
ね合わせ層膜の膜厚により決定されるので、重ね合わせ
層膜の膜厚が異なるプロセスにもアライメントマークを
容易に適用できる。
【0015】また、請求項8に係る発明は、請求項1か
ら請求項7のいずれか1項に記載のアライメントマーク
を形成する工程を含む半導体素子の製造方法である。請
求項8に記載された発明によれば、重ね合わせ層膜がボ
ックスパターン内に入るのを防止するフリンジを含むア
ライメントマークを形成する工程を経て半導体素子が製
造されるので、マスクの重ね合わせが正確に行われ、歩
留まりの良い半導体素子を製造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
つつ説明する。図1を参照して、本願発明に係るアライ
メントマークについて説明する。アライメントマーク1
0は、基準ボックスパターン1と、フリンジ2A、2
B、2C、2Dとから成る。フリンジ2Aは、ボックス
パターン1の辺1Aに対して、フリンジ2Bは、ボック
スパターン1の辺1Bに対して、フリンジ2Cは、ボッ
クスパターンの辺1Cに対して、フリンジ2Dは、ボッ
クスパターン1の辺1Dに対して、それぞれ、設けられ
る(図1の(a))アライメントマーク10のA−B線
における断面構造は、図1の(b)を参照して、ボック
スパターン1に対応した凹部3とフリンジ2A、2Cに
対応した凹部4、4とから成り、凹部3と凹部4、4と
から成る。
【0017】フリンジ2A、2B、2C、2Dは、アラ
イメントマーク10上にAl等から成る重ね合わせ層膜
を形成した場合に、その重ね合わせ層膜がボックスパタ
ーン1内に入るのを防止する機能を果たすものである。
重ね合わせ層のAlが450〜550℃の高温スパッタ
リング法で、アライメントマーク10の形成された膜上
に形成される場合、アライメントマーク10上に堆積さ
れるAl膜は荒れた状態で流動的になり、ボックスパタ
ーン1内に不均一に入る。従って、本願発明において
は、ボックスパターン1の凹部3の外側に凹部4からな
るフリンジ2A、2B、2C、2Dを設けることによ
り、Al膜の形成時に、ボックスパターン1内に流入す
るAl膜の一部を凹部4に取り込むことにより、ボック
スパターン1の凹部3へAl膜の一部が入るのを防止す
ることを特徴とする。重ね合わせ層膜は、その形成条件
により流動的になったり、荒れを起こしたりする度合い
が異なるため、ボックスパターン1の各辺1A、1B、
1C、1Dとフリンジ2A、2B、2C、2Dとの距離
は、重ね合わせ層膜の形成条件に応じて決定される。重
ね合わせ層膜が流動的になったり、荒れを起こしたりす
る度合いが大きい場合には、ボックスパターン1の各辺
1A、1B、1C、1Dとフリンジ2A、2B、2C、
2Dとの距離は、長くなり、重ね合わせ層膜が流動的に
なったり、荒れを起こしたりする度合いが小さい場合に
は、ボックスパターン1の各辺1A、1B、1C、1D
とフリンジ2A、2B、2C、2Dとの距離は、短くな
る。また、重ね合わせ層膜がボックスパターン1内に入
るのを、より正確に防止するため、ボックスパターン1
の各辺1A、1B、1C、1Dの長さとフリンジ2A、
2B、2C、2Dの長さとは同じに設定される。更に、
フリンジ2A、2B、2C、2Dの面積(「サイズ」と
も言う。)は、形成される重ね合わせ層膜の膜厚に応じ
て決定される。これは、重ね合わせ層膜の膜厚が厚い場
合には、形成されたフリンジ2A、2B、2C、2Dで
は、重ね合わせ層膜がボックスパターン1内に入るのを
十分に防止できないからである。
【0018】半導体素子をウェハに形成し、第1層の配
線をした後、第2層の配線をする場合には、第1層の配
線上に絶縁膜を形成し、その絶縁膜に第1層の配線と第
2層の配線とのコンタクトホールを形成するためのパタ
ーニングが行われるが、このパターニングの際にアライ
メントマーク10も同時に形成される。従って、アライ
メントマーク10のボックスパターン1、およびフリン
ジ2A、2B、2C、2Dの深さは、形成される絶縁膜
の厚さと同じである。そこで、第1層の配線と第2層の
配線との間に絶縁膜を形成するときは、アライメントマ
ーク10上に形成される重ね合わせ層膜の形成条件、膜
厚等を考慮して重ね合わせ層膜がボックスパターン1内
に入るのを防止できるように絶縁膜の膜厚が決定され
る。また、ボックスパターン1の各辺1A、1B、1
C、1Dとフリンジ2A、2B、2C、2Dとの距離、
およびフリンジ2A、2B、2C、2Dの幅も、重ね合
わせ層膜の形成条件、膜厚等を考慮して決定される(フ
リンジ2A、2B、2C、2Dの長さは、ボックスパタ
ーン1の各辺1A、1B、1C、1Dの長さと同じに決
定されるので、重ね合わせ層膜の形成条件、膜厚等によ
り変化しない。)。かかる層間絶縁膜にアライメントマ
ーク10が形成されるときは、その各辺1A、1B、1
C、1Dの長さは、20μmである。また、絶縁膜の厚
さは、0.5μmであり、フリンジ2A、2B、2C、
2Dの幅は、1μmである。
【0019】図2を参照して、アライメントマーク10
上に重ね合わせ層膜が形成されるプロセスについて説明
する。図2の(a)は、アライメントマーク10が形成
されたときの平面図と、平面図のA−B線における断面
図を示すものである。図2の(a)のアライメントマー
ク上に、重ね合わせ層膜としてAl膜5が500℃のス
パッタリングにより形成される(図2の(b)参照)。
形成されたAl膜5のボックスパターン1領域でのエッ
ジ6はギザギザになっているが、そのギザギザは、殆ど
がボックスパターン1の外側で形成される。従って、A
−B線における断面図を参照すると、ボックスパターン
1に対応する凹部3、およびフリンジ2A、2Cに対応
する凹部4、4にAl膜5が形成され、凹部3の両端
7、8の上部には殆どAl膜5が形成されない。その結
果、ボックスパターン1の各辺1A、1B、1C、1D
を明確に認識することができる。アライメントマーク1
0上にAl膜5が形成された後、ボックスパターン1の
内部には、マスクの重ね合わせ評価用のレジスト9が形
成される。この場合、レジスト9がボックスパターン1
の中心部に形成されているか否かにより、マスクの重ね
合わせを評価するが、ボックスパターン1の各辺1A、
1B、1C、1Dを明確に認識できるので、本願発明に
係るアライメントマーク10を用いれば、その評価も容
易である。
【0020】図3を参照して、アライメントマーク10
を第1層の配線と第2層の配線との間に形成される絶縁
膜に形成するプロセスについて説明する。図3の(a)
は、ウェハに半導体素子を形成し、第1層の配線30、
30をした後、層間絶縁膜としてのSiO231を堆積
した状態を示したものである。その後、SiO231上
にレジスト32が塗布され(図3の(b)参照)、第1
層の配線30、30と第2層の配線とのコンタクトホー
ル、およびアライメントマーク10を形成するため、リ
ソグラフィによりレジスト32がパターニングされ、レ
ジスト32にパターン領域33、33、35、36、3
7が形成される(図3の(c)参照)。パターン領域3
3、33、35、36、37が形成されると、パターン
領域33、33、35、36、37から異方性エッチン
グ(RIE)によりSiO231がエッチングされ、コ
ンタクトホール34、34とアライメントマーク10の
ための凹部3、4、4が形成される(図3の(d)参
照)。その後、レジスト32を除去すると、SiO23
1にコンタクトホール34、34とアライメントマーク
10を形成した状態になる(図3の(e)参照)。更
に、その後、第2層の配線用の金属である膜5を形成す
る(図3の(f)参照)。膜5を形成した状態において
も凹部3の両端7、8の上部には、膜5が殆ど形成され
ておらず、その後、更に、パターニングのためのマスク
の位置合わせを行う際に、アライメントマーク10を基
準にしてマスクの重ね合わせの評価を容易に行うことが
できる。
【0021】図3においては、第1層の配線と第2層の
配線を行うプロセスを例にして、本願発明に係るアライ
メントマーク10を用いた半導体素子の製造プロセスを
説明したが、アライメントマーク10は、第1層の配線
と第2の配線を行うプロセスに限らず、いずれのプロセ
スにおいても使用できるものである。また、本願発明に
係るアライメントマークは、図1に示したものに限ら
ず、図4に示すアライメントマーク20であってもよ
い。アライメントマーク20は、ボックスパターン1
と、フリンジ21とから成る。アライメントマーク20
においては、フリンジ21がボックスパターン1の周囲
に設けられていることを特徴とする。かかる構成にする
ことにより、アライメントマーク20上に重ね合わせ層
膜を形成した場合に、重ね合わせ層膜がボックスパター
ン1内に入るのを、より確実に防止できる。アライメン
トマーク20においても、ボックスパターン1と、フリ
ンジ21との距離、およびフリンジ21の幅は、形成さ
れる重ね合わせ層膜の形成条件、および膜厚等に応じて
決定される。
【0022】アライメントマーク20のA−B線におけ
る断面構造は、ボックスパターン1に対応する凹部3
と、フリンジ21に対応する凹部4、4とから成り、図
1に示すアライメントマーク10と同じである。アライ
メントマーク20を用いた場合には、ボックスパターン
1内へ重ね合わせ層膜が入るのを、より確実に防止する
ことができる。また、アライメントマーク20は、図3
に示すプロセスと同様にして形成することができる。
【0023】また、本願においては、上記説明したアラ
イメントマーク10、または20を用いた半導体素子の
製造プロセスも対象とする。アライメントマーク10、
または20を用いたプロセスにより、リソグラフィ工程
におけるマスクの位置合わせを、正確に行うことがで
き、歩留まりの良い半導体素子を容易に作製することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るアライメントマークの平面図と
断面構造図である。
【図2】図1に示すアライメントマーク上に基準膜を形
成するプロセスを示す図である。
【図3】図1に示すアライメントマークを用いた半導体
素子の製造プロセスの一例である。
【図4】本願発明に係るアライメントマークの他の平面
図と断面図である。
【図5】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1・・・ボックスパターン 1A、1B、1C、1D・・・辺 2A、2B、2C、2D、21・・・フリンジ 3、4、33、35、36、37・・・凹部 5・・・膜 6、7、8・・・エッジ 9、32・・・レジスト 10、20・・・アライメントマーク 30・・・第1層配線 31・・・SiO2 34・・・コンタクトホール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子製造のためのリソグラフィ工
    程におけるマスクの重ね合わせを評価するための基準層
    ボックスと重ね合わせ層ボックスから成るボックスパタ
    ーンを有するアライメントマークにおいて、 前記アライメントマーク上に形成される重ね合わせ層膜
    が前記基準層ボックスパターン内に入るのを防止するフ
    リンジを含むアライメントマーク。
  2. 【請求項2】 半導体素子製造のためのリソグラフィ工
    程におけるマスクの重ね合わせを評価するためのアライ
    メントマークであって、 重ね合わせを評価する基準となるボックスパターンと、 基準に対する重ね合わせ層の膜が形成される際に、前記
    基準層ボックスパターンに前記重ね合わせ層膜が入るの
    を防止するフリンジとを含むアライメントマーク。
  3. 【請求項3】 前記フリンジは、前記基準層ボックスパ
    ターンの外側に設けられている請求項2記載のアライメ
    ントマーク。
  4. 【請求項4】 前記フリンジは、前記基準層ボックスパ
    ターンの4つの辺に対して設けられた4つの領域から成
    る請求項3記載のアライメントマーク。
  5. 【請求項5】 前記フリンジは、前記基準層ボックスパ
    ターンの周囲に設けられた1つの領域から成る請求項3
    記載のアライメントマーク。
  6. 【請求項6】 前記フリンジと前記基準層ボックスパタ
    ーンとの距離は、前記重ね合わせ層膜の形成条件に応じ
    て決定される請求項4または請求項5に記載のアライメ
    ントマーク。
  7. 【請求項7】 前記フリンジのサイズは、前記重ね合わ
    せ層膜の膜厚に応じて決定される請求項4または請求項
    5に記載のアライメントマーク。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載のアライメントマークを形成する工程を含む半導体
    素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005045218A (ja) * 2003-06-13 2005-02-17 Samsung Electronics Co Ltd オーバーレイキー、アラインキーを有する集積回路半導体素子およびその製造方法
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