JP2000021694A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000021694A
JP2000021694A JP10185455A JP18545598A JP2000021694A JP 2000021694 A JP2000021694 A JP 2000021694A JP 10185455 A JP10185455 A JP 10185455A JP 18545598 A JP18545598 A JP 18545598A JP 2000021694 A JP2000021694 A JP 2000021694A
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semiconductor device
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Naoto Koike
直人 小池
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップ状に切断した半導体装置の製造ロット、
ウエーハ番号、ウエーハ面内位置を、チップ単体の状態
でも画一的に認識できるようにする。 【解決手段】チップ状の半導体装置401に含まれる情
報記録領域402にロット製造番号を現す文字データ4
04,ウエーハ番号を現す整数データ405,ウエーハ
面内の横方向位置を現す整数データ406,ウエーハ面
内位置を示す整数データ407,408を2進数に変換
して“1”は切断、“0”は非切断の規則で記録する。 【効果】製造ロット、ウエーハ番号、ウエーハ面内位置
の情報を、チップ単体の状態でも画一的に認識できるよ
うになるため、切断後、あるいは完成後でも、そのウエ
ーハ製造工程等の履歴調査,ウエーハテスト時の実特性
データ対応がチップ単体の状態でも可能となり、その不
良原因の特定が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、ウエーハ状の半導体装置がどの製
造ロットのものであるか、またロット内のどのウエーハ
番号のものかを認識する手段としては、ウエーハ内の固
定された箇所にレーザ等により文字、コード等を刻印し
ている。樹脂封止した後のロット識別としては、樹脂表
面にレーザ,インク等により刻印して行っている。
【0003】チップがウエーハ面内のどの位置にあった
ものかを認識できるようにした例として、特開平5−3
15207号公報がある。以下、図1を用いてその構成
を説明する。半導体基板であるウエーハ面に形成される
チップ状の半導体装置における集積回路形成領域101
の周囲に少なくとも一つの位置情報記録用の情報記録領
域102を設け、この情報記録領域102にレーザ照射
等の方法で、ウエーハ内でのチップ位置識別番号をドッ
トマトリックスで記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ウエーハ状の半導体装
置の製造ロット番号、ウエーハ番号の認識を、ウエーハ
内の固定された箇所にレーザ等で文字、コード等を刻印
することにより行った場合、ウエーハの形態のままであ
れば認識可能であるが、チップ状に切断した後では、そ
の半導体装置の収納容器等への表示が必要であり、その
表示を紛失した場合には認識ができなくなる。また樹脂
封止した後のロット識別として、樹脂表面にレーザ,イ
ンク等の刻印で行った場合、樹脂表面を削ったり、解析
等の理由で樹脂剥離を行った場合、チップ単体での認識
ができなくなってしまう。
【0005】チップ状の半導体装置がウエーハ面内のど
の位置にあったものかを認識する方法として、特開平5
−315207号公報の内容を使用した場合、ウエーハ
面内のチップ位置をドットマトリックスで記録する為、
ウエーハ面内の横方向は横方向に配列されるチップ数
分、縦方向は縦方向に配列されるチップ数分のドットマ
トリックス領域が必要であり、特にチップサイズが小さ
くウエーハ内のチップ数が多くなった場合や、ウエーハ
口径が大きくなった場合、集積回路領域を減少させてし
まう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
半導体装置は、半導体基板であるウエーハ面に形成され
るチップ状の半導体装置における集積回路形成領域に製
造ロットの情報記録領域、ウエーハ番号の情報記録領域
のうち、少なくとも一つの情報記録領域を含むことを特
徴とする。
【0007】この発明によれば、チップ状に切断した後
でも、そのチップ状の半導体装置がどの製造ロットのも
のであるか、またどのウエーハ番号のものであるかを認
識することが可能になるため、チップ単体でもそのウエ
ーハ製造履歴を照合することが可能になるという効果を
奏する。
【0008】本発明の請求項2記載の半導体装置は、半
導体基板であるウエーハ面に形成されるチップ状の半導
体装置の内部に、ウエーハ面内位置情報を横方向及び縦
方向の位置を示す直線状に配列したヒューズアレイを切
断することにより記録することができることを特徴とす
る。
【0009】この発明によれば、チップ状に切断した後
でも、そのチップ状の半導体装置がウエーハ内のどの位
置にあったものかを認識することが可能になるため、チ
ップ単体でもそのウエーハ製造の面内傾向や実特性の面
内傾向と照合することが可能になる。また、1本または
2本の直線状に配列したヒューズアレイを使用するた
め、従来のドットマトリックス方法に比べ、小さい記録
領域面積で記録可能になるという効果を奏する。
【0010】本発明の請求項3記載の半導体装置は、請
求項1を満足し、かつウエーハ面内の位置情報を記録す
ることができる情報記録領域をもつことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、チップ状に切断された
半導体装置の製造ロット、ウエーハ番号、及びウエーハ
の面内位置を画一的に求めることが可能になるため、ウ
エーハ製造履歴上の面内傾向や、ウエーハテスト時の実
特性データ面内分布との対応等をチップ単体で照合する
ことが可能になるという効果を奏する。
【0012】
【作用】チップ状に切断した半導体装置がどの製造ロッ
トのものであるか、またロット内のどのウエーハ番号の
ものか、またウエーハ内のどの面内位置のものであるか
をチップ単体の状態で認識できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】(実施の形態1)図2は、請求項1記載の
発明に係わる半導体装置の構成を示す図である。チップ
状の半導体装置201に含まれる情報記録領域202に
おいて記録用ドット型ヒューズマトリックス203を配
置する。ロット製造番号を現す文字データ204、ウエ
ーハ番号を現す文字データ205をヒューズマトリクス
203上にそのまま判読可能な形となる様、ヒューズ2
06をレーザ光により切断して記録する。
【0015】(実施の形態2)図3は、請求項2記載の
発明に係わる半導体装置の構成を示す図である。チップ
状の半導体装置301に含まれる情報記録領域302に
おいて直線状に配置したウエーハ面内横方向位置記録用
ヒューズアレイ303と、直線状に配置したウエーハ面
内縦方向位置記録用ヒューズアレイ304を配置する。
それぞれのヒューズアレイのうち、ウエーハ面内原点か
らの距離をそれぞれのチップ数に換算して、ウエーハ面
内原点ヒューズ305,306からその数分離れたヒュ
ーズ307,308をレーザ光により切断して記録す
る。
【0016】(実施の形態3)図4は、請求項3記載の
発明に係わる半導体装置の構成を示す図である。チップ
状の半導体装置401に含まれる情報記録領域402に
おいて記録用ヒューズ403を配置する。記録する方法
は、ロット製造番号を現す文字データ404,ウエーハ
番号を現す整数データ405,ウエーハ面内の横方向位
置を現す整数データ406,ウエーハ面内の縦方向位置
を示す整数データ407をそれぞれ2進数データ40
8,409,410,411に変換する。その際、文字
データの場合はASCIIコードの一文字当たり8桁の
2進数に変換する。変換後のデータの“1”,“0”に
対応して、レーザ光により、“1”の場合は切断41
2、“0”の場合は非切断413という形でそれぞれの
記録領域414,415,416,417に記録する。
【0017】ここで、全てのヒューズの配置はできるだ
け直線状に並べ、ヒューズ切断能率が上がる様にするこ
とが望ましい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の半導体装置
の構成によれば、チップ状に切断した半導体装置がどの
製造ロットのものであるか、またどのウエーハ番号のも
のか、またウエーハ内のどの面内位置のものであるか
を、チップ単体の状態でも画一的に認識できるようにな
るため、樹脂封止後の電気的特性検査時の不良解析や客
先より返却された不良品の解析の際に、そのウエーハ製
造工程等の履歴調査,ウエーハテスト時の実特性データ
対応がチップ単体の状態でも可能となり、その不良原因
の特定が容易になる。
【0019】冗長救済を行う半導体記憶装置の場合、一
つの冗長救済工程内で同時に情報記録を行える為、新た
な工程追加を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術を示す図。
【図2】本発明の請求項1の実施の形態を示す図。
【図3】本発明の請求項2の実施の形態を示す図。
【図4】本発明の請求項3の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
101 集積回路形成領域 102 情報記録領域(ドットマトリックス) 103 原点ドット 104 位置ドット 105 電極パッド 201 チップ状の半導体装置 202 情報記録領域 203 ドットマトリックスヒューズアレイ 204 製造ロット文字データ 205 ウエーハ番号文字データ 206 ドット型ヒューズ 207 電極パッド 301 チップ状の半導体装置 302 情報記録領域 303 ウエーハ面内横方向位置情報記録領域 304 ウエーハ面内縦方向位置情報記録領域 305 ウエーハ面内横方向原点位置ヒューズ 306 ウエーハ面内縦方向原点位置ヒューズ 307 ウエーハ面内横方向位置ヒューズ 308 ウエーハ面内縦方向位置ヒューズ 309 電極パッド 401 チップ状の半導体装置 402 情報記録領域 403 情報記録用ヒューズ 404 製造ロット文字データ 405 ウエーハ番号(10進数) 406 ウエーハ面内横方向位置データ(10進
数) 407 ウエーハ面内縦方向位置データ(10進
数) 408 製造ロット文字のASCIIコード(2進
数) 409 ウエーハ番号(2進数) 410 ウエーハ面内横方向位置データ(2進数) 411 ウエーハ面内縦方向位置データ(2進数) 412 切断ヒューズ 413 非切断ヒューズ 414 製造ロット情報記録領域 415 ウエーハ番号情報記録領域 416 ウエーハ面内横方向位置情報記録領域 417 ウエーハ面内縦方向位置情報記録領域 418 電極パッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板であるウエーハ面に形成される
    チップ状の半導体装置の内部に、製造ロットの情報記録
    領域及びウエーハ番号の情報記録領域をもつ半導体装
    置。
  2. 【請求項2】半導体基板であるウエーハ面に形成される
    チップ状の半導体装置の内部に、ウエーハ面内位置情報
    を横方向及び縦方向の位置を示す直線状に配列したヒュ
    ーズアレイを切断することにより記録することができる
    領域をもつ半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1の内容を満足し、かつチップ状の
    半導体装置のウエーハ面内位置情報を記録する領域をも
    つ半導体装置。
JP10185455A 1998-06-30 1998-06-30 半導体装置 Withdrawn JP2000021694A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188301A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Seiko Instruments Inc 半導体装置の製造方法
KR101026312B1 (ko) 2007-09-20 2011-03-31 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 반도체 장치의 제조 방법
KR20150000739A (ko) * 2013-06-25 2015-01-05 삼성전자주식회사 반도체 패키지 및 그의 제조방법

Cited By (4)

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KR20150000739A (ko) * 2013-06-25 2015-01-05 삼성전자주식회사 반도체 패키지 및 그의 제조방법
KR102076047B1 (ko) 2013-06-25 2020-02-11 삼성전자주식회사 반도체 패키지 및 그의 제조방법

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Effective date: 20050906