JP2000020204A - スクリーンセーバ制御装置及びその装置での処理をコンピュータにて行わせるためのプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

スクリーンセーバ制御装置及びその装置での処理をコンピュータにて行わせるためのプログラムを格納した記憶媒体

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JP2000020204A JP18101898A JP18101898A JP2000020204A JP 2000020204 A JP2000020204 A JP 2000020204A JP 18101898 A JP18101898 A JP 18101898A JP 18101898 A JP18101898 A JP 18101898A JP 2000020204 A JP2000020204 A JP 2000020204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーンセーバ実行までの待ち時間をユー
ザの作業状態に応じて可変制御することのできるスクリ
ーンセーバ制御装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 スクリーンセーバ制御装置は、スクリー
ンセーバ画面が維持されている時間を計測する計時手段
と、計時手段にて計測された時間に基づいてスクリーン
セーバの実行待ち時間を制御する待ち時間制御手段とで
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーンセーバ
制御装置に係り、特に、スクリーンセーバの実行待ち時
間を制御するスクリーンセーバ制御装置に関する。ま
た、本発明は、そのようなスクリーンセーバ制御装置で
の処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを格
納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置に利用されるディスプ
レイ等の表示ユニットは、同一画面を長時間表示してい
ると、表示ユニットの電源を切ってもその同一画面の跡
が残ることがある。この現象は、「焼き付き」と呼ばれ
ている。コンピュータ装置には、この表示ユニットの焼
き付きを防ぐために、コンピュータ装置に一定時間操作
信号が入力されないと自動的に画面を暗くしたり、グラ
フィックを継続的に画面上で動かしたりするスクリーン
セーバ機能がある。
【0003】現在、スクリーンセーバ機能は、コンピュ
ータ装置に利用されるオペレーティングシステム(Op
erating System)に備えられていること
が多い。このスクリーンセーバ機能は、スクリーンセー
バの実行待ち時間をオペレーティングシステム上で設定
することにより、そのスクリーンセーバの実行待ち時間
にコンピュータ装置の入力ユニットである、例えば,キ
ーボード,マウス等から操作信号が入力されない場合に
表示ユニットの画面を、コンピュータ装置での処理に対
応する処理対応画面からスクリーンセーバ画面に切り換
える。
【0004】また、スクリーンセーバ機能は、表示ユニ
ットの画面がスクリーンセーバ画面に切り換わっている
状態でコンピュータ装置の入力ユニットに操作信号が入
力されると、表示ユニットの画面を直ちにスクリーンセ
ーバ画面から処理対応画面に切り換える。このような、
スクリーンセーバ機能は、画面の焼き付き防止のために
重要な機能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
スクリーンセーバ機能は、予めスクリーンセーバの実行
待ち時間をオペレーティングシステム上で設定しておく
必要がある。例えば、プログラム開発中等で思考時間が
長く、コンピュータ装置への操作信号の入力が少ない場
合には、予め設定しておいたスクリーンセーバの実行待
ち時間を経過してしまい、スクリーンセーバ機能を必要
としないときに処理対応画面からスクリーンセーバ画面
に切り換わってしまうという問題があった。
【0006】この場合、コンピュータ装置の使用者は、
表示ユニットの画面をスクリーンセーバ画面から処理対
応画面に切り換えるために、入力ユニットに操作信号を
入力しなければならず、作業効率の低下を招くという問
題があった。本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、本発明の第一の課題は、スクリーンセーバ実行まで
の待ち時間をユーザの作業状態に応じて可変制御するこ
とのできるスクリーンセーバ制御装置を提供することで
ある。
【0007】また、本発明の第二の課題は、そのような
スクリーンセーバ制御装置での処理をコンピュータに行
わせるためのプログラムを格納した記録媒体を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記第一の課題
を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるよう
に、コンピュータ装置での処理に対応する処理対応画面
が表示ユニットに表示された状態で、設定されたスクリ
ーンセーバの実行待ち時間に操作信号が前記コンピュー
タ装置に入力されないときに、前記表示ユニットの画面
を処理対応画面からスクリーンセーバ画面に切り換え、
その後、前記操作信号がコンピュータ装置に入力された
ときに前記表示ユニットの画面をスクリーンセーバ画面
から処理対応画面に復帰させるようにしたスクリーンセ
ーバ制御装置において、前記スクリーンセーバ画面が維
持されている時間を計測する計時手段と、前記計時手段
にて計測された時間に基づいて前記スクリーンセーバの
実行待ち時間を制御する待ち時間制御手段とを備えるよ
うに構成される。
【0009】このようなスクリーンセーバ制御装置で
は、処理対応画面が表示ユニットに表示された状態で、
設定されたスクリーンセーバの実行待ち時間に操作信号
がコンピュータ装置に入力されないと、表示ユニットの
画面を表示対応画面からスクリーンセーバ画面に切り換
える。その後、ユーザが処理対応画面を必要として何ら
かの操作を行って、その操作に基づいた操作信号がコン
ピュータ装置に入力されると、表示ユニットの画面がス
クリーンセーバ画面から処理対応画面に復帰される。
【0010】この時、スクリーンセーバ画面が維持され
ている時間(スクリーンセーバ画面の維持時間)が計測
される。そして、この計測されたスクリーンセーバ画面
の維持時間に基づいてスクリーンセーバの実行待ち時間
が変更される。前記のように、表示ユニットの画面が処
理対応画面に復帰された後、変更されたスクリーンセー
バの実行待ち時間に操作信号がコンピュータ装置に入力
されなければ、再度、処理対応画面からスクリーンセー
バ画面に切り換えられる。
【0011】スクリーンセーバ画面に切り換えられてか
ら、ユーザの操作に基づいた操作信号がコンピュータ装
置に入力されるまでの時間がスクリーンセーバ画面の維
持時間となる。このスクリーンセーバ画面の維持時間が
極端に短いと、ユーザは本来スクリーンセーバ画面を必
要とせず、処理対応画面を見ながらの作業を継続したか
ったと見なすことができる。一方、スクリーンセーバ画
面の維持時間が長い場合、ユーザの処理対応画面を見な
がらの作業が少ないと見なすことができる。
【0012】このように、スクリーンセーバ画面の維持
時間は、コンピュータ装置を用いたユーザの作業状態を
反映している。従って、このスクリーンセーバ画面の維
持時間に基づいてスクリーンセーバの実行待ち時間を制
御することにより、このスクリーンセーバの実行待ち時
間は、ユーザの作業状態を反映したものとなる。ユーザ
が本来スクリーンセーバ画面を必要としなかったと見な
すことができる場合には、できるだけ処理対応画面の表
示時間を長くするという観点から、本発明は、請求項2
に記載されるように、前記スクリーンセーバ制御装置に
おいて、前記待ち時間制御手段は、計測された時間が予
め定めた第一の基準時間より短い場合に、前記スクリー
ンセーバの実行待ち時間を長くする待ち時間延長手段を
備えるように構成することができる。
【0013】このようなスクリーンセーバ制御装置によ
れば、計測された時間(スクリーンセーバ画面の維持時
間)が第一の基準時間より短い場合は、スクリーンセー
バの実行待ち時間が長くされる。その結果、処理対応画
面の表示時間が長くなる。前記第一の基準時間は、ユー
ザがスクリーンセーバ画面を必要としなかったと見なす
ことのできるスクリーンセーバ画面の維持時間(僅かな
維持時間)に基づいて定められる。
【0014】一方、ユーザが作業を行っていない場合
は、できるだけスクリーンセーバ画面に切り換えておく
ことが表示ユニットの焼き付きを防止する観点から望ま
しい。ユーザの処理対応画面を見ながらの作業が少ない
と見なすことができる場合は、できるだけ早くスクリー
ンセーバ画面に切り換えることができるようにするとい
う観点から、本発明は、請求項3に記載されるように、
前記各スクリーンセーバ制御装置において、前記待ち時
間制御手段は、計測された時間が予め定めた第二の基準
時間より長い場合に、前記スクリーンセーバの実行待ち
時間を短くする待ち時間短縮手段を備えるように構成す
ることができる。
【0015】このようなスクリーンセーバ制御装置で
は、計測されたスクリーンセーバ画面の維持時間が第二
の基準時間より長い場合は、スクリーンセーバの実行待
ち時間が短くされる。その結果、コンピュータ装置に操
作信号の入力がない場合は、比較的早くスクリーンセー
バ画面に切り換わる。前記第二の基準時間は、ユーザが
スクリーンセーバ画面を必要としなかったと見なすこと
のできるスクリーンセーバ画面の維持時間より長い時間
に適宜決定される。
【0016】コンピュータ装置が備える時計機能を用い
て、スクリーンセーバ画面の維持時間を計測する計時手
段を簡単に構成するという観点から、本発明は、請求項
4に記載されるように、前記各スクリーンセーバ制御装
置において、前記計時手段は、処理対応画面からスクリ
ーンセーバ画面に切り換わった第一の時刻を取得する第
一の時刻取得手段と、前記スクリーンセーバ画面から処
理対応画面に復帰した第二の時刻を取得する第二の時刻
取得手段と、前記第一の時刻取得手段及び第二の時刻取
得手段にてそれぞれ取得された前記第一及び第二の時刻
からスクリーンセーバ画面が維持されていた時間を演算
する時間演算手段とを備えるように構成することができ
る。
【0017】このようなスクリーンセーバ制御装置によ
れば、コンピュータ装置が最初から備える時計機能によ
りスクリーンセーバ画面の維持時間が計測される。その
結果、計時手段が簡単に構成される。また、上記第二の
課題を解決するため、本発明は、請求項5に記載される
ように、コンピュータ装置での処理に対応する処理対応
画面が表示ユニットに表示された状態で、設定されたス
クリーンセーバの実行待ち時間に操作信号が前記コンピ
ュータ装置に入力されないときに、前記表示ユニットの
画面を処理対応画面からスクリーンセーバ画面に切り換
え、その後、前記操作信号がコンピュータ装置に入力さ
れたときに前記表示ユニットの画面をスクリーンセーバ
画面から処理対応画面に復帰させるようにしたスクリー
ンセーバ制御装置での処理を当該コンピュータ装置に行
わせるためのプログラムを格納した記録媒体において、
前記スクリーンセーバ画面が維持されている時間を計測
する計時手順と、前記計時手順にて計測された時間に基
づいて前記スクリーンセーバの実行待ち時間を制御する
待ち時間制御手順とを備えたプログラムを格納するよう
に構成される。
【0018】なお、このプログラムを格納する記録媒体
は、CD−ROM、フロッピーディスク、光磁気ディス
ク(MO)等の様に情報を磁気的に記憶する磁気記録媒
体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に
記録する半導体メモリ等、様々のタイプの記録媒体を用
いることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の一
形態に係るスクリーンセーバ制御装置を実現するコンピ
ュータ装置のハードウエアの構成図を示す。スクリーン
セーバとは、コンピュータ装置に利用されるディスプレ
イ等の表示ユニットに長時間同一画面を表示すると、表
示ユニットの電源を切ってもその同一画面の跡が残る表
示ユニットの焼き付き現象を防ぐための機能である。
【0020】スクリーンセーバ機能は、予めスクリーン
セーバの実行待ち時間を設定しておき、そのスクリーン
セーバの実行待ち時間の間にコンピュータ装置に入力が
ないと、自動的に画面を暗くしたり、所定のグラフィッ
クを断続的に画面上で動かしたりするスクリーンセーバ
画面に切り換えることで表示ユニットの焼き付きを防止
している。
【0021】図1において、このコンピュータ装置10
は、それぞれバスBで相互に接続されている入力ユニッ
ト20と,表示ユニット30と,ドライブユニット40
と,記録媒体50と,補助記憶ユニット60と、メモリ
ユニット70と、演算処理ユニット80とで構成され
る。入力ユニット20は、コンピュータ装置10の使用
者が操作するキーボード及びマウス等で構成され、コン
ピュータ装置10に各種操作信号を入力するために用い
られる。
【0022】表示ユニット30は、処理対応画面時にコ
ンピュータ装置10を操作するのに必要な各種ウィンド
ウやデータ等を表示し、所定の時間コンピュータ装置1
0に入力操作がないとスクリーンセーバ画面を表示す
る。スクリーンセーバ制御装置に関するプログラムは、
例えば、CD−ROM等の記録媒体50によって提供さ
れる。スクリーンセーバ制御装置に関するプログラムを
格納した記録媒体50は、ドライブユニット40にセッ
トされ、プログラムが記録媒体50からドライブユニッ
ト40を介して補助記憶ユニット60にインストールさ
れる。
【0023】補助記憶ユニット60は、インストールさ
れたスクリーンセーバ制御装置に関するプログラムを格
納すると共に、必要なファイル,データ及びスクリーン
セーバのグラフィックデータ等を格納する。メモリユニ
ット70は、コンピュータ装置10の起動時に補助記憶
ユニット60からスクリーンセーバ制御装置に関するプ
ログラムを読み出し、記憶する。
【0024】演算処理ユニット80は、メモリユニット
70に読み出され記憶されたスクリーンセーバ制御装置
に関するプログラムに従って、スクリーンセーバ制御装
置に係る処理を実行する。上記スクリーンセーバ制御装
置に係るプログラムは、コンピュータ装置10の使用者
がスクリーンセーバの実行待ち時間の間に入力ユニット
20から操作データを入力せず、処理対応画面からスク
リーンセーバ画面に切り換えられたスクリーンセーバ開
始の時刻と、その後、コンピュータ装置10のユーザが
入力ユニット20から操作データを入力し、スクリーン
セーバ画面から処理対応画面に切り換えられたスクリー
ンセーバ解除の時刻とをオペレーティングシステム又は
ハードウエアから供給される。
【0025】上記、処理対応画面からスクリーンセーバ
画面に切り換えられた時刻と、スクリーンセーバ画面か
ら処理対応画面に切り換えられた時刻とに基づいて、ス
クリーンセーバ画面の維持時間を計測し、そのスクリー
ンセーバ画面の維持時間によりコンピュータ装置10の
ユーザの作業状態を判断する。例えば、スクリーンセー
バ画面の維持時間が極端に短い場合、ユーザは処理対応
画面を見ながら作業を行っており、引き続き処理対応画
面を見ながら作業を行うために操作信号を入力してスク
リーンセーバ画面から処理対応画面に復帰させたとみな
すことができる。要するに、ユーザは、スクリーンセー
バを必要としていなかったとみなすことができ、スクリ
ーンセーバの実行待ち時間を長く設定する。一方、スク
リーンセーバ画面の維持時間が長い場合、ユーザの処理
対応画面を見ながら行う作業が少ないと見なすことがで
きる。要するに、処理対応画面からスクリーンセーバに
切り換えて、表示ユニット30の焼き付きを防止するた
めに、スクリーンセーバの実行待ち時間を短く設定す
る。
【0026】以上のように、コンピュータ装置10のユ
ーザがスクリーンセーバ機能を必要としていたか否がを
判断し、適切にスクリーンセーバの実行待ち時間を設定
する。上記スクリーンセーバの実行待ち時間を設定する
スクリーンセーバ制御装置の処理は、例えば、補助記憶
ユニット60にインストールされたスクリーンセーバ制
御装置に関するプログラムがメモリユニット70に読み
出され、演算処理装置80により図2に示す手順に従っ
て実行される。
【0027】図2において、スクリーンセーバの実行待
ち時間の間に入力ユニット20から操作データが入力さ
れないと、演算処理ユニット80は、表示ユニット30
を処理対応画面からスクリーンセーバ画面に切り換え、
ハードウエア又はオペレーティングシステムから供給さ
れるスクリーンセーバが開始された時刻t1をメモリユ
ニット70に格納する(S1)。
【0028】スクリーンセーバが開始された後、コンピ
ュータ装置10の入力ユニット20から操作データが入
力されると、演算処置ユニット80は、表示ユニット3
0をスクリーンセーバ画面から処理対応画面に切り換
え、ハードウエア又はオペレーティングシステムから供
給されるスクリーンセーバが解除された時刻t2をメモ
リ70に格納する(S2)。
【0029】続いて、演算処理ユニット80は、スクリ
ーンセーバが開始された時刻t1とスクリーンセーバが
解除された時刻t2とをメモリユニット70から読み出
し、以下の式(1)によりスクリーンセーバ画面の維持
時間tを算出する。(S3) t=t2−t1・・・・・ (1) 次に、スクリーンセーバの実行待ち時間を可変にする機
能を使用するか否かを示すフラグFの状態を判定する
(S4)。このフラグFは、例えば、システムの種々の
条件を設定する際に、その状態が設定される。例えば、
当該機能を使用する場合は、フラグFが”1”に設定さ
れ、当該機能を使用しない場合は、フラグFが”0”に
設定される。
【0030】前記フラグFが”1”に設定されていると
判定すると(S4においてYES)、前記のように演算
されたスクリーンセーバ画面の維持時間t(=t2−t
1)が予め定められた所定時間bより大きいか否かが判
定される(S5)。この所定時間bは、次のような観点
から決定される。ユーザは、コンピュータ装置を用いて
作業を行っている際、処理対応画面を見ながら特に操作
を行わずに表示内容について検討している場合がある。
このような場合であっても、スクリーンセーバの実行待
ち時間が経過すると、処理対応画面からスクリーンセー
バ画面に切り換えられる。その際、ユーザは、作業中で
あるので切り換えられたスクリーンセーバ画面からすぐ
に処理対応画面に復帰させるために、適当な入力操作
(マウスの操作等)を行う。
【0031】このように、スクリーンセーバ画面に切り
換えられてから僅かな時間で処理対応画面に復帰した場
合は、ユーザは本来スクリーンセーバを必要としなかっ
たと判定することができる。このことから、前記所定時
間bは、ユーザがスクリーンセーバを必要でなかったと
見なすことのできるスクリーンセーバ画面に切り換えら
れてから処理対応画面に復帰するまでの時間(スクリー
ンセーバ画面の維持時間)、例えば、1秒程度に設定す
る。
【0032】前記のように演算されたスクリーンセーバ
の維持時間tが所定時間bより短いと判定されると(S
5においてNO)、ユーザは本来スクリーンセーバ画面
に切り換わってほしくなかったものとして、以下の式
(2)により、スクリーンセーバの待ち時間Wが時間a
(例えば300秒)だけ増加される(S7)。 W=W+a・・・・・ (2) 一方、スクリーンセーバ画面の維持時間tが所定時間b
より長いと判定されると(S5においてYES)、更
に、当該維持時間tが所定時間sより長いか否かが判定
される(S6)。この所定値sは、前記所定時間bより
大きな値に設定され、後述するように、スクリーンセー
バの実行待ち時間Wの減少単位時間としても用いられ、
例えば、60秒に設定される。
【0033】ここで、前記スクリーンセーバ画面の維持
時間tが当該所定時間sより長いと判定されると(S6
においてYES)、更に、現在のスクリーンセーバの実
行待ち時間Wが当該所定時間sより大きいか否かが判定
され(S8)、大きいと判定されると、以下の式(3)
により、スクリーンセーバの実行待ち時間Wが時間sだ
け減少される(S9)。
【0034】W=W−s・・・・・ (3) スクリーンセーバ画面に切り換わってから、ユーザが操
作入力を行って、スクリーンセーバ画面から処理対応画
面に復帰される毎に、前記処理が繰り返される。その過
程で、計測されるスクリーンセーバ画面の維持時間tが
所定時間bより短い場合には、ユーザが本来スクリーン
セーバ画面を必要としないと見なし、時間aを単位にス
クリーンセーバの実行待ち時間Wが順次増加される。こ
の場合、処理対応画面の継続時間が順次長くなる。
【0035】一方、計測されるスクリーンセーバ画面の
維持時間tが所定時間sより長い場合、表示ユニットの
焼き付き防止が重視され、時間sを単位にしてスクリー
ンセーバの実行待ち時間Wが順次減少される。この場
合、処理対応画面が継続される時間が順次短くなる。こ
のように、スクリーンセーバの実行待ち時間が制御され
ることにより、ユーザがスクリーンセーバを必要としな
いと見なせる場合は、処理対応画面の表示時間が長くな
り、ユーザはコンピュータ装置を用いてより効率的な作
業を行うことができる。また、必ずしもユーザがスクリ
ーンセーバ画面を必要としないと見なせない、即ち、処
理対応画面を見ながら行う作業が少ないと見なせる場合
は、表示ユニットの焼き付きを防止することを優先させ
るように、より早いタイミングで処理対応画面からスク
リーンセーバ画面への切り換えが行われるようになる。
【0036】なお、前記処理の過程で、当該スクリーン
セーバの実行待ち時間の可変機能を使用しないとして、
フラグFが”0”に設定されている場合は(S4におい
てNO)、スクリーンセーバ画面の維持時間tの測定は
なされるものの(S1乃至S3)、以後の処理は行われ
ない。また、測定されたスクリーンセーバ画面の継続時
間tが所定時間sより小さい場合(S6においてN
O)、特に、スクリーンセーバの実行待ち時間Wが変更
されることなく、処理は終了する。さらに、スクリーン
セーバの実行待ち時間Wがその減少の単位時間sよりも
小さい状態では(S8においてNO)、それ以上の減算
処理は行われない。
【0037】なお、上記例において、図1に示す補助記
憶ユニット60が格納手段に対応する。図2に示す処理
のうち、ステップ(S1)での処理が第一の時刻取得手
段に対応し、ステップ(S2)での処理が第二の時刻取
得手段に対応し、ステップ(S3)での処理が時間演算
手段に対応し、ステップ(S7)での処理が待ち時間延
長手段に対応し、ステップ(S9)での処理が待ち時間
短縮手段に対応し、ステップ(S4乃至S9)での処理
が待ち時間制御手段に対応する。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、請求項1乃至4記載の本発
明によれば、スクリーンセーバ画面の維持時間に基づい
てユーザがスクリーンセーバを必要としているか否かを
判定することができるので、当該スクリーンセーバ画面
の維持時間に基づいて処理対応画面からスクリーンセー
バ機能への切り換えのタイミングを制御することによ
り、スクリーンセーバの実行待ち時間はユーザの作業状
態を反映したものとなる。
【0039】また、請求項5記載の本発明によれば、こ
のようにスクリーンセーバ制御装置での処理をコンピュ
ータに行わせるためのプログラムを格納した記録媒体を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るスクリーンセーバ
制御装置を実現するコンピュータ装置のハードウエアの
構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るスクリーンセーバ
制御装置を実現するコンピュータ装置の処理手順のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ装置 20 入力ユニット 30 表示ユニット 40 ドライブユニット 50 記録媒体 60 補助記憶ユニット 70 メモリユニット 80 演算処理ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ装置での処理に対応する処
    理対応画面が表示ユニットに表示された状態で、設定さ
    れたスクリーンセーバの実行待ち時間に操作信号が前記
    コンピュータ装置に入力されないときに、前記表示ユニ
    ットの画面を処理対応画面からスクリーンセーバ画面に
    切り換え、その後、前記操作信号がコンピュータ装置に
    入力されたときに前記表示ユニットの画面をスクリーン
    セーバ画面から処理対応画面に復帰させるようにしたス
    クリーンセーバ制御装置において、 前記スクリーンセーバ画面が維持されている時間を計測
    する計時手段と、 前記計時手段にて計測された時間に基づいて前記スクリ
    ーンセーバの実行待ち時間を制御する待ち時間制御手段
    とを備えたスクリーンセーバ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクリーンセーバ制御装
    置において、 前記待ち時間制御手段は、計測された時間が予め定めた
    第一の基準時間より短い場合に、前記スクリーンセーバ
    の実行待ち時間を長くする待ち時間延長手段を備えたス
    クリーンセーバ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のスクリーンセーバ
    制御装置において、 前記待ち時間制御手段は、計測された時間が予め定めた
    第二の基準時間より長い場合に、前記スクリーンセーバ
    の実行待ち時間を短くする待ち時間短縮手段を備えたス
    クリーンセーバ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか記載のスクリー
    ンセーバ制御装置において、 前記計時手段は、処理対応画面からスクリーンセーバ画
    面に切り換わった第一の時刻を取得する第一の時刻取得
    手段と、 前記スクリーンセーバ画面から処理対応画面に復帰した
    第二の時刻を取得する第二の時刻取得手段と、 前記第一の時刻取得手段及び第二の時刻取得手段にてそ
    れぞれ取得された前記第一及び第二の時刻からスクリー
    ンセーバ画面が維持されていた時間を演算する時間演算
    手段とを備えたスクリーンセーバ制御装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータ装置での処理に対応する処
    理対応画面が表示ユニットに表示された状態で、設定さ
    れたスクリーンセーバの実行待ち時間に操作信号が前記
    コンピュータ装置に入力されないときに、前記表示ユニ
    ットの画面を処理対応画面からスクリーンセーバ画面に
    切り換え、その後、前記操作信号がコンピュータ装置に
    入力されたときに前記表示ユニットの画面をスクリーン
    セーバ画面から処理対応画面に復帰させるようにしたス
    クリーンセーバ制御装置での処理を当該コンピュータ装
    置に行わせるためのプログラムを格納した記録媒体にお
    いて、 前記スクリーンセーバ画面が維持されている時間を計測
    する計時手順と、 前記計時手順にて計測された時間に基づいて前記スクリ
    ーンセーバの実行待ち時間を制御する待ち時間制御手順
    とを備えたプログラムを格納した記録媒体。
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KR100512561B1 (ko) * 2003-01-15 2005-09-05 엘지전자 주식회사 화면보호기 작동을 예고할 수 있는 영상표시기기 및 그 방법
JP2014126705A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Fuji Electric Co Ltd 画面表示制御装置、画面表示制御方法及び画面表示制御プログラム
CN113205774A (zh) * 2021-04-30 2021-08-03 深圳创维-Rgb电子有限公司 Oled屏体的通道防残影方法、装置、显示设备及介质

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