JP2000019343A - 光導波路素子 - Google Patents

光導波路素子

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JP2000019343A
JP2000019343A JP10187644A JP18764498A JP2000019343A JP 2000019343 A JP2000019343 A JP 2000019343A JP 10187644 A JP10187644 A JP 10187644A JP 18764498 A JP18764498 A JP 18764498A JP 2000019343 A JP2000019343 A JP 2000019343A
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optical waveguide
substrate
optical
groove
waveguide device
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Akira Tomaru
暁 都丸
Makoto Hikita
真 疋田
Saburo Imamura
三郎 今村
Kouji Enbutsu
晃次 圓佛
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバとの光接続の高精度化,容易化、
接続コストの低減化が図れる光導波路素子の提供。 【解決手段】 基板の一表面に光導波路を有し、かつ前
記光導波路の端面には無調芯接続するためのガイドピン
を使用して光ファイバが光学的に接続される光導波路素
子であって、前記基板の一表面には前記ガイドピンを挿
入する溝が前記基板の縁から基板の内方に向かって1乃
至複数本設けられているとともに、前記溝に対面する溝
を有する上蓋が前記基板に接着固定され、前記基板の溝
と前記上蓋の溝とによって前記ガイドピンを挿入するガ
イド孔を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光導波路素子に係わ
り、一般光学や微小光学分野で、また、光通信や光情報
処理の分野で用いられる種々の光集積回路あるいは光素
子の接続、さらには光インタコネクション分野での配線
用のボード上での光素子接続に適用して有効な簡便な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光情報処理・光通信分野で用いる光導波
路は、集積化,微小化,高機能化,低価格化をめざして
近年検討が盛んになってきている。実際に、光導波路に
石英ガラスを用いた石英系光配線用光導波路素子が光通
信分野の一部では実用化されるに至っている。(文献:
河内正夫,NTT R&D vol.43 No.11 p.101(199
4))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】安価な材料を用いて、
簡便な作製法が選択できる高分子光導波路の検討も盛ん
である。しかしながら、特に光接続については位置合わ
せ等の難しさもあり、実際に用いるデハイスにするには
高価な装置を用いて光ファイバ,受発光素子との接続を
行う必要があった。
【0004】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、高性能で低価格しかも簡便な
光接続を満足する光導波路素子を提供することにある。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0007】(1)基板の一表面にコアとクラッドから
なる光導波路を有し、かつ前記光導波路の端面には無調
芯接続するためのガイドピンを使用して光ファイバが光
学的に接続される光導波路素子であって、前記基板の一
表面または前記一表面上に形成された樹脂層表面には前
記ガイドピンを挿入する溝が前記基板の縁側から基板の
内方に向かって1乃至複数本設けられているとともに、
前記溝に対面する溝を有する上蓋が前記基板に接着固定
され、前記基板の溝と前記上蓋の溝とによって前記ガイ
ドピンを挿入するガイド孔を構成している。前記基板に
設けられた溝は前記光導波路の両側に沿って設けられて
いる。前記上蓋の前記基板に対面する接着面には接着材
の余剰分を溜める溝が設けられている。前記基板はシリ
コンからなり、前記基板に設けられた溝はシリコンの異
方性エッチングによって形成された溝である。前記光導
波路のコアおよびクラッドは紫外線硬化エポキシ樹脂ま
たはシリコーン樹脂で構成されている。前記上蓋はガラ
ス,結晶性ガラス,プラスチック,シリコンのうちのい
ずれかで構成されている。
【0008】(2)前記手段(1)の構成において、前
記樹脂層は紫外線硬化樹脂または熱硬化樹脂からなる樹
脂層であり、この樹脂層に設けられる前記溝は転写法に
よって形成された溝である。
【0009】(3)前記手段(1)の構成において、前
記光導波路のコアは重水素化または一部重水素化された
ポリメチルメタクリレートもしくはポリメチルメタクリ
レートで構成され、前記クラッドは紫外線硬化性樹脂ま
たはフッ素化重水素化されたポリメタクリレートで構成
されている。
【0010】前記(1)の手段によれば、光導波路素子
の光導波路の端面に光ファイバを光学的に接続する場
合、光導波路素子の基板および上蓋に設けられた溝によ
って形成されたガイド孔に、光ファイバを無調芯接続す
るためのガイドピンが挿入できることから、(a)この
ガイドピンを利用して光ファイバの先端に固定されたコ
ネクタ(MTコネクタ)を接続でき、光ファイバと光導
波路との高精度の光接続が達成できる。
【0011】(b)光導波路素子のガイド孔にガイドピ
ンを挿入し、かつ光ファイバが接続されたコネクタを前
記ガイドピンを利用して無調芯接続するため光接続作業
が容易になる。
【0012】(c)光導波路素子は、基板に溝を設ける
とともに、この基板に前記基板に設けた溝に対応するよ
うに形成した溝を有する上蓋を接着材で接着固定して前
記両溝によってガイド孔を構成した構造であることか
ら、部品点数の低減とも相俟って光導波路素子の製造コ
ストの向上が達成できる。
【0013】(d)上蓋の接着面には余剰接着材を溜め
る溝が設けられていることから、基板に上蓋を接着材で
接着した際、余剰の接着材は溜め部となる溝内に入り、
この結果、ガイドピンが確実に挿入できるガイド孔の形
成が可能になる。
【0014】(e)前記(b)および(c)により、光
接続コストの低減が可能になり、光導波路素子を組み込
んだ光デバイス,光モジュール,光システムのコストの
低減も達成できる。
【0015】(f)光導波路素子としては、上蓋を設け
ない構造のものでも、ガイドピンの挿入により光ファイ
バを接続したコネクタの接続も可能である。
【0016】前記(2)の手段によれば、前記(1)の
手段と同様に、(a)光導波路と光ファイバとの高精度
の光接続化、(b)光接続の容易化、(c)簡素な構造
による光接続コストの低減化が達成できる。
【0017】前記(3)の手段によれば、前記(1)の
手段と同様に、(a)光導波路と光ファイバとの高精度
の光接続化、(b)光接続の容易化、(c)簡素な構造
による光接続コストの低減化が達成できる。
【0018】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、図面を参照して
本発明の実施の形態(実施形態)および実施例を詳細に
説明する。なお、実施形態および実施例を説明するため
の全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0019】(実施形態1)図1乃至図7は、本発明の
一実施形態(実施形態1)である光導波路素子に係わる
図である。
【0020】本実施形態1の光導波路素子1は、図1に
示すように、基板2の一表面(主面)に2本の光導波路
3を有している。2本の光導波路3は屈曲したパターン
からなり、基板2の一端側では相互に離れて位置し、他
端側では近接している。これは、基板2の一端側では2
本の光導波路3はそれぞれ図示しない別々のコネクタを
介して光ファイバに光学的に接続され、他端側(背面
側)では単一のコネクタを介して2本の光導波路3が光
ファイバに接続されるようになる例であるからである。
【0021】また、これが本発明の特徴の一つである
が、基板2の一端側では各光導波路3の両側にそれぞれ
溝4が設けられているとともに、他端側では2本の光導
波路3の両側に前記と同様の溝4が設けられている。換
言するならば、基板2の一端側では、1本の光導波路3
が単位接続系を構成し、他端側では2本の光導波路3で
単位接続系を構成する。そして、単位接続系の幅(コネ
クタの幅)に応じて一対の溝4の間隔は異なるが、各単
位接続系の両側にそれぞれ溝4が設けられる構成になっ
ている。
【0022】前記溝4は、光ファイバを光導波路に無調
芯接続するためのガイドピン5を挿入する溝である。ガ
イドピン5はコネクタに設けられたピンであり、本実施
形態1ではコネクタはたとえばMTコネクタが使用され
る。
【0023】光導波路3は、図2に示すような断面構造
になっている。すなわち基板2の主面に形成された下ク
ラッド層(下クラッド)6と、前記下クラッド6上の中
央に設けられたコア層(コア)7と、前記コア7を覆う
ように前記下クラッド6上に形成された上クラッド層
(上クラッド)8とによって形成されている。光導波路
3は、基板の材質等の関係で下クラッドとコアまたはコ
アと上クラッドの構造の場合もあり得る。
【0024】光導波路素子1は、図1の状態でも提供で
きるが、図4に示す構造でも提供できる。すなわち、図
4の光導波路素子1は、前記基板2の光導波路3の端部
分に上蓋10が接着固定された構成になっている。上蓋
10の接着面には前記基板2の溝4に対応する溝11
(図5参照)が形成されていて、基板2の溝4との間で
前記ガイドピン5を挿入するガイド孔12を構成してい
る。
【0025】また、上蓋10はその接着面に余剰の接着
材を溜める溝13が設けられている。この溝13は前記
ガイド孔12の形成を確実にするために余剰接着材を溜
める空間となる。本実施形態1では、図5の裏返し状態
の斜視図で示すように、上蓋10の接着面には前記基板
2の溝4に対応する溝11が平行に設けられているか、
これらの溝11の間に2本の余剰の接着材を溜める溝1
3が溝11に平行に2本設けられている。
【0026】図7は基板2に上蓋10を接着材14で接
着した模式的拡大断面図である。同図に示すように、接
着材14で基板2に上蓋10を接着した際、前記溝13
は接着材14の余剰分を溜める溝となり、基板2の溝4
と上蓋10の溝11とによって形成されるガイド孔12
に接着材14が入り込まないように作用し、ガイド孔1
2を損傷させなくなる。この結果、このガイド孔12に
は、MTコネクタのガイドピン5が確実に挿入できるよ
うになる。
【0027】つぎに、光導波路素子1の製造方法につい
て説明する。図3(a)に示すように、基板2を用意し
た後、基板2の主面に溝4を形成する。前記基板2はシ
リコン板,ガラス板,結晶性ガラス板,プラスチック板
等が使用される。
【0028】本実施形態1では、たとえば、シリコン基
板を用いる。シリコン基板の場合、前記溝4は常用のフ
ォトリソグラフィ技術と異方性エッチングによって形成
される。シリコン基板の主面の結晶面を選択することに
より、図3(a)および図1に示すように、逆台形断面
の溝4を作製することができる。この逆台形断面の溝の
頂角は70度程度である。フォトリソグラフィ技術によ
ることから、溝は任意の場所に正確にかつ再現性よく形
成できる。
【0029】溝付き基板は他の方法によっても製造する
ことができる。すなわち、V溝付き基板を製造するに
は、平坦な表面の基板に、平坦な表面に転写したいV溝
と同じ形状のV字状突起を有する透明な金型を平行に対
向させて、両者の間隙に光硬化性樹脂を満たして金型を
通して光照射して樹脂を硬化させる方法をとることがで
きる。また、樹脂に熱硬化性樹脂を用いる場合には金型
が透明である必要はない(特願平7-130795号公報)。
【0030】また、他の溝付き基板の製造方法として
は、異方性エッチングして溝を形成した前記シリコン基
板を光硬化性樹脂を用いて2回転写することによっても
溝付き基板を形成することができる。
【0031】また、他の溝付き基板の製造方法として
は、異方性エッチングしたシリコン基板をマスターとし
てめっきし、金型とし、射出成形によって作製してもよ
い。
【0032】つぎに、図3(b)に示すように、基板2
の主面に2本の光導波路3を形成する。たとえば、所定
の屈折率の透明な感光性樹脂を塗布した後、所望のパタ
ーンのマスクを通して光照射してパターン潜像を形成
し、未照射部分を溶媒で除去する方法が適用できる(特
願平8-310959号公報)。この方法を用いれば所定の領域
に所定の厚さの樹脂層が形成できるので、V溝付き基板
上でV溝部を避けて他の領域に下部クラッドを形成した
り、さらに形成した下部クラッド上にコアパターンを形
成することができる。
【0033】光導波路のコアパターンをフォトリソグラ
フィにより形成する際、用いるマスクによりコアパター
ンを所望のパターンとし、基板2の溝4と、形成される
光導波路の水平方向の位置関係を、マスクにより制御す
ることが可能である。
【0034】つぎに、基板2の溝4に対して上蓋10の
溝11を合わせるようにして、接着材14で上蓋10を
基板2に接着固定する。これにより、図4に示す光導波
路素子1を製造することができる。
【0035】図6は上蓋10付きの光導波路素子1にM
Tコネクタ20を接続した状態を示す。ファイバケーブ
ル21の先端はMTコネクタ20に接続されている。し
たがって、MTコネクタ20のガイドピン5を光導波路
素子1のガイド孔12に挿入することによって光ファイ
バは光導波路3に無調芯接続されることになる。
【0036】本実施形態1によれば以下の効果を奏す
る。 (1)光導波路素子1の光導波路3の端面に光ファイバ
を光学的に接続する場合、光導波路素子1の基板2およ
び上蓋10に設けられた溝4,11によって形成された
ガイド孔12に、光ファイバを無調芯接続するためのガ
イドピン5が挿入できることから、このガイドピン5を
利用して光ファイバの先端に固定されたMTコネクタ2
0を接続でき、光ファイバと光導波路との高精度の光接
続が達成できる。
【0037】(2)光導波路素子1のガイド孔12にガ
イドピン5を挿入し、かつ光ファイバが接続されたMT
コネクタ20を前記ガイドピン5を利用して無調芯接続
するため光接続作業が容易になる。
【0038】(3)光導波路素子1は、基板2に溝4を
設けるとともに、この基板2に前記基板2に設けた溝4
に対応するように形成した溝11を有する上蓋10を接
着材14で接着固定して前記両溝4,11によってガイ
ド孔12を構成した構造であることから、部品点数の低
減とも相俟って光導波路素子1の製造コストの向上が達
成できる。
【0039】(4)上蓋10の接着面には余剰接着材を
溜める溝13が設けられていることから、基板2に上蓋
10を接着材14で接着した際、余剰の接着材は溜め部
となる溝13内に入り、この結果、ガイドピン5が確実
に挿入できるガイド孔12の形成が可能になる。
【0040】(5)前記(2)および(3)により、光
接続コストの低減が可能になり、光導波路素子1を組み
込んだ光デバイス,光モジュール,光システムのコスト
の低減も達成できる。
【0041】(6)光導波路素子1としては、上蓋10
を設けない構造のものでも、ガイドピン5の挿入により
光ファイバを接続したコネクタの接続も可能である。
【0042】なお、本実施形態1において、基板2の一
表面に樹脂層を設け、この樹脂層に溝4を設けてもよ
い。前記樹脂層は紫外線硬化樹脂または熱硬化樹脂から
なる樹脂層であり、この樹脂層に設けられる前記溝4は
転写法によって形成された溝である。この構造の溝4も
正確かつ確実にガイドピン5を案内できる。また、この
溝4も上蓋10の溝11とによって正確なガイド孔12
を形成でき確実にガイドピン5を案内することができ
る。これにより、前記実施形態1と同様に、光導波路と
光ファイバとの高精度の光接続化、光接続の容易化、簡
素な構造による光接続コストの低減化が達成できる。
【0043】なお、本実施形態1において、前記光導波
路のコアは重水素化または一部重水素化されたポリメチ
ルメタクリレートもしくはポリメチルメタクリレートで
構成し、前記クラッドは紫外線硬化性樹脂またはフッ素
化重水素化されたポリメタクリレートで構成しても、前
記実施形態1と同様に、光導波路と光ファイバとの高精
度の光接続化、光接続の容易化、簡素な構造による光接
続コストの低減化が達成できる。
【0044】つぎに、本発明を具体的な実施例を用いて
より詳細に説明する。 (実施例1)図8乃至図10は本発明の実施例1である
光導波路素子に係わる図である。本実施例1では1×8
分岐用光導波路を有する光導波路素子に本発明を適用し
た例について説明する。
【0045】本実施例1の光導波路素子1は、図8に示
すように、基板2の主面に設けた光導波路3によって1
×8分岐用光導波路3aを構成し、この1×8分岐用光
導波路3aの両端側にはそれぞれ上蓋10を固定し、基
板2と上蓋10によってMTコネクタのガイドピンを挿
入するガイド孔12を構成した構造になっている。
【0046】本実施例1の光導波路素子1の製造におい
ては、図9に示すように、前述のように光硬化性樹脂を
用いる転写法によってMTコネクタのガイドピンを搭載
(案内)する溝4を、基板2の両端側にそれぞれ2本づ
つ設ける。この構造では基板2の上に光硬化性樹脂層3
0が形成され、この光硬化性樹脂層30の部分に溝4が
形成された構造になっている。
【0047】つぎに、図10に示すように、基板2の主
面に1×8分岐用光導波路3aをコア,クラッドには光
硬化性樹脂(光硬化性エポキシ樹脂)を用いてマスク露
光法によって作製する。この際のコア径は40μm×4
0μmで、コアとクラッドの比屈折差は1.2%とし
た。この場合、MTコネクタのガイドピンを搭載する溝
4上に堆積したエポキシ樹脂については、光硬化性エポ
キシ樹脂の露光の際に未照射となるようにマスクパター
ンを工夫した。
【0048】つぎに、MTコネクタに対応する部品、す
なわちMT対応コネクタを構成する上蓋10を、前記実
施形態1と同様に基板2上に位置決めして接着固定し、
MTコネクタのガイドピンを挿入するガイド孔12を形
成し、図8に示すような光導波路素子1を製造する。
【0049】本実施例1の光導波路素子1における分岐
光導波路の挿入損失を、8芯のMTコネクタ付きマルチ
モード光ファイバを接続して波長0.85μm光源を用
いて測定したところ、挿入損失10.dB、損失のばら
つきは0.5dB以内であり、アクティブアライメント
と同程度の特性を得ることができた。
【0050】(実施例2)図11乃至図13は本発明の
実施例2である光導波路素子に係わる図である。本実施
例2では方向性結合器を有する光導波路素子に本発明を
適用した例について説明する。
【0051】本実施例2の光導波路素子1は、図11に
示すように、基板2の主面に設けた光導波路3(シング
ルモード光導波路)によって方向性結合器3bを構成
し、この方向性結合器3bの両端側にはそれぞれ上蓋1
0を固定し、基板2と上蓋10によってMTコネクタの
ガイドピンを挿入するガイド孔12を構成した構造にな
っている。
【0052】本実施例2の光導波路素子1の製造におい
ては、図12に示すように、フォトリソグラフィとエッ
チングによって基板2の両端側にそれぞれ一対の溝4を
形成したシリコン基板からなる基板2を用意する。
【0053】つぎに、コア,クラッドにシリコーン樹脂
を用いた方向性結合器3bによる2×2スプリッタ35
を作製する。この際のコア径は8μm×8μmで、コア
とクラッドの比屈折差は0.3%とした。光導波路3
は、下クラッド6,コア7,上クラッド8とからなって
いる。この場合、MTコネクタのガイドピンを搭載する
溝4はいずれも露光後、剥離可能なレジストであらかじ
め任意の場所を穴埋めして平坦化し、光導波路作製後、
レジストのみ剥離した。
【0054】つぎに、MTコネクタに対応する部品、す
なわちMT対応コネクタを構成する上蓋10を、前記実
施例1と同様に基板2上に位置決めして接着固定し、M
Tコネクタのガイドピンを挿入するガイド孔12を形成
し、図13および図11に示すような光導波路素子1を
製造する。
【0055】本実施例2の光導波路素子1における光導
波路の挿入損失を、2芯のMTコネクタ付きマルチモー
ド光ファイバを接続して波長1.3μm光源を用いて測
定したところ、分岐比1:1で過剰損失0.5dBであ
り、アクティブアライメントと同程度の特性を得ること
ができた。
【0056】(実施例3)図14乃至図16は本発明の
実施例3である光導波路素子に係わる図である。本実施
例3では半導体レーザアレイを有する光導波路素子に本
発明を適用した例について説明する。
【0057】本実施例3の光導波路素子1は、図14お
よび図16に示すように、基板2の主面側に半導体レー
ザを配置し、この半導体レーザから出射されるレーザ光
を光導波路で案内する構成になっている。
【0058】本実施例3の光導波路素子1の製造におい
ては、図15(図16参照)に示すように、半導体レー
ザ50が搭載された基板2上にまず光硬化性樹脂を用
い、かつ転写法によってMTコネクタのガイドピンを搭
載する2本の溝4と、半導体レーザ50のレーザ光出射
面側に溝を形成する。レーザ光出射面側の溝は出射面側
を空間としておき、その後の光導波路の作成においてア
レイ構造の半導体レーザ50の各光導波路(共振器:共
振器間隔250μm)と、作成する光導波路とを一致さ
せるためである。
【0059】つぎに、コア,クラッドにシリコーン樹脂
を用いて半導体レーザ50の発光面(出射面)の光軸と
光導波路3のコア7の中心が合うように4芯の直線光導
波路52(光導波路間隔250μm)を作製する。この
際のコア径は8μm×8μmで、コアとクラッドの比屈
折差は0.3%とした。この場合、MTコネクタのガイ
ドピンを搭載する溝4、半導体レーザ50アレイ部の溝
はいずれも剥離可能なレジストであらかじめ穴埋めして
平坦化し、光導波路作製後、レジストのみ剥離した。
【0060】つぎに、MTコネクタに対応する部品、す
なわちMT対応コネクタを構成する上蓋10を、前記各
実施例と同様に基板2上に位置決めして接着固定し、M
Tコネクタのガイドピンを挿入するガイド孔12を形成
し、図14に示すような発光モジュール用の光導波路素
子1を製造する。なお、半導体レーザの電極の引出し構
造等は省略してある。
【0061】本実施例3の光導波路素子1における光導
波路の挿入損失を、4芯のMTコネクタ付きマルチモー
ド光ファイバを接続して光出力を測定したところ、光導
波路部分とレーザダイオードの結合損失8dB、発光出
力1mWを得た。
【0062】(実施例4)図17乃至図19は本発明の
実施例4である光導波路素子に係わる図である。本実施
例4では面発光半導体レーザを有する光導波路素子に本
発明を適用した例について説明する。
【0063】本実施例4の光導波路素子1は、図17乃
至図19に示すように、基板2の主面側に面発光半導体
レーザを配置し、この面発光半導体レーザから出射され
るレーザ光を光導波路で案内する構成になっている。
【0064】本実施例4の光導波路素子1の製造におい
ては、図18(図19参照)に示すように、面発光半導
体レーザ60が搭載された基板2にまず光硬化性樹脂を
用いて転写することによってMTコネクタのガイドピン
を搭載する溝4が2つついて面発光半導体レーザアレイ
付き基板2(アレイ間隔250μm)を用意した。
【0065】つぎに、コア,クラッドに光硬化性エポキ
シ樹脂を用いて面発光半導体レーザ60の発光面の光軸
と光導波路3が直交(垂直)する位置関係になるように
4芯の直線光導波路62(光導波路間隔250μm)を
作製する。この際のコア径は40μm×40μmで、コ
アとクラッドの比屈折差は1.2%とした。
【0066】つぎに、光導波路3に45度ミラー63を
作製し、面発光半導体レーザ60からの光がミラーによ
り光導波路のコア7に結合できる形とした。
【0067】つぎに、MTコネクタに対応する部品、す
なわちMT対応コネクタを構成する上蓋10を、前記各
実施例と同様に基板2上に位置決めして接着固定し、M
Tコネクタのガイドピンを挿入するガイド孔12を形成
し、図17に示すような発光モジュール用の光導波路素
子1を製造する。なお、面発光半導体レーザの電極の引
出し構造等は省略してある。
【0068】本実施例4の光導波路素子1における光導
波路の挿入損失を、4芯のMTコネクタ付きマルチモー
ド光ファイバを接続して光出力を測定したところ、光導
波路部分と面発光半導体レーザ60との結合損失1d
B、発光強度1mWを得た。
【0069】(実施例5)図20乃至図22は本発明の
実施例5である光導波路素子に係わる図である。本実施
例5ではクロスコネクト用交差光導波路を有する光導波
路素子に本発明を適用した例について説明する。
【0070】本実施例5の光導波路素子1は、図20に
示すように、基板2の主面側にクロスコネクト用交差光
導波路72を配置し、このクロスコネクト用交差光導波
路72の両端側に上蓋10を接着固定し、基板2と上蓋
10によってMTコネクタのガイドピンを挿入するガイ
ド孔12を構成した構造になっている。
【0071】本実施例5の光導波路素子1の製造におい
ては、図22(図20参照)に示すように、光硬化性樹
脂(光硬化性樹脂層30)を用いて転写することによっ
てMTコネクタのガイドピンを搭載する溝4が8本つい
た基板2を用意した。
【0072】つぎに、コア,クラッドに光硬化性エポキ
シ樹脂を用いてクロスコネクト用交差光導波路72(光
導波路間隔250μm)を作製した。この際のコア径は
40μm×40μmで、コアとクラッドの比屈折差は
1.2%とした。
【0073】つぎに、MTコネクタに対応する部品、す
なわちMT対応コネクタを構成する上蓋10を、前記各
実施例と同様に基板2上に位置決めして接着固定し、M
Tコネクタのガイドピンを挿入するガイド孔12を形成
し、図20に示すようなクロスコネクト用交差光導波路
72を有する光導波路素子1を製造する。
【0074】本実施例5の光導波路素子1における光導
波路の挿入損失を、2芯のMTコネクタ付きマルチモー
ド光ファイバを接続して光出力を測定したところ、損失
1dB、クロストーク40dBを得た。
【0075】(実施例6)図23乃至図25は本発明の
実施例6である光導波路素子に係わる図である。本実施
例6では波長フィルター付合分波器用光導波路を有する
光導波路素子に本発明を適用した例について説明する。
【0076】本実施例6の光導波路素子1は、図23に
示すように、基板2の主面側に波長フィルター付合分波
器用光導波路を配置した構造となるとともに、この波長
フィルター付合分波器用光導波路の両端側に上蓋10を
接着固定し、基板2と上蓋10の溝4,11によってガ
イド孔12を構成した構造になっている。
【0077】本実施例6の光導波路素子1の製造におい
ては、図25に示すように、光硬化性樹脂(光硬化性樹
脂層30)を用いて転写することによってMTコネクタ
のガイドピンを搭載する溝4が両端にそれぞれ2本、合
計4本ついた基板2を用意した。
【0078】つぎに、コア,クラッドにシリコーン樹脂
を用いて波長フィルター付合分波器用光導波路82を作
製する。この際のコア径は8μm×8μmで、コアとク
ラッドの比屈折差は0.3%とした。
【0079】つぎに、合分波用波長フィルター83
(1.3μmと1.55μmを分波するこめのフィルタ
ーで分離角度10度で、厚さ10μmで幅3mm高さ1
mm)をフィルター挿入溝84に挿入し接着材85で固
定する。
【0080】つぎに、MTコネクタに対応する部品、す
なわちMT対応コネクタを構成する上蓋10を、前記各
実施例と同様に基板2上に位置決めして接着固定し、M
Tコネクタのガイドピンを挿入するガイド孔12を形成
し、図23および図25に示すような合分波用のの光導
波路素子1を製造する。
【0081】本実施例6の光導波路素子1における光導
波路の挿入損失を、2芯のMTコネクタ付きマルチモー
ド光ファイバを接続して挿入損失を測定したところ、波
長1.55μmで損失1dB、波長1.3μmで損失
0.5dB、波長間のクロストーク40dBを得た。
【0082】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない、たとえ
ば、前記実施形態および実施例では、光導波路材料とし
てUV硬化性エポキシ樹脂やシリコーン樹脂の例を示し
たが、熱硬化性のものの使用も可能であり、前記同様の
効果を得ることができる。また、この他の光導波路材料
として、ポリイミド樹脂、カーボネート樹脂等を用いる
ことが可能なのことはいうまでもない。
【0083】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 (1)本発明による光配線用光導波路素子は高品質で自
由な光配線、光機能の付与が可能でまた簡易な取り扱い
が可能である。したがって、本発明は、一般光学や微小
光学分野で、また、光通信や光情報処理の分野で用いら
れる種々の光導波路、光集積回路または光配線板等に適
用できる。 (2)前記(1)により、光導波路と光ファイバとの高
精度の光接続化が達成できる。 (3)前記(1)により、光接続の容易化が図れる。 (4)前記(1)により、簡素な構造による光接続コス
トの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施形態1)である光導
波路素子の模式的斜視図である。
【図2】本実施形態1の光導波路素子の一部を示す光導
波路部分の拡大断面図である。
【図3】本実施形態1の光導波路素子の製造において溝
を形成した基板を示す斜視図である。
【図4】本実施形態1の光導波路素子に上蓋を固定した
斜視図である。
【図5】前記上蓋の裏返し状態の斜視図である。
【図6】本実施形態1の光導波路素子にMTコネクタを
介して光ファイバを接続した状態を示す斜視図である。
【図7】本実施形態1の光導波路素子の一部の拡大断面
図である。
【図8】本発明の実施例1である光導波路素子の模式的
斜視図である。
【図9】本実施例1の光導波路素子の製造において溝を
形成した基板を示す斜視図である。
【図10】本実施例1の光導波路素子の製造において1
×8分岐用光導波路を形成した基板を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の実施例2である光導波路素子の模式
的斜視図である。
【図12】本実施例2の光導波路素子の製造における基
板の模式的平面図である。
【図13】本実施例2の光導波路素子の模式的断面図で
ある。
【図14】本発明の実施例3である光導波路素子の模式
的斜視図である。
【図15】本実施例3の光導波路素子の製造においてガ
イドピン挿入用溝とレーザアレイ用溝を形成した基板の
模式的平面図である。
【図16】本実施例3の光導波路素子の模式的断面図で
ある。
【図17】本発明の実施例4である光導波路素子の模式
的斜視図である。
【図18】本実施例4の光導波路素子の模式的平面図で
ある。
【図19】本実施例4の光導波路素子の模式的断面図で
ある。
【図20】本発明の実施例5である光導波路素子の模式
的斜視図である。
【図21】本実施例5の光導波路素子の模式的平面図で
ある。
【図22】本実施例5の光導波路素子の模式的断面図で
ある。
【図23】本発明の実施例6である光導波路素子の模式
的斜視図である。
【図24】本実施例6の光導波路素子の模式的平面図で
ある。
【図25】本実施例6の光導波路素子の模式的断面図で
ある。
【符号の説明】
1…光導波路素子、2…基板、3…光導波路、4…溝、
5…ガイドピン、6…下クラッド層(下クラッド)、7
…コア層(コア)、8…上クラッド層(上クラッド)、
10…上蓋、11…溝、12…ガイド孔、13…溝、1
4…接着材、20…MTコネクタ、21…ファイバケー
ブル、30…光硬化性樹脂層、35…2×2スプリッ
タ、50…半導体レーザ、52…直線光導波路、60…
面発光半導体レーザ、62…直線光導波路、63…45
度ミラー、72…クロスコネクト用交差光導波路、82
…波長フィルター付合分波器用光導波路、83…合分波
用波長フィルター、84…フィルター挿入溝、85…接
着材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 三郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 圓佛 晃次 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H037 BA22 DA06 DA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一表面にコアとクラッドからなる
    光導波路を有し、かつ前記光導波路の端面には無調芯接
    続するためのガイドピンを使用して光ファイバが光学的
    に接続される光導波路素子であって、前記基板の一表面
    または前記一表面上に形成された樹脂層表面には前記ガ
    イドピンを挿入する溝が前記基板の縁側から基板の内方
    に向かって1乃至複数本設けられていることを特徴とす
    る光導波路素子。
  2. 【請求項2】 基板の一表面にコアとクラッドからなる
    光導波路を有し、かつ前記光導波路の端面には無調芯接
    続するためのガイドピンを使用して光ファイバが光学的
    に接続される光導波路素子であって、前記基板の一表面
    または前記一表面上に形成された樹脂層表面には前記ガ
    イドピンを挿入する溝が前記基板の縁側から基板の内方
    に向かって1乃至複数本設けられているとともに、前記
    溝に対面する溝を有する上蓋が前記基板に接着固定さ
    れ、前記基板の溝と前記上蓋の溝とによって前記ガイド
    ピンを挿入するガイド孔を構成していることを特徴とす
    る光導波路素子。
  3. 【請求項3】 前記上蓋の前記基板に対面する接着面に
    は接着材の余剰分を溜める溝が設けられていることを特
    徴とする請求項2に記載の光導波路素子。
  4. 【請求項4】 前記基板に設けられた溝は前記光導波路
    の両側に沿って設けられていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光導波路素子。
  5. 【請求項5】 前記基板はシリコンからなり、前記基板
    に設けられた溝はシリコンの異方性エッチングによって
    形成された溝であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載の光導波路素子。
  6. 【請求項6】 前記樹脂層は紫外線硬化樹脂または熱硬
    化樹脂からなる樹脂層であり、この樹脂層に設けられる
    前記溝は転写法によって形成された溝であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光
    導波路素子。
  7. 【請求項7】 前記光導波路のコアは重水素化または一
    部重水素化されたポリメチルメタクリレートもしくはポ
    リメチルメタクリレートで構成され、前記クラッドは紫
    外線硬化性樹脂またはフッ素化重水素化されたポリメタ
    クリレートで構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項6のいずれか1項に記載の光導波路素子。
  8. 【請求項8】 前記光導波路のコアおよびクラッドは紫
    外線硬化エポキシ樹脂またはシリコーン樹脂で構成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
    か1項に記載の光導波路素子。
  9. 【請求項9】 前記上蓋はガラス,結晶性ガラス,プラ
    スチック,シリコンのうちのいずれかで構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項
    に記載の光導波路素子。
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