JPH1048441A - 高分子光導波路および高分子光導波路回路、およびそれらの製造方法 - Google Patents

高分子光導波路および高分子光導波路回路、およびそれらの製造方法

Info

Publication number
JPH1048441A
JPH1048441A JP20861296A JP20861296A JPH1048441A JP H1048441 A JPH1048441 A JP H1048441A JP 20861296 A JP20861296 A JP 20861296A JP 20861296 A JP20861296 A JP 20861296A JP H1048441 A JPH1048441 A JP H1048441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
optical waveguide
film
layer
glass transition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20861296A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okada
顕 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP20861296A priority Critical patent/JPH1048441A/ja
Publication of JPH1048441A publication Critical patent/JPH1048441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種の高分子膜を自由に積層してなる高分子
光導波路および高分子光導波路回路を提供するととも
に、それらの製造において、製膜時の下層の高分子膜と
のインタミキシングや熱処理温度の制約を受けずに、異
種の高分子膜を自由に積層することができ、高分子材料
の特徴である材料の多様性を十分に生かすことのできる
高分子光導波路および高分子光導波路回路の製造方法を
提供する。 【解決手段】 少なくとも一つの高分子膜層上に、該高
分子膜を溶解したり、膜の熱処理に該高分子膜の耐熱温
度より高い熱処理を必要とする別の高分子材料を積層膜
として用いることによって、換言すれば、下層の高分子
膜あるいは積層する高分子膜のガラス転移特性を利用し
て、特性の異なる高分子膜を積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム、
光交換システム、光情報処理システムに用いられる高分
子光導波路および高分子光導波路回路、ならびにこれら
の高分子材料による製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高分子光導波路は、高分子材料が持つ大
面積化の容易性、分子設計による材料の多様性、ならび
に材料の加工容易性などの優れた特徴から、光インタコ
ネクションなどの光配線として注目されている。
【0003】平板型高分子光導波路の作製は、高分子膜
形成工程と光閉じ込め領域(コア)形成工程の2つに大
きく分けることができる。
【0004】図34〜図38に、従来の高分子光導波路
の代表的な作製法の一例として、コアをフォトリソグラ
フィ技術とドライエッチング技術を用いて作製する作製
工程を示した。この作製法においては、まず、図34に
示すように、スピンコートならびに必要な熱処理によ
り、下部クラッド高分子膜層1をシリコン基板や石英ガ
ラス基板などの平板基板4上に作製し、続いて、図35
に示すように、同様にして、下部クラッド高分子膜層1
上にコア層2を作製する。次に、図36に示すように、
前記コア層2上にレジスト層を形成し、このレジスト層
5上にマスク6から導波路パターンをフォトリソグラフ
ィにより転写し(フォトリソ工程)、図37に示すよう
に、反応性イオンエッチングにより、矩形のコア7を作
製する。最後に、図38に示すように、上部クラッド高
分子層3をスピンコートにより作製する。
【0005】この工程において、高分子膜上に、新たな
高分子膜を積層する際に、下層の高分子膜に滴下する高
分子溶液は下層の高分子膜を溶解しない、すなわちイン
タミキシングしないこと、さらに高分子溶液のスピンコ
ート後の熱処理温度に対して下層の高分子膜が耐えられ
ることが必要である。
【0006】上記のように製膜時の下層の高分子膜との
インタミキシングや熱処理温度の制約により、異種の高
分子膜を自由に積層することができず、従来技術による
高分子光導波路においては、高分子材料の特徴である材
料の多様性を十分に生かされていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、異種の高分子膜を自由に積層してなる高分子光
導波路および高分子光導波路回路を提供するとともに、
高分子多層膜からなる高分子光導波路の製造において、
製膜時の下層の高分子膜とのインタミキシングや熱処理
温度の制約を受けずに、異種の高分子膜を自由に積層す
ることができ、高分子材料の特徴である材料の多様性を
十分に生かすことのできる高分子光導波路および高分子
光導波路回路の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
つの高分子膜層上に、該高分子膜を溶解したり、膜の熱
処理に該高分子膜の耐熱温度より高い熱処理を必要とす
る別の高分子材料を積層膜として用いることによって、
換言すれば、下層の高分子膜あるいは積層する高分子膜
のガラス転移特性を利用して、前記課題を解決する。こ
こで、ガラス転移特性とは、固体の高分子が温度を上げ
たときに、その高分子固有の温度において(ガラス転移
温度)軟化してゴム状弾性を示す特性のことを、言う。
【0009】この高分子のガラス転移温度を利用した本
発明にかかる高分子光導波路の製造方法は、次の通りで
ある。
【0010】まず、スピンコート法によりシリコン基板
あるいは石英基板上に作製した高分子膜(下部高分子膜
と呼ぶ)上に、別の基板上で作製し剥離した高分子フィ
ルムをローラなどにより貼り付ける。この高分子フィル
ムのガラス転移温度は、前記下部高分子膜のガラス転移
温度より高く設定されている。次に、この積層体に、前
記下部高分子膜層のガラス転移温度以上で、該下部高分
子膜層が熱分解を起こさず、かつ前記高分子フィルムの
ガラス転移温度以下の温度の熱処理を、施こす。前記温
度においては、下部高分子膜はゴム状に軟化し、先に下
部高分子膜に簡易的に貼り付けられた高分子膜フィルム
を下部高分子膜層に接着させる。次に、温度を下げて下
部高分子膜層のガラス転移温度以下になると、下部高分
子膜は、貼り付けた高分子フィルムを接着させたまま固
化する。これにより、下層高分子膜を溶解したり、下層
高分子膜の耐熱温度より高い熱処理を必要とする高分子
材料を膜として下層高分子膜上に積層することができ、
従来積層が困難であった高分子膜を積層して高分子光導
波路を作製することが可能となる。
【0011】また、逆に、下部高分子膜層のガラス温度
より張り付ける高分子フィルムのガラス温度を低く設定
し、これらの温度の中間の温度で熱処理することによ
り、同様に従来積層が困難であった高分子膜を積層して
高分子光導波路を作製することが可能となる。
【0012】このように、本発明によれば、高分子材料
のガラス転移温度以上の温度で示すゴム状軟化の特性を
利用することにより、従来積層が困難であった高分子膜
同士を積層して高分子光導波路を製造することが可能と
なる。
【0013】また、本発明によれば、有機高分子材料を
多層に積層した光導波路回路に一部の光導波路を、前述
の互いに特性の異なった高分子膜から構成することも可
能であり、部分的に異なる高分子材料からなるコアある
いはクラッドを有する光導波路回路を得ることも容易で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の高分子光導波路
およびその製造方法(実施形態例1、2)と、高分子光
導波路回路およびその製造方法(実施形態例3、4)の
実施の形態について説明するが、本発明はこれらの実施
形態に限定されるものではない。
【0015】(実施形態例1)本実施形態例において
は、コア層が下部クラッド層の耐熱温度より高い熱処理
を必要とする高分子材料で構成されている高分子光導波
路について説明する。ここで、コア高分子膜の積層にあ
たっては、下部クラッド層を構成する高分子膜のガラス
転移特性を利用している。
【0016】図1は、本発明の第1実施形態例の高分子
光導波路の概略を示す斜視図であり、図2は、図1の基
板主面に垂直な面(xy面)での断面図である。この高
分子光導波路は、図2に示すように、平板の基板4の主
面上に直線状の光導波路が設けられている。光導波路
は、下部クラッド層1、矩形コア7ならびに矩形コア7
の側部ならびに上部を覆う上部クラッド層3からなって
いる。
【0017】本実施例において、基板4には例えばシリ
コン基板を、下部クラッド層1および上部クラッド層3
には同種のエポキシ系紫外線硬化樹脂を、矩形コア7に
はフッ素化ポリイミド樹脂を用いている。
【0018】下部クラッド層1および上部クラッド層3
に用いているエポキシ系紫外線硬化樹脂の波長1.3μ
mでの屈折率は、1.531であり、またこの材料のガ
ラス転移温度は約150℃である。
【0019】一方、コア7に用いているフッ素化ポリイ
ミド樹脂膜は、例えば、平面基板上にスピンコートによ
って作製される薄膜が複屈折性を示す2,2−トリフル
オロメチル−4,4−ジアミノビフェニル(TFDB)
とピロメリット酸二無水物(PMDA)および2,2−
ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオプ
ロパン二無水物(6FDA)からなる2種類のフッ素化
ポリイミド(以後それぞれをPMDA/TFDB、6F
DA/TFDBと略記する)の共重合体であり、膜の作
製に要する熱処理温度は約350℃である。このフッ素
化ポリイミド膜の屈折率は、PMDA/TFDBと6F
DA/TFDBの組成比に依存する。本実施形態例で
は、フッ素化ポリイミド樹脂として、PDMA/TFD
Bと6FDA/TFDBの組成比が4:6であり、この
樹脂膜の基板から剥離した後の基板に平行な偏波面をも
つ光(TE波)に対する屈折率は、1.536(波長
1.3μmにおいて)であり、基板に垂直な偏波面をも
つ光(TM波)に対する屈折率は、1.520(波長
1.3μmにおいて)である。
【0020】次に、本実施形態例の高分子光導波路の作
製手順を、図3〜図8を用いて説明する。
【0021】(工程1) 図3に示すように、シリコン
基板4上に、上記のエポキシ系紫外線硬化樹脂膜8をス
ピンコートにより形成し、紫外線照射処理により硬化さ
せた後に80℃の熱処理を約1時間施す。
【0022】(工程2) 別のシリコン基板上にスピン
コートならびに350℃の熱処理により作製し、基板よ
り剥離して所望の大きさに切り出したフッ素化ポリイミ
ドフィルム(厚さ8μm)10を、図4に示すように、
ラミネータ9を用いて、前記工程1で作製したエポキシ
系紫外線硬化樹脂膜8上にラミネートする。
【0023】(工程3) 図5に示すように、フッ素化
ポリイミドフィルム10をラミネートした後に、フッ素
化ポリイミドフィルム10の下部に接するエポキシ系紫
外線硬化樹脂8のガラス転移温度(約150℃)よりも
高く、フッ素化ポリイミドのガラス転移温度よりも低い
温度170℃で、熱処理を約1時間行う。
【0024】(工程4) 図6に示すように、フォトリ
ソグラフィー工程ならびに酸素プラズマ反応性イオンエ
ッチングにより、矩形コア11を形成する。
【0025】(工程5) 次に、図7に示すように、上
部クラッド層となるエポキシ系紫外線硬化樹脂12をス
ピンコートし、紫外線照射処理により硬化させた後に8
0℃の熱処理を約1時間行う。
【0026】(工程6) 図8に示すように、最後に、
ダイシングにより、素子を切り出す。
【0027】以上の工程1〜6により、従来積層が困難
であったエポキシ系紫外線硬化樹脂上にフッ素化ポリイ
ミド膜を積層した構成の高分子光導波路が得られる。
【0028】また、この高分子光導波路は、TM偏波に
おいてコア11の屈折率がクラッド8、12の屈折率よ
りも小さくなり、コア11に光を閉じ込めることができ
ず、TE偏波のみが該光導波路を伝搬する。これによ
り、この光導波路は、TE偏波光のみを通す導波路型偏
光素子としての機能を有している。
【0029】ただし、上記実施形態例では、偏光素子と
して機能する光導波路の作製について記述したが、本発
明は、この機能に限るものではなく、いかなる機能をも
つ光導波路であってもよい。
【0030】なお、上記実施形態例1では、高分子光導
波路を構成する材料として、下部クラッド層および上部
クラッド層にエポキシ系紫外線硬化樹脂を、矩形コアと
してPMDA/TFDBと6FDA/TFDBの組成比
が4:6であるフッ素化ポリイミド樹脂を用いた場合に
ついて説明したが、本内容を逸脱しない範囲で他の高分
子光導波路材料(例えば、アクリル系樹脂、ポリカーボ
ネート、ポリスチレン等)を用いても良い。また、上記
実施形態例では、高い熱処理温度を必要とする高分子膜
をコアとして用いている光導波路について述べている
が、光導波路の構成部分であれば、コア以外の部分でも
よい。さらに、基板としてシリコンの他に、無機ガラス
やセラミックス等を用いても良いことは言うまでもな
い。
【0031】(実施形態例2)本発明の第2の実施形態
例について以下に説明する。
【0032】本実施形態例においては、高分子膜を作製
する際に用いる高分子溶液が下地の高分子膜層を溶解し
てしまう高分子材料で構成されている高分子光導波路の
製造方法について説明する。
【0033】図9は、本発明の第2の実施形態例の高分
子光導波路の概略を示す斜視図であり、図10は、図9
の基板主面に垂直な面(xy面)での断面である。この
高分子光導波路は、図9に示すように、平板の基板4の
主面上に直線状の光導波路が設けられている。光導波路
は、下部クラッド層1、矩形コア7、コアの側部クラッ
ド層13からなっている。
【0034】本実施形態例において、基板4には例えば
シリコン基板を、下部クラッド層1にはアクリル系樹脂
のPMMA(Poly−methyl−methacr
ylate)を、矩形コア7には有機色素MONS(4
−methoxy−4′−nitostilbene)
を10wt%ドープしたPMMA(以後PMMA/MO
NSと略す)を用いている。
【0035】側部クラッド13は、紫外線照射によりP
MMA/MONS膜からMONS色素を退色させて形成
した。
【0036】PMMAのガラス転移温度は約105℃で
あり、PMMA/MONSのガラス転移温度はPMMA
のそれよりも低く約95℃である。また、PMMA/M
ON膜はPMMA膜よりも大きい屈折率を持つ。
【0037】PMMA高分子膜あるいはPMMA/MO
NS高分子膜は、PMMAやPMMA/MONSを溶解
した高分子溶液を基板に滴下し、スピンコートすること
によって作製する。そのために、例えばシリコン基板上
に作製されたPMMA高分子膜上への下地層のPMMA
/MONS高分子膜の作製は、滴下するPMMA/MO
NS高分子溶液がPMMA高分子膜を溶解してしまうた
めに困難である。
【0038】本発明により、PMMA/MONS高分子
膜のPMMA高分子膜上への積層を可能とした。以下
に、本実施形態例の高分子光導波路の作製手順を、図1
1〜図16を用いて、説明する。
【0039】(工程1) 図11に示すように、PMM
A含有溶液をシリコン基板4上に滴下、スピンコート
し、PMMA高分子膜14を形成する。スピンコート
後、80℃の熱処理を約1時間施し、膜14に残留する
溶媒を揮発させる。
【0040】(工程2) 図12に示すように、別のシ
リコン基板上でスピンコートならびに熱処理(約80
℃)により作製し、基板より剥離して得たPMMA/M
ONSフィルム(厚さ8μm)15を、ラミネータを用
いて工程1で作製したPMMA高分子膜上にラミネート
する。
【0041】(工程3) 図13に示すように、PMM
A/MONSフィルム15をラミネートした後に、PM
MA/MONSのガラス転移温度よりもやや高く、前記
PMMAのガラス転移温度より低い温度98℃で、熱処
理を約30分行う。この工程により、PMMA/MON
Sフィルムは下部層のPMMA高分子膜に接着する。
【0042】(工程4) 図14に示すように、6マス
クを通して、積層した高分子膜15に紫外線を照射す
る。この紫外線照射の工程では、紫外線が当たった部分
のMONS色素が退色するために、紫外線が照射されな
かった部分の屈折率は周りより大きくなる。その結果、
光を閉じ込める矩形コア16が形成する(図15)。
【0043】(工程5) 最後に、図16に示すよう
に、ダイシングにより、素子を切り出す。
【0044】以上の工程1〜5により、PMMA膜上に
PMMA/MONS高分子膜を積層した高分子光導波路
が得られる。
【0045】また、本高分子光導波路において、コア
(PMMA/MONS膜層)の上部ならびに下部に電極
を設け、PMMA/MONSのガラス転移温度付近で、
PMMA/MONS膜に電界を印加すると、MONS分
子が電界方向に配向し、電界を印加した状態で室温まで
下げると、色素の配向が凍結され、コア16には2次の
光非線形性が発現する。この処理により、本高分子光導
波路は、コア16の上部ならびに下部に電圧を印加する
ことにより、伝搬光の位相を制御することが可能とな
る。
【0046】本発明により、従来積層が困難であったP
MMA/MONS高分子膜をPMMA高分子膜に積層し
た構成の高分子光導波路が提供可能となる。
【0047】なお、上記実施形態例2では、高分子光導
波路を構成する材料として、下部クラッド層にPMMA
を、矩形コアとしてPMMA/MONSを用いた例につ
いて説明したが、本発明を逸脱しない範囲で他の高分子
光導波路材料(例えば、エポキシ系樹脂、ポリカーボネ
ート、ポリスチレン等)を用いても良い。また、上記実
施形態例では、下層の高分子膜を溶解せしめる高分子材
料をコアとして用いるが、光導波路の構成部分であれ
ば、コア以外の部分であってもよい。さらに、基板4と
してシリコンの他に、無機ガラスやセラミックス等を用
いても良いことは言うまでもない。
【0048】(実施形態例3)本発明の第3に実施形態
例について以下に説明する。
【0049】図17は、本発明の第3の実施形態例を示
すもので、高分子材料からなる高分子光導波路回路の概
略図を示している。この高分子光導波路回路は、図17
に示すように、平板の基板4の主面上に複数の光導波路
が設けられている。図17において斜線で表わされてい
る矩形コア11については、このコア高分子膜の積層に
際し、下部クラッド層8のガラス転移特性を利用して積
層している。
【0050】本実施形態例において、基板4には例えば
シリコン基板を、下部クラッド層8および上部クラッド
層12には屈折率が1.531(波長1.3μm)のエ
ポキシ系紫外線硬化樹脂を、矩形コア17には屈折率が
1.536(波長1.3μm)のエポキシ系紫外線硬化
樹脂を、矩形コア11には本発明の第1の実施形態例と
同一のフッ素化ポリイミド樹脂を用いている。
【0051】下部クラッド層8および上部クラッド層1
2に用いているエポキシ系紫外線硬化樹脂のガラス転移
温度は、約150℃である。
【0052】ここで、フッ素化ポリイミドをコア11に
もつ光導波路は、TM偏波においてコアの屈折率がクラ
ッドの屈折率よりも小さくなり、コア11に光を閉じ込
めることができず、TE偏波のみが該光導波路を伝搬す
る。したがって、この光導波路は導波路型偏波子として
の機能を有する。
【0053】次に、本実施形態例の高分子光導波路回路
の作製手順を、図18〜24を用いて説明する。
【0054】(工程1) 図18に示すように、シリコ
ン基板4上に、下部クラッド層用のエポキシ系紫外線硬
化樹脂膜8をスピンコートにより形成し、紫外線照射処
理により硬化させた後に80℃の熱処理を約1時間施
す。
【0055】(工程2) 図19に示すように、別のシ
リコン基板上にスピンコートならびに350℃の熱処理
により作製し、基板より剥離して所望の大きさに切り出
したフッ素化ポリイミドフィルム(厚さ8μm)10
を、本発明の第1の実施形態例で示した図4の工程2と
同様に、ラミネータ9を用いて、工程1で作製したエポ
キシ系紫外線硬化樹脂膜8上の所定の位置にラミネート
する。
【0056】(工程3) 図20に示すように、フッ素
化ポリイミドフィルム10をラミネートした後に、この
フッ素化ポリイミドフィルム10の下部に接するエポキ
シ系紫外線硬化樹脂8のガラス転移点温度(約150
℃)より高い温度170℃で熱処理を約1時間行う。
【0057】(工程4) 図21に示すように、矩形コ
ア17となるエポキシ系紫外線硬化樹脂18をスピンコ
ートし、紫外線照射処理により硬化させた後に、80℃
の熱処理を施す。
【0058】(工程5) 図22に示すように、酸素プ
ラズマ反応性イオンエッチングにより、工程4で形成し
た紫外線硬化樹脂膜18をフッ素化ポリイミド膜10の
上面が現れるまでエッチングする。
【0059】(工程6) 図23に示すように、フォト
リソグラフィー工程ならびに酸素プラズマ反応性イオン
エッチングにより、矩形コア17を形成する。
【0060】(工程7) 図24に示すように、上部ク
ラッド層となるエポキシ系紫外線硬化樹脂12をスピン
コートし、紫外線照射により硬化させた後に80℃の熱
処理を1時間行う。
【0061】以上の工程により、1つの層が下地高分子
層のガラス転移温度を越えた温度の熱処理により積層さ
れた光導波路を、その構成する光導波路にもつ、高分子
材料からなる光導波路回路が実現される。
【0062】上記実施形態例では、偏光素子として機能
する光導波路の作製について記述したが、本発明は、こ
の機能に限るものではなく、いかなる機能をもつ光導波
路であってもよい。
【0063】なお、上記実施形態例では、高分子光導波
路を構成する材料として、下部クラッド、上部クラッド
ならびに矩形コア17にエポキシ系紫外線硬化樹脂を、
矩形コア11としてPMDA/TFDBと6FDA/T
FDBの組成比が4:6であるフッ素化ポリイミド樹脂
を用いた場合について説明したが、本発明を逸脱しない
範囲で他の高分子光導波路材料(例えば、アクリル系樹
脂、ポリカーボネート、ポリスチレン等)を用いても良
い。
【0064】また、上記実施形態例では、高い熱処理温
度を必要とする高分子膜をコアとして用いている光導波
路について述べているが、光導波路の構成部分であれ
ば、コア以外の部分でもよい。さらに、基板4としてシ
リコンの他に、無機ガラスやセラミックス等を用いても
良いことは言うまでもない。
【0065】(実施形態例4)本発明の第4の実施例形
態について以下に説明する。
【0066】図25は、本発明の第4の実施形態例を示
すもので、有機高分子材料を多層に積層した高分子光導
波路回路の他の構成の斜視図を示している。また、図2
6は、図25のA−A′線に沿う断面図を示している。
この高分子光導波路回路は、図に示すように、平板の基
板4の主面上に複数の光導波路が設けられている。
【0067】本実施形態例において、基板4には例えば
シリコン基板を、下部クラッド層8および上部クラッド
層12には波長1.3μmでの屈折率が1.510であ
るエポキシ系紫外線硬化樹脂を、矩形コア17には波長
1.3μmでの屈折率が1.516であるエポキシ系紫
外線硬化樹脂を用いている。下部クラッド層14には、
本発明の第2の実施形態例と同一のPMMA膜を、矩形
コア16には有機色素(MONS:4−methoxy
−4′−nitrostilbene)を10wt%ド
ープしたPMMA(以後PMMA/MONSと略す)膜
を用いている。また、側部クラッド層13は、紫外線照
射によりPMMA/MONS膜からMONS色素を退色
させて形成した。
【0068】PMMAのガラス転移温度は約105℃で
あり、PMMA/MONSのガラス転移温度はPMMA
のそれよりも低く約95℃である。また、PMMA/M
ONS膜はPMMA膜よりも大きい屈折率をもつ。
【0069】次に、本実施形態例の高分子光導波路回路
の作製手順を、図27〜図33を用いて説明する。
【0070】(工程1) 図27に示すように、シリコ
ン基板4上に、下部クラッドとなるエポキシ系紫外線硬
化樹脂膜8をスピンコートにより形成し、紫外線照射処
理により硬化させた後に80℃の熱処理を約1時間施
す。
【0071】(工程2) 続いて、図28に示すよう
に、コア層となるエポキシ系紫外線硬化樹脂18をスピ
ンコートし、紫外線照射処理により硬化させた後に80
℃の熱処理を約1時間施す。
【0072】(工程3) 図29に示すように、フォト
リソ工程ならびに酸素プラズマ反応性イオンエッチング
により、矩形コア17を形成する。
【0073】(工程4) 上部クラッド層となるエポキ
シ系紫外線硬化樹脂12をスピンコートし、紫外線照射
処理により硬化させた後に80℃に熱処理を約1時間施
す(図30)。
【0074】(工程5) 工程4で作製した上部クラッ
ド層12上にPMMA高分子溶液を滴下しスピンコート
により膜14を作製する。図31(図30のB−B′線
に沿う断面に相当)に示すように、スピンコート後、約
80℃で膜14に残留する溶媒を揮発させる。
【0075】(工程6) 次に、別のシリコン基板上で
スピンコートならびに熱処理(約80℃)により作製
し、基板より剥離して得たPMMA/MONSフィルム
(厚さ8μm)15を、本発明第2実施例の工程2と同
様に、ラミネータを用いて工程5で作製したPMMA膜
12上にラミネートする(図32)。
【0076】(工程7) PMMA/MONSフィルム
15をラミネートしたのちに、PMMA/MONSのガ
ラス転移温度よりもやや高い温度98℃で熱処理を約3
0分行う。この工程により、PMMA/MONSフィル
ム15は下部層のPMMA高分子膜14に接着固定す
る。
【0077】(工程8) 図33に示すように、マスク
6を通して、積層した高分子膜に紫外線を照射する。こ
の紫外線照射の工程では、PMMA/MONS膜15で
の紫外線が当たった部分の色素が退色し、周りよりも屈
折率が小さくなる。その結果、光を閉じ込める矩形コア
16が形成される。
【0078】以上の工程により、1つの層がこの層のガ
ラス転移温度を越えた温度の熱処理により積層して作製
された光導波路を、その構成する光導波路にもつ高分子
材料からなる光導波路回路が実現される。
【0079】また、PMMA/MONS光導波路におい
て、コア(PMMA/MONS膜層)の上部ならびに下
部に電極を設け、PMMA/MONSのガラス転移温度
付近で、PMMA/MONS膜に電界を印加すると、M
ONS分子が電界方向に配向し、電界を印加した状態で
室温まで下げると、色素の配向が凍結され、コアには2
次の光非線形性が発現する。この処理により、本光導波
路は、コアの上部ならびに下部に電圧を印加することに
より、伝搬光の位相を制御することが可能となる。
【0080】なお、上記実施形態例4では、高分子光導
波路を構成する材料として、エポキシ系紫外線硬化樹
脂、PMMA、PMMA/MONS膜を用いた例につい
て説明したが、本発明を逸脱しない範囲で他の高分子光
導波路材料(例えば、ポリカーボネート、ポリエチレ
ン、ポリスチレン等)を用いても良い。また、上記実施
形態例では、下層の高分子膜を溶解せしめる高分子材料
をコアとして用いるが、光導波路の構成部分であれば、
コア以外の部分であってもよい。さらに、基板4として
シリコンの他に、無機ガラスやセラミックス等を用いて
も良いことは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】本発明では、上記において詳しく説明し
たように、高分子材料のガラス転移温度以上の温度で示
すゴム状軟化の特性を利用することにより、従来積層が
困難であった組み合わせの高分子膜を積層して構成した
高分子光導波路を提供することが可能となる。本発明の
効果は以下のように整理できる。
【0082】1.従来積層が困難であった組み合わせの
高分子膜を積層して構成した高分子光導波路を提供する
ことが可能となり、高分子材料の多様性を生かした能動
ならびに受動の高分子光導波路を提供できる。
【0083】2.有機高分子材料を多層に積層した光導
波路回路の一部の光導波路を、本発明による高分子光導
波路で構成することも可能であり、光回路の光導波路に
おいて、部分的に異なるコアあるいはクラッドを有する
光導波路を持つ光導波路回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路の斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路のx
y面における断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路の作
製工程図である。
【図4】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路の作
製工程図である。
【図5】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路の作
製工程図である。
【図6】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路の作
製工程図である。
【図7】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路の作
製工程図である。
【図8】本発明の第1実施形態例の高分子光導波路の作
製工程図である。
【図9】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の斜
視図である。
【図10】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の
xy面における断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の
作製工程図である。
【図12】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の
作製工程図である。
【図13】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の
作製工程図である。
【図14】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の
作製工程図である。
【図15】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の
作製工程図である。
【図16】本発明の第2実施形態例の高分子光導波路の
作製工程図である。
【図17】本発明の第3実施形態例を示すもので、高分
子光導波路回路の一例を示す斜視図である。
【図18】本発明の第3実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図19】本発明の第3実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図20】本発明の第3実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図21】本発明の第3実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図22】本発明の第3実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図23】本発明の第3実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図24】本発明の第3実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図25】本発明の第4実施形態例を示すもので、高分
子光導波路回路の他の例を示す斜視図である。
【図26】図25のA−A′線に沿う断面図である。
【図27】本発明の第4実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図28】本発明の第4実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図29】本発明の第4実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図30】本発明の第4実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図31】本発明の第4実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図32】本発明の第4実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図33】本発明の第4実施形態例の高分子光導波路回
路の作製工程図である。
【図34】従来の高分子光導波路の作製工程図である。
【図35】従来の高分子光導波路の作製工程図である。
【図36】従来の高分子光導波路の作製工程図である。
【図37】従来の高分子光導波路の作製工程図である。
【図38】従来の高分子光導波路の作製工程図である。
【符号の説明】
1 下部クラッド層 2 コア層 3 上部クラッド層 4 基板 5 レジスト層 6 フォトマスク 7 矩形コア 8 エポキシ系紫外線硬化樹脂膜(下部クラッド層) 9 ラミネータ 10 フッ素化ポリイミドフィルム 11 フッ素化ポリイミド矩形コア 12 エポキシ系紫外線硬化樹脂膜(上部クラッド層) 13 側部クラッド 14 PMMA膜(下部クラッド層) 15 PMMA/MONS膜 16 PMMA/MONS矩形コア 17 エポキシ系紫外線硬化樹脂矩形コア 18 エポキシ系紫外線硬化樹脂膜(コア)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機高分子材料を多層に積層した高分子
    光導波路であって、該光導波路を構成する多層高分子膜
    層の少なくとも1つの層のガラス転移温度が、該層と直
    接接する下部高分子膜層のガラス転移温度より高いこと
    を特徴とする高分子光導波路。
  2. 【請求項2】 有機高分子材料を多層に積層した高分子
    光導波路であって、該光導波路を構成する多層高分子膜
    層の少なくとも1つの層のガラス転移温度が、該層の下
    部高分子膜層のガラス転移温度より低いことを特徴とす
    る高分子光導波路。
  3. 【請求項3】 有機高分子材料を多層に積層した高分子
    光導波路の製造方法であって、該光導波路を構成する多
    層の高分子膜層を作製する際に、少なくとも1つの層
    を、該層と直接接する下部高分子膜層のガラス転移温度
    より高いガラス転移温度を有する高分子材料から構成
    し、前記下部高分子膜層のガラス温度以上で該層のガラ
    ス転移温度以下の温度で熱処理を行うことにより、前記
    下部高分子層上に形成する工程を含むことを特徴とする
    高分子光導波路の製造方法。
  4. 【請求項4】 有機高分子材料を多層に積層した高分子
    光導波路の製造方法であって、該光導波路を構成する多
    層の高分子膜層を作製する際に、少なくとも1つの層
    を、下部高分子膜層のガラス転移温度より低いガラス転
    移温度を有する高分子材料から構成し、該層のガラス転
    移温度以上で前記下部高分子層のガラス転移温度以下の
    温度で熱処理を行うことにより、下部高分子膜層上に形
    成する工程を含むことを特徴とする高分子光導波路の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 有機高分子材料を多層に積層してなる高
    分子光導波路回路の一部の光導波路が、前記請求項1ま
    たは2のいずれかの高分子光導波路から構成されている
    ことを特徴とする高分子光導波路回路。
  6. 【請求項6】 有機高分子材料を多層に積層してなる高
    分子光導波路回路の製造方法であって、該高分子光導波
    路回路の一部の光導波路を、前記請求項3または4のい
    ずれかの製造方法により、製造することを特徴とする高
    分子光導波路回路の製造方法。
JP20861296A 1996-08-07 1996-08-07 高分子光導波路および高分子光導波路回路、およびそれらの製造方法 Pending JPH1048441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20861296A JPH1048441A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 高分子光導波路および高分子光導波路回路、およびそれらの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20861296A JPH1048441A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 高分子光導波路および高分子光導波路回路、およびそれらの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1048441A true JPH1048441A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16559108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20861296A Pending JPH1048441A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 高分子光導波路および高分子光導波路回路、およびそれらの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1048441A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000019343A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光導波路素子
JP2005208562A (ja) * 2003-12-25 2005-08-04 Kansai Paint Co Ltd 光導波路の形成方法及びその方法により得られた光導波路
WO2005081023A1 (ja) * 2004-02-25 2005-09-01 Kansai Paint Co., Ltd. 光導波路及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000019343A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光導波路素子
JP2005208562A (ja) * 2003-12-25 2005-08-04 Kansai Paint Co Ltd 光導波路の形成方法及びその方法により得られた光導波路
WO2005081023A1 (ja) * 2004-02-25 2005-09-01 Kansai Paint Co., Ltd. 光導波路及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6338975B1 (en) Optical circuit device, its manufacturing process and a multilayer optical circuit using said optical circuit device
EP0616234B1 (en) Method of manufacturing a polyimide optical waveguide
EP1099964B1 (en) Method for manufacturing polymer optical waveguide
EP0961139B1 (en) Polymer optical waveguide, optica integrated circuit , optical module and optical communication apparatus
US6999643B2 (en) Method of manufacturing optical waveguide and method of manufacturing opto-electric wiring board
KR100384983B1 (ko) 전사체 및 그것을 이용한 방법
JPH06281831A (ja) 電気配線・光配線混載フレキシブルプリント配線板及びその基板
JP2019512742A (ja) フレキシブルディスプレイ装置の製造方法
WO2020228196A1 (zh) 显示面板的制备方法及显示面板
US6047098A (en) Plastic optical waveguide and optical switch using same
JPH1048441A (ja) 高分子光導波路および高分子光導波路回路、およびそれらの製造方法
JP3327356B2 (ja) フッ素化ポリイミド光導波路及びその製造方法
JPH11223735A (ja) チューナブル高分子導波路回折格子及びその製造方法
JP4487297B2 (ja) 保護層を備えた樹脂製光導波路、その製造方法および光部品
JPH0682642A (ja) 光回路デバイス、その製造方法およびそれを用いた多層光回路
JPH06214275A (ja) 導波路型光非線形素子
US20040096161A1 (en) Electrode structure
JP2007093634A (ja) 有機薄膜素子及びその製造方法、並びに光導波路素子及びその製造方法
JP2000035524A (ja) 光導波路およびその製造方法
JP2000056147A (ja) 高分子光導波路の製造方法
JP2001074952A (ja) 保護層を備えた樹脂製光導波路、その製造方法および光部品
JPH04274402A (ja) 導光路の作製方法
JP2000321455A (ja) ポリイミド光導波路の製造方法
JP2007033776A (ja) 積層型光導波路の製法
JPH0922035A (ja) 導波路型光変調素子とその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050218