JP2000018805A - 冷蔵庫扉 - Google Patents

冷蔵庫扉

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JP2000018805A
JP2000018805A JP10184549A JP18454998A JP2000018805A JP 2000018805 A JP2000018805 A JP 2000018805A JP 10184549 A JP10184549 A JP 10184549A JP 18454998 A JP18454998 A JP 18454998A JP 2000018805 A JP2000018805 A JP 2000018805A
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
ribs
plate part
door
refrigerator door
Prior art date
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Pending
Application number
JP10184549A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Tanida
敏彦 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10184549A priority Critical patent/JP2000018805A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱材を注入発泡する工程で発生するキャッ
プへの応力が一箇所に集中しないようにした冷蔵庫扉を
提供する。 【解決手段】 冷蔵庫扉10のキャップ14の基板部2
0において、キャップ14の長辺方向に沿って複数のリ
ブ32を断続的に千鳥状に配したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の扉のキャ
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の扉は、冷気を逃がさないために
断熱構造をなし、その構造は、金属製の薄板よりなる扉
板と、この扉板の上下縁部に被嵌されるキャップとより
構成され、この内部には断熱材として発泡ウレタンが注
入発泡されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷蔵庫扉の
キャップ100は、図10または図11に示すように、
キャップ100の内側において、その長辺方向に沿って
リブ102が突設されている。このリブ102はキャッ
プ100の曲げ剛性を向上させるものである。
【0004】しかしながら、扉内部に発泡ウレタンを充
填固化する工程で発生するキャップ100への変形応力
が、リブ102の一箇所に応力集中する。そして、使用
時の色々なストレス条件、例えば低温度雰囲気、油付
着、洗剤付着等によって、この応力集中箇所を起点にし
て割れが発生する可能性があるという問題点があった。
【0005】また、曲げ強度に低い材料を用いた場合に
は、キャップ100の膨らみ変形が大きくなることと、
割れ発生の確率が増すという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、断熱
材を注入発泡する工程で発生するキャップへの応力が一
箇所に集中しないようにした冷蔵庫扉を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷蔵
庫扉は、冷蔵庫の扉の正面をなす薄板状の扉板と、この
扉板の縁部に被嵌されるキャップとよりなり、その内部
に断熱材が注入発泡した冷蔵庫扉において、キャップ
は、基板部と、この基板部の前端部に立設した前板部
と、この基板部の両側端に立設した両側板部とを少なく
とも有し、基板部の内側にキャップの長辺方向に沿って
複数のリブを断続的に突設したものである。
【0008】請求項2の冷蔵庫扉は、請求項1のものに
おいて、基板部の内側にリブを複数段突設し、かつ、こ
れらリブを千鳥状にしたものである。
【0009】請求項3の冷蔵庫扉は、請求項1のものに
おいて、基板部の内側にリブを複数段それぞれ平行に突
設し、かつ、これら隣接する段のリブが重なるようにし
たものである。
【0010】請求項4の冷蔵庫扉は、請求項1のものに
おいて、キャップには、前板部と係合するための爪部を
設け、扉板にはこの爪部と係合する係合部を設けたもの
である。
【0011】請求項1の冷蔵庫扉であると、基板の内側
にキャップの長辺方向に沿って複数のリブが断続的に突
設している。このように、断続的にリブが突設している
と、リブの一点に応力が集中することがなく、応力集中
箇所より割れが発生したりすることがない。
【0012】請求項2の冷蔵庫扉においては、リブを複
数段突設し、かつ、これらリブを千鳥状に配しているた
め、より剛性を向上させることができる。
【0013】請求項3の冷蔵庫扉であると、リブを複数
段それぞれ平行に突設し、かつ、これら隣接する段のリ
ブが重なるように形成しているため、冷蔵庫扉の剛性を
向上させることができる。
【0014】請求項4の冷蔵庫扉であると、前板部の爪
部と扉板の係合部を係合させることにより、キャップを
確実に扉板に固定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例を示す冷蔵庫扉
10の分解斜視図であり、図2は組み立てた状態の斜視
図である。
【0017】まず、図1及び図2に基づいて冷蔵庫扉の
構造について説明する。
【0018】この冷蔵庫扉10は、冷蔵庫の野菜室や冷
凍室の扉に使用されるものである。冷蔵庫扉10は、薄
い金属板よりなる扉板12と、扉板12の上縁部及び下
縁部に被嵌される合成樹脂製のキャップ14と、冷蔵庫
扉10の背面を構成する背面板16とよりなる。
【0019】この冷蔵庫扉10を組み立てる場合には、
扉板12の背面に背面板16を取付け、その上縁部及び
下縁部にキャップ14,14を被嵌する。そして、背面
板16に開口している注入口18より発泡ウレタンを注
入発泡し、その内部に発泡ウレタンを装填する(図2参
照)。
【0020】次に、キャップ14の構造について図3及
び図4に基づいて説明する。
【0021】キャップ14は、一辺が円弧状に形成され
た略矩形の基板部20と、この基板部20の前端部から
立設した前板部22と、基板部20の両側端から立設し
た側板部24と、基板部20の後端部より立設した後板
部26とよりなる。
【0022】基板部20の内側における両側板部24と
前板部22の近傍に沿って立設部28が設けられてい
る。この立設部28の外側には固定リブ30が所定間隔
毎に複数個設けられている。そして、この固定リブ30
と前板部22または側板部24との間に扉板12が圧入
嵌合する(図4参照)。
【0023】また、基板部20の内側には、キャップ1
4の長辺方向に沿って、4段のリブ32が断続的に立設
されている。詳しくは、図3に示すように、各段のリブ
32が平行であり、かつ、その一部が重なるように配さ
れ、千鳥状に構成されている。
【0024】上記構成のキャップ14が、従来のキャッ
プよりも剛性が向上した理由について、図2、図5、図
6に基づいて説明する。
【0025】図2に示すように、注入口18から発泡ウ
レタンを注入すると、図2の矢印の方向にそれぞれ力が
かかる。この場合に、キャップ14の中央部に最も大き
な応力がかかる。
【0026】この応力のかかり具合を説明した図面が図
5及び図6であり、図5が本実施例のリブ32のもので
あり、図6が従来のリブ102のものである。図5及び
図6において応力が集中する箇所を「×」で、応力がか
かる方向を矢印で表現している。
【0027】まず、従来の一本のリブ102の応力のか
かり具合について、図6に基づいて説明する。
【0028】発泡ウレタンが注入発泡した場合には前記
したようにキャップ14の中央部に応力が最もかかるた
め、一本のリブ102の中央部に最も応力がかかる。そ
して、その両側においては次第にその応力のかかり具合
が小さくなってくる。この状態において、一本のリブ1
02の中央部に応力集中点が発生し、この応力集中点か
ら割れが発生する可能性がある。
【0029】次に、本実施例のリブ32について図5に
基づいて説明する。
【0030】本実施例においても発泡ウレタンが注入発
泡されると、キャップ14の中央部に応力が集中する。
ところが、本実施例の場合には断続的にリブ32が設け
られているため、各リブ32の中央部に応力が分散され
ることになり、従来の一本のリブ102のような応力集
中点が発生しない。したがって、従来のような割れに発
展する可能性が少ない。
【0031】また、本実施例の場合には、リブ32が平
行で、かつ、重なるように千鳥状に配されているため、
その剛性が一本のリブ102を設けるよりも向上し、キ
ャップ14全体の剛性も向上する。
【0032】さらに、従来の一本のリブ102では、リ
ブ102の高さを高くすると応力が集中しやすくなる
が、本実施例のリブ32の場合には前記したように応力
が分散するため、リブ32の高さを高くすることができ
る。したがって、リブ32の高さを高くすることによ
り、冷蔵庫扉10の剛性をより向上することができる。
【0033】また、本実施例の冷蔵庫扉10であると、
変形量が大きくなっても応力集中がないため、曲げ強度
の弱い材料を採用することも可能となる。
【0034】次に、図7〜図9に基づいて、第2の実施
例の冷蔵庫扉10について説明する。
【0035】本実施例と第1の実施例の異なる点は、立
設部28の所定間隔毎に爪部34を設け、この34に対
応する扉板12の位置に図8に示すように切り起こし部
36を形成する。
【0036】このようにすると、扉板12にキャップ1
4を被嵌した場合には、爪部34と切り起こし部36が
係合し、扉板12とキャップ14とが完全に固定され
る。そのため、キャップ14の材料に曲げ強度の低い材
料を使用しても、その剛性が落ちることがない。
【0037】
【発明の効果】以上により本発明の冷蔵庫扉であると、
リブを断続的に設けることにより応力を分散させること
ができるので、冷蔵庫扉の剛性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫扉の分解斜視図
である。
【図2】同じく組み立てた状態の冷蔵庫扉の斜視図であ
る。
【図3】キャップの平面図である。
【図4】キャップを扉板及び背面板に被嵌した場合の縦
断面図である。
【図5】本実施例のリブの拡大斜視図である。
【図6】従来のリブの拡大斜視図である。
【図7】第2の実施例の冷蔵庫扉の平面図である。
【図8】図7におけるA−A線断面図である。
【図9】図7におけるB−B線断面図である。
【図10】従来のキャップの平面図である。
【図11】従来の他のキャップの平面図である。
【符号の説明】
10 冷蔵庫扉 12 扉板 14 キャップ 20 基板部 22 前板部 24 側板部 26 後板部 32 リブ 34 爪部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫の扉の正面をなす薄板状の扉板と、
    この扉板の縁部に被嵌されるキャップとよりなり、その
    内部に断熱材が注入発泡された冷蔵庫扉において、 キャップは、基板部と、この基板部の前端部に立設した
    前板部と、この基板部の両側端に立設した両側板部とを
    少なくとも有し、 基板部の内側にキャップの長辺方向に沿って複数のリブ
    を断続的に突設したことを特徴とする冷蔵庫扉。
  2. 【請求項2】基板部の内側にリブを複数段突設し、か
    つ、これらリブを千鳥状にしたことを特徴とする請求項
    1記載の冷蔵庫扉。
  3. 【請求項3】基板部の内側にリブを複数段それぞれ平行
    に突設し、かつ、これら隣接する段のリブが重なるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉。
  4. 【請求項4】キャップには、前板部と係合するための爪
    部を設け、扉板にはこの爪部と係合する係合部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉。
JP10184549A 1998-06-30 1998-06-30 冷蔵庫扉 Pending JP2000018805A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009065683A1 (de) * 2007-11-19 2009-05-28 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Tür für ein kältegerät
CN103836876A (zh) * 2014-03-27 2014-06-04 合肥美的电冰箱有限公司 用于冰箱的门端盖和具有其的冰箱
CN112629130A (zh) * 2019-10-08 2021-04-09 日立环球生活方案株式会社 绝热门以及具备该绝热门的冰箱

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