JP2000017928A - 蝶 番 - Google Patents
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- JP2000017928A JP2000017928A JP10187859A JP18785998A JP2000017928A JP 2000017928 A JP2000017928 A JP 2000017928A JP 10187859 A JP10187859 A JP 10187859A JP 18785998 A JP18785998 A JP 18785998A JP 2000017928 A JP2000017928 A JP 2000017928A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重量物である梯子分体を配した収納蓋を一人
で、所定位置に正確に、しかも簡単に収納枠に取り付け
ることができる蝶番を提供することを目的とする。 【解決手段】板状体の下端辺の二箇所に切込部(4) を介
して軸支部(5) を設け、この中央軸支部(5) の上部に係
止突起(6) を設け、板状体の上方に取付孔(8) を設けて
なる第一部材(1) を形成し、これと対応する第二部材
(2) は逆L字状の水平片部(13)と垂直片部(11)とからな
り、垂直片部(11)の下方に複数の取付孔(12)を設け、上
端に支持部(15)を介して、切欠部(16)を有する軸杆(3)
を、切欠部(16)の向きを所定方向に向けた状態で軸杆
(3) を、前記支持部(15)に支持してなる第二部材(2) を
形成し、前記第一部材(1) の軸支部(5) に前記第二部材
(2) の軸杆(3) を嵌合して回動自在に支持する際に、軸
杆(5) の切欠部(16)を第一部材(1) の係止突起(6) を通
過させて回動支持する構成である。
で、所定位置に正確に、しかも簡単に収納枠に取り付け
ることができる蝶番を提供することを目的とする。 【解決手段】板状体の下端辺の二箇所に切込部(4) を介
して軸支部(5) を設け、この中央軸支部(5) の上部に係
止突起(6) を設け、板状体の上方に取付孔(8) を設けて
なる第一部材(1) を形成し、これと対応する第二部材
(2) は逆L字状の水平片部(13)と垂直片部(11)とからな
り、垂直片部(11)の下方に複数の取付孔(12)を設け、上
端に支持部(15)を介して、切欠部(16)を有する軸杆(3)
を、切欠部(16)の向きを所定方向に向けた状態で軸杆
(3) を、前記支持部(15)に支持してなる第二部材(2) を
形成し、前記第一部材(1) の軸支部(5) に前記第二部材
(2) の軸杆(3) を嵌合して回動自在に支持する際に、軸
杆(5) の切欠部(16)を第一部材(1) の係止突起(6) を通
過させて回動支持する構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井用梯子ユニッ
トに用いる蝶番或は避難ハッチ等に用いる蝶番に関する
ものである。
トに用いる蝶番或は避難ハッチ等に用いる蝶番に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井用梯子ユニットは、天井開口
部に固定する収納枠の内壁に、梯子分体を取り付けた収
納蓋の一端を蝶番を介して支持し、この収納蓋の他端を
収納枠の内壁に左右一対の懸架リンクを介して支持し、
懸架リンクと収納枠との間に吊上ばねを掛け渡してなる
ものである。そして、天井用梯子ユニットは、重量があ
るので、組み立てながら、所定の天井開口部に取り付け
られる。すなわち、梯子分体を取り付けた収納蓋を、一
人又は二人で持ち上げ、所定位置で動かないように支え
た上で、もう一人が、予め収納蓋に取り付けた蝶番を収
納枠の内壁にねじ止めして、収納蓋を収納枠に取り付け
ている。あるいは、予め収納枠に取り付けた蝶番を収納
蓋の上端にねじ止めして、収納蓋を収納枠に取り付けて
いる。
部に固定する収納枠の内壁に、梯子分体を取り付けた収
納蓋の一端を蝶番を介して支持し、この収納蓋の他端を
収納枠の内壁に左右一対の懸架リンクを介して支持し、
懸架リンクと収納枠との間に吊上ばねを掛け渡してなる
ものである。そして、天井用梯子ユニットは、重量があ
るので、組み立てながら、所定の天井開口部に取り付け
られる。すなわち、梯子分体を取り付けた収納蓋を、一
人又は二人で持ち上げ、所定位置で動かないように支え
た上で、もう一人が、予め収納蓋に取り付けた蝶番を収
納枠の内壁にねじ止めして、収納蓋を収納枠に取り付け
ている。あるいは、予め収納枠に取り付けた蝶番を収納
蓋の上端にねじ止めして、収納蓋を収納枠に取り付けて
いる。
【0003】このように、梯子分体を配した収納蓋を収
納枠に取り付けるには、少なくとも二人がかりの作業と
なり、又、重量物である収納蓋を持ち上げ、所定位置で
動かないように支えた上で、ねじ止めするため、ねじ止
め作業がしにくく、ねじ止め位置がずれやすく、組立精
度が落ちることもしばしばであった。
納枠に取り付けるには、少なくとも二人がかりの作業と
なり、又、重量物である収納蓋を持ち上げ、所定位置で
動かないように支えた上で、ねじ止めするため、ねじ止
め作業がしにくく、ねじ止め位置がずれやすく、組立精
度が落ちることもしばしばであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、前
記従来技術に鑑みて、重量物である梯子分体を配した収
納蓋を一人で、所定位置に正確に、しかも簡単に収納枠
に取り付けることができる蝶番を提供することを目的と
する。
記従来技術に鑑みて、重量物である梯子分体を配した収
納蓋を一人で、所定位置に正確に、しかも簡単に収納枠
に取り付けることができる蝶番を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の蝶番は、板状体の下端辺の複数箇所に切
込部(4) を介して複数の軸支部(5) を設け、この中央軸
支部(5) に係止突起(6)を形成し、上方に取付孔(8) を
設けてなる第一部材(1) を形成し、これと対応する第二
部材(2) は、逆L字状の水平片部(13)と垂直片部(11)と
からな、垂直片部(11)の下方に複数の取付孔(12)を設
け、水平片部(13)の先端に支持部(15)を介して、切欠部
(16)を有する軸杆(3) を前記支持部(15)で支持してな
り、前記第一部材(1) の軸支部(5) に、前記第二部材
(2) の軸杆(3) を嵌合させて回動自在に支持する際に、
前記第二部材(2) の軸杆(5) の切欠部(16)を第一部材
(1) の係止突起(6) を通過させて回動支持することを特
徴とする構成である。上記の構成によれば、前記第一部
材(1) の軸支部(5) に前記第二部材(2) の軸杆(3) を嵌
合するだけで、第一部材(1) に第二部材(2) を回動自在
に支持することができるので、重量物である梯子分体(2
1)を配した収納蓋(22)を、一人で、所定位置に正確に、
しかも簡単に収納枠(23)に取り付けることができる。
め、請求項1の蝶番は、板状体の下端辺の複数箇所に切
込部(4) を介して複数の軸支部(5) を設け、この中央軸
支部(5) に係止突起(6)を形成し、上方に取付孔(8) を
設けてなる第一部材(1) を形成し、これと対応する第二
部材(2) は、逆L字状の水平片部(13)と垂直片部(11)と
からな、垂直片部(11)の下方に複数の取付孔(12)を設
け、水平片部(13)の先端に支持部(15)を介して、切欠部
(16)を有する軸杆(3) を前記支持部(15)で支持してな
り、前記第一部材(1) の軸支部(5) に、前記第二部材
(2) の軸杆(3) を嵌合させて回動自在に支持する際に、
前記第二部材(2) の軸杆(5) の切欠部(16)を第一部材
(1) の係止突起(6) を通過させて回動支持することを特
徴とする構成である。上記の構成によれば、前記第一部
材(1) の軸支部(5) に前記第二部材(2) の軸杆(3) を嵌
合するだけで、第一部材(1) に第二部材(2) を回動自在
に支持することができるので、重量物である梯子分体(2
1)を配した収納蓋(22)を、一人で、所定位置に正確に、
しかも簡単に収納枠(23)に取り付けることができる。
【0006】請求項2の蝶番は、請求項1において、前
記軸杆(3) の切欠部(16)の向きを所定方向に向けて、第
二部材(2) の支持部(15)に軸杆(3) を固定してなる構成
である。この構成によれば、切欠部(16)の位置が固定さ
れているので、収納蓋(22)を収納枠(23)から外す際の収
納蓋(22)の開放角度を一定にすることができ、思わぬ位
置で、収納蓋(22)が外れることがない。特に、収納蓋(2
2)が垂れ下がった状態の時に外れるようにすれば、通常
使用時には外れる危険性がない。
記軸杆(3) の切欠部(16)の向きを所定方向に向けて、第
二部材(2) の支持部(15)に軸杆(3) を固定してなる構成
である。この構成によれば、切欠部(16)の位置が固定さ
れているので、収納蓋(22)を収納枠(23)から外す際の収
納蓋(22)の開放角度を一定にすることができ、思わぬ位
置で、収納蓋(22)が外れることがない。特に、収納蓋(2
2)が垂れ下がった状態の時に外れるようにすれば、通常
使用時には外れる危険性がない。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る蝶番の実施の形態例
を図面に基づき説明する。本発明に係る蝶番(A) は、図
1に示すように、板状体の下端辺の二箇所に切込部(4)
を介して下端に軸支部(5) を設け、この中央の軸支部
(5) の上部に係止突起(6) を形成し、板状体の上方に複
数の取付孔(8) を設けてなる第一部材(1) を形成し、こ
れと対応する第二部材(2) は、逆L字状の水平片部(13)
と垂直片部(11)とからなり、垂直片部(11)の下方に複数
の取付孔(12)を設け、水平片部(13)の先端に支持部(15)
を介して、切欠部(16)の向きを所定方向に向けた状態で
軸杆(3) を、前記支持部(15)に固定してなる第二部材
(2) を形成し、前記係止突起(6)に前記切欠部(16)を通
過させて、前記第一部材(1) の軸支部(5) に前記第二部
材(2) の軸杆(3) を嵌合して回動自在に支持してなるも
のである。
を図面に基づき説明する。本発明に係る蝶番(A) は、図
1に示すように、板状体の下端辺の二箇所に切込部(4)
を介して下端に軸支部(5) を設け、この中央の軸支部
(5) の上部に係止突起(6) を形成し、板状体の上方に複
数の取付孔(8) を設けてなる第一部材(1) を形成し、こ
れと対応する第二部材(2) は、逆L字状の水平片部(13)
と垂直片部(11)とからなり、垂直片部(11)の下方に複数
の取付孔(12)を設け、水平片部(13)の先端に支持部(15)
を介して、切欠部(16)の向きを所定方向に向けた状態で
軸杆(3) を、前記支持部(15)に固定してなる第二部材
(2) を形成し、前記係止突起(6)に前記切欠部(16)を通
過させて、前記第一部材(1) の軸支部(5) に前記第二部
材(2) の軸杆(3) を嵌合して回動自在に支持してなるも
のである。
【0008】第一部材(1) は、図3及び4に示すよう
に、板状体の下端辺の二箇所に切込部(4) を設けると共
に、この切込部(4) 以外の部分を、上方を開放した状態
で内側に折り曲げて軸支部(5) を形成し、中央の軸支部
(5) の上方に係止突起(6) を裏面より打ち出して設け、
或は突起を溶着により取り付け、これら軸支部(5) や係
止突起(6) の上方の横方向に一条の補強リブ(7) を打ち
出しにより設け、さらに上方に横長の取付孔(8) を複数
穿設してなるものである。
に、板状体の下端辺の二箇所に切込部(4) を設けると共
に、この切込部(4) 以外の部分を、上方を開放した状態
で内側に折り曲げて軸支部(5) を形成し、中央の軸支部
(5) の上方に係止突起(6) を裏面より打ち出して設け、
或は突起を溶着により取り付け、これら軸支部(5) や係
止突起(6) の上方の横方向に一条の補強リブ(7) を打ち
出しにより設け、さらに上方に横長の取付孔(8) を複数
穿設してなるものである。
【0009】第二部材(2) は、図5乃至7に示すよう
に、板状体を略逆L字状に折曲してなり、垂直片部(11)
の下辺付近に取付孔(12)を複数個穿設し、垂直片部(11)
から水平片部(13)にかけて縦三列に補強リブ(14)を打ち
出しにより設け、水平片部(13)の端辺二箇所に支持部(1
5)を形成する。この支持部(15)に、中央に切欠部(16)を
設けた軸杆(3) を、この切欠部(16)が水平方向の外側を
向く方向になるように、挿通して回動しないように支持
する。
に、板状体を略逆L字状に折曲してなり、垂直片部(11)
の下辺付近に取付孔(12)を複数個穿設し、垂直片部(11)
から水平片部(13)にかけて縦三列に補強リブ(14)を打ち
出しにより設け、水平片部(13)の端辺二箇所に支持部(1
5)を形成する。この支持部(15)に、中央に切欠部(16)を
設けた軸杆(3) を、この切欠部(16)が水平方向の外側を
向く方向になるように、挿通して回動しないように支持
する。
【0010】次に、本発明に係る蝶番(a) の使用方法に
ついて、図面に基づき説明する。梯子分体(21)を配した
収納蓋(22)の上端左右両側の上面部に、第二部材(2) の
垂直片部(11)を、当該収納蓋(22)の上端辺に第二部材
(2) の水平片部(13)をそれぞれ接当させ、取付孔(12)で
螺着して、図8に示したように、第二部材(2) を収納蓋
(22)に取り付ける。一方、予め天井開口部に取り付けた
収納枠(23)の内壁の所定位置に、第一部材(1) の軸支部
(5) を下側にして、取付孔(8) で螺着して、図8に示し
たように、第一部材(1) を収納枠(23)に取り付ける。
ついて、図面に基づき説明する。梯子分体(21)を配した
収納蓋(22)の上端左右両側の上面部に、第二部材(2) の
垂直片部(11)を、当該収納蓋(22)の上端辺に第二部材
(2) の水平片部(13)をそれぞれ接当させ、取付孔(12)で
螺着して、図8に示したように、第二部材(2) を収納蓋
(22)に取り付ける。一方、予め天井開口部に取り付けた
収納枠(23)の内壁の所定位置に、第一部材(1) の軸支部
(5) を下側にして、取付孔(8) で螺着して、図8に示し
たように、第一部材(1) を収納枠(23)に取り付ける。
【0011】収納蓋(22)を立てた状態で持ち上げ、収納
枠(23)に取り付けた前記第一部材(1) の軸支部(5) に、
収納蓋(22)に取り付けた第二部材(2) の軸杆(3) を嵌め
る。このとき、第二部材(2) の軸杆(3) に設けた切欠部
(16)が第一部材(1) の係止突起(6) を通過し、第二部材
(2) の支持部(15)が第一部材(1) の切込部(4) に嵌ま
り、第二部材(2) の軸杆(3) が第一部材(1) の軸支部
(5) に回動自在に支持される。なお、第一部材(1) に横
長の取付孔(8) を設けているため、第一部材(1) の軸支
部(5) に第二部材(2) の軸杆(3) を取り付ける際に、当
該長孔分だけ第一部材(1) の取付位置を調整でき、取付
精度をより向上させることができる。そして、収納蓋(2
2)の一端を懸架リンク(24)を介して収納枠(23)に取り付
け、収納枠(23)と懸架リンク(24)との間に吊上ばね(25)
を掛け渡し、収納蓋(22)を閉めたときに平衡がとれる状
態に保持し、図9に示したように、天井用梯子ユニット
の組立を完了する。
枠(23)に取り付けた前記第一部材(1) の軸支部(5) に、
収納蓋(22)に取り付けた第二部材(2) の軸杆(3) を嵌め
る。このとき、第二部材(2) の軸杆(3) に設けた切欠部
(16)が第一部材(1) の係止突起(6) を通過し、第二部材
(2) の支持部(15)が第一部材(1) の切込部(4) に嵌ま
り、第二部材(2) の軸杆(3) が第一部材(1) の軸支部
(5) に回動自在に支持される。なお、第一部材(1) に横
長の取付孔(8) を設けているため、第一部材(1) の軸支
部(5) に第二部材(2) の軸杆(3) を取り付ける際に、当
該長孔分だけ第一部材(1) の取付位置を調整でき、取付
精度をより向上させることができる。そして、収納蓋(2
2)の一端を懸架リンク(24)を介して収納枠(23)に取り付
け、収納枠(23)と懸架リンク(24)との間に吊上ばね(25)
を掛け渡し、収納蓋(22)を閉めたときに平衡がとれる状
態に保持し、図9に示したように、天井用梯子ユニット
の組立を完了する。
【0012】これにより、軸杆(3) の切欠部(16)が、第
一部材(1) の係止突起(6) によりも下方向を向いた状態
で、第一部材(1) の軸支部(5) に支持されるため、当該
軸杆(3) が上方に移動しようとしても当該係止突起(6)
に接当して移動できなくなり、その結果、収納蓋(22)
は、蝶番(a) により、外れることなく収納枠(23)に回動
自在に取り付けられる。この収納蓋(22)を取り外すに
は、懸架リンク(24)を外し、収納蓋(22)が垂れ下がった
状態になったときに、上方に持ち上げることにより、第
二部材(2) の軸杆(3) に設けた切欠部(16)が、第一部材
(1) の係止突起(6) を通過して、収納蓋(22)が収納枠(2
3)から外れることになる。
一部材(1) の係止突起(6) によりも下方向を向いた状態
で、第一部材(1) の軸支部(5) に支持されるため、当該
軸杆(3) が上方に移動しようとしても当該係止突起(6)
に接当して移動できなくなり、その結果、収納蓋(22)
は、蝶番(a) により、外れることなく収納枠(23)に回動
自在に取り付けられる。この収納蓋(22)を取り外すに
は、懸架リンク(24)を外し、収納蓋(22)が垂れ下がった
状態になったときに、上方に持ち上げることにより、第
二部材(2) の軸杆(3) に設けた切欠部(16)が、第一部材
(1) の係止突起(6) を通過して、収納蓋(22)が収納枠(2
3)から外れることになる。
【0013】前記実施の態様例では、第二部材(2) を略
L字状とした例で説明したが、収納蓋(22)に取り付けら
れる形状であればよく、その形状は、特に限定するもの
ではない。前記実施の態様例では、第二部材(2) に軸杆
(3) を固着した例で説明したが、当該軸杆(3) が回動す
るように第二部材(2) の支持部(15)に取り付けてもよ
い。これは、当該第二部材(2) の軸杆(3) を第一部材
(1) の軸支部(5) に嵌めるときに、軸杆(3) の切欠部(1
6)が、第一部材(1) の係止突起(6) を通過すればよく、
その後、当該軸杆(3) が第二部材(2) の支持部(15)で回
動して当該切欠部(16)の向きがずれても、当該切欠部(1
6)が係止突起(6) を通過できる位置に当該軸杆(3) を回
して、収納蓋(22)を外すようにしてもよい。前記実施の
態様例では、第一部材(1) の軸支部(5) の中央一箇所に
係止突起(6) を設け、切欠部(16)を中央一箇所に設けた
軸杆(3) を第二部材(2) に支持し、両部材(1) (2) に補
強用の補強リブ(7) (14)を設けた例で説明したが、軸杆
(3)の切欠部(16)が係止突起(6) を通過し、第一部材(1)
の軸支部(5) に第二部材(2) の軸杆(3) を嵌合して回
動自在に支持できればよく、これら切欠部(16)、係止突
起(6) 及び補強リブ(7) (14)を設ける位置、数、形状、
それらを形成する方法等は、特に限定するものではな
い。前記実施の態様例では、第一部材(1) に係止突起
(6) を設け、切欠部(16)を有する軸杆(3) を第二部材
(2) に支持した例で説明したが、切欠部(16)を有する軸
杆(3) を第一部材(1) に支持し、係止突起(6) を第二部
材(2) に設け、第二部材(2) の軸支部(5) に第一部材
(1) の軸杆(3) を嵌合して回動自在に支持したものとし
てもよい。
L字状とした例で説明したが、収納蓋(22)に取り付けら
れる形状であればよく、その形状は、特に限定するもの
ではない。前記実施の態様例では、第二部材(2) に軸杆
(3) を固着した例で説明したが、当該軸杆(3) が回動す
るように第二部材(2) の支持部(15)に取り付けてもよ
い。これは、当該第二部材(2) の軸杆(3) を第一部材
(1) の軸支部(5) に嵌めるときに、軸杆(3) の切欠部(1
6)が、第一部材(1) の係止突起(6) を通過すればよく、
その後、当該軸杆(3) が第二部材(2) の支持部(15)で回
動して当該切欠部(16)の向きがずれても、当該切欠部(1
6)が係止突起(6) を通過できる位置に当該軸杆(3) を回
して、収納蓋(22)を外すようにしてもよい。前記実施の
態様例では、第一部材(1) の軸支部(5) の中央一箇所に
係止突起(6) を設け、切欠部(16)を中央一箇所に設けた
軸杆(3) を第二部材(2) に支持し、両部材(1) (2) に補
強用の補強リブ(7) (14)を設けた例で説明したが、軸杆
(3)の切欠部(16)が係止突起(6) を通過し、第一部材(1)
の軸支部(5) に第二部材(2) の軸杆(3) を嵌合して回
動自在に支持できればよく、これら切欠部(16)、係止突
起(6) 及び補強リブ(7) (14)を設ける位置、数、形状、
それらを形成する方法等は、特に限定するものではな
い。前記実施の態様例では、第一部材(1) に係止突起
(6) を設け、切欠部(16)を有する軸杆(3) を第二部材
(2) に支持した例で説明したが、切欠部(16)を有する軸
杆(3) を第一部材(1) に支持し、係止突起(6) を第二部
材(2) に設け、第二部材(2) の軸支部(5) に第一部材
(1) の軸杆(3) を嵌合して回動自在に支持したものとし
てもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に本発明に係
る蝶番は、以下のような優れた効果を有する。本発明の
蝶番を取り付けることにより、収納蓋が垂直に垂れ下が
った状態の時のみ収納蓋が嵌めたり、外したり出来るだ
けで、それ以外の時は外れないので、重量物である梯子
分体を配した収納蓋を天井等の足場の高い不安定な場所
であっても一人で、所定位置に正確に、しかも簡単に収
納枠に取り付けることができ、収納蓋が不用意に外れる
ことがないものである。
る蝶番は、以下のような優れた効果を有する。本発明の
蝶番を取り付けることにより、収納蓋が垂直に垂れ下が
った状態の時のみ収納蓋が嵌めたり、外したり出来るだ
けで、それ以外の時は外れないので、重量物である梯子
分体を配した収納蓋を天井等の足場の高い不安定な場所
であっても一人で、所定位置に正確に、しかも簡単に収
納枠に取り付けることができ、収納蓋が不用意に外れる
ことがないものである。
【0015】
【図1】本発明の一実施形態に係る蝶番の正面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】同蝶番の第一部材の正面図である。
【図4】図3のB−B線における断面図である。
【図5】同蝶番の第二部材の正面図である。
【図6】図5のC−C線おける断面図である。
【図7】前記第二部材の上面図である。
【図8】同蝶番の取付方法を示す一部省略断面説明図で
ある。
ある。
【図9】同蝶番を取り付けた天井用梯子ユニットの使用
状態を示す一部省略説明図である。
状態を示す一部省略説明図である。
(a) 蝶番 (1) 第一部材 (2) 第二部材 (3) 軸杆 (5) 軸支部 (6) 係止突起 (8) 取付孔 (12) 取付孔 (15) 支持部 (16) 切欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 板状体の下端辺の複数箇所に切込部(4)
を介して複数の軸支部(5) を設け、この中央の軸支部
(5) の上部に係止突起(6) を形成し、板状体の上方に複
数の取付孔(8) を設けてなる第一部材(1) と、これと対
応する第二部材(2) は、逆L字状の水平片部(13)と垂直
片部(11)とからなり、垂直片部(11)の下方に複数の取付
孔(12)を設け、水平片部(13)の先端に支持部(15)を介し
て、切欠部(16)を有する軸杆(3) を前記支持部(15)で支
持してなり、前記第一部材(1) の軸支部(5) に、前記第
二部材(2) の軸杆(3) を嵌合して回動自在に支持する際
に、前記第二部材(2) の軸杆(5) の切欠部(16)が第一部
材(1) の係止突起(6) を通過させて回動支持することを
特徴とする蝶番。 - 【請求項2】 前記軸杆(3) の切欠部(16)の向きを所定
方向に向けて、第二部材(2) の支持部(15)に軸杆(3) を
固定したことを特徴とする請求項1記載の蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187859A JP2000017928A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 蝶 番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187859A JP2000017928A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 蝶 番 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000017928A true JP2000017928A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16213472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10187859A Pending JP2000017928A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 蝶 番 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000017928A (ja) |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP10187859A patent/JP2000017928A/ja active Pending
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