JP2000017130A - 熱溶融性ポリビニルアルコール系樹脂組成物 - Google Patents

熱溶融性ポリビニルアルコール系樹脂組成物

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JP2000017130A
JP2000017130A JP10189964A JP18996498A JP2000017130A JP 2000017130 A JP2000017130 A JP 2000017130A JP 10189964 A JP10189964 A JP 10189964A JP 18996498 A JP18996498 A JP 18996498A JP 2000017130 A JP2000017130 A JP 2000017130A
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Jun Sato
潤 佐藤
Akira Takenaka
亮 竹仲
Akihiro Nakayama
章弘 中山
Shinichi Tsukada
慎一 塚田
Yoshimi Umemura
芳海 梅村
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Kuraray Co Ltd
Showa Marutsutsu Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
Showa Marutsutsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的強度及び耐衝撃性に優れるとともに、
形態安定性、剛度が良好で、廃棄焼却が容易であり、か
つ軽量化を図れる成形物を与える熱溶融性ポリビニルア
ルコール系樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 熱溶融可能な粘度平均重合度200〜5
000のポリビニルアルコール系樹脂(A)100重量
部と、パルプ(B)5〜1000重量部を含有する熱溶
融性ポリビニルアルコール系樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱溶融性ポリビニル
アルコール系樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、本発
明は、機械的強度及び耐衝撃性に優れるとともに、形態
安定性、寸法安定性、剛度、吸音性が良好で、かつ焼却
時の残査が少ない成形物を与える繊維状物質含有熱溶融
性PVA系樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコール(以下、PVAと
略記することがある。)は、一般的に強度、タフネスに
優れ、機械的強度は他のプラスチックスと比較してもよ
り優れた素材であることが知られており、フィルム、繊
維糊剤、紙へのコーティング剤などに広く使用されてい
る。またPVAは代表的な水溶性樹脂であり、水と接触
するとPVAのけん化度によって溶解速度は異なるが、
溶解してその形状をなくす性質を有している。さらにP
VAは生分解性を有する樹脂であり、水に溶解したPV
Aは環境を汚染することなく自然に帰る特徴を有してい
る。
【0003】ところで、熱溶融性PVAは成形直後は、
硬く弾性率の高い成形物を与えるが、長時間高湿度下に
放置すると吸湿し、形状や強度、伸度、弾性率などが大
きく変化するという問題があった。この問題点を解決す
るために、例えば、種々の添加物の配合や、PVAのけ
ん化度をできるだけ高くして樹脂の結晶性を高めること
などが試みられている。
【0004】添加物の配合に関しては、従来から、タル
ク、クレー、炭酸カルシウムなどの無機充填剤を配合す
ることが一般に行われている。しかし、無機充填剤の配
合により、初期の強度や弾性率は上昇するものの、放置
すると時間の経過とともに成形物の物性が変化すること
が多く、形態安定性は全く向上しない場合がほとんどで
ある。その上、耐衝撃性も無機充填剤の配合量が多くな
るとともに低下し、また、廃棄焼却において無機充填剤
の残査処理が必要になり、労力、労費が嵩むなどの新た
な問題が生じるため、無機充填剤の添加のみでは、上記
問題点の解決には至っていない。
【0005】また、PVAのけん化度を上げ、樹脂の結
晶性を高める試みについて、得られた成形物は、吸湿速
度が遅く、吸湿しても初期の強度や弾性率を保持しやす
いなど形態安定性は比較的良好に改善されるが、溶融成
形性が大きく低下するという問題がある。すなわち、け
ん化度を高くするとPVAの融点が高くなり、PVAの
分解温度と成形温度とがきわめて近くなるため、安定し
た成形条件を取り得ないことが多い。このため、通常、
可塑剤などを多量に添加してPVAの融点を下げて成形
することがなされている。しかし、添加した可塑剤のた
めに吸湿性が大きくなり、形態安定性が大きく低下する
という問題が生じる。更に、高けん化度PVA成形物で
あっても、高い耐衝撃性は得られないものであった。
【0006】以上のように、熱溶融性PVA成形物の物
性形態安定性の改善に関する種々の添加物の配合、PV
Aのけん化度を上げる等の試みは、一部の改良は見られ
るものの、いずれも新たな問題点が生じ、いまだ解決さ
れていないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、機械的強度及び耐衝撃性に優れるとともに、
温度、湿度による影響が少なく形態安定性、寸法安定
性、剛度が良好である成形物を与える経済性効果のある
価格の熱溶融性PVA系樹脂組成物を提供することを目
的とするものである。さらに、本発明は低コストで、か
つ廃棄処分が容易な熱溶融性PVAを提供することも目
的の一つである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有する熱溶融性PVA系樹脂組成物を開発
すべく鋭意研究を重ねた結果、熱溶融可能な特定の重合
度を有するPVA系樹脂に、特定の繊維状物質を所定の
割合で配合することにより、その目的を達成しうること
を見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成した
ものである。
【0009】すなわち、本発明は、熱溶融可能な粘度平
均重合度200〜5000のPVA系樹脂(A)100
重量部と、パルプ(B)5〜1000重量部を含有する
ことを特徴とする熱溶融性PVA系樹脂組成物(以下、
本発明の組成物と略記することがある。)および本発明
の組成物からなるペレットを提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の組成物においては、成分
(A)として熱溶融可能なPVA系樹脂が用いられる。
この熱溶融可能なPVA系樹脂としては、熱溶融可能な
ものであれば特に制限されず、種々のPVA系樹脂を使
用することができる。このようなPVA系樹脂として
は、ビニルエステルを常法に従って重合又は共重合した
のち、けん化処理して得られる重合体が挙げられる。
【0011】ビニルエステルとしては、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、ギ酸ビニル、バーサチック酸ビニ
ル、ピバリン酸ビニルなどが挙げられるが、これらに限
定されない。通常工業的に生産され、コスト的に有利な
酢酸ビニルが使用される。ビニルエステルは、単独で又
は2以上組み合わせて用いてもよい。
【0012】本発明においては、熱溶融可能なPVA系
樹脂の中でも、成形物の機械的強度、強靱性、可撓性な
どの面から、粘度平均重合度が200〜5000の範囲
にあるものが用いられる。この粘度平均重合度が200
未満のものは、得られる成形物の機械的強度及び低温で
の耐衝撃強度が小さく、落としたり、ものにぶつけたり
した際に壊れやすく、実用的でない。特に肉厚が薄い部
分を含むボトルなどの成形物は、低い重合度のPVA系
樹脂では強度の点で問題がある。一方、粘度平均重合度
が5000を超えると溶融粘度が高くなりすぎ、加工性
が悪くなる。成形物の物性及び加工性などを考慮する
と、好ましい粘度平均重合度は300〜2000の範囲
である。
【0013】また、用いるPVA系樹脂のけん化度は、
熱溶融可能であれば特に制限はなく、広い範囲で選ぶこ
とができる。けん化度は、成形物の機械的強度や靭性、
特に形態安定性に強く関与しており、機械的強度や形態
安定性などを考慮すると、通常40〜100モル%、好
ましくは60〜100モル%である。
【0014】一方、本発明の組成物において、成分
(B)として用いられるのは、パルプである。
【0015】パルプは、成形物の高い機械的物性を維持
するとともに、形態安定性、寸法安定性、耐衝撃性を改
良し、経済性効果のある価格を与えるために使用され
る。また、荷重撓み温度が大幅に上昇することから、成
形物の耐熱性を向上させる効果も有している。
【0016】このパルプの配合量は、前記熱溶融可能な
PVA系樹脂100重量部に対し、5〜1000重量
部、好ましくは20〜500重量部、特に好ましくは3
0〜200重量部の範囲で選定される。この配合量が1
0重量部未満では所望の物性を有する成形物が得られ
ず、本発明の目的が達せられない。一方、300重量部
を越えると成形性が低下するとともに、強度や靭性など
も低下する。
【0017】パルプの種類は熱溶融可能なPVAと均一
に混合、成形できれば特に限定は無く、例えば木質パル
プ、竹パルプ、エスバルト、バガス、ポロパルプ、リン
ターパルプなどがあるが、いずれも使用することができ
る。これらの中で特に木質パルプは市場で最も多く使用
され安価であるのみならず、PVA樹脂との相容性、分
散性、接着性などに特に優れているため、PVA系樹脂
に対して、その物性や成形性を低下させることなく、多
量に配合しうるという特徴があるため好適に用いられ
る。この木質パルプには、製造方法によって、メカニカ
ルパルプ、ケミカルパルプ、セミケミカルパルプ、サラ
シ(未サラシ)パルプなど種々のパルプが含まれるが、
使用に際して特に制限はなく、いずれの木質パルプも使
用できる。
【0018】また単体或いは複合の紙加工工程で発生し
た廃棄する洋紙、板紙等の裁断紙ロス、屑、印刷不良
物、板紙や紙製品の回収された紙管、本類、包材等の切
削屑、粉砕品などから得られた再生パルプも使用可能で
ある。使用するパルプの形状にも特に制限はなく、一般
的には大きさが0.05〜20mmの粒状または綿状の
パルプが用いられる。このパルプは一種のみを用いても
よく、二種以上を組み合わせて用いても良い
【0019】本発明の組成物には、本発明の目的が損な
われない範囲で、所望により、充填剤、可塑剤、他の熱
可塑性樹脂、さらには着色剤、香料、発泡剤、消臭剤、
増量剤、滑剤、剥離剤、紫外線吸収剤、熱安定化剤、難
燃剤などの通常の添加剤を適宜配合することができる。
【0020】前記充填剤は、さらに硬度や剛度を高め、
重量感を与えるとともに、水崩壊性や生分解性の速度を
調整したり、フィルム同士を高湿度下で重ねておくと密
着する現象(いわゆるブロッキング)を防止したり、印
刷性を具備させるために使用できる。この充填剤として
は、例えばタルク、クレー、炭酸カルシウム、シリカ、
マイカ、アルミナ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、窒
化ホウ素、窒化アルミニウムなどの無機充填剤、尿素−
ホルマリン系樹脂、メラミン−ホルマリン系樹脂などの
有機充填剤が挙げられる。この充填剤の配合量は、特に
制限はないが、熱溶融可能なPVA系樹脂100重量部
に対し、好ましくは0〜200重量部、より好ましくは
0〜100重量部の範囲である。
【0021】また、前記可塑剤は、融点を低下させて、
成形性を向上させるとともに、成形物に柔軟性と靭性を
付与する効果を有する。本発明の組成物に配合される可
塑剤としては特に制限はなく、PVAの可塑剤として一
般に用いられているものが使用できる。可塑剤として
は、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ジエチレング
リコールなどの多価アルコール類、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコールなどのポリエーテル
類、ビスフェノールA、ビスフェノールSなどのフェノ
ール誘導体、その他N−メチルピロリドンなどのアミド
化合物、3価以上の多価アルコール1モルに対し、アル
キレンオキシド2〜4モル程度を付加した化合物、さら
には水などが挙げられる。可塑剤の配合量は、特に制限
はないが、熱溶融可能なPVA系樹脂100重量部に対
し、好ましくは0〜50重量部、より好ましくは5〜2
0重量部の範囲である。
【0022】本発明の組成物に配合できる他の熱可塑性
樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS樹脂、ポリスチレンなどの汎用樹脂が挙げられ
る。
【0023】本発明の熱溶融性PVA系樹脂組成物の調
製方法については特に制限はない。例えば(1)予め熱
溶融可能なPVA系樹脂と繊維状物質と所望により用い
られる各種添加成分とをブレンドしたのち、溶融混練す
る方法、(2)所望により用いられる各種添加成分をブ
レンドした熱溶融可能なPVA系樹脂と繊維状物質と
を、混練機に別々に一定の割合で仕込みながら溶融混練
する方法などが挙げられる。
【0024】本発明の組成物からなるペレットは、上記
のように溶融混練して得られた組成物をペレタイザー等
を用いてペレット化することにより得られる。
【0025】ペレットの大きさには特に制限はないが、
外径が通常1〜10mm、好ましくは2〜8mmの範囲
で、かつ長さが、通常1〜12mm、好ましくは2〜1
0mmの範囲のものが好適である。
【0026】本発明の組成物又はペレットを用いて溶融
成形する方法には特に制限はなく、公知の各種の成形方
法、例えば射出成形法、ダイレクトブロー成形法、中空
成形法などの押出成形法、圧締成形法、Tダイからの押
し出し製膜法、インフレーション製膜法などの中から、
状況に応じて適宜選択することができる。また、この
際、所望により、熱可塑性樹脂を積層してもよい。この
熱可塑性樹脂としては、先に例示した、本発明の組成物
の所望成分として配合できる他の熱可塑性樹脂と同じ樹
脂を挙げることができる。
【0027】本発明の組成物又はそのペレットから得ら
れた成形物は温度、湿度による影響が少なく、形態安定
性、寸法安定性、耐衝撃性に優れ、高い機械的物性、剛
度、吸音性を有し、かつ充填剤を多く配合して得られた
成形品と比較して軽量であり、廃棄焼却時の残査が少な
いため、種々の用途に供することができる。またPVA
系樹脂が本来有している生分解性や耐有機薬品性、酸素
バリヤー性などの機能は、本発明の組成物に引き継がれ
ているため、容器、包装、物流、土木等に関連する製
品、部品、部材用の種々の成形品及びフィルムやシー
ト、また製品保護用のパット、ボード、緩衝体、また成
形物に成形してボビンの軸受け、下部ソケット、苗木用
植木鉢、卵パック、果物用カップ、トレイ、工事用の種
々型枠、種々の杭、ボード、角材、またポータブルトイ
レ、トイレタリー、ゴルフのティーやマーカー等に使用
することができる。
【0028】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれによって限定されるものでは
ない。なお実施例中特に断りのないかぎり「%」及び
「部」は重量基準を表す。
【0029】実施例1 50℃で24時間減圧乾燥した粘度平均重合度350、
けん化度73モル%の部分けん化PVA粉末100部
と、再生木質パルプ100部を混合した後、下記の条件
で溶融混練、ペレット化を行い、本発明の組成物ペレッ
ト(径3mm、長さ4mm)を作製した。 ペレット化条件 2軸 20mmφ L/D=28 回転数50rpm モーター200V 定格20A 成形温度 190℃ このペレットを200℃で射出成形した。この成形物を
65%(相対湿度(RH))の雰囲気下で7日間放置し
て調湿し、物性を第1表に示した。成形物の寸法変化も
小さく、曲げ強度、曲げ弾性率、衝撃強度とも高い値を
示した。
【0030】実施例2 PVAのけん化度を45mol%とした以外は実施例1
と同様にペレット化、射出成形を行い、成形物を調湿
後、物性を第1表に併せて示した。実施例1と同様、成
形物の寸法変化も小さく、曲げ強度、曲げ弾性率、衝撃
強度とも高い値を示した。
【0031】実施例3 再生木質パルプの配合量を25部とした以外は実施例1
と同様にペレット化、射出成形を行い、成形物を調湿
後、物性を第1表に併せて示した。実施例1と同様、成
形物の寸法変化も小さく、曲げ強度、曲げ弾性率、衝撃
強度とも高い値を示した。
【0032】比較例1 実施例1のPVAを使用し、パルプを全く配合せず実施
例1と同様にペレット化、射出成形を行い、成形物を調
湿後、物性を第1表に併せて示した。成形物の寸法変化
は大きく、たわみ温度も低かった。又、曲げ強度、曲げ
弾性率、衝撃強度は、本発明の組成物よりもはるかに劣
った。
【0033】比較例2 実施例1の木質パルプ100部の代わりに無機充填剤と
してタルク100部を用いて混練、ペレット化を行った
が均一な混練ができず、ペレットも作製できなかった。
そのためタルクの配合量を50部に変更して実施例1と
同様にペレット化、射出成形を行い、成形物を調湿後、
物性を第1表に併せて示した。
【0034】パルプ無添加の比較例1に比べて、若干物
性は改善されるものの、実施例1〜3と比較すると、成
形物の寸法変化は大きく、たわみ温度も低かった。又、
曲げ強度、曲げ弾性率、衝撃強度は、はるかに劣った。
【0035】
【表1】
【0036】なお、表1において、1)〜6)は、それ
ぞれ、以下の方法で測定したことを表す。 1)曲げ強度:JIS K7203 2)曲げ弾性率:JIS K7203 3)密度:重量法 4)アイゾット衝撃強度:JIS K7110(ノッチ
付) 5)形態変形率:一定長さ変化測定 6)荷重撓み温度:JIS K7207
【0037】
【発明の効果】本発明の熱溶融性PVA系樹脂組成物
は、機械的強度及び耐衝撃性に優れる上に、形態安定
性、寸法安定性、剛度が良好で、リサイクルが可能であ
り、廃棄焼却が容易であり、かつ価格低減が可能で軽量
化を図れる成形物を与えることができ、例えば容器、フ
ィルム、シートなどの各種成形物に好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹仲 亮 大阪府大阪市中央区竜造寺町8番14号 株 式会社昭和丸筒内 (72)発明者 中山 章弘 大阪府大阪市中央区竜造寺町8番14号 株 式会社昭和丸筒内 (72)発明者 塚田 慎一 大阪府大阪市中央区竜造寺町8番14号 株 式会社昭和丸筒内 (72)発明者 梅村 芳海 岡山県倉敷市酒津1621番地 株式会社クラ レ内 Fターム(参考) 4F070 AA02 AA26 AB22 BA02 DA46 FA01 FA17 FB06 FC05 4J002 AH00X BE02W FD010 FD020 GA00 GC00 GG01 GG02 GL00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融可能な粘度平均重合度200〜5
    000のポリビニルアルコール系樹脂(A)100重量
    部と、パルプ(B)5〜1000重量部を含有すること
    を特徴とする熱溶融性ポリビニルアルコール系樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱溶融性ポリビニルアル
    コール系樹脂組成物からなるペレット。
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