JP2000016795A - フォークリフトにおける積載荷重検出用圧力センサの取付構造及びフォークリフト - Google Patents
フォークリフトにおける積載荷重検出用圧力センサの取付構造及びフォークリフトInfo
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- JP2000016795A JP2000016795A JP10191740A JP19174098A JP2000016795A JP 2000016795 A JP2000016795 A JP 2000016795A JP 10191740 A JP10191740 A JP 10191740A JP 19174098 A JP19174098 A JP 19174098A JP 2000016795 A JP2000016795 A JP 2000016795A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷役作業時に外部から衝撃や熱衝撃を受け難
くし、機能の早期低下や喪失を防ぎ易くする。 【解決手段】 右側リフトシリンダ16Rのシリンダボ
トムに組付固定したフローレギュレータ37を介して同
リフトシリンダ16Rの油室16rと左側リフトシリン
ダ16Lの油室16lとに対して作動油を給排する。圧
力センサ32を、外部に対して隔絶された車体11側の
空間部30内に設ける。圧力センサ32には、一端が左
側リフトシリンダ16Lのシリンダボトムに組付固定さ
れて油室16lに連通され、マスト13側から車体11
側まで延出された高圧ホース42の他端を接続する。そ
して、圧力センサ32に、フローレギュレータ37より
も油室16r,16l側の油圧が導入されるようにす
る。
くし、機能の早期低下や喪失を防ぎ易くする。 【解決手段】 右側リフトシリンダ16Rのシリンダボ
トムに組付固定したフローレギュレータ37を介して同
リフトシリンダ16Rの油室16rと左側リフトシリン
ダ16Lの油室16lとに対して作動油を給排する。圧
力センサ32を、外部に対して隔絶された車体11側の
空間部30内に設ける。圧力センサ32には、一端が左
側リフトシリンダ16Lのシリンダボトムに組付固定さ
れて油室16lに連通され、マスト13側から車体11
側まで延出された高圧ホース42の他端を接続する。そ
して、圧力センサ32に、フローレギュレータ37より
も油室16r,16l側の油圧が導入されるようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトに
おいて、積み荷の荷重に対応したリフトシリンダの油圧
を検出する積載荷重検出用圧力センサの取付構造、及
び、同取付構造で同圧力センサが取り付けられたフォー
クリフトに関するものである。
おいて、積み荷の荷重に対応したリフトシリンダの油圧
を検出する積載荷重検出用圧力センサの取付構造、及
び、同取付構造で同圧力センサが取り付けられたフォー
クリフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトは、重い積み荷を高く揚
高するほど車両重心が高くなって不安定になる。そこ
で、車両の安定性の低下を防止するため、積載荷重及び
揚高位置に基づいて各種制御を行うものがある。積み荷
の荷重は、リフトシリンダの油圧から間接的に検出して
いる。
高するほど車両重心が高くなって不安定になる。そこ
で、車両の安定性の低下を防止するため、積載荷重及び
揚高位置に基づいて各種制御を行うものがある。積み荷
の荷重は、リフトシリンダの油圧から間接的に検出して
いる。
【0003】フォークリフトには、リフトレバーの操作
量に基づきリフトシリンダに対する作動油の給排量を制
御するオイルコントロールバルブが設けられている。そ
して、オイルコントロールバルブとリフトシリンダとの
間にはフローレギュレータバルブが設けられている。フ
ローレギュレータバルブは、積み荷を積載したフォーク
を下降させるときに、リフトシリンダの油室からオイル
コントロールバルブ側に排出される作動油の最大流量を
制限し、フォークの最大下降速度を制限する。従って、
フォーク下降時にはフローレギュレータバルブとオイル
コントロールバルブとの間の油圧は積み荷の荷重に対応
しない大きさとなるため、圧力センサをフローレギュレ
ータバルブよりも油室側に設ける必要がある。
量に基づきリフトシリンダに対する作動油の給排量を制
御するオイルコントロールバルブが設けられている。そ
して、オイルコントロールバルブとリフトシリンダとの
間にはフローレギュレータバルブが設けられている。フ
ローレギュレータバルブは、積み荷を積載したフォーク
を下降させるときに、リフトシリンダの油室からオイル
コントロールバルブ側に排出される作動油の最大流量を
制限し、フォークの最大下降速度を制限する。従って、
フォーク下降時にはフローレギュレータバルブとオイル
コントロールバルブとの間の油圧は積み荷の荷重に対応
しない大きさとなるため、圧力センサをフローレギュレ
ータバルブよりも油室側に設ける必要がある。
【0004】ところで、フローレギュレータバルブは、
マスト側に設けられている。例えば、フローレギュレー
タバルブは、マスト側に固定した取付用部材に設けら
れ、取付用部材から各リフトシリンダに対してそれぞれ
油圧配管によって接続される。あるいは、左右リフトシ
リンダの一方のシリンダボトムに組み付けられ、他方の
リフトシリンダに油圧配管によって接続される。これ
は、車体の内側には、フローレギュレータバルブを設け
る空間を確保しにくいためである。(削除)従って、圧
力センサは、マスト側において左右リフトシリンダのい
ずれか一方のシリンダボトムに固定され、油室の油圧を
直接検出するようになっている。
マスト側に設けられている。例えば、フローレギュレー
タバルブは、マスト側に固定した取付用部材に設けら
れ、取付用部材から各リフトシリンダに対してそれぞれ
油圧配管によって接続される。あるいは、左右リフトシ
リンダの一方のシリンダボトムに組み付けられ、他方の
リフトシリンダに油圧配管によって接続される。これ
は、車体の内側には、フローレギュレータバルブを設け
る空間を確保しにくいためである。(削除)従って、圧
力センサは、マスト側において左右リフトシリンダのい
ずれか一方のシリンダボトムに固定され、油室の油圧を
直接検出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リフト
シリンダの下部は路面に近く、荷役作業時に、路面にあ
る障害物が当たったり、前輪が跳ね上げた小石等が当た
ったりし易い位置である。又、フォークリフトが金属工
業等で使用される場合には、金属溶湯がかかる位置であ
る。従って、リフトシリンダの下部に設けられた圧力セ
ンサには、障害物、小石等の飛来物が当たって衝撃が加
わったり、金属溶湯がかかって熱衝撃が加わったりする
可能性が大きい。圧力センサは半導体、歪みゲージ等の
精密部品からなっており、衝撃あるいは熱衝撃を受けた
場合、その機能が早期に低下したり喪失する可能性があ
る。
シリンダの下部は路面に近く、荷役作業時に、路面にあ
る障害物が当たったり、前輪が跳ね上げた小石等が当た
ったりし易い位置である。又、フォークリフトが金属工
業等で使用される場合には、金属溶湯がかかる位置であ
る。従って、リフトシリンダの下部に設けられた圧力セ
ンサには、障害物、小石等の飛来物が当たって衝撃が加
わったり、金属溶湯がかかって熱衝撃が加わったりする
可能性が大きい。圧力センサは半導体、歪みゲージ等の
精密部品からなっており、衝撃あるいは熱衝撃を受けた
場合、その機能が早期に低下したり喪失する可能性があ
る。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、フォークの下降時に
も積載荷重を検出することができ、荷役作業時に外部か
ら衝撃や熱衝撃を受け難く、機能の早期低下や喪失を防
ぎ易いフォークリフトにおける積載荷重検出用圧力セン
サの取付構造を提供することにある。
されたものであって、その目的は、フォークの下降時に
も積載荷重を検出することができ、荷役作業時に外部か
ら衝撃や熱衝撃を受け難く、機能の早期低下や喪失を防
ぎ易いフォークリフトにおける積載荷重検出用圧力セン
サの取付構造を提供することにある。
【0007】又、圧力センサの検出値に基づいて行う制
御の信頼性を高くすることができるフォークリフトを提
供することにある。
御の信頼性を高くすることができるフォークリフトを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、リフトシリンダの油室か
ら排出される作動油の最大流量を制限するフローレギュ
レータバルブがマスト側に固定され、前記フローレギュ
レータバルブよりも前記油室側の油路から作動油を導入
して該油室の油圧を検出する圧力センサが設けられたフ
ォークリフトにおいて、前記圧力センサは、前記フロー
レギュレータバルブよりも前記油室側の油路に接続され
た状態で延長する油圧配管に接続され、前記マストの下
端から所定距離だけ上方に離れた位置、あるいは、少な
くとも路面側とマスト側において外部に対して隔絶され
た車体の内側に設けられている。
め、請求項1に記載の発明は、リフトシリンダの油室か
ら排出される作動油の最大流量を制限するフローレギュ
レータバルブがマスト側に固定され、前記フローレギュ
レータバルブよりも前記油室側の油路から作動油を導入
して該油室の油圧を検出する圧力センサが設けられたフ
ォークリフトにおいて、前記圧力センサは、前記フロー
レギュレータバルブよりも前記油室側の油路に接続され
た状態で延長する油圧配管に接続され、前記マストの下
端から所定距離だけ上方に離れた位置、あるいは、少な
くとも路面側とマスト側において外部に対して隔絶され
た車体の内側に設けられている。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記圧力センサは、前記車体の内部に
設けられ、前記油圧配管は、前記マストと車体側との間
を連するように設けられた可撓性油圧ホースである。
の発明において、前記圧力センサは、前記車体の内部に
設けられ、前記油圧配管は、前記マストと車体側との間
を連するように設けられた可撓性油圧ホースである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記圧力センサは、前記マストにおい
て前輪車軸の中心軸よりも高い位置に設けられている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれ
か一項に記載の発明において、前記リフトシリンダは、
左右一対からなり、前記フローレギュレータバルブは、
両リフトシリンダの内の一方のシリンダボトムに組付固
定され、前記油圧配管は、両リフトシリンダの内の他方
のシリンダボトムに接続され、両リフトシリンダの油室
は連結配管により互いに連通されている。
の発明において、前記圧力センサは、前記マストにおい
て前輪車軸の中心軸よりも高い位置に設けられている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれ
か一項に記載の発明において、前記リフトシリンダは、
左右一対からなり、前記フローレギュレータバルブは、
両リフトシリンダの内の一方のシリンダボトムに組付固
定され、前記油圧配管は、両リフトシリンダの内の他方
のシリンダボトムに接続され、両リフトシリンダの油室
は連結配管により互いに連通されている。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の発明において、前記圧力セ
ンサは、積載荷重及び揚高位置に基づいて車両重心が所
定の基準位置より高い位置、あるいは前方位置にあると
判断されるとき、前記マストの最大許容前傾角を所定の
基準前傾角よりも小さく規制するマスト前傾制御装置に
おいて、前記積載荷重を検出するために備えられたもの
である。
項4のいずれか一項に記載の発明において、前記圧力セ
ンサは、積載荷重及び揚高位置に基づいて車両重心が所
定の基準位置より高い位置、あるいは前方位置にあると
判断されるとき、前記マストの最大許容前傾角を所定の
基準前傾角よりも小さく規制するマスト前傾制御装置に
おいて、前記積載荷重を検出するために備えられたもの
である。
【0012】請求項6に記載の発明は、フォークリフト
には、積載荷重検出用圧力センサが請求項1〜請求項5
のいずれか一項に記載の取付構造で取り付けられてい
る。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、積み荷の荷重
に対応したリフトシリンダの油室の油圧が、油圧配管を
通して圧力センサに伝達される。圧力センサは、マスト
の下端から所定距離離れた位置、あるいは、少なくとも
路面側とマスト側において外部に対して隔絶された車体
の内側に設けられるため、路面上の障害物、あるいは、
前輪が跳ね上げた小石等が当たり難い。又、金属産業で
の荷役作業時に金属溶湯がかかり難い。従って、圧力セ
ンサに、障害物、小石等による衝撃や、金属溶湯による
熱衝撃が加わり難い。又、圧力センサを車体側に設けた
場合には、ハーネス等の電気配線が外部に露出しないた
め、外部環境に晒されたり、可動部分に挟まれたりする
ことがない。
には、積載荷重検出用圧力センサが請求項1〜請求項5
のいずれか一項に記載の取付構造で取り付けられてい
る。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、積み荷の荷重
に対応したリフトシリンダの油室の油圧が、油圧配管を
通して圧力センサに伝達される。圧力センサは、マスト
の下端から所定距離離れた位置、あるいは、少なくとも
路面側とマスト側において外部に対して隔絶された車体
の内側に設けられるため、路面上の障害物、あるいは、
前輪が跳ね上げた小石等が当たり難い。又、金属産業で
の荷役作業時に金属溶湯がかかり難い。従って、圧力セ
ンサに、障害物、小石等による衝撃や、金属溶湯による
熱衝撃が加わり難い。又、圧力センサを車体側に設けた
場合には、ハーネス等の電気配線が外部に露出しないた
め、外部環境に晒されたり、可動部分に挟まれたりする
ことがない。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、マストが
傾動動作するとき可撓性油圧ホースが屈曲あるいは伸展
してマスト側と車体側との間で油圧を伝達する。そし
て、圧力センサを外部に対して隔絶された車体の内部に
設けたので、障害物、小石等が当たらず、又、金属溶湯
がかからない。
傾動動作するとき可撓性油圧ホースが屈曲あるいは伸展
してマスト側と車体側との間で油圧を伝達する。そし
て、圧力センサを外部に対して隔絶された車体の内部に
設けたので、障害物、小石等が当たらず、又、金属溶湯
がかからない。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、圧力セン
サが前輪の中心軸よりも高い位置に設けられるため、障
害物、小石等が当たり難い。請求項4に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項3に記載の発明の作用に加え
て、車体側から供給される作動油は、フローレギュレー
タバルブが組付固定されたリフトシリンダの油室に供給
されるとともに連結配管を介してもう一方のリフトシリ
ンダの油室にも供給される。もう一方のリフトシリンダ
の油室から排出される作動油は、フローレギュレータバ
ルブが設けられたリフトシリンダの油室を通ってフロー
レギュレータバルブから車体側に排出される。そして、
フローレギュレータバルブが設けられていないリフトシ
リンダのシリンダボトムに、圧力センサに油圧を伝える
ための油圧配管が接続される。
サが前輪の中心軸よりも高い位置に設けられるため、障
害物、小石等が当たり難い。請求項4に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項3に記載の発明の作用に加え
て、車体側から供給される作動油は、フローレギュレー
タバルブが組付固定されたリフトシリンダの油室に供給
されるとともに連結配管を介してもう一方のリフトシリ
ンダの油室にも供給される。もう一方のリフトシリンダ
の油室から排出される作動油は、フローレギュレータバ
ルブが設けられたリフトシリンダの油室を通ってフロー
レギュレータバルブから車体側に排出される。そして、
フローレギュレータバルブが設けられていないリフトシ
リンダのシリンダボトムに、圧力センサに油圧を伝える
ための油圧配管が接続される。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、マストの
最大前傾角が、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記
載の作用をなす取付構造で取り付けられた圧力センサに
より検出される積載荷重を用い、荷重と揚高位置とに基
づいて設定される。従って、マストの下降時にマストを
前傾させても、正しい最大許容前傾角が設定される。
又、最大前傾角が高い信頼度で設定される。
最大前傾角が、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記
載の作用をなす取付構造で取り付けられた圧力センサに
より検出される積載荷重を用い、荷重と揚高位置とに基
づいて設定される。従って、マストの下降時にマストを
前傾させても、正しい最大許容前傾角が設定される。
又、最大前傾角が高い信頼度で設定される。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、圧力セン
サに衝撃や熱衝撃が加わり難いので、フォークリフトに
おいて圧力センサの検出値を用いて行う制御の信頼性が
高まる。
サに衝撃や熱衝撃が加わり難いので、フォークリフトに
おいて圧力センサの検出値を用いて行う制御の信頼性が
高まる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図6に従って説明する。図2に示すよう
に、フォークリフト10はカウンタバランス型であっ
て、車体11側の前後中央部には着座式の運転台12が
設けられている。車体11の前側に設けられたマスト1
3は、車体11に対して傾動可能に下端が支持された左
右一対のアウタマスト14R,14L(14Rは図4に
図示)と、該アウタマスト14R,14Lに昇降可能に
支持された左右一対のインナマスト15とを備えてい
る。
の形態を図1〜図6に従って説明する。図2に示すよう
に、フォークリフト10はカウンタバランス型であっ
て、車体11側の前後中央部には着座式の運転台12が
設けられている。車体11の前側に設けられたマスト1
3は、車体11に対して傾動可能に下端が支持された左
右一対のアウタマスト14R,14L(14Rは図4に
図示)と、該アウタマスト14R,14Lに昇降可能に
支持された左右一対のインナマスト15とを備えてい
る。
【0018】各アウタマスト14R,14Lの後側には
リフトシリンダ16R,16L(16Rは図3に図示)
が設けられ、各リフトシリンダ16R,16Lはピスト
ンロッドの先端がインナマスト15の上部に連結されて
いる。左右インナマスト15の間にはリフトブラケット
17が昇降可能に支持され、リフトブラケット17には
左右一対のフォーク18が支持されている。左右アウタ
マスト14R,14Lの後側に設けられたクロスビーム
には左右一対のチェーン20の一端がそれぞれ固定さ
れ、該各チェーン20はインナマスト15の上端に設け
られた左右一対のチェーンスプロケット21をそれぞれ
経由してリフトブラケット17に連結されている。
リフトシリンダ16R,16L(16Rは図3に図示)
が設けられ、各リフトシリンダ16R,16Lはピスト
ンロッドの先端がインナマスト15の上部に連結されて
いる。左右インナマスト15の間にはリフトブラケット
17が昇降可能に支持され、リフトブラケット17には
左右一対のフォーク18が支持されている。左右アウタ
マスト14R,14Lの後側に設けられたクロスビーム
には左右一対のチェーン20の一端がそれぞれ固定さ
れ、該各チェーン20はインナマスト15の上端に設け
られた左右一対のチェーンスプロケット21をそれぞれ
経由してリフトブラケット17に連結されている。
【0019】車体11と、左右アウタマスト14R,1
4Lとの間には、それぞれティルトシリンダ23R,2
3L(23Rは図3に図示)が設けられている。運転台
12には、リフトシリンダ16R,16Lの伸縮長さを
変更するためのリフトレバー25と、ティルトシリンダ
23R,23Lの伸縮長さを変更してマスト13の傾動
角を変更するためのティルトレバー26とが設けられて
いる。
4Lとの間には、それぞれティルトシリンダ23R,2
3L(23Rは図3に図示)が設けられている。運転台
12には、リフトシリンダ16R,16Lの伸縮長さを
変更するためのリフトレバー25と、ティルトシリンダ
23R,23Lの伸縮長さを変更してマスト13の傾動
角を変更するためのティルトレバー26とが設けられて
いる。
【0020】車体11内には、リフトシリンダ16R,
16L及びティルトシリンダ23R,23Lに対して給
排する作動油が蓄えられた油タンク27と、エンジン2
8によって駆動される油圧ポンプ29とがそれぞれ設け
られている。
16L及びティルトシリンダ23R,23Lに対して給
排する作動油が蓄えられた油タンク27と、エンジン2
8によって駆動される油圧ポンプ29とがそれぞれ設け
られている。
【0021】図1は、マスト13の下部及び車体11の
前部を示す模式側断面図である。車体11の内側には、
外部に対して隔絶された空間部30(内部)が形成され
ている。空間部30には、オイルコントロールバルブ3
1及び電磁開閉弁33が設けられている。オイルコント
ロールバルブ31は、リフトレバー25あるいはティル
トレバー26にて操作され、リフトシリンダ16R,1
6Lあるいはティルトシリンダ23R,23Lに対する
作動油の給排を制御する。電磁開閉弁33は、両ティル
トシリンダ23R,23Lに対する作動油の給排を禁止
可能である。
前部を示す模式側断面図である。車体11の内側には、
外部に対して隔絶された空間部30(内部)が形成され
ている。空間部30には、オイルコントロールバルブ3
1及び電磁開閉弁33が設けられている。オイルコント
ロールバルブ31は、リフトレバー25あるいはティル
トレバー26にて操作され、リフトシリンダ16R,1
6Lあるいはティルトシリンダ23R,23Lに対する
作動油の給排を制御する。電磁開閉弁33は、両ティル
トシリンダ23R,23Lに対する作動油の給排を禁止
可能である。
【0022】図3は、リフトシリンダ16R,16L及
びティルトシリンダ23R,23Lを制御するための油
圧回路を示す模式図である。オイルコントロールバルブ
31は、リフトシリンダ16R,16Lに対する作動油
の給排を行うリフト用バルブ部35と、ティルトシリン
ダ23R,23Lに対する作動油の給排を行うティルト
用バルブ部36とを1つのブロックに一体化されたもの
である。各バルブ部35,36は手動操作スプール弁で
ある。各バルブ部35,36には、油圧ポンプ29の供
給側と、油タンク27とがそれぞれ接続されている。
びティルトシリンダ23R,23Lを制御するための油
圧回路を示す模式図である。オイルコントロールバルブ
31は、リフトシリンダ16R,16Lに対する作動油
の給排を行うリフト用バルブ部35と、ティルトシリン
ダ23R,23Lに対する作動油の給排を行うティルト
用バルブ部36とを1つのブロックに一体化されたもの
である。各バルブ部35,36は手動操作スプール弁で
ある。各バルブ部35,36には、油圧ポンプ29の供
給側と、油タンク27とがそれぞれ接続されている。
【0023】リフト用バルブ部35は、左右リフトシリ
ンダ16R,16Lの油室16r,16lに対して、油
圧ポンプ29あるいは油タンク27のいずれか一方を接
続する切り換えを行う。リフト用バルブ部35は、油室
16rにフローレギュレータバルブ37を介して接続さ
れている。フローレギュレータバルブ37は公知の流量
制御弁であって、油室16rからリフト用バルブ部35
側に排出される作動油の最大流量を制限する。
ンダ16R,16Lの油室16r,16lに対して、油
圧ポンプ29あるいは油タンク27のいずれか一方を接
続する切り換えを行う。リフト用バルブ部35は、油室
16rにフローレギュレータバルブ37を介して接続さ
れている。フローレギュレータバルブ37は公知の流量
制御弁であって、油室16rからリフト用バルブ部35
側に排出される作動油の最大流量を制限する。
【0024】ティルト用バルブ部36は、左右ティルト
シリンダ23R,23Lのヘッド側油室23rh,23
lhとロッド側油室23rr,23lrに対して、油圧
ポンプ29と油タンク27との接続先の組み合わせを切
り換える。
シリンダ23R,23Lのヘッド側油室23rh,23
lhとロッド側油室23rr,23lrに対して、油圧
ポンプ29と油タンク27との接続先の組み合わせを切
り換える。
【0025】ティルト用バルブ部36と両ロッド側油室
23rr,23lrとの間には、電磁開閉弁33が設け
られている。電磁開閉弁33は単動ソレノイド駆動の常
時閉型弁であって、ソレノイドが非励磁状態のときにテ
ィルト用バルブ部36と各ロッド側油室23rr,23
lrとを連通する油路を遮断し、ソレノイドが励磁状態
のときにティルト用バルブ部36と各ロッド側油室23
rr,23lrとを連通する油路を開放する。
23rr,23lrとの間には、電磁開閉弁33が設け
られている。電磁開閉弁33は単動ソレノイド駆動の常
時閉型弁であって、ソレノイドが非励磁状態のときにテ
ィルト用バルブ部36と各ロッド側油室23rr,23
lrとを連通する油路を遮断し、ソレノイドが励磁状態
のときにティルト用バルブ部36と各ロッド側油室23
rr,23lrとを連通する油路を開放する。
【0026】右側リフトシリンダ16Rの油室16r
は、セフティダウンバルブ38を介して、左側リフトシ
リンダ16Lの油室16lに接続されている。セフティ
ダウンバルブ38は公知の流量制御弁であって、油室1
6lから油室16r側に排出される作動油の最大流量を
制限する。
は、セフティダウンバルブ38を介して、左側リフトシ
リンダ16Lの油室16lに接続されている。セフティ
ダウンバルブ38は公知の流量制御弁であって、油室1
6lから油室16r側に排出される作動油の最大流量を
制限する。
【0027】このフォークリフト10には、マスト13
の前傾角を規制する制御を行うマスト前傾制御装置が設
けられている。以下、マスト前傾制御装置の構成を説明
する。
の前傾角を規制する制御を行うマスト前傾制御装置が設
けられている。以下、マスト前傾制御装置の構成を説明
する。
【0028】図2に示すように、アウタマスト14R,
14Lにはリミットスイッチ22が設けられ、リミット
スイッチ22によってフォーク18が所定の基準揚高位
置以上の揚高位置(高揚高)にあるか、あるいは、基準
揚高位置よりも低い揚高位置(低揚高)にあるかが検出
される。
14Lにはリミットスイッチ22が設けられ、リミット
スイッチ22によってフォーク18が所定の基準揚高位
置以上の揚高位置(高揚高)にあるか、あるいは、基準
揚高位置よりも低い揚高位置(低揚高)にあるかが検出
される。
【0029】両ティルトシリンダ23R,23Lの一方
には、マスト13の垂直状態からの前傾角を検出するた
めのポテンショメータ24が設けられている。又、ティ
ルトレバー26には、同レバー26が不感帯から前傾操
作側あるいは後傾操作側に操作されたことを検出するマ
イクロスイッチ44(図5に図示)が設けられている。
には、マスト13の垂直状態からの前傾角を検出するた
めのポテンショメータ24が設けられている。又、ティ
ルトレバー26には、同レバー26が不感帯から前傾操
作側あるいは後傾操作側に操作されたことを検出するマ
イクロスイッチ44(図5に図示)が設けられている。
【0030】図1に示すように、空間部30には、圧力
センサ32が設けられている。圧力センサ32は、図3
に示すように、左側リフトシリンダ16Lの油室16l
に、連結配管としての高圧ホース42によって接続され
ている。そして、圧力センサ32には、油室16lの油
圧が伝達されている。圧力センサ32は、例えば半導体
圧力センサ(ピエゾ抵抗式、容量式、振動式)である。
センサ32が設けられている。圧力センサ32は、図3
に示すように、左側リフトシリンダ16Lの油室16l
に、連結配管としての高圧ホース42によって接続され
ている。そして、圧力センサ32には、油室16lの油
圧が伝達されている。圧力センサ32は、例えば半導体
圧力センサ(ピエゾ抵抗式、容量式、振動式)である。
【0031】又、図1に示すように、マスト13の前傾
角規制制御を行うためのマスト制御ユニット34が空間
部30に設けられている。図5に示すように、マスト制
御ユニット34には、リミットスイッチ22、ポテンシ
ョメータ24、圧力センサ32及びマイクロスイッチ4
4がそれぞれ入力側に接続されている。又、マスト制御
ユニット34には、電磁開閉弁33が出力側に接続され
ている。
角規制制御を行うためのマスト制御ユニット34が空間
部30に設けられている。図5に示すように、マスト制
御ユニット34には、リミットスイッチ22、ポテンシ
ョメータ24、圧力センサ32及びマイクロスイッチ4
4がそれぞれ入力側に接続されている。又、マスト制御
ユニット34には、電磁開閉弁33が出力側に接続され
ている。
【0032】前記マスト角制御ユニット34は、マスト
13が垂直状態から最大限前傾することができる最大許
容前傾角を、積載荷重及び揚高位置に基づいて変更する
制御を行う。
13が垂直状態から最大限前傾することができる最大許
容前傾角を、積載荷重及び揚高位置に基づいて変更する
制御を行う。
【0033】マスト角制御ユニット34の図示しないメ
モリには、図6に示すマップMが予め記憶されている。
マップMは、揚高位置が高揚高であるときにおいて、車
両重心の車両の前後方向における位置が車両の前後方向
の安定性を低下させない許容限度を、積載荷重に対する
マスト13の最大許容前傾角として設定するものであ
る。制御ユニット34は、ティルトレバー26が前傾操
作あるいは後傾操作されたことがマイクロスイッチ44
にて検出されているときには電磁開閉弁33のソレノイ
ドを励磁し、両ティルトシリンダ23R,23Lのロッ
ド側油室23rr,23lrとティルト用バルブ部36
との間の油路を開放する。制御ユニット34は、リミッ
トスイッチ22にて検出される揚高位置が高揚高である
ときには、マスト13が前傾動作されているときに、ポ
テンショメータ24にて検出される前傾角が、そのとき
の積載荷重からマップMによって決まる最大許容前傾角
に達すると電磁開閉弁33のソレノイドを励磁状態から
非励磁磁状態に切り換える。すなわち、制御ユニット3
4は、高揚高状態でマスト13が前傾動作されていると
きに、マスト13が最大許容前傾角に達すると、ティル
トレバー26が前傾操作されていてもマスト13が最大
許容前傾角を超えて前傾しないようにする。このことに
より、制御ユニット34は、荷重及び揚高位置に基づい
て車両重心が所定の基準位置より高い位置、あるいは前
方位置にあると判断したとき、マスト13の最大許容前
傾角を所定の基準前傾角よりも小さく規制する。
モリには、図6に示すマップMが予め記憶されている。
マップMは、揚高位置が高揚高であるときにおいて、車
両重心の車両の前後方向における位置が車両の前後方向
の安定性を低下させない許容限度を、積載荷重に対する
マスト13の最大許容前傾角として設定するものであ
る。制御ユニット34は、ティルトレバー26が前傾操
作あるいは後傾操作されたことがマイクロスイッチ44
にて検出されているときには電磁開閉弁33のソレノイ
ドを励磁し、両ティルトシリンダ23R,23Lのロッ
ド側油室23rr,23lrとティルト用バルブ部36
との間の油路を開放する。制御ユニット34は、リミッ
トスイッチ22にて検出される揚高位置が高揚高である
ときには、マスト13が前傾動作されているときに、ポ
テンショメータ24にて検出される前傾角が、そのとき
の積載荷重からマップMによって決まる最大許容前傾角
に達すると電磁開閉弁33のソレノイドを励磁状態から
非励磁磁状態に切り換える。すなわち、制御ユニット3
4は、高揚高状態でマスト13が前傾動作されていると
きに、マスト13が最大許容前傾角に達すると、ティル
トレバー26が前傾操作されていてもマスト13が最大
許容前傾角を超えて前傾しないようにする。このことに
より、制御ユニット34は、荷重及び揚高位置に基づい
て車両重心が所定の基準位置より高い位置、あるいは前
方位置にあると判断したとき、マスト13の最大許容前
傾角を所定の基準前傾角よりも小さく規制する。
【0034】次に、圧力センサ32の取付構造について
詳述する。図1及び図4に示すように、両アウタマスト
14R,14Lは、下端同士がロアタイビーム39によ
って連結されている。ロアタイビーム39の上面には、
左右の各リフトシリンダ16R,16Lの下端が固定さ
れている。
詳述する。図1及び図4に示すように、両アウタマスト
14R,14Lは、下端同士がロアタイビーム39によ
って連結されている。ロアタイビーム39の上面には、
左右の各リフトシリンダ16R,16Lの下端が固定さ
れている。
【0035】右側リフトシリンダ16Rのシリンダボト
ムから延びる高圧ホース40は、オイルコントロールバ
ルブ31に接続されている。フローレギュレータバルブ
37は、右側リフトシリンダ16Rのシリンダボトムに
設けられている。左右リフトシリンダ16R,16Lの
両油室16r,16l間は、高圧ホース41によって連
通されている。セフティダウンバルブ38は、左側リフ
トシリンダ16Lのシリンダボトムに設けられている。
ムから延びる高圧ホース40は、オイルコントロールバ
ルブ31に接続されている。フローレギュレータバルブ
37は、右側リフトシリンダ16Rのシリンダボトムに
設けられている。左右リフトシリンダ16R,16Lの
両油室16r,16l間は、高圧ホース41によって連
通されている。セフティダウンバルブ38は、左側リフ
トシリンダ16Lのシリンダボトムに設けられている。
【0036】圧力センサ32は、車体11の空間部30
に設けられており、外部に対しても隔絶されている。左
側リフトシリンダ16Lのシリンダボトムと圧力センサ
32とを接続する高圧ホース42は、マスト13と車体
11との間を連絡するように設けられている。圧力セン
サ32は、車体11側において外部に露出しないように
設けられた図示しないハーネスによってマスト制御ユニ
ット34に接続されている。尚、リミットスイッチ22
及びポテンショメータ24も同様にマスト制御ユニット
34に接続されている。
に設けられており、外部に対しても隔絶されている。左
側リフトシリンダ16Lのシリンダボトムと圧力センサ
32とを接続する高圧ホース42は、マスト13と車体
11との間を連絡するように設けられている。圧力セン
サ32は、車体11側において外部に露出しないように
設けられた図示しないハーネスによってマスト制御ユニ
ット34に接続されている。尚、リミットスイッチ22
及びポテンショメータ24も同様にマスト制御ユニット
34に接続されている。
【0037】次に、以上のように構成されたマスト前傾
制御装置の作用、及び、積層荷重検出用圧力センサの取
付構造の作用について説明する。フォーク18に積み荷
を積載し高揚高とした状態でティルトレバー26が前傾
操作されると、マスト角制御ユニット34が、そのとき
の荷重に基づいて求められた最大許容前傾角までマスト
13が前傾したときに電磁開閉弁33のソレノイドを非
励磁状態として閉弁させる。その結果、高揚高時におい
ては、ティルトレバー26が前傾操作されていても、マ
スト13の最大前傾角がそのときの積載荷重に対する最
大許容前傾角に規制される。
制御装置の作用、及び、積層荷重検出用圧力センサの取
付構造の作用について説明する。フォーク18に積み荷
を積載し高揚高とした状態でティルトレバー26が前傾
操作されると、マスト角制御ユニット34が、そのとき
の荷重に基づいて求められた最大許容前傾角までマスト
13が前傾したときに電磁開閉弁33のソレノイドを非
励磁状態として閉弁させる。その結果、高揚高時におい
ては、ティルトレバー26が前傾操作されていても、マ
スト13の最大前傾角がそのときの積載荷重に対する最
大許容前傾角に規制される。
【0038】このとき、フォーク18を高揚高の範囲で
下降させながら前傾させると、油室16lの作動油が高
圧ホース41から油室16rを通ってフローレギュレー
タ37からオイルコントロールバルブ31側に排出され
る。従って、圧力センサ32がフローレギュレータ37
によって減圧されていない油室16lの油圧を検出する
ので、フォーク18の下降時にも積載荷重が正しく検出
される。その結果、フォーク18を高揚高の範囲で下降
させながらマスト13を前傾させたときにも、マスト1
3が正しい最大許容前傾角で停止する。
下降させながら前傾させると、油室16lの作動油が高
圧ホース41から油室16rを通ってフローレギュレー
タ37からオイルコントロールバルブ31側に排出され
る。従って、圧力センサ32がフローレギュレータ37
によって減圧されていない油室16lの油圧を検出する
ので、フォーク18の下降時にも積載荷重が正しく検出
される。その結果、フォーク18を高揚高の範囲で下降
させながらマスト13を前傾させたときにも、マスト1
3が正しい最大許容前傾角で停止する。
【0039】圧力センサ32は、車体11の外部に隔絶
された空間部30に設けられ、左側リフトシリンダ16
Lの油室16lの油圧が高圧ホース42によって伝達さ
れているので、荷役作業時に、路面上の障害物、あるい
は、前輪が跳ね上げる小石等が圧力センサ32に当たる
ことはない。又、金属工業で使用される場合には、金属
溶湯が圧力センサ32にかかることがない。
された空間部30に設けられ、左側リフトシリンダ16
Lの油室16lの油圧が高圧ホース42によって伝達さ
れているので、荷役作業時に、路面上の障害物、あるい
は、前輪が跳ね上げる小石等が圧力センサ32に当たる
ことはない。又、金属工業で使用される場合には、金属
溶湯が圧力センサ32にかかることがない。
【0040】又、圧力センサ32に接続されているハー
ネスが外部に露出しないため、ハーネスが外部環境に晒
されたり、可動部分に挟まれたりしない。さらに、圧力
センサ32には高圧ホースによって油圧が伝達される
が、高圧ホースは従来から使用されているので強度面で
は実績がある。
ネスが外部に露出しないため、ハーネスが外部環境に晒
されたり、可動部分に挟まれたりしない。さらに、圧力
センサ32には高圧ホースによって油圧が伝達される
が、高圧ホースは従来から使用されているので強度面で
は実績がある。
【0041】以上詳述したように、本実施の形態のティ
ルトシリンダ制御装置、及び、積載荷重検出用圧力セン
サによれば、以下の効果を得ることができる。 (1)圧力センサ32を車体11の外部に対して隔絶さ
れた空間部30に設け、マスト13と車体11との間を
連絡するように設けた高圧ホース42によって左側リフ
トシリンダ16Lの油室16lから油圧を伝達した。従
って、荷役作業時に、圧力センサ32に路面上の障害物
や路面から跳ねた小石等が当たったり、金属溶湯がかか
ることがない。その結果、フォークの下降時にも積載荷
重を検出することができ、荷役作業時に圧力センサ32
が外部から衝撃や熱衝撃を受けず、機能の早期低下や喪
失を防止することができる。
ルトシリンダ制御装置、及び、積載荷重検出用圧力セン
サによれば、以下の効果を得ることができる。 (1)圧力センサ32を車体11の外部に対して隔絶さ
れた空間部30に設け、マスト13と車体11との間を
連絡するように設けた高圧ホース42によって左側リフ
トシリンダ16Lの油室16lから油圧を伝達した。従
って、荷役作業時に、圧力センサ32に路面上の障害物
や路面から跳ねた小石等が当たったり、金属溶湯がかか
ることがない。その結果、フォークの下降時にも積載荷
重を検出することができ、荷役作業時に圧力センサ32
が外部から衝撃や熱衝撃を受けず、機能の早期低下や喪
失を防止することができる。
【0042】(2)車体11側に設けた圧力センサ32
に可撓性の高圧ホース42によって油圧を伝達するよう
にしたので、マスト13の傾動動作に拘らず高圧ホース
42を損傷し難くできる。
に可撓性の高圧ホース42によって油圧を伝達するよう
にしたので、マスト13の傾動動作に拘らず高圧ホース
42を損傷し難くできる。
【0043】(3)圧力センサ32が車体11内部の空
間部30に配置されたことからハーネスを外部に露出さ
せなくて済むので、外部環境によってハーネスの被覆部
が劣化しないようにし、又、ハーネスが可動部分に挟ま
って損傷しないようにすることができる。
間部30に配置されたことからハーネスを外部に露出さ
せなくて済むので、外部環境によってハーネスの被覆部
が劣化しないようにし、又、ハーネスが可動部分に挟ま
って損傷しないようにすることができる。
【0044】(4)フローレギュレータバルブ37を右
側リフトシリンダ16Rのシリンダボトムに組付固定
し、右側リフトシリンダ16Rに高圧ホース41によっ
て連結した左側リフトシリンダ16Lのシリンダボトム
に高圧ホース42を接続した。従って、リフトシリンダ
16R,16Lを駆動する油圧回路における接続部の数
を、圧力センサ32を左側リフトシリンダ16Lのシリ
ンダボトムに直接接続した場合と同数とすることができ
る。仮に、高圧ホース41の途中に設けた分岐用フィテ
ィングに高圧ホース42を接続した場合には、高圧ホー
ス41が分岐用フィティングによって分割されることか
ら接続部の数が1つ増えることになるが、本実施の形態
では増えない。その結果、油漏れが起き易い接続部の数
が増えないことから、油圧回路の油漏れに対する信頼性
が低下しないようにすることができる。
側リフトシリンダ16Rのシリンダボトムに組付固定
し、右側リフトシリンダ16Rに高圧ホース41によっ
て連結した左側リフトシリンダ16Lのシリンダボトム
に高圧ホース42を接続した。従って、リフトシリンダ
16R,16Lを駆動する油圧回路における接続部の数
を、圧力センサ32を左側リフトシリンダ16Lのシリ
ンダボトムに直接接続した場合と同数とすることができ
る。仮に、高圧ホース41の途中に設けた分岐用フィテ
ィングに高圧ホース42を接続した場合には、高圧ホー
ス41が分岐用フィティングによって分割されることか
ら接続部の数が1つ増えることになるが、本実施の形態
では増えない。その結果、油漏れが起き易い接続部の数
が増えないことから、油圧回路の油漏れに対する信頼性
が低下しないようにすることができる。
【0045】尚、実施の形態は上記実施の形態に限ら
ず、以下のように変更してもよい。 ○ 圧力センサ32を、車体11側に設ける代わりにマ
スト13側に設けてもよい。図7に示すように、前輪の
上端Tよりも上方の高さに圧力センサ32を組付け、シ
リンダボトムから上方まで延長した油圧配管43を圧力
センサ32に接続する。この構成では、圧力センサ32
に障害物あるいは飛来物が当たり難くなり、機能の早期
低下や喪失を防ぎ易くすることができる。尚、圧力セン
サ32の位置が車軸の中心軸C以上の高さであれば、障
害物、小石等からの衝撃や、金属溶湯からの熱衝撃を受
け難い。
ず、以下のように変更してもよい。 ○ 圧力センサ32を、車体11側に設ける代わりにマ
スト13側に設けてもよい。図7に示すように、前輪の
上端Tよりも上方の高さに圧力センサ32を組付け、シ
リンダボトムから上方まで延長した油圧配管43を圧力
センサ32に接続する。この構成では、圧力センサ32
に障害物あるいは飛来物が当たり難くなり、機能の早期
低下や喪失を防ぎ易くすることができる。尚、圧力セン
サ32の位置が車軸の中心軸C以上の高さであれば、障
害物、小石等からの衝撃や、金属溶湯からの熱衝撃を受
け難い。
【0046】さらに、この場合において、油圧配管43
を、高圧ホースに代えて、鋼管、ステンレス管、あるい
は、銅管とする。この場合には、油圧配管43の寿命を
長くし、油圧回路の信頼性を向上することができる。
を、高圧ホースに代えて、鋼管、ステンレス管、あるい
は、銅管とする。この場合には、油圧配管43の寿命を
長くし、油圧回路の信頼性を向上することができる。
【0047】○ 上記実施の形態において、フローレギ
ュレータバルブ内蔵型のリフトシリンダに代え、フロー
レギュレータバルブ外付け型の構造を採用し、例えば、
フローレギュレータバルブ37を、ロアタイビーム39
等に固定された取付用部材に固定する。この場合、圧力
センサ32に接続される油圧配管は、シリンダボトムで
なく、シリンダボトムとフローレギュレータバルブ37
との間を接続する油圧ホースに接続してもよい ○ 上記実施の形態において、圧力センサ32を、車体
11側において前輪の上端Tよりも高い位置、例えば、
フロントプロテクタの前面に設ける。この構成では、圧
力センサ32に、障害物や小石等が当たり難くなり、機
能の早期低下や喪失を防ぎ易くすることができる。
ュレータバルブ内蔵型のリフトシリンダに代え、フロー
レギュレータバルブ外付け型の構造を採用し、例えば、
フローレギュレータバルブ37を、ロアタイビーム39
等に固定された取付用部材に固定する。この場合、圧力
センサ32に接続される油圧配管は、シリンダボトムで
なく、シリンダボトムとフローレギュレータバルブ37
との間を接続する油圧ホースに接続してもよい ○ 上記実施の形態において、圧力センサ32を、車体
11側において前輪の上端Tよりも高い位置、例えば、
フロントプロテクタの前面に設ける。この構成では、圧
力センサ32に、障害物や小石等が当たり難くなり、機
能の早期低下や喪失を防ぎ易くすることができる。
【0048】○ 圧力センサ32を、マスト13の前傾
角規制制御以外の制御に用いるものとする。例えば、車
両重心が基準位置以上に高いときにリヤアクスルビーム
のロールを禁止して、車両の安定性を維持するアクスル
揺動規制制御に使用する。
角規制制御以外の制御に用いるものとする。例えば、車
両重心が基準位置以上に高いときにリヤアクスルビーム
のロールを禁止して、車両の安定性を維持するアクスル
揺動規制制御に使用する。
【0049】○ フォークリフト10を、左右一対のリ
フトシリンダ16R,16Lを備えたのに代えて、1本
のリフトシリンダだけを備えたものとする。以下、特許
請求の範囲に記載した技術的思想の外に前述した各実施
の形態から把握される技術的思想をその効果と共に記載
する。
フトシリンダ16R,16Lを備えたのに代えて、1本
のリフトシリンダだけを備えたものとする。以下、特許
請求の範囲に記載した技術的思想の外に前述した各実施
の形態から把握される技術的思想をその効果と共に記載
する。
【0050】(1)マスト(13)の垂直状態からの前
傾角を検出する前傾角検出手段(ポテンショメータ2
4)と、前記マスト(13)に昇降可能に支持されたフ
ォーク(18)の揚高を検出する揚高検出手段(リミッ
トスイッチ22)と、前記フォーク(18)に積載され
た積荷の荷重に対応したリフトシリンダ(16L)の油
室(16l)の油圧を検出する圧力センサ(32)と、
前記マスト(13)を傾動動作させるティルトシリンダ
(23R,23L)に対する作動油の給排を禁止する作
動油給排禁止手段(電磁開閉弁33)と、前記マスト
角、揚高及び荷重に基づき、前記マスト角が、該揚高及
び荷重の組み合わせに対して予め設定されている前記マ
スト(13)の最大許容前傾角となったときに前記作動
油給排禁止手段を制御して、前記ティルトシリンダ(2
3R,23L)の作動を禁止するマスト角制御手段(マ
スト角制御ユニット34)とを備えたフォークリフトの
ティルトシリンダ制御装置において、前記リフトシリン
ダ(16R)の油室(16r)から排出され作動油の最
大流量を制限するフローレギュレータバルブ(37)が
前記マスト(13)側に固定され、前記圧力センサ(3
2)は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の取
付構造で取り付けられているこのような構成によれば、
マストの下降時にも正しい最大前傾許容角が検出される
ため、マストを正しい最大前傾許容角に規制することが
できる。又、最大前傾許容角を高い信頼度で設定するこ
とができ、マストを高い信頼度で正しい最大許容前傾角
に規制することができる。その結果、車両の安定度の低
下を高い信頼度で防止することができる。
傾角を検出する前傾角検出手段(ポテンショメータ2
4)と、前記マスト(13)に昇降可能に支持されたフ
ォーク(18)の揚高を検出する揚高検出手段(リミッ
トスイッチ22)と、前記フォーク(18)に積載され
た積荷の荷重に対応したリフトシリンダ(16L)の油
室(16l)の油圧を検出する圧力センサ(32)と、
前記マスト(13)を傾動動作させるティルトシリンダ
(23R,23L)に対する作動油の給排を禁止する作
動油給排禁止手段(電磁開閉弁33)と、前記マスト
角、揚高及び荷重に基づき、前記マスト角が、該揚高及
び荷重の組み合わせに対して予め設定されている前記マ
スト(13)の最大許容前傾角となったときに前記作動
油給排禁止手段を制御して、前記ティルトシリンダ(2
3R,23L)の作動を禁止するマスト角制御手段(マ
スト角制御ユニット34)とを備えたフォークリフトの
ティルトシリンダ制御装置において、前記リフトシリン
ダ(16R)の油室(16r)から排出され作動油の最
大流量を制限するフローレギュレータバルブ(37)が
前記マスト(13)側に固定され、前記圧力センサ(3
2)は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の取
付構造で取り付けられているこのような構成によれば、
マストの下降時にも正しい最大前傾許容角が検出される
ため、マストを正しい最大前傾許容角に規制することが
できる。又、最大前傾許容角を高い信頼度で設定するこ
とができ、マストを高い信頼度で正しい最大許容前傾角
に規制することができる。その結果、車両の安定度の低
下を高い信頼度で防止することができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1〜請求項5に記載の発明によれ
ば、圧力センサを、マストの路面に近い下部から離れた
位置に設けたので、荷役作業に路面上の障害物、路面か
らの飛来物が当たることによる衝撃、あるいは、金属溶
湯がかかることによる熱衝撃を受け難いようにし、機能
の早期低下や喪失を防ぎ易くすることができる。
ば、圧力センサを、マストの路面に近い下部から離れた
位置に設けたので、荷役作業に路面上の障害物、路面か
らの飛来物が当たることによる衝撃、あるいは、金属溶
湯がかかることによる熱衝撃を受け難いようにし、機能
の早期低下や喪失を防ぎ易くすることができる。
【0052】請求項2及び請求項6に記載の発明によれ
ば、圧力センサを、車体側の外部から隔絶された位置に
設けたので、衝撃あるいは熱衝撃を受けないようにし、
機能の早期低下や喪失を防止することができる。又、可
撓性油圧ホースによって車体側に油圧を伝達するように
したので、マストの傾動動作に拘らず油圧を確実に伝達
することができる。又、圧力センサに接続されたハーネ
スが外部に露出しないので、外部環境による被覆部の劣
化や、可動物に挟まることによる損傷を防止することが
できる。
ば、圧力センサを、車体側の外部から隔絶された位置に
設けたので、衝撃あるいは熱衝撃を受けないようにし、
機能の早期低下や喪失を防止することができる。又、可
撓性油圧ホースによって車体側に油圧を伝達するように
したので、マストの傾動動作に拘らず油圧を確実に伝達
することができる。又、圧力センサに接続されたハーネ
スが外部に露出しないので、外部環境による被覆部の劣
化や、可動物に挟まることによる損傷を防止することが
できる。
【0053】請求項3及び請求項6に記載の発明によれ
ば、圧力センサに障害物や小石等が当たり難いため、機
能の早期低下や喪失を抑制することができる。又、圧力
センサに接続する油圧配管を金属の配管とすることがで
き、屈曲による油圧配管の早期損傷をなくし、リフトシ
リンダの油圧系の信頼性を長期間に渡って維持すること
ができる。
ば、圧力センサに障害物や小石等が当たり難いため、機
能の早期低下や喪失を抑制することができる。又、圧力
センサに接続する油圧配管を金属の配管とすることがで
き、屈曲による油圧配管の早期損傷をなくし、リフトシ
リンダの油圧系の信頼性を長期間に渡って維持すること
ができる。
【0054】請求項4及び請求項6に記載の発明によれ
ば、リフトシリンダが左右一対からなる場合に、フロー
レギュレータバルブが組付固定されていない側のリフト
シリンダのシリンダボトムに圧力センサ接続用の油圧配
管を接続したので、各シリンダボトムから延びる油圧配
管を左右のリフトシリンダで偏らないようにすることが
できる。又、取付用部材を別に設ける必要がなく、部品
点数を少なくすることができる。
ば、リフトシリンダが左右一対からなる場合に、フロー
レギュレータバルブが組付固定されていない側のリフト
シリンダのシリンダボトムに圧力センサ接続用の油圧配
管を接続したので、各シリンダボトムから延びる油圧配
管を左右のリフトシリンダで偏らないようにすることが
できる。又、取付用部材を別に設ける必要がなく、部品
点数を少なくすることができる。
【0055】請求項5及び請求項6に記載の発明によれ
ば、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の効果を
備えた取付構造で取り付けれた圧力センサを使用するの
で、マストの下降時にも正しい積載荷重を検出でき、マ
ストを高い信頼度で正しい最大許容前傾角に規制するこ
とができる。その結果、フォークリフトの安定性を高い
信頼度で維持することが可能となる。
ば、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の効果を
備えた取付構造で取り付けれた圧力センサを使用するの
で、マストの下降時にも正しい積載荷重を検出でき、マ
ストを高い信頼度で正しい最大許容前傾角に規制するこ
とができる。その結果、フォークリフトの安定性を高い
信頼度で維持することが可能となる。
【図1】 圧力センサの取付構造を示すマスト下部及び
車体前部の模式側断面図。
車体前部の模式側断面図。
【図2】 フォークリフトの模式側面図。
【図3】 リフトシリンダ及びティルトシリンダの油圧
回路図。
回路図。
【図4】 圧力センサの取付構造を示すマスト下部の模
式平面図。
式平面図。
【図5】 ティルト角制御装置の電気ブロック図。
【図6】 高揚高時における積載荷重に対する最大許容
前傾角を示すマップ。
前傾角を示すマップ。
【図7】 別例の圧力センサの取付構造を示すマスト下
部及び車体前部の模式側断面図。
部及び車体前部の模式側断面図。
11…車体、13…マスト、16R…右側リフトシリン
ダ、16L…左側リフトシリンダ、16r,16l…油
室、32…圧力センサ、33…電磁開閉弁、37…フロ
ーレギュレータバルブ、41…連結配管としての高圧ホ
ース、42…油圧配管及び可撓性油圧ホースとしての高
圧ホース、C…中心軸。
ダ、16L…左側リフトシリンダ、16r,16l…油
室、32…圧力センサ、33…電磁開閉弁、37…フロ
ーレギュレータバルブ、41…連結配管としての高圧ホ
ース、42…油圧配管及び可撓性油圧ホースとしての高
圧ホース、C…中心軸。
Claims (6)
- 【請求項1】 リフトシリンダの油室から排出される作
動油の最大流量を制限するフローレギュレータバルブが
マスト側に固定され、前記フローレギュレータバルブよ
りも前記油室側の油路から作動油を導入して該油室の油
圧を検出する圧力センサが設けられたフォークリフトに
おいて、 前記圧力センサは、前記フローレギュレータバルブより
も前記油室側の油路に接続された状態で延長する油圧配
管に接続され、前記マストの下端から所定距離だけ上方
に離れた位置、あるいは、少なくとも路面側とマスト側
において外部に対して隔絶された車体の内側に設けられ
ているフォークリフトにおける積載荷重検出用圧力セン
サの取付構造。 - 【請求項2】 前記圧力センサは、前記車体の内部に設
けられ、前記油圧配管は、前記マストと車体側との間を
連絡するように設けられた可撓性油圧ホースである請求
項1に記載のフォークリフトにおける積載荷重検出用圧
力センサの取付構造。 - 【請求項3】 前記圧力センサは、前記マストにおいて
前輪車軸の中心軸よりも高い位置に設けられた請求項1
に記載のフォークリフトにおける積載荷重検出用圧力セ
ンサの取付構造。 - 【請求項4】 前記リフトシリンダは、左右一対からな
り、前記フローレギュレータバルブは、両リフトシリン
ダの内の一方のシリンダボトムに組付固定され、前記油
圧配管は、両リフトシリンダの内の他方のシリンダボト
ムに接続され、両リフトシリンダの油室は連結配管によ
り互いに連通されている請求項1〜請求項3のいずれか
一項に記載のフォークリフトにおける積載荷重検出用圧
力センサの取付構造。 - 【請求項5】 前記圧力センサは、積載荷重及び揚高位
置に基づいて車両重心が所定の基準位置より高い位置、
あるいは前方位置にあると判断されるとき、前記マスト
の最大許容前傾角を所定の基準前傾角よりも小さく規制
するマスト前傾制御装置において、前記積載荷重を検出
するために備えられたものである請求項1〜請求項4の
いずれか一項に記載のフォークリフトにおける積載荷重
検出用圧力センサの取付構造。 - 【請求項6】 積載荷重検出用圧力センサが請求項1〜
請求項5のいずれか一項に記載の取付構造で取り付けら
れているフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191740A JP2000016795A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | フォークリフトにおける積載荷重検出用圧力センサの取付構造及びフォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191740A JP2000016795A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | フォークリフトにおける積載荷重検出用圧力センサの取付構造及びフォークリフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000016795A true JP2000016795A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16279720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10191740A Pending JP2000016795A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | フォークリフトにおける積載荷重検出用圧力センサの取付構造及びフォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000016795A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2128077A1 (en) | 2008-05-26 | 2009-12-02 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | A load weight measuring device for a multi-stage mast forklift truck |
JP2010189076A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Toyota Industries Corp | 多段マスト式フォークリフトの荷重計測装置 |
EP3144266A1 (en) * | 2015-09-16 | 2017-03-22 | Hyster-Yale Group, Inc. | Hydraulic arrangement for a forklift truck |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10191740A patent/JP2000016795A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2128077A1 (en) | 2008-05-26 | 2009-12-02 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | A load weight measuring device for a multi-stage mast forklift truck |
JP2010006604A (ja) * | 2008-05-26 | 2010-01-14 | Toyota Industries Corp | 多段マスト式フォークリフトの荷重計測装置 |
US8265836B2 (en) | 2008-05-26 | 2012-09-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Load weight measuring device for a multi-stage mast forklift truck |
JP2010189076A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Toyota Industries Corp | 多段マスト式フォークリフトの荷重計測装置 |
EP3144266A1 (en) * | 2015-09-16 | 2017-03-22 | Hyster-Yale Group, Inc. | Hydraulic arrangement for a forklift truck |
US10479663B2 (en) | 2015-09-16 | 2019-11-19 | Hyster-Yale Group, Inc. | Forklift trucks and masts therefore |
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