JP2000015416A - ダイカスト用真空成形装置 - Google Patents

ダイカスト用真空成形装置

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JP2000015416A
JP2000015416A JP10183923A JP18392398A JP2000015416A JP 2000015416 A JP2000015416 A JP 2000015416A JP 10183923 A JP10183923 A JP 10183923A JP 18392398 A JP18392398 A JP 18392398A JP 2000015416 A JP2000015416 A JP 2000015416A
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nozzle
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molten metal
heat
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JP10183923A
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Atsushi Kanayama
淳 金山
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Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶湯の射出時に空気の巻き込みをなくし、鋳
巣の発生をなくす。 【解決手段】 ノズル本体11内には、バルブばね46
により流路を閉める方向に付勢されているバルブチップ
45が設けられている。ノズル本体11及び断熱リング
12と金型22との間には、封止するために耐熱ガスケ
ット14、43と、Oリング47が設けられている。製
品成形部10’が真空になると、ノズル本体11内も真
空状態になる。ノズル本体11と製品成形部10’が真
空状態になると、溶湯は空気を巻き込むことなく製品成
形部10’に充填されて凝固する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、亜鉛合金やマグネ
シウム合金等の溶融金属の真空射出成形のためのダイカ
スト用真空成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図23はダイカスト成形装置の一般的な
構造を示す断面図である。図23において、ダイカスト
機械の機械ノズル4及び金型7は、水平に対して約10
度の傾きを持っており、更に、機械ノズル4の溶湯射出
部4aが溶解炉1内の溶融金属(溶湯9)の溶湯面9a
の高さより高い位置に配置されており、溶湯射出部4a
からの湯だれを防止する構造になっている。
【0003】このダイカスト成形装置により製品を成形
する場合には、はじめに、溶解炉1内で溶かされた溶湯
9を、スリーブ2の中で往復運動するプランジャー3で
送り出し、機械ノズル4内を通過させて金型7内に射出
する。この金型7は固定型7aと可動型7bとからな
り、機械ノズル4から射出された溶湯は固定型7aのス
プルーブッシュ6を通過し、固定型7aと可動型7bで
形成された製品成形部8’に供給される。
【0004】このときに機械ノズル4内、スプルーブッ
シュ6内及び製品成形部8’内には空気が充満してい
る。このため、充填された溶湯は、製品成形部8’内等
に充満した空気を金型7の隙間から押し出しながら進む
ことになるが、溶湯の速度が非常に速いため、溶湯が空
気を巻き込むことがある。このように溶湯に巻き込まれ
た空気は、製品成形部8’に充填された溶湯内に一部取
り残されてしまう。
【0005】その後、上記のように製品成形部8’に供
給された溶湯は金型7により冷却され凝固する。そし
て、可動型7bを矢印Aの方向に動かして金型7を開
き、図24に示すような製品部8a、ランナー部8b、
スプルー部8cとが一体となった成形品8が取り出され
る。この成形品8は、スプルー部8cと共にランナー部
8bをゲート部8dにて折り取ることにより製品とな
る。ここで、ランナー部8bを折り取った部分の出っ張
りが許容されない場合や、高い形状精度が要求される場
合には、ランナー部8bを折り取った部分にヤスリ加
工、切削加工等が施され、形状が整えられる。
【0006】尚、上記ダイカスト装置におけるスプルー
ブッシュ6は、図23及び図25に示すように、外周部
を循環する冷却水31により冷却されていて、金型7が
開いたときの冷却不足によるスプルー部8cの中途切断
を防止するように構成されていた。
【0007】また、機械ノズル4は、溶湯が機械ノズル
内で凝固しないように外周部が機械ノズルヒータ5によ
り加熱されていた。更に、この機械ノズルの射出部4a
は、溶湯が漏れないようにスプルーブッシュ6の機械ノ
ズルタッチ部6aに押し当てられた状態にセットされて
いるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、金型
7内には高速で溶湯が射出されるので、どうしても溶湯
内に空気が巻き込まれ、成形品が凝固するとその内部に
鋳巣を発生させてしまう。このように鋳巣があると、前
述したようにランナー部8bを折り取ったり、切削加工
を施したときに、鋳巣が表面に露出して穴となってしま
い、正しい形状が得られなかったり、また、表面処理を
行う場合に、穴の奥まで表面処理できないという課題が
あった。また、メッキを行う場合にも、穴にメッキ液が
残留し、耐食性を低下させるという問題があった。
【0009】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなさ
れたもので、金型内を真空に保つことにより、溶湯の射
出時に空気の巻き込みをなくし、鋳巣の発生をなくした
ダイカスト用真空成形装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
に係るダイカスト用真空成形装置においては、ノズル本
体の先端部に溶湯射出部としてのノズルチップが固定さ
れており、このノズルチップにより断熱リングがノズル
本体に固定されている。また、断熱リングと金型、及び
断熱リングとノズルチップの嵌合は、それぞれ室温時も
成形時の温度上昇時も常に隙間嵌めとなっていて、断熱
リングの破損を防止する構造となっている。更に、ノズ
ル本体及び断熱リングと金型との間を密封する封止部材
が設けられている。この封止部材は、ノズル本体を構成
するノズルボディとノズルベースとの間に設けられた耐
熱ガスケットと、ノズルボディと断熱リングとの間に設
けられた耐熱ガスケットと、断熱リングと金型との間に
設けられたOリングを含んでいる。また、ノズル本体内
には、その流路に沿って移動可能なバルブチップが設け
られている。このバルブチップは、弾性部材によりノズ
ル本体のノズルベースに押し当てられて、流路を閉めて
ノズル本体内の気密性を保つように作用する。また、こ
のバルブチップは溶湯が射出されると開いて、流路から
金型の製品成形部に溶湯を流し込むものとなっている。
更に、真空源は金型の製品成形部を真空状態にするもの
であり、この製品成形部と共にノズル本体内も真空状態
にして溶湯射出時に空気を巻き込むことを防いでいる。
【0011】本発明における請求項2に係るダイカスト
用真空成形装置においては、ノズル本体の先端部に断熱
リングが直接固定されている。この断熱リングと金型の
嵌合は、室温時も成形時の温度上昇時も常に隙間嵌めと
なっていて、断熱リングの破損を防止する構造となって
いる。更に、ノズル本体及び断熱リングと金型との間を
密封する封止部材が設けられている。この封止部材は、
ノズル本体を構成するノズルボディとノズルベースとの
間に設けられた耐熱ガスケットと、ノズルボディと断熱
リングとの間に設けられた耐熱ガスケットと、断熱リン
グと金型との間に設けられたOリングを含んでいる。ま
た、ノズル本体内には、その流路に沿って移動可能なバ
ルブチップが設けられている。このバルブチップは、弾
性部材によりノズル本体のノズルベースに押し当てられ
て、流路を閉めてノズル本体内の気密性を保つように作
用する。また、このバルブチップは溶湯が射出されると
開いて、流路から金型の製品成形部に溶湯を流し込むも
のとなっている。更に、真空源は金型の製品成形部を真
空状態にするものであり、この製品成形部と共にノズル
本体内も真空状態にして溶湯射出時に空気を巻き込むこ
とを防いでいる。
【0012】また、本発明における請求項3に係るダイ
カスト用真空成形装置は、ノズル本体に温度制御可能な
加熱手段を設けたものである。
【0013】また、本発明における請求項4に係るダイ
カスト用真空成形装置は、ノズル本体とノズルチップに
耐熱鋼よりも熱伝導率のよい耐熱金属材料を用いたもの
である。
【0014】また、本発明における請求項5に係るダイ
カスト用真空成形装置は、ノズル本体に耐熱鋼よりも熱
伝導率のよい耐熱金属材料を用いたものである。
【0015】また、本発明における請求項6に係るダイ
カスト用真空成形装置は、封止部材として耐熱ガスケッ
トをノズル本体を構成するノズルボディとノズルベース
との間に圧縮して設けたものである。
【0016】また、本発明における請求項7に係るダイ
カスト用真空成形装置は、封止部材として耐熱ガスケッ
トを断熱リングとノズル本体との間に圧縮して設けたも
のである。
【0017】また、本発明における請求項8に係るダイ
カスト用真空成形装置は、封止部材としてOリングを断
熱リングと金型との間に圧縮して設けたものである。
【0018】また、本発明における請求項9及び請求項
10に係るダイカスト用真空成形装置は、バルブチップ
が円錐面状又は球面状の接触部を有し、またノズル本体
がバルブチップの接触部が接触する部分に円錐面状の接
触部を有するものとなっている。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明におけるダイカスト用真空
成形装置のノズル本体は、機械ノズルとの接触により機
械ノズルから熱供給され、かつ金型と断熱されているた
め、ホットノズルとなっている。このノズル本体内に
は、流路に沿って移動可能なバルブチップと、弾性部材
としての耐熱性を有するバルブばねが設けられている。
このバルブチップはバルブばねにより流路を閉める方向
に付勢されている。即ち、ノズル本体はノズルボディと
ノズルベースで構成されており、バルブチップはノズル
ボディ内において移動可能な状態にある。ノズルベース
は射出された溶湯が流れ込む流路の入口を形成してお
り、このノズルベースの流路を閉めるようにバルブチッ
プは付勢されてノズルベースに押し当てられている。
【0020】また、ノズル本体及び断熱リングと金型と
の間には、封止部材が設けられている。この封止部材
は、ノズル本体を構成するノズルボディとノズルベース
との間に設けられた耐熱ガスケットと、ノズルボディと
断熱リングとの間に設けられた耐熱ガスケットと、断熱
リングと金型との間に設けられたOリングを含んでい
る。
【0021】上記のように、ノズル本体内の流路はバル
ブチップで閉められており、また、ノズル本体及び断熱
リングと金型との間も封止部材で密封されている。この
ため、金型の製品成形部が真空源により減圧されて真空
になると、ノズル本体内も製品成形部と共に減圧されて
真空状態になる。この状態のときに溶湯を機械ノズルか
ら射出すると、射出時の僅かな圧力でバルブチップが移
動して流路が開き、ノズル本体から金型の製品成形部へ
溶湯が流れ込む。このときにノズル本体と製品成形部は
真空状態になっているため、溶湯は空気を巻き込むこと
なく製品成形部に充填されて凝固する。従って、空気の
巻き込みによる鋳巣の発生は殆どなくなり、製品の精度
及び品質を高めることができる。
【0022】尚、前述したようにノズル本体がホットノ
ズルとなることにより、ノズル本体内の溶湯を溶融状態
に保つことができ、スプルーブッシュによる溶湯の温度
低下がなくなり、金型の製品成形部の微細な形状部及び
極薄部への溶湯の充填が容易になり、充填不足がなくな
る。
【0023】特に、ノズル本体と金型の間に溶湯が流入
すると、溶湯を介して熱がノズル本体から金型に逃げ、
ノズル本体をダイカスト成形に適した温度に保つことが
できなくなるため、このようなノズル本体と金型の間へ
の溶湯の流入を確実に防ぐことが必要である。本発明に
おいては、前述したように、各部間において耐熱ガスケ
ット及びOリングからなる封止部材を設けており、気密
性を高めるだけでなく、金型とノズル本体の間へ溶湯が
流入することを防止することもでき、これにより確実に
断熱している。
【0024】一方、ノズル本体に温度制御可能な加熱手
段を設けることにより、ノズル本体は、機械ノズルから
の熱供給だけでなく、加熱手段の熱によっても加熱され
るので、急速に最適温度になる。このため、金型取付後
の成形開始までの時間を短縮することができる。このよ
うな加熱手段による加熱は、長いノズル本体を用いる場
合や、融点の高い金属材料を成形する場合には特に有効
である。
【0025】また、ノズル本体又はノズル本体とノズル
チップに熱伝導率の良い材料を用いると、ノズル先端部
(射出部)への熱伝達が短時間で行われ、金型取付後の
成形開始時間を短縮することができると共に、成形サイ
クルの短縮も容易となる。
【0026】更に、流路を開閉するバルブチップとバル
ブベースの接触部をそれぞれ円錐面又は球面と円錐面で
構成しているので、バルブチップに傾きがあったとして
もバルブチップとバルブベースを確実に密接して接触さ
せることができる。
【0027】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るダイカスト用
真空成形装置を金型22に組み込み、ダイカスト機械に
取り付けた状態を示す断面図であり、図2は図1に示す
ダイカスト用真空成形装置の詳細な構成を示す要部拡大
断面図である。また、図3及び図4は成形時のダイカス
ト用真空成形装置の状態を示す断面図であり、図5及び
図6はダイカスト用真空成形装置の溶湯流出側及び溶湯
流入側から見た側面図である。
【0028】図1及び図2に示すように、金型22の固
定型22aには略円筒形の取付穴22dが設けられてお
り、この取付穴22d内にノズル本体11が収容されて
いる。このノズル本体11は、略円筒形状をなすノズル
ボディ41と、その溶湯流入側の端部に取り付けられた
ノズルベース42より構成されている。このノズルボデ
ィ41とノズルベース42は、共にその突き合わされる
部分の外周にフランジ部41a、42bを有し、このフ
ランジ部41a、42bを貫くように止めネジ44が螺
合されて連結されている。また、このノズルボディ41
の溶湯流出側の端部には、ノズルチップ21が取り付け
られている。このノズルチップ21は、先端の外周にフ
ランジ状の先端部21aを有し、また他方の端部の外周
にはネジ部21bが形成されており、このネジ部21b
をノズルボディ41の端部内に形成されたネジ部41b
に螺合することによりノズルボディ41に固定されてい
る。尚、図9にも図示するように、ノズルチップ21の
溶湯流入方向の端面に設けられているスリ割り溝32
は、ノズルチップ21をノズルボディ41に螺合する際
に工具を差し込むためのものである。上記構成からなる
ノズル本体11及びノズルチップ21は、耐熱鋼又は耐
熱鋼よりも熱伝導率の高い、例えば熱伝導率0.3ca
l/sec・cm・℃以上のタングステン合金からな
る。また、ノズルベース42の溶湯流入側の外側端面に
は機械ノズルタッチ部42cが設けられており、またノ
ズルボディ41の溶湯流出側及び溶湯流入側の外側端面
には後述する耐熱ガスケットに適合する環状の凹部41
c,41dがそれぞれ設けられている。
【0029】上記ノズル本体11の内部には、溶湯が流
れる流路に沿って移動可能なバルブチップ45とそれを
付勢する耐熱性を有するバルブばね46が設けられてい
る。このバルブチップ45は、内部に溶湯の流路となる
有底の穴45bを有する。この穴45bは、図2、図7
及び図8に示すように、溶湯流出側が開口し、溶湯流入
側に底部があり、この底部付近の径方向に流入口45c
が開口するものとなっている。また、バルブチップ45
の溶湯流入側の端部のノズルベース42に対向する部分
には、円錐面状をなす接触部45aが設けられている。
一方、ノズルベース42のバルブチップ45の接触部4
5aに対向する部分には円錐面状の接触部42aが設け
られている。この接触部45a、42aはバルブばね4
6の押圧力により密接するものであり、密接することに
よりノズルベース42の流路を密封することができる。
このバルブばね46の押圧力は、ノズル本体11内が真
空状態となってもバルブチップ45が移動することなく
バルブチップ45とノズルベース42の密着が保たれる
ように設定されている。また、このバルブばね46の押
圧力は、溶湯の射出圧力により、バルブチップ45がノ
ズルベース42から引き離される方向に移動するように
も設定されている。
【0030】断熱リング12は、セラミックなどの耐熱
性の良い熱伝導率の低い材料で、しかも螺合や押圧に耐
え得る機械的強度を持った材料で形成されている。この
断熱リング12の射出側の端面には、ノズルチップ21
の先端部21aに適合する環状の凹部12aが設けられ
ている。この断熱リング12は、図2に示すように、断
熱リング12を貫通するノズルチップ21をノズルボデ
ィ41に固定する際に、ノズルチップ21の先端部21
aとノズルボディ41の端面との間に挟まれて固定され
ている。この断熱リング12は、取付穴22dの溶湯流
出側の端部にある断熱リング嵌合部22abに隙間嵌め
可能な外径を有している。
【0031】耐熱ガスケット14、43は、ノズルボデ
ィ41と断熱リング12との間、ノズルボディ41とノ
ズルベース42との間にそれぞれ配設され、それらの間
から溶湯が流出したり空気が流入することを防ぐもので
ある。この耐熱ガスケット14、43は、ある程度耐熱
性のある金や銅等の柔らかい材料、ステンレス、インコ
ネル、ハステロイ等で作られた金属Oリング、金属Cリ
ング、金属Uリング等からなるものであり、ノズル本体
11の凹部41c,41d内に収めることが可能な大き
さで、押圧されていない状態でわずかに凹部41c,4
1dから突出する厚みを有するように形成されている。
この耐熱ガスケット14、43は、前述したように、断
熱リング12がノズルボディ41に固定されるとき及び
ノズルベース42がノズルボディ41に固定されるとき
に、それぞれそれらの間で圧縮される。このように圧縮
された耐熱ガスケット14、43は、溶湯がノズルボデ
ィ41と断熱リング12の隙間あるいはノズルボディ4
1とノズルベース42の隙間を通って金型22とノズル
本体11との間に流出するのを防止するように作用す
る。また、ノズル本体11内の気密性を保持するように
も作用するものとなっている。
【0032】Oリング47は、フッ素ゴムやシリコンゴ
ムなどの耐熱性のある材料からなり、固定型22aの取
付穴22d内周に設けられた環状の溝部22aa内に収
められている。このOリング47は、半径方向に機械的
弾性を有するものであり、固定型22aと断熱リング1
2との間で半径方向に圧縮され、固定型22aと断熱リ
ング12との隙間から空気がその間に流入することを防
止している。
【0033】ガイドリング23、24は耐熱性を有し、
ノズル本体11にそのフランジ部41a、42bを挟む
ように外嵌され、ガイドリング23が取付穴22d内の
段部に係止して位置決めされるものであり、その外周が
取付穴22dの内面に当接してノズル本体11を支え
て、その機械ノズルタッチ部42cを適正な位置に位置
決めするものである。
【0034】バックプレート15は、ノズル本体11及
びガイドリング23、24が取付穴22dから脱落する
ことを防ぐため、固定型22aの端面にネジ16で固定
されているものである。このバックプレート15には、
ノズルベース42の機械ノズルタッチ部42cの外径よ
りもわずかに大きい穴15aが設けられており、この穴
15aから機械ノズルタッチ部42cがわずかに突出す
るように設定されている。
【0035】真空源20は、金型22の製品成形部1
0’内の空気を吸引して減圧し、真空又は真空に近い状
態にするものである。固定型22bには、製品成形部1
0’に通じる空気逃げ溝22ba及び空気逃げ穴22b
b、22bcが設けられている。この空気逃げ溝22b
a及び空気逃げ穴22bb、22bcは空気が流通でき
るように構成されており、空気逃げ穴22bcが真空源
20に接続されることにより、これら空気逃げ溝22b
a及び空気逃げ穴22bb、22bcを介して製品成形
部10’内の空気が真空源20によって吸引される。ま
た、固定型22bには製品成形部10’と空気逃げ溝2
2baとを仕切る遮断ピン48が設けられている。この
遮断ピン48は図1に於いて矢印B、Cの方向に摺動可
能であり、この遮断ピン48を摺動させることにより製
品成形部10’と空気逃げ溝22baとを連通したり遮
断することができる。
【0036】上記構造からなるダイカスト用真空成形装
置において、ダイカスト成形を開始すると、はじめに金
型22が閉じられ、固定型22aと可動型22bが密着
し、図3に示す状態になる。この状態のときに、遮断ピ
ン48は図3に示すように空気逃げ溝22baから引き
出された状態になっているので、真空源20により空気
が吸引されると、ノズル本体11内及び金型22の製品
成形部10’は減圧されてほぼ真空状態になる。その
後、遮断ピン48が矢印Bの方向へ移動すると、図4に
示すように、空気逃げ溝22baが遮断され、ノズル本
体11内及び金型22の製品成形部10’は真空状態に
保持される。
【0037】この状態のときに、ダイカスト機械のプラ
ンジャー3により溶湯が加圧されると、機械ノズル4か
らノズル本体11に溶湯が射出される。このときの射出
圧力によりバルブチップ45は押圧されて図4中左方向
へ移動し、ノズルベース42の流路を開く。これによ
り、溶湯はノズル本体11内に流れ込み、バルブチップ
45内を通ってノズルチップ21から製品成形部10’
内に流れ込む。このとき、ノズル本体11内及び金型2
2の製品成形部10’はほぼ真空状態にあるため、溶湯
は空気を巻き込むことなく製品成形部10’内に充填さ
れる。
【0038】その後、溶湯の射出が停止され、機械ノズ
ル4からの溶湯の射出が止まると、バルブチップ45は
バルブばね46の押圧力で再びその接触部45aをノズ
ルベース42の接触部42aに密着させて密封し流路を
塞ぐ。
【0039】一方、金型22内に充填された溶湯は、そ
こで冷却されて凝固する。このときに、ノズルチップ2
1の先端部21aにある溶湯も冷却されて凝固する。そ
の後、可動型22bが矢印Aの方向に動いて金型22が
開くことにより、図10及び図11に示すような製品部
10aとランナー部10bとゲート部10dが一体とな
った成形品10が取り出される。このときに、ノズル本
体11は機械ノズルからの熱により加熱されているた
め、図24に示す従来の成形品8のようにスプルー部8
cは形成されない。
【0040】上記のように、成形品10が取り出される
と、ノズルチップ21の先端部21aの温度はノズル本
体11の中央部11bの熱により急激に成形可能な適正
温度に回復する。尚、ノズル本体11に熱伝導率の良い
材料を用いると、更に急激な温度の回復が可能となる。
【0041】上記ダイカスト成形時に、溶湯が断熱リン
グ12とノズル本体11との間に流入しようとするが、
耐熱ガスケット14が断熱リング12とノズル本体11
との間で圧縮されてその隙間をシールしているので、溶
湯がノズル本体11と固定型22aとの間に流入するこ
とはない。
【0042】また、固定型22aの温度が、溶湯の温度
よりもはるかに低く、更に断熱リング12と固定型22
aの断熱リング嵌合部22abとの隙間17が小さい場
合には、溶湯が奥まで流れ込む前に凝固するため、溶湯
が流れ込むことはない。本実施例においては、ノズル本
体11内及び金型22の製品成形部10’をより確実に
真空状態に保つため、断熱リング12と固定型22aと
の間にOリング47を設けている。
【0043】図12及び図13は、図2に示す実施例に
おいて、ノズル本体11を加熱するための加熱手段とし
てノズル本体11の外周部にヒーター18を設けた変更
例を示す要部拡大断面図及び側面図である。このヒータ
ー18は内部に温度検出部を備えていて、ノズル本体1
1の温度コントロールを行っている。18aはヒーター
18のリード線であり、温度制御装置(図示せず)に接
続されているものである。このようにヒーター18を備
えることにより、ノズル本体11の適正温度までの温度
の上昇を早めることができ、より効率的な成形が容易と
なる。即ち、連続して成形する時間を極めて短くするこ
とが可能になる。また、固定型22aを厚くすることが
必要で、ノズル本体11を長くせざるを得ない場合に
は、ヒーター等の加熱手段を備えることは特に有効であ
る。更に、融点の高い金属材料のダイカストほどノズル
本体に加熱手段を設けることは有効である。
【0044】図12に示す変更例においては、更に断熱
リング12とノズルチップ21との間に耐熱ガスケット
35を配設している。この耐熱ガスケット35は、断熱
リング12の凹部12aとノズルチップ21の先端部2
1aとの間で圧縮されて封止し、ノズルチップ21とノ
ズル本体11のネジ部を通過してくる溶湯により断熱リ
ング12とノズルチップ21の嵌合部の隙間34に発生
することがある湯だれを防止している。
【0045】更に、この変更例においては、冷却可能な
遮断ピン49を用いている。この遮断ピン49は、内部
に冷却水36が流れる冷却水用流路49bを有してい
る。この冷却水用流路49bは、図12及び図14乃至
図16に図示するように、遮断ピン49内の空洞を仕切
り板49aで軸方向に仕切ることにより形成されてお
り、図12に示すように内部上下に冷却水36が通って
循環可能なものとなっている。このような冷却可能な遮
断ピン49を用いることにより、製品成形部10’に充
填された溶湯を凝固させて、溶湯が空気逃げ溝22ba
に流入するのを確実に防ぐことができる。尚、遮断ピン
49の外周に環状の凹部49cを設け、ここにOリング
33を収めることにより、遮断ピン49と可動型22b
との間に大きな隙間があっても、気密性を高めて製品成
形部10’内の真空度が下がることを防ぐことができ
る。
【0046】図17及び図18は、図2あるいは図12
に示す実施例において、バルブガイド50を設けてバル
ブチップ及びバルブばねを支持するように構成した変更
例を示す要部拡大断面図及び側面図である。バルブガイ
ド50は略円筒形状をなし、その溶湯流入側の端部外周
には、円周方向に等間隔をなすように設けられた位置決
め固定用の複数の突出部50aが形成されている。この
突出部50aは、ノズルボディ41とノズルベース42
のフランジ部41a、42bの対向する面に形成された
環状段部41e、42eにより径方向に位置決めされる
と共にその間に挟まれて固定されている。このように位
置決め固定されたバルブガイド50の外周面とノズルボ
ディ41及びノズルベース42の内周面との間には空間
が形成されるように設定されており、この空間が溶湯の
流路となり、突出部50aの間からこの空間に溶湯が流
れることにより溶湯が射出される。
【0047】このバルブガイド50には、その内部にバ
ルブばね46が収められ、更にそのバルブばね46を押
し込むようにしてバルブチップ51が摺動自在に嵌め込
まれている。このバルブチップ51は、その先端の接触
部51aが球面状に形成されており、バルブばね46に
付勢されてその接触部51aをノズルベース42の円錐
状の接触部42aに密着させてノズルベース42の流路
を塞ぐものとなっている。このようにバルブチップ51
の接触部51aを球面とすることにより、バルブガイド
50とバルブチップ51の摺動部分にガタがあるなどし
てバルブチップ51がノズルベース42に対して傾いた
状態で接触しても、ノズルベース42の流路を確実に密
封することができる。
【0048】一方、図17に示す構造においては、断熱
リング12の外周に嵌めたOリング47に代えて図19
及び図20に示す金属Cリング52を設けている。この
金属Cリング52は、ステンレス、インコネル、ハステ
ロイ等から作られていて、断熱リング12の外周に設け
られたフランジ部12bにより位置決めされ、断熱リン
グ12の外周と固定型22aの取付穴22dの内周との
間で圧縮されている。この金属Cリング52は、耐熱ゴ
ム等からなるOリング47に比べて更に耐熱性を高める
ことができるので、溶湯が高温で断熱リング12の温度
が高温になる場合でも確実に密封することができるもの
である。
【0049】図21は図17に示すバルブチップ51を
バルブチップボディ54とボール53で構成した場合の
変更例を示す要部断面図である。バルブチップボディ5
4の溶湯流入側の端部には凹部54aが設けられてお
り、この凹部54a内にボール53が略半分程度嵌め込
まれている。このボール53の凹部54aから飛び出し
ている部分が接触部となり、ノズルベース42に接触す
る。
【0050】図22は図2等に示すノズルチップ21を
廃止して断熱リング55をノズルボディ41に直接螺合
により取り付けた変更例を示す要部断面図である。尚、
図22に示す構造においても、ヒーター18や金属Cリ
ング52の使用が可能であり、また、バルブチップ45
を図17あるいは図21に示すような構造に変更するこ
とも可能である。
【発明の効果】本発明によれば、金型の製品成形部及び
ノズル本体を密封して真空状態にすることができるの
で、流入する溶湯が空気を巻き込むことがなくなり、成
形品の鋳巣の発生を防ぐことができる。このため、鋳巣
の発生に起因する形状不良や表面処理の不良をなくすこ
とができ、製品の品質を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るダイカスト用真空成形
装置を金型に組み込み、ダイカスト機械に取り付けた状
態を示す断面図である。
【図2】図1に示すダイカスト用真空成形装置の詳細な
構成を示す要部拡大断面図である。
【図3】図2に示すダイカスト用真空成形装置において
製品成形部及びノズル本体内を真空にするときの状態を
示す要部拡大断面図である。
【図4】図2に示すダイカスト用真空成形装置において
溶湯を射出したときの状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図5】図2に示すダイカスト用真空成形装置の溶湯流
出側の側面図である。
【図6】図2に示すダイカスト用真空成形装置の溶湯流
入側の側面図である。
【図7】図2に示すバルブチップの正面図である。
【図8】図7に示すバルブチップのE−E断面図であ
る。
【図9】図2に示すノズルチップの溶湯流入側の側面図
である。
【図10】図1等に示すダイカスト用真空成形装置にて
成形した成形品を示す側面図である。
【図11】図10に示す成形品の平面図である。
【図12】図2に示す実施例において、ノズル本体を加
熱するための加熱手段として本体部の外周部にヒーター
を設ける等の変更を施した変更例を示す要部拡大断面図
である。
【図13】図12に示すダイカスト用真空成形装置の溶
湯流入側の側面図である。
【図14】図12に示す遮断ピンの正面図である。
【図15】図14に示す遮断ピンのG−G断面図であ
る。
【図16】図15に示す遮断ピンのF−F断面図であ
る。
【図17】図2あるいは図12に示すダイカスト用真空
成形装置におけるバルブチップの構造を変更した変更例
を示す要部拡大断面図である。
【図18】図17に示すダイカスト用真空成形装置のバ
ルブガイド50の溶湯流入側の側面図である。
【図19】図17に示す金属Cリングの断面図である。
【図20】図19に示す金属Cリングの右側面図であ
る。
【図21】図17に示すバルブチップの構造を変更した
変更例を示す要部拡大断面図である。
【図22】図2等に示すダイカスト用真空成形装置にお
いて断熱リングをノズルボディに直接取り付けるように
変更した変更例を示す要部拡大断面図である。
【図23】従来のダイカスト成形装置を示す断面図であ
る。
【図24】図23に示すダイカスト成形装置にて成形し
た成形品を示す側面図である。
【図25】図23に示すダイカスト成形装置に使用され
ているスプルーブッシュを示す断面図である。
【符号の説明】
1 溶解炉 2 スリーブ 3 プランジャー 4 機械ノズル 4a 溶湯射出部 5 機械ノズルヒーター 6 スプルーブッシュ 6a 機械ノズルタッチ部 7 金型 7a 固定型 7b 可動型 8、10 成形品 8a、10a 製品部 8b、10b ランナー部 8c スプルー部 8d、10d ゲート部 8’、10’ 製品成形部 9 溶湯 9a 湯面 11 ノズル本体 12、55 断熱リング 12a 凹部 12b フランジ部 14、35、43 耐熱ガスケット 15 バックプレート 16、44 止めネジ 17、34 隙間 18 ヒーター 18a リード線 20 真空源 21 ノズルチップ 21a 先端部 21b ネジ部 22 金型 22a 固定型 22b 可動型 22aa 溝部 22ab 断熱リング嵌合部 22ba 空気逃げ溝 22bb、22bc 空気逃げ穴 23、24 ガイドリング 31、36 冷却水 32 スリ割り溝 33、47 Oリング 41 ノズルボディ 41a フランジ部 41b ネジ部 41c、41d 凹部 41e 環状段部 42 ノズルベース 42a 接触部 42b フランジ部 42c 機械ノズルタッチ部 42e 環状段部 45 バルブチップ 45a 接触部 45b 穴 45c 流入口 46 バルブばね 48、49 遮断ピン 49a 仕切り板 50 バルブガイド 50a 突出部 51 バルブチップ 51a 接触部 52 金属Cリング 53 ボール 54 バルブチップボディ 54a 凹部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル本体と、 該ノズル本体に固定されるノズルチップと、 金型と前記ノズル本体及びノズルチップとの断熱を保つ
    と共に前記金型内の前記ノズル本体の位置を保ち且つ前
    記金型及びノズルチップに隙間嵌めで嵌合する断熱リン
    グと、 前記ノズル本体及び断熱リングと前記金型との間を密封
    する封止部材と、 前記ノズル本体内に移動可能な状態で設けられ、前記ノ
    ズル本体内の溶湯の流路を開閉するバルブチップと、 該バルブチップを前記ノズル本体内の流路を閉める方向
    へ付勢する弾性部材と、 前記金型の製品成形部を真空状態にする真空源と、から
    なり、 前記バルブチップは溶湯が射出されると開いて前記流路
    から前記金型の製品成形部に溶湯を流し込むことを特徴
    とするダイカスト用真空成形装置。
  2. 【請求項2】 ノズル本体と、 該ノズル本体に固定され、金型と前記ノズル本体との断
    熱を保つと共に前記金型内の前記ノズル本体の位置を保
    ち且つ前記金型に隙間嵌めで嵌合する断熱リングと、 前記ノズル本体及び断熱リングと前記金型との間を密封
    する封止部材と、 前記ノズル本体内に移動可能な状態で設けられ、前記ノ
    ズル本体内の溶湯の流路を開閉するバルブチップと、 該バルブチップを前記ノズル本体内の流路を閉める方向
    へ付勢する弾性部材と、 前記金型の製品成形部を真空状態にする真空源と、から
    なり、 前記バルブチップは溶湯が射出されると開いて前記流路
    から前記金型の製品成形部に溶湯を流し込むことを特徴
    とするダイカスト用真空成形装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル本体に温度制御可能な加熱手
    段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のダイ
    カスト用真空成形装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズル本体と前記ノズルチップに耐
    熱鋼よりも熱伝導率のよい耐熱金属材料を用いたことを
    特徴とする請求項1又は3記載のダイカスト用真空成形
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズル本体に耐熱鋼よりも熱伝導率
    のよい耐熱金属材料を用いたことを特徴とする請求項2
    又は3記載のダイカスト用真空成形装置。
  6. 【請求項6】 前記封止部材として耐熱ガスケットを前
    記ノズル本体を構成するノズルボディとノズルベースと
    の間に圧縮して設けたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4又は5記載のダイカスト用真空成形装置。
  7. 【請求項7】 前記封止部材として耐熱ガスケットを前
    記断熱リングと前記ノズル本体との間に圧縮して設けた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載
    のダイカスト用真空成形装置。
  8. 【請求項8】 前記封止部材としてOリングを前記断熱
    リングと前記金型との間に圧縮して設けたことを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のダイカ
    スト用真空成形装置。
  9. 【請求項9】 前記バルブチップは円錐面状の接触部を
    有し、前記ノズル本体は前記バルブチップの接触部が接
    触する部分に円錐面状の接触部を有することを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のダイ
    カスト用真空成形装置。
  10. 【請求項10】 前記バルブチップは球面状の接触部を
    有し、前記ノズル本体は前記バルブチップの接触部が接
    触する部分に円錐面状の接触部を有することを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のダイ
    カスト用真空成形装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101532867B1 (ko) * 2013-11-26 2015-06-30 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 용융 용기의 가열 장치
CN104827010A (zh) * 2015-05-26 2015-08-12 重庆东科模具制造有限公司 一种用于压铸模具上的真空抽气阀
KR101551967B1 (ko) 2013-12-26 2015-09-09 현대자동차주식회사 고효율 고진공 다이캐스팅 장치

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KR101532867B1 (ko) * 2013-11-26 2015-06-30 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 용융 용기의 가열 장치
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