JP2000015002A - 汚水処理装置 - Google Patents

汚水処理装置

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JP2000015002A
JP2000015002A JP10185263A JP18526398A JP2000015002A JP 2000015002 A JP2000015002 A JP 2000015002A JP 10185263 A JP10185263 A JP 10185263A JP 18526398 A JP18526398 A JP 18526398A JP 2000015002 A JP2000015002 A JP 2000015002A
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sewage
tank
separation
oil
drainage
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Hideji Nagaoka
秀治 長岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単でメンテナンス性に優れるととも
に、設置工事を要さず容易に設置でき、また、油分の分
離性能に優れ汚水の処理効率に優れた汚水処理装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明における汚水処理装置1は、上方
に汚水流入口4を有した汚水貯留槽3と、汚水貯留槽3
に連設された分離槽6,7と、分離槽6,7に連設され
た排水槽8と、一端が汚水貯留槽3の下方に連通され他
端が分離槽6の上方に連通された貯留槽連通部10と、
一端が分離槽6の下方に連通され他端が分離槽7の上方
に連通された分離槽連通部11と、一端が分離槽7の下
方に連通され他端が排水槽8の上方に連通された排水槽
連通部12と、排水槽8に配設された排水ポンプ15
と、一端部が排水ポンプ15に接続された排水部16
と、を備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レストラン等の飲
食店の厨房、食品工場や弁当屋等のテイクアウト食品店
や食品加工場、ホテルや家庭等の厨房等から排出される
厨房排水等の汚水中の油分を分離させて処理する汚水処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、レストラン等の飲食店の厨
房、ホテルや家庭等の厨房、食品加工場等から排出され
る厨房排水等の油分を含んだ汚水は、汚水中の油分を分
離させてから処理されており、従来の汚水処理装置とし
て、以下のものが開示されている。実登録255146
6号公報(以下、イ号公報という)には、装置本体内部
を所定高さの堰板で区画し、上流側区画を汚水原水を流
入する流入ゾーンとし、又下流側区画を汚水原水中の油
分を浮上させ分離する浮上分離ゾーンとし、流入ゾーン
内に流入した汚水原水が前記堰板を越えて略水平方向に
溢出流としてのみ浮上分離ゾーンへ流入するよう堰板上
端に整流ガイドを設け、浮上分離ゾーン内には、最下流
位置底部に設けた排水口に至る流路上に着脱自在なコア
を配してハニカム状の流路を形成するとともに、該ハニ
カム状の流路を逆流して気泡が上昇するようコアの出口
近くに散気口を設け、又水面付近に浮上した油分を付着
させて油貯溜槽へ搬出するオイルスキマーを搬出方向に
沿って緩やかに上方へ傾斜させた状態で前記コア入口の
下流側に近接させてしかも着脱自在に取付けたことを特
徴とする油分除去装置が開示されている。特開平8−1
68753号公報(以下、ロ号公報という)には、処理
槽に汚水を流入して油分を浮上、分離させるとともに、
油分が分離された中間水を排出した後、油分を分解する
調整剤を投与してなることを特徴とする汚水処理方法が
開示されている。特開平9−155379号公報(以
下、ハ号公報という)には、汚水が流入する処理槽と、
汚水と空気とを吸引して両者を混合すると共に、混合さ
れたものを処理槽内の汚水の上部からと汚水中とに排出
する循環手段とを備えたことを特徴とする汚水処理装置
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の汚水処理装置は以下の課題を有していた。イ号公報
に記載の油分除去装置では、装置本体内に散気口やオイ
ルスキマー等を有し構造が複雑で生産性に欠けるととも
に、装置本体内の清掃が困難でメンテナンス性に欠ける
という課題を有していた。また、複数のモーターを有し
ているため、故障等を引き起こし易いという課題を有し
ていた。更に、構造が複雑で装置が大型化するため、小
型の厨房等では使用し難いという課題を有していた。ロ
号公報に記載の汚水処理方法では、グリストラップ内に
コントロールボックスが配設され構造が複雑でメンテナ
ンス性に欠けるという課題を有していた。また、油分に
調整剤を投与して油分を分解して処理しているため汚水
処理にランニングコストがかかるとともに、調整剤収納
ボックスと洗浄剤収納ボックスへの調整剤や洗浄剤の補
充の必要性を有し、汚水処理に手間がかかるという課題
を有していた。更に、油分に調整剤を投与している間、
汚水をグリストラップ内に流入させることができず、汚
水処理の効率に欠けるという課題を有していた。ハ号公
報に記載の汚水処理装置では、油分を分解する調整剤の
注入を常時要し、調整剤の維持管理の手間を要すという
課題を有していた。また、厨房作業の停止中にしか作動
できないため、厨房作業中の汚水を貯留するために該汚
水処理装置が大型化するとともに、汚水処理の処理効率
に欠けるという課題を有していた。更に、処理槽内に上
部シャワーノズルや下層攪拌ノズル等を有し構造が複雑
でメンテナンス性に欠けるという課題を有していた。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、構造が簡単でメンテナンス性に優れるとともに、設
置工事を要さず容易に設置でき、また、油分の分離性能
に優れ汚水の処理効率に優れた汚水処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明における汚水処理装置は、以下の構成を
有している。本発明の請求項1に記載の汚水処理装置
は、上方に汚水流入口を有した汚水貯留槽と、前記汚水
貯留槽に連設された分離槽と、前記分離槽に連設された
排水槽と、一端が前記汚水貯留槽の下方に連通され他端
が前記分離槽の上方に連通された貯留槽連通部と、一端
が前記分離槽の下方に連通され他端が前記排水槽の上方
に連通された排水槽連通部と、前記排水槽に配設された
排水ポンプと、一端部が前記排水ポンプに接続された排
水部と、を備えた構成を有している。これにより、汚水
流入口から汚水貯留槽に流入した汚水を汚水貯留槽の下
方に連通した貯留槽連通部を介して分離槽の上方から分
離槽へ徐々に流入させることができるとともに、分離槽
内の汚水を分離槽の下方に連通した排水槽連通部を介し
て排水槽の上方から排水槽へ徐々に流入させることがで
き、汚水中の油分と水の比重差を利用して汚水中の油分
を容易に分離することができるという作用を有する。ま
た、汚水を汚水貯留槽,分離槽,排水槽へ順に流入させ
ながら汚水中の油分を分離しているため、汚水貯留槽へ
流入した汚水の温度を徐々に下げることができ、汚水中
の油分を容易に分離できるという作用を有する。更に、
排水槽に配設された排水ポンプで油分が分離された汚水
だけを排水部から排水できるという作用を有する。ここ
で、汚水貯留槽,分離槽,排水槽としては、各々独立し
て形成されたものを用い、各槽の側壁の所定部に貯留槽
連通部や排水槽連通部を接続して各槽を連通してもよ
く、また、該汚水処理装置の槽内に仕切り板を配設して
汚水貯留槽,分離槽,排水槽に区画し、仕切り板の下方
又は上方に貯留槽連通部や排水槽連通部を連通する通水
孔を形成してもよい。貯留槽連通部,排水槽連通部とし
ては、各槽を連通する管状体や各槽の仕切板にカバー状
に装着されたもの等、汚水貯留槽の下方と分離槽の上
方,分離槽の下方と排水槽の上方を各々連通するものが
用いられる。排水ポンプとしては、吸引口が排水槽内の
下方側に位置するものが好ましい。汚水から分離した油
分を排水ポンプで吸引するのを防止することができる。
汚水貯留槽,分離槽,排水槽の上面を覆設する蓋部を備
えてもよく、また、パッキン等を介して各槽の上面に蓋
部を脱着自在に蝶ネジ等で固定してもよい。これによ
り、ゴキブリ等の害虫の侵入の防止や各槽内の汚水の悪
臭の漏れの防止ができる。更に、蓋部の所定部に空気抜
き部を形成してもよい。これにより、該汚水処理装置内
が減圧され汚水の流れが妨げられるのを防止できる。ま
た、空気抜き部に除臭機能を備えたフィルターやその他
の除臭具を備えると屋内に異臭が流れるのを防止できる
ので好ましい。
【0006】本発明の請求項2に記載の汚水処理装置
は、請求項1に記載の発明において、前記分離槽を複数
有し、各前記分離槽が、一端が隣設した一方の前記分離
槽の下方に連通され他端が隣設した他方の前記分離槽の
上方に連通された分離槽連通部を備えた構成を有してい
る。これにより、汚水を複数の分離槽へ順に流入させる
ことができ、複数の分離槽への流入を繰り返すことによ
り汚水中の油分を確実に分離できるという作用を有す
る。また、分離槽へ汚水を流入させるにつれて汚水の温
度を徐々に下げることができ、汚水中の油分を容易に分
離できるという作用を有する。ここで、分離槽として
は、各々独立して形成された複数の分離槽を用い、各分
離槽の側壁の所定部に分離槽連通部を接続して各分離槽
を連通してもよく、また、槽内を複数の仕切り板で区画
して複数の分離槽を形成し、仕切り板の下方又は上方に
分離槽連通部が連通できる通水孔を形成してもよい。分
離槽連通部としては、各分離槽を連通する管状体や各分
離槽の仕切板にカバー状に装着されたもの等、隣接した
一方の分離槽の下方と他方の分離槽の上方を連通するも
のが用いられる。
【0007】本発明の請求項3に記載の汚水処理装置
は、請求項1又は2に記載の発明において、前記汚水貯
留槽と各前記分離槽と前記排水槽の各々の底部若しくは
その側部の所定部に形成された排出部を備えた構成を有
している。これにより、汚水貯留槽,分離槽,排水槽内
に蓄積した油分等の汚れを洗浄剤等で洗浄し、各槽の各
排出部から洗浄水を排出することができ各槽内の洗浄が
できるという作用を有する。また、排出部から汚れを含
んだ洗浄水を排出できるため、各槽の洗浄時に排水ポン
プを作動させることなく各槽の洗浄ができるという作用
を有する。ここで、排出部としては、隔壁の側壁部に穿
設され隣り合う各槽を連通する孔部と、排水槽の底部側
の側壁に穿設された孔部と、各孔部を脱着自在に封止す
る栓部とで形成したものを用いてもよい。これにより、
該汚水処理装置内の汚水を各孔部を介して排水槽側へ流
し、排水槽の側壁に穿設された孔部から汚水を外部に排
出することができるとともに、該汚水処理装置内の汚水
を排出した後、該汚水処理装置を外部へ出して各槽内を
丸洗いすることができる。また、各槽の底面に穿設され
た孔部と孔部を脱着自在に覆設する栓部とで形成したも
の等を用いてもよく、孔部へ向けて底部を傾斜させるの
が好ましい。これにより、各槽内の汚れを傾斜した底面
に沿わせて容易に排出部へ流すことができる。更に、各
槽に連通した管体を該汚水処理装置の底部側に横設する
とともに、管体と各槽を連通する孔部を管体の所定部に
各々形成し、管体と該汚水処理装置の外部を連通した排
出口を備えたものを用いてもよい。これにより、各槽内
の汚れを管体内に排出するとともに、汚れを含んだ洗浄
水を管体と連通した排出口から該汚水処理装置の外部へ
排出することができる。
【0008】本発明の請求項4に記載の汚水処理装置
は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明にお
いて、前記汚水貯留槽の前記汚水流入口の下方に脱着自
在に配設されたゴミ受網、前記汚水貯留槽内,前記分離
槽内,前記排水槽内の内いずれか1以上に配設されたオ
イルネットやオイル吸収シート等のオイル除去手段、の
内いずれか1以上を備えた構成を有している。これによ
り、汚水流入口の下方にゴミ受網を備えることにより、
汚水流入口から流入された汚水中に含まれた大きなゴミ
等をゴミ受網で受けて汚水中から除去することができる
とともに、ゴミ受網が脱着自在に配設されているため、
ゴミ受網を取り外してゴミ受網内のゴミ等を容易に除去
することができるという作用を有する。また、オイルネ
ットを備えることにより、汚水中に含まれる油分をオイ
ルネットに吸着させて汚水中の油分の処理ができ、各槽
の内周壁に油分が付着するのを防止できるという作用を
有する。更に、オイルネットにより油分を吸着すること
ができるため、汚水の油分の分離速度を向上できるとい
う作用を有する。ここで、ゴミ受網としては、籠状のも
の等が用いられ、汚水貯留槽の上縁部や汚水貯留槽の内
側壁に形成された係止部等に脱着自在に係止される。オ
イル除去手段としては、油分が吸着する吸油処理された
不織布やモミやヌカ等の吸油性の優れた吸油剤を配合し
た合成樹脂発泡シート,又はこれらで作製されたネット
等が用いられる。また、オイル除去手段は、少なくとも
汚水貯留槽に配設するのが好ましく、ゴミ受網に配設し
てもよい。これにより、汚水の温度が高く汚水中の油分
が固まる前にオイル除去手段で油分を吸着することがで
き、油分の吸着効率を向上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1における汚水処理装置について、以下図面を用い
て説明する。図1は実施の形態1における汚水処理装置
の要部側面断面図であり、図2は実施の形態1における
汚水処理装置の要部平面断面図である。図中、1は実施
の形態1における汚水処理装置、2a,2b,2cは汚
水処理装置1の内部を4槽に区画した仕切板、3は仕切
板2aで区画された汚水処理装置1の汚水貯留槽、3a
は汚水貯留槽3の上面の上部壁、4は汚水貯留槽3の上
部壁3aに穿設された汚水流入口、5は一端が汚水流入
口4に接続され他端が厨房等の排水口に接続された汚水
流入管、6は仕切板2a,2bで区画され汚水貯留槽3
に連設された分離槽、7は仕切板2b,2cで区画され
分離槽6に連設された分離槽、8は仕切板2cで区画さ
れ分離槽7に連設された排水槽、9a,9b,9cは仕
切板2a,2b,2cの上方に穿設された通水孔、10
は一端側が汚水貯留槽3の底部側に位置し他端側が通水
孔9aに脱着自在に挿着され汚水貯留槽3と分離槽6を
連通した管体からなる貯留槽連通部、10aは貯留槽連
通部10の他端に螺着され貯留槽連通部10を通水孔9
aに脱着自在に固定したナット状等からなる固定部、1
1は一端側が分離槽6の底部側に位置し他端側が通水孔
9bに挿着され分離槽6と分離槽7を連通した管体から
なる分離槽連通部、11aは分離槽連通部11の他端に
螺着され分離槽連通部11を通水孔9bに脱着自在に固
定したナット状等からなる固定部、12は一端側が分離
槽7の底部側に位置し他端側が通水孔9cに挿着され分
離槽7と排水槽8を連通した管体からなる排水槽連通
部、12aは排水槽連通部12の他端に螺着され排水槽
連通部12を通水孔9cに脱着自在に固定したナット状
等からなる固定部、13は汚水貯留槽3内の上側内側壁
に形成された係止部、14aは汚水流入口4の下方に配
設され係止部13に脱着自在に係止された籠状のゴミ受
網、14bはゴミ受網14a及び分離槽6内に配設され
吸油処理された不織布からなるオイル除去手段、15は
排水槽8内に配設された排水ポンプ、16は一端が排水
ポンプ15に接続され他端が汚水処理装置1の外部の下
水等へ接続された管状の排水部、17a,17b,17
cは汚水貯留槽3,分離層6,7,排水槽8の上部に各
々脱着自在に覆設された蓋部、18は蓋部17a,17
b,17cを脱着自在に固定した蝶ネジ、19は排水槽
8の蓋部17cを貫通して配設され内部に脱臭フィルタ
を備えたた空気抜き部、20は排水槽8の内側壁に配設
されたフロート式や空気等の圧力式のリミットスイッ
チ、21a,21b,21cは仕切板2a,2b,2c
の下方に穿設され汚水や洗浄水を排出する孔部、22は
排水槽8の底部側の壁部に穿設され汚水や洗浄水を外部
に排出する排水孔部、23は孔部21a,21b,21
c,排水孔部22を脱着自在に封止した栓部である。こ
こで、係止部13は、ゴミ受網14aをスライドさせて
汚水貯留槽3から取り出す際に汚水流入管5にひっかか
らない程度に長く形成されると、ゴミ受網14aの取り
出しを容易にすることができる。蓋部17a,17b,
17cは汚水貯留槽3,分離槽6,7,排水槽8の上面
と当接する位置にパッキンを介して配設される。尚、図
1において、矢印A1 ,A2 ,B1 ,B2 ,C1
2 ,D1 ,D2 は汚水処理中の汚水の流れを示す。
【0010】以上のように構成された実施の形態1の汚
水処理装置1において、以下その汚水処理動作について
説明する。厨房等から排出された汚水は、汚水流入管5
へ流入し、矢印A1 で示すように、汚水貯留槽3のゴミ
受網14a内へ排出され、汚水中の大きなゴミ等がゴミ
受網14aで保持され汚水中から除去されるとともに、
汚水中の油分がゴミ受網14a内に配設されたオイル除
去手段14bに吸着される。大きなゴミが除去された汚
水は、汚水貯留槽3へ流入して汚水貯留槽3内に溜めら
れるとともに、矢印A2 で示すように、汚水貯留槽3に
連通した貯留槽連通部10内へ流入して貯留槽連通部1
0内に溜められる。貯留槽連通部10に汚水が溜まる
と、矢印B1 で示すように、分離槽6の上方に位置した
貯留槽連通部10の端部から汚水が溢出し、分離槽6へ
汚水が徐々に流入する。分離槽6へ流入した汚水は、分
離槽6に溜められるとともに、汚水中の油分がオイル除
去手段14bに吸着され、矢印B2 で示すように、分離
槽6に連通した分離槽連通部11内へ流入して分離槽連
通部11内に溜められる。次いで、分離槽連通部11に
汚水が溜まると、矢印C1 で示すように、分離槽7の上
方に位置した分離槽連通部11の端部から汚水が溢出
し、分離槽7へ汚水が徐々に流入する。分離槽7へ流入
した汚水は、分離槽7に溜められるとともに、矢印C2
で示すように、排水槽8に連通した排水槽連通部12内
へ流入して排水槽連通部12内に溜められる。次いで、
排水槽連通部12に汚水が溜まると、矢印D1 で示すよ
うに、排水槽8の上方に位置した排水槽連通部12の端
部から汚水が溢出し、排水槽8へ汚水が徐々に流入す
る。排水槽8へ流入した汚水は、排水槽8に溜められる
とともにリミットスイッチ20により排水ポンプ15が
始動され、排水ポンプ15により矢印D2 で示すよう
に、排水部16から汚水処理装置1の外部へ排出され
る。また、排水槽8内の汚水が所定の量より減少すると
リミットスイッチ20により排水ポンプ15が停止され
る。ここで、汚水が各連通部10,11,12を介して
各槽3,6,7,8へ流入する度に、比重が水より軽い
汚水中の油分が汚水の上面に浮上して滞留するととも
に、比重が水より重い汚水中の細かなゴミが各槽の底部
に沈殿し、汚水中の油分,水分,細かなゴミ等が分離さ
れる。
【0011】次に、実施の形態1における汚水処理装置
1において、以下その洗浄作業について説明する。汚水
流入管5への汚水の流入及び排水ポンプ15を停止した
後、蝶ネジ18を外して蓋部17a,17b,17cを
取り外し、汚水貯留槽3内に配設されたゴミ受網14a
を汚水貯留槽3から取り出してゴミ受網14a内に蓄積
した汚水中の大きなゴミ等を除去する。次に、各連通部
10,11,12の各固定部10a,11a,12aを
取り外して各連通部10,11,12を各槽3,6,7
から取り出し、各連通部10,11,12を洗浄すると
ともに、各槽3,6,7,8を洗浄する。次いで、各孔
部21a,21b,21cの栓部23を取り外して各槽
3,6,7に貯留された汚水を排水槽8へ流し、更に、
排水孔部22の栓部23を取り外して排水孔部22から
汚水を排出する。ここで、各槽3,6,7,8内の汚水
を排水孔部22から排水した後、汚水処理装置1を外部
に出して、各連通部10,11,12を取り外し、汚水
処理装置1を丸洗いしてもよい。
【0012】以上のように実施の形態1における汚水処
理装置は構成されているので、以下の作用を有する。 a.汚水が、汚水流入管を介して汚水貯留槽の上方から
汚水貯留槽へ流入するため、油分より比重の重い水が汚
水貯留槽の下方へ先に流れ込むとともに、比重の軽い汚
水中の油分が汚水の上面に浮上して油分を分離できる。 b.汚水貯留槽から分離槽,分離槽から隣設した分離
槽,分離槽から排水槽へ汚水が流入する際に、各連通部
を介して各槽の上方から徐々に汚水を流入させることが
できるため、水に懸濁した油分を分離し比重の重い水を
各槽の下方へ先に流入させることができるとともに、比
重の軽い油分を汚水から分離させて汚水の上面に浮上さ
せることができ、各槽へ流入する毎に徐々に汚水と油分
を分離できる。 c.汚水貯留槽,2つの分離槽,排水槽の4つの槽に順
に汚水を流入させているため、各槽へ汚水を流入させる
度に汚水貯留槽へ流入した際の汚水の温度を徐々に低下
させることができ、汚水中の油分を容易に分離できる。 d.各連通部が、仕切板に形成された通水孔に各固定部
で脱着自在に固定されているため、各連通部の脱着が容
易にできるとともに、各連通部や各槽内の清掃が容易に
できる。また、各連通部の開口面が各槽の底面と平行に
位置しているため、各槽の底部に沈殿した細かなゴミ等
が各連通部への汚水の流入にともない各連通部内に流入
するのを防止できる。 e.汚水流入口の下方に脱着自在に配設されたゴミ受網
を備えているため、汚水流入管を介して汚水流入口から
汚水貯留槽内に流入した汚水中の大きなゴミ等をゴミ受
網で保持して汚水中から除去することができるととも
に、ゴミ受網を汚水貯留槽から取り外してゴミ受網に蓄
積したゴミ等を除去できる。 f.ゴミ受網や分離槽にオイル除去手段を配設している
ため、汚水中の油分をオイル除去手段に吸着させて除去
することができ、各槽の内側壁に油分が付着するのを防
止できる。 g.該汚水処理装置が仕切板で区画された汚水貯留槽,
分離槽,排水槽で形成されているため、簡単な構造で該
汚水処理装置のコンパクト化を図ることができるととも
に、汚水流入管と排水部を該汚水処理装置の設置場所で
接続するだけで該汚水処理装置を容易に設置できる。 h.各槽の上面にパッキンを介して脱着自在に覆設され
た蓋部を備えているため、ゴキブリ等の害虫の侵入を防
止できるとともに、各槽内の汚水の悪臭を外部へ漏らす
ことなく密封でき、また、蓋部に空気抜き部を備えてい
るため、各槽内が減圧になり汚水の流入が妨げられるの
を防止できる。
【0013】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おける汚水処理装置について、以下図面を用いて説明す
る。図3は実施の形態2における汚水処理装置の要部側
面断面図であり、図4は実施の形態2における汚水処理
装置の要部平面断面図である。尚、実施の形態1と同様
のものには同一の符号を付して説明を省略する。図中、
30は実施の形態2における汚水処理装置、9′a,
9′b,9′cは仕切板2a,2b,2cの下方に穿設
された通水孔、15aは液面計、15bは排水ポンプ1
5のポンプ始動用スイッチ、15cは排水ポンプ15の
ポンプ停止用スイッチ、31は一端側で通水孔9′aを
覆設し他端を分離槽6の上方に位置させて仕切板2aに
カバー状に装着され汚水貯留槽3と分離槽6を連通した
貯留槽連通部、31aは外周面が流線型状に形成された
貯留槽連通部31の通水孔9′a側に先細り状に形成さ
れた汚水流入部、32は一端側で通水孔9′bを覆設し
他端を分離槽7の上方に位置させて仕切板2bにカバー
状に装着され分離槽6と分離槽7を連通した分離槽連通
部、32aは外周面が流線型状に形成された分離槽連通
部32の通水孔9′b側に先細り状に形成された汚水流
入部、33は一端側で通水孔9′cを覆設し他端を排水
槽8の上方に位置させて仕切板2cにカバー状に装着さ
れ分離槽7と排水槽8を連通した排水槽連通部、33a
は外周面が流線型状に形成された排水槽連通部33の通
水孔9′c側に先細り状に形成された汚水流入部、34
は汚水貯留槽3の底部に穿設された孔状の排出部、34
aは排出部34に向けて傾斜して形成された汚水貯留槽
3の底面、35は分離槽6の底部に穿設された孔状の排
出部、35aは排出部35に向けて傾斜して形成された
分離槽6の底面、36は分離槽7の底部に穿設された孔
状の排出部、36aは排出部36に向けて傾斜して形成
された分離槽7の底面、37は排水槽8の底部に穿設さ
れた孔状の排出部、37aは排出部37に向けて傾斜し
て形成された排水槽8の底面、38は排出部34,3
5,36,37の各々に脱着自在に嵌合された栓部、3
8aは栓部38の上部と各槽3,6,7,8の側壁部上
方を連結した鎖部、39は汚水貯留槽3,分離槽6,
7,排水槽8の下部に配設され排出部34,35,3
6,37と連通した排水流路、39aは排水槽8側へ向
けて傾斜して形成された排水流路39の底面、40は一
端が排水流路39に接続され他端が下水等に接続された
排出管である。尚、図3において、矢印A3 ,B3 ,C
3 ,D3 ,Eは各槽から排出された洗浄水の流れを示
す。
【0014】以上のように構成された実施の形態2の汚
水処理装置において、以下その汚水処理動作及び洗浄動
作について説明する。実施の形態1と同様に汚水流入管
5から流入した汚水が、各連通部31,32,33を介
して各槽3,6,7,8に順に流入するとともに、汚水
中の油分が分離され、また、排水槽8内の汚水の水位が
ポンプ始動用スイッチ15bよりも上がると排水ポンプ
15が始動し、排水ポンプ15により矢印D2 で示すよ
うに、排水部16から汚水処理装置1の外部へ排出され
る。また、排水槽8内の液面がポンプ停止用スイッチ1
5cよりも下面にくると排水ポンプ15が停止する。次
に、汚水中の油分を分離して汚水の処理を行い各槽3,
6,7,8内に油分等が蓄積した場合、汚水流入管5か
らの汚水貯留槽3への汚水の流入を停止させるととも
に、排水ポンプ15を停止させ、蝶ネジ18を外して各
蓋部17a,17b,17cを各槽3,6,7,8の上
面から取り外す。次に、各槽3,6,7,8内に蓄積し
た油分等を分解する洗浄剤を各槽3,6,7,8内に投
入して各槽内の汚水を攪拌するとともに、各連通部3
1,32,33内を洗浄する。洗浄剤で汚水中及び各槽
3,6,7,8、各連通部31,32,33内に蓄積し
た油分等を分解させた後、各鎖部38aを引いて各栓部
38を排出部34,35,36,37から取り外し、矢
印A3 ,B3 ,C3 ,D3 に示すように、排出部34,
35,36,37から各槽3,6,7,8内の洗浄水を
排水流路39へ排出させる。ここで、各連通部31,3
2,33内の洗浄水は各通水孔9′a,9′b,9′c
から各槽3,6,7に流出し、排出部34,35,3
6,37から排水流路39へ排出される。排出部34,
35,36,37から排出された洗浄水は、排水流路3
9の傾斜した底面39aに沿って排出管40側へ流れ、
排出管40を介して下水等へ排出され、各槽3,6,
7,8内の洗浄が終了する。次いで、各栓部38を各排
出部34,35,36,37へ嵌合して汚水処理装置3
0の汚水処理動作を再開させる。ここで、ゴミ受網14
a内に汚水中の大きなゴミ等が蓄積した場合は、汚水流
入管5への汚水の流入を停止した後、蝶ネジ18を外し
て蓋部17aを汚水貯留槽3から取り外し、ゴミ受網1
4aを汚水貯留槽3から取り出してゴミ受網14aの内
部のゴミを除去する。
【0015】以上のように実施の形態2の汚水処理装置
は構成されているので、実施の形態1の作用に加えて、
以下の作用を有する。 a.汚水処理装置の汚水貯留槽,分離槽,排水槽の各槽
の底部に穿設された排出部と排出部に脱着自在に嵌合さ
れた栓部を備えているため、該汚水処理装置内への汚水
の流入及び排水ポンプを停止させて、各槽内の汚水中に
洗浄剤を投入して攪拌させて各槽内を洗浄し、排出部か
ら洗浄水を排出させることができる。 b.各槽の底面が各排出部へ向けて傾斜して形成されて
いるため、各槽内の洗浄水をスムーズに各排出部から排
出できる。 c.各栓部が各鎖部で各槽の側壁部上方に連結されてい
るため、各鎖部を引くだけで各栓部を各排出部から取り
外すことができる。 d.各槽の下部に底面が傾斜した排水流路を備えている
ため、各槽の各排出部から排出された洗浄水を一度に排
出管へ流すことができ、排出管を介して下水等へスムー
ズに排出できる。 e.各連通部の各通水孔側が流線型状に形成された汚水
流入部を有しているため、各連通部内の洗浄水を各槽へ
容易に流出させることができる。 f.各槽を連通した各連通部の各通水孔側が流線型状の
先細り状に形成されているため、固形物が上流側の槽の
底部に排出され汚水の流動に同伴するのを防ぎ排水ポン
プの詰まりを防止できる。 g.各槽の排出部に栓部を備えているので、洗浄された
汚水が特に排水槽の排出部から逆流し排水ポンプが固形
物等の汚物を吸い込み焼き付くのを防止できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明における汚水処理装
置によれば、以下の優れた効果を実現できる。請求項1
に記載の発明によれば、 (1)汚水流入口から汚水貯留槽に流入した汚水を汚水
貯留槽の下方に連通した貯留槽連通部を介して分離槽の
上方から分離槽へ徐々に流入させることができるととも
に、分離槽内の汚水を分離槽の下方に連通した排水槽連
通部を介して排水槽の上方から排水槽へ徐々に流入させ
ることができ、汚水中の油分と水の比重差を利用して汚
水中の油分を徐々に分離させることができ、汚水処理を
容易にかつ確実にでき、汚水処理効率に優れる。 (2)汚水を汚水貯留槽,分離槽,排水槽へ順に流入さ
せながら各槽で汚水中の油分を分離しているため、汚水
貯留槽へ流入した汚水の温度を徐々に下げることがで
き、汚水中の油分をより早く容易に分離することがで
き、汚水処理効率に優れる。 (3)該汚水処理装置が、汚水貯留槽と分離槽と排水槽
と、各槽を連通した貯留槽連通部と排水槽連通部とで構
成されているため、構造が簡単で生産性やメンテナンス
性に優れるとともに、該汚水処理装置のコンパクト化が
図れ狭い厨房等の種々の場所で使用でき利便性に優れ
る。 (4)厨房等の排水口等と汚水流入口、下水等と排水部
を接続するだけで、該汚水処理装置を容易に設置するこ
とができ、従来のように設置工事を要さず、現存の厨房
等の設備変更をすることなく、任意の場所に設置でき設
置作業性や汎用性に優れる。 (5)汚水を各槽へ流入させながら汚水中の油分を分離
させて汚水処理を行うことができるため、従来のように
汚水処理に油分の分離剤等を使用することがなく、汚水
処理のランニングコストを大幅に低減でき、使用性に優
れる。請求項2に記載の発明によれば、請求項1におけ
る効果に加え、 (6)複数の分離槽を備えることにより、複数の分離槽
へ順に汚水を流入させることができ、汚水中の油分を確
実に分離できるとともに、複数の分離槽へ汚水を流入さ
せるにつれて汚水の温度を下げることができ、汚水中の
油分をより容易かつ確実に分離することができ、汚水処
理性能を向上でき汚水処理性に優れる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2における効果に加え、 (7)汚水貯留槽,分離槽,排水槽の各槽に排出部を備
えることにより、各槽内に蓄積した油分等の汚れを洗浄
剤等で洗浄した後、排出部から汚れを含んだ洗浄水を排
出させることができ、各槽内の洗浄作業性に優れ、該汚
水処理装置のメンテナンス性に優れる。 (8)各槽内の油分等の汚れを洗浄水とともに排出部か
ら排出できるため、各槽の洗浄時に排水ポンプを作動さ
せることなく洗浄でき、容易に各槽の洗浄ができ、洗浄
作業性に優れる。請求項4に記載の発明によれば、請求
項1乃至3における効果に加え、 (9)汚水流入口の下方にゴミ受網を備えているため、
汚水流入口から流入された汚水中に含まれた大きなゴミ
等をゴミ受網で保持して汚水中から除去することがで
き、大きなゴミ等を含んだ汚水等の任意の汚水処理を行
うことができ利便性に優れるとともに、ゴミ等による排
水ポンプの詰まり等を防止でき、また、ゴミ受網が脱着
自在に配設されているため、ゴミ受網を汚水貯留槽から
取り外してゴミ受網内に蓄積したゴミ等を除去すること
ができ使用性に優れる。 (10)各槽のいずれか1以上にオイル除去手段を配設
することにより、汚水中の油分をオイル除去手段に吸着
させることができ、オイル除去手段を交換するだけで汚
水中の油分処理ができ油分処理の作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における汚水処理装置の要部側面
断面図
【図2】実施の形態1における汚水処理装置の要部平面
断面図
【図3】実施の形態2における汚水処理装置の要部側面
断面図
【図4】実施の形態2における汚水処理装置の要部平面
断面図
【符号の説明】
1,30 汚水処理装置 2a,2b,2c 仕切板 3 汚水貯留槽 3a 上部壁 4 汚水流入口 5 汚水流入管 6,7 分離槽 8 排水槽 9a,9b,9c,9a,9b,9c 通水孔 10,31 貯留槽連通部 10a,11a,12a 固定部 11,32 分離槽連通部 12,33 排水槽連通部 13 係止部 14a ゴミ受網 14b オイル除去手段 15 排水ポンプ 15a 液面計 15b ポンプ始動用スイッチ 15c ポンプ停止用スイッチ 16 排水部 17a,17b,17c 蓋部 18 蝶ネジ 19 空気抜き部 20 リミットスイッチ 21a,21b,21c 孔部 22 排水孔部 23,38 栓部 31a,32a,33a 汚水流入部 34,35,36,37 排出部 34a,35a,36a,37a 底面 38a 鎖部 39 排水流路 39a 底面 40 排出管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に汚水流入口を有した汚水貯留槽
    と、前記汚水貯留槽に連設された分離槽と、前記分離槽
    に連設された排水槽と、一端が前記汚水貯留槽の下方に
    連通され他端が前記分離槽の上方に連通された貯留槽連
    通部と、一端が前記分離槽の下方に連通され他端が前記
    排水槽の上方に連通された排水槽連通部と、前記排水槽
    に配設された排水ポンプと、一端部が前記排水ポンプに
    接続された排水部と、を備えていることを特徴とする汚
    水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記分離槽を複数有し、各前記分離槽
    が、一端が隣設した一方の前記分離槽の下方に連通され
    他端が隣設した他方の前記分離槽の上方に連通された分
    離槽連通部を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の汚水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記汚水貯留槽と各前記分離槽と前記排
    水槽の各々の底部若しくはその側部の所定部に形成され
    た排出部を備えていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の汚水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記汚水貯留槽の前記汚水流入口の下方
    に脱着自在に配設されたゴミ受網、前記汚水貯留槽内,
    前記分離槽内,前記排水槽内の内いずれか1以上に配設
    されたオイルネットやオイル吸収シート等のオイル除去
    手段、の内いずれか1以上を備えていることを特徴とす
    る請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の汚水処理装
    置。
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