JP2000014590A - ボディスポンジ - Google Patents

ボディスポンジ

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JP2000014590A
JP2000014590A JP20280598A JP20280598A JP2000014590A JP 2000014590 A JP2000014590 A JP 2000014590A JP 20280598 A JP20280598 A JP 20280598A JP 20280598 A JP20280598 A JP 20280598A JP 2000014590 A JP2000014590 A JP 2000014590A
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JP
Japan
Prior art keywords
sponge
cells
sponge material
base material
soft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20280598A
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English (en)
Inventor
Masami Chiku
真巳 知久
Kazumasa Kanai
一正 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Bridgestone Kaseihin Tokio KK
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Bridgestone Kaseihin Tokio KK
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Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd, Bridgestone Kaseihin Tokio KK filed Critical Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は基材のスポンジの肌触りを変更する新
規なボディスポンジの構造に関するものである。 【解決手段】基材のスポンジ材に、より軟質の表面スポ
ンジ材を組み合わせたボディスポンジであって、表面側
のスポンジ材より基材のスポンジ材に達する凹凸切欠構
造を形成したことを特徴とするボディスポンジ。1、2
‥スポンジ、3‥乳頭状部。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基材のスポンジの肌
触りを変更する新規なボディスポンジの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボディスポンジとしてセルロ
−ズスポンジや軟質ポリウレタンスポンジ材が主として
用いられており、特に後者の場合にあっては、セル膜を
除去したスポンジ体が広く用いられている。そして使用
する人の肌に対してソフトな感覚やハ−ドな感覚をもた
らすため、スポンジ材のセル数を適当に選択していた。
即ち、スポンジ材のセル数は1インチ当りの数をもって
示されるが、セル数が多ければソフトタッチのスポンジ
となり、セル数が少なければハ−ドタッチのスポンジと
なり、これらが種々選択されてボディスポンジに供さ
れ、場合によってはこれらのスポンジを積層してソフト
タッチとハ−ドタッチの使い分けも行われていた。
【0003】しかしながら、ボディスポンジはその表面
を凹凸のいわゆるプロファイル加工を施したものもある
が、一般にはフラットな表面をもつものであり、人肌に
対しては一定の感触を与えるにすぎない構造となってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は基材のスポン
ジ材を変更することなく、人肌に対して感触を変化させ
たボディスポンジを提供するものであり、従来は一定の
感触でしかなかったものを別異の感触をもたらすボディ
スポンジを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を達
成するためになされたものであって、請求項1の発明
は、基材のスポンジ材に、より軟質の表面スポンジ材を
組み合わせたボディスポンジであって、表面側のスポン
ジ材より基材のスポンジ材に達する凹凸切欠構造を形成
したことを特徴とするボディスポンジであって、場合に
よっては、基材のスポンジ材と表面スポンジ材との間に
より硬質のスポンジ材を介在したものである。
【0006】特に軟質ポリウレタンスポンジ材を例に取
って説明すれば、セル数を異にしかつセル膜を除去した
軟質ポリウレタンフォ−ムの複数材を積層したものであ
り、表面側がセル数が多く、基材側がセル数の少ないス
ポンジによりなるボディスポンジであって、表面側より
基材のスポンジに達する凹凸切欠構造を形成し、得られ
た乳頭部をセル数の少ないスポンジ材で構成したことを
特徴とするボディスポンジに関するものである。
【0007】更に、請求項2の発明にあっては、セル数
を異にしかつセル膜を除去した軟質ポリウレタンスポン
ジの複数材を用い、セル数が少ないスポンジにてセル数
が多いスポンジをサンドイッチ状にして積層したボディ
スポンジであって、表面側のスポンジよりセル数が多い
スポンジ材を貫いて基材側のスポンジに達する凹凸切欠
構造を形成し、得られた乳頭部の基部をセル数の少ない
スポンジ材で構成し、頭部をセル数の少ないスポンジに
て構成したことを特徴とするボディスポンジに関するも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるスポンジ材として
はセルロ−ズスポンジや軟質ポリウレタンスポンジがあ
るが、後者のスポンジにあっては、周知のようにポリオ
−ルとポリイソシアネ−トを主体としこれに触媒や整泡
材等が配合されて得られたものであり、セルが無数に集
合したスポンジ材として得られるものであり、通常はこ
のセル膜によって気体が封入された独立気泡のスポンジ
材が構成されている。
【0009】本発明で用いられる軟質ポリウレタンスポ
ンジ材は、このセル膜をいわゆる公知の爆発法等によっ
て燃焼除去したスポンジ材を用いるものであり、スポン
ジ材の骨格は強靭さを増し比較的に加水分解されにくい
性質をもち、採用されるスポンジ材はセル数が1インチ
当り15〜60個程度のものが用いられ、基材スポンジ
材のセル数を15〜25個/インチとし、表面スポンジ
材のセル数を40〜60個/インチとしたものである。
そして、ここで言うスポンジ体はこのセル膜が除去され
たスポンジ材単体でもよいが、複数のスポンジ材が積層
されたものであってもよいことは勿論である。
【0010】スポンジへの凹凸形状の形成法としては、
スポンジの両側より交互に押圧しその部位を水平に切断
するプロファイル加工法や、例えば金属プレ−トに多数
の孔を開け、これに積層したスポンジを押し当てて圧縮
し、孔部に対応してスポンジを突出させ、この部位を切
断する成形法等があり、押圧して切断された部位が凹み
部分となってスポンジに凹凸が形成されることになる。
凹凸形状の深さは10〜25mm程度とするのがよい。
【0011】請求項1の発明におけるボディスポンジに
あっては、人肌に接する乳頭部の先端がセル数の多いス
ポンジを備えてソフトな感触を与えるものであり、幼児
や女性の肌にふさわしい肌ざわりの極めてすぐれたソフ
ト感のあるボデイスポンジが得られることとなったもの
である。
【0012】一方、請求項2の発明におけるボディスポ
ンジはこの乳頭部の先端に更にセル数の少ないスポンジ
を備えてややハ−ド的な感触を与えたものであり、この
場合には乳頭部の基部にソフトなスポンジを配したため
に乳頭部の先端の略全体がソフトなスポンジの存在によ
って変形し、感触のよいボディスポンジが得られること
となる。即ち、ソフト感のあるスポンジを下地としてハ
−ドな感触をもたらす第3のスポンジ材をソフト感の大
きい乳頭状の頭部に更に積層したものであり、全体とし
ては請求項1のものよりはややハ−ドな感じはするが中
間にソフト感をもつスポンジ体があるためにこれ又感触
にすぐれたボデイスポンジとなったものである。
【0013】勿論、セル数の少ない側のスポンジをボデ
ィスポンジとして用いることができることは当然であ
り、一つのボディスポンジによっても子供用〜大人用ま
で広い層に使用可能となったものである。尚、スポンジ
材はその一側や中間に他の素材を積層してもよいことは
言うまでもない。
【0014】そして、本発明の更なる特徴としてはソフ
ト感にすぐれたセル数の多いスポンジ層は石けん等が侵
入してもすぐにここを通過してしまうことはなく、石け
ん等の保持力にすぐれたものとなったものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明のボディスポンジを実施例をも
って更に説明する。図1は請求項1の発明のボディスポ
ンジの例を示す表面側平面図であり、図2は側面図であ
る。図中、符号1は基材側のスポンジであり、この例で
はセル数が16のスポンジである。2はセル数が40の
スポンジであり、この両者はホットメルト法にて積層さ
れるものであるが、この他にもエマルジョンタイプの接
着剤等にて積層される。
【0016】そしてスポンジ2を通過し、基材のスポン
ジ1に達するように凹凸形状をなして切断するものであ
り、スポンジ2が凸部即ち乳頭状部3の先端に備えられ
た例である。尚、この例ではスポンジ1の厚さは40m
m、スポンジ2の厚さは10mm、凹凸の深さは20m
mである。
【0017】尚、上記例では乳頭状部3の先端にのみス
ポンジ2が積層され夫々が独立した例であるが、場合に
よってはスポンジ2が基部にて連続しているものもあ
り、図3はこの例を示すものであり、これはスポンジ2
の厚さや凹凸形状を異ならせることによって任意に得ら
れることとなる。
【0018】図4は請求項2の発明のボディスポンジの
例を示す側面図である。図にて分るように、この例では
乳頭状部3の先端に基材と同じスポンジ4が積層された
ものであり、このスポンジ4の厚さは10mm、スポン
ジ2の厚さは6mm、基材のスポンジ1の厚さは40m
mである。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように1種のスポンジ体
からなっていても、肌に触れる部位にソフトタッチのス
ポンジを配置したものであり、これにより感触の異なっ
たものが得られるもので、その実用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は請求項1の発明のボディスポンジの例を
示す斜視図である。
【図2】図2は図1のボディスポンジの側面図である。
【図3】図3は請求項1の発明のボディスポンジの変形
例の側面図である。
【図4】図4は請求項2の発明のボディスポンジの例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1、2、4‥‥スポンジ、 3‥‥乳頭状部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 一正 横浜市戸塚区上矢部町585 ブリヂストン 化成品東京株式会社戸塚工場内 Fターム(参考) 2D034 CA01 CA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材のスポンジ材に、より軟質の表面ス
    ポンジ材を組み合わせたボディスポンジであって、表面
    側のスポンジ材より基材のスポンジ材に達する凹凸切欠
    構造を形成したことを特徴とするボディスポンジ。
  2. 【請求項2】 基材のスポンジ材と表面スポンジ材との
    間により軟質のスポンジ材を介在した請求項第1項記載
    のボディスポンジ。
  3. 【請求項3】 基材スポンジ材と表面スポンジ材とを軟
    質ポリウレタンスポンジとし、基材スポンジ材のセル数
    を15〜25個/インチとし、表面スポンジ材のセル数
    を40〜60個/インチとした請求項第1又は2項記載
    のボディスポンジ。
JP20280598A 1998-07-01 1998-07-01 ボディスポンジ Withdrawn JP2000014590A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001346712A (ja) * 2000-06-06 2001-12-18 Azuma Industrial Co Ltd 石けん収納具を兼ねる洗浄具
WO2006070345A1 (en) * 2004-12-31 2006-07-06 Shalom Charlie Abecassiss Sponge device

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