JP2001346712A - 石けん収納具を兼ねる洗浄具 - Google Patents

石けん収納具を兼ねる洗浄具

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JP2001346712A
JP2001346712A JP2000169453A JP2000169453A JP2001346712A JP 2001346712 A JP2001346712 A JP 2001346712A JP 2000169453 A JP2000169453 A JP 2000169453A JP 2000169453 A JP2000169453 A JP 2000169453A JP 2001346712 A JP2001346712 A JP 2001346712A
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soap
cleaning tool
side sheet
sheet
cell diameter
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Application number
JP2000169453A
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English (en)
Inventor
Taeko Yagi
木 妙 子 八
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Azuma Industrial Co Ltd
Original Assignee
Azuma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石けん収納具としての機能と洗浄具としての
機能とを兼備し、洗浄具として使用するときは収容した
石けんを最後まで完全に使い切ることができ、石けん収
納具として使用するときは勝れた保管機能と乾燥機能と
を発揮することができる、経済性と機能性と兼ね備えた
石けん収納具を兼ねる洗浄具を得る。 【解決手段】 連続セル構造のスポンジ体からなるセル
径の小さい第1面側シート3とセル径の大きい第2面側
シート4とを相互に重合して、その周辺を接着部5にお
いて相互に接着することにより袋状に形成し、内部に石
けん2を収容するための収容部6を設けると共に、一部
に上記石けん2を出し入れするための開口部7を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形石けんを収納
して保管するための石けん収納具を兼ねる洗浄具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば食器などの台所用品や、布巾や雑
巾のような布製品、あるいは手足といったような被洗浄
物を洗浄する場合に、固形石けんを使用することがあ
る。このような場合に通常は、上記石けんを裸のまま使
用し、不使用時にはプラスチック製の石けん入れに収容
して保管するようにしている。
【0003】ところが、石けんが大きい間は特に問題な
いが、消耗により小さくなるに従って次第に使いにくく
なるため、未だ十分使用できるのに廃棄するケースが多
く、非常に不経済であった。しかも、上記石けん入れは
一般に水はけが悪く、内部に水がたまり易いため、石け
んをそれに入れて保管する間に水に溶けて柔らかくなっ
たり、無駄に消耗してしまうといったケースも多かっ
た。
【0004】石けんを網袋に入れたまま使用し、不使用
時には壁等に吊り掛けて保管するといった工夫もなされ
ているが、網袋は比較的目が粗いため、石けんが消耗し
て小さくかつ柔らかくなると、網袋が石けんに食い込ん
で小さく千切れ、破片が網目を通して外部に漏出してし
まい、最後まで石けんを完全に使い切ることは困難であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、石けん収納具としての機能と洗浄具としての機能と
を兼備し、洗浄具として使用するときは収容した石けん
を最後まで完全に使い切ることができ、石けん収納具と
して使用するときは勝れた保管機能と乾燥機能とを発揮
することができる、経済性と機能性と兼ね備えた石けん
収納具を兼ねる洗浄具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、連続セル構造のスポンジ体からな
るセル径の小さい第1面側シートとセル径の大きい第2
面側シートとを相互に重合して、その周辺部を接着する
ことにより袋状に形成され、内部に石けんを収容するた
めの収容部を有すると共に、一部に上記石けんを出し入
れするための開口部を有することを特徴とする石けん収
納具を兼ねる洗浄具が提供される。
【0007】上記構成を有する本発明の洗浄具は、収容
部内に開口部を通じて固形石けんを収容し、その状態で
食器などの台所用品や、布巾や雑巾のような布製品、あ
るいは手足といったような被洗浄物を洗浄する。この場
合、石けん成分を多く浸出させながら被洗浄物を強いタ
ッチで摺擦するときは、セル径の大きい第2面側シート
を使用し、石けん成分の浸出を抑えながら被洗浄物を柔
らかいタッチで摺擦するときは、セル径の小さい第1面
側シートを使用して洗浄する。上記石けんが消耗して小
さくなっても、該石けんは収容部内に確実に保持された
まま外に飛び出すことがないため、最後まで完全に使い
切ることができる。
【0008】洗浄具の不使用時には、そのまま流し台等
の水気のない場所に保管することにより、自然と水切り
が行われて乾燥が促進する。
【0009】本発明の好ましい実施形態によれば、上記
スポンジ体が、一旦発泡したあと再加熱することにより
セル間の隔膜を除去した骨格構造の膜なしスポンジ体か
らなっている。この場合に、上記第1面側シート及び第
2面側シートのセル径を1インチの長さのスポンジ体表
面に存在するセルの数で表した場合、第1面側シートの
セル径が8〜13個/インチであると共に、第2面側シ
ートのセル径が20〜50個/インチであり、かつ第1
面側シートが第2面側シートより薄肉に形成されている
ことが望ましい。
【0010】本発明の他の好ましい実施形態によれば、
上記第1面側シートが2枚のシート部材に分かれてい
て、これらのシート部材が一部を重複した状態に配設さ
れることにより、それらの重複部分に上記開口部が形成
されている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本発明の石け
ん収納具を兼ねる洗浄具1の好ましい代表的な一つの実
施形態が示されている。この洗浄具1は、通水性及び通
気性に勝れる連続セル構造のスポンジ体からなるシート
によって袋状に形成したもので、その内部に固形石けん
2を収容した状態で使用するものである。さらに詳しく
説明すると、この洗浄具1は、セル径の小さい第1面側
シート3とセル径の大きい第2面側シート4とを相互に
重合し、その周辺の接着部5を溶着や貼着あるいは逢着
等の手段で相互に接着することによって袋状に形成さ
れ、その内部に上記石けん2を収容するための収容部6
を有すると共に、一部に上記石けん2を出し入れするた
めの開口部7を有するものである。図中8は接着部の一
部に形成した孔で、壁面等に固定したフックに直接係止
させたり、吊支用の紐を挿通するためのものである。
【0012】上記スポンジ体は、合成樹脂を発泡させて
形成したもので、セルが相互に連通する連続セル構造の
ものであればどのようなものでも良いが、好ましくは、
一旦発泡したあと再加熱することによりセル間の隔膜を
除去した、スケルトン状の骨格構造を有する膜なしスポ
ンジ体を用いることである。また、セルの大きさについ
ては、それを1インチの長さのスポンジ体表面に存在す
るセルの数で表した場合、第1面側シートのセル径が8
〜13個/インチ、第2面側シートのセル径が20〜5
0個/インチであることが好ましい。もちろんこれ以外
のセル径であっても良い。
【0013】上記第1面側シート3は、左右2枚のシー
ト部材3a,3bに分かれていて、これらのシート部材
3a,3bが、第1面の中央部において端部同士を部分
的に重複した状態に配設され、それらの重複部分に上記
開口部7が形成されている。また、上記第1面側シート
3は第2面側シート4より薄肉に形成されている。これ
らのシートの好ましい厚さは、第1面側シート3が3〜
7mm、第2面側シート4が8〜15mmであり、特に
好ましくは、第1面側シート3が約5mm、第2面側シ
ート4が約10mmである。
【0014】上記構成を有する洗浄具1は、収容部5の
内部に開口部7を通じて固形石けん2を収容し、その状
態で例えば食器などの台所用品や、布巾や雑巾のような
布製品、浴槽や浴室の壁、室内装置品、あるいは手足と
いったような被洗浄物を洗浄する。そして、石けん成分
を多く浸出させながら被洗浄物を強いタッチで洗浄する
ときは、セル径の大きい第2面側シート4を該被洗浄物
に押し付け、石けん成分の浸出を抑えながら被洗浄物を
柔らかいタッチで洗浄するときは、セル径の小さい第1
面側シート3を被洗浄物に押し付けて洗浄する。この場
合、セル径の大きい第2面側シート4を使用するとき
は、セル径に応じた大きい泡を発生させることができ、
セル径の小さい第1面側シート3を使用するときは、小
さく緻密な泡を発生させることができる。従ってこのよ
うに、被洗浄物に応じて第1面側シート3と第2面側シ
ート4とを使い分けることにより、被洗浄物に適した洗
浄を施すことができ、洗浄効果も向上する。
【0015】また、上記石けん2が消耗して小さくなっ
ても、該石けん2は収容部5内に確実に保持されたまま
で外に飛び出すことがないため、それを最後まで完全に
使い切ることができる。
【0016】上記洗浄具1の不使用時には、そのまま流
し台等の水気のない場所に載置して保管するか、孔8で
フックに直接又は紐等を介して吊り掛けることにより保
管する。これにより、スポンジ体のセルを通じて水分が
流出することにより水切りが円滑に行われると共に、良
好な通気によって乾燥が促進する。特に、スポンジ体と
してセル間の隔膜がないスケルトン状の骨格構造を有す
る膜なしスポンジ体を用いた場合には、通常のスポンジ
体より通水性及び通気性が一段と勝れているため、一層
水切りが円滑に行われると共に、通気による乾燥も迅速
に行われる。なお、本発明の洗浄具が実施例のような形
状及び構造に限定されないことは当然である。
【0017】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の洗浄具に
よれば、石けん収納具としての機能と洗浄具としての機
能とを兼備し、洗浄具として使用するときは収容した石
けんを最後まで完全に使い切ることができ、石けん収納
具として使用するときは勝れた保管機能と乾燥機能とを
発揮することができるもので、非常に経済的かつ機能的
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄具の一実施形態を示す正面図
である。
【図2】図1の断面図である。
【符号の説明】
1 洗浄具 2 石けん 3 第1面側シート 3a,3b シート部材 5 接着部 4 第2面側シート 6 収容部 7 開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続セル構造のスポンジ体からなるセル径
    の小さい第1面側シートとセル径の大きい第2面側シー
    トとを相互に重合して、その周辺部を接着することによ
    り袋状に形成され、内部に石けんを収容するための収容
    部を有すると共に、一部に上記石けんを出し入れするた
    めの開口部を有することを特徴とする石けん収納具を兼
    ねる洗浄具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の洗浄具において、上記ス
    ポンジ体が、一旦発泡したあと再加熱することによりセ
    ル間の隔膜を除去した骨格構造の膜なしスポンジ体であ
    ることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の洗浄具において、上記第
    1面側シート及び第2面側シートのセル径を1インチの
    長さのスポンジ体表面に存在するセルの数で表した場
    合、第1面側シートのセル径が8〜13個/インチであ
    ると共に、第2面側シートのセル径が20〜50個/イ
    ンチであり、かつ第1面側シートが第2面側シートより
    薄肉に形成されていることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載の洗浄具
    において、上記第1面側シートが2枚のシート部材に分
    かれていて、これらのシート部材が一部を重複した状態
    に配設されることにより、それらの重複部分に上記開口
    部が形成されていることを特徴とするもの。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007105244A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Inoac Corp 清掃ローラ及び清掃ローラの集塵用発泡体
KR200468240Y1 (ko) 2012-05-18 2013-08-01 권진혜 방수부가 구비된 샤워볼

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