JP2000014485A - 椅子における背もたれのロック装置 - Google Patents

椅子における背もたれのロック装置

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JP2000014485A
JP2000014485A JP10183804A JP18380498A JP2000014485A JP 2000014485 A JP2000014485 A JP 2000014485A JP 10183804 A JP10183804 A JP 10183804A JP 18380498 A JP18380498 A JP 18380498A JP 2000014485 A JP2000014485 A JP 2000014485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造でしかも部材の強度を低下させるこ
となく、背もたれを多段階的にロックできるようにす
る。 【手段】座受け体2の側板2aに空けた斜め後ろ向きのガ
イド穴7に第1支軸8を挿通し、この第1支軸8に座受
け体2の前部を取付ける。背もたれ5は座受け体2と連
動して後傾する。並列状に配置された前後長手の複数本
のロック体21,22,23を、その後部を中心にして上下回動
するように座受け体2に取付け、各ロック体21,22,23の
前部に、第1支軸8に下方から嵌脱する係合溝26を前後
方向に順次ずらした状態で形成する。操作ロッド27に形
成したクランク部27aと各ロック体21,22,23とをばね28
で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後傾動自在な背も
たれを備えた椅子において、背もたれを後傾動自在なフ
リー状態と後傾動不能なロック状態とに切り換えるため
のロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】背もたれ
のロック装置は、ガスシリンダを使用したものと、回動
式又はスライド式等のロック体を使用したものとに大別
される。このうちガスシリンダを使用したロック装置
は、背もたれのロック姿勢を無段階に変更できる利点が
あるが、ガスシリンダは高価であるため椅子のコストが
嵩むという欠点があった。
【0003】他方、回動式等のロック体を使用するもの
は、部品が単純であるため製造コストを抑制できる利点
がある。しかし、ロック体を使用したロック手段は、例
えば固定式の座受け体にフック式のロック体を回動自在
に設ける一方、背もたれが取付く揺動部材に、前記ロッ
ク体が嵌脱するピンを設けておき、ロック体をピンに嵌
合させて揺動部材を後傾不能に保持するというように、
フック式等のロック体に設けた係合部をピン等の係止部
に係脱させているのであるが、強度保持のためには、ロ
ック体に設ける係合部にはある程度の大きさが必要であ
るのに対し、ロック体の個所での揺動部材等の傾動スト
ロークは僅かしかないため、ロック体に多くの係合部を
形成することができず、このため、背もたれは、せいぜ
い、非後傾状態と後傾し切った状態との2段階程度にし
かロックできないのであった。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みなされた
もので、ロック体を使用したものでありながら、強度を
損なうことなく多段階的に背もたれをロックできるよう
にすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、脚の上端に設
けた座受け体と、この座受け体に取付けた座体と、前記
座受け体又は座体に後傾動自在に取付けた揺動部材と、
この揺動部材に取付けた背もたれと、前記揺動部材の後
傾動を弾性的に支持するばね手段とを備えた椅子におい
て、「前記背もたれの後傾動に連動して相対動する二つ
の部材のうち一方の部材に、ハンドル等の操作具によっ
てロック可能状態とロック不能状態とに一斉に切り換え
できる複数個の可動式ロック体を取付け、各ロック体
に、ロック可能状態で他方の部材に係合することによっ
て二つの部材を相対動不能に保持する係合部を設け、こ
れら各ロック体の係合部を、他方の部材の移動方向に順
次ずらす」という構成にした。
【0006】この場合、請求項2のように座体を背もた
れに連動して後傾させる構成でも良いし、座体は座受け
部材に固定して(或いは前後スライド式又は前傾動する
ように取付けても良い)で背もたれのみが後傾する構成
でも良い。座体が背もたれと連動している場合は、背も
たれと座体とは一緒に揺動不能にロックされる。また、
ロック体は回動やスライド等によってロック可能状態と
ロック不能状態とに切り替えることができる。
【0007】
【発明の作用・効果】この構成において、各ロック体を
ロック可能状態にすると、背もたれの姿勢に応じていず
れかのロック体が他方の部材に係合することにより、二
つの部材が相対動不能となって背もたれは後傾動不能に
ロックされる。従って、背もたれは、例えば、全く後傾
していない姿勢と後傾し切った姿勢との二つの姿勢に後
傾途中の姿勢を加えた3段階以上にロックすることがで
きる。
【0008】背もたれが全く後傾していな自由姿勢では
ロック体にはばね力は作用していないので、単に操作具
を操作するだけでロック状態とフリー状態とに切り換え
ることができる。他方、背もたれを後傾させた状態で操
作具を操作して各ロック体をロック可能状態に切り替え
ると、背もたれを多少前後揺動させることにより、最も
係合しやすい状態にあるロック体と他方の部材とが係合
してロック状態になる。ロック状態で背もたれを僅かに
後傾させると、他方の部材を介してロック体に対してば
ね力が作用することが解除されるため、各ロック体は操
作具によってロック不能状態に戻すことができ、背もた
れのロックを解除することができる。そして、操作具を
操作しない限り、ロック状態が解除されることはない。
【0009】このように、本発明は、複数のロック体を
設けたことにより、背もたれを3段階以上にロックする
ことができるため、背もたれを使用者の好みに応じた姿
勢にロックすることができる。そして、一つのロック体
に多くの係合部を形成する必要はなく、一つ又は2二つ
の係合部を形成すれば足りるから、各ロック体の強度を
損なうこともないのである。
【0010】請求項2のように、座体を取付けるための
第1支軸にロック体を係脱させる構成にすると、第1支
軸をロック装置の部材に兼用できるため、それだけ構造
が簡単になる利点がある。
【0011】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。 (1).第1実施形態(図1〜図5) 図1〜図5では第1実施形態を示している。このうち図
1は椅子の右側面図であり、この図1に示すように、椅
子は、脚支柱1の上端に取付けた座受け体2と、座受け
体2に取付けた座体3及び揺動部材4と、揺動部材4に
取付けた背もたれ5とを備えている。座体3はベース板
6を備えている。
【0012】図2(A)は座体3を省略した状態での平面
図、図3(A)は図2の III-III視断面図であり、これらの
図に示すように、座受け体2は上向きに開口した箱状に
形成されており、その左右側板2aの先端部に後傾方向に
延びるガイド穴7を設け、この左右ガイド穴7に挿通し
た第1支軸8を、座体3におけるベース板6の左右側板
6aを貫通させている。例えば図3(B)の部分図に明示する
ように、座受け体2のガイド穴7には合成樹脂製等のブ
ッシュ9を装着している。
【0013】図2に示すように、揺動部材4の前部4aは
座受け体2の左右両側面に沿って延びるように平面視二
股状に形成されており、これら左右前部4aと座受け体2
の後端寄り部位とに第2支軸10を貫通させ、更に、揺動
部材4と前記座体3のベース板6とを第3支軸11で回動
自在に連結している。なお、揺動部材4は左右に分離し
た形態でも良い。
【0014】座受け体2のうち第2支軸10よりもやや手
前の部位に、断面角形の第4支軸12を回転自在に挿通
し、この第4支軸12と前記第1支軸8とに取付けた前後
一対のばね受け13,14 の間に、ばね(圧縮コイルばね)
15を嵌め込んでいる。従って、背もたれ5の後傾動に連
動して座体3は後傾しつつ後退動する。なお、ばね15
は、人が着座した程度は変形せず、背もたれ5にもたれ
掛かると変形するような強さに設定している。
【0015】前ばね受け13は第1支軸8に対して単に嵌
まっているに過ぎないが、後ばね受け14は、その足部14
a(図2(A)参照)を第4支軸12に対して前後スライド自
在に嵌め入れており、第4支軸12のうち後ばね受け14の
左右足部14aの間の部位に、図3(A)に示すように側面視
多角形のカム16を相対回転不能に嵌め込んでいる。従っ
て、図示しないハンドル(或いはレバー)に手を当てて
第4支軸12を回転させると後ばね受け14が前後動し、こ
れによってばね15の初期弾性力が変化する。
【0016】図2のうち (B)は第4支軸12の取付け状態
を示す平断面図、 (C)は (B)の C-C視図であり、これら
の図に示すように、第4支軸12に、外周を円形に形成し
たインナーブッシュ17を嵌め込み、このインナーブッシ
ュ17を、座受け体2の側板2aに嵌着したアウターブッシ
ュ18に回転自在に嵌め入れることにより、第4支軸12を
回転可能としている。なお、後ばね受け14は第2支軸10
に取付けても良いし、座受け体2の底面に固定的に設け
ても良い。
【0017】図2及び図4〜図5でロック装置20を示し
ている。図4の (A)(B)(C)はそれぞれ図2(A)のA,B,C 矢
視図、図5のうち (A)は要部の説明図、(B)(C)は動作状
態の説明図である。ロック装置20は前後方向に延びる第
1〜第3の3本(2本又は4本以上でも良い)のロック
体21,22,23を備えており、各ロック体21,22,23を左右に
並べて配置し、各ロック体21,22,23の後端部は前記第4
支軸12にブッシュ24を介して回転自在に嵌め込まれてい
る。第4支軸12には、各ロック体21,22,23の回動をスム
ースにするためカラー(スペーサ)25aが嵌まっている
(図2(A)参照)。また、第1支軸8にも前ばね受け23の
ずれを防止するためのカラー25bが嵌まっている。
【0018】各ロック体21,22,23の前端部には、第1支
軸8に下方から嵌合し得る係合溝26を形成している。こ
の場合、図4及び図5(A)に示すように、ばね15に近い第
1ロック体21には、前進し切った状態と後退し切った状
態との二つの位置の第1支軸8に嵌合するように前後2
箇所に係合溝26を形成している。他方、左右中間に位置
した第2ロック体22の係合溝26は、やや後退した状態で
の第1支軸8に嵌合し得る位置に形成しており、また、
ばね15から最も離れた第3ロック体23の係合溝26は、後
退し切るよりもやや手前に位置した第1支軸8に嵌まり
位置に形成している。
【0019】第1ロック体21の係合溝26は切欠き状に形
成している(換言すると、第1支軸8に前後方向から当
たる突起を設けたと言い換えても良い)。各ロック体2
1,22,23において係合溝26を挟んだ前後両側の部位は側
面視山形に形成しているが、これは、第1支軸8への係
合溝26の嵌まり込みをガイドするためである。第4支軸
12は請求項1に記載した一方の部材に該当し、第1支軸
8は請求項1に記載した他方の部材に該当する。また、
係合溝26は請求項1に記載した係合部の一例である。
【0020】座受け体2における左右側板2aの前端間に
は、操作具の一例として操作ロッド27を回転自在に取付
けている。操作ロッド27のうち各ロック体21,22,23と対
応した部位にはクランク部27aが折曲げ形成されてお
り、このクランク部27aと各ロック体21,22,23とを引張
ばね28(他の弾性体でも良い)を掛け渡している。以上
の構成において、操作ロッド27を回転操作することによ
り、各ロック体21,22,23を、その係合溝26が第1支軸8
に向けて上向き動するロック可能状態と、係合溝26が第
1支軸8から離反したロック不能状態とに切り換わる。
背もたれ5が全く後傾していない状態で各ロック体21,2
2,23をロック可能状態にすると、図5(B)に示すように、
第1ロック体21における前部の係合溝26が第1支軸8に
嵌合し、これによって背もたれ5は後傾動不能にロック
される。背もたれ5を後傾させ切った状態でロック可能
状態に操作ロッド27を操作すると、図5(C)に示すよう
に、第1ロック体21における後部の係合溝26が第1支軸
8に嵌合し、背もたれ5は後傾し切った状態にロックさ
れる。
【0021】更に、背もたれ5を途中まで後傾させた状
態で操作ロッド27をロック可能状態にし、その状態で背
もたれ5を前後方向に多少回動させると、第2ロック体
22と第3ロック体23とのうちいずれか一方のロック体の
係合溝26が第1支軸8に嵌合し、背もたれ5を途中まで
後傾させた状態でロックできる。このように、背もたれ
5を4段階にロックできる(ロック体の数を増やすこと
により、ロックできる段階を増やすことができる)。
【0022】ロック状態では、各ロック体21,22,23は引
張ばね28で上向きに付勢されているのでロックが不測に
解除することはない。また、背もたれ5を後傾させた状
態でロックしている場合には、背もたれ5に体重をかけ
て当該背もたれ5を僅かに後傾させると、ばね15の押圧
力が第1支軸8を介してロック体21,22,23に作用するこ
とが解除され、ロック体21,22,23を容易に回動させるこ
とができる。したがって、ロックが不測に解除されるこ
とを防止して安全性を確保でき、しかも、ロック解除の
容易性を損なうこともない。
【0023】そして、第2及び第3のロック体22,23 に
は係合溝26を1ヵ所形成するだけでよく、また、第1ロ
ック体21の前後係合溝26間にも十分な寸法を取れるた
め、各ロック体21,22,23の強度を損なうこともない。な
お、第1支軸8のストロークが実施形態よりも小さい場
合には、第1ロック体21にも係合溝26を1ヵ所だけ形成
すれば良い。
【0024】(2).第2実施形態(図6〜図8) 図6〜図8では第2実施形態を示しており、図6は部分
側断面図、図7は図6のVII-VII 平面図、図8は作用を
示す図である。この実施形態もロック体30,31,32を第1
支軸8に嵌合させることによってロックするようにした
ものであり、第1支軸8の上方に配置された3個のロッ
ク体30,31,32を備えている。なお、図では省略している
が、第1実施形態と同様のばね15やカラー24を備えてい
る。
【0025】各ロック体30,31,32は、第1支軸8よりも
手前の位置で座受け体2に水平状に取付けた支軸33に回
動自在に取付けられており、各ロック体30,31,32には下
向きに開口した係合溝34を形成している。この場合、第
1ロック体30には前後2ヵ所に係合溝34を形成し、第2
及び第3ロック体30,31,32には1ヵ所だけに係合溝34を
形成している。符号35はカラーである。各係合溝34は、
第1支軸8から容易に抜けないように支軸33の方向に少
しえぐった状態に形成している。
【0026】支軸33には、各ロック体30,31,32に対応し
た3本のねじりばね36を嵌め入れており、各ばね36の一
端36aを座受け体2の底面に当て、他端36bをロック体
30,31,32の下面に当てている。したがって、各ロック体
30,31,32を上向き回動する方向(ロック解除方向)に付
勢されている。また、座受け体2には、各ロック体30,3
1,32の上向き回動姿勢を規制するためのストッパーピン
37を取付けている。
【0027】座受け体2のうち支軸33の近傍には左右方
向に延びる操作ロッド38を回転自在に取付けており、こ
の操作ロッド38に、各ねじりばね36の他端36bに上方か
ら当たるクランク部38aを形成している。従って、操作
ロッド38を図6の矢印Aのように回転すると、各ロック
体30,31,32は自重によって下向きに回動して、係合溝34
が第1支軸8に嵌合し得るロック可能状態になる。
【0028】そして、ロック可能状態でいずれかの係合
溝34が第1支軸8に嵌合することにより、背もたれ5を
多段階的にロックできる。 (3).第3実施形態(図9) 図9では第4実施形態を示しており、 (A)は概略側面
図、 (B)は (A)の B-B視断面図である。
【0029】この実施形態では、揺動部材4がその前後
中途部を中心にして前後回動するように第2支軸10にて
座受け体2に取付け、揺動部材4の前端部をばね15で支
持した場合において、揺動部材4のうち第2支軸10より
も前方の部位に適宜個数(実施形態では5個)の係合穴
40を空ける一方、座受け体2の外側面に固着した補強板
41に、ピン状のロック体42を摺動自在に取付けている。
各ピン42はケース43で囲われて抜け不能に保持されてい
る。また、各ロック体42の中途部位にフランジ42aを形
成し、フランジ42aに当たるばね44で内向きに付勢され
ている。
【0030】そして、各ロック体42は、ばね44に抗して
後退動させ得る操作板45に嵌まっており、図示しないレ
バーやハンドル等の操作具で操作板45を矢印B方向にス
ライドさせることができる。この実施形態では、操作板
45を補強板41に向けて移動させると各ロック体42はロッ
ク可能状態となり、背もたれ5の姿勢に応じていずれか
のロック体42と係合穴40とが嵌まり合うことによって、
背もたれ5が回動不能にロックされる。
【0031】この実施形態の場合、座受け体2が請求項
1に記載した一方の部材に該当し、揺動部材4が他方の
部材に該当する。 (4).その他 図10では、本発明を適用し得る別形態の椅子を示してお
り、この例では、第2支軸10がスライドすることによっ
て背もたれ5と座体3とが一体に後傾する。この場合
は、前記第1実施形態や第2実施形態のようにロック体
を座受け体に取付け、各ロック体に形成した係合溝を第
2支軸に嵌脱させることによってロック又はロック解除
させれば良い。
【0032】上記の各実施形態ではロック体を座受け体
に取付けているが、必ずしも揺動部材を直接にロックす
る必要はないのであり、揺動部材を間接的にロックして
も良い。従って、ロック装置は、背もたれ(揺動部材)
の後傾動に連動して相対動する二つの部材を相対動不能
に保持できる構造であれば足り、ロック体を設ける部材
には限定はない。
【0033】また、ロック体の形状や係合部の形態も上
述の例に限るものではなく、必要に応じて自由に設計変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る椅子の右側面図である。
【図2】 (A)は座体を省略した状態での平面図、 (B)及
び (C)は第4支軸の取付け状態を示す図である。
【図3】 (A)は図2(A)の III-III視断面図、 (B)は座体
の取付け状態を示す部分図である。
【図4】図2(A)のA-A,B-B,C-C 視断面図である。
【図5】 (A)はロック装置の説明図、(B)(C)はロック状
態を示す図である。
【図6】第2実施形態の部分側断面図である。
【図7】図6のVII-VII 視平面図である。
【図8】 (A)は各ロック体と第1支軸との関係を示す
図、 (B)はロック状態の一例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態を示す図である。
【図10】本発明を適用し得る別形態の椅子の概略側面図
である。
【符号の説明】
1 脚の支柱 2 座受け体(一方の部材) 3 座体 4 揺動部材 5 背もたれ 8 第1支軸(他方の部材) 10 第2支軸 11 第3支軸 12 第4支軸 15 ばね 20 ロック装置 21,22,23,30,31,32,42ロック体 26 係合溝 27 操作ロッド 40 係合穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚の上端に設けた座受け体と、この座受け
    体に取付けた座体と、前記座受け体又は座体に後傾動自
    在に取付けた揺動部材と、この揺動部材に取付けた背も
    たれと、前記揺動部材の後傾動を弾性的に支持するばね
    手段とを備えた椅子において、 前記背もたれの後傾動に連動して相対動する二つの部材
    のうち一方の部材に、ハンドル等の操作具によってロッ
    ク可能状態とロック不能状態とに一斉に切り換えできる
    複数個の可動式ロック体を取付け、各ロック体に、ロッ
    ク可能状態で他方の部材に係合することによって二つの
    部材を相対動不能に保持する係合部を設け、これら各ロ
    ック体の係合部を、他方の部材の移動方向に順次ずらし
    ていることを特徴とする、椅子における背もたれのロッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、 前記座受け体の前寄り部位に、側面視後傾方向にスライ
    ド自在な第1支軸を取付け、この第1支軸に座体を回動
    自在に取付けると共に、座受け体のうち前記第1支軸よ
    りも後方の部位に、前記揺動部材の前端を第2支軸によ
    って後傾動自在に取付け、揺動部材の前後中途部と座体
    とを第3支軸によって回動自在に連結し、更に、前記座
    受け体に、第1支軸の後退動を支持するばねを設け、か
    つ、前記座受け体に、前記第1支軸に係合して当該第1
    支軸をスライド不能に保持する係合溝が形成された複数
    のロック体を、ハンドルの操作によって各係合溝が第1
    支軸に係合し得る状態と係合不能な状態とに回動自在に
    切り替わるように設け、これら各ロック体の係合溝を前
    後方向にずらしていることを特徴とする、椅子における
    背もたれのロック装置。
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CN106264962A (zh) * 2015-06-23 2017-01-04 塞弗拉合作社 牙科患者椅子
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