JPH05123228A - 背凭れ付き椅子 - Google Patents

背凭れ付き椅子

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JPH05123228A
JPH05123228A JP29290191A JP29290191A JPH05123228A JP H05123228 A JPH05123228 A JP H05123228A JP 29290191 A JP29290191 A JP 29290191A JP 29290191 A JP29290191 A JP 29290191A JP H05123228 A JPH05123228 A JP H05123228A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背凭れの動きを人のリクライニング軌道に即
したものにした上で、背に受ける感触を使用者側で任意
に変更できるようにすると共に、その調節機構をユニッ
ト化する。 【構成】 座受け体(1)の凹部(7)内に背凭れ支杆
(2)の水平辺部(20)を配置すると共に、水平辺部
(20)を、凹部(7)等の側板(4)(5)(16)(1
7)に前後方向に設けた複数の弧状スリット(9)(1
0)(21)(22)と、ピン(27)(28)とを具備したス
ライド機構を介して座受け体(1)に連結し、水平辺部
(20)と座受け体(1)に、背凭れを起立方向に付勢す
る圧縮バネ機構(43)及びバネ調節機構(44)を単一ユ
ニット化して着脱可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オフィスなどにおい
て用いられる背凭れ付き椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のニューオフィス化の進行、知的生
産性の向上に伴い、人間工学理論を駆使した様々な椅子
が提供されるようになっている。その中でも特に、背凭
れの動きを人のリクライニング軌道に即したものにし
て、背凭れにもたれかかった時に背ずれを起こさないと
いう機能をもった椅子が種々研究、試行されている。例
えば、座受け体に設けた凹部内に背凭れ支杆の水平辺部
を配置すると共に、水平辺部を、前記凹部等の側壁に前
後方向に設けた複数の長穴と、各長穴内を摺動するピン
とを具備したスライド機構を介して座受け体に連結し、
前記水平辺部と座受け体に背凭れを起立方向に付勢する
バネ機構を設けておくことが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で試行されたものは、背凭れの動きを人のリクライニン
グ軌道に即したものにすることが可能ではあるものの、
背凭れにもたれた際に背中に受ける感触を使用者側で好
みに応じて任意に変更することができない。すなわち、
このようなものは、工場等でバネが組付けられた時点で
背凭れの反発力が決定されるため、これを変更するには
バネ自体を工場等で変更することが必要となる。
【0004】また、このような構成のものでは、座受け
体等の形状や大きさ等によって前記バネ機構のバネの寸
法や反発力等が決定されるため、該バネ機構を他の同様
な背凭れ付き椅子に利用することができない。そのた
め、同様な機構を備えた他の背凭れ付き椅子を生産する
場合には、反発力が異なる数種類のバネを準備しておく
必要があり、コスト高の原因ともなる。
【0005】この発明は、上記のような欠点を一挙に解
決することができる背凭れ付き椅子を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
発明は、座受け体の幅方向中央部に設けられた前後方向
に延びる凹部内の後部側にL字状の背凭れ支杆の水平辺
部が配置されると共に、座部の上方であって背凭れの前
方の所定位置に設定された仮想軸線を中心軸線として背
凭れが前方方向に傾動される態様の背凭れ付き椅子にお
いて、前記水平辺部が座受け体に対し、ピンと弧状スリ
ットとによる前後のスライド機構を介して連結され、か
つ、背凭れを起立方向に付勢する圧縮バネ機構と、前記
圧縮バネ機構の反発力を調節するバネ調節機構とが単一
ユニット化されていると共に、圧縮バネ機構及びバネ調
節機構が着脱可能に座受け体と水平辺部に設けられてい
ることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、図面に基づいて、実施例を説明する。
【0008】図1に示される椅子において、(1)は座
受け体、(2)は背凭れ支杆、(3)は脚の支柱であ
る。
【0009】座受け体(1)は、左右一対の側板(4)
(5)と、底板(6)とを一体に連接して内部に前後方
向に延びる凹部(7)を形成した断面上向きコ字状の金
属製部材によるもので、その凹部(7)は、長さ方向の
中間部やや後方よりが最も深く、前端部に向けて浅くな
っていくように形成されている。そして、その最深部に
おいて底板(6)には開口(8)が設けられている。ま
た、最後部において両側板(4)(5)のそれぞれに
は、前方に向けて斜め下方に傾斜する弧状のスリット
(9)(10)が左右対象に形成されている。なお、両側
板(4)(5)の上縁部には、水平板(11)(12)が外
方突出状態に一体に連接され、これに座板(13)がボル
ト等の連結部材にて取り付けられるものとなされてい
る。
【0010】背凭れ支杆(2)は、帯板状の底板(15)
の両側縁部に立ち上がり状の側板(16)(17)が連接さ
れた横断面コ字状をなし、かつ背凭れ(18)が取着され
る垂直辺部(19)と、該垂直辺部(19)の下部に連接さ
れた水平辺部(20)とからなる側面視L字状の金属製部
材による。水平辺部(20)は、これが座受け体(1)の
前記凹部(7)内に配置され得るような幅に形成されて
いる。そして、水平辺部(20)の先端部において、その
両側板(16)(17)には前方に向けて斜め下方に傾斜す
る弧状のスリット(21)(22)が左右対称に形成されて
いる。
【0011】支柱(3)には、その上端部に、上記座受
け体(1)の両側板(4)(5)間の間隔距離よりも狭
く、かつ背凭れ支杆(2)の水平辺部(20)の両側板
(16)(17)間の間隔距離よりも広い間隔をおいた相互
に平行な左右一対のフランジ(24)(25)が立ち上がり
状態に設けられている。
【0012】前記座受け体(1)と背凭れ支杆(2)と
は、次のように連結されている。
【0013】即ち、背凭れ支杆(2)の水平辺部(20)
の両側板(16)(17)の先端部が座受け体(1)の凹部
(7)の最深部内にその両側板(4)(5)と平行隣接
状態に配置され、その状態で、側方から背凭れ支杆
(2)の水平辺部(20)の両スリット(21)(22)、及
び座受け体(1)の側板(4)(5)を貫通した状態に
前部ピン(27)が取り付けられている。
【0014】また、同背凭れ支杆(2)の水平辺部(2
0)の基端部が座受け体(1)の凹部(7)の後端部内
に、水平辺部(20)の両側板(16)(17)の基端部を座
受け体(1)側の側板(4)(5)の後端部と平行隣接
状態とするように配置され、その状態で、座受け体
(1)の側の両スリット(9)(10)、背凭れ支杆
(2)の水平辺部(20)の両側板(16)(17)を貫通し
た状態に後部ピン(28)が取り付けられている。
【0015】上記のような連結構造により、背凭れ支杆
(2)の垂直辺部(19)に取り付けられた背凭れ(18)
は、前後両ピン(27)(28)がスリット(9)(10)
(21)(22)内を摺動することにより、座部(13)の上
方位置にあって背凭れ(18)の前方位置に設定された左
右方向の仮想水平軸線(A)、つまり使用者の略腰間接
軸線を中心軸線として、人のリクライニング軌道に即し
て前後方向に傾動される。なお、このような傾動動作を
実現するために、前後のピン(27)(28)の相対位置関
係や間隔距離等、前後のスリット(9)(10)(21)
(22)の形状は、向き、相対位置関係、間隔距離等が、
所定の態様に設定されていることはいうまでもない。
【0016】座受け体(1)と支柱(3)とは、次のよ
うにして相互に連結されている。
【0017】即ち、前記座受け体(1)の開口(8)を
利用して、支柱(3)上端部の両フランジ(24)(25)
が凹部(7)の最深部の両側板(4)(5)と背凭れ支
杆(2)の水平辺部(20)の両側板(16)(17)間に平
行に介在状態に配置され、前記の前部ピン(27)が同時
にこのフランジ(24)(25)を貫通したものとなされて
いる。これにより、座受け体(1)は、前部ピン(27)
を軸として、シーソー状に回動される。
【0018】そして、座受け体(1)の凹部(7)内に
おいて前部ピン(27)によるフランジ(24)(25)の枢
着部よりも低位置において支柱(3)の上端部にはピン
(35)が配備され、該ピン(35)と座受け体(1)先端
部のピン(30)との間に、伸長方向に作動する圧縮状態
のロック式ガススプリング(36)の前後端がヒンジ状態
にて連結されている。
【0019】これにより、座受け体(1)は、3つのピ
ン(27)(30)(35)を節とするリンク機構により、ガ
ススプリング(36)のロック状態において、所定の傾斜
状態を保持すると共に、ガススプリング(36)のロック
解除状態において、その傾斜角が無段階に変更される。
【0020】なお、(38)は、上記ロック式ガススプリ
ング(36)のスイッチ(36a )を操作する装置で、座受
け体(1)の凹部(7)内先端部に、先端部を回動支点
とし、中間部をスイッチ作動部とし、基端部を力点とす
る短尺のレバー(39)が配備され、該レバー(39)の力
点に操作ケーブル(40)の芯線(40a )の一端が接続さ
れている。即ち、操作ケーブル(40)の芯線(40a )の
他端に引張力を作用せしめると、レバー(39)が先端の
支点を軸として回動され、レバー中間部がガススプリン
グ(36)のスイッチ(36a )を押し、ガススプリング
(36)をロック解除状態にする。また、操作ケーブル
(40)の芯線(40a )の他端への引張力を除くと、スイ
ッチ(36a )の自己復帰作用によりガススプリング(3
6)は自動的にロック解除に復帰する。
【0021】各構成部材同士の摺接しあう部分、具体的
には、前部ピン(27)とスリット(21)(22)との間、
フランジ(24)(25)と凹部(7)の側板(4)(5)
との間、フランジ(24)(25)と水平辺部(20)と側板
(16)(17)との間、後部ピン(28)とスリット(9)
(10)との間、凹部(7)の側板(4)(5)と水平辺
部(20)の側板(16)(17)との間等には、すべり性を
向上せしめる樹脂製の部材(42)が配置されたり、グリ
ース等の潤滑材が塗布されている。
【0022】以上のような構成に加え、前記水平辺部
(20)と座受け体(1)に、圧縮バネ機構(43)とバネ
調節機構(44)とを単一ユニット化した状態で着脱可能
に取着してある。
【0023】圧縮バネ機構(43)は、図4に示すよう
に、圧縮コイルスプリング(45)、左右のバネ受け(4
6)(47)、ガイドパイプ(48)及びガイドシャフト(4
9)等を備えたもので、前記圧縮コイルスプリング(4
5)が前後方向に伸縮するように配置してある。具体的
には、一方のバネ受け(46)をガイドシャフト(49)の
外方端部に溶接等により固着し、このガイドシャフト
(49)の外方端に直交状態でピン(31)を固設してあ
る。そして、このピン(31)を水平辺部(20)の先端部
に取付けてある。他方のバネ受け(47)は、ガイドパイ
プ(48)の外周に軸方向へ移動可能に装着してある。ガ
イドパイプ(48)の外方端には先端に切欠(51a )を有
した平面視コ字状の先端金具(51)を固設してあり、そ
の先端金具(51)を凹部(7)内先端の底板(6)に突
設したフランジ(52)にピン(30a )を介して保持させ
てある。
【0024】しかして、上記圧縮バネ機構(43)の作用
により、背凭れ支杆(2)の水平辺部(20)は後方に向
けて、ひいては背凭れ(18)が起立する方向に付勢さ
れ、背凭れ(18)が常時は起立状態を保持するようにな
されている。
【0025】バネ調節機構(44)は、対をなす押し駒
(53)及び受け駒(54)をガイドパイプ(48)に保持さ
せ、調節ハンドル(55)で前記押し駒(53)を介して受
け駒(54)を前後方向に進退させるように構成したもの
である。押し駒(53)は、図4〜図6に示されるよう
に、上面に後方へ向けて傾斜するカム面(53a )を有
し、幅方向の中央部にU字形の案内溝(53b )を形成し
たもので、その案内溝(53b)内に前記ガイドパイプ(4
8)が嵌合し得るようになっている。この押し駒(53)
は、後述するカムホルダ(56)を介してガイドパイプ
(48)に保持させてある。受け駒(54)は、図4及び図
7に示すように、下面に前方へ向けて傾斜すると共に、
押し駒(53)のカム面(53a )と摺接するカム面(54a
)を有しており、そのカム面(54a )及び左右の側壁
(54b )等により形成される空間内に前記押し駒(53)
が嵌合し得るようにしてある。また、この受け駒(54)
の上部には後端面(54c )とカム面(54a )に開口する
ガイド穴(54d )を設けてある。そして、このガイド穴
(54d )に前記ガイドパイプ(48)を貫通させた状態
で、受け駒(54)の後端面(54c )をバネ受け(47)の
端面に当接させている。カムホルダ(56)は、図4、図
8及び図9に示すように、側面視L字形に形成してあ
り、前壁(56a )と底壁(56b )に貫通穴(56c )(56
d )をそれぞれ設けてある。前壁(56a )の貫通穴(56
c )にガイドパイプ(48)を挿通した上で、このガイド
パイプ(48)とカムホルダ(56)とを溶接等により固着
してある。また、カムホルダ(56)の底壁(56b )に設
けた貫通穴(56d )に対応させて底壁(56b )の下面に
ナット(57)固設し、前記座受け体(1)の底板(6)
に貫通穴(6a)を形成してある。そして、この貫通穴
(6a)に下方から調節ハンドル(55)のおねじ部(55a
)を挿入し、そのおねじ部(55a )を前記ナット(5
7)に螺合させてある。
【0026】上記構成の椅子では、図2に示されるよう
に、背凭れ(18)は、これにもたれかかると、ピン(2
7)(28)、スリット(9)(10)(21)(22)による
スライド作用によって、使用者の略腰間接軸線(A)を
中心軸線として後方に向けて傾動する。そのため、使用
者にリクライニング姿勢において背ずれ感を感じさせな
い。また、執務姿勢に戻る場合も、圧縮コイルスプリン
グ(45)の付勢作用と上記のスライド機構(27)(28)
(9)(10)(21)(22)のスライド作用によって、同
じく使用者に背ずれ感を感じさせない。
【0027】また、図3に示されるように、座(13)の
角度調節は、ロック式ガススプリング(36)のスイッチ
(36a )を押した状態にして、体重のかけ具合を変化さ
せるとガススプリング(36)が伸縮されて好みの角度に
変更され、そしてロック状態に戻すと座(13)はその角
度状態で固定される。
【0028】一方、背凭れ(18)にもたれた際に背中に
受ける感触を変えたい場合には、使用者側で調節ハンド
ル(55)を操作すれば良い。例えば、調節ハンドル(5
5)を操作して押し駒(53)を上方に移動させると、図
4の想像線で示すように、受け駒(54)がカム面(53a
)(54a )及びガイドパイプ(48)の案内作用によっ
て後方に移動する。その際、圧縮コイルスプリング(4
5)の後端側は図4に実線で示す停止位置にあるため、
圧縮コイルスプリング(45)は、調節前の伸長状態から
圧縮された状態となる。その結果、使用者は、リクライ
ニング時に背凭れ(18)から背中に受ける感触が調節前
よりも強いものとなる。ハンドル操作を逆に行った場合
には、圧縮コイルスプリング(45)が伸長されるため、
その伸長の度合いに応じて背中に受ける感触がソフトな
ものとなる。
【0029】また、圧縮バネ機構(43)とバネ調節機構
(44)とを単一ユニット化したことにより、その装着が
比較的簡単に行えると共に、他の同様な背凭れ付き椅子
にも上記ユニットを有効に利用することができる。すな
わち、上記ユニットを椅子に取り付ける場合に、例え
ば、ガイドシャフト(49)先端のピン(31)を水平辺部
(20)の先端側に止着した上で、圧縮コイルスプリング
(45)を圧縮しつつ、ガイドパイプ(48)先端の先端金
具(51)をピン(30a )に止着すればよい。しかる後
に、座受け体(1)の下側から調節ハンドル(55)をナ
ット(57)に螺合させれば、取り付けが完了できる。し
かして、他の同様な背凭れ付き椅子に前記ピン(31)及
び先端金具(51)を止着する部分さえ設けておけば、座
受け体の形状に左右されることなく、他の背凭れ付き椅
子にも有効に利用することができ、種類の異なる椅子間
で無理なく部品を共通化することができる。
【0030】さらに、叙述の形態でバネ調節機構(44)
を設けておけば、圧縮バネ機構(43)とバネ調節機構
(44)とを無理なく単一ユニット化できる上に、圧縮コ
イルスプリング(45)のガイドパイプ(48)を有効に利
用することもでき、ユニットがコンパクトなものとな
る。
【0031】なお、バネ調節機構等の形状等は、前記実
施例に示すものに限定されないのは勿論であり、種々変
形が可能である。また、圧縮バネ機構等の取り付け態様
も前記実施例に限定されないものは勿論である。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるから、
背凭れの動きをスムーズに人のリクライニング軌道に即
したものにすることができると共に、リクライニング時
に使用者が背中に受ける感触を使用者側で好みに応じて
任意に設定することが可能な機能性及び使い勝手に優れ
た背凭れ付き椅子を提供できる。
【0033】また、本発明によれば、背凭れを起立方向
に付勢する圧縮バネ機構と、背中に受ける感触を調節す
るためのバネ調節機構とを単一ユニット化し、コンパク
トなものとしているので、他の同様な背凭れ付き椅子に
も有効に圧縮バネ機構及びバネ調節機構を利用すること
ができ、種類の異なる複数の椅子間で有効に部品の共通
化が図れる上に、無理なくコストの低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】座受け体、背凭れ支杆及び支柱の連結部を示す
斜視図である。
【図2】背凭れの傾動動作を示す椅子の側断面図であ
る。
【図3】座の傾動動作を示す椅子の側断面図である。
【図4】圧縮バネ機構及びバネ調節機構を示す側断面図
である。
【図5】押し駒の正面図である。
【図6】押し駒の背面図である。
【図7】受け駒の正面図である。
【図8】カムホルダの正面図である。
【図9】カムホルダの下面図である。
【符号の説明】
1…座受け体 2…背凭れ支杆 7…凹部 9、10、21、22…スリット 20…水平辺部 27、28…ピン 43…圧縮バネ機構 44…バネ調節機構 45…圧縮コイルスプリング A…仮想水平曲線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座受け体の幅方向中央部に設けられた前
    後方向に延びる凹部内の後部側にL字状の背凭れ支杆の
    水平辺部が配置されると共に、座部の上方であって背凭
    れの前方の所定位置に設定された仮想軸線を中心軸線と
    して背凭れが前方方向に傾動される態様の背凭れ付き椅
    子において、前記水平辺部が座受け体に対し、ピンと弧
    状スリットとによる前後のスライド機構を介して連結さ
    れ、かつ、背凭れを起立方向に付勢する圧縮バネ機構
    と、前記圧縮バネ機構の反発力を調節するバネ調節機構
    とが単一ユニット化されていると共に、圧縮バネ機構及
    びバネ調節機構が着脱可能に座受け体と水平辺部に設け
    られていることを特徴とする背凭れ付き椅子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1057180A (ja) * 1996-08-26 1998-03-03 Okamura Corp 椅子の座席と背凭れの傾動装置
KR100826296B1 (ko) * 2008-01-09 2008-04-30 (주)거성산업 의자의 시트백 틸팅장치
WO2013141237A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 株式会社イトーキ ロッキング椅子

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JP2013198564A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Itoki Corp ロッキング椅子

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