JP2000013628A - 色修正方法およびそれを格納した記録媒体 - Google Patents
色修正方法およびそれを格納した記録媒体Info
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Abstract
定した色修正でき、ユーザによる操作を簡単化し、色再
現性を損わずに、色修正時間を短縮できる。 【解決手段】保存されている画像データを読み出して、
入力装置の色特性と出力装置の色特性を考慮した色変換
用テーブルを参照しながら色補正を行う。色修正ダイア
ログ5が表示されると、デバイスに依存しない色度座標
系を表すカラーマップ51、修正色の選択に用いる等倍
画像表示領域52、サムネイル画像表示領域53、色差
表示領域54、ソースカラー表示領域55、ディスティ
ネーションカラー表示領域56が表示される。モード変
更ボタン57、ファイル開くボタン58、画像に適用す
る適用ボタン59、テーブル修正ボタン60、閉じるた
めのOKボタン61を操作する。
Description
ザの要望する色に簡単な操作で修正することが可能な色
修正方法、特にデジタルプリンティングシステムにおけ
る色合わせに適用可能な色修正方法、およびその方法を
プログラムに変換したものを格納した記録媒体に関す
る。
来は諦められていた大容量画像データのハンドリングが
容易に行われるようになってきた。そのために、高解像
度、高階調画像が扱われることに伴ってフルカラー画像
の入力や出力、および表示の場面で、それぞれの色が異
なっていることがクローズアップされるようになった。
従来より、このような問題を解決するために種々の方法
が提案されてきた。例えば、あるコンピュータシステム
のOS(オペレーティングシステム)で提供するカラー
マッチング機能では、入力装置や出力装置の色特性を記
述した色変換テーブルを用意し、画像データに対して入
力装置の色変換テーブルを用いてデバイスに依存しない
色表現座標系に変換し、そこから出力装置の色変換テー
ブルで出力装置固有の座標系へ変換することにより、デ
バイス間の色特性の違いを吸収して、色の再現を行うも
のがある。また、いわゆるデザイナや印刷業界における
デジタル処理化の結果として、入力装置から入力された
画像を、コンピュータ上で画像データを加工することが
できるアプリケーションソフトを用いて編集を行い、こ
れを出力装置から出力して最終仕上がりの確認を行う作
業が多く行われている。この場合にも、各デバイス間に
おける色特性の違いが問題となっている。この問題を解
決するため、従来は、画像データを扱う人間の経験とカ
ンにたよる色合わせや、その結果をデータベースとして
蓄積して、これを活用する等、人手に頼って行うことが
広く行われている。
変換用係数)を用いて色補正を行う手法としては、前述
したように種々の方法が提案されている。一方、入出力
装置等においては、キャリブレーションが行われてい
る。これは、入力系と出力系を閉じたループと考えて、
予め用意されたチャートを入力装置から読み込んで得ら
れた各パッチのデータを、実際にはこうあるべきである
データと比較して補正用のテーブルを作成したり、ある
いは内蔵テストパターンを出力装置から出力し、その出
力したテストパターンを入力装置で読み込み、これを予
め保持していたデータ値と比較して、その違いを吸収す
るようにテーブルデータを選択し、次回からの画像デー
タの補正に使用するという方法がとられている。同じよ
うにして、カラーチャートを入力装置から読み込む際
に、代表色から数色選択して選択した色が読み込む時の
色データと本来あるべき色データとの違いから、連立方
程式を解いて非線形カラーマスキング係数を算出し、画
像データを得られた係数で補正するという技術もある
(例えば、特開平4−51670号公報参照)。また、
画像データを画素毎に分析して特徴値を抽出し、出力装
置の特性量を用いて指定した色を変化分に変換して、前
述の方法のように、連立方程式を解いてカラーマスキン
グ係数を算出し、画像データを得られた係数で補正する
技術もある(例えば、特開平7−111600号公報参
照)。さらに、より簡単に色を補正し、合わせるために
ユーザの操作を画像の持つ色特性と結びつけて補正量を
求め、使用する補正テーブルまたは補正係数を調整する
方法も提案されている(本出願人が1997.4.2提案)。
法として、デバイス間の色特性の違いを吸収するように
再現する方法があるが、この方法では、大抵の場合ほぼ
満足できるマッチング結果が得られるが、問題は入出力
装置等の色特性が一定でないことが多いことであり、そ
のために理想的な状態における色特性の違いを想定して
いる色変換テーブルで完全に満足できる補正が行えない
ことがあった。例えば、装置の電源を入れたばかりであ
ったり、印字用紙のロットが変わって紙質が微妙に変化
したり、湿度の影響等がある。同じ出力装置でも、モニ
タ等では最もその変化が大きく、装置の配置された部屋
の照明やモニタの調整範囲である輝度やコントラストの
調整状態によって同じ色の表示が全く異なって見えるこ
とがある。少なくとも人間が認識可能な範囲における微
妙な色のずれは、必ず発生するものであって、汎用的な
補正機能を数多く用意しても、完全にカバーし切れるも
のではない。さらには、画像を観察する人間の健康状態
や精神状態にも影響されることが、必理学的にも明らか
にされている。
色合わせを行う時に使用するアプリケーションや専用の
色合わせソフトでは、非常に細かな設定が可能であるこ
とが多い。詳細な設定が可能であることは、色合わせに
熟練した人にとっては非常に利点があるが、あまり色の
知識を持ち合わせていない人にとっては、どの調整項目
を触ったらよいか、どのように調整値を変更したらよい
かが全く分からないことが度々あった。よく分からない
まま調整値を変更してしまうと、その後に調整を際限な
く繰り返しても希望の色に収束できない。そのような場
合、最後には元の色に戻すこともできない等の悲劇的状
況に陥ることもしばしば起っている。一方、入出力装置
のループ内におけるキャリブレーションも一度行うと有
効であり、サービスマンやユーザの手によりしばしば行
われている。一時的には、出荷時の状態に近くなって色
の違いが目立たなくなるが、この効果は持続しない場合
が多く、また工場出荷時のキャリブレーション時の設定
状態に戻るのであって、やはりユーザの環境による見え
の違いは、一義的に設定されているキャリブレーション
機能では吸収できないことが多い。結局、キャリブレー
ションの結果に対してユーザのマニュアル操作により合
わせ込む、という作業が必要になる。しかも、前述のよ
うに変更する方法や値が分からないために、非常に時間
がかかったり、キャリブレーションによりせっかくある
程度色合わせがされていたにもかかわらず、逆に色が合
わなくなってしまい、キャリブレーションのやり直しが
必要になる等の事態が起っていた。
所望の色を指定することにより、希望する色変換用の非
線形カラーマスキング係数を得る技術では、第1の問題
として、カラーチャートを使用してカラーチャート上の
色がどのように変わって欲しいかを入力しなくてはなら
ないため、本来、観察している画像上での修正したい色
がその指定によりどのように色が変わるか分からないた
め、所望の色変換が非常に分かり難い点があることであ
る。また、第2の問題として、希望する色変換は、あく
までも指定した色がモニタ上で合うように変換するよう
な係数を算出してしまうため、本来、入力前のオリジナ
ルと出力した後の出力画像との色合わせ等の結果を得難
い点があることである。すなわち、希望する変換を達成
することはできるが、目的とする再現が行われるとは限
らない。さらに、改良が行われた従来の方法として、画
像データの内容をチェックすることによりカラーチャー
トからの選択を省略し、かつ希望する色の変化分に対し
て出力装置の色特性を考慮する技術も開示されている
が、この技術では入出力装置の特性の補正は相変わらず
考慮されていない。そして、入出力装置の特性の補正を
考慮し、かつユーザの操作から得られる画像毎の特性の
変化を利用して補正テーブルを修正する方法も提案され
ているが、全体としての修正を行うのであって、特定の
色について修正する場合や、修正の影響を一定範囲内に
限定することは、いずれも考慮されていない。
し、色再現性を損わずに、容易な操作で希望する色につ
いての希望する変換を指定し、かつ希望した範囲内に限
定した色修正を行うことができ、しかもユーザによる操
作を簡単にして、分かり易くし、色修正の時間を短縮す
ることが可能な色修正方法およびそれを格納した記録媒
体を提供することにある。
め、本発明の色修正方法では、入力手段から入力された
画像データを記憶手段に保存し、該記憶手段から画像デ
ータを読み出し、出力手段へ出力可能な画像処理システ
ムにおいて、保存されている画像データを読み出して、
入力手段の色特性と、出力手段の色特性を考慮した色変
換用テーブルを参照しながら色補正を行う場合に、GU
I手段によりユーザが希望する色修正を指定し、演算装
置により入力指定された修正量から補正すべき補正量を
求め、画像データではなく色変換用テーブルを該補正量
により修正することを特徴としている。また、上記のよ
うにして修正された色補正テーブルを画像データを補正
するための新たな色補正テーブルとして使用し、画像デ
ータの色を補正することも特徴としている。これによ
り、ユーザは、色の違いを確認することができ、指定し
た色がどのように修正されて欲しいのかを簡単な操作で
指定することが可能になる。また、色の違いを確認する
際に、時間のかかる出力装置による画像の出力を行わな
いでも指定した修正により色がどのように修正されるの
かを簡単な操作で確認することが可能になる。
より詳細に説明する。 (ダイアログと修正量の取得)図1は、本発明の色修正
方法が適用される色修正装置の概略構成図である。この
色修正装置は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)
1と外部装置とからなる。PC1は、画像データを保持
する記憶媒体(HDD)13と、プログラムを実行可能
なオペレーティングシステムを内蔵し、画像データ記憶
媒体(HDD)13から読み出しおよび書き込み、かつ
データに対する演算を行う中央演算処理装置(CPU)
11と、演算に必要なデータを保持する記憶媒体(メモ
リ)12と、外部装置との間で通信およびデータの送受
信可能なインタフェース装置(I/F)14とから構成
される。外部装置は、ディスプレイ装置2、スキャナ3
およびプリンタ4から構成される。色修正のために処理
を行うPC1に接続されるディスプレイ装置2やスキャ
ナ3やプリンタ4等は、勿論、常時接続されている必要
はなく、必要な時や場所において接続利用される。PC
1は、CPU11と色修正を行うためのテーブルデータ
や画像データをテンポラリに読み込んだり、プログラム
が動作する際に使用するメモリ12、画像データや色補
正テーブルデータ等を記憶、保存しておく外部記憶装置
(HDD)13、画像データのための入出力装置を接続
するためのインタフェース装置14を持っており、これ
らはPC1内部で使用する共通バス上に接続されてい
る。
装置であるとともに、本発明をプログラム等で実現した
場合におけるプログラムの動作状態を表示し、図示して
いないが、PC1に接続された指示入力装置であるキー
ボードやポインティングデバイスであるマウス等を使用
して操作者が色修正処理を指示したり操作するためのユ
ーザインタフェース装置の一部としても使用される。ま
た、HDD13には、スキャナ3等で読み込まれた画像
データの他に、色補正を行うためのテーブルデータを記
憶、保存している。色補正テーブルは、各周辺装置の色
に関する特性を記述しており、ディスプレイ装置2、ス
キャナ3、プリンタ4のそれぞれの装置について、少な
くとも1種類以上の特性を記述した補正テーブルを持っ
ている。また、CPU11は、ユーザの操作による指示
によりHDD13に保存されていた画像データを読み出
し、メモリ12に記憶させ、ディスプレイ装置2に表示
したり、同じく保存されている色補正テーブルを読み出
し、メモリ12に記憶させ、そのテーブルデータを利用
して先に表示している画像データを補正演算したり、ユ
ーザによるテーブル修正操作を受け取って、テーブルに
対する修正量を演算し、その結果、得られた修正量を用
いてテーブルデータを順次修正したりする。
グラムの動作中の1画面例を示す図である。ユーザがユ
ーザインタフェース装置14を利用して色修正処理の開
始を指示すると、左上にある色修正ダイアログ5がディ
スプレイ装置2上に表示される。色修正ダイアログ上に
は、デバイスに依存しない色度座標系を表わすカラーマ
ップ51がある。本実施例では、CIE(国際照明委員
会)で勧告されて使用されるL*a*b*表色系を用い
ている。明度を表わすL*が一定であるab平面を投影
した形で表示している。カラーマップはL*a*b*座
標系に限定されるものではなく、用途に応じて別の座標
系を使用することもできる。次に、修正色の選択に用い
る等倍画像表示領域52がある。これは、右隣のサムネ
イル画像表示領域53とともに読み込まれた画像データ
を表示する領域である。さらに、修正操作を行う場合の
修正量の絶対値を表わす修正対象色と修正後色(以後、
それぞれソースカラー、ディスティネーションカラーと
言う)間の色差を表示する色差表示領域54がある。さ
らに、ソースカラーの色と色データを表示するソースカ
ラー表示領域55とディスティネーションカラーの色と
色データを表示するディスティネーションカラー表示領
域56がある。
めのコマンドボタンとしてソースカラーモードとディス
ティネーションカラーモードを切り替える『モード変
更』ボタン57、画像データをファイルから読み込むた
めのファイルオープンダイアログを起動するための『フ
ァイルを開く』ボタン58、オリジナル画像の色や補正
テーブルによる色補正、修正した補正テーブルによる色
補正を表示している画像に適用して色を変えて表示する
ための『適用』ボタン59、表示に使用する修正対象テ
ーブルを選択するドロップダウンリスト62、指定した
修正量や修正範囲から得られた修正関数を使用して実際
に補正テーブルを修正するための修正テーブル指定及び
修正の起動を行うための『テーブル修正』ボタン60、
色修正を終了して色修正ダイアログを閉じるための『O
K』ボタン61がある。
ル画像との関係を示した図である。先ず、『ファイルを
開く』ボタン58によりファイルオープンダイアログが
新たに表示され、ユーザは、PC1内のHDD13に格
納されている画像データファイルを選択する。選択され
た画像データファイルは、ファイルフォーマットを解釈
して、適当な読み込み方法を用いてPC1内部のメモリ
12上に読み込まれて展開される。この場合、ユーザに
とって読み込む画像がどのような画像であるかをできる
限り早く知る必要があることから、全画像を一度に表示
できるサムネイル画像53を表示する。サムネイル画像
53が、画像ファイルフォーマット上に格納されている
場合には、そのサムネイル画像53を使用し、サムネイ
ル画像53を特に持っていない画像ファイルであれば、
全画像を表示可能なサイズまで画像データを間引いて読
み込み、表示する。一方、サムネイル画像53上には、
サムネイル画像53と等倍画像52との関係を適切に表
現するカーソルアイコン70が表示される。
70を中心とする等倍画像52に表示可能な大きさのサ
ムネイル画像53上の領域が等倍サイズで等倍像表示領
域52に表示される。ここで等倍画像と言っているもの
は、ディスプレイ装置2上に表示される物理的な最小単
位である1ピクセルが画像データにおける1画素に1対
1対応するという意味である。勿論、1ピクセル=1画
素に限定されるものではなく、場合によっては1画素が
数ピクセルに対応したり、逆に1ピクセルが数画素に対
応する場合もあり得る。カーソルアイコン70がユーザ
によってドラッグ操作等によってサムネイル画像53上
を移動させられると、それに伴って等倍画像52に表示
される画像領域は変化する。サムネイル画像53はあく
までもディスプレイ装置2の解像度(表示可能なデータ
量)と画像データのデータ量が極端に差がある時に行う
処理であるので、ディスプレイ装置2自身が画像データ
のデータ量に匹敵するだけの解像度を持っていたり、逆
に表示すべき画像データ量が少ない時等では、必ずしも
サムネイル画像を表示する必要はない。
るためのソースカラーやディスティネーションカラーを
選択指定する操作の説明図である。通常、色修正ダイア
ログ5が表示された時、ソースカラー表示領域55が入
力可能な状態(いわゆるアクティブ状態)になってお
り、カラーマップ51上には、座標点を指定するための
適切なカーソルアイコン(十字カーソル)が初期位置に
表示された状態である。ソースカラー表示領域55に表
示された色は、現在のカラーマップ51上に表示された
カーソルが位置する座標値に対応した色である。ポイン
トした時点でその時のモードに対応したマークが表示さ
れる。カラーマップ51上でユーザがドラッグ操作等に
よってマークを移動すると、移動した位置の座標値に対
応する色をソースカラー表示領域55に更新表示され
る。一方、ダイアログ5上に表示されている等倍画像5
2上の点(画素)をユーザが指定すると、指定された位
置には、カラーマップ51と同様に画像上の位置を示す
適切なカーソルアイコンが表示される。
る画像位置の色データ値は、即座にカラーマップ51と
ソースカラー表示領域55に反映されて、それぞれ更新
表示される。また、ソースカラー表示領域55上で色デ
ータを変更すると、逆にカラーマップ51に反映され、
即座に更新された位置にマークが表示されるようになっ
ている。図示した矢印のようにカラーマップ51とソー
スカラー表示領域55は、互いに同期しており、片方が
変更されると、他方も変更された値に対応した位置もし
くは値に変更表示される。そして、等倍画像52上に指
定された色は、他のカラーマップ51やソースカラー5
5等で指定された色には影響されることはなく、一方的
に等倍画像52上で指定された色は、その都度、カラー
マップ51やソースカラー55へ反映されるようにな
る。
れると、モードが変わり、それまでアクティブであった
ソースカラー表示領域55は非アクティブとなり、ユー
ザの操作を受け付けなくなり、また他のカラーマップ5
1や等倍画像52における指定の影響も受けなくなる。
そして、それまで非アクティブであったディスティネー
ション表示領域56がアクティブとなり、それまでソー
スカラー表示領域55が動作していた場合と全く同じよ
うに、ディスティネーション表示領域56と他のカラー
マップ51と等倍画像52の関係が保たれるようにな
る。ここでカラーマップ51は、ソースカラーの場合で
もディスティネーションカラーの場合でも表示内容を特
に変える必要はないけれども、ユーザにとってより使い
易い機能を提供するのであれば、例えばディスティネー
ションカラーを指定する時、カラーマップには、予め指
定されているソースカラーを中心としてより細かな指定
が可能なように座標値を何倍かにして拡大したカラーマ
ップを表示するように変更すればよい。微妙な色の修正
を行う時にユーザに課す負担を軽減することができる。
ョンカラー表示領域の部分を更に分割して示した図であ
る。スライダ72は、元来、3次元空間を表わすカラー
マップを特定の2軸に関して(ここではab平面)のみ
表示することにより2次元表示しているので、残りの座
標軸について表わしている。ここでは、明度軸を表わし
ており、このスライダ72のノブをユーザによるドラッ
グ操作等により移動すると明度(L*)が変化する。色
を表示するブロック73は、指定された色を視覚的に分
かり易くするために指定色で塗りつぶされる。また、カ
ラーマップ51に表示している座標値を数値で表わした
テキスト表示領域75とデバイスに依存した座標値を数
値で表わしたテキスト表示領域74がある。これらは、
相互に反映されるようになっており、どれか1つを変更
すると、即座に対応する色、位置、値に変換され、同期
して変更表示される。勿論、これらの変更は、図5で示
したように他のカラーマップ51に適用されて変更表示
することになる。
る『テーブル修正』ボタンをユーザが押すと、新たに開
かれるテーブル修正用ダイアログを示す図である。ここ
では、現在表示に使用している補正テーブルを表示する
参照テーブルファイル名入力ボックス81と、ファイル
名を指定して修正を施して出力する出力修正テーブルフ
ァイル名入力ボックス82と、それぞれのファイルをH
DD13から選択するためのファイルオープンダイアロ
グを開くための『参照』ボタン83,84と、テーブル
修正操作をキャンセルする『キャンセル』ボタン85
と、それまで操作を全て利用してテーブル修正処理を起
動するための『OK』ボタンとから構成されている。な
お、テーブル修正処理について、具体的な方法は後述す
る。
作を示す図である。ダイアログの構成を示す図2には示
されていないが、複数指定機能を持つ場合には、対象色
の切り替えボタン63が追加される。ソースカラーの表
示領域55、ディスティネーションカラーの表示領域5
6は、仮想的に第2のソースカラー、ディスティネーシ
ョンカラーの表ホ領域90、91が重ね合わされてい
る。実際には、ソースカラー、ディスティネーションカ
ラーのデータを保持するメモリ領域を複数持ち、対象色
の切り替えボタン63が押されると、ウィンドウ上の表
示オブジェクトとの関連付けを切り替えることにより、
表示内容が切り替わる。ソースカラー、ディスティネー
ションカラーのデータ領域には、カラーマップ51上に
表示する十字カーソル位置も持っており、それぞれ10
0,101,110,111,120,121のような
位置に切り替える毎に表示される。同様に、等倍画像5
2上にも表示されることになる。102,103,11
2,113,122,123がそれらである。実施例で
は、3点までのデータを保持して切り替えるようになっ
ているが、勿論、メモリが許す限り指定箇所を増加する
ことも可能である。通常は、3〜5点ほどあれば問題は
ない。また、切り替えボタン63により切り替える構成
で説明したが、これもウィンドウ上のスペースが許すな
らば、同時に表示してもよい。
明図である。以下、修正量と修正範囲の設定方法につい
て説明する。図2で示すように、ソースカラーの指定操
作を行い、モード切り替えボタン57を押してディステ
ィネーションカラーの指定を行う時には、カラーマップ
の表示が変化する。実施例では、ディスティネーション
カラーの修正が微修正であるという前提から、指定され
たソースカラーをカラーマップの中心にして座標軸の単
位を縦横それぞれ2倍にする。これにより、かなり操作
し易くなる。モード切り替えを行った直後には、修正量
は0であるため、ソースカラーとディスティネーション
カラーはカラーマップの中心に重なった状態で表示され
る。通常は、ソースカラーの位置を示すマークの色や形
状とディスティネーションカラーの位置を示すマークの
色や形状は区別がつくように変えて表示される。実際
に、ソースカラーを希望した色に変更すると言う操作
は、拡大表示されたカラーマップ上に表示されているデ
ィスティネーションカラーを示すマークをマウス等のポ
インティングデバイスでドラッグして移動することにな
る。ディスティネーションカラーの位置を変える毎に、
カラーブロック73や直値74、75はリアルタイムで
更新表示される。
ーから移動した状態が図8に示されている。ソースカラ
ー100がカラーマップの中心に表示され、移動したデ
ィスティネーションカラー101とソースカラー100
とを結ぶ直線104が描かれる。これは、ソースカラー
とディスティネーションカラー間の最短距離になり、L
ab座標上における色差△Eを示すことになる(図9参
照)。さらに、この実施例では、ソースカラー100を
中心とし、ディスティネーションカラー101を外縁と
する球形105が描かれる。カラーマップは2次元で表
現しているため、実際に描かれるのは、ab平面に投影
された円になる。この球が、修正範囲を示している。そ
して、直線104の長さと球105の半径は、ダイアロ
グ上のテキストボックス54に表示される。ディスティ
ネーションカラーが修正範囲と一致しているこの状態で
は、両者は同じ値になる。マウスカーソルが表示された
修正範囲105上に来ると、通常はカーソル形状が変化
して修正範囲のドラッグ可能状態であることを示す。こ
の状態でドラッグ操作を行うと、マウスの移動に合わせ
て修正範囲105を移動できるようになる。移動した状
態は、図8の下方の図である。この場合には、修正範囲
106をソースカラー100とディスティネーションカ
ラー101間の色差より大きくした場合になり、テキス
トボックス54には、異なる色差が表示されることにな
る。
かを示す図である。修正の影響が及ぼす範囲である修正
範囲106の指定は、このようにして行われるが、修正
の影響がどの程度及ぼされるのかを、どのように決定す
るかについて述べる。修正量は、修正関数で決定され
る。以下では、修正関数の一例を示す。ソースカラー1
00は、ディスティネーションカラー101に修正する
のであるからソースカラーの位置(色)での修正量は直
線104で表現される色差△Eとなる。修正範囲がディ
スティネーションカラー101と一致している場合に
は、ソースカラーから離れるほどに修正量は−1の傾き
で減少し、最終的にディスティネーションカラーの位
置、つまり修正範囲の外周位置では修正量=0になる。
つまり、この時の修正関数はY=−Xで表現できる。現
実には、修正範囲内と範囲外との不連続をなるべく無く
して、色相の逆転等を防止するために、次のような修正
関数Yを用いている。
るボタンがあり、選択ボタンを押すと複数の修正関数が
表示され、選択できる。『カスタム』を選択すると、修
正形態を指定する時と同様に修正関数を自由に描画する
ことができる。
ユーザが希望する色修正を修正前後色の色度値と修正範
囲の大きさ、修正量を表わす修正関数が得られるので、
これらを利用して入力手段の色特性と出力手段の色特性
を考慮した色変換用テーブルを修正する方法を記述す
る。色補正は、1つまたは複数の色変換用テーブルを順
次参照しながら変換を行って補正する。図10、図11
および図12は、種々な色補正テーブルの参照方法の例
を示す図である。図10では、YMCKで構成される座
標系において、入力色を変換して出力色を得る。入力の
YMCKから次式を計算して参照アドレスを求め、補正
テーブルの先頭からのオフセットアドレスとして参照す
る。
るので、4色分の先頭アドレスを交換して4回参照する
ことによって格納されている出力色を取り出すようにな
っている。図11では、各色の相関はなく、各色とも別
々の参照アドレスとして参照して、出力色を取り出す例
を示している。図12は、複数の補正テーブルを参照す
る例を示している。補正テーブル1,2は、デバイスに
依存しない色座標系を経由する場合であって、入力色を
補正テーブルに入力し、それらを変換して出力色を得
る。得られたLabをさらに補正テーブル2に入力し、
それらを変換してRGBの出力色を得る。これらの出力
色はモニタに表示される。
は、元画像をプリンタで出力した時の色とみなして修正
をかけるため、元画像の色データは修正対象となる補正
テーブルを参照して、デバイス非依存の座標系またはプ
リンタの色再現座標系へ直接変換される。デバイス非依
存の座標系値とプリンタの色再現座標系値は、プリンタ
の特性を記述した色補正テーブルを利用して相互に変換
できるため、カラーマップや直値表示に使用する。更
に、使用しているモニタの色特性を記述した色補正テー
ブルを参照してブロック表示する色に変換する。これら
は、異なる座標系空間の色として表現されているが、同
一の色を表わしている。ここで、修正対象であるテーブ
ルデータをアドレス順にサーチする。この時、テーブル
が元画像の色座標系からプリンタの色再現座標系へ直接
変換するテーブルであれば、テーブルを参照した結果が
プリンタで出力する色であるので、デバイス非依存の座
標系への変換等を行って修正範囲内か否かをチェックす
る。修正範囲内でなければ、修正を行わなくてもよいの
で、次のテーブルデータのチェックを行う。
修正関数を参照して修正量と修正方向を得る。このよう
にして得られた修正後色を再度プリンタの色再現座標系
に戻し、修正テーブルの位置に置き換え格納する。修正
対象テーブルがデバイス非依存の座標系に変換するテー
ブルであれば、そのまま修正範囲内か否かのチェックを
行える。修正後色もデバイス非依存の座標系値であるた
め、そのまま置き換えて格納する。実施例では、カラー
マップの表現や色差をデバイス非依存の座標系をもとに
考えていたため、上記の手順になるが、これをプリンタ
の色再現座標系で行うのであれば、逆のやり方となる。
プリンタ出力色であれば、直接修正範囲のチェックを行
い、修正後の色をそのまま格納する。デバイス非依存の
座標系に変換するテーブルの場合には、一度、プリンタ
の特性を記述する色補正テーブルを参照してプリンタ出
力色に変換した後、修正範囲のチェックと修正量を得て
再度デバイス非依存の座標系値に戻して元のテーブル位
置に置き換え格納することになるので、考え方は全く同
じでよい。
52やサムネイル画像53は、ユーザが修正したい色を
モニタ上に再現している。テーブル修正方法で述べたブ
ロック表示色と同様の方法で元画像を表示する。元画像
の色座標系値は、修正対象補正テーブルのみを参照して
デバイス非依存の座標系値に変換するか、もしくは修正
対象補正テーブルでプリンタ色再現座標系の色に変換し
てから、プリンタの色特性を記述した色補正テーブルを
使用してデバイス非依存の座標系値に変換して、次に、
モニタの色特性を記述する色補正テーブルを参照してモ
ニタ表示色に変換して表示する。このようにすること
で、モニタに元画像の色を再現できるとともに、修正対
象色を必ず変換の一部に使用しているので、修正操作に
より修正された結果を反映させながらモニタ上に表示で
き、修正の状態を確認しながら修正操作をフィードバッ
クすることが可能になる。
本発明をプログラムで実施した場合の具体的な処理の流
れをフローチャートで説明する。図13は、プログラム
を起動してからユーザの操作待ちを行うアイドル状態に
なるまでを示すフローチャートである。先ずプログラム
を実行する上で必要な処理を行う。例えば、使用データ
の読み込み、データの初期化、設定状態の回復等である
(ステップ131)。次に、ユーザI/Fを構築する
(ステップ132)。これにより、ユーザが操作するた
めに必要な画面を表示する。その後は、入力判定処理を
行って、何も入力がなければ画面表示に戻る(ステップ
133)。特に、表示に変更がなければ、表示処理も行
わず、ステップ132〜133をループしてアイドル状
態となる。何か入力があれば(ステップ133)、イベ
ント処理サブルーチンの処理を行って、また画面表示に
戻る(ステップ134)。
チンの内容を記述したフローチャートである。ここで
は、ユーザによる操作の解析を行って操作に適応した処
理に分岐する。すなわち、ファイルの読み込みであるか
(ステップ141)、モード変更であるか(ステップ1
42)、マウスポイントであるか(ステップ143)、
色度値の入力であるか(ステップ144)、修正色の切
り替えであるか(ステップ145)、修正方法の選択で
あるか(ステップ146)、テーブル修正であるか(ス
テップ147)、表示用テーブルの選択であるか(ステ
ップ148)、適用であるか(ステップ149)、処理
の終了であるか(ステップ150)、を判定して、それ
らのサブルーチンに分岐する。
求した場合の処理フローチャートである。ユーザがプロ
グラムの終了を要求した場合には、図14のステップ1
50で分岐してくる。一般的な終了処理を行う。設定状
態の保存やテンポラリで保持していたデータの出力であ
るとか、使用メモリの解放等である。図16は、ユーザ
がコマンドボタンを押した場合のフローチャートであ
る。ユーザがコマンドボタン58を押した場合で、ステ
ップ141のファイル読み込みのとき、分岐してくる。
表示させたい画像ファイルを選択するためのファイルオ
ープンダイアログを表示し(ステップ161)、ユーザ
によりHDD13内のフォルダにある画像ファイルが選
択されると、ファイルの読み込みを行って(ステップ1
62)、メインダイアログ5の画像表示領域にサムネイ
ル、等倍画像を表示する(ステップ163)。図17
は、ユーザがコマンドボタンを押した場合のフローチャ
ートである。ユーザがコマンドボタン57を押した場合
で、図14のステップ142(モード変更)から分岐し
てくる。モードは、修正前色(ソースカラー)モードと
修正後色(ディスティネーションカラー)モードの2つ
があり、トグルで変更される。そのため、直前のモード
が修正前色モードであれば、ソースカラー表示領域55
を非アクティブにして入力禁止にし、ディスティネーシ
ョンカラー領域56をアクティブにして、入力可能にす
る(ステップ171)。また、直前のモードが修正後色
モードであれば、ディスティネーションカラー領域56
を非アクティブにソースカラー領域55をアクティブに
して入力可能にする(ステップ172)。また、修正後
色モードに切り替えたのであれば、カラーマップの表示
倍率を上げ、修正範囲を表示する(ステップ173)。
そして、現在表示されている色を切り替える(ステップ
174)。
マウスによるポイント操作を行った場合のフローチャー
トである。ユーザがメインダイアログ上でポインティン
グデバイスによるポイント操作を行うと、図14のステ
ップ143から分岐してくる。ここでは、マウスによる
操作の解析を行っている。処理とは無関係な箇所でマウ
ス操作が行われたときには、何も行わないでステップ1
32に戻る。図19は、カラーマップ領域内でマウスが
押された場合のフローチャートである。カラーマップ5
1領域内でマウスが押された場合で、図18のステップ
181から分岐してくる。もし、マップ上に表示されて
いる修正範囲105上で押された場合には、ドラッギン
グ処理に移る(ステップ191)。次に、ポイントされ
た位置がカラーマップ内ではあるが、再現しようとして
いるプリンタの色再現領域外の色を指した場合には、
『色再現域外の色が選択されました。その色の修正、ま
たはその色への修正はできません。』と言う内容の警告
ダイアログを表示し、再入力を促す(ステップ19
2)。次に、ポイントされた点に現在のモードに対応し
たマークを表示し(ステップ193)、この時の修正
色、モードで色度値表示領域に表示する(ステップ19
4)。更に、その色度値でカラーブロック73をペイン
トして表示する(ステップ195)。そして、直前に等
倍画像上で選択をしていた場合には、選択位置を表示す
るマークは無効になるので、消去する(ステップ19
6)。
れた場合のフローチャートである。等倍画像52領域内
でマウスが押された場合で、図18のステップ182か
ら分岐してくる。先ず、等倍画像上にこの時の修正色、
モードに対応したマークを表示し(ステップ201)、
修正色、モードに合わせて色度値を更新する(ステップ
202)。更に、カラーブロック73をペイントし(ス
テップ203)、明度が変化していれば、スライダ位置
も更新する(ステップ204)。そして、カラーマップ
51を再描画して(ステップ205)、新しい選択位置
にマークを表示する(ステップ206)。図21は、サ
ムネイル画像内でポイントされた場合のフローチャート
である。サムネイル画像53内でポイントされた場合
で、図18のステップ183から分岐してくる。カーソ
ル70を移動した後、マークを表示する(ステップ21
1)。そして、その位置に合わせて等倍画像52の表示
位置を更新する(ステップ212)。図22は、カラー
表示領域内にあるスライダをドラッグ移動した場合のフ
ローチャートである。カラー表示領域55,56内にあ
るスライダ72をドラッグ移動した場合で、図18のス
テップ184から分岐してくる。図19の場合と同様に
明度を変更することにより、色再現範囲外に出た場合に
は警告ダイアログを表示する(ステップ221)。次
に、修正色、モードに合わせて色度値を更新する(ステ
ップ222)。また、カラーブロックもペイントし直す
(ステップ223)。明度が変更になるので、カラーマ
ップ51を再描画し(ステップ224)、マークを付け
直す(ステップ225)。等倍画像上のマークは、画像
からの選択が無効になるので、消去する(ステップ22
6)。
場合のフローチャートである。ユーザが直接色度値を入
力した場合で、図14のステップ144から分岐してく
る。これもデバイス非依存の色度値を入力すると、プリ
ンタの色再現領外の色を指定する場合があるので、再現
領外の場合には、警告ダイアログを表示する(ステップ
231)。その後は、図20と同様の処理、すなわち、
色度値でブロックを表示し(ステップ232)、スライ
ダ位置を更新し(ステップ233)、カラーマップを再
描画し(ステップ234)、カラーマップ上にマークを
表示して(ステップ236)、等倍画像のマークを消去
する(ステップ236)。図24は、ユーザが修正色を
切り替えた場合のフローチャートである。ユーザが修正
色を切り替えた場合で図14のステップ145から分岐
してくる。現在表示している修正前後色のデータをメモ
リ上の領域に退避する(ステップ241)。そして、そ
れまで退避させていた別の修正色データをメモリ上の別
の領域から読み出し(ステップ242)、修正色の直値
表示、カラーブロックのペイント、カラーマップ、等倍
画像上のマークを復帰させて表示する(ステップ243
〜246)。
タンが押された場合のフローチャートである。ユーザに
よる修正方法の選択ボタン(図示省略)が押された場合
で、図14のステップ146から分岐してくる。メモリ
には、予め複数の修正関数と修正範囲形状を保持してお
り、両者の一覧を表示する(ステップ251,25
2)。メモリ上の領域には、ユーザカスタマイズ用にも
確保されており、以前作成した修正関数、修正範囲形態
を設定ファイル等に保存してあり、起動時に読み込んで
いる。これらも一覧に表示する(ステップ253)。こ
の中からユーザは使用したい関数や範囲形状を選択す
る。また、ユーザカスタム用に関数の形状や範囲の形状
をエディットするための別ドロープログラムが呼び出さ
れて作成することが可能である。選択操作が終了する
と、それまで表示していた範囲形状が更新され、使用修
正関数も更新され(ステップ254)、テーブル修正時
に使用される。図26は、テーブル修正ボタンを押した
場合のフローチャートである。テーブル修正ボタン60
を押した場合で図14のステップ147から分岐してく
る。図6のテーブル修正用ダイアログを開き(ステップ
261)、修正に参照するテーブルと修正を施すテーブ
ルファイルの入力を受け付ける(ステップ262,26
3)。ダイアログ上のOKボタンが押されることによ
り、修正処理が起動され、それまでのユーザの入力によ
り受け付けたソースカラー、ディスティネーションカラ
ー、修正範囲、修正関数に関する複数の組のデータを利
用してテーブル修正を行う(ステップ264)。
示される修正対象テーブル等の選択を行った場合のフロ
ーチャートである。コンボボックス62に表示される修
正対象テーブル、修正利用テーブル、元補正テーブルの
選択を行った場合で、図14のステップ148から分岐
してくる。修正対象テーブルは、現在修正を行っている
テーブルを意味する。修正利用テーブルは、これまでに
修正を行ったテーブル履歴である。元補正テーブルは、
修正を行う前のテーブルを指す。これらは、リスト表示
され、ユーザにより選択が行われる(ステップ27
1)。ユーザが選択したテーブルファイルで、内部に登
録利用されているテーブルを置き換え更新する(ステッ
プ272)。選択されたテーブルが新たな修正対象テー
ブルとなり、適用時の表示に利用されるようになる。図
28は、適用ボタンを押した場合のフローチャートであ
る。図2に示す適用ボタン59を押した場合で、図14
のステップ149から分岐してくる。前述のテーブル選
択において選択されたテーブルを利用して、元画像デー
タをモニタ表示データに変換する(ステップ281)。
適用ボタン59を押す前にテーブル修正が行われている
と、自動的に修正時に選択した出力修正テーブルが選択
された状態になっているため、適用によりモニタ上で修
正状態の確認ができる。修正後にコンボボックスでのテ
ーブル選択を行うと、出力テーブルではなく新たにユー
ザが選択したテーブルが利用されてモニタ表示される
(ステップ282)。
のフローチャートである。修正範囲の変更が行われた場
合で、図19のステップ191から分岐してくる。修正
範囲を示すラバーバンドを変形し、新しい位置、新しい
範囲で再表示を行う。フローには示していないが、図1
8のステップ182で等倍画像上で範囲指定がされた場
合に、範囲指定した内部に存在する色データをカウント
し、その色のデータ全てまたはその一部を利用して色修
正範囲とすることができる(ステップ291,29
2)。この場合には、カラーマップとは関係なく、範囲
指定がされるので、マップ上には描画表示はできない。
その場合でも、テーブル修正を行う際に範囲内かまたは
範囲外かの判定を配列に格納した範囲データと複数回比
較するだけで良いため、プログラム自体に大きな変更を
要することはない。なお、テーブルを修正する際に、範
囲外と判定された場合には、警告音を鳴動させることも
できる。
範囲は、必ず球形でなくてはならないことはなく、予め
球形、楕円体、立方体、三角錐、四角錐、等の基本形状
を用意しておき、ユーザに選択させることができる。ま
た、画像上で円や方形または不定形で領域指定し、三次
関数の他に四次関数を使用したり、ドローソフトのよう
な別ユーザI/Fを用意して、ユーザカスタマイズの関
数曲線を描かせて設定させることも可能である。
ャートをプログラムに変換して、それらのプログラムを
CD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格
納することにより、その記録媒体を任意の場所に運搬
し、そこに設置されたCPUでプログラムを実行すれ
ば、どこででも本発明を実現することができる。
(1)ユーザは色の違いを確認でき、指定した色がどの
ように修正されて欲しいのかを簡単な操作で指定するこ
とができる。(2)また、ユーザは色の違いを確認する
際に、時間のかかる出力装置による画像の出力を行わず
に、指定した修正により色がどのように修正されるのか
を簡単な操作で確認することができる。(3)また、感
覚的に理解し易く操作も簡単な指定方法であり、直接入
力も可能であるため、初心者から熟練者までの幅広いユ
ーザに対応することができる。(4)また、複数の入力
方法を同時に使用することが可能になるので、複数の表
現方法による修正量の表示によりユーザは自分の行った
操作を理解し易くなる。(5)また、数字だけによる指
定ではなく、修正範囲や修正量を視覚的に理解し易くな
る。(6)また、画像により、または使用するユーザに
より、修正のかかる度合いを加減できるため、多くの画
像やユーザに対応可能になる。(7)また、厳密な修正
の対象色としての選択を行わなくてもよいため、操作が
し易くなる。(8)また、画像に依存した修正や修正の
及ぼす範囲を任意に自由度高く指定することが可能にな
る。(9)また、画像上の複数位置の色を同時に修正し
たり、非常に小さい修正量を繰り返し加えることによ
り、微妙な修正を行うことが可能となる。(10)さら
に、種々のプラットフォーム上で色修正が可能になる。
ある。
との関係を示す図である。
ィスティネーションカラーを選択指定する操作を示す説
明図である。
ンカラー表示領域を分割して示した図である。
かれるテーブル修正用ダイアログを示す図である。
である。
す図である。
法を示す図である。
状態までのフローチャートである。
示すフローチャートである。
フローチャートである。
ーチャートである。
フローチャートである。
を行った場合のフローチャートである。
のフローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
移動した場合のフローチャートである。
チャートである。
ャートである。
た場合のフローチャートである。
ャートである。
ル等の選択を行った場合のフローチャートである。
ある。
ートである。
ナ、4…プリンタ、11…CPU、12…メモリ、13
…HDD、14…I/F装置、5…色修正ダイアログ、
51…カラーマップ、52…等倍画像、53…サムネイ
ル画像、54…明度変更スライダ、55…明度変更スラ
イダ、56…ディスティネーションカラー表示領域、5
7…モード変更ボタン、58…ファイルを描くボタン、
59…適用ボタン、60…テーブル修正ボタン、 61
…OKボタン、62…ドロップダウンリスト、70…カ
ーソルアイコン、 72…スライダ、73…ブロック、
74…テキスト表示領域、75…テキスト表示領域、8
…テーブル修正用ダイアログ、81…参照テーブルファ
イル名入力ボックス、63…対象色切り替えボタン、8
2…出力修正テーブルファイル名入力ボックス、83,
84…参照ボタン、85…キャンセルボタン、86…O
Kボタン、100…ソースカラー、101…ディスティ
ネーションカラー。
Claims (10)
- 【請求項1】 入力された画像データを記憶手段に保存
した後、該記憶手段から読み出した画像データに対し、
入力手段の色特性と出力手段の色特性を考慮した色変換
用テーブルを参照しながら色補正を行う画像色補正シス
テムにおいて、 該画像データに対して、ユーザが希望する色との違いを
確認し、 修正前の色と修正後の色、および修正が及ぼす範囲を指
定する修正操作を加えることにより、補正に必要な補正
量を求め、 該補正量により上記色変換用テーブルを修正することを
特徴とする色修正方法。 - 【請求項2】 前記ユーザが希望する色との違いを確認
する方法として、修正前の色補正テーブルを参照するこ
とにより得られる元画像と、該修正を施したことにより
得られる修正後色補正テーブルとを参照することにより
得られる補正画像とを、同時にまたは交互に画像表示手
段に表示することを特徴とする請求項1に記載の色修正
方法。 - 【請求項3】 前記修正前の色および修正後の色を指定
する方法として、表示手段に表示された画像上から選択
する方法、該表示手段に表示されたデバイスに依存しな
い色座標系を表わすカラーマップ上から選択する方法、
および色を表現する色度値を直接入力して指定する方
法、のうち少なくとも1つを備えたことを特徴とする請
求項1に記載の色修正方法。 - 【請求項4】 前記修正前の色および修正後の色を指定
する方法において、該指定方法を複数備えた場合には、
いずれか1つの方法を使用して指定した際に、他の指定
方法による指定色の表示も同期して変更表示することを
特徴とする請求項3に記載の色修正方法。 - 【請求項5】 前記修正が及ぼす範囲を指定する方法と
して、デバイスに依存しない色座標系を表わすカラーマ
ップ上に表示された修正範囲を移動、変形して指定する
ことを特徴とする請求項1に記載の色修正方法。 - 【請求項6】 前記修正に必要な補正量を求めるための
修正関数を、任意に指定または選択することを特徴とす
る請求項1に記載の色修正方法。 - 【請求項7】 前記修正前の色および修正後の色を指定
する場合に、表示手段に表示された画像または前記カラ
ーマップ上の特定の領域を指定し、該領域の色を特徴付
ける色を抽出することにより、修正前の色または修正後
の色として指定することを特徴とする請求項1に記載の
色修正方法。 - 【請求項8】 前記修正が及ぼす範囲を指定する方法と
して、表示手段に表示された画像または前記カラーマッ
プ上の特定の領域を指定し、指定された色の一部または
全てを修正範囲とみなして修正することを特徴とする請
求項1に記載の色修正方法。 - 【請求項9】 前記修正により得られる修正量を、同一
の色補正テーブルに対して繰り返し、または同時に複数
の修正量を加えることを特徴とする請求項1に記載の色
修正方法。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のうちのいずれかに
記載の色修正方法をプログラムに変換し、変換された該
プログラムを格納することを特徴とする記録媒体。
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