JP2000012390A - 電気化学素子及びその製造方法と製造装置 - Google Patents

電気化学素子及びその製造方法と製造装置

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JP2000012390A JP10191070A JP19107098A JP2000012390A JP 2000012390 A JP2000012390 A JP 2000012390A JP 10191070 A JP10191070 A JP 10191070A JP 19107098 A JP19107098 A JP 19107098A JP 2000012390 A JP2000012390 A JP 2000012390A
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由浩 穂積
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    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位体積あたりの容量が大きい円筒型の電気
化学素子を提供すること、及びそのような電気化学素子
を生産効率良く製造する方法を提供する。 【解決手段】 円筒形に卷回された、集電体31aと該
集電体の表面に形成された電極層31bを含んで構成さ
れた第1の電極体31と、円筒形に卷回された、集電体
32aと該集電体の表面に形成された電極層32bを含
んで構成された第2の電極体32と、第1と第2の電極
体31、32を電気的に分離するセパレータ33、34
とを備え、第1と第2の電極体31、32は、それぞ
れ、集電体の一部から形成されたリード部31c、32
cを有する円筒型電気化学素子。第1と第2の電極体
は、それぞれ、集電体の一部から形成されたリード部を
有するので、リード部を別体で用意したリードを溶接や
パンチングで取り付ける必要がなく、リードを取り付け
るために集電体に余分な幅を設ける必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気化学素子及び
その製造方法に関し、特に円筒型の電気化学素子及びそ
の製造方法と製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3、図4に示すように、大容量、高出
力の電源用円筒型の電池やコンデンサ等のセルとして、
金属集電体131a、132aの片面に電極層131
b、132bを形成してなる一対の電極体131、13
2を、セパレータ133、134を介して巻回し、有底
円筒型の容器142に収容し、負極端子139と正極端
子140とを有する蓋体141により密閉してなる円筒
型の構造が知られている。
【0003】前記セルを大電流放電を必要とする用途に
使用する場合、通常、電極体131、132の抵抗を小
さくするために電極体131、132からは複数のリー
ド131c、132cが取り出され、端子139、14
0に取り付けられている。
【0004】従来、電極体131、132に上記複数の
リード131c、132cを取り付ける方法としては、
図3(b)に示すように、帯状の集電体131a、13
2aの長手方向の一辺に沿った幅W1の帯状部を残して
電極層131b、132bを形成し、一対の電極体13
1、132をセパレータ133、134を介して巻回す
るときに、前記帯状部の所定の位置にリード131c、
132cを溶接やパンチング131d等により取り付け
ながら巻回する。なお、図3(b)では電極体132は
図示を省略してある。リード131c、132cの取り
付けには図3(a)に示すリード接合部101、102
が用いられる。
【0005】あらかじめ集電体131a、132aにリ
ード131c、132cを取り付けておくと、巻回した
ときにリード部の位置が予定位置とずれて、負極端子1
39と正極端子140とを同じ底面にとりつけるときは
正極リードと負極リードとが重なる可能性があるため、
上記のように取り付けながら卷回する方法が採用されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の方
法では、リードを取り付けるために電極層の形成されな
い帯状部が必要とされているが、その帯状部は電気化学
素子の反応等には関与しない。しかも、その帯状部はリ
ードが強固に取り付けられるためにある程度の幅W1を
必要とする。したがって、そのような帯状部の存在によ
り電気化学素子の単位体積あたりの容量が損なわれると
いう問題があった。
【0007】また、自動巻き取り機により電極体を巻回
して上記円筒型の電気化学素子を量産する場合、溶接や
パンチング等によりリード131cを取り付ける際に自
動巻き取り機を停止して行う必要があるため、生産効率
が悪いという間題があった。
【0008】そこで本発明は、単位体積あたりの容量が
大きい円筒型の電気二重層キャパシタ等の電気化学素子
を提供すること、及びそのような電気化学素子を生産効
率良く製造する方法とそのような製造装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による円筒型電気化学素子は、
図2に示すように、円筒形に卷回された、集電体31a
と該集電体の表面に形成された電極層31bを含んで構
成された第1の電極体31と;円筒形に卷回された、集
電体32aと該集電体の表面に形成された電極層32b
を含んで構成された第2の電極体32と;第1と第2の
電極体31、32を電気的に分離するセパレータ33、
34とを備え;第1と第2の電極体31、32は、それ
ぞれ、集電体の一部から形成されたリード部31c、3
2cを有する。
【0010】このように構成すると、第1と第2の電極
体は、それぞれ、集電体の一部から形成されたリード部
を有するので、別体で用意したリードを溶接やパンチン
グで取り付けてリード部を作る必要がなく、リードを取
り付けるために集電体に余分な幅を設ける必要がない。
また、集電体とリード部が一体的に加工されるので、製
造効率が高い。
【0011】上記目的を達成するために、請求項2に係
る発明による円筒型電気化学素子11の製造方法は、帯
状の集電体31aの少なくとも片面に該帯状の長手方向
の一辺に沿った帯状部W2を残して電極層31bが形成
された帯状の第1の集電体31aを卷回する工程と;第
1の集電体31aを卷回する際に、帯状の集電体32a
の少なくとも片面に該帯状の長手方向の一辺に沿った帯
状部W2を残して電極層32bが形成された帯状の第2
の集電体32aを、前記第1の集電体31aに重ねて、
卷回する工程と;第1と第2の集電体31a、32aを
電気的に分離するセパレータ33、34を、前記第1と
第2の集電体に重ねて、卷回する工程と;第1と第2の
集電体31a、32aの前記残された帯状部を、それぞ
れ、複数のリード部31c、32cを所定の間隔L1で
残して切断する工程とを備える。
【0012】このように構成すると、第1と第2の集電
体の前記残された帯状部を、それぞれ、複数のリード部
を所定の間隔L1で残して切断するので、別体で用意し
たリードを溶接やパンチングで取り付けてリード部を作
る必要がなく、リードを取り付けるために集電体に余分
な幅を設ける必要がない。
【0013】さらに、請求項3に記載のように、請求項
2に記載の円筒型電気化学素子の製造方法では、所定の
間隔L1は、第1と第2の集電体31、32のそれぞれ
において、卷回後にそれぞれの複数のリード部31c、
32cの集合体35、36が所定の巻き位相内に納まる
ように定められ、かつ第1と第2の複数のリード部の集
合体35、36は、互いに重ならないように前記切断を
する位置が定められる。
【0014】また、請求項4に記載のように、請求項2
または請求項3に記載の円筒型電気化学素子の製造方法
においては、所定の間隔L1は、集電体31a、32a
と電極層31b、32bとを含んで構成された電極体3
1、32の卷回された卷回素子11の径を検出し、演算
して定められるようにしてもよい。
【0015】この方法では、所定の間隔L1を卷回素子
11の径を検出し、演算して定めるので、集合体35、
36を納める所定の巻き位相を非常に狭くすることが可
能である。
【0016】上記目的を達成するために、請求項5に係
る発明による円筒型電気化学素子製造装置20は、帯状
の電極体31(32)を繰り出す電極体繰出部12a
(13a)と;電極体31(32)を電気的に分離する
帯状のセパレータ33(34)を繰り出すセパレータ繰
出部14a(15a)と;繰り出された電極体31(3
2)と繰り出されたセパレータ33(34)を重ねて卷
回する卷回素子回転部11aと;電極体繰出部12a
(13a)と卷回素子回転部11aとの間に配列され、
電極体31(32)にリード部31c(32c)を切断
形成するリード形成部21(22)とを備える。
【0017】このように構成すると、電極体にリード部
を切断形成するリード形成部を備えるので、別体のリー
ドを溶接やパンチングで取り付ける必要がなく、生産効
率が高くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号あるいは類似
符号を付し、重複した説明は省略する。以下の実施の形
態では、主として電気化学素子のなかでも電気二重層キ
ヤパシタの場合を例にとって説明する。
【0019】図1(a)は、本発明による実施の形態で
ある円筒型電気化学素子としての電気二重層キャパシタ
の製造方法を実施するための製造装置の模式図であり、
卷回素子11の中心軸線の方向から見た概略側面図であ
る。図中、組立中の卷回素子11は、第1の電極体コイ
ル12から繰り出される第1の電極体31と、第2の電
極体コイル13から繰り出される第2の電極体32と、
第1のセパレータコイル14から繰り出されるセパレー
タ33と、第2のセパレータコイル15から繰り出され
るセパレータ34とを重ねて卷回され形成される。
【0020】電極体31は、図1(b)に示すように、
帯状の金属集電体31aと、金属集電体31aの両面に
形成された電極層31bとを含んで構成されている。電
極層31bは、幅W2の帯状部を残して金属集電体31
aの面に形成されている。金属集電体31aと両面に形
成された電極層31bとを合わせた、電極体の厚さをt
とする。
【0021】第1の電極体としての電極体31と第2の
電極体としての電極体32とは、それぞれ第1の電極層
としての電極層31bと第2の電極層としての電極層3
2bがセパレータ33を介して、即ちセパレータ33を
間に挟んでほぼ完全に重なるように卷回される。またセ
パレータ34は、卷回されようとしている電極体32
と、既に卷回されて形成された卷回素子11の外面に露
出した電極体31との間に挟まれて、両電極体を電気的
に分離している。
【0022】図1(a)に示す実施の形態では、電極体
31を巻いた電極体コイル12を保持し電極体31を繰
り出す電極体繰出部12aと電極体31を卷回して卷回
素子11とする卷回素子回転部11aとの間にはプーリ
ー16が、電極体32を巻いた電極体コイル13を保持
し電極体32を繰り出す電極体繰出部13aと電極体3
1と共に電極体32を卷回する卷回素子回転部11aと
の間にはプーリー17が、セパレータ34を巻いたセパ
レータコイル15を保持してセパレータ34を繰り出す
セパレータ繰出部15aと電極体31、32と共にセパ
レータ34を卷回する卷回素子回転部11aとの間には
プーリー18が配置され、卷回素子11への電極体3
1、32とセパレータ33、34の供給がスムーズに行
われるように、また後述のリード形成部の設置スペース
を与えるように構成されている。
【0023】この実施の形態では、セパレータ33を巻
いたセパレータコイル14を保持してセパレータ33を
繰り出すセパレータ繰出部14aと電極体31、32、
セパレータ34と共にセパレータ33を卷回する卷回素
子回転部11aとの間にはプーリーは配置されていない
が、必要に応じて配置してもよい。
【0024】次に、図1(b)を参照して、リード部3
1cの形成方法を説明する。本図では、電極体32及び
セパレータ33、34は図示が省略されている。
【0025】図中、リード形成部21は鋭い刃物を含ん
で構成されており、その刃物で薄い金属箔で形成された
集電体31aを切断する。その刃物は、刃物に機械的に
接続されたカッタ駆動装置38によって、リード部31
cが所定の形状で所定の位置に形成されるように駆動さ
れる。カッタ駆動装置38は、刃物を駆動する機構の他
に、リード部31cの所定の形状、位置を定める制御装
置を含んで構成されている。
【0026】一方、卷回素子11の径(直径あるいは半
径r)を検出する卷回素子径測定器37が、卷回素子回
転部としての卷回素子回転駆動装置(回転中心軸AXの
み図示)の近傍に設置されている。卷回素子径測定器3
7は、検出した径の情報を含んだ信号をカッタ駆動装置
38に向けて発信する。カッタ駆動装置38内の制御装
置は、その信号を受信して、制御装置中の演算部で切断
位置を演算し、その演算結果に従って刃物の駆動位置を
制御する。
【0027】リード形成部21の刃物は、卷回素子中心
軸線でもある卷回素子回転駆動装置11aの回転中心軸
AXからL2の距離をもって位置決めされている。ま
た、リード部31c同士の間隔をL1とする。距離L2
は、通常は不変であるが、間隔L1は、可変である。ま
た、リード部31cの長手方向に沿った幅をL3とす
る。このようなリード部31cは、電極体31が卷回さ
れるにつれて、卷回素子11において、所定のリード巻
き幅(卷回素子のある径rにおいて幅L4とする)内
に、リード部集合体35を形成する。
【0028】リード部集合体35が、卷回素子11にお
いて所定のリード巻き幅L4内に納まるようにするため
には、例えば次のようにする。
【0029】まず、リード形成部21の刃物の、卷回素
子中心軸線AXからの距離L2は構造が許容する限り小
さくするのが好ましく、そのような一定値に設定する。
【0030】次に第m番目のリード部31cと第m+1
番目のリード部31cとの距離L1をLm とする(mは
正の整数)。ここで、1つのリード部31cがカバーで
きる集電体31aの長さの上限をL0とすれば、Lm
L0とすべきである。
【0031】ここで、隣り合うリード部間の距離は長い
ほど卷回素子の抵抗が大きくなり、電気二重層キャパシ
タの抵抗が大きくなるので、用途によるキャパシタの抵
抗の許容範囲によりL0の値は決定される。
【0032】一方、第m番目のリード部31cが卷回素
子径測定器37の測定点、図1(b)では電極体31が
卷回素子11に巻き込まれようとする点を測定点とし
て、その点における卷回素子の半径をrm 、同じく第m
+1番目のリード部31cがその測定点に到ったときに
卷回素子の半径がrm+1 になるとすれば、その間の平均
半径Rm は、Rm =(rm +rm+1 )/2となる。
【0033】また、第m番目のリード部31cと第m+
1番目のリード部31cとが重なるまでに卷回素子回転
部11aが回転すべき回転回数をn回転とすれば、Lm
=2πRm nとなり、両者が重なるのであるからnは整
数でなければならない。したがってnは、2πRm n≦
L0を充足する範囲の整数として定めればよい。一般に
は、この範囲でできるだけ大きな値となるようにする。
実際には、rm+1 はLm =L0として仮に定め、前述の
ようにして定めた整数nに対する半径rm+1 で再計算
し、nを補正すればさらに正確にリード部集合体35を
所定のリード巻き幅L4内に納まるようにできる。
【0034】以下、実例で説明する。L0=200m
m、Rm =5mmとすれば、L0/(2πRm )=6.
4となる。したがって、n=6と定めればよい。このと
きLm=188≦L0=200である。さらに卷回が進
み、Rm =8mmになったとすれば、同様な計算からn
=3となり、このときLm =151≦L0=200であ
る。典型的には集電体31aの厚さは40〜50μmの
アルミニウム等の箔であり、電極層31bの厚さを含め
た電極体31の厚さtは数百μmとかなり薄い。したが
って、一般には上記のようにL0を用いて計算したnを
補正して再計算する必要はない。
【0035】以上のような計算方法を採用すれば、リー
ド形成部21を使用せずに、予め電極体31にリード部
31cを形成して電極体コイルを作成することもでき
る。この場合、製造装置は簡易となる。しかし、電極層
の厚さがばらつくことがあるので、リード巻き幅L4を
できるだけ狭くするには、リード形成部を有する装置を
使用することが好ましい。
【0036】別の実施の形態では、Lm を求めるのにR
m を用いた計算をせずに、卷回素子の半径rを測定器3
7によりリアルタイムに測定し、その測定値を用いて演
算し、nが整数になるようにLm を定めてもよい。
【0037】さらにこのようにして定めたn回転に近く
なったところ、例えば第m番目のリード部31cを切り
出したところから(n−0.5)回転で、その時点での
卷回素子11上のリード部集合体35の位置を不図示の
検出器で検出して、次のリード部31cがそこに一致す
るように、そのときの卷回素子の半径rと距離L2とに
基づき残りの回転数(あるいは回転角度)を定めればさ
らに正確にリード部31cをリード部集合体35に一致
させることができる。
【0038】即ち、第1のリード部31cを切り出した
電極体31上の位置から、1つのリード部31cがカバ
ーできる集電体31aの長さの上限L0より短い所定の
距離だけ進んだ位置で、すでに卷回素子11に巻き込ま
れた、第1のリード部31cの位置、あるいは第1のリ
ード部31cを含むリード部集合体35の位置を検出
し、それにほぼ一致するように第2のリード部31cを
切り出す位置を定め、リード形成部21の刃物を操作し
て第2のリード部31cを切り出せばよい。
【0039】回転回数nを定めるにあたっては、卷回素
子径測定器37で検出された卷回素子の半径rと、電極
体31の厚さtとからカッタ駆動装置38内の制御装置
内の演算器により演算してもよい。厚さtが一様であれ
ば、リード部31cが卷回素子11上で、非常に正確に
一致する(狭いリード巻き位相内に納まる)ようにL1
を定めることができる。
【0040】不図示ではあるが、厚さtを測定する厚さ
測定器を備えて、その測定信号をカッタ駆動装置内の制
御装置に入力し、距離L1の演算に利用するように構成
してもよい。
【0041】また厚さtの一様性が高ければ、あらかじ
め卷回素子駆動部11aの回転回数(卷回素子11の巻
き始めからの回転回数)に対応させて間隔L1を各リー
ド部31c毎に定めておき、そのスケジュールに従って
リード部31cを切断形成していってもよい。
【0042】図1(b)には不図示の電極体32につい
ても全く同様である。リード部32cは電極体32に形
成される。そしてリード部32cは、卷回素子11にお
いて、リード部集合体36を形成する。リード部集合体
35とリード部集合体36とは、軸線AXを挟んで互い
に反対側にあるように位置決めするのが好ましい。これ
は、集電体31a、32aに切断して作られるリード部
31cの形成位置を、180度だけずらすことによって
達成できる。またこれらを例えば90度だけずらすよう
にすれば、リード部集合体35とリード部集合体36と
を、軸線AXに関して90度だけ離して設けることがで
きる。
【0043】以上において、リード形成部21、22
を、卷回素子回転軸線AXにできるだけ近い位置に設け
ることにより、リード部集合体35とリード部集合体3
6の相対的位置を正確に決めることができる。
【0044】ここで、電極層31bは金属集電体31a
の長手方向に沿った端部から幅W2を残して金属集電体
31aの両面に形成されており、リード形成部21の刃
物と電極層31bの端部との距離、即ち電極層31bの
端部と出来上がり金属集電体31aの端部との間隔はW
3に設定されている。
【0045】この実施の形態では、リード部31cは金
属集電体31aから切り出されて、金属集電体31aの
一部として形成されているので、幅W3は非常に小さい
値にすることができる。例えばゼロにしてもよい。した
がって、卷回素子11の出来上がり寸法が決められてい
るときに、電極層31bの幅を最大限に大きくとること
ができるので、容量の大きい電気二重層キャパシタを構
成することが可能となる。
【0046】また、リード部31cと金属集電体31a
とが一体で形成されているので、溶接やパンチングによ
る取り付けと違って、応力腐食や隙間腐食の虞が少な
い。
【0047】以上の実施の形態では、リード形成部21
は刃物を備え、これにより切断して形成するものとした
が、刃物の代わりにレーザービームを用いて切断しても
よい。また、電極層31bは金属集電体31aの両面に
形成されるものとしたが、片面だけに形成されていても
よい。
【0048】また、本発明の実施の形態である円筒型電
気化学素子製造装置20は、以上説明したような、電極
体繰出部12a、13aと、卷回素子回転部11aと、
リード形成部21、22とを含んで構成されている。リ
ード部21、22において、電極体31、32を切断し
てリード部を形成する。したがって、別体のリードを溶
接やパンチングで取り付ける必要がなく、生産効率が高
くなる。
【0049】以上説明したような、帯状の金属集電体3
1a、32aの長手方向の一辺に沿った幅W2の帯状部
を残して形成される電極層31b、32bの形成方法と
しては、例えば、活性炭等の高比表面積の炭素材料をポ
リテトラフルオロエチレン等のバインダと混合し、加工
助剤として有機溶媒を加え混練した後、圧延してシート
状に成形して電極シートを作製し、接着剤を介して集電
体31a、32aに接合する。また、ポリフッ化ビニリ
デン等のパインダを溶媒に溶解した溶液に分散させたス
ラリーを金属集電体31a、32aに塗工し、乾燥して
溶媒を蒸発させて電極層31b、32bを形成してもよ
い。
【0050】さらに巻回素子の形成にあたっては、2枚
の電極体31(負極体)、32(正極体)と2枚のセパ
レータ33、34を交互に重ね、自動巻き取り機(回転
軸線AXを図示)により巻回する。幅W3がほぼゼロの
ときには、セバレータ33、34の幅は、電極層31
b、32bの幅よりわずかに広くすればよく、このよう
にすると相対する電極層を確実に絶縁でき、かつ無駄な
スペースを占有しないので好ましい。幅W3がゼロでは
ないときは、セパレータ33、34の幅は、電極層31
b、32bの幅にW3を加えたものより僅かに広くすれ
ばよい。
【0051】本発明による電気二重層キャパシタの製造
方法では、電極体31、32が卷回状態に入る前に前記
電極層31b、32bの形成されていない帯状部(幅W
2の部分)を所定の長手方向位置にリード部31c、3
2cを残しながら切断する。
【0052】電極体31、32とセパレータ33、34
はシート状に形成されており、それら各シートを適切な
張力をもって張った後に重ねて巻回するので、例えば張
った状態の電極体に刃をあて、巻回すると同時にその卷
回運動を利用して前記帯状部を切断すればよい。
【0053】リード部31c、32cを形成する所定位
置に到ったところで、電極体31、32を巻き取る方向
と垂直の方向の電極層31b、32bの形成されていな
い方向に刃を滑らせて往復させれば、4角形のリード部
31c、32cを形成できる。
【0054】また、前記所定位置では長手方向加工用の
刃を上方又は下方(電極体の表面から離す方向)に滑ら
せて電極体31、32から離し、同時に電極体31、3
2を巻き取る方向と垂直の方向に前記帯状部とほぼ同じ
幅を有する2本のリード部加工用の刃が電極体に対して
上方よりおろされてリード部31c,32cを切断した
後、再び前記長手方向加工用の刃により前記帯状部を切
断することを繰り返してもよい。
【0055】これらの方法では、リード部31c、32
cを形成するために巻き取り機を停止する必要がない。
したがって、短時間で電極体31、32の巻回を行うこ
とができ、生産効率が高い。
【0056】電極体31、32においてリード部31
c、32cを形成する位置は、巻回された素子11にお
いて複数の負極のリード31cと複数の正極のリード3
2cとは、それぞれ巻き位相はできるだけ狭いことが好
ましい。ここで巻き位相とは、図1(b)でいえば、リ
ード部集合体35の幅L4からリード部の幅L3を減じ
た値を半径rで除した角度(この場合の単位はラジア
ン)をいう。特に正極端子と負極端子を円筒型容器の同
じ底面に取り付ける場合は、それぞれをまとめたとき
に、互いに全く重ならないようにする。したがって、こ
の場合複数の正極のリードの巻き位相、及び複数の負極
のリードの巻き位相はそれぞれ広くても60度以下にす
るのが好ましい。
【0057】図2を参照して、以上のようにして卷回さ
れた卷回素子11を用いたセルの作製方法を説明する。
巻回された素子11は、有底円筒型の容器42に収容
し、複数の負極リード31cと複数の正極リード32c
はそれぞれまとめて蓋体41に取り付けられた負極端子
39及び正極端子40にそれぞれ取り付ける。ここで、
負極リード31cと正極リード32cとをそれぞれまと
めて取り付ける負極端子39と正極端子40とは、蓋体
41ではなく容器42の底面に取り付けられていてもよ
い。いずれにしても正極と負極のリード部31c、32
cは、電極層31b、32bとから見て同じ側に引き出
すのが好ましい。
【0058】但し、負極端子39と正極端子40の一方
が蓋体41に、他方が底面に取り付けられていてもよ
い。このときは、リード部集合体35とリード部集合体
36の干渉が生じる可能性がないので、巻き位相幅を比
較的広くとることができる。
【0059】リード31c、32cの端子39、40へ
の接続方法はレーザー溶接、超音波溶接、かしめ等の方
法が使用できる。次いで電解液を素子に含浸させ、蓋体
41を容器に合わせて例えばかしめにより封口する。こ
のような構造では、電極層31bの幅が金属集電体31
aの実体的幅とほぼ同一に大きくなるので、電気二重層
キャパシタの単位体積当たりの容量が大きくとれる。
【0060】以上の説明では、電気二重層キャパシタを
例にとって説明したが、本発明はその他の電気化学素
子、例えば電池にも応用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1と第
2の電極体は、それぞれ、集電体の一部から形成された
リード部を有するので、別体で用意したリードを溶接や
パンチングで取り付けてリード部とする必要がなく、リ
ードを取り付けるために集電体に余分な幅を設ける必要
がない。そのため、単位体積あたりの容量が大きい円筒
型の電気二重層キャパシタ等の電気化学素子を提供する
ことが可能となる。
【0062】また、第1と第2の集電体の電極層が形成
されることなく残された帯状部を、それぞれ、複数のリ
ード部を所定の間隔で残して切断するので、リード部と
して別体で用意したリードを溶接やパンチングで取り付
けて作る必要がなく、電気化学素子を生産効率良く製造
することが可能となる。
【0063】また、本発明の電気化学素子製造装置で
は、集電体の一部からリードを形成するリード形成部を
備えるので、高い生産効率を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である電気化学素子の製造
方法に適した製造装置を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態である電気化学素子の構造
を示す破断斜視図である。
【図3】従来の電気化学素子の製造方法を説明する模式
図である。
【図4】従来の電気化学素子の構造を示す破断斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 卷回素子 12、13 電極体コイル 14、15 セパレータ 16、17、18 プーリー 20 電気化学素子製造装置 21、22 リード形成部 31 第1の電極体 31a 集電体 31b 電極層 31c リード部 32 第2の電極体 32a 集電体 32b 電極層 32c リード部 33、34 セパレータ 35、36 リード部集合体 37 卷回素子径測定器 38 カッタ駆動装置 39 負極端子 40 正極端子 41 蓋体 42 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平塚 和也 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 Fターム(参考) 5E082 AB04 AB09 BC40 EE03 EE11 EE18 EE23 EE24 EE28 EE41 EE42 GG01 HH03 HH08 HH14 JJ07 JJ25 KK04 LL05 LL21 LL35 5H017 BB14 BB15 CC01 5H022 AA09 BB02 BB25 BB28 CC12 CC19 5H028 AA05 BB01 BB07 BB17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形に卷回された、第1の集電体と該
    第1の集電体の表面に形成された第1の電極層を含んで
    構成された第1の電極体と;円筒形に卷回された、第2
    の集電体と第2の集電体の表面に形成された第2の電極
    層を含んで構成された第2の電極体と;前記第1と第2
    の電極体を電気的に分離するセパレータとを備え;前記
    第1と第2の電極体は、それぞれ、前記集電体の一部か
    ら形成されたリード部を有する;円筒型電気化学素子。
  2. 【請求項2】 帯状の集電体の少なくとも片面に、前記
    帯状の長手方向の一辺に沿った帯状部を残して電極層が
    形成された帯状の第1の集電体を卷回する工程と;前記
    第1の集電体を卷回する際に、帯状の集電体の少なくと
    も片面に、前記帯状の長手方向の一辺に沿った帯状部を
    残して電極層が形成された帯状の第2の集電体を、前記
    第1の集電体に重ねて、卷回する工程と;前記第1と第
    2の集電体を電気的に分離するセパレータを、前記第1
    と第2の集電体に重ねて、卷回する工程と;前記第1と
    第2の集電体の前記残された帯状部を、それぞれ、複数
    のリード部を所定の間隔で残して切断する工程とを備え
    る;円筒型電気化学素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の間隔は、前記第1と第2の集
    電体のそれぞれにおいて、卷回後にそれぞれの複数のリ
    ード部の集合体が所定の巻き位相内に納まるように定め
    られ、かつ前記第1と第2の複数のリード部の集合体
    は、互いに重ならないようにそれぞれ前記切断をする位
    置が定められる、請求項2に記載の円筒型電気化学素子
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の間隔は、前記集電体と電極層
    とを含んで構成された電極体の卷回された卷回素子の径
    を検出し、演算して定められる、請求項2または請求項
    3に記載の円筒型電気化学素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 帯状の電極体を繰り出す電極体繰出部
    と;前記電極体を電気的に分離する帯状のセパレータを
    繰り出すセパレータ繰出部と;前記繰り出された電極体
    と前記繰り出されたセパレータとを重ねて卷回する卷回
    素子回転部と;前記電極体繰出部と前記卷回素子回転部
    との間に配列され、前記電極体にリード部を切断形成す
    るリード形成部とを備える;円筒型電気化学素子製造装
    置。
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