JP3416158B2 - 電池用リード電極及びこれを用いた非水電解液二次電池 - Google Patents

電池用リード電極及びこれを用いた非水電解液二次電池

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JP3416158B2 JP13068491A JP13068491A JP3416158B2 JP 3416158 B2 JP3416158 B2 JP 3416158B2 JP 13068491 A JP13068491 A JP 13068491A JP 13068491 A JP13068491 A JP 13068491A JP 3416158 B2 JP3416158 B2 JP 3416158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池内部で電気的接続
を図るために用いられる電池用リード電極に関するもの
であり、さらにはこの電池用リード電極を用いた非水電
解液二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、渦巻式の電池等においては、正
極シートあるいは負極シート等の帯状電極と電池間との
電気的接続を図ることを目的として、金属箔からなるリ
ード電極がこれら帯状電極に取付けられている。そし
て、このリード電極においては、不用意な短絡等を防止
するため、帯状電極の一側縁に対向する位置にリード電
極を覆う如く絶縁テープを貼付するのが一般的である。
【0003】図9は、従来のリード電極の帯状電極への
取付け状態を示すもので、リボン状の金属箔からなるリ
ード片101の中途部に、絶縁テープ102がこのリー
ド片101の両面を覆う如く貼付されている。前記リー
ド片101は、絶縁テープ102が貼付されている位置
で帯状電極103の側縁103aと接するように帯状電
極103に対して貼り付けられ、絶縁テープ102から
露出するリード片101の先端部101aが帯状電極1
03と例えば超音波溶着され電気的に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
のリード電極においては、絶縁テープ102にある程度
幅広のものを使用しており、したがって絶縁テープ10
2の貼付け形状は、リード片101から大きくはみ出し
た形になっている。通常、絶縁テープ102の幅はリー
ド片101の幅よりも2mm以上幅広とされている。
【0005】このため、帯状電極103へのリード電極
の接続工程や、帯状電極103の巻き取り工程、さらに
は巻き取った帯状電極103を外装缶に入れ、様々なパ
ーツを組み込む工程等において、絶縁テープ102のは
み出しに由来するトラブルが発生し、生産性の向上を妨
げる原因となっている。
【0006】また、上記リード電極は、絶縁テープ10
2の側縁と帯状電極103の側縁を垂直に合わせて帯状
電極102に対して直角に取付けるようにしているが、
前記絶縁テープ102の幅がリード片102よりも大き
いと、絶縁テープ102とリード片102の向きにズレ
が生じ易く、取付け精度の低下を招くことにもなってい
る。
【0007】そこで本発明は、このような従来のリード
電極の不都合を解消するために提案されたものであっ
て、電池を製造する際にトラブルの原因となることのな
い電池用リード電極を提供することを目的とする。また
本発明は、帯状電極等に対する取付け精度を高めること
が可能な電池用リード電極を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の電池用リード電極は、リボン状の金属箔
からなるリード片に対し、当該リード片と略等しい幅を
有し且つ当該リードを接続する帯状電極の幅よりも短い
長さを有する絶縁テープが、電極との溶着部以外で当該
リード片の正極及び/又は負極の一側縁と対向する位置
の両面に貼りつけされてなることを特徴とするものであ
る。また、リボン状の金属箔からなるリード片に対し、
当該リード片と略等しい幅を有する絶縁テープが、電極
との溶着部以外で当該リード片の正極及び/又は負極の
一側縁と対向する位置の両面に貼りつけされてなり、上
記リード片の幅よりも幅広の金属箔原反の両面に、予め
所定の間隔で所定の幅の絶縁テープを貼り付け、次いで
リード片の幅で切断した絶縁テープ付きリボン状金属箔
を、絶縁テープが1カ所ずつ貼り付けされるように切断
されてなることを特徴とするものである。一方、本発明
の非水電解液二次電池は、帯状の正極と負極とを用いて
巻回式電極とした巻回電極体と電解液とを備えてなり、
正極、負極の少なくとも一方にリード電極が電気的に接
続されてなる非水電解液二次電池であって、上記リード
電極は、リボン状の金属箔からなるリード片に対し、当
該リード片と略等しい幅を有し且つ当該リードを接続す
る帯状電極の幅よりも短い長さを有する絶縁テープが、
電極との溶着部以外で当該リード片の正極及び/又は負
極の一側縁と対向する位置の両面に貼りつけされてなる
ことを特徴とするものである。さらに、帯状の正極と負
極とを用いて巻回式電極とした巻回電極体と電解液とを
備えてなり、正極、負極の少なくとも一方にリード電極
が電気的に接続されてなる非水電解液二次電池であっ
て、上記リード電極は、リボン状の金属箔からなるリー
ド片に対し、当該リード片と略等しい幅を有する絶縁テ
ープが、電極との溶着部以外で当該リード片の正極及び
/又は負極の一側縁と対向する位置の両面に貼りつけさ
れてなり、且つ、上記リード片の幅よりも幅広の金属箔
原反の両面に、予め所定の間隔で所定の幅の絶縁テープ
を貼り付け、次いでリード片の幅で切断した絶縁テープ
付きリボン状金属箔を、絶縁テープが1カ所ずつ貼り付
けされるように切断されてなることを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明の電池用リード電極は、絶縁テープのは
み出しがないために、電池を組み立てる工程において、
この絶縁テープのはみ出しを原因とするトラブルの発生
が無く、生産性向上の妨げとなることはない。また、リ
ード片と絶縁テープの側縁がほとんど一致していること
から、帯状電極等に対する取付け精度が確保される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】先ず、本発明のリード電極が取付けられる
電池の構造について説明する。図1は、渦巻式の円筒電
池の一例を示すものであり、この円筒電池は、負極集電
体9に負極活物質を塗布してなる負極1と、正極集電体
10に正極活物質を塗布してなる正極2とをセパレータ
3を介して巻回し、この巻回体の上下に絶縁体4を載置
した状態で電池缶5に収容してなるものである。
【0012】前記電池缶5には、電池蓋7が封口ガスケ
ット6を介してかしめることにより取付けられ、それぞ
れ負極リード11及び正極リード12を介して負極1あ
るいは正極2と電気的に接続されており、これら電池缶
5及び電池蓋7が負極電極あるいは正極電極として機能
するように構成されている。
【0013】なお、本例の電池では、前記正極リード1
2は電流遮断用の安全弁8に溶接等の手法によって取付
けられ、この安全弁8を介して電池蓋7との電気的接続
が図られている。
【0014】上述の構成を有する電池において、負極リ
ード11あるいは正極リード12として、本発明を適用
したリード電極が用いられる。以下、このリード電極の
実施例について説明する。
【0015】本実施例のリード電極20は、図2及び図
3に示すように、リボン状の金属箔からなるリード片2
1の両面に絶縁テープ22を貼付してなるものである。
リード片21の材質としては、正極用にはアルミニウム
箔等が用いられ、負極用には銅箔、Ni箔等が用いられ
る。
【0016】ここで、前記絶縁テープ22の幅は、リー
ド片21の幅とほぼ等しく、リード片21からのはみ出
し量dは、0≦d≦0.2mmの範囲に設定されてい
る。ここではみ出し量dを0mm以上とするのは、他の
パーツとの接触による不用意な短絡を防止するためであ
り、0.2mm以下とするのは組み立て時のトラブルの
原因とならないようにするためである。
【0017】上記リード電極20は、前述の負極1ある
いは正極2に相当する帯状電極23に超音波溶着等の手
法によって取付けられる。このとき、リード電極20の
帯状電極23に対する取付け位置は、絶縁テープ22の
中央部を帯状電極23の側縁23aが横切るような位置
とすることが好ましい。
【0018】また、上記リード電極20は、図4に示す
ように、ある程度の長さを有するテープ状のリード片2
1に所定の間隔で絶縁テープ22を貼付した状態とし、
これを切断しながらリード電極20として使用すれば、
非常に取り扱いが容易なものとなり、保存も簡単であ
る。
【0019】次に、上述のリード電極20の製造方法に
ついて説明する。リード片21と絶縁テープ22の幅が
等しいリード電極20を製造する方法としては、種々の
方法が考えられるが、その一つとして、図5乃至図8に
示すような方法が挙げられる。
【0020】この方法では、先ず図5に示すように、リ
ード片21の片面にある程度幅広の絶縁テープ22を貼
り付ける。次いで、例えば図6に示すように、絶縁テー
プ22を折り返し、絶縁テープ22をリード片21の両
面に貼り付ける。このとき、図6に示すように、絶縁テ
ープ22がリード片21の両側にはみ出すようにしても
よいし、図7に示すようにリード片21の片側にのみは
み出すようにしてもよい。
【0021】しかる後、例えば図6に示すように両側に
はみ出した場合にはこの両側のはみ出し部分22aを、
図7に示すように片側のみはみ出した場合にはこの片側
のはみ出し部分22bを切断する。切断後の状態を図8
に示す。なお、絶縁テープ22を切り落とす際、絶縁テ
ープ22のはみ出し量が絶縁テープ22の厚さと同等の
部分に関しては、必ずしも切り落とす必要はない。
【0022】あるいは、リード片21の幅よりも幅広の
金属箔原反の両面に、予め所定の間隔で所定の幅の絶縁
テープを貼り付けておき、これをリード片21の幅で切
断して絶縁テープ22付のリボン状金属箔を得、絶縁テ
ープ22が一箇所ずつ貼付されるように切断し、リード
電極20としてもよい。
【0023】以下、実際に作製したサンプルについて説
明する。実施例1 本例では、集電体となるリード片に幅3mm、厚さ0.
1mmの帯状のアルミニウム箔を使用し、絶縁テープに
は、アラミド繊維(商品名ノーメックス)を基材とし、
シリコーン系粘着剤を塗布した粘着テープを用いた。ま
た、絶縁テープの寸法は、幅13mm、長さ20mm、
厚さ(基材+粘着層)0.08mmである。このような
リード片及び絶縁テープを用い、図5及び図6に示すよ
うに絶縁テープをリード片に貼り付けた後、リード片の
両端からはみ出た絶縁テープを切り落とした。これを長
さ57mmに切断し、幅39.5mmの正極帯状電極に
超音波溶着により接続した。
【0024】実施例2 本例では、集電体となるリード片に幅4mm、厚さ0.
05mmの帯状のニッケル箔を使用し、絶縁テープには
実施例1と同様のものを使用した。絶縁テープの大きさ
は、幅13mm、長さ10mm、厚さ(基材+粘着層)
0.08mmである。このようなリード片及び絶縁テー
プを用い、図5及び図6に示すように絶縁テープをリー
ド片に貼り付けた後、リード片の両端からはみ出た絶縁
テープを切り落とした。これを長さ55mmに切断し、
幅41.5mmの負極帯状電極に超音波溶着により接続
した。
【0025】実施例3 集電体となるリード片には、実施例1と同様のものを使
用し、絶縁テープにはポリイミドを基材とし、アクリル
系粘着剤を塗布した粘着テープを用いた。絶縁テープの
寸法は、幅13mm、長さ20mm、厚さ(基材+粘着
層)0.045mmである。このようなリード片及び絶
縁テープを用い、図5及び図7に示すように絶縁テープ
をリード片に貼り付けた後、リード片の片側からはみ出
た絶縁テープを切り落とした。これを長さ57mmに切
断し、幅39.5mmの正極帯状電極に超音波溶着によ
り接続した。
【0026】実施例4 集電体となるリード片には実施例2と同様のものを用
い、絶縁テープには実施例3と同様のものを用いた。絶
縁テープの大きさは実施例2と同様である。このような
リード片及び絶縁テープを用い、図5及び図7に示すよ
うに絶縁テープをリード片に貼り付けた後、リード片の
片側からはみ出た絶縁テープを切り落とした。これを長
さ55mmに切断し、幅41.5mmの負極帯状電極に
超音波溶着により接続した。
【0027】実施例5 幅50mm,厚さ0.1mmのアルミニウム箔原反の両
面に実施例1と同様の絶縁テープを貼付し、テープスリ
ッタを用いて幅3mmに切断した。これを長さ57mm
に切断し、幅39.5mmの正極帯状電極に超音波溶着
により接続した。
【0028】実施例6 幅50mm,厚さ0.05mmのニッケル箔原反の両面
に実施例1と同様の絶縁テープを貼付し、テープスリッ
タを用いて幅4mmに切断した。これを長さ55mmに
切断し、幅41.5mmの負極帯状電極に超音波溶着に
より接続した。
【0029】上記実施例1乃至実施例6で作製した帯状
電極を用い、渦巻式電池を組み立てたところ、いずれの
場合にも帯状電極を巻き取る際のトラブルの発生は皆無
であった。また、巻き取った電極巻回体を外装缶に入
れ、各パーツを組み込む際にもトラブルの発生はなかっ
た。さらに、各パーツの形状も、絶縁テープを貼付して
いない場合と同様、シンプルなものを使用することがで
きた。
【0030】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明がこれら実施例に限定されるものではなく、
形状、寸法、材質等は本発明の要旨を逸脱しない範囲で
変更可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のリード電極においては、リード片と絶縁テープの幅
をほぼ等しくしているので、電池を製造する際にトラブ
ルの原因となることがなく、電池を製造する際の生産性
を大幅に向上することが可能である。
【0032】また、リード片と絶縁テープの側縁がほと
んど一致していることから、帯状電極等に対する取付け
精度を確保することができ、電池を製造する際の歩留を
向上することが可能である。さらに、リード電極に余分
な突出部が無いので、電池を構成する各種パーツの形状
を単純なものとすることができるというメリットも有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】渦巻式の電池の一例を示す概略断面図である。
【図2】本発明を適用したリード電極の一例を示す概略
平面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】テープ状に連続するリード電極の一例を示す要
部概略斜視図である。
【図5】リード片への絶縁テープの貼り付け工程を示す
要部概略平面図である。
【図6】絶縁テープを両側にはみ出すように折り曲げた
状態を示す要部概略平面図である。
【図7】絶縁テープを片側にはみ出すように折り曲げた
状態を示す要部概略平面図である。
【図8】絶縁テープを切断した状態を示す要部概略平面
図である。
【図9】従来のリード電極の一例を示す要部概略平面図
である。
【符号の説明】
21・・・リード片 22・・・絶縁テープ 23・・・帯状電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益子 俊光 福島県郡山市日和田町高倉字下杉下1− 1 株式会社ソニー・エナジー・テック 郡山工場内 (56)参考文献 特開 平1−272047(JP,A) 実開 昭62−88369(JP,U) 実開 昭61−204360(JP,U) 実開 昭61−114662(JP,U) 実開 昭62−98160(JP,U) 実開 平2−92662(JP,U) 実開 昭63−176268(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リボン状の金属箔からなるリード片に対
    し、当該リード片と略等しい幅を有し且つ当該リード
    を接続する帯状電極の幅よりも短い長さを有する絶縁テ
    ープが、電極との溶着部以外で当該リード片の正極及び
    /又は負極の一側縁と対向する位置の両面に貼りつけさ
    れてなることを特徴とする電池用リード電極。
  2. 【請求項2】 上記絶縁テープの幅は、少なくともリー
    ド片の片側で、当該リード片からのはみ出し量dが、 0≦d≦0.2mmの範囲であることを特徴とする請求
    項1記載の電池用リード電極。
  3. 【請求項3】 上記リード片の幅よりも幅広の金属箔原
    反の両面に、予め所定の間隔で所定の幅の絶縁テープを
    貼り付け、次いでリード片の幅で切断した絶縁テープ付
    きリボン状金属箔を、絶縁テープが1カ所ずつ貼り付け
    されるように切断されてなることを特徴とする請求項1
    記載の電池用リード電極。
  4. 【請求項4】 リボン状の金属箔からなるリード片に対
    し、当該リード片と略等しい幅を有する絶縁テープが、
    電極との溶着部以外で当該リード片の正極及び/又は負
    極の一側縁と対向する位置の両面に貼りつけされてな
    り、 上記リード片の幅よりも幅広の金属箔原反の両面に、予
    め所定の間隔で所定の幅の絶縁テープを貼り付け、次い
    でリード片の幅で切断した絶縁テープ付きリボン状金属
    箔を、絶縁テープが1カ所ずつ貼り付けされるように切
    断されてなることを特徴とする電池用リード電極。
  5. 【請求項5】 帯状の正極と負極とを用いて巻回式電極
    とした巻回電極体と電解液とを備えてなり、正極、負極
    の少なくとも一方にリード電極が電気的に接続されてな
    る非水電解液二次電池であって、 上記リード電極は、リボン状の金属箔からなるリード片
    に対し、当該リード片と略等しい幅を有し且つ当該リー
    を接続する帯状電極の幅よりも短い長さを有する絶
    縁テープが、電極との溶着部以外で当該リード片の正極
    及び/又は負極 の一側縁と対向する位置の両面に貼りつ
    けされてなることを特徴とする非水電解液二次電池。
  6. 【請求項6】 上記絶縁テープは、少なくともリード片
    の片側で、当該リード片からのはみ出し量dが、 0≦d≦0.2mmの範囲となるようにリード片に貼り
    付けされていることを特徴とする請求項5記載の非水電
    解液二次電池。
  7. 【請求項7】 上記リード電極は、上記絶縁テープの幅
    が、リード片の幅と略等しく、なおかつ、リード片絶縁
    部分の略中央部を電極の側縁を横切る位置とされている
    ことを特徴とする請求項5記載の非水電解液二次電池。
  8. 【請求項8】 上記リード電極が、上記リード片の幅よ
    りも幅広の金属箔原反の両面に、予め所定の間隔で所定
    の幅の絶縁テープを貼り付け、次いでリード片の幅で切
    断した絶縁テープ付きリボン状金属箔を、絶縁テープが
    1カ所ずつ貼り付けされるように切断されてなることを
    特徴とする請求項5記載の非水電解液二次電池。
  9. 【請求項9】 上記正極と負極は、活物質を集電体に塗
    布してなる帯状電極であり、セパレータを介して巻回さ
    れるとともに、上下に絶縁体を載置した状態で電池缶内
    に収納され電池蓋により封口されてなり、上記リード電
    極の一端が上記正極及び/又は負極と電気的に接続され
    ていることを特徴とする請求項5記載の非水電解液二次
    電池。
  10. 【請求項10】 帯状の正極と負極とを用いて巻回式電
    極とした巻回電極体と電解液とを備えてなり、正極、負
    極の少なくとも一方にリード電極が電気的に接続されて
    なる非水電解液二次電池であって、 上記リード電極は、リボン状の金属箔からなるリード片
    に対し、当該リード片と略等しい幅を有する絶縁テープ
    が、電極との溶着部以外で当該リード片の正極及び/又
    は負極の一側縁と対向する位置の両面に貼りつけされて
    なり、 且つ、上記リード片の幅よりも幅広の金属箔原反の両面
    に、予め所定の間隔で所定の幅の絶縁テープを貼り付
    け、次いでリード片の幅で切断した絶縁テープ付きリボ
    ン状金属箔を、絶縁テープが1カ所ずつ貼り付けされる
    ように切断されてなることを特徴とする非水電解液二次
    電池。
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