JP2000012129A - 基板取り付けコネクタ構成部材、基板取り付けコネクタ対およびコネクタ接続構造 - Google Patents

基板取り付けコネクタ構成部材、基板取り付けコネクタ対およびコネクタ接続構造

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JP2000012129A
JP2000012129A JP10196673A JP19667398A JP2000012129A JP 2000012129 A JP2000012129 A JP 2000012129A JP 10196673 A JP10196673 A JP 10196673A JP 19667398 A JP19667398 A JP 19667398A JP 2000012129 A JP2000012129 A JP 2000012129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄型化が可能であって、基板上における配置箇
所の自由度が大きく、また、基板の片面上に設置可能で
あり、しかも低価格化を可能にする。 【解決手段】コネクタ用ハウジング70を配線基板50
に取り付けて基板取り付けコネクタ40を構成する。ハ
ウジング70は金属薄板からなりシールド構造となる。
ハウジング70の底面706を開口とし、配線基板50
上の端子電極パターン61を露出させる。ハウジング7
0の前面705の開口から差込コネクタ20を差し込
む。差込コネクタ20の下面にはバネ電極22を取り付
ける。差込コネクタ20を基板取り付けコネクタ40内
に差し込むと、バネ電極22が端子電極パターン61に
圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板取り付けコネク
タ構成部材、差込コネクタ、基板取り付けコネクタ対お
よびコネクタ接続構造に関し、特に電子部品が実装され
る配線基板用の基板取り付けコネクタ構成部材、差込コ
ネクタ、基板取り付けコネクタ対およびコネクタ接続構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】ノートパソコン、特にその液晶表示部、
に代表されるように、回路基板は薄型、低価格が増々求
められている。その中で回路基板の薄型、低価格化を疎
外するものとしてコネクタがある。
【0003】従来のコネクタとして、例えば図6に示す
ように、基板140の表面141に実装する面実装コネ
クタ110がある。この従来の面実装コネクタ110
は、コネクタ(雌)120と面実装コネクタ130との
対で構成されている。
【0004】面実装コネクタコネクタ130は、筺体1
31と、接続端子である電極ピン132と、位置決め用
または接地用の実装電極133と、信号用の実装電極1
34とを備えている。電極ピン132は筺体131に取
り付けられ、その前方は筺体内131内の中空部分に突
出し、その後方は実装電極134となっている。また、
筺体131にはコネクタストッパー135が、筺体13
1の天井の内壁から内部に向けて突き出されて設けられ
ている。基板140の表面141には、信号用のコネク
タ実装用ランド144と、コネクタ実装用ランド144
に接続されている基板配線142と、位置決め用または
接地用のコネクタ実装用ランド143とが設けられてい
る。面実装コネクタ130の筺体131を基板140の
コネクタ実装位置149に位置させた状態で、実装電極
133とコネクタ実装用ランド143とを接続し、実装
電極134とコネクタ実装用ランド144とを接続す
る。
【0005】コネクタ(雌)120は筺体121を備
え、筺体121内には電極ピン132と接続される接続
端子(図示せず)が設けられ、ケーブル123が接続端
子と接続されて設けられている。また、筺体121には
コネクタストッパー用くぼみ125が設けられている。
【0006】上記のような面実装コネクタ110におい
ては、近年薄型、低価格化が進められて来ている。しか
しながら、基板140上に実装される面実装コネクタ1
30には、筺体131、接続用電極ピン132、基板1
40に実装する為の実装電極133、134が必要であ
り、大幅な薄型、低価格化は難しい。また、最近では、
信号の高周波化に伴い、シールド性や、インピーダンス
の整合性も求められ、増々薄型、低価格化が難しくなっ
て来ている。
【0007】また、低価格を実現したコネクタとして、
図7に示すようなボードエッジコネクタと呼ばれるもの
もある。このボードエッジコネクタ150は、基板17
0のパターン電極181を接続電極として用いるもの
で、基板側コネクタが不要な為、低価格が実現できる。
すなわち、コネクタ160の筺体161内にパターン電
極181と接続される接続端子(図示せず)を設け、こ
の接続端子をパターン電極181と接続するものであ
る。しかし、本コネクタ150は基板170の端部にし
か形成できず、配置上の制約が大きい。また、基板17
0につながるコネクタ160は基板170のパターン電
極181を基板170の両面171、172からはさみ
込む構造の為、基板両面171、172に出っ張りが生
じ、基板片面をフラットにしたい場合には不向きであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、薄型化が可能であって、基板上における配置箇
所の自由度が大きく、また、基板の片面上に設置可能で
あり、しかも低価格化が可能な基板取り付けコネクタ構
成部材、差込コネクタ、基板取り付けコネクタ対および
コネクタ接続構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、電子
部品が実装される配線基板であって、表面に配線パター
ンと前記配線パターンに接続されている端子電極パター
ンが形成された配線基板と、前記配線基板に取り付けら
れて前記配線基板と共に基板取り付けコネクタを構成す
る、基板取り付けコネクタ構成部材と、前記基板取り付
けコネクタに差し込まれた差込コネクタと、を備えるコ
ネクタ接続構造であって、前記基板取り付けコネクタ構
成部材の前記配線基板と対面する面に、前記配線基板に
設けられた前記端子電極パターンを露出する第1の開口
部が設けられており、前記基板取り付けコネクタ構成部
材には前記差込コネクタが差し込まれる第2の開口部が
設けられており、前記基板取り付けコネクタ構成部材に
は、前記基板取り付けコネクタの接続端子であって前記
差込コネクタと接続される前記接続端子が取り付けられ
ておらず、前記差込コネクタの前記配線基板と対面する
面の表面に前記配線基板に設けられた前記端子電極パタ
ーンに対応する端子電極が設けられ、前記端子電極の少
なくとも前記配線基板と対面する側が導電性を備えてお
り、前記差込コネクタが前記基板取り付けコネクタに差
し込まれた状態で前記差込コネクタの前記端子電極が前
記配線基板の前記端子電極パターンに圧接されているこ
とを特徴とするコネクタ接続構造が提供される。
【0010】請求項2によれば、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材には、前記差込コネクタが前記配線基板か
ら離れる方向に向かって移動するのを制限する移動制限
部材が設けられており、前記差込コネクタの前記配線基
板と対面する前記面に設けられた前記端子電極が弾性を
備えており、前記端子電極が変形することによって、前
記差込コネクタの前記配線基板と対面する前記面に略垂
直な成分を持つ押圧力を発生可能であることを特徴とす
る請求項1記載のコネクタ接続構造が提供される。
【0011】請求項3によれば、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材が、前記差込コネクタの前記基板取り付け
コネクタへの差込方向と略直交する方向であって前記配
線基板の前記表面に略平行な方向における、前記差込コ
ネクタの位置決め手段を備えていることを特徴とする請
求項1または2記載のコネクタ接続構造が提供される。
【0012】請求項4によれば、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材が天井壁と側壁とを備えるハウジングであ
り、前記天井壁および前記側壁がシールド性を備えてい
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
コネクタ接続構造が提供される。
【0013】請求項5によれば、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材が金属板で構成されていることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載のコネクタ接続構造
が提供される。
【0014】請求項6によれば、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材が、前記基板取り付けコネクタ構成部材を
前記配線基板に固定する第1の固定手段であって導電性
の前記第1の固定手段を備え、前記配線基板が、前記基
板取り付けコネクタ構成部材の前記第1の固定手段に対
応する第2の固定手段であって導電性の前記第2の固定
手段を備え、前記第2の固定手段が接地電位用配線に接
続されていることを特徴とする請求項4または5記載の
コネクタ接続構造が提供される。
【0015】請求項7によれば、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材が、前記端子電極パターンに接続されてい
る前記配線パターンの通し逃げ部を備えていることを特
徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のコネクタ接
続構造が提供される。
【0016】請求項8によれば、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材が、前記基板取り付けコネクタ構成部材の
第1の位置決め手段を備え、前記配線基板が前記基板取
り付けコネクタ構成部材の前記第1の位置決め部材に対
応する第2の位置決め手段を備えていることを特徴とす
る請求項1乃至7のいずれかに記載のコネクタ接続構造
が提供される。
【0017】請求項9によれば、前記端子電極が、導電
性を有する弾性体から構成され、前記端子電極が前記差
込コネクタの前記基板取り付けコネクタへの差込方向に
ほぼ沿って延在しており、前記端子電極の一端が前記差
込コネクタに固定され、他端が解放され、前記端子電極
が、前記差込コネクタの前記配線基板と対面する前記面
に略垂直な方向に曲げられていることを特徴とする請求
項1乃至8のいずれかに記載のコネクタ接続構造が提供
される。
【0018】請求項10によれば、配線基板に取り付け
られて前記配線基板と共に基板取り付けコネクタを構成
する、基板取り付けコネクタ構成部材と、前記基板取り
付けコネクタに差し込まれる差込コネクタと、を備える
基板取り付けコネクタ対であって、前記基板取り付けコ
ネクタ構成部材の前記配線基板と対面することになる面
に、前記配線基板に設けられた端子電極パターンを露出
する第1の開口部が設けられており、前記基板取り付け
コネクタ構成部材には前記差込コネクタが差し込まれる
第2の開口部が設けられており、前記基板取り付けコネ
クタ構成部材には、前記基板取り付けコネクタの接続端
子であって前記差込コネクタと接続される前記接続端子
が取り付けられておらず、前記差込コネクタの前記配線
基板と対面することになる面の表面に端子電極が設けら
れ、前記端子電極の少なくとも前記配線基板と対面する
ことになる側が導電性を備えていることを特徴とする基
板取り付けコネクタ対が提供される。
【0019】請求項11によれば、前記基板取り付けコ
ネクタ構成部材には、前記差込コネクタが前記配線基板
から離れる方向に向かって移動するのを制限する移動制
限部材が設けられており、前記差込コネクタの前記配線
基板と対面することになる前記面に設けられた前記端子
電極が弾性を備えており、前記端子電極が変形すること
によって、前記差込コネクタの前記配線基板と対面する
こととなる前記面に略垂直な成分を持つ押圧力を発生可
能であることを特徴とする請求項10記載の基板取り付
けコネクタ対が提供される。
【0020】請求項12によれば、配線基板に取り付け
られて前記配線基板と共に基板取り付けコネクタを構成
する、基板取り付けコネクタ構成部材であって、前記基
板取り付けコネクタ構成部材の前記配線基板と対面する
ことになる面に、前記配線基板に設けられた端子電極パ
ターンを露出する第1の開口部が設けられており、前記
基板取り付けコネクタは差込コネクタが差し込まれるコ
ネクタであって、前記基板取り付けコネクタ構成部材に
は前記差込コネクタが差し込まれる第2の開口部が設け
られており、前記基板取り付けコネクタ構成部材には、
前記差込コネクタが前記配線基板から離れる方向に向か
って移動するのを制限する移動制限部材が設けられてお
り、前記基板取り付けコネクタ構成部材には、前記基板
取り付けコネクタの接続端子であって前記差込コネクタ
と接続される前記接続端子が取り付けられていないこと
を特徴とする基板取り付けコネクタ構成部材が提供され
る。
【0021】請求項13によれば、配線基板に取り付け
られた基板取り付けコネクタに差し込まれる差込コネク
タであって、前記差込コネクタの前記配線基板と対面す
ることになる面の表面に端子電極が設けられ、前記端子
電極が弾性を備えており、前記端子電極が変形すること
によって、前記配線基板と対面することとなる前記面に
略垂直な成分を持つ押圧力を発生可能であり、前記端子
電極の少なくとも前記配線基板と対面することになる側
が導電性を備えていることを特徴とする差込コネクタが
提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態の基板取り付けコネクタ対およびコネク
タ接続構造を説明するための分解斜視図であり、図2
は、基板取り付けコネクタに差込コネクタを差し込んだ
状態での断面図である。
【0024】本実施の形態の基板取り付けコネクタ対1
0およびコネクタ接続構造は、基板取り付けコネクタ4
0とこの基板取り付けコネクタ40に差し込まれる差込
コネクタ20とを備えている。
【0025】基板取り付けコネクタ40は、コネクタ用
ハウジング70をプリント配線基板等の配線基板50に
取り付けることによって構成されている。
【0026】配線基板50の上面51には入出力端子と
なる端子電極パターン61が設けられている。端子電極
パターン61は、幅方向Wに沿って互いに一定の距離離
間して設けられた複数の端子電極ランド611によって
構成されている。各端子電極ランド611は差込コネク
タ20の挿入方向Iに沿って配線基板50の上面51上
を延在して設けられている。端子電極パターン61の後
方は、配線基板50の上面50上に設けられた基板配線
62に接続されている。基板配線62は、配線基板50
の上面50上に設けられた電子部品(図示せず)に接続
されている。端子電極ランド611を介して信号は入出
力され、また電源、接地等が供給される。端子電極パタ
ーン61の外側の配線基板50の上面51には4つのハ
ウジング実装用ランド電極63が設けられており、この
ランド電極63には接地電位が供給される。端子電極パ
ターン61の両外側前方にはハウジング位置決め用穴6
4がそれぞれ設けられている。
【0027】コネクタ用ハウジング70は、コネクタハ
ウジング本体71と、4つのハウジング実装用部材73
と、2つのハウジング位置決め用足74とを備えてい
る。コネクタハウジング本体71は略直方体状であり、
その上面701、幅方向Wの2つの側面702、703
および背面704には壁面が設けられているが、前面7
05、底面706には壁面は設けられておらず開口とな
っている。前面705の開口を介して差込コネクタ20
が差し込まれ、底面706の開口を介して端子電極パタ
ーン61がコネクタ用ハウジング70内に露出する。上
面701の壁面は差込コネクタ20が配線基板50から
離れる方向に向かって移動するのを制限する移動制限部
材として機能する。
【0028】側面702、703の下端にはハウジング
実装部材73、73がそれぞれ側面702、703と垂
直にコネクタハウジング本体71の外側に突出して設け
られている。背面73の下端には2つのハウジング実装
部材73、73がそれぞれ背面73と垂直にコネクタハ
ウジング本体71の外側に突出して設けられている。背
面73の下端近傍の中央部は切り欠かかれており、基板
配線62の通し逃げ用の配線通し用逃げ部76となって
いる。側面702、703には差込コネクタストッパー
用穴75がそれぞれ設けられている。
【0029】コネクタ用ハウジング70は、1枚の金属
の薄板から成っており、プレス加工によって形成されて
いる。コネクタ用ハウジング70には、図6に示した電
極ピン132等の接続端子は設けられていない。
【0030】コネクタ用ハウジング70を配線基板50
に取り付けることによって基板取り付けコネクタ40を
構成するが、取り付ける際には、コネクタ用ハウジング
70のハウジング位置決め用足74を配線基板50のハ
ウジング位置決め用穴64に挿入してコネクタ用ハウジ
ング70の配線基板50に対する位置決めを行う。そし
て、4つのハウジング実装用ランド電極63と4つのハ
ウジング実装用部材73とを半田によってそれぞれ固定
して、コネクタ用ハウジング70を配線基板50に固定
する。なお、コネクタ用ハウジング70は、少なくとも
ハウジング実装用部材73の部分が、Niメッキやスズ
メッキ等半田が接続できるよう処理されている。
【0031】差込コネクタ20は、差込コネクタ本体2
1と複数のバネ電極22とを備えている。差込コネクタ
本体21の前部は差込部27となっていて、基板取り付
けコネクタ40内に差し込まれる。差込部27の先端部
211の厚みは根本部212の厚みよりも小さくなって
おり、差し込みやすくなっている。
【0032】差込コネクタ20が基板取り付けコネクタ
40内に差し込まれると、差込部27の下面28が配線
基板50の上面51とほぼ平行な状態で上面51と対面
するが、この下面28には複数のバネ電極22が配線基
板50上の端子電極パターン61に対応して取り付けら
れている。複数のバネ電極22は、幅方向Wに沿って互
いに一定の距離離間して設けられている。複数のバネ電
極22のピッチは端子電極パターン61のピッチと略一
致し、複数のバネ電極22の互いに隣接するもの同士間
の距離は端子電極パターン61の互いに隣接する端子電
極ランド611間の距離に略一致する。
【0033】各バネ電極22は差込コネクタ20の挿入
方向Iに沿って延在して設けられている。バネ電極22
の先端側が固定端221であり、差込部27の下面28
に取り付けられており、バネ電極22の後端側が自由端
222であり解放されている。バネ電極22は、差込部
27の下面28に略垂直な方向、すなわち高さ方向Hに
おいて、下向きに曲げられている。バネ電極22は、ベ
リリウム合金、リン青銅等のバネ材から成っている。
【0034】差込コネクタ20が基板取り付けコネクタ
40内に差し込まれると、バネ電極22の配線基板50
の上面51と対面する面223が配線基板50の上面5
1上に設けられた端子電極ランド661と接触すると共
に、差込部27の上面29が基板取り付けコネクタ40
のハウジング70の上面701の内壁面711に当接し
て差込コネクタ20が配線基板50から離れる方向に移
動するのを制限する。その結果、バネ電極22は、差込
部27の下面28に略垂直な方向および配線基板50の
上面51に略垂直な方向すなわち高さ方向Hにおいて変
形し、高さ方向Hにおいて押圧力を発生し、バネ電極2
2を端子電極ランド661に圧接させて、バネ電極22
と端子電極ランド661との間を導通する。
【0035】また、差込コネクタ20の幅方向Wの幅、
すなわち差込コネクタ本体21の幅方向Wの側面202
と側面203間との距離を、基板取り付けコネクタ40
のハウジング70の幅方向の側面702の内壁と側面7
03の内壁との間の距離と略等しくしているので、ハウ
ジング70の幅方向の側面702と側面703とが、幅
方向Wにおける差込コネクタ20の位置決め手段として
機能し、バネ電極22を端子電極パターン61の端子電
極ランド611上に精度良く位置せしめることができ
る。
【0036】差込コネクタ本体21の側面202、20
3にはコネクタストッパー用爪25がそれぞれ設けられ
ており、差込コネクタ20を基板取り付けコネクタ40
内に差し込んだ際には、コネクタストッパー用爪25が
基板取り付けコネクタ40のハウジング70の差込コネ
クタストッパー用穴75に嵌合して、差込コネクタ20
を基板取り付けコネクタ40に固定する。
【0037】差込コネクタ20のバネ電極22に接続し
てケーブル24が、差込コネクタ20に取り付けられて
いる。
【0038】なお、図1においては、説明の便宜のため
に差込コネクタ20の下面を上向きにして示してある
が、差込コネクタ20を基板取り付けコネクタ40に差
し込む際には、図2に示すように、差込コネクタ20を
上下方向にひっくり返して基板取り付けコネクタ40に
差し込む。
【0039】本実施の形態においては、配線基板50の
上面51に設けた端子電極パターン61を差込コネクタ
20との接続端子として使用するので、基板取り付けコ
ネクタ40のハウジング70には接続端子を取り付ける
必要がなくなる。そのため、その構造が簡単となって製
造が容易となり安価なものとなると共に、薄型化も可能
となる。
【0040】そして、本実施の形態ではハウジング70
は金属の薄板から成っているので、簡単な構造でシール
ド化が可能となっている。
【0041】また、本実施の形態の基板取り付けコネク
タ対10およびコネクタ接続構造は、図7に示した従来
のボードエッジコネクタと異なり、配置箇所の制約がな
いと共に、配線基板50の下面52はフラットな状態の
ままにすることができる。
【0042】なお特開平5−211081号において
は、コネクタの座部のモールドを削除すると共に、この
コネクタが実装されるプリント基板の上面にこの座部に
相当するスリットを設けることが示されているが、この
ような構造では、接続端子をコネクタのモールドに取り
付けたままなので構造が複雑であり安価なものとするこ
とは困難であり、また、シールド構造とするためには構
造がさらに複雑なものとなってしまう。さらに、プリン
ト基板を加工する必要があるので、その分さらに加工代
がかさんでしまう。
【0043】(第2の実施の形態)図3Aは本発明の第
2の実施の形態の基板取り付けコネクタ対およびコネク
タ接続構造を説明するための断面図であり、図3Bは第
2の実施の形態で使用するシールドケーブルを説明する
ための斜視図である。
【0044】本実施の形態では、配線基板50として、
2つのべたの接地配線53、54間に信号パターン55
が内層として挟まれたものを使用する。配線基板50の
上面51上の端子電極パターン61は内層の信号パター
ン55よりスルーホール56を介して接続されており、
ハウジング実装用ランド電極63はスルーホール5を介
して接地配線53、54と接続されている。また、差込
コネクタ本体21の上面29上には電極23を設けて、
シールド性を有するハウジング70の上面701と直接
接触させている。
【0045】また、本実施の形態で使用するケーブル
は、シールドケーブルであり、このようなシールドケー
ブルは同軸ケーブルでも可能であるが、図3Bに示すよ
うな多層FPC(フレキシブル配線板)を用いたもので
も可能である。図3Bに示すように本実施の形態のケー
ブル24は、接地電極242、243に挟まれた誘電体
241の中央部に信号線244が埋め込まれている。
【0046】ハウジングを金属等のシールド材としたこ
とで、簡単な構造でシールド化が可能となっているが、
特に本実施の形態のように、配線基板50の上面51の
端子電極パターン61までの配線を、多層配線基板50
の内層の信号パターン55からスルーホール56で取り
出したり、差込コネクタ20にハウジング70に直接接
触する電極23を設けたり、ケーブル24を図3Bに示
すようにシールド性のあるケーブルを用いることで従来
の面実装コネクタと異なり、完全シールド対応が可能と
なり、高周波対応、低損失コネクタにも対応が可能とな
る。
【0047】これに対して、従来の面実装コネクタは、
接続端子がコネクタの背後から中空で飛び出している
為、シールド性、インピーダンス整合性に問題があっ
た。
【0048】また、端子電極パターン61、差込コネク
タ20、シールドケーブル24の特性インピーダンスを
考慮すれば、従来のコネクタに対しVSWR(電圧定在
波比)の小さい低損失のコネクタが実現できる。これに
対して、従来のコネクタは接続端子が中空で特性インピ
ーダンスが高い為、低損失なコネクタを実現することは
困難である。
【0049】(第3の実施の形態)図4は、本発明の第
3の実施の形態の基板取り付けコネクタ対およびコネク
タ接続構造を説明するための分解斜視図であり、図5は
基板取り付けコネクタに差込コネクタを差し込んだ状態
での断面図である。
【0050】本実施の形態は、配線基板同士の接続を行
う場合に関するものである。2つの配線基板50、50
には、それぞれ第1の実施の形態と同じ構造の基板取り
付けコネクタ40、40を設ける。また、差込コネクタ
20はその両側に第1の実施の形態の差込部27と同じ
構造の差込部27、27をそれぞれ設け、差込コネクタ
20の両側の差込部27、27を2つの配線基板50、
50に設けられた基板取り付けコネクタ40、40にそ
れぞれ差し込んで2つの配線基板50、50を差込コネ
クタ20で接続する。
【0051】また、第2の実施の形態と同様にすれば、
シールドタイプや高周波タイプとすることができる。
【0052】なお、上記各実施の形態では、ハウジング
70を金属の薄板で構成したが、絶縁体を金属で被覆し
たものを用いてもシールド効果をもたせることができ
る。
【0053】また、バネ電極22に代えて、導電ゴムを
弾性体電極として用いることもできる。
【0054】また、バネ電極22等の弾性体電極は差込
コネクタ本体21の上面28、下面29の両面に設けら
れていてもよい。この場合には、ハウジング70の内面
は樹脂コーティング、塗料塗布等により絶縁処理されて
いることが好ましい。
【0055】また、ハウジング70に設けた差込コネク
タストッパー用穴75を差込コネクタストッパー用爪と
し、差込コネクタ本体21に設けたコネクタストッパー
用爪25をコネクタストッパー用穴としてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、薄型化が可能であっ
て、基板上における配置箇所の自由度が大きく、また、
基板の片面上に設置可能であり、しかも低価格化が可能
な基板取り付けコネクタ構成部材、差込コネクタ、基板
取り付けコネクタ対およびコネクタ接続構造が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の基板取り付けコネ
クタ対およびコネクタ接続構造を説明するための分解斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の基板取り付けコネ
クタ対およびコネクタ接続構造を説明するための断面図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の基板取り付けコネ
クタ対およびコネクタ接続構造を説明するための図であ
り、図3Aは第2の実施の形態の基板取り付けコネクタ
対およびコネクタ接続構造を説明するための断面図であ
り、図3Bは第2の実施の形態で使用するシールドケー
ブルを説明するための斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の基板取り付けコネ
クタ対およびコネクタ接続構造を説明するための分解斜
視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の基板取り付けコネ
クタ対およびコネクタ接続構造を説明するための断面図
である。
【図6】従来のコネクタを説明するための分解斜視図で
ある。
【図7】従来のコネクタを説明するための分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…基板取り付けコネクタ対 20…差込コネクタ 202、203…側面 21…差込コネクタ本体 22…バネ電極 221…固定端 222…自由端 23…電極 24…ケーブル 25…コネクタストッパー用爪 27…差込部 40…基板取り付けコネクタ 50…配線基板 53、54…接地配線 55…信号パターン 56、57…スルーホール 61…端子電極パターン 611…端子電極ランド 62…基板配線 63…ハウジング実装用ランド電極 64…ハウジング位置決め用穴 70…コネクタ用ハウジング 71…コネクタ用ハウジング本体 73…ハウジング実装用部材 74…ハウジング位置決め用足 75…差込コネクタストッパー用穴 76…配線通し用逃げ部 132…電極ピン(接続端子)
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月28日(1999.4.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】基板取り付けコネクタ構成部材、基板取
り付けコネクタ対およびコネクタ接続構造
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】面実装コネクタ130は、筺体131と、
接続端子である電極ピン132と、位置決め用または接
地用の実装電極133と、信号用の実装電極134とを
備えている。電極ピン132は筺体131に取り付けら
れ、その前方は筺体131内の中空部分に突出し、その
後方は実装電極134となっている。また、筺体131
にはコネクタストッパー135が、筺体131の天井の
内壁から内部に向けて突き出されて設けられている。基
板140の表面141には、信号用のコネクタ実装用ラ
ンド144と、コネクタ実装用ランド144に接続され
ている基板配線142と、位置決め用または接地用のコ
ネクタ実装用ランド143とが設けられている。面実装
コネクタ130の筺体131を基板140のコネクタ実
装位置149に位置させた状態で、実装電極133とコ
ネクタ実装用ランド143とを接続し、実装電極134
とコネクタ実装用ランド144とを接続する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】配線基板50の上面51には入出力端子と
なる端子電極パターン61が設けられている。端子電極
パターン61は、幅方向Wに沿って互いに一定の距離離
間して設けられた複数の端子電極ランド611によって
構成されている。各端子電極ランド611は差込コネク
タ20の挿入方向Iに沿って配線基板50の上面51上
を延在して設けられている。端子電極パターン61の後
方は、配線基板50の上面5上に設けられた基板配線
62に接続されている。基板配線62は、配線基板50
の上面5上に設けられた電子部品(図示せず)に接続
されている。端子電極ランド611を介して信号は入出
力され、また電源、接地等が供給される。端子電極パタ
ーン61の外側の配線基板50の上面51には4つのハ
ウジング実装用ランド電極63が設けられており、この
ランド電極63には接地電位が供給される。端子電極パ
ターン61の両外側前方にはハウジング位置決め用穴6
4がそれぞれ設けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】側面702、703の下端にはハウジング
実装部材73、73がそれぞれ側面702、703と
垂直にコネクタハウジング本体71の外側に突出して設
けられている。背面704の下端には2つのハウジング
実装部材73、73がそれぞれ背面704と垂直にコ
ネクタハウジング本体71の外側に突出して設けられて
いる。背面704の下端近傍の中央部は切り欠かれてお
り、基板配線62の通し逃げ用の配線通し用逃げ部76
となっている。側面702、703には差込コネクタス
トッパー用穴75がそれぞれ設けられている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】差込コネクタ20が基板取り付けコネクタ
40内に差し込まれると、バネ電極22の配線基板50
の上面51と対面する面223が配線基板50の上面5
1上に設けられた端子電極ランド611と接触すると共
に、差込部27の上面29が基板取り付けコネクタ40
のハウジング70の上面701の内壁面711に当接し
て差込コネクタ20が配線基板50から離れる方向に移
動するのを制限する。その結果、バネ電極22は、差込
部27の下面28に略垂直な方向および配線基板50の
上面51に略垂直な方向すなわち高さ方向Hにおいて変
形し、高さ方向Hにおいて押圧力を発生し、バネ電極2
2を端子電極ランド611に圧接させて、バネ電極22
と端子電極ランド611との間を導通する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】本実施の形態では、配線基板50として、
2つのべたの接地配線53、54間に信号パターン55
が内層として挟まれたものを使用する。配線基板50の
上面51上の端子電極パターン61は内層の信号パター
ン55よりスルーホール56を介して接続されており、
ハウジング実装用ランド電極63はスルーホール57
介して接地配線53、54と接続されている。また、差
込コネクタ本体21の上面29上には電極23を設け
て、シールド性を有するハウジング70の上面701と
直接接触させている。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品が実装される配線基板であって、
    表面に配線パターンと前記配線パターンに接続されてい
    る端子電極パターンが形成された配線基板と、 前記配線基板に取り付けられて前記配線基板と共に基板
    取り付けコネクタを構成する、基板取り付けコネクタ構
    成部材と、 前記基板取り付けコネクタに差し込まれた差込コネクタ
    と、を備えるコネクタ接続構造であって、 前記基板取り付けコネクタ構成部材の前記配線基板と対
    面する面に、前記配線基板に設けられた前記端子電極パ
    ターンを露出する第1の開口部が設けられており、 前記基板取り付けコネクタ構成部材には前記差込コネク
    タが差し込まれる第2の開口部が設けられており、 前記基板取り付けコネクタ構成部材には、前記基板取り
    付けコネクタの接続端子であって前記差込コネクタと接
    続される前記接続端子が取り付けられておらず、 前記差込コネクタの前記配線基板と対面する面の表面に
    前記配線基板に設けられた前記端子電極パターンに対応
    する端子電極が設けられ、 前記端子電極の少なくとも前記配線基板と対面する側が
    導電性を備えており、 前記差込コネクタが前記基板取り付けコネクタに差し込
    まれた状態で前記差込コネクタの前記端子電極が前記配
    線基板の前記端子電極パターンに圧接されていることを
    特徴とするコネクタ接続構造。
  2. 【請求項2】前記基板取り付けコネクタ構成部材には、
    前記差込コネクタが前記配線基板から離れる方向に向か
    って移動するのを制限する移動制限部材が設けられてお
    り、 前記差込コネクタの前記配線基板と対面する前記面に設
    けられた前記端子電極が弾性を備えており、 前記端子電極が変形することによって、前記差込コネク
    タの前記配線基板と対面する前記面に略垂直な成分を持
    つ押圧力を発生可能であることを特徴とする請求項1記
    載のコネクタ接続構造。
  3. 【請求項3】前記基板取り付けコネクタ構成部材が、前
    記差込コネクタの前記基板取り付けコネクタへの差込方
    向と略直交する方向であって前記配線基板の前記表面に
    略平行な方向における、前記差込コネクタの位置決め手
    段を備えていることを特徴とする請求項1または2記載
    のコネクタ接続構造。
  4. 【請求項4】前記基板取り付けコネクタ構成部材が天井
    壁と側壁とを備えるハウジングであり、 前記天井壁および前記側壁がシールド性を備えているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコネ
    クタ接続構造。
  5. 【請求項5】前記基板取り付けコネクタ構成部材が金属
    板で構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載のコネクタ接続構造。
  6. 【請求項6】前記基板取り付けコネクタ構成部材が、前
    記基板取り付けコネクタ構成部材を前記配線基板に固定
    する第1の固定手段であって導電性の前記第1の固定手
    段を備え、 前記配線基板が、前記基板取り付けコネクタ構成部材の
    前記第1の固定手段に対応する第2の固定手段であって
    導電性の前記第2の固定手段を備え、 前記第2の固定手段が接地電位用配線に接続されている
    ことを特徴とする請求項4または5記載のコネクタ接続
    構造。
  7. 【請求項7】前記基板取り付けコネクタ構成部材が、前
    記端子電極パターンに接続されている前記配線パターン
    の通し逃げ部を備えていることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載のコネクタ接続構造。
  8. 【請求項8】前記基板取り付けコネクタ構成部材が、前
    記基板取り付けコネクタ構成部材の第1の位置決め手段
    を備え、前記配線基板が前記基板取り付けコネクタ構成
    部材の前記第1の位置決め部材に対応する第2の位置決
    め手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載のコネクタ接続構造。
  9. 【請求項9】前記端子電極が、導電性を有する弾性体か
    ら構成され、 前記端子電極が前記差込コネクタの前記基板取り付けコ
    ネクタへの差込方向にほぼ沿って延在しており、 前記端子電極の一端が前記差込コネクタに固定され、他
    端が解放され、 前記端子電極が、前記差込コネクタの前記配線基板と対
    面する前記面に略垂直な方向に曲げられていることを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のコネクタ接
    続構造。
  10. 【請求項10】配線基板に取り付けられて前記配線基板
    と共に基板取り付けコネクタを構成する、基板取り付け
    コネクタ構成部材と、 前記基板取り付けコネクタに差し込まれる差込コネクタ
    と、を備える基板取り付けコネクタ対であって、 前記基板取り付けコネクタ構成部材の前記配線基板と対
    面することになる面に、前記配線基板に設けられた端子
    電極パターンを露出する第1の開口部が設けられてお
    り、 前記基板取り付けコネクタ構成部材には前記差込コネク
    タが差し込まれる第2の開口部が設けられており、 前記基板取り付けコネクタ構成部材には、前記基板取り
    付けコネクタの接続端子であって前記差込コネクタと接
    続される前記接続端子が取り付けられておらず、 前記差込コネクタの前記配線基板と対面することになる
    面の表面に端子電極が設けられ、 前記端子電極の少なくとも前記配線基板と対面すること
    になる側が導電性を備えていることを特徴とする基板取
    り付けコネクタ対。
  11. 【請求項11】前記基板取り付けコネクタ構成部材に
    は、前記差込コネクタが前記配線基板から離れる方向に
    向かって移動するのを制限する移動制限部材が設けられ
    ており、 前記差込コネクタの前記配線基板と対面することになる
    前記面に設けられた前記端子電極が弾性を備えており、 前記端子電極が変形することによって、前記差込コネク
    タの前記配線基板と対面することとなる前記面に略垂直
    な成分を持つ押圧力を発生可能であることを特徴とする
    請求項10記載の基板取り付けコネクタ対。
  12. 【請求項12】配線基板に取り付けられて前記配線基板
    と共に基板取り付けコネクタを構成する、基板取り付け
    コネクタ構成部材であって、 前記基板取り付けコネクタ構成部材の前記配線基板と対
    面することになる面に、前記配線基板に設けられた端子
    電極パターンを露出する第1の開口部が設けられてお
    り、 前記基板取り付けコネクタは差込コネクタが差し込まれ
    るコネクタであって、前記基板取り付けコネクタ構成部
    材には前記差込コネクタが差し込まれる第2の開口部が
    設けられており、 前記基板取り付けコネクタ構成部材には、前記差込コネ
    クタが前記配線基板から離れる方向に向かって移動する
    のを制限する移動制限部材が設けられており、 前記基板取り付けコネクタ構成部材には、前記基板取り
    付けコネクタの接続端子であって前記差込コネクタと接
    続される前記接続端子が取り付けられていないことを特
    徴とする基板取り付けコネクタ構成部材。
  13. 【請求項13】配線基板に取り付けられた基板取り付け
    コネクタに差し込まれる差込コネクタであって、 前記差込コネクタの前記配線基板と対面することになる
    面の表面に端子電極が設けられ、 前記端子電極が弾性を備えており、 前記端子電極が変形することによって、前記配線基板と
    対面することとなる前記面に略垂直な成分を持つ押圧力
    を発生可能であり、 前記端子電極の少なくとも前記配線基板と対面すること
    になる側が導電性を備えていることを特徴とする差込コ
    ネクタ。
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