JP2000011239A - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

Info

Publication number
JP2000011239A
JP2000011239A JP10171475A JP17147598A JP2000011239A JP 2000011239 A JP2000011239 A JP 2000011239A JP 10171475 A JP10171475 A JP 10171475A JP 17147598 A JP17147598 A JP 17147598A JP 2000011239 A JP2000011239 A JP 2000011239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
sensor
coins
guide
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10171475A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kozukue
正晶 小机
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10171475A priority Critical patent/JP2000011239A/ja
Publication of JP2000011239A publication Critical patent/JP2000011239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Coins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬貨の金種及び正偽の検出時における硬貨の
転動を安定させることができる硬貨処理装置を提供す
る。 【解決手段】 硬貨の金種及び正偽を検出するセンサ部
3Aの磁気センサ11A、11B、及び11Cの位置に
応じて継ぎ目や凹凸等の段差が無い平滑面で形成される
斜面27Aを有した誘導部材27を設け、磁気センサ1
1A、11B、及び11Cの位置を転動する硬貨の転動
を安定させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬貨処理装置に関
し、特に、正規の硬貨の受入率を低下させることなく偽
造、変造硬貨の選別性に優れる硬貨処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機では、購買動作に基づいて投
入される硬貨を金種毎に分類して格納する硬貨処理装置
が設けられている。
【0003】図4は、従来の硬貨処理装置を部分的に示
し、硬貨を投入する投入口1と、投入口の近傍に設けら
れる硬貨の返却レバー2と、硬貨を所定の硬貨経路に通
過させて金種の選別及び硬貨の正偽を判別する硬貨選別
部3と、硬貨選別部3に開閉自在に設けられるセンサ部
3Aと、センサ部3Aを被うパネル3Bと、硬貨の厚さ
方向の動きを安定させるアブソーバ4と、硬貨選別部3
で選別された硬貨をゲート5A、5B、5C、5D、及
び5Eの開閉動作に応じて所定の硬貨収容部(図示せ
ず)に誘導するゲート部5と、ゲート部5の前面に設け
られるフロントカバー6と、ゲート5Bを通過した硬貨
を検出する硬貨検出センサ7と、外部から硬貨通路に侵
入した液体を所定の方向に誘導する液体流路8と、液体
流路8を介して誘導された液体を硬貨処理装置の外部に
排出させる排出口9と、センサ部3Aを開閉自在に支持
する硬貨選別部固定部材15を有する。
【0004】図5は、センサ部3Aを被うパネル3Bを
外した状態を示し、硬貨選別部3にビス1aによって固
定される投入口部材1Aと、硬貨の材質、外径、及び厚
さを検出する磁気センサ11A、11B、及び11Cを
有する回路基板12と、回路基板12に接続される配線
12Aと、硬貨選別部3における硬貨の通過幅を調整す
る調整ビス13と、返却レバー(図示せず)と当接する
当接部14を有し、硬貨選別部固定部材15は、スプリ
ング15Aによって固定ピン15B及び15Cの間隔を
調整可能に形成されている。
【0005】図6は、センサ部3Aを開いて硬貨通路を
露出させた状態を示し、硬貨選別部3は、投入口部材1
Aと係合して硬貨の投入口1を形成する投入口部材1B
と、投入口部材1Bの下方に形成される硬貨経路の硬貨
の転動する方向に沿って所定の間隔で形成された突起1
6を有する。また、センサ部3Aの裏面(図において露
出された面)には突起16より突出量が大に形成されて
硬貨の転動をガイドする硬貨ガイド17,18,19,
及び20が形成されている。
【0006】上記した硬貨処理装置において、投入口1
から硬貨が投入されると、硬貨選別部3に設けられる硬
貨ガイド17,18,19,及び20に沿って硬貨が転
動する。センサ部3Aに設けられる磁気センサ11A、
11B、及び11Cは、硬貨ガイド19,20上を転動
する硬貨の検出信号を制御部(図示せず)に出力する。
制御部は、硬貨の検出信号に基づいて得られる材質、外
径、及び厚さの情報を正規の硬貨の情報と比較して正偽
を判別する。
【0007】近年、正規の硬貨に似せた変造硬貨を故意
に投入し、釣銭を詐取する不正行為が横行しており、硬
貨選別部3における硬貨の検出精度を高めて正偽の判別
を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の硬貨処
理装置によると、センサを設けたセンサ通路と、このセ
ンサ通路に硬貨をガイドするガイド通路が別体の部材に
よって構成されているため、例えば、取付精度が悪化す
ると通路に段差が生じてセンサ通路上の硬貨の転動が不
安定になって検出精度が低下し、硬貨の受入率を低下さ
せるという問題がある。従って、本発明の目的は硬貨の
金種及び正偽の検出時における硬貨の転動を安定させる
ことのできる硬貨処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、投入口から投入された硬貨をガイド通路を経
てセンサを設けたセンサ通路に通過させて金種及び正偽
を検出する硬貨処理装置において、前記ガイド通路及び
前記センサ通路が継ぎ目の無いガイド部材で構成されて
いる硬貨処理装置を提供する。
【0010】上記する硬貨処理装置において、ガイド部
材は、非磁性体によって形成されて硬貨の種類に応じて
着脱可能に固定されることが好ましい。また、非磁性体
は、硬貨の材質より硬い材質であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の硬貨処理装置を図
面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係るコイン
メカニズムを示し、硬貨選別部3及びゲート部5を有
し、投入口1から投入される硬貨の金種を選別する硬貨
処理装置10と、硬貨処理装置10を介して供給される
硬貨を金種に応じて格納するパイプ22A、22B、2
2C、及び22Dを有するカセットパイプ22と、カセ
ットパイプ22の下部に設けられるエンプティセンサ2
3A,23B,23C,及び23Dと、カセットパイプ
22に併設されて予め設定された金種のつり銭を格納す
るプリパイプ24と、プリパイプ24の下部に設けられ
るエンプティセンサ24Aと、カセットパイプ22及び
プリパイプ24から硬貨を払い出す払い出し部25と、
プリパイプ24の上部に設けられて売上集計、つり銭の
回収・開始・終了、及びつり銭回収金種設定等の操作を
行うフロントスイッチ26と、液体の排出口9にホース
(図示せず)を接続するホース接続部9Aを有する。硬
貨選別部3及びゲート部5の主要部については従来の技
術で説明した硬貨処理装置と同一であるので重複する説
明を省略する。
【0013】硬貨処理装置10は、投入口1から硬貨が
投入されると、硬貨選別部3において硬貨の金種を選別
する。ゲート部5は、選別された硬貨に応じてゲート5
A、5B、5C、5D、及び5Eの開閉動作を行うこと
により、硬貨をカセットパイプ22の所定のパイプ22
A、22B、22C、及び22Dに誘導する。
【0014】例えば、投入口1から500円硬貨が投入
されると、この500円硬貨はゲート5A、5D、及び
5Eを介してカセットパイプ22のパイプ22Aに供給
される。ゲート5Aは硬貨の正偽に応じて開閉するゲー
トであり、硬貨選別部3において変造硬貨等の不正な硬
貨や、対象外の硬貨が検出されると下流側への通路を閉
じて硬貨を返却する。一方、正規の硬貨が検出されると
下流側への通路を開いて硬貨をゲート部5に誘導し、他
のゲート5B、5C、5D、及び5Eの組み合わせによ
る開閉動作によってカセットパイプ22の所定のパイプ
22A、22B、22C、及び22Dに硬貨を誘導す
る。
【0015】図2は、本発明の硬貨処理装置における硬
貨通路を示し、投入口部材1Aに沿って下方に供給され
るコインCを受ける硬貨ガイド18と、センサ部3Aの
裏面(図において露出された面)のビス1bによって固
定されてコインCをセンサの検出範囲に誘導する誘導部
材27を有し、誘導部材27はコインCの転動部分が段
差等の無い斜面27Aを有するように形成されている。
上記した硬貨ガイド18及び誘導部材27は変形や摩耗
を防ぐためにセラミック等の硬貨より硬い非磁性体で形
成されるが、ステンレス等の金属によって形成すること
もできる。
【0016】図3は、センサ部3Aを側面方向より示
し、投入口部材1Aにビス1bによって固定される誘導
部材27の斜面27Aを継ぎ目や凹凸等の段差が無い平
滑面とすることで、磁気センサ10A、10B、及び1
0Cの裏面を通過するコインCの転動が安定する。ま
た、斜面27Aは硬貨選別部3に設けられる突起15
(図示せず)にコインCの側面が当接して転動するよう
に外側に傾斜している。同図においては硬貨ガイド18
を図示省略している。
【0017】投入口1から投入された硬貨は、硬貨ガイ
ド17に沿って下方に移動し、硬貨ガイド18に当たっ
て転動方向を変えた後、誘導部材27上を転動する。セ
ンサ部3Aに設けられる磁気センサ10A、10B、及
び10Cは、誘導部材27上を転動する硬貨の応じた磁
気信号を制御部(図示せず)に出力する。誘導部材27
は、磁気センサ10A、10B、及び10Cの裏面を通
過する硬貨の転動を安定させることによって硬貨の正偽
の判別精度を向上させる。
【0018】本実施の形態では、誘導部材27の斜面2
7Aを継ぎ目や凹凸等の段差が無い平滑面で形成してい
るが、硬貨ガイド18と一体的に形成し、硬貨が当接す
る部分を継ぎ目や凹凸等の段差が無い平滑面で形成して
も良い。また、ビス1bによる固定に加えて誘導部材2
7を所定の位置に位置決めする位置決め部材を設け、所
定の位置に位置決めされた誘導部材27をビス1bによ
って固定するようにしても良い。
【0019】また、誘導部材は選別する硬貨に応じて変
更することも可能である。例えば、外貨やゲームコイン
等を対象とする硬貨処理装置では、これらの硬貨の外径
に応じた形状の誘導部材に変更することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り、ガイド通路及び前記
センサ通路が継ぎ目の無いガイド部材で構成されるよう
にしたため、硬貨の金種及び正偽の検出時における硬貨
の転動を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコインメカニズムを
示す正面図。
【図2】本発明の実施の形態における硬貨処理装置のセ
ンサ部を示す説明図。
【図3】本発明の実施の形態におけるセンサ部の側面
図。
【図4】従来の硬貨処理装置を示す正面図
【図5】従来の硬貨処理装置のセンサ部を示す説明図。
【図6】従来の硬貨処理装置のセンサ部を開放した状態
を示す説明図。
【符号の説明】
1,投入口 1A,投入口部材 1B、投入口部材 1a,ビス 1b,ビス 2,返却レバー 3,硬貨選別部 3A,センサ部 3B,パネル 4,アブソーバ 5,ゲート部 5A,ゲート 5B,ゲート 5C,ゲート 5D,ゲート 5E,ゲート 6,フロントカバー 7,硬貨検出センサ 8,液体流路 9,排出口 9A,ホース接続部 10,硬貨処理装置 11A,磁気センサ 11B,磁気センサ 11C,磁気センサ 12,回路基板 12A,配線 13,調整ビス 14,当接部 15,硬貨選別部固定部材 15A,スプリング 15B,固定ピン 15C,固定ピン 16,突起 17,硬貨ガイド 18,硬貨ガイド 19,硬貨ガイド 20,硬貨ガイド 22カセットパイプ 22A,パイプ 22B,パイプ 22C,パイプ 22D,パイプ 23A,エンプティセンサ 23B,エンプティセンサ 23C,エンプティセンサ 23D,エンプティセンサ 24,プリパイプ 25,払い出し部 26,フロントスイッチ 27,誘導部材 27A,斜面 C,コイン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口から投入された硬貨をガイド通路
    を経てセンサを設けたセンサ通路に通過させて金種及び
    正偽を検出する硬貨処理装置において、 前記ガイド通路及び前記センサ通路が継ぎ目の無いガイ
    ド部材で構成されていることを特徴とする硬貨処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材は、非磁性体によって形
    成されて前記硬貨の種類に応じて着脱可能に固定される
    構成の請求項第1項記載の硬貨処理装置。
  3. 【請求項3】 前記非磁性体は、前記硬貨の材質より硬
    い材質である構成の請求項第2項記載の硬貨処理装置。
JP10171475A 1998-06-18 1998-06-18 硬貨処理装置 Pending JP2000011239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10171475A JP2000011239A (ja) 1998-06-18 1998-06-18 硬貨処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10171475A JP2000011239A (ja) 1998-06-18 1998-06-18 硬貨処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000011239A true JP2000011239A (ja) 2000-01-14

Family

ID=15923802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10171475A Pending JP2000011239A (ja) 1998-06-18 1998-06-18 硬貨処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000011239A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5379875A (en) Coin discriminator and acceptor arrangement
KR0176717B1 (ko) 코인튜브 감시 및 제어 장치
JP5042223B2 (ja) 変形硬貨検知装置
US5460256A (en) Coin sensor device
JP4797348B2 (ja) 投入コイン検知方法、投入コイン検知装置および遊技機
JP5261655B2 (ja) 価値媒体処理装置
JP2009193375A5 (ja)
EP0537251B1 (en) Coin validator
JP2000011239A (ja) 硬貨処理装置
US5950795A (en) Exact change coin collection device
JP2002342814A (ja) メダル通過検出装置およびその装置が用いられたスロットマシン
JP2936532B2 (ja) コイン選別装置
JP3506318B2 (ja) 硬貨振分け装置
JP2011034141A (ja) 硬貨入出金装置
JP2865113B2 (ja) 硬貨選別装置
AU660418B2 (en) Coin validator
JP2588657Y2 (ja) 硬貨選別装置
JP2517318B2 (ja) 硬貨処理装置
JP3598906B2 (ja) 硬貨選別装置
JP3141872B2 (ja) 硬貨選別装置
JP2998159B2 (ja) 硬貨選別装置
JPS62125487A (ja) 硬貨選別装置
JPH03260791A (ja) 自動販売機の硬貨処理装置
JP2001167329A (ja) 硬貨識別方法及び装置
JP3175359B2 (ja) 釣銭合わせ機能付コインメカニズム