JP2000011163A - 虹彩撮像装置及び、その虹彩撮像方法 - Google Patents

虹彩撮像装置及び、その虹彩撮像方法

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JP2000011163A
JP2000011163A JP10188224A JP18822498A JP2000011163A JP 2000011163 A JP2000011163 A JP 2000011163A JP 10188224 A JP10188224 A JP 10188224A JP 18822498 A JP18822498 A JP 18822498A JP 2000011163 A JP2000011163 A JP 2000011163A
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JP10188224A
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English (en)
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Joji Wada
穣二 和田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出対象者の位置測定後、その検出対象者が
動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポ
イントがズレてしまうと、検出対象者の虹彩を撮像する
ことができない。 【解決手段】 検出対象者の目Xを含む顔部分Zを位置
データを検出する位置データ生成部12と、顔部分を撮
像する虹彩検知カメラ13と、虹彩検知カメラの現在カ
メラ位置データとして検出する画像処理部14と、位置
データ及び現在カメラ位置データに基づいてカメラ駆動
位置データを生成する比較器15と、カメラ駆動位置デ
ータに基づいて顔部分を撮像するように虹彩検知カメラ
13を制御する位置ドライバ16と、虹彩検知カメラ1
3にて撮像された顔部分の画像データから目の虹彩部分
の画像データを選択する画像選択部18と、選択された
画像データに対して虹彩部分が識別可能となるように画
像拡大処理を施す画像拡大処理部19とを有するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばセキュリテ
ィシステムに採用され、検出対象者の目や顔の位置を測
定し、この測定結果に基づいて検出対象者の目の虹彩を
撮像する虹彩撮像装置及び虹彩撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような虹彩撮像装置として
は、検出対象者の目や顔の位置を測定し、この測定結果
に基づいて検出対象者の目の虹彩を撮像するものであ
り、例えばセキュリティが必要な飛行場、公共施設や銀
行内のゲートゲートで特定人物のみの出入を許可する
等、この特定人物を識別するために用いられている。
【0003】つまり、このようなセキュリティシステム
によれば、虹彩撮像装置にて検出対象者の目の虹彩を撮
像し、この撮像にて得られる虹彩に基づいて特定人物を
識別するものである。
【0004】では、このような従来の虹彩撮像装置につ
いて説明する。図3は従来の虹彩撮像装置の概略構成を
示すシステム構成図である。
【0005】図3に示す虹彩撮像装置50は、検出対象
者の目Xの位置を測定する3点方式の人物位置測定カメ
ラ51と、各人物位置測定カメラ51からの各測定値に
基づいて立体的に検出対象者の目Xの位置を示す位置デ
ータを生成する位置データ生成部52と、検出対象者の
目Xの虹彩を撮像する虹彩画像カメラ53と、この虹彩
画像カメラ53からの画像を画像処理すると共に、現在
の虹彩画像カメラ53の位置を現在カメラ位置データと
して生成する画像処理部54と、前記位置データ生成部
52からの位置データと虹彩画像カメラ53からの現在
カメラ位置データとを比較して差分データとしてのカメ
ラ駆動位置データを生成する比較器55と、この比較器
55からのカメラ駆動位置データに基づいて虹彩画像カ
メラ53の位置を駆動制御する位置ドライバ56とを有
している。
【0006】また、この位置ドライバ56は、前記虹彩
画像カメラ53の左右方向への駆動を制御する左右方向
駆動ドライバ56aと、前記虹彩画像カメラ53の上下
方向への駆動を制御する上下方向駆動ドライバ56b
と、前記虹彩画像カメラ53の焦点を制御するフォーカ
スドライバ56cとを有している。
【0007】前記人物位置測定カメラ51及び虹彩画像
カメラ53は、例えばゲートのドア57前に配置される
ものである。
【0008】では、このような従来の虹彩撮像装置50
の動作について説明する。
【0009】前記人物位置情報データ生成部51は、各
人物位置測定カメラ51からの測定値に基づいて検出対
象者の目Xの位置を一義的に示す位置データを生成し、
この位置データを前記比較器55の一方の入力に供給す
る。
【0010】また、前記虹彩画像カメラ53は現在撮像
位置からの撮像位置を撮像して現在カメラ位置として画
像処理部54に供給する。この画像処理部54は、この
現在カメラ位置から現在カメラ位置データを生成し、こ
の現在カメラ位置データを比較器55の他方の入力に供
給する。
【0011】比較器55は、前記位置データと現在カメ
ラ位置データとを比較して、検出対象者の虹彩を撮像対
象とするように虹彩画像カメラ53の駆動を制御するた
めのカメラ駆動位置データを生成し、このカメラ駆動位
置データを前記位置ドライバ56に供給する。
【0012】この位置ドライバ56は、このカメラ駆動
位置データに基づいて、前記左右方向駆動ドライバ56
a及び上下方向駆動ドライバ56bを介して虹彩画像カ
メラ53の位置合わせを実行した後、前記フォーカスド
ライバ56cを介して虹彩画像カメラ53の焦点合わせ
を行う。
【0013】この虹彩画像カメラ53は、前記カメラ駆
動位置データに基づく位置ドライバ56の駆動制御によ
って位置合わせ及び焦点合わせ完了後に、検出対象者の
虹彩を撮像して画像処理部54に供給する。この画像処
理部54は、検出対象者の虹彩に関わる画像データを、
図示せぬ識別部に供給する。この識別部は、画像データ
に含まれる検出対象者の虹彩に基づいて検出対象者を識
別することができる。
【0014】このような従来の虹彩撮像装置50によれ
ば、人物位置測定カメラ51にて得られる検出対象者の
正確な位置データ及び虹彩画像カメラ53の現在カメラ
位置データに基づいて得られるカメラ駆動位置データに
基づいて、検出対象者の虹彩が撮像できるように位置合
わせ及び焦点合わせを行うように虹彩画像カメラ53を
駆動制御するようにしたので、前記虹彩画像カメラ53
にて検出対象者の虹彩を確実に撮像することができると
共に、ひいては、その画像データに基づいて検出対象者
の虹彩を確実に識別することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の虹彩撮像装置50によれば、前記人物位置測定カメ
ラ51からの位置データ及び虹彩画像カメラ53からの
現在カメラ位置データに基づいてカメラ駆動位置データ
を生成し、このカメラ駆動位置データに基づいて一義的
に虹彩画像カメラ53の位置を駆動制御するようにして
いる、つまりカメラ駆動位置データに基づいて撮像対象
に対する位置合わせポイント及び焦点ポイントを一義的
に設定するようにしているので、前記人物位置測定カメ
ラ51においては高い測定精度が要求されており、この
測定精度を高めるためには高価な人物位置測定カメラ5
1を必要とし、非常にコスト高となるといった問題点が
あった。尚、このような高い測定精度を角度で表現する
と、0.025°から0.1°の範囲が要求され、この
精度を維持するためには虹彩画像カメラ53のエンコー
ダ精度を14400P/rから3600P/rの範囲で
要求される。
【0016】また、上記従来の虹彩撮像装置50によれ
ば、人物位置測定カメラ51で静止中の検出対象者の目
Xの位置を高精度に測定することができるが、検出対象
者側では特に測定されていると認識しているわけではな
いため、常に検出対象者が静止中であるとは限らない。
【0017】このため、従来の虹彩撮像装置50によれ
ば、検出対象者が静止した僅かな時間内で、人物位置測
定カメラ51による位置測定、及び前記虹彩画像カメラ
53による駆動制御を実行して虹彩画像カメラ53を一
義的に移動させなければならず、例えば人物位置測定カ
メラ51による測定値取り込み後に検出対象者が動いて
当初の位置合わせポイントからズレてしまった場合に
は、検出対象者の動きに追従することができないため
に、この検出対象者の虹彩に対する虹彩画像カメラ53
の位置合わせポイント及び焦点合わせポイントがズレて
しまうために、検出対象者の虹彩を撮像することができ
ないといった問題点があった。
【0018】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、検出対象者の位置測
定後、その検出対象者が動いて当初からの位置合わせポ
イント及び焦点合わせポイントがズレてしまったとして
も、低コストな構成で、検出対象者の虹彩を撮像するこ
とができる虹彩撮像装置及び虹彩撮像方法を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の虹彩撮像装置は、検出対象者の目を含む顔部
分を位置データとして検出する位置検出手段と、前記検
出対象者の顔部分を撮像する撮像手段と、この撮像手段
の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出す
る撮像位置検出手段と、前記位置検出手段にて検出され
た位置データ及び前記撮像位置検出手段にて検出された
現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の顔部分を
撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像
駆動位置データを生成する撮像駆動位置データ生成手段
と、この撮像駆動位置データ生成手段にて生成された撮
像駆動位置データに基づいて、検出対象者の顔部分を撮
像するように撮像手段を制御する駆動制御手段と、この
撮像手段にて撮像された検出対象者の顔部分の画像デー
タから検出対象者の目の虹彩部分に相当する画像データ
を選択する画像データ選択手段と、この画像データ選択
手段にて選択された画像データに対して、この画像デー
タに相当する虹彩部分が識別可能となるように画像拡大
処理を施す画像拡大処理手段とを有するものである。
【0020】従って、本発明における虹彩撮像装置によ
れば、検出対象者の位置測定検出後、その検出対象が動
いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイ
ントがずれてしまったとしても、低コストな構成で、検
出対象者の虹彩を撮像することができる。
【0021】また、本発明における虹彩撮像方法は、検
出対象者の目を含む顔部分を位置データとして検出し、
前記検出対象者の顔部分を撮像する撮像手段の現在撮像
対象位置を現在撮像位置データとして検出し、前記位置
データ及び前記現在撮像位置データに基づいて、検出対
象者の顔部分を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動さ
せるための撮像駆動位置データを生成し、この撮像駆動
位置データに基づいて、検出対象者の顔部分を撮像する
ように撮像手段を制御し、この撮像手段にて撮像された
検出対象者の顔部分の画像データから検出対象者の目の
虹彩部分に相当する画像データを選択し、この選択され
た画像データに対して、この画像データに相当する虹彩
部分が識別可能となるように画像拡大処理を施すもので
ある。
【0022】従って、本発明における虹彩撮像方法によ
れば、検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者
が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせ
ポイントからズレてしまったとしても、低コストな方法
で、検出対象者の虹彩を撮像することができ、ひいては
虹彩の識別精度を向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明における請求項1記載の虹
彩撮像装置は、検出対象者の目を含む顔部分を位置デー
タとして検出する位置検出手段と、前記検出対象者の顔
部分を撮像する撮像手段と、この撮像手段の現在撮像対
象位置を現在撮像位置データとして検出する撮像位置検
出手段と、前記位置検出手段にて検出された位置データ
及び前記撮像位置検出手段にて検出された現在撮像位置
データに基づいて、検出対象者の顔部分を撮像対象とす
る位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置デー
タを生成する撮像駆動位置データ生成手段と、この撮像
駆動位置データ生成手段にて生成された撮像駆動位置デ
ータに基づいて、検出対象者の顔部分を撮像するように
撮像手段を制御する駆動制御手段と、この撮像手段にて
撮像された検出対象者の顔部分の画像データから検出対
象者の目の虹彩部分に相当する画像データを選択する画
像データ選択手段と、この画像データ選択手段にて選択
された画像データに対して、この画像データに相当する
虹彩部分が識別可能となるように画像拡大処理を施す画
像拡大処理手段とを有することを特徴とする。
【0024】前記虹彩撮像装置とは、検出対象者の虹彩
を撮像するものであり、この虹彩に基づいて検出対象者
を識別する、主にセキュリティシステムに採用される装
置である。
【0025】前記位置検出手段は、検出対象者の目を含
む顔部分の位置を位置データとして検出するものであ
り、例えば3点方式で検出対象者の顔部分の位置を測定
する2台の人物位置測定カメラから得られる測定値に基
づいて位置データを生成する位置データ生成部に相当す
るものである。
【0026】尚、図3に示す高精度な人物位置測定カメ
ラが検出対象者の目の位置を測定検出対象としているの
に対し、本発明の位置検出手段としての人物位置測定カ
メラは、測定検出対象を検出対象者の顔部分としている
ので、低コストな通常精度の人物位置測定カメラで良い
ことになる。
【0027】前記撮像手段は、前記検出対象者の顔部分
を撮像する、例えば虹彩検知カメラに相当するものであ
る。
【0028】前記撮像位置検出手段は、この撮像手段の
現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出する
ものであり、例えば虹彩検知カメラにて撮像された画像
データで現在カメラ位置データを生成する画像処理部に
相当するものである。
【0029】前記撮像駆動位置データ生成手段とは、前
記位置検出手段にて検出された位置データ及び前記撮像
位置検出手段にて検出された現在撮像位置データに基づ
いて、検出対象者の顔部分を撮像対象とする位置に撮像
手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成する
ものであり、例えば位置データ生成部にて生成された位
置データと画像処理部にて生成された現在カメラ位置デ
ータとを比較し、このカメラ駆動位置データを生成する
比較器に相当するものである。
【0030】前記駆動制御手段は、この撮像駆動位置デ
ータ生成手段にて生成された撮像駆動位置データに基づ
いて、検出対象者の顔部分を撮像するように撮像手段を
制御する、例えば左右方向駆動ドライバ、上下方向駆動
ドライバ及びフォーカスドライバ等で構成する位置ドラ
イバに相当するものである。
【0031】前記画像データ選択手段は、この撮像手段
にて撮像された検出対象者の顔部分の画像データから検
出対象者の目の虹彩部分に相当する画像データを選択す
る、例えば画像選択部に相当するものである。
【0032】前記画像拡大処理手段は、この画像データ
選択手段にて選択された画像データに対して、この画像
データに相当する虹彩部分が識別可能となるように画像
拡大処理を施す、例えば画像拡大処理部に相当するもの
である。
【0033】従って、本発明における請求項1記載の虹
彩撮像装置によれば、この撮像手段にて撮像された検出
対象者の顔部分の画像データから検出対象者の目の虹彩
部分に相当する画像データを選択し、この選択された画
像データに対して、この画像データに相当する虹彩部分
が識別可能となるように画像拡大処理を施すようにした
ので、例えば位置検出手段による検出対象者の位置デー
タ検出後に検出対象者が動いて当初の位置合わせポイン
ト及び焦点合わせポイントからズレてしまったとして
も、低コストな構成で検出対象者の動きに追従して、検
出対象者の虹彩を撮像することができ、ひいては虹彩の
識別精度を向上させることができる。
【0034】つまり、本発明における請求項1記載の虹
彩撮像装置によれば、撮像手段の撮像範囲を目に限定す
るのではなく、顔部分を撮像範囲とするようにして撮像
範囲を拡大するようにしたので、検出対象者の目が撮像
されるまでの時間が短縮されて、撮像手段の撮像位置設
定スピードを著しく向上させることができ、ひいては検
出対象者の静止時間が短くても検出対象者の虹彩を撮像
することができると共に、さらには位置検出手段の測定
精度を下げることで、装置全体のコストの低減を図るこ
とができる。
【0035】また、本発明における請求項2記載の虹彩
撮像装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、前記撮
像手段にて撮像された検出対象者の両目を含む画像デー
タを認識する画像データ認識手段と、この画像データ認
識手段にて両目を含む画像データを認識すると、前記画
像データ選択手段にて右目の虹彩部分に相当する画像デ
ータを選択するように画像データ選択手段を制御する選
択制御手段とを有することを特徴とする。
【0036】前記画像認識手段は、前記撮像手段にて撮
像された検出対象者の両目を含む画像データを認識す
る、例えば画像処理部内の画像認識部に相当するもので
ある。
【0037】前記選択制御手段は、この画像データ認識
手段にて両目を含む画像データを認識すると、前記画像
データ選択手段にて右目の虹彩部分に相当する画像デー
タを選択するように画像データ選択手段を制御する、例
えば画像処理部内の画像制御部に相当するものである。
【0038】従って、本発明における請求項2記載の虹
彩撮像装置によれば、上記請求項1記載の効果に加え
て、前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識する
と、右目の虹彩部分に相当する画像データを選択するよ
うにしたので、左右の目の虹彩の差によって生じる誤識
別を確実に防止することができる。
【0039】また、本発明における請求項3記載の虹彩
撮像装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、前記撮
像手段にて撮像された検出対象者の両目を含む画像デー
タを認識する画像データ認識手段と、この画像データ認
識手段にて両目を含む画像データを認識すると、前記画
像データ選択手段にて左目の虹彩部分に相当する画像デ
ータを選択するように画像データ選択手段を制御する選
択制御手段とを有することを特徴とする。
【0040】前記画像認識手段は、前記撮像手段にて撮
像された検出対象者の両目を含む画像データを認識す
る、例えば画像処理部内の画像認識部に相当するもので
ある。
【0041】前記選択制御手段は、この画像データ認識
手段にて両目を含む画像データを認識すると、前記画像
データ選択手段にて左目の虹彩部分に相当する画像デー
タを選択するように画像データ選択手段を制御する、例
えば画像処理部内の画像制御部に相当するものである。
【0042】従って、本発明における請求項3記載の虹
彩撮像装置によれば、上記請求項1記載の効果に加え
て、前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識する
と、左目の虹彩部分に相当する画像データを選択するよ
うにしたので、左右の目の虹彩の差によって生じる誤識
別を確実に防止することができる。
【0043】また、本発明における請求項4記載の虹彩
撮像装置は、上記請求項1、2又は3記載の構成に加え
て、前記撮像手段は、高精細度カメラであることを特徴
とする。
【0044】従って、本発明における請求項4記載の虹
彩撮像装置によれば、上記請求項1、2又は3記載の効
果に加えて、高精細度カメラにて撮像された画像データ
であるので、例えば画像分割処理等のデータ処理を施し
たとしても通常の画質を確保することができる。
【0045】また、本発明における請求項5記載の虹彩
撮像方法は、検出対象者の目を含む顔部分を位置データ
として検出し、前記検出対象者の顔部分を撮像する撮像
手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検
出し、前記位置データ及び前記現在撮像位置データに基
づいて、検出対象者の顔部分を撮像対象とする位置に撮
像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成
し、この撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の
顔部分を撮像するように撮像手段を制御し、この撮像手
段にて撮像された検出対象者の顔部分の画像データから
検出対象者の目の虹彩部分に相当する画像データを選択
し、この選択された画像データに対して、この画像デー
タに相当する虹彩部分が識別可能となるように画像拡大
処理を施すことを特徴とする。
【0046】従って、本発明における請求項5記載の虹
彩撮像方法によれば、この撮像手段にて撮像された検出
対象者の顔部分の画像データから検出対象者の目の虹彩
部分に相当する画像データを選択し、この選択された画
像データに対して、この画像データに相当する虹彩部分
が識別可能となるように画像拡大処理を施すようにした
ので、例えば検出対象者の位置データ検出後に検出対象
者が動いて当初の位置合わせポイント及び焦点合わせポ
イントからズレてしまったとしても、低コストな構成で
検出対象者の動きに追従して、検出対象者の虹彩を撮像
することができ、ひいては虹彩の識別精度を向上させる
ことができる。
【0047】つまり、本発明における請求項5記載の虹
彩撮像装置によれば、撮像手段の撮像範囲を目に限定す
るのではなく、顔部分を撮像範囲とするようにして撮像
範囲を拡大するようにしたので、検出対象者の目が撮像
されるまでの時間が短縮されて、撮像手段の撮像位置設
定スピードを著しく向上させることができ、ひいては検
出対象者の静止時間が短くても検出対象者の虹彩を撮像
することができると共に、さらには位置データの測定精
度を下げることで、装置全体のコストの低減を図ること
ができる。
【0048】また、本発明における請求項6記載の虹彩
撮像方法は、上記請求項5記載の方法に加えて、前記撮
像手段にて撮像された検出対象者の両目を含む画像デー
タを認識すると、右目の虹彩部分に相当する画像データ
を選択することを特徴とする。
【0049】従って、本発明における請求項6記載の虹
彩撮像方法によれば、上記請求項5記載の効果に加え
て、前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識する
と、右目の虹彩部分に相当する画像データを選択するよ
うにしたので、左右の目の虹彩の差によって生じる誤識
別を確実に防止することができる。
【0050】また、本発明における請求項7記載の虹彩
撮像方法は、上記請求項5記載の方法に加えて、前記撮
像手段にて撮像された検出対象者の両目を含む画像デー
タを認識すると、左目の虹彩部分に相当する画像データ
を選択することを特徴とする。
【0051】従って、本発明における請求項7記載の虹
彩撮像方法によれば、上記請求項5記載の効果に加え
て、前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識する
と、左目の虹彩部分に相当する画像データを選択するよ
うにしたので、左右の目の虹彩の差によって生じる誤識
別を確実に防止することができる。
【0052】(実施の形態)以下、図面に基づいて本発
明の実施の形態を示す虹彩撮像装置について説明する。
図1は本実施の形態に示す虹彩撮像装置の概略構成を示
すシステム構成図である。
【0053】図1に示す虹彩撮像装置10は、検出対象
者の目Xを含む顔部分Zを測定する3点方式の人物位置
測定カメラ11と、各人物位置測定カメラ11からの各
測定値に基づいて立体的に検出対象者の顔部分Zの位置
を示す位置データを生成する位置データ生成部12と、
検出対象者の顔部分Zを撮像する、例えば高精細度カメ
ラ等の虹彩検知カメラ13と、この虹彩検知カメラ13
からの画像を画像処理すると共に、現在の虹彩検知カメ
ラ13の位置を現在カメラ位置データとして生成する画
像処理部14と、前記位置データ生成部12からの位置
データと虹彩検知カメラ13からの現在カメラ位置デー
タとを比較して差分データとしてのカメラ駆動位置デー
タを生成する比較器15と、この比較器15からのカメ
ラ駆動位置データに基づいて虹彩検知カメラ13の位置
を駆動制御する位置ドライバ16と、この位置ドライバ
16にて駆動制御された虹彩検知カメラ13にて撮像さ
れた検出対象者の顔部分Zの画像データの内、検出対象
者の目の虹彩部分に相当する画像データを選択する画像
選択部18と、この画像選択部18にて選択された画像
データに対して、この画像データに相当する目Xの虹彩
部分が識別可能となるように画像拡大処理を施す画像拡
大処理部19とを有している。
【0054】尚、図3に示す高精度な人物位置測定カメ
ラ51が検出対象者の目Xの位置を測定検出対象として
いるのに対し、本実施の形態に示す人物位置測定カメラ
11は、測定検出対象を検出対象者の顔部分Zとしてい
るので、低コストな通常精度の人物位置測定カメラで良
い。
【0055】また、この位置ドライバ16は、前記虹彩
検知カメラ13の左右方向への駆動を制御する左右方向
駆動ドライバ16aと、前記虹彩検知カメラ13の上下
方向への駆動を制御する上下方向駆動ドライバ16b
と、前記虹彩検知カメラ13の焦点を制御するフォーカ
スドライバ16cとを有している。
【0056】また、前記画像処理部14は、前記虹彩検
知カメラ13にて撮像された検出対象者の顔部分Zに対
応する画像データの内、検出対象者の両目Xを含む画像
データであることを認識する画像認識部14aと、この
画像処理部14全体を制御する画像制御部14bとを有
している。
【0057】また、前記画像制御部14bは、予め検出
対象者の両目の内、左右いずれかの目を識別対象とする
のかを設定しており、前記画像認識部14aにて検出対
象者の両目を含む画像データを認識すると、この画像デ
ータに対応する、例えば左目X側を選択するように画像
選択部18を制御するものである。
【0058】前記人物位置測定カメラ11及び虹彩検知
カメラ13は、例えばゲートのドア17前に配置される
ものである。
【0059】では、次に本実施の形態に示す虹彩撮像装
置10の動作について図2を交えて説明する。図2は本
実施の形態に示す虹彩撮像装置10の動作を示す動作説
明図である。
【0060】前記位置データ生成部12は、各人物位置
測定カメラ11からの測定値に基づいて検出対象者の顔
部分Zの位置を示す位置データを生成し、この位置デー
タを比較器15の一方の入力に供給する。
【0061】また、前記虹彩検知カメラ13は現在撮像
位置からの撮像位置を撮像して現在カメラ位置として画
像処理部14に供給する。この画像処理部14は、この
現在カメラ位置から現在カメラ位置データを生成し、こ
の現在カメラ位置データを比較器15の他方の入力に供
給する。
【0062】比較器15は、前記位置データと現在カメ
ラ位置データとを比較して、検出対象者の顔部分Zを撮
像対象とするように前記虹彩検知カメラ13の駆動を制
御するためのカメラ駆動位置データを生成し、このカメ
ラ駆動位置データを位置ドライバ16に供給する。
【0063】この位置ドライバ16は、このカメラ駆動
位置データに基づいて、前記左右方向駆動ドライバ16
a及び上下方向駆動ドライバ16bを介して虹彩検知カ
メラ13の位置合わせを実行すると共に、前記フォーカ
スドライバ16cを介して虹彩検知カメラ13の焦点合
わせを行う。
【0064】そこで、この虹彩検知カメラ13は、位置
ドライバ16の駆動制御によって位置合わせ及び焦点合
わせを実行した後、検出対象者の顔部分Zを撮像して、
この画像データを画像処理部14に供給する。尚、この
虹彩検知カメラ13にて撮像される顔部分Zは、例えば
顔半分であったり、図2(a)に示すように顔全体であ
る。
【0065】この画像処理部14の画像認識部14aで
は、前記虹彩検知カメラ13にて図2(a)に示すよう
な顔部分Zの画像データを受け、図2(a)に示すよう
に画面を分割線YでA,B,C,Dの画面に4分割し、
この顔部分Zに両目が含まれている画像データであるこ
とを認識する。尚、前記虹彩検知カメラ13は、前述し
たように高精細度カメラであるので、この虹彩検知カメ
ラ13にて撮像された画像データの画面を4分割にした
としても、通常のカメラ画質を維持することができる。
【0066】前記画像処理部14の画像制御部14b
は、前記画像認識部14aにて画像認識されると、予め
設定された識別対象に基づいて左目Xを含む画面C,D
を選択するように画像選択部18を制御する。
【0067】この画像選択部18は、前記画像制御部1
4bからの選択制御に基づいて、図2(b)に示すよう
に左目Xを含む画面C,Dを選択して、この選択画面
C,Dを画像拡大処理部19に供給する。
【0068】この画像拡大処理部19は、図2(b)に
示すような左目を含む画像データに対して、図2(c)
に示すように左目Xの虹彩部分が識別可能となるように
画像拡大処理を施し、この画像拡大処理が施された画像
データ、つまり虹彩画像データを出力する。
【0069】そして、図示せぬ識別部は、この虹彩画像
データに基づいて検出対象者を識別することができる。
【0070】本実施の形態によれば、この虹彩検知カメ
ラ13にて撮像された検出対象者の顔部分Zの画像デー
タから検出対象者の目Xの虹彩部分に相当する画像デー
タを選択し、この選択された画像データに対して、この
画像データに相当する虹彩部分が識別可能となるように
画像拡大処理を施すようにしたので、例えば人物位置測
定カメラ11による検出対象者の位置データ検出後に検
出対象者が動いて当初の位置合わせポイント及び焦点合
わせポイントからズレてしまったとしても、低コストな
構成で検出対象者の動きに追従して、検出対象者の虹彩
を撮像することができ、ひいては虹彩の識別精度を向上
させることができる。
【0071】つまり、本実施の形態によれば、虹彩検知
カメラ13の撮像範囲を目Xに限定するのではなく、顔
部分Zを撮像範囲とするようにして撮像範囲を拡大する
ようにしたので、検出対象者の目Xが撮像されるまでの
時間が短縮されて、虹彩検知カメラ13の撮像位置設定
スピードを著しく向上させることができ、ひいては検出
対象者の静止時間が短くても検出対象者の虹彩を撮像す
ることができると共に、さらには人物位置測定カメラ1
1の測定精度を下げることで、装置全体のコストの低減
を図ることができる。
【0072】また、本実施の形態によれば、前記虹彩検
知カメラ13にて両目を含む画像データを認識すると、
識別対象として左目Xの虹彩部分に相当する画像データ
を選択するようにしたので、左右の目の虹彩の差によっ
て生じる誤識別を確実にに防止することができる。
【0073】尚、上記実施の形態においては、前記画像
選択部18にて選択された画像データを画像拡大部19
で拡大処理を施して検出対象者の虹彩を虹彩画像出力す
るようにしたが、この画像選択部18にて選択された画
像データに関わる画像の輪郭から画像を、画像処理がし
やすいように画面の中心上に持ってきて、この画像デー
タに対して拡大処理を行うようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】上記のように構成された本発明における
請求項1記載の虹彩撮像装置によれば、この撮像手段に
て撮像された検出対象者の顔部分の画像データから検出
対象者の目の虹彩部分に相当する画像データを選択し、
この選択された画像データに対して、この画像データに
相当する虹彩部分が識別可能となるように画像拡大処理
を施すようにしたので、例えば位置検出手段による検出
対象者の位置データ検出後に検出対象者が動いて当初の
位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレて
しまったとしても、低コストな構成で検出対象者の動き
に追従して、検出対象者の虹彩を撮像することができ、
ひいては虹彩の識別精度を向上させることができる。
【0075】つまり、本発明における請求項1記載の虹
彩撮像装置によれば、撮像手段の撮像範囲を目に限定す
るのではなく、顔部分を撮像範囲とするようにして撮像
範囲を拡大するようにしたので、検出対象者の目が撮像
されるまでの時間が短縮されて、撮像手段の撮像位置設
定スピードを著しく向上させるがことでき、ひいては検
出対象者の静止時間が短くても検出対象者の虹彩を撮像
することができると共に、さらには位置検出手段の測定
精度を下げることで、装置全体のコストの低減を図るこ
とができる。
【0076】また、本発明における請求項2記載の虹彩
撮像装置によれば、上記請求項1記載の効果に加えて、
前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識すると、
右目の虹彩部分に相当する画像データを選択するように
したので、左右の目の虹彩の差に生じる誤識別を確実に
防止することができる。
【0077】また、本発明における請求項3記載の虹彩
撮像装置によれば、上記請求項1記載の効果に加えて、
前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識すると、
左目の虹彩部分に相当する画像データを選択するように
したので、左右の目の虹彩の差によって生じる誤識別を
確実に防止することができる。
【0078】また、本発明における請求項4記載の虹彩
撮像装置によれば、上記請求項1、2又は3記載の効果
に加えて、高精細度カメラにて撮像された画像データで
あるので、例えば画像分割処理等のデータ処理を施した
としても通常の画質を確保することができる。
【0079】また、本発明における請求項5記載の虹彩
撮像方法によれば、この撮像手段にて撮像された検出対
象者の顔部分の画像データから検出対象者の目の虹彩部
分に相当する画像データを選択し、この選択された画像
データに対して、この画像データに相当する虹彩部分が
識別可能となるように画像拡大処理を施すようにしたの
で、例えば検出対象者の位置データ検出後に検出対象者
が動いて当初の位置合わせポイント及び焦点合わせポイ
ントからズレてしまったとしても、低コストな構成で検
出対象者の動きに追従して、検出対象者の虹彩を撮像す
ることができ、ひいては虹彩の識別精度を向上させるこ
とができる。
【0080】さらに、本発明における請求項5記載の虹
彩撮像装置によれば、撮像手段の撮像範囲を目に限定す
ることなく、顔部分を撮像範囲とすることで撮像範囲を
拡大するようにしたので、検出対象者の目が撮像される
までの時間が短縮されて、撮像手段の撮像位置設定スピ
ードを著しく向上させることで、検出対象者の静止時間
が短くても検出対象者の虹彩を撮像することができると
共に、さらには位置データの測定精度を下げることで、
コストの低減を図ることができる。
【0081】また、本発明における請求項6記載の虹彩
撮像方法によれば、上記請求項5記載の効果に加えて、
前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識すると、
右目の虹彩部分に相当する画像データを選択するように
したので、左右の目の虹彩の差によって生じる誤識別を
確実に防止することができる。
【0082】また、本発明における請求項7記載の虹彩
撮像方法によれば、上記請求項5記載の効果に加えて、
前記撮像手段にて両目を含む画像データを認識すると、
左目の虹彩部分に相当する画像データを選択するように
したので、左右の目の虹彩の差によって生じる誤識別を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す虹彩撮像装置の概略
構成を示すシステム構成図
【図2】本実施の形態に示す虹彩撮像装置の動作を示す
動作説明図 a)虹彩検知カメラにて撮像された顔部分の画像 b)画像選択部にて選択処理された画像 c)画像拡大処理部にて拡大処理された画像
【図3】従来技術の虹彩撮像装置の概略構成を示すシス
テム構成図
【符号の説明】
10 虹彩撮像装置 11 人物位置測定カメラ(位置検出手段) 12 位置データ生成部(位置検出手段) 13 虹彩検知カメラ(撮像手段、撮像位置検出手段) 14 画像処理部(撮像位置検出手段) 14a 画像認識部(画像認識手段) 14b 画像制御部(選択制御手段) 15 比較器(撮像駆動位置データ生成手段) 16 位置ドライバ(駆動制御手段) 18 画像選択部(画像選択手段) 19 画像拡大処理部(画像拡大処理手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象者の目を含む顔部分を位置デー
    タとして検出する位置検出手段と、 前記検出対象者の顔部分を撮像する撮像手段と、 この撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データ
    として検出する撮像位置検出手段と、 前記位置検出手段にて検出された位置データ及び前記撮
    像位置検出手段にて検出された現在撮像位置データに基
    づいて、検出対象者の顔部分を撮像対象とする位置に撮
    像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成す
    る撮像駆動位置データ生成手段と、 この撮像駆動位置データ生成手段にて生成された撮像駆
    動位置データに基づいて、検出対象者の顔部分を撮像す
    るように撮像手段を制御する駆動制御手段と、 この撮像手段にて撮像された検出対象者の顔部分の画像
    データから検出対象者の目の虹彩部分に相当する画像デ
    ータを選択する画像データ選択手段と、 この画像データ選択手段にて選択された画像データに対
    して、この画像データに相当する虹彩部分が識別可能と
    なるように画像拡大処理を施す画像拡大処理手段とを有
    することを特徴とする虹彩撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段にて撮像された検出対象者
    の両目を含む画像データを認識する画像データ認識手段
    と、 この画像データ認識手段にて両目を含む画像データを認
    識すると、前記画像データ選択手段にて右目の虹彩部分
    に相当する画像データを選択するように画像データ選択
    手段を制御する選択制御手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の虹彩撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段にて撮像された検出対象者
    の両目を含む画像データを認識する画像データ認識手段
    と、 この画像データ認識手段にて両目を含む画像データを認
    識すると、前記画像データ選択手段にて左目の虹彩部分
    に相当する画像データを選択するように画像データ選択
    手段を制御する選択制御手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の虹彩撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、高精細度カメラである
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の虹彩撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 検出対象者の目を含む顔部分を位置デー
    タとして検出し、前記検出対象者の顔部分を撮像する撮
    像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして
    検出し、前記位置データ及び前記現在撮像位置データに
    基づいて、検出対象者の顔部分を撮像対象とする位置に
    撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成
    し、この撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の
    顔部分を撮像するように撮像手段を制御し、この撮像手
    段にて撮像された検出対象者の顔部分の画像データから
    検出対象者の目の虹彩部分に相当する画像データを選択
    し、この選択された画像データに対して、この画像デー
    タに相当する虹彩部分が識別可能となるように画像拡大
    処理を施すことを特徴とする虹彩撮像方法。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段にて撮像された検出対象者
    の両目を含む画像データを認識すると、右目の虹彩部分
    に相当する画像データを選択することを特徴とする請求
    項5記載の虹彩撮像方法。
  7. 【請求項7】 前記撮像手段にて撮像された検出対象者
    の両目を含む画像データを認識すると、左目の虹彩部分
    に相当する画像データを選択することを特徴とする請求
    項5記載の虹彩撮像方法。
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