JP2000010446A - 電子写真方式の画像形成装置 - Google Patents

電子写真方式の画像形成装置

Info

Publication number
JP2000010446A
JP2000010446A JP17325898A JP17325898A JP2000010446A JP 2000010446 A JP2000010446 A JP 2000010446A JP 17325898 A JP17325898 A JP 17325898A JP 17325898 A JP17325898 A JP 17325898A JP 2000010446 A JP2000010446 A JP 2000010446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
cleaning
developer
image forming
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17325898A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Kanazawa
正晴 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP17325898A priority Critical patent/JP2000010446A/ja
Publication of JP2000010446A publication Critical patent/JP2000010446A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キャリア液中に少なくともトナー粒子及び該
トナー粒子に電荷を付与するための荷電制御剤を分散さ
せた液体現像剤を用いて、現像する電子写真方式の画像
形成装置であって、液体現像剤が接触する所定の1又は
2以上の部分をクリーニングでき、また、経済的に、頻
繁にクリーニングできる電子写真方式の画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 液体現像剤Dを用いて、感光体1上に形
成される静電潜像を現像する電子写真方式の画像形成装
置であって、現像器4、現像剤供給用チューブ402、
現像剤戻し用チューブ403、循環用ポンプ404など
の液体現像剤Dが接触する所定の1又は2以上の部分を
クリーニングするために該部分にクリーニング液を供給
するとともにクリーニング液を現像剤タンク401に導
くクリーニング装置40を備えており、クリーニング装
置40は、クリーニング液として、キャリア液C及び
(又は)荷電制御剤液Eを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャリア液中に少な
くともトナー粒子及び該トナー粒子に電荷を付与するた
めの荷電制御剤を分散させた液体現像剤を用いて、像担
持体上に形成される静電潜像を現像する電子写真方式の
複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機、プリンタ等の画
像形成装置において、液体現像剤を用いて画像形成する
場合、一般的には、感光体等の静電潜像担持体表面を帯
電させ、その帯電域に画像情報に基づいて画像露光して
静電潜像を形成し、その潜像を液体現像剤を用いて現像
して可視トナー像とし、このトナー像を直接紙等からな
る記録材に転写するか、又は一旦中間転写部材に1次転
写し、さらに記録材に2次転写し、定着させる。
【0003】液体現像剤は、主としてトナー、該トナー
に電荷を付与するための荷電制御剤及びキャリア液から
構成されている。トナー及び荷電制御剤はキャリア液に
分散される。液体現像剤は、通常、液体現像剤収容槽に
収容され、静電潜像を現像するための現像器に供給され
る。現像器に供給された液体現像剤は、静電潜像の現像
に供されることでトナー、荷電制御剤及びキャリア液が
消費される。
【0004】液体現像剤を用いて現像する画像形成装置
には現像器に供給される液体現像剤以外にも、液体現像
剤に含まれるトナーが消費されてトナー濃度が低下した
ときにそれを補給するための濃縮トナー液(コンク液)
タンクを備えている。コンク液は必要に応じて液体現像
剤に補給される。また、コンク液以外にも、キャリア液
タンク若しくは荷電制御剤液(キャリア液に荷電制御剤
を分散させたもの)タンク、或いはこれらを両方備えて
おり、これらは液体現像剤の液量が変化したときやトナ
ーの電荷量が変化したときに必要に応じて液体現像剤に
補給される。
【0005】このような画像形成装置では、通常、画像
形成動作中は、液体現像剤を配管、ポンプ等を含む現像
剤流路を介して液体現像剤収容槽と現像器との間に循環
させる。画像形成動作が終了すると液体現像剤の循環は
止められる。この循環が止められても、現像器や管等を
含む現像剤流路などに液体現像剤が付着残留する。その
後長時間次の画像形成動作が開始されないなど、その状
態で長時間放置されると、乾燥して残留液体現像剤中の
トナーが固着し、現像剤流路の配管、ポンプ等が詰まり
易くなり、次の画像形成動作が開始しても、液体現像剤
がうまく循環しなかったり、場合によってはポンプ故障
等を引き起こすことさえある。また、現像器、スクイー
ズ装置その他においてもトナー固着が発生し、その後の
画像形成が円滑良好に行えなくなることがある。
【0006】これを解決するため、現像剤流路や現像器
などにおける残留液体現像剤(残留トナー)をクリ−ニ
ングするためのクリーニング液を具備しておき、これを
必要に応じて現像剤流路や現像器などに供給して残留ト
ナーをクリーニングし、そのクリ−ニング後のクリーニ
ング液を廃棄する方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなクリーニング方法では、現像剤流路内や現像器内な
どで残留トナーが既に固着した後にクリーニング液を供
給しても、確実にクリーニングすることは困難である。
このようなトナー固着の原因となる液体現像剤(トナ
ー)の残留を防ぐためには、できるだけ頻繁(例えば、
画像形成動作が終了する毎)にクリーニングを行うこと
が好ましい。しかし、クリーニング回数が多くなると、
多量のクリーニング液が必要となり、クリーニングに供
されたクリーニング後のクリーニング液は多量に廃棄さ
れるので、それだけ経済性に欠ける。また、クリーニン
グ後のクリーニング液を収容するための大型の廃クリー
ニング液容器を備えておく必要があり、それだけ画像形
成装置構造の大型化やコスト増を招くことになる。
【0008】そこで本発明は、キャリア液中に少なくと
もトナー粒子及び該トナー粒子に電荷を付与するための
荷電制御剤を分散させた液体現像剤を用いて、像担持体
上に形成される静電潜像を現像する電子写真方式の画像
形成装置であって、液体現像剤が接触する所定の1又は
2以上の部分をクリーニングでき、しかも装置構造の大
型化を招くことなく、また、経済的に、頻繁にクリーニ
ングできる電子写真方式の画像形成装置を提供すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、キャリア液中に少なくともトナー粒子及び
該トナー粒子に電荷を付与するための荷電制御剤を分散
させた液体現像剤を用いて、像担持体上に形成される静
電潜像を現像する電子写真方式の画像形成装置であっ
て、前記液体現像剤が接触する所定の1又は2以上の部
分をクリーニングするために該部分にクリーニング液を
供給するとともにクリーニングに供されたクリーニング
液を前記液体現像剤の収容部に導くクリーニング装置を
備えており、該クリーニング装置は、前記クリーニング
液として、前記キャリア液及び(又は)キャリア液に前
記荷電制御剤を分散させた荷電制御剤液を用いることを
特徴とする電子写真方式の画像形成装置を提供する。
【0010】本発明の電子写真方式の画像形成装置によ
ると、前記クリーニング装置が、液体現像剤が接触する
所定の1又は2以上の部分にクリーニング液を供給する
ので、該部分をクリーニングできる。また、前記クリー
ニング装置は、前記クリーニング液としてキャリア液及
び(又は)キャリア液に荷電制御剤を分散させた荷電制
御剤液を用いるとともに、クリーニングに供されたクリ
ーニング液を前記液体現像剤の収容部に導くので、別途
クリーニング専用液を備える必要はなく、クリーニング
後のクリーニング液を現像に供される液体現像剤に戻し
て再利用できるので、クリーニング液を廃棄することが
なく、それだけ経済的に、頻繁にクリーニングできる。
さらに、クリーニング後のクリーニング液を収容するた
めの大型の廃クリーニング液容器を備える必要がなく、
それだけ装置構造の簡略化・低コスト化を図ることがで
きる。
【0011】前記クリーニング液として用いるキャリア
液は、現像にて消費される前記液体現像剤中のキャリア
液の補給のために用いるキャリア液を利用することがで
き、また、前記クリーニング液として用いる荷電制御剤
液は、現像にて消費される前記液体現像剤中の荷電制御
剤の補給のために用いる荷電制御剤液を利用することが
できる。
【0012】このように現像にて消費される前記液体現
像剤中のキャリア液の補給のために用いるキャリア液や
荷電制御剤液を利用する場合、前記クリーニング装置と
しては、 a)前記クリーニング液として用いるキャリア液を、現
像にて消費される前記液体現像剤中のキャリア液の補給
のために用いるキャリア液補給用タンクから導く液回路
を備えているもの、 b)前記クリーニング液として用いる荷電制御剤液を、
現像にて消費される前記液体現像剤中の荷電制御剤の補
給のために用いる荷電制御剤液補給用タンクから導く液
回路を備えているもの、 c)前記a)及びb)のクリーニング装置における液回
路を両方備えているものなどを例示できる。このような
クリーニング装置を備えた画像形成装置では、クリーニ
ング液を供給するためのクリーニング液供給用タンクを
別途設ける必要はないので、それだけ装置構造の簡略化
を図ることができる。
【0013】本発明にかかる電子写真方式の画像形成装
置において、前記クリーニング装置がクリーニングする
前記液体現像剤が接触する所定の1又は2以上の部分と
しては、前記像担持体上の静電潜像を現像する現像器、
前記像担持体上の静電潜像現像後の該像担持体上の余剰
液体現像剤を除去するためのスクイーズ装置、記録材に
転写されずに残った前記像担持体上の現像剤を除去する
ための現像剤除去装置などのうち1又は2以上を例示で
きる。
【0014】また、前記液体現像剤を収容する液体現像
剤収容槽(液体現像剤の収容部の1例)と、該液体現像
剤を用いて前記像担持体上の静電潜像を現像するための
現像器と、前記液体現像剤収容槽と前記現像器との間に
該液体現像剤を循環させるための現像剤流路とを備えて
いる電子写真方式の画像形成装置では、前記した現像
器、スクイーズ装置、現像剤除去装置などの前記液体現
像剤が接触する部分の他に前記現像剤流路もクリーニン
グ対象として例示できる。なお、前記現像剤流路として
は、管、チューブ等の他、それらに設けられるポンプ、
弁等も例示できる。
【0015】前記液体現像剤収容槽、前記現像器及び前
記現像剤流路を備えている電子写真方式の画像形成装置
において、前記クリーニング装置としては、少なくとも
前記現像器をクリーニングし、クリーニングに供された
クリーニング液を前記液体現像剤収容槽に導くものを例
示できる。この場合、例えば、前記クリーニング液を前
記液体現像剤流路のうち前記液体現像剤収容槽から前記
現像器へ前記液体現像剤を導く流路に供給することで前
記現像器へ導き、クリーニング後のクリーニング液を該
現像器から該液体現像剤収容槽へ液体現像剤を戻す流路
へ流入させて該液体現像剤収容槽へ導くものなどを挙げ
ることができる。こうすることで、少なくとも前記現像
器に前記クリーニング液が供給され、そこに付着残留す
る液体現像剤をクリーニングできる。なお、前記クリー
ニング装置が少なくとも前記現像器をクリーニングする
にあたり、該現像器に設けられ前記液体現像剤を静電潜
像現像領域に搬送する液体現像剤担持体(例えば現像ロ
ーラ)及び前記像担持体は、その表面がいずれも停止し
ていてもよく、また、いずれも通常の画像形成動作方向
或いは、該方向とは逆方向に移動していてもよい。ま
た、いずれか一方、例えば前記液体現像剤担持体の表面
のみが移動していてもよい。
【0016】また、クリーニング装置は、既述のとお
り、前記スクイーズ装置をクリーニングできるものでも
よいが、その場合、クリーニング液をそれを収容してい
る部分(例えば前記のキャリア液補給用タンク及び(又
は)荷電制御剤液補給用タンク)からスクイーズ装置へ
導く液回路を設けてもよいが、該クリーニング装置が前
記現像器をクリーニングできるものであるときは、かか
る液回路と共に、或いは該液回路に代えて該クリーニン
グ装置が該現像器をクリーニングするときに、該現像器
の液体現像剤担持体(例えば現像ローラ)及び前記静電
潜像担持体の両者の表面を移動させ、これにより像担持
体表面に付着したクリーニング液をスクイーズ装置へ搬
送して該スクイーズ装置をクリーニングするようにして
もよい。
【0017】いずれにしてもスクイーズ装置においてク
リーニングに供されたクリーニング液は該スクイーズ装
置から液体現像剤の収容部(例えば前記液体現像剤収容
槽)へ通じる液体流路へ流入させることで該収容部へ戻
すことができる。いずれにしても、前記スクイーズ装置
に前記クリーニング液が供給され、そこに付着残留する
液体現像剤をクリーニングできる。
【0018】また、クリーニング装置は、既述のとお
り、前記像担持体上のトナー像転写後の残留現像剤を除
去する現像剤除去装置をクリーニングできるものでもよ
いが、その場合には、クリーニング液をそれを収容して
いる部分(例えば前記のキャリア液補給用タンク及び
(又は)荷電制御剤液補給用タンク)から現像剤除去装
置へ導く液回路を設けるとともに、クリーニングに供さ
れたクリーニング液を該現像剤除去装置から液体現像剤
の収容部(例えば前記液体現像剤収容槽)へ導く液回路
を設けることで対応できる。
【0019】いずれにしても本発明の電子写真方式の画
像形成装置は、前記液体現像剤が接触する所定の1又は
2以上の部分の前記クリーニング装置によるクリーニン
グを少なくとも画像形成動作終了時を含む所定の時期に
行うように前記クリーニング装置動作を制御する制御部
を備えていてもよい。この場合、前記制御部の制御によ
り前記クリーニング装置動作を少なくとも画像形成動作
終了時に行うことで、前記液体現像剤が接触する所定の
1又は2以上の部分を現像剤乾燥固着前に確実にクリー
ニングできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の1実施形態である
電子写真方式の画像形成装置の概略構成図である。図1
に示す画像形成装置は、略中央にドラム形状の感光体1
(静電潜像担持体の1例)を備えている。感光体1の周
囲には、帯電装置2、露光装置3、現像器4、スクイー
ズ装置5、転写ローラ7、現像剤除去装置8及びイレー
サランプ9がこの順に配置されている。
【0021】感光体1は、図中反時計方向Aに回転駆動
される。ここでの感光体1はドラム状の感光体ドラムで
あるが、ベルト形状の感光体ベルトなどでもよい。転写
ローラ7は感光体1に臨み、図中転写部Pを形成してい
る。転写部Pの図中下方にはガイド板10及びタイミン
グローラ対11が設けられ、さらに図示を省略した給紙
部が設けられている。また、上方にはガイド板12、定
着器13が順次設けられ、さらに図示を省略した排出ロ
ーラ対及び排紙トレイが設けられている。
【0022】帯電装置2は電源PW1から高電圧を印加
でき、これにより感光体1を帯電させることができる。
露光装置3は図示を省略した画像読み取り装置等から送
られてくる画像情報に基づきレーザ光Lを感光体1に照
射でき、これにより感光体1上に静電潜像を形成でき
る。
【0023】転写ローラ7は図中B方向に回転駆動さ
れ、電源PW3から転写用電圧を印加でき、これにより
感光体1上のトナー像を後述する記録紙Sに転写でき
る。現像剤除去装置8はクリーニングブレード81を含
んでいる。クリーニングブレード81は、ブレードタイ
プのもので、感光体1に接触配置され、後述する記録紙
Sに転写されずに残った感光体1上の現像剤を除去でき
る。
【0024】イレーサランプ9は感光体1に光照射で
き、これにより感光体1上の電荷を光除電できる。図2
に図1に示す現像器4の概略構成図を示す。現像器4は
現像ローラ41、現像剤槽42及び仕切り部43を含ん
でいる。現像剤槽42には後述する液体現像剤供給槽4
00から液体現像剤Dが供給される。液体現像剤Dはキ
ャリア液中に少なくともトナー粒子及び該トナー粒子に
電荷を付与するための荷電制御剤を分散させたものであ
る。仕切り部43は現像剤槽42を2つの槽に仕切るよ
うに設けられている。仕切り部43に仕切られた一方の
槽では現像剤Dを現像ローラ41に接触させるために仕
切り部43の高さまで現像剤Dが溜められる。現像ロー
ラ41はその留められた現像剤Dに一部没しており、図
中時計方向Bに回転駆動され、現像剤Dを静電潜像現像
領域に汲み上げ、搬送する。ローラ41は電源PW2か
ら現像バイアス電圧を印加できる。これにより感光体1
上の静電潜像を現像できる。仕切り部43から溢れた現
像剤Dは現像剤槽42の他方の槽に移行する。
【0025】この画像形成装置は図1に示すように液体
現像剤供給装置400を備えている。この供給装置40
0は現像剤供給用チューブ402と現像剤戻し用チュー
ブ403を介して現像器4の現像剤槽42に接続されて
いる。供給用チューブ402の途中には現像剤循環用ポ
ンプ404が設けられている。液体現像剤Dは、ポンプ
404によって供給装置400からチューブ402を通
って現像剤槽42に供給される。さらに図2に示すよう
に現像ローラ41にて感光体1上の静電潜像の現像に供
されたあと、仕切り部43から溢れ、チューブ403を
通って供給装置400に戻る。これにより、現像剤Dは
供給装置400と現像剤槽42間を循環する。
【0026】図3に図1に示す画像形成装置の液体現像
剤供給装置400及びその周辺部分の拡大図を示す。現
像剤供給装置400は、現像剤タンク(現像剤収容槽)
401(液体現像剤収容部の1例)、コンク液(濃縮ト
ナー含有キャリア液)補給装置46、荷電制御剤液(荷
電制御剤が分散されたキャリア液)補給装置47、キャ
リア液補給装置48を備えている。現像剤タンク401
は液体現像剤Dを収容する。
【0027】コンク液補給装置46はコンク液用タンク
46a、コンク液補給部46b、コンク液用ノズル46
cから構成されている。タンク46aはトナーを濃縮し
たトナー濃縮キャリア液を収容する。補給部46bはポ
ンプであり、後述する制御部CONTからの指示信号に
よりタンク46aのトナー濃縮液をノズル46cからタ
ンク401の現像剤Dに補給できる。
【0028】荷電制御剤液補給装置47は荷電制御剤液
用タンク47a、荷電制御剤補給部47b、荷電制御剤
液用ノズル47cから構成されている。タンク47aは
キャリア液に荷電制御剤を分散させた荷電制御剤液Eを
収容する。補給部47bはポンプであり、制御部CON
Tからの指示信号によりタンク47aの荷電制御剤液E
をノズル47cからタンク401の現像剤Dに補給でき
る。
【0029】キャリア液補給装置48はキャリア液用タ
ンク48a、キャリア液補給部48b、キャリア液用ノ
ズル48cから構成されている。タンク48aはキャリ
ア液Cを収容する。補給部48bはポンプであり、制御
部CONTからの指示信号によりタンク48aのキャリ
ア液Cをノズル48cから現像剤タンク401の現像剤
Dに補給できる。
【0030】供給用チューブ402の途中には3方口2
位置切り換え電磁弁405が設けられている。電磁弁4
05はキャリア液用チューブ406及びキャリア液用ノ
ズル48cの一部を介してキャリア液用タンク48aに
接続されている。切り換え電磁弁405は制御部CON
Tからの指示信号により、現像剤タンク401の液体現
像剤Dを現像器4に導くように、又はキャリア液用タン
ク48aのキャリア液Cを現像器4に導くように選択的
に切り換えられる。また、キャリア液用ノズル48cに
はキャリア液用電磁弁48dが設けられている。この電
磁弁48dは、制御部CONTからの指示信号により、
電磁弁405がタンク401の現像剤Dを現像器4に導
くように切り換えられるときは開き、電磁弁405がタ
ンク48aのキャリア液Cを現像器4に導くように切り
換えられるときは閉じる。
【0031】これにより、タンク401の現像剤Dは現
像器4に供給され、又はタンク48aのキャリア液Cは
現像器4に供給される。この画像形成装置では、タンク
48aのキャリア液Cを、現像器4及びチューブ40
2、403、ポンプ404などの液体現像剤Dが接触す
る部分をクリーニングするためのクリーニング液として
利用する。このとき、キャリア液用タンク48a、キャ
リア液用ノズル48cの一部、キャリア液用電磁弁48
d、キャリア液用チューブ406、3方口2位置切り換
え電磁弁405、現像剤供給用チューブ402、現像剤
循環用ポンプ404及び現像剤戻し用チューブ403等
はクリーニング装置40を構成する。クリーニング装置
40は、制御部CONTの指示の下、キャリア液タンク
48aのキャリア液Cをクリーニング液として現像器4
に供給するとともにクリーニングに供されたクリーニン
グ液(ここではキャリア液C)を現像剤タンク401
(液体現像剤の収容部の1例)に導くことができる。
【0032】スクイーズ装置5はスクイーズローラ5
1、掻き取りブレード52などを含んでおり、これらは
装置ケース53に設けられている。また、装置ケース5
3はチューブ407を介して現像剤戻し用チューブ40
3に接続されている。スクイーズローラ51は感光体1
に臨んでおり、図中A方向に回転駆動される。これによ
り感光体1上に付着した余分な液体現像剤を除去でき
る。掻き取りブレード52はローラ51に接触配置され
ており、感光体1から除去された余剰の液体現像剤をロ
ーラ51から掻き取ることができる。ブレード52に掻
き取られた余剰の液体現像剤は装置ケース53に移行
し、チューブ407を介してチューブ403に導かれ、
現像剤タンク401に戻る。なお、図中、スクイーズ装
置5は現像器4とは別個に設けているが、現像器4と同
様な位置に一体的に組み合わせて設けてもよい。
【0033】また、この画像形成装置は既述の制御部C
ONTを備えている。制御部CONTはコンピュータを
中心に構成されており、既述のようにコンク液補給装置
46、荷電制御剤液補給装置47、キャリア液補給装置
48、現像剤循環用ポンプ404、3方口2位置切り換
え電磁弁405、電磁弁48dを制御する。制御部CO
NTは図1及び図4に示すように、コンク液補給部46
b、荷電制御剤液補給部47b、キャリア液補給部48
b、ポンプ404、切り換え電磁弁405及び電磁弁4
8dに接続されている。制御部CONTは画像形成装置
全体の動作を制御する主制御部(図4参照)からの指示
信号に基づいて、画像形成動作時に、液体現像剤Dの供
給装置400と現像剤槽42との間の循環を制御し、画
像形成動作終了時に、クリーニング装置40動作を制御
する。なお、制御部CONTは前記主制御部とは別個に
設けたが該主制御部内に含めて制御するようにしてもよ
い。
【0034】以上説明した画像形成装置によると、感光
体1が回転駆動され、帯電装置2によって一様に帯電さ
れる。露光装置3から照射されたレーザ光Lが該帯電域
を露光し、静電潜像を形成する。この静電潜像は感光体
1の回転とともに現像器4に移行する。現像器4では、
制御部CONTの指示の下、ポンプ404によって液体
現像剤Dが供給装置400と現像剤槽42間を循環す
る。このとき、切り換え電磁弁405はタンク401の
現像剤Dを現像剤槽42に導くように電磁弁が切り換え
られている。また、電磁弁48dは開けられている。
【0035】現像剤槽42では、現像ローラ41の一部
が液体現像剤Dに浸かっており、現像ローラ41の回転
に伴って現像剤Dを汲み上げ、感光体1に形成される静
電潜像に供してこれを現像バイアス電圧印加のもとに現
像し、可視トナー像とする。この現像によってトナー、
荷電制御剤及びキャリア液が消費される。タンク401
に設けられている図示を省略した現像剤D中のトナー及
び荷電制御剤の濃度などを検出する図示を省略した手段
の検出結果に基づいて、コンク液補給装置46、荷電制
御剤液補給装置47、キャリア液補給装置48からそれ
ぞれ必要に応じてコンク液、荷電制御剤液E、キャリア
液Cが補給される。
【0036】可視トナー像はスクイーズ装置5のスクイ
ーズローラ51によって余分なキャリア液が取り除か
れ、転写部Pに移行する。ローラ51により除去され装
置ケース53に収容されたキャリア液は、スクイーズ装
置5からチューブ407、403を通って現像剤タンク
401の液体現像剤Dに戻される。転写部Pに移行した
トナー像は記録紙Sに転写される。記録紙Sは図示を省
略した給紙ローラによって同じく図示を省略した給紙ト
レイから送り出され、タイミングローラ対11に送られ
る。タイミングローラ対11は、感光体1上のトナー像
と同期をとって、記録紙Sを送り出す。記録紙Sは、ガ
イド板10に支持されて転写部Pに移行する。
【0037】転写部Pでは、転写ローラ7が記録紙Sを
裏面から感光体1方向へ押圧する。感光体1上のトナー
像は記録紙Sに接触し、電源PW3からの電圧印加によ
ってローラ7側に引き寄せられて、記録紙Sに転写され
る。記録紙Sはトナー像転写後、ガイド板12に支持さ
れて定着器13に運ばれ、ここでトナー像が記録紙Sに
定着される。そのあと図示を省略した排紙ローラ対にて
排紙トレイへ排出される。
【0038】なお、ここでの転写方式は、感光体1上の
トナー像を直接記録紙Sに転写するものであるが、トナ
ー像を一旦転写ドラムや転写ベルト等の中間転写体に1
次転写した後、記録材に転写する、いわゆる中間転写方
式を採用してもよい。また、ここではトナー像の記録紙
Sへの転写を静電的に行うものを採用したが、転写ロー
ラ7に代えて、適当な圧力の下に熱的に転写する熱転写
ローラ等を採用してもよい。
【0039】感光体1には記録紙Sに転写されずに残っ
たトナーが保持されているが、現像剤除去装置8がこの
感光体1上のトナーを除去する。そのあとイレーサラン
プ9から感光体1に光が照射され、感光体1上の電荷は
光除電され、画像形成動作が終了する。従来であれば、
これに伴って、制御部CONTの指示の下、ポンプ40
4による液体現像剤Dの供給装置400と現像剤槽42
間の循環が止められる、その場合、この循環が止められ
ても、現像器4、スクイーズ装置5、現像剤除去装置
8、及びチューブ402、403、ポンプ404などの
現像剤流路に液体現像剤が付着残留する。本例では、こ
の付着残留した液体現像剤は、画像形成動作終了時にク
リーニング装置40にてクリーニングされる。
【0040】次に、制御部CONTによるクリーニング
装置40のクリーニング制御について説明する。クリー
ニング装置40が画像形成動作終了時にクリーニング動
作を行うにあたり、制御部CONTは、切り換え電磁弁
405をキャリア液用タンク48aのキャリア液C(こ
こではクリーニング液)を現像器4に導くように切り換
え、電磁弁48dを閉じる。タンク48aのクリーニン
グ液はポンプ404によってキャリア液用ノズル48
c、キャリア液用チューブ406、切り換え電磁弁40
5、現像剤供給用チューブ402を介して現像器4に供
給される。現像器4に供給されたクリーニング液は、現
像剤槽42の仕切り部43に仕切られた一方の槽に溜め
られ、さらに該槽から溢れたクリーニング液が他方の槽
に移行し、現像剤戻し用チューブ403を介して、現像
剤タンク401に移行する。
【0041】この画像形成装置によると、クリーニング
装置40が現像器4、チューブ402、403、ポンプ
404などの液体現像剤Dが接触する部分にクリーニン
グ液を供給するので、そこに付着残留する液体現像剤を
クリーニングできる。また、クリーニング装置40は、
そのクリーニング液として、ここではキャリア液Cを用
いるとともに、クリーニングに供されたクリーニング液
を現像剤タンク401に導くので、別途専用のクリーニ
ング液を備える必要はなく、クリーニング後のクリーニ
ング液(キャリア液)を現像に供される液体現像剤Dに
供給して再利用できるので、クリーニング液を廃棄する
ことがなく、それだけ経済的に、頻繁にクリーニングで
きる。さらに、クリーニング後のクリーニング液を収容
するための大型の廃クリーニング液容器を備える必要が
なく、それだけ装置構造の簡略化・低コスト化を図るこ
とができる。
【0042】また、クリーニング液として用いるキャリ
ア液を、現像にて消費される液体現像剤D中のキャリア
液Cの補給のために用いるキャリア液補給用タンク48
aから導く液回路(ここでは、切り換え電磁弁405及
びキャリア液用チューブ406)を備えているので、ク
リーニング液を供給するためのクリーニング液供給用タ
ンクを別途設ける必要はなく、それだけ装置構造の簡略
化を図ることができる。
【0043】なお、このクリーニング装置40のクリー
ニング動作中、現像器4の現像ローラ41を回転駆動さ
せてもよいし、回転駆動させなくてもよい。なお、ロー
ラ41を回転駆動させる場合、さらに感光体1を回転駆
動させてもよい。こうすることで感光体1表面に付着残
留する液体現像剤もクリーニングできる。また、クリー
ニング装置40によるクリーニングに際して、現像ロー
ラ41及び感光体1を回転させることで、クリーニング
液をスクイーズ装置5に導き、スクイーズローラクリー
ニング後のクリーニング液をスクイーズ装置5からチュ
ーブ407を介して現像剤戻し用チューブ403へ流入
させてタンク401へ導くことができる。これにより、
スクイーズ装置5にクリーニング液が供給され、スクイ
ーズ装置5に付着残留する液体現像剤をクリーニングで
きる。
【0044】なお、スクイーズ装置5をクリーニングす
るために、現像剤槽42とポンプ404との間のチュー
ブ402部分からスクイーズ装置5へクリーニング液を
供給するためのクリーニング液供給用チューブ410
(図1中鎖線で示す)を設けてもよい。この場合、スク
イーズ装置5をクリーニングするときにクリーニング液
をチューブ402からチューブ410を介してスクイー
ズ装置5へ導き、クリーニングローラクリーニング後の
クリーニング液をスクイーズ装置5からチューブ407
を介してチューブ403へ流入させてタンク401へ導
くことができる。また、この場合、チューブ410の途
中に制御部CONTに接続される電磁弁411(図1及
び図4中鎖線で示す)を設けてもよい。この場合制御部
CONTは現像剤Dがスクイーズ装置5に供給されない
ように、画像形成動作時に電磁弁411を閉じ、スクイ
ーズ装置クリーニング時に電磁弁411を開く。
【0045】また、現像剤除去装置8をクリーニングす
るために、現像剤槽42とポンプ404との間のチュー
ブ402部分から現像剤除去装置8へクリーニング液を
供給するためのクリーニング液供給用チューブ412、
及びクリーニングに供されたクリーニング後のクリーニ
ング液を現像剤除去装置8から現像剤タンク401へ導
くためのクリーニング液戻し用チューブ413(いずれ
も図1中鎖線で示す)を設けてもよい。この場合、現像
剤除去装置8をクリーニングするときにクリーニング液
をチューブ402からチューブ412を介して現像剤除
去装置8へ導き、ブレード81をクリーニング後のクリ
ーニング液を除去装置8からチューブ413を介してチ
ューブ403へ流入させてタンク401へ導くことがで
きる。こうすることで、現像剤除去装置8にクリーニン
グ液が供給され、除去装置8に付着残留する液体現像剤
をクリーニングできる。また、この場合、チューブ41
2の途中に制御部CONTに接続される電磁弁414
(図1及び図4中鎖線で示す)を設けてもよい。この場
合制御部CONTは現像剤Dが現像剤除去装置8に供給
されないように、画像形成動作時に電磁弁414を閉
じ、現像剤除去装置クリーニング時に電磁弁414を開
く。
【0046】なお、ここでのクリーニング装置40は、
クリーニング液としてキャリア液タンク48aに収容さ
れるキャアリ液Cを利用するものであるが、それに代え
て又はそれとともに荷電制御剤液タンク47aに収容さ
れる荷電制御剤液Eを利用するものとしてもよい。すな
わち、供給用チューブ402に設けられ制御部CONT
に接続される3方口2位置切り換え電磁弁409(図1
及び図4中鎖線で示す)、及び切り換え電磁弁409と
荷電制御剤液用ノズル47cとを接続する荷電制御剤液
用チューブ408、さらにノズル47cに対する電磁弁
47d(いずれも図1中鎖線で示す)を設けてもよい。
なお、切り換え電磁弁409及び電磁弁47dは、前記
の切り換え電磁弁405及び電磁弁48dと同様の働き
をする。
【0047】この場合、切り換え電磁弁409は制御部
CONTからの指示信号により、現像剤タンク401の
液体現像剤Dを現像器4に導くように、又は荷電制御剤
液用タンク47aの荷電制御剤液Eを現像器4に導くよ
うに選択的に切り換えられる。また、電磁弁47dは、
制御部CONTからの指示信号により、電磁弁409が
タンク401の現像剤Dを現像器4に導くように切り換
えられるときは開き、電磁弁409がタンク47aの荷
電制御剤液Eを現像器4に導くように切り換えられると
きは閉じる。これにより、タンク401の現像剤Dは現
像器4に供給され、又はタンク47aの荷電制御剤液E
は現像器4に供給される。
【0048】制御部CONTは、画像形成動作終了時に
クリーニング動作を行うにあたり、切り換え電磁弁40
9をタンク47aの荷電制御剤液E(ここではクリーニ
ング液)を現像器4に導くように切り換え、電磁弁47
dを閉じる。タンク47aのクリーニング液はポンプ4
04によって荷電制御剤液用ノズル47c、荷電制御剤
液用チューブ408、切り換え電磁弁409、現像剤供
給用チューブ402を介して現像器4に供給され、現像
剤戻し用チューブ403を介して、現像剤タンク401
に移行する。このようにクリーニング液として荷電制御
剤液Eを利用する場合も、キャアリ液Cを利用する場合
と同様の効果を奏することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によると、キャリア液中に少なく
ともトナー粒子及び該トナー粒子に電荷を付与するため
の荷電制御剤を分散させた液体現像剤を用いて、像担持
体上に形成される静電潜像を現像する電子写真方式の画
像形成装置であって、液体現像剤が接触する所定の1又
は2以上の部分をクリーニングでき、しかも装置構造の
大型化を招くことなく、また、経済的に、頻繁にクリー
ニングできる電子写真方式の画像形成装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態である電子写真方式の画像
形成装置の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す現像器の概略構成を示す図である。
【図3】図1に示す画像形成装置の液体現像剤供給装置
及びその周辺部分を拡大した図である。
【図4】図1に示す画像形成装置におけるクリーニング
装置の制御のための制御回路の概略を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 感光体(静電潜像担持体の1例) 2 帯電装置 3 露光装置 4 現像器 40 クリーニング装置 41 現像ローラ 42 現像剤槽 43 仕切り部 46 コンク液補給装置 46a コンク液用タンク 46b コンク液補給部 46c コンク液用ノズル 47 荷電制御剤液補給装置 47a 荷電制御剤液用タンク 47b 荷電制御剤補給部 47c 荷電制御剤液用ノズル 47d 電磁弁 48 キャリア液補給装置 48a キャリア液用タンク 48b キャリア液補給部 48c キャリア液用ノズル 48d キャリア液用電磁弁 400 現像剤供給装置 401 現像剤タンク(液体現像剤収容部の1例) 402 現像剤供給用チューブ 403 現像剤戻し用チューブ 404 現像剤循環用ポンプ 405 3方口2位置切り換え電磁弁 406 キャリア液用チューブ 407 チューブ 408 荷電制御剤液用チューブ 409 3方口2位置切り換え電磁弁 410、412 クリーニング液供給用チューブ 411 電磁弁 413 クリーニング液戻し用チューブ 414 電磁弁 5 スクイーズ装置 51 スクイーズローラ 52 掻き取りブレード 53 装置ケース 7 転写ローラ 8 現像剤除去装置 81 クリーニングブレード 9 イレーサランプ 10 ガイド板 11 タイミングローラ対 12 ガイド板 13 定着器 CONT 制御部 D 液体現像剤 C キャリア液 E 荷電制御剤液 L レーザ光 PW1、PW2、PW3 電源 P 転写部 S 記録紙

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア液中に少なくともトナー粒子及び
    該トナー粒子に電荷を付与するための荷電制御剤を分散
    させた液体現像剤を用いて、像担持体上に形成される静
    電潜像を現像する電子写真方式の画像形成装置であっ
    て、 前記液体現像剤が接触する所定の1又は2以上の部分を
    クリーニングするために該部分にクリーニング液を供給
    するとともにクリーニングに供されたクリーニング液を
    前記液体現像剤の収容部に導くクリーニング装置を備え
    ており、該クリーニング装置は、前記クリーニング液と
    して、前記キャリア液及び(又は)キャリア液に前記荷
    電制御剤を分散させた荷電制御剤液を用いることを特徴
    とする電子写真方式の画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記クリーニング装置は、前記クリーニン
    グ液として用いるキャリア液を、現像にて消費される前
    記液体現像剤中のキャリア液の補給のために用いるキャ
    リア液補給用タンクから導く液回路を備えている請求項
    1記載の電子写真方式の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記クリーニング装置は、前記クリーニン
    グ液として用いる荷電制御剤液を、現像にて消費される
    前記液体現像剤中の荷電制御剤の補給のために用いる荷
    電制御剤液補給用タンクから導く液回路を備えている請
    求項1又は2記載の電子写真方式の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記クリーニング装置は、前記像担持体上
    の静電潜像を現像する現像器をクリーニングする請求項
    1、2又は3記載の電子写真方式の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記像担持体上の静電潜像現像後の該像担
    持体上の余剰液体現像剤を除去するためのスクイーズ装
    置を備えており、前記クリーニング装置は、該スクイー
    ズ装置をクリーニングする請求項1、2、3又は4記載
    の電子写真方式の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記液体現像剤を収容する液体現像剤収容
    槽と、該液体現像剤を用いて前記像担持体上の静電潜像
    を現像するための現像器と、前記液体現像剤収容槽と前
    記現像器との間に該液体現像剤を循環させるための現像
    剤流路とを備えており、前記クリーニング装置は、少な
    くとも前記現像器をクリーニングし、クリーニングに供
    されたクリーニング液を前記液体現像剤収容槽に導くも
    のである請求項1から5のいずれかに記載の電子写真方
    式の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記クリーニング装置は、前記クリーニン
    グ液を前記液体現像剤流路のうち前記液体現像剤収容槽
    から前記現像器へ前記液体現像剤を導く流路に供給する
    ことで前記現像器へ導き、クリーニング後のクリーニン
    グ液を該現像器から該液体現像剤収容層槽へ液体現像剤
    を戻す流路へ流入させて該液体現像剤収容槽へ導くもの
    である請求項6記載の電子写真方式の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記液体現像剤が接触する所定の1又は2
    以上の部分の前記クリーニング装置によるクリーニング
    を少なくとも画像形成動作終了時を含む所定の時期に行
    うように前記クリーニング装置動作を制御する制御部を
    備えている請求項1から7のいずれかに記載の電子写真
    方式の画像形成装置。
JP17325898A 1998-06-19 1998-06-19 電子写真方式の画像形成装置 Withdrawn JP2000010446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17325898A JP2000010446A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 電子写真方式の画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17325898A JP2000010446A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 電子写真方式の画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000010446A true JP2000010446A (ja) 2000-01-14

Family

ID=15957122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17325898A Withdrawn JP2000010446A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 電子写真方式の画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000010446A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296913A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Ricoh Co Ltd 液供給装置及び画像形成装置
JP2003233258A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Pfu Ltd 液体現像電子写真装置のクリーニング機構およびその制御方法
US7260344B2 (en) 2004-01-20 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid developing device
JP2012128090A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Kyocera Document Solutions Inc 湿式画像形成装置
JP2012203134A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、及び画像形成装置
WO2018012266A1 (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 キヤノン株式会社 現像装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296913A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Ricoh Co Ltd 液供給装置及び画像形成装置
JP4606635B2 (ja) * 2001-03-30 2011-01-05 株式会社リコー 液供給装置及び画像形成装置
JP2003233258A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Pfu Ltd 液体現像電子写真装置のクリーニング機構およびその制御方法
US7260344B2 (en) 2004-01-20 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid developing device
JP2012128090A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Kyocera Document Solutions Inc 湿式画像形成装置
JP2012203134A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、及び画像形成装置
WO2018012266A1 (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 キヤノン株式会社 現像装置
JP2018010252A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 キヤノン株式会社 現像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5797069A (en) Developing device for image forming apparatus
JP2000010446A (ja) 電子写真方式の画像形成装置
US5168293A (en) Image forming apparatus
JP2007304453A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置並びにこれを用いた画像形成方法
JP2001117372A (ja) 湿式画像形成装置および電子写真装置
JP2005274685A (ja) 画像形成装置
US6016419A (en) Image forming apparatus
JP2008083556A (ja) 現像装置、および画像形成装置
JP4070400B2 (ja) 画像形成装置
JPH1173074A (ja) 湿式電子写真方式プリンタの感光ベルトクリーニング装置
JP3364532B2 (ja) 画像形成装置
JP2005128043A (ja) 画像形成装置
JPH0926704A (ja) 湿式画像形成装置
JPH08179632A (ja) 湿式画像形成装置
US6058279A (en) Non-fuser apparatus customer replaceable unit including a fuser release agent supply assembly
JP2009162892A (ja) 画像形成装置
KR100385986B1 (ko) 습식 전자사진방식 프린터의 감광벨트 크리닝장치
JP2822232B2 (ja) 感光材料処理装置
JP2000298382A (ja) 画像形成装置
JP2005309040A (ja) 画像形成装置
JPH11174816A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2020170206A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH0527657A (ja) ドラムクリーニング装置
KR100287145B1 (ko) 습식전자사진방식인쇄기용현상액의과잉이온제거장치
JP2005189556A (ja) 湿式画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906