JP2000010183A - インスタントカメラ - Google Patents

インスタントカメラ

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JP2000010183A
JP2000010183A JP10170857A JP17085798A JP2000010183A JP 2000010183 A JP2000010183 A JP 2000010183A JP 10170857 A JP10170857 A JP 10170857A JP 17085798 A JP17085798 A JP 17085798A JP 2000010183 A JP2000010183 A JP 2000010183A
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JP
Japan
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film
frame
block
film unit
pack
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Pending
Application number
JP10170857A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Kanai
正治 金井
Ko Aosaki
耕 青崎
Hiroshi Soma
博志 相馬
Masao Nakamori
雅夫 中森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイルムユニットを押圧する押圧部材を備え
ながらも、薄型化を図ったインスタントカメラを提供す
る。 【解決手段】 押圧部40は、突出ブロック41,伸長
枠42,板バネ43,保持枠44から構成される。突出
ブロック41は伸長枠42内に出入り自在に収納され、
板バネ43によって裏蓋35の内壁面から突出する方向
に付勢される。伸長枠42は保持枠44内に出入り自在
に収納され、突出ブロック41のフランジ41aによっ
て穴44aから引き出される。保持枠44は、後端が裏
蓋35に固定される。突出ブロック41は、先端位置が
保持枠44の先端に揃った第1当接位置P1と、突出ブ
ロック41及び伸長枠42の突出量が最大となる第2当
接位置P2との間で変位する。突出ブロック41及び伸
長枠42の長さが、変位長Lのほぼ半分長になるので、
これらを収納する保持部44の長さも変位長Lより格段
に短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状のフイル
ムユニットを重ねて収納したインスタントフイルムパッ
クを用いるインスタントカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影後、直ちに写真を見ることができる
カメラとして、インスタントカメラが広く知られてい
る。このインスタントカメラでは、モノシートタイプの
自己現像処理型写真フイルムユニット(以下、単にフイ
ルムユニットとする)を複数枚重ねて収納したインスタ
ントフイルムパックが用いられる。フイルムユニットに
は、露光面側の端縁部に現像液を収めた現像液ポッドが
設けられており、フイルムユニット単位で現像処理が施
せるようになっている。そして、撮影を行う毎に、撮影
済みのフイルムユニットがカメラ本体の上面に設けられ
た取出し口から取り出される。このとき、フイルムユニ
ットはカメラ本体内の展開ローラ対の間を通され、これ
によって現像液ポッドが裂開して現像液が露光面に展延
し、現像処理が施される。
【0003】インスタントフイルムパックは、樹脂製の
パック本体にフイルムユニットを重ねて収納したもの
で、最も一般的なものでは、10枚のフイルムユニット
が収納されている。最近では、廃棄性やリサイクル適性
を高めるために、パック本体内に、金属製のフイルム圧
板を組み込むことを廃止したインスタントフイルムパッ
クが製品化されている。このようなインスタントフイル
ムパックを使用するインスタントカメラでは、フイルム
装填室の背面に開閉自在に設けた裏蓋の内壁面に、フイ
ルム装填室の前面側に向けてバネ付勢された押圧部材を
設け、この押圧部材をインスタントフイルムパック内に
入り込ませてフイルムユニットを押圧するようにしてい
る。
【0004】図7は、圧板を廃止したインスタントフイ
ルムパックを使用するインスタントカメラのフイルム装
填室周辺部の構成を示すものである。インスタントフイ
ルムパック1は、フイルム装填室2に装填される。フイ
ルム装填室2の背面を開閉する裏蓋3の内壁には、開口
1aからインスタントフイルムパック1内に突出し、フ
イルムユニット4を積層方向に沿って前面側に押圧する
上下一対の押圧部5が設けられている。押圧部5は、突
出ブロック6と、この突出ブロック6を裏蓋3の内壁面
から突出させる方向に付勢する板バネ7とを保持部8に
保持させて構成されている。保持部8は裏蓋3の内壁に
固定されており、先端に突出ブロック6を出入りさせる
ための穴8aが形成されている。突出ブロック6の後端
部にはフランジ6aが設けられ、このフランジ6aが穴
8aの周縁に引っ掛かり、突出ブロック6が保持部8か
ら脱落することが防止されている。
【0005】前述したように、撮影済みのフイルムユニ
ットは撮影直後にカメラから排出されるため、撮影を繰
り返す毎に突出ブロック6とフイルムユニット4との当
接位置が前面側に変位する。突出ブロック6は、フイル
ム装填室2内に規定枚数のフイルムユニット4が収納さ
れているときにフイルムユニット4に当接する第1当接
位置(図8(A)参照)と、フイルムユニット4の収納
枚数が1枚になったときにフイルムユニット4に当接す
る第2当接位置(同図(B)参照)との間で変位する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の押圧部材で
は、突出ブロック6は、その移動方向における長さが変
位長L(図8参照)よりも長く構成されなくてはならな
い。このため、第1当接位置の背面側に、長尺な突出ブ
ロック6と付勢用の板バネ7とを退避させるためのスペ
ースを広く確保しなくてはならない。したがって、保持
部8の突出方向の寸法が大きくなり、カメラ全体が厚く
なりやすい。
【0007】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、フイルムユニットを押圧する押圧部材を備えなが
らも、薄型化を図ったインスタントカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインスタントカメラは、押圧部材を、フイ
ルムユニットに当接する第1の移動部と、第1の移動部
を裏蓋から突出する方向に付勢するバネと、第1の移動
部を出入り自在に収納するとともに、第1の移動部の突
出にともなって突出方向に引き出される第2の移動部
と、後端が裏蓋の内壁面に固定され、第2の移動部を出
入り自在に収納する保持部とから構成するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図4は、圧板を廃止したインスタ
ントフイルムパックの構成を示すものである。インスタ
ントフイルムパック(以下、単にフイルムパックとす
る)10は、樹脂製のパック本体11にフイルムユニッ
ト12を重ねて収納したもので、一般的には10枚のフ
イルムユニット12が収納される。パック本体11は、
矩形枠状の本体部11aと、矩形状の底板11bとから
構成されており、本体部11aと底板11bとは接着剤
や超音波溶着等により接合される。
【0010】フイルムユニット12には、露光部12a
と、現像液を内包した現像液ポッド12bと、現像時に
余分な現像液を吸収するトラップ部12cとが設けられ
ている。現像液ポッド12bおよびトラップ部12cは
露光部12aよりも少し膨らんでおり、フイルムユニッ
ト12を重ねてパック本体11に収納すると、中央部に
比して両端部の厚みが厚くなる。
【0011】本体部11aには、上面に露光開口13
が、また周面にスリット状の排出口15が形成されてい
る。露光開口13は、フイルムユニット12への露光範
囲を規定するもので、フイルムパック10が未使用であ
る時には最上層のフイルムユニット12の上に重ねられ
た遮光カバー14により覆われている。排出口15は、
フイルムユニット12の現像液ポッド12bと対面する
周面に形成される。この排出口15からは、フイルムパ
ック10がカメラ内にセットされた直後に、カメラ側の
機構によって遮光カバー14が排出されるとともに、撮
影を行う毎に、撮影済みのフイルムユニット12が排出
される。
【0012】底板11bには、1対の押圧用開口16
と、1対の支持突起17とが設けられている。1対の押
圧用開口16は、フイルムユニット12の排出方向に離
して設けられており、排出方向と直交する方向に延びた
矩形状に形成されている。この押圧用開口16からは、
カメラ側に設けた押圧部材が侵入し、フイルムユニット
12を露光開口13側に向けて押圧する。1対の支持突
起17は、フイルムユニット12の排出方向と平行な底
板11bの両側縁部に設けられる。支持突起17は、パ
ック本体11に10枚のフイルムユニット12と遮光カ
バー14とを収納したときに、現像液ポッド12bやト
ラップ部12cを有する上端部および下端部と、露光部
12aを有する中央部分との厚みの相違に起因して湾曲
した最下層のフイルムユニット12に倣うように、突出
量が変えられている。この支持突起17は、積層された
フイルムユニット12を背面側から支持し、フイルムパ
ック10をカメラへ装填する際に誤って露光開口13を
覆っている遮光カバー14部を押し込むように持ってし
まった場合でも、露光開口13から遮光カバー14が沈
み込むことを抑えてフイルムユニット12への光の回り
込みを防止する。
【0013】また、底板11bには、フイルムユニット
12よりも一回り小さいサイズの遮光シート18が取り
付けられている。この遮光シート18は、中央部がピン
19によって底板11bに固定されており、押圧用開口
16を塞いでパック本体11内の遮光性を保っている。
【0014】図5は、上記構成のインスタントフイルム
パック10を用いるインスタントカメラを示すものであ
る。インスタントカメラ20は、薄型の箱状の輪郭を持
った本体部21と、この本体部21に一体に設けられた
グリップ22と、レンズボード23とを備えている。本
体部21には、前面に撮影範囲を視認するためのファイ
ンダ24及びストロボ装置25が、また上面に、撮影済
みのフイルムユニット12が取り出されるスリット状の
取出し口26が設けられている。グリップ22の前面上
部には、シャッタレリーズ操作を行うシャッタボタン2
7が設けられている。また、レンズボード23には、前
面に撮影レンズ28が設けられ、この内部にシャッタ機
構および絞り機構等が設けられている。本体部21とレ
ンズボード23との間には撮影光路を覆う蛇腹29が設
けられている。
【0015】レンズボード23は、本体部21に対し起
伏自在に設けられており、カメラの使用時には、支持ス
テー31,32によって下方から支持され、本体部21
の前面に突出する。一方、カメラの不使用時には、レン
ズボード23が軸33を中心として本体部21の前面に
倒伏され、図6に示すような薄型の箱状となって携帯性
が向上する。
【0016】図3に示すように、本体部21の背面には
裏蓋35が設けられている。裏蓋35は、ヒンジ36を
介して開閉自在に取り付けられており、この裏蓋35を
開くと、フイルムパック10を収納するためのフイルム
装填室37が露呈される。フイルムパック10は、露光
開口13を前面側に向け、かつ、排出口15を上方に向
けた状態でフイルム装填室37内に収納される。
【0017】フイルム装填室37の上壁には、フイルム
パック10から排出されたフイルムユニット12を取出
し口26に送るための排出口38が形成されている。排
出口38の上部には、展開ローラ対39が設けられてい
る。展開ローラ対39は、それぞれ矢印方向に回転する
ことによって露光されたフイルムユニット12を挟み込
み、現像液ポッド12bを裂開して現像液をフイルムユ
ニット12のシート上に展延させる。現像液が展延され
たフイルムユニット12は、取り出し口26から排出さ
れる。
【0018】裏蓋35の内壁面には、カメラの前面側に
向けて突出した一対の押圧部40が設けられている。一
対の押圧部40は、フイルムパック10の押圧用開口1
6と対面する位置に設けられ、フイルムユニット12の
幅方向に長く形成される。この押圧部40は、押圧用開
口16からフイルムパック10内に侵入し、遮光カバー
18を挟んでフイルムユニット12を背面側から押圧す
る。これにより、露光開口13の背面側に位置決めされ
たフイルムユニット12が露光開口13の周縁に押し付
けられ、露光面の平面性が保持される。
【0019】図1および図2に示すように、押圧部40
は、突出ブロック41,伸長枠42,板バネ43,およ
び保持枠44から構成されている。突出ブロック41
は、伸長枠42内に収納されており、板バネ43によっ
て裏蓋35の内壁面から突出する方向に付勢されてい
る。また、伸長枠42は保持枠44内に収納される。
【0020】保持枠44は、後端が裏蓋35に固定され
ており、先端に伸長枠42を出入りさせるための穴44
aが形成されている。伸長枠42の後端部にはフランジ
42aが設けられており、このフランジ42aが保持枠
44の穴44aの周縁に引っ掛かり、保持枠44から抜
け出ないようになっている。また、伸長枠42の先端に
は、突出ブロック41を出入りさせるための穴42bが
形成されている。突出ブロック41の後端部にはフラン
ジ41aが設けられており、このフランジ41aが伸長
枠42の穴42bの周縁に引っ掛かり、伸長枠42から
抜け出ないようになっている。
【0021】フイルムパック10内に規定枚数のフイル
ムユニット12が収納されているときには、図1(A)
に示すように、突出ブロック41は、板バネ43の付勢
力に抗して保持枠44内に押し戻され、保持枠44の先
端に揃った第1当接位置P1でフイルムユニット12に
当接する。
【0022】撮影済みのフイルムユニット12が排出さ
れる毎に、突出ブロック41が板バネ43の付勢力によ
って前面側に突出する。そして図1(B)に示すよう
に、後端部に設けられたフランジ41aが伸長枠42の
穴42bの周縁に当接する位置まで突出すると、この後
は、突出ブロック41は、伸長枠42を保持枠44の穴
44aから引っ張り出しながら前面側に移動する。
【0023】フイルムユニット12の収納枚数が1枚に
なったときに、図1(C)に示すように、伸長枠42の
フランジ42aが保持枠44の穴44aの周縁に引っ掛
かり、突出ブロック41および伸長枠42が最大限に突
出した第2当接位置P2において、突出ブロック41が
フイルムユニット12に当接する。
【0024】上記構成の押圧部40では、突出ブロック
41と伸長枠42との2つの移動部材の合計突出量が、
第1当接位置P1と第2当接位置P2との間での変位長
Lよりも大きくなればよいことになる。したがって、突
出ブロック41および伸長枠42は、それぞれの突出方
向における長さを変位長Lのほぼ半分長にすることが可
能となる。これにより、突出ブロック41および伸長枠
42を収納する保持部44の長さが変位長Lよりも格段
に短くなるので、1つの移動部材が変位長Lだけ突出す
るように構成された従来の押圧部に比較して移動部材の
収納スペースが節減される。
【0025】次に上記構成による作用について説明す
る。インスタントカメラ20の裏蓋35を開放し、フイ
ルム装填室37を露呈する。裏蓋35が開放された状態
では、突出ブロック41の突出方向への移動を阻むもの
が何もないので、突出ブロック41は、板バネ43の付
勢力により、後端部に設けられたフランジ41aが伸長
枠42の穴42aの周縁に当接し、かつ、伸長枠42の
フランジ42aが保持枠44の穴44aの周縁に当接す
る位置まで突出している。
【0026】フイルム装填室37内に未使用のフイルム
パック10を装填して裏蓋35を閉じると、押圧部40
が押圧用開口16からフイルムパック10内に突出し、
遮光カバー18を挟んでフイルムユニット12を露光開
口13側に押圧する。未使用のフイルムパック10内に
は、10枚のフイルムユニット12が収納されているの
で、最大限に突出している突出ブロック41と伸長枠4
2とが、板バネ43の付勢力に抗して保持枠44内に押
し戻される。これにより、突出ブロック41は、保持枠
44の先端位置に揃った第1当接位置P1でフイルムユ
ニット12に当接する。これにより、露光開口13の背
面側に位置決めされたフイルムユニット12の露光面の
平面性が保持される。
【0027】シャッタボタン27を押し込むと、このシ
ャッタレリーズに連動して遮光カバー14の排出が行わ
れる。遮光カバー14は、フイルム装填室37の排出口
38から展開ローラ対39間を経て、取出し口26から
排出される。遮光カバー14が排出されると、この遮光
カバー14の厚み分だけ突出ブロック41が突出する。
これにより、フイルムユニット12が前面側に押し出さ
れ、露光開口13の背面側に未露光のフイルムユニット
12がセットされて撮影可能状態になる。
【0028】撮影のためにレリーズ操作が行われると、
この度に、撮影済みのフイルムユニット12が取出し口
26から排出される。そして、フイルムユニット12の
排出に伴ってフイルムパック10内に収納されているフ
イルムユニット12全体の積層厚みが薄くなっていくこ
とに追従して、突出ブロック41の伸長枠42からの突
出量が増し、フイルムユニット12を露光画面13側に
押し付ける。そして、突出ブロック41の後端部に設け
られたフランジ41aが伸長枠42の穴42bの周縁に
当接する位置まで突出すると、この後は、突出ブロック
41が突出するごとに、伸長枠42が保持枠44の穴4
4aから引っ張り出される。
【0029】撮影を繰り返し、フイルムユニット12の
収納枚数が1枚になったときに、伸長枠42のフランジ
42aが保持枠44の穴44aの周縁に引っ掛かり、突
出ブロック41および伸長枠42の突出量が最大限にな
る。そして、突出ブロック41の先端が第2当接位置P
2に達し、露光開口13の周縁との間で、最後の1枚の
フイルムユニット12を挟持する。
【0030】なお、上記実施形態では、突出ブロックを
付勢する部材として板バネを用いたが、フイルムユニッ
トの規定収納枚数や押圧力の変更に応じて、コイルバネ
やねじりバネを用いてもよい。また、押圧部をフイルム
ユニットの幅方向に長く一体的に形成したが、フイルム
ユニットの幅方向に分断された複数個の押圧部を形成し
てもよい。さらには、押圧部の数量や形状は、フイルム
ユニットの大きさや剛性等により任意に変更可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明のインスタントフ
イルムユニットによれば、押圧部材が、フイルムユニッ
トに当接する第1の移動部と、第1の移動部の突出にと
もなって突出方向に引き出される第2の移動部との2つ
の移動部材を有するので、2つの移動部材の合計突出量
が、所望の変位長よりも大きくなるように構成すれば、
収納枚数が減少するフイルムユニットを常に押圧するこ
とができる。したがって、2つの移動部材のそれぞれの
突出方向における長さを、変位長のほぼ半分長にするこ
とが可能となり、これらを収納する保持部材の長さも、
変位長よりも格段に短くすることができる。これによ
り、1つの移動部材が変位長分だけ移動するように構成
された従来の押圧部に比較して、カメラの背面部に確保
しなくてはならない移動部材の収納スペースを節減する
ことができ、カメラ全体の薄型化を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した押圧部の変位状態を示す説明
図である。
【図2】押圧部の構成を示す概略図である。
【図3】本発明を実施したインスタントカメラの要部断
面図である。
【図4】インスタントフイルムパックの分解斜視図であ
る。
【図5】インスタントカメラの使用状態での外観図であ
る。
【図6】インスタントカメラの不使用状態での外観図で
ある。
【図7】従来の押圧部の構成を示す要部断面図である。
【図8】図7の押圧部の変位状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1,10 インスタントフイルムパック 2,37 フイルム装填室 3,34 裏蓋 4,12 フイルムユニット 5,40 押圧部 6,41 突出ブロック 7,43 板バネ 8 保持部 11 パック本体 11a 本体部 11b 底板 13 露光開口 16 押圧用開口 20 インスタントカメラ 42 伸長枠 44 保持枠
フロントページの続き (72)発明者 青崎 耕 埼玉県朝霞市泉水3ー13ー45 富士写真フ イルム株式会社内 (72)発明者 相馬 博志 埼玉県朝霞市泉水3ー13ー45 富士写真フ イルム株式会社内 (72)発明者 中森 雅夫 東京都板橋区志村2丁目18番10号 株式会 社コパル内 Fターム(参考) 2H104 AA00 BC22 CD07 CE01 CE03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光開口が形成されたパック本体に、複
    数のシート状のフイルムユニットを重ねて収納してなる
    インスタントフイルムパックを用い、フイルム装填室の
    背面に開閉自在に設けた裏蓋の内壁面に、突出方向にバ
    ネ付勢された押圧部材を備え、この押圧部材を前記パッ
    ク本体の露光開口の形成面と対向する面に形成された開
    口からインスタントフイルムパック内に侵入させて、フ
    イルムユニットを露光開口側に押し付けるようにしたイ
    ンスタントカメラにおいて、 前記押圧部材は、前記フイルムユニットに当接される第
    1の移動部と、第1の移動部を前記裏蓋から突出する方
    向に付勢するバネと、前記第1の移動部を出入り自在に
    収納するとともに、第1の移動部の突出にともなって前
    記突出方向に引き出される第2の移動部と、後端が前記
    裏蓋の内壁面に固定され、前記第2の移動部を出入り自
    在に収納する保持部とからなることを特徴とするインス
    タントカメラ。
JP10170857A 1998-06-18 1998-06-18 インスタントカメラ Pending JP2000010183A (ja)

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