JP2000008623A - 構造物の復旧工法 - Google Patents
構造物の復旧工法Info
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- JP2000008623A JP2000008623A JP10180232A JP18023298A JP2000008623A JP 2000008623 A JP2000008623 A JP 2000008623A JP 10180232 A JP10180232 A JP 10180232A JP 18023298 A JP18023298 A JP 18023298A JP 2000008623 A JP2000008623 A JP 2000008623A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】現状の地下構造物を生かしながら、元の位置に
戻すことができ、同時に、地下構造物の周囲の軟弱な地
盤を強化し、将来的にも地盤沈下を予防できる、構造物
の復旧工法を提供すること。 【解決手段】地下構造物1aの上部の地上に杭3の間に
渡して、上昇制御定規7を設置し、油圧装置8、押さえ
用部材9を設置する。地下構造物1aの上部の土砂を掘
削除去することにより、地下構造物1aに作用している
浮力は、重量より大きくなり、地下構造物1aは上昇す
る。上昇後の地下構造物1bの上部と下部を軽量埋め戻
し材11で埋め戻す。最後に上昇制御定規7、油圧装置
8、押さえ用部材9、杭3、グランドアンカー5の全部
あるいは、一部を撤去する。
戻すことができ、同時に、地下構造物の周囲の軟弱な地
盤を強化し、将来的にも地盤沈下を予防できる、構造物
の復旧工法を提供すること。 【解決手段】地下構造物1aの上部の地上に杭3の間に
渡して、上昇制御定規7を設置し、油圧装置8、押さえ
用部材9を設置する。地下構造物1aの上部の土砂を掘
削除去することにより、地下構造物1aに作用している
浮力は、重量より大きくなり、地下構造物1aは上昇す
る。上昇後の地下構造物1bの上部と下部を軽量埋め戻
し材11で埋め戻す。最後に上昇制御定規7、油圧装置
8、押さえ用部材9、杭3、グランドアンカー5の全部
あるいは、一部を撤去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構造物の復旧工法に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道、道路、電力、上下水道ある
いはその他の共同溝として、地中に円形、矩形、あるい
は複円形などの断面形状をした、ボックスカルバート、
シールドトンネルが多く構築されている。これらの構造
物は、地盤の良否にかかわらず構築されており、軟弱な
地盤中に構築された場合で、支持杭あるいは地盤改良に
よる支持力の増加等、適切な処理をされていない場合に
は、構造物が沈下して、その機能が満足できなくなる場
合が多い。
いはその他の共同溝として、地中に円形、矩形、あるい
は複円形などの断面形状をした、ボックスカルバート、
シールドトンネルが多く構築されている。これらの構造
物は、地盤の良否にかかわらず構築されており、軟弱な
地盤中に構築された場合で、支持杭あるいは地盤改良に
よる支持力の増加等、適切な処理をされていない場合に
は、構造物が沈下して、その機能が満足できなくなる場
合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、地
下構造物の沈下に伴なう構造体のひびわれ、目地などの
継手部の目拡き、段差の発生に伴ない、必要とする機能
を維持できない場合には、部分的に作り直したり、ある
いは、撤去して作り替えたりしなければならなっかた。
さらに、別の場所に新設しなければならない場合もあっ
た。
下構造物の沈下に伴なう構造体のひびわれ、目地などの
継手部の目拡き、段差の発生に伴ない、必要とする機能
を維持できない場合には、部分的に作り直したり、ある
いは、撤去して作り替えたりしなければならなっかた。
さらに、別の場所に新設しなければならない場合もあっ
た。
【0004】本発明はこのような問題を鑑みてなされた
ものでその目的とするところは、従来より短い工期で、
コストも安く、現状の地下構造物を生かしながら、元の
位置に戻すことができ、同時に、地下構造物の上部ある
いは下部の軟弱な地盤を強化することができ、将来的に
も地盤沈下を予防することができる、沈下した構造物の
復旧工法を提供することにある。
ものでその目的とするところは、従来より短い工期で、
コストも安く、現状の地下構造物を生かしながら、元の
位置に戻すことができ、同時に、地下構造物の上部ある
いは下部の軟弱な地盤を強化することができ、将来的に
も地盤沈下を予防することができる、沈下した構造物の
復旧工法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、地中の構造物において、沈下が発生し
た場合、前記地下構造物に作用する浮力を増加させて、
前記地下構造物を所定の位置まで上昇させることを特徴
とする構造物の復旧工法である。
ために本発明は、地中の構造物において、沈下が発生し
た場合、前記地下構造物に作用する浮力を増加させて、
前記地下構造物を所定の位置まで上昇させることを特徴
とする構造物の復旧工法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の第
1の実施の形態を詳細に説明する。図1から図4は第1
の実施の形態の構造物の復旧工法に係り、復旧工法の工
程を図1から図4に示す。
1の実施の形態を詳細に説明する。図1から図4は第1
の実施の形態の構造物の復旧工法に係り、復旧工法の工
程を図1から図4に示す。
【0007】図1において、地盤面31の地下に施工さ
れた沈下した地下構造物1aは、支持層35と地盤面3
1の間に位置する。また、地下水位線33は、地下構造
物1aに浮力を与えるのに充分な高さにあるとする。ま
ず、図1に示すように、地下構造物1aを挟むように、
杭3または、グランドアンカー5を支持層35まで打設
する。杭3とグランドアンカー5は、必要に応じて併用
する。
れた沈下した地下構造物1aは、支持層35と地盤面3
1の間に位置する。また、地下水位線33は、地下構造
物1aに浮力を与えるのに充分な高さにあるとする。ま
ず、図1に示すように、地下構造物1aを挟むように、
杭3または、グランドアンカー5を支持層35まで打設
する。杭3とグランドアンカー5は、必要に応じて併用
する。
【0008】次に、図2に示すように、地下構造物1a
の上部の地上に杭3の間に渡して、上昇制御定規7を設
置する。杭3と上昇制御定規7との接合部には、油圧装
置8を設ける。地下構造物1aと上昇制御定規7との間
に、押さえ用部材9を設置する。
の上部の地上に杭3の間に渡して、上昇制御定規7を設
置する。杭3と上昇制御定規7との接合部には、油圧装
置8を設ける。地下構造物1aと上昇制御定規7との間
に、押さえ用部材9を設置する。
【0009】上昇制御定規7は、地下構造物1aの幅に
より、H型鋼あるいは、トラスビーム等となる。また油
圧装置8は、地下構造物1aの上昇量をストローク管理
できるものとする。なお、図1に示すように地下構造物
の上昇を仕易く、あるいは周辺の地表面及び既設構造物
の沈下、浮上がりを防止する目的で遮断壁2を設ける場
合もある。
より、H型鋼あるいは、トラスビーム等となる。また油
圧装置8は、地下構造物1aの上昇量をストローク管理
できるものとする。なお、図1に示すように地下構造物
の上昇を仕易く、あるいは周辺の地表面及び既設構造物
の沈下、浮上がりを防止する目的で遮断壁2を設ける場
合もある。
【0010】図3に示すように、地下構造物1aの上部
の土砂を掘削除去する。37は、掘削除去後の掘削面を
示す。これにより、地下構造物1aに作用している浮力
は、地下構造物1aの重量より大きくなり、地下構造物
1aは上昇する。上昇量は、油圧装置8で調整し、所定
の位置まで地下構造物1aを上昇させる。上昇時の地下
構造物と周辺地盤との摩擦を切るために、必要に応じて
ウォータージェット、オーガー等による地盤の削孔、バ
イブロハンマ等補助工法を併用する。
の土砂を掘削除去する。37は、掘削除去後の掘削面を
示す。これにより、地下構造物1aに作用している浮力
は、地下構造物1aの重量より大きくなり、地下構造物
1aは上昇する。上昇量は、油圧装置8で調整し、所定
の位置まで地下構造物1aを上昇させる。上昇時の地下
構造物と周辺地盤との摩擦を切るために、必要に応じて
ウォータージェット、オーガー等による地盤の削孔、バ
イブロハンマ等補助工法を併用する。
【0011】図4に、上昇後の地下構造物1bを示す。
上昇後の地下構造物1bの上部と下部を軽量埋め戻し材
11で埋め戻す。軽量埋め戻し材11を用いることによ
り、将来の沈下の軽減を図ることができる。なお、軽量
埋め戻し材11としては、発泡モルタル、気泡モルタ
ル、発泡ビーズ等が用いられる。
上昇後の地下構造物1bの上部と下部を軽量埋め戻し材
11で埋め戻す。軽量埋め戻し材11を用いることによ
り、将来の沈下の軽減を図ることができる。なお、軽量
埋め戻し材11としては、発泡モルタル、気泡モルタ
ル、発泡ビーズ等が用いられる。
【0012】最後に上昇制御定規7、油圧装置8、押さ
え用部材9、杭3、グランドアンカー5の全部あるい
は、一部を撤去する。これにより、現状の地下構造物を
生かしながら、元の位置に戻すことができ、同時に、将
来的にも地盤沈下を予防することができる。
え用部材9、杭3、グランドアンカー5の全部あるい
は、一部を撤去する。これにより、現状の地下構造物を
生かしながら、元の位置に戻すことができ、同時に、将
来的にも地盤沈下を予防することができる。
【0013】次に、図面に基づいて本発明の第2の実施
の形態を詳細に説明する。 図5から図6は第2の実施
の形態の構造物の復旧工法に係り、復旧工法の工程を図
5から図6に示す。
の形態を詳細に説明する。 図5から図6は第2の実施
の形態の構造物の復旧工法に係り、復旧工法の工程を図
5から図6に示す。
【0014】第2の実施の形態においては、地下水位が
低い場合、あるいは、構造物の重量が重くて、浮力が構
造物の重量より小さい場合において、遮水壁を構築して
地下水位を上昇させることによる沈下した構造物の復旧
工法を示す。図5に示すように、地下水位83が低く充
分な浮力が得られない場合においては、地盤面81よ
り、杭53又はグランドアンカーを地下構造物51を挟
むように支持層85まで設置後、遮水壁13を杭53の
外側に難透水層89まで構築する。なお、遮水壁は地下
構造物の上昇を仕易くあるいは周辺の地表面及び既設構
造物の沈下、浮上りを防止する目的で遮断壁として兼用
できる。この場合には、杭53の内側に構築し、支持層
まで根入れする。
低い場合、あるいは、構造物の重量が重くて、浮力が構
造物の重量より小さい場合において、遮水壁を構築して
地下水位を上昇させることによる沈下した構造物の復旧
工法を示す。図5に示すように、地下水位83が低く充
分な浮力が得られない場合においては、地盤面81よ
り、杭53又はグランドアンカーを地下構造物51を挟
むように支持層85まで設置後、遮水壁13を杭53の
外側に難透水層89まで構築する。なお、遮水壁は地下
構造物の上昇を仕易くあるいは周辺の地表面及び既設構
造物の沈下、浮上りを防止する目的で遮断壁として兼用
できる。この場合には、杭53の内側に構築し、支持層
まで根入れする。
【0015】次に、図6に示すように、地下構造物51
の上部の地上に杭53の間に渡して、上昇制御定規57
を設置する。杭53と上昇制御定規57との接合部に
は、油圧装置58を設ける。地下構造物51と上昇制御
定規57との間に、押さえ用部材59を設置する。上昇
制御定規57は、地下構造物51の幅により、H型鋼あ
るいは、トラスビーム等となる。また油圧装置58は、
地下構造物51の上昇量をストローク管理できるものと
する。
の上部の地上に杭53の間に渡して、上昇制御定規57
を設置する。杭53と上昇制御定規57との接合部に
は、油圧装置58を設ける。地下構造物51と上昇制御
定規57との間に、押さえ用部材59を設置する。上昇
制御定規57は、地下構造物51の幅により、H型鋼あ
るいは、トラスビーム等となる。また油圧装置58は、
地下構造物51の上昇量をストローク管理できるものと
する。
【0016】地下構造物51の上部の土砂を撤去すると
ともに、遮水壁13の内部に注水して、内水位を上昇後
地下水位83bまで上昇させる。これにより、地下構造
物51に作用している浮力は、地下構造物51の重量よ
り大きくなり、地下構造物51は上昇する。上昇量は、
油圧装置58で調整し、所定の位置まで地下構造物51
を上昇させる。上昇時の地下構造物と周辺地盤との摩擦
を切るために、必要に応じてウォータージェット、オー
ガー等による地盤の削孔、バイブロハンマ等の補助工法
を採用する。
ともに、遮水壁13の内部に注水して、内水位を上昇後
地下水位83bまで上昇させる。これにより、地下構造
物51に作用している浮力は、地下構造物51の重量よ
り大きくなり、地下構造物51は上昇する。上昇量は、
油圧装置58で調整し、所定の位置まで地下構造物51
を上昇させる。上昇時の地下構造物と周辺地盤との摩擦
を切るために、必要に応じてウォータージェット、オー
ガー等による地盤の削孔、バイブロハンマ等の補助工法
を採用する。
【0017】以下、第1の実施の形態と同様に、上昇後
の地下構造物51の上部と下部を軽量埋め戻し材で埋め
戻す。軽量埋め戻し材を用いることにより、将来の沈下
の軽減を図ることができる。なお、軽量埋め戻し材とし
ては、発泡モルタル、気泡モルタル、発泡ビーズ等が用
いられる。
の地下構造物51の上部と下部を軽量埋め戻し材で埋め
戻す。軽量埋め戻し材を用いることにより、将来の沈下
の軽減を図ることができる。なお、軽量埋め戻し材とし
ては、発泡モルタル、気泡モルタル、発泡ビーズ等が用
いられる。
【0018】最後に上昇制御定規57、油圧装置58、
押さえ用部材59、杭53あるいはグランドアンカー、
遮水壁13の全部あるいは、一部を撤去する。
押さえ用部材59、杭53あるいはグランドアンカー、
遮水壁13の全部あるいは、一部を撤去する。
【0019】次に、本発明の第3の実施の形態を詳細に
説明する。図7から図11は第3の実施の形態の構造物
の復旧工法に係り、復旧工法の工程を図7から図11に
示す。第3の実施の形態においては、地下水位が低い場
合、あるいは、構造物の重量が重くて、浮力が構造物の
重量より小さい場合において、地下構造物直下の土砂を
軽量の地盤改良体に置き換えることによる構造物の復旧
工法を示す。
説明する。図7から図11は第3の実施の形態の構造物
の復旧工法に係り、復旧工法の工程を図7から図11に
示す。第3の実施の形態においては、地下水位が低い場
合、あるいは、構造物の重量が重くて、浮力が構造物の
重量より小さい場合において、地下構造物直下の土砂を
軽量の地盤改良体に置き換えることによる構造物の復旧
工法を示す。
【0020】図7において、地盤面131の地下に施工
された沈下した地下構造物101aは、支持層135と
地盤面131の間に位置する。また、133は、地下水
位を表す。まず、図7に示すように、地下構造物101
aを挟むように、杭103あるいはグランドアンカーを
支持層35まで打設する。
された沈下した地下構造物101aは、支持層135と
地盤面131の間に位置する。また、133は、地下水
位を表す。まず、図7に示すように、地下構造物101
aを挟むように、杭103あるいはグランドアンカーを
支持層35まで打設する。
【0021】次に、図8に示すように、地下構造物10
1aの上部の地上に杭103あるいはグランドアンカー
の間に渡して、上昇制御定規107を設置する。杭10
3あるいはグランドアンカーと上昇制御定規107との
接合部には、油圧装置108を設ける。地下構造物10
1aと上昇制御定規107との間に、押さえ用部材10
9を設置する。
1aの上部の地上に杭103あるいはグランドアンカー
の間に渡して、上昇制御定規107を設置する。杭10
3あるいはグランドアンカーと上昇制御定規107との
接合部には、油圧装置108を設ける。地下構造物10
1aと上昇制御定規107との間に、押さえ用部材10
9を設置する。
【0022】上昇制御定規107は、地下構造物101
aの幅により、H型鋼あるいは、トラスビーム等とな
る。また油圧装置108は、地下構造物101aの上昇
量をストローク管理できるものとする。
aの幅により、H型鋼あるいは、トラスビーム等とな
る。また油圧装置108は、地下構造物101aの上昇
量をストローク管理できるものとする。
【0023】図8に示すように、地下構造物101aの
下部に発泡モルタル(発泡セメントミルク)あるいは、
気泡モルタル(気泡セメントミルク)113を充填す
る。
下部に発泡モルタル(発泡セメントミルク)あるいは、
気泡モルタル(気泡セメントミルク)113を充填す
る。
【0024】図9に示すように、発泡モルタル(発泡セ
メントミルク)あるいは気泡モルタル(気泡セメントミ
ルク)が硬化後、既設構造物101aの上部の土砂を撤
去する。これにより、地下構造物101aに作用してい
る浮力は、地下構造物101aの重量より大きくなり、
地下構造物101aは上昇する。上昇量は、油圧装置1
08で調整し、所定の位置まで地下構造物101aを上
昇させる。
メントミルク)あるいは気泡モルタル(気泡セメントミ
ルク)が硬化後、既設構造物101aの上部の土砂を撤
去する。これにより、地下構造物101aに作用してい
る浮力は、地下構造物101aの重量より大きくなり、
地下構造物101aは上昇する。上昇量は、油圧装置1
08で調整し、所定の位置まで地下構造物101aを上
昇させる。
【0025】また、将来沈下の可能性がある場合は、支
持層135までの部分115においても発泡モルタル
(発泡セメントミルク)または気泡モルタル(気泡セメ
ントミルク)等による地盤改良を行う。発泡モルタル
(発泡セメントミルク)または、気泡モルタル(気泡セ
メントミルク)の施工方法については、後述する。
持層135までの部分115においても発泡モルタル
(発泡セメントミルク)または気泡モルタル(気泡セメ
ントミルク)等による地盤改良を行う。発泡モルタル
(発泡セメントミルク)または、気泡モルタル(気泡セ
メントミルク)の施工方法については、後述する。
【0026】図10に、上昇後の地下構造物101bを
示す。上昇の段階で硬化後の発泡モルタル(発泡セメン
トミルク)あるいは気泡モルタル(気泡セメントミル
ク)115等の下部を発泡モルタル(発泡セメントミル
ク)あるいは気泡モルタル(気泡セメントミルク)11
7で埋め戻す。軽量埋め戻し材117を用いることによ
り、将来の沈下の軽減を図ることができる。なお、軽量
埋め戻し材117としては、発泡モルタル、気泡モルタ
ル、発泡ビーズ等が用いられる。
示す。上昇の段階で硬化後の発泡モルタル(発泡セメン
トミルク)あるいは気泡モルタル(気泡セメントミル
ク)115等の下部を発泡モルタル(発泡セメントミル
ク)あるいは気泡モルタル(気泡セメントミルク)11
7で埋め戻す。軽量埋め戻し材117を用いることによ
り、将来の沈下の軽減を図ることができる。なお、軽量
埋め戻し材117としては、発泡モルタル、気泡モルタ
ル、発泡ビーズ等が用いられる。
【0027】最後に、図11に示すように、上昇制御定
規107、油圧装置108、押さえ用部材109、杭1
03あるいはグランアンカーの全部、あるいは一部を撤
去し、地下構造物101bの上部を軽量埋め戻し材11
1で埋め戻す。軽量埋め戻し材111を用いることによ
り、将来の沈下の軽減を図ることができる。なお、軽量
埋め戻し材111としては、発泡モルタル、気泡モルタ
ル、発泡ビーズ等が用いられる。尚、図8に示す段階
で、地下構造物101の上部の土砂をある程度撤去して
おいてもよい。
規107、油圧装置108、押さえ用部材109、杭1
03あるいはグランアンカーの全部、あるいは一部を撤
去し、地下構造物101bの上部を軽量埋め戻し材11
1で埋め戻す。軽量埋め戻し材111を用いることによ
り、将来の沈下の軽減を図ることができる。なお、軽量
埋め戻し材111としては、発泡モルタル、気泡モルタ
ル、発泡ビーズ等が用いられる。尚、図8に示す段階
で、地下構造物101の上部の土砂をある程度撤去して
おいてもよい。
【0028】次に、図12から15に示すように、発泡
モルタル等の軽量埋め戻し材を地下構造物の下部に施工
する方法について説明する。図12は、高圧噴射置換工
法を用いた例を説明する図であり、図13は、図12の
A−A断面図である。
モルタル等の軽量埋め戻し材を地下構造物の下部に施工
する方法について説明する。図12は、高圧噴射置換工
法を用いた例を説明する図であり、図13は、図12の
A−A断面図である。
【0029】図12、図13に示すように、沈下した地
下構造物201の底板に貫通孔205を削孔した後、高
圧噴射置換工法を用いて噴射範囲209の部分を削孔
し、発泡セメントミルク207等の軽量埋め戻し材を注
入する。
下構造物201の底板に貫通孔205を削孔した後、高
圧噴射置換工法を用いて噴射範囲209の部分を削孔
し、発泡セメントミルク207等の軽量埋め戻し材を注
入する。
【0030】図14は、大口径仕様の高圧噴射置換工法
を用いた例を説明する図であり、図15は、図14のB
−B断面図である。図14、図15に示すように、沈下
した地下構造物211の側部に管215を通し、大口径
の高圧噴射置換工法を用いて噴射範囲219の部分を削
孔し、発泡セメントミルク217等の軽量埋め戻し材を
注入する。
を用いた例を説明する図であり、図15は、図14のB
−B断面図である。図14、図15に示すように、沈下
した地下構造物211の側部に管215を通し、大口径
の高圧噴射置換工法を用いて噴射範囲219の部分を削
孔し、発泡セメントミルク217等の軽量埋め戻し材を
注入する。
【0031】図16から18は、矩形や円形断面の構造
物において、下部に施工された発泡モルタル等の軽量埋
め戻し材が上昇して、構造物の下部から逃げるのを防止
する方法を説明する。図16、17は、高圧噴射置換工
法にて施工する場合、先行して、構造物の下部の外側部
分に、通常の配合のセメントミルクを噴射して、壁を造
成することにより、下部に施工された発泡セメントミル
ク等の軽量埋め戻し材が上昇して、構造物の下部から逃
げるのを防止する方法を示す。
物において、下部に施工された発泡モルタル等の軽量埋
め戻し材が上昇して、構造物の下部から逃げるのを防止
する方法を説明する。図16、17は、高圧噴射置換工
法にて施工する場合、先行して、構造物の下部の外側部
分に、通常の配合のセメントミルクを噴射して、壁を造
成することにより、下部に施工された発泡セメントミル
ク等の軽量埋め戻し材が上昇して、構造物の下部から逃
げるのを防止する方法を示す。
【0032】図16に示すように、矩形の地下構造物2
21の側部に地盤面223より、管225を通す。この
管225を用いて、高圧噴射置換工法等で、モルタル2
27を噴射して、周囲に壁となる部分を造成する。次
に、地下構造物221の底板に削孔し、管225を通
し、発泡モルタル239等の軽量埋め戻し材を高圧噴射
置換工法を用いて施工する。
21の側部に地盤面223より、管225を通す。この
管225を用いて、高圧噴射置換工法等で、モルタル2
27を噴射して、周囲に壁となる部分を造成する。次
に、地下構造物221の底板に削孔し、管225を通
し、発泡モルタル239等の軽量埋め戻し材を高圧噴射
置換工法を用いて施工する。
【0033】図17に示すように、円形の構造物231
の側部に地盤面233より管235を通す。この管23
5を用いて、高圧噴射置換工法等で、セメントミルク2
37を噴射して、周囲に壁となる部分を造成する。セメ
ントミルク237が硬化後、地下構造物231の底板に
削孔し、管235を通し、発泡セメントミルク239等
の軽量埋め戻し材を高圧噴射置換工法を用いて施工す
る。
の側部に地盤面233より管235を通す。この管23
5を用いて、高圧噴射置換工法等で、セメントミルク2
37を噴射して、周囲に壁となる部分を造成する。セメ
ントミルク237が硬化後、地下構造物231の底板に
削孔し、管235を通し、発泡セメントミルク239等
の軽量埋め戻し材を高圧噴射置換工法を用いて施工す
る。
【0034】図18は、高圧噴射置換工法にて、発泡セ
メントミルク等を施工する前に、先行して、空洞に等し
い径の袋を挿入して、壁を造ることにより、構造物の下
部に施工された発泡セメントミルク等の軽量埋め戻し材
が上昇して、構造物の下部から逃げるのを防止する方法
を示す。
メントミルク等を施工する前に、先行して、空洞に等し
い径の袋を挿入して、壁を造ることにより、構造物の下
部に施工された発泡セメントミルク等の軽量埋め戻し材
が上昇して、構造物の下部から逃げるのを防止する方法
を示す。
【0035】図18に示すように、地下構造物241の
底板に削孔し、孔247を貫通し、または、地下構造物
241の側部に地盤面243より管245を通す。この
管245、孔247を用いて、高圧噴射置換工法等を用
いて削孔し、空洞を造成する。 この管245、孔24
7より、空洞と等しい径の袋249を折りたたんで挿入
した後、袋249の内部に軽量固化材251を充填し
て、袋249を膨らませることにより、揚力を地下構造
物241に与える。
底板に削孔し、孔247を貫通し、または、地下構造物
241の側部に地盤面243より管245を通す。この
管245、孔247を用いて、高圧噴射置換工法等を用
いて削孔し、空洞を造成する。 この管245、孔24
7より、空洞と等しい径の袋249を折りたたんで挿入
した後、袋249の内部に軽量固化材251を充填し
て、袋249を膨らませることにより、揚力を地下構造
物241に与える。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、従来より短い工期で、コストも安く、現状の地下
構造物を生かしながら、元の位置に戻すことができ、同
時に、地下構造物の上部あるいは下部の軟弱な地盤を強
化することができ、将来的にも地盤沈下を予防すること
ができる、構造物の復旧工法を提供することができる。
れば、従来より短い工期で、コストも安く、現状の地下
構造物を生かしながら、元の位置に戻すことができ、同
時に、地下構造物の上部あるいは下部の軟弱な地盤を強
化することができ、将来的にも地盤沈下を予防すること
ができる、構造物の復旧工法を提供することができる。
【図1】第1の実施の形態に係る構造物1の復旧工法の
施工手順説明図
施工手順説明図
【図2】第1の実施の形態に係る構造物1の復旧工法の
施工手順説明図
施工手順説明図
【図3】第1の実施の形態に係る構造物1の復旧工法の
施工手順説明図
施工手順説明図
【図4】第1の実施の形態に係る構造物1の復旧工法の
施工手順説明図
施工手順説明図
【図5】第2の実施の形態に係る構造物51の復旧工法
の施工手順説明図
の施工手順説明図
【図6】第2の実施の形態に係る構造物51の復旧工法
の施工手順説明図
の施工手順説明図
【図7】第3の実施の形態に係る構造物101の復旧工
法の施工手順説明図
法の施工手順説明図
【図8】第3の実施の形態に係る構造物101の復旧工
法の施工手順説明図
法の施工手順説明図
【図9】第3の実施の形態に係る構造物101の復旧工
法の施工手順説明図
法の施工手順説明図
【図10】第3の実施の形態に係る構造物101の復旧
工法の施工手順説明図
工法の施工手順説明図
【図11】第3の実施の形態に係る構造物101の復旧
工法の施工手順説明図
工法の施工手順説明図
【図12】高圧噴射置換工法施工図
【図13】図12のA−A断面図
【図14】高圧噴射置換工法施工図
【図15】図14のB−B断面図
【図16】高圧噴射置換工法施工図
【図17】高圧噴射置換工法施工図
【図18】高圧噴射置換工法施工図
1 、51、101、201、211、221、231、
241………地下構造物 3、53、103、203………杭 7、57、107、207………上昇制御定規 8、58、108、208………油圧装置 11、51、111………軽量埋め戻し材 13………遮水壁 33、83、133………地下水位線 35、85、185………支持層
241………地下構造物 3、53、103、203………杭 7、57、107、207………上昇制御定規 8、58、108、208………油圧装置 11、51、111………軽量埋め戻し材 13………遮水壁 33、83、133………地下水位線 35、85、185………支持層
Claims (6)
- 【請求項1】 地中の構造物において、沈下が発生した
場合、前記地下構造物に作用する浮力を増加させて、前
記地下構造物を所定の位置まで上昇させることを特徴と
する構造物の復旧工法。 - 【請求項2】 地中の構造物において、沈下が発生した
場合、前記地下構造物の上部の土砂を掘削し、前記地下
構造物に作用する浮力を増加させて、前記地下構造物を
所定の位置まで上昇させることを特徴とする構造物の復
旧工法。 - 【請求項3】 前記浮力を調節するために、前記地下構
造物を挟んで地下支持層まで打設した杭に、上昇制御定
規と油圧装置を設けることを特徴とする請求項1又は請
求項2記載の構造物の復旧工法。 - 【請求項4】 前記地下構造物の上昇後、前記地下構造
物の上部および/または下部を軽量埋め戻し材で埋め戻
すことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の構造物
の復旧工法。 - 【請求項5】 前記地下構造物の周辺に遮水壁を構築し
て、前記遮水壁内部に注水し、前記地下構造物の周辺の
地下水位を上昇させ、浮力を増加させることを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の構造物の復旧工法。 - 【請求項6】 前記地下構造の直下の地盤を、軽量の地
盤と置き換えて、浮力を増加させることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の構造物の復旧工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180232A JP2000008623A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 構造物の復旧工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180232A JP2000008623A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 構造物の復旧工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000008623A true JP2000008623A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16079694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180232A Pending JP2000008623A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 構造物の復旧工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000008623A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN111636401A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-09-08 | 安徽省交通规划设计研究总院股份有限公司 | 一种软土地基双层箱式自调节承载结构 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180232A patent/JP2000008623A/ja active Pending
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