JP2000008431A - 排水設備のリフォーム構造 - Google Patents

排水設備のリフォーム構造

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JP2000008431A JP10172862A JP17286298A JP2000008431A JP 2000008431 A JP2000008431 A JP 2000008431A JP 10172862 A JP10172862 A JP 10172862A JP 17286298 A JP17286298 A JP 17286298A JP 2000008431 A JP2000008431 A JP 2000008431A
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功 片山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレなどの排水設備のリフォーム工事を簡
便にかつコスト的に有利に遂行することができる用にす
ること。 【解決手段】 既存の排水管1をさや管とし、その内部
に排水用の新たな排水管3が通され、この配水管3に真
空引き装置6が接続されている。新たな排水管3はフレ
キシブル管による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水設備のリフォ
ーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】図2(イ)(ロ)に示すような
トイレ用排水設備において、既存の排水管51が老朽化
してリフォームを要する場合、従来は、既存の古い配水
管51を取り外し、新しい排水管と交換することが行わ
れている。52はパイプスペース、54は便器、55は
横引き管である。
【0003】しかしながら、建物によっては、排水管5
1が建物の躯体と一体不可分に配管されている場合があ
り、そのような場合には、躯体の一部を壊す必要がある
など、排水管の交換工事が大掛かりでコストの高いリフ
ォーム工事となってしまうことがある。
【0004】また、マンション等の集合住宅では、排水
管51が階下の住戸に通っていることも多く、コスト面
などから、容易には交換工事の合意を得られない困難な
状況に直面することも少なくない。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、排水設備のリフォーム工事を簡便にかつコスト的に
有利に行うことができる、排水設備のリフォーム構造を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、既存の排水
管をさや管とし、その内部に排水用の新たな排水管が通
され、この配水管に真空引き装置が接続されていること
を特徴とする排水設備のリフォーム構造によって解決さ
れる。
【0007】このリフォーム構造は、古くなった既存の
排水管を、取り外すことをせずに、新たな排水管を通す
ためのガイド用のさや管として、有効活用するものであ
る。従って、古くなった既存の排水管を取り外す工事が
不要であり、しかも、新たな配水管の配管は、既存の排
水管をガイド管として、これに通していくことによって
行っていくことができ、排水設備のリフォーム工事を簡
便にかつコスト的に有利に行うことができる。
【0008】しかも、新たな配水管には真空引き装置が
接続されているから、既存の排水管の管径より小さい排
水管を新たな配水管として用いても、排水能力を十分に
維持することができる。しかも、真空引きによる真空排
水となるから、新たな排水管を、水勾配をつけるなど、
わざわざ自然流下方式に配管していく必要もなくなり、
リフォーム工事をいよいよ簡便に行っていくことができ
る。
【0009】上記のリフォーム構造において、新たな排
水管をフレキシブル管とすることにより、新たな排水管
を、施工上容易に、既存の配水管内に通していくことが
できる。また、曲り部の配管の形成は、フレキシブル管
を曲げることによって対応することができ、曲り管を介
設するというような厄介な工事を排除することができ
る。また、フレキシブル管において自然流下方式を採用
する場合に問題となる排水勾配についても、真空引き装
置の接続によって、そのような問題を排除でき、フレキ
シブル管を新たな排水管として有効的に用いることがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1には、戸建て住宅の階上部分あるいは
集合住宅に備えられているトイレの排水設備についての
リフォーム構造を示す。同図において、1は、既存の古
くなった排水竪管であり、この排水竪管1は、パイプス
ペース2内を上下方向に延ばされている。管径は、例え
ば75〜100mmのものである。リフォームは、この
古くなった排水竪管1をさや管として用いることによっ
て行われている。
【0012】即ち、排水竪管1の内部には、新たな排水
管としてのフレキシブル管3が通されており、このフレ
キシブル管3と便器4とは、同じくフレキシブル管によ
る横引き管5で連通状態に接続されており、トイレの便
器4からの汚水は、この横引きフレキシブル管5を通じ
て、既存の排水竪管1内のフレキシブル管3に送り込ま
れて排水されるようになされている。
【0013】既存排水竪管1内のフレキシブル管3に
は、このフレキシブル管3をこの排水竪管1内に通すこ
とができるように、排水縦管1の管径よりも小さい、例
えば40mmの管径のものが用いられており、そのた
め、このフレキシブル管3のみによる自然流下方式で
は、排水能力が低くなってしまう。これを補完するた
め、既存の排水竪管1内に通されているフレキシブル管
3には、真空引き装置6が接続されている。
【0014】この真空引き装置6の駆動によって、トイ
レからの汚水は、横引きフレキシブル管5を通じて、既
存の排水竪管1内のフレキシブル管3に強制的に送り込
まれ、従前と遜色ない排水性能を得られる。
【0015】また、真空引き装置6の接続によって、排
水は真空排水方式となり、従って、同図に示すように、
横引きフレキシブル管5は、これをトイレの床下に通す
ことなく、トイレの側壁7を通して、フレキシブル管3
と接続する構成とすることも可能となる。
【0016】このように、上記のリフォーム構造によれ
ば、既存の排水竪管1を取り外すことなく、この排水竪
管1をさや管としてフレキシブル管3を通して排水系を
形成していくものであり、排水設備のリフォーム工事を
簡便にかつ容易に行うことができて、改修工事に要する
コストを低く抑えることができる。しかも、新たな排水
管としてフレキシブル管3を用いるものであるから、新
たな排水管を既存の排水竪管1に施工容易に通していく
ことができる。
【0017】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で各種変更が可能である。例えば、上記の実施
形態では、トイレからの汚水を排水するための排水設備
のリフォーム構造を示しているが、本発明のリフォーム
構造は、洗面室、浴室、シャワールーム、キッチン等の
各種水回りの排水設備のリフォーム構造として広く適用
されてよい。
【0018】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の排水設備のリフ
ォーム構造は、既存の排水管をさや管とし、その内部に
排水用の新たな排水管が通され、この配水管に真空引き
装置が接続されているものであるから、古くなった既存
の排水管を取り外す大掛かりな工事を行う必要をなくす
ことができると共に、新たな配水管の配管は、既存の排
水管をガイド管とし、これに通していくことによって行
っていくことができて、排水設備のリフォーム工事を簡
便に行っていくことができ、改修工事に要するコストを
低く抑えることができる。もちろん、新たな配水管に
は、真空引き装置が接続されているから、新たな排水管
の管径が小さくても排水性能が損なわれることはない。
従って、既存の排水管が建物の躯体と一体不可分に配管
されているような場合でも、排水設備のリフォーム工事
を容易に行うことができ、また、マンション等の集合住
宅で排水管が階下の住戸に通されているような場合で
も、排水設備のリフォーム工事を難なく行うことができ
る。
【0019】しかも、新たな排水管をフレキシブル管と
することにより、新たな排水管を、施工上容易に、既存
の配水管内に通して配管していくことができる。また、
曲り部への配管においてもフレキシブル管を曲げること
によってこれに容易に対応していくことができると共
に、真空引き装置の採用との結び付きにおいて、自然流
下方式における構造的制約を排除し得て、フレキシブル
管を新たな排水管として有効的に用いていくことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレ用排水設備のリフォーム構造の実施形態
を示す断面側面図である。
【図2】図(イ)(ロ)はそれぞれ従来のトイレ用排水
設備を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1…排水竪管(既存の排水管) 3…フレキシブル管(新たな排水管) 6…真空引き装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存の排水管をさや管とし、その内部に
    排水用の新たな排水管が通され、この配水管に真空引き
    装置が接続されていることを特徴とする排水設備のリフ
    ォーム構造。
  2. 【請求項2】 新たな排水管がフレキシブル管である請
    求項1に記載の排水設備のリフォーム構造。
JP17286298A 1998-06-19 1998-06-19 排水設備のリフォーム構造 Expired - Fee Related JP2922199B1 (ja)

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