JP2000007398A - 人工骨材の製造方法 - Google Patents

人工骨材の製造方法

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JP2000007398A
JP2000007398A JP17466298A JP17466298A JP2000007398A JP 2000007398 A JP2000007398 A JP 2000007398A JP 17466298 A JP17466298 A JP 17466298A JP 17466298 A JP17466298 A JP 17466298A JP 2000007398 A JP2000007398 A JP 2000007398A
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incinerated ash
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artificial aggregate
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Noriaki Senba
範明 仙波
Hiroki Honda
裕姫 本多
Masatomo Henmi
眞知 逸見
Sueo Yoshida
季男 吉田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/04Waste materials; Refuse
    • C04B18/06Combustion residues, e.g. purification products of smoke, fumes or exhaust gases
    • C04B18/10Burned or pyrolised refuse
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼却灰の焼成方法を一義的に決定し、常時良
質な人工骨材を得ることのできる人工骨材の製造方法を
提供すること。 【解決手段】 汚泥焼却灰の熱特性(示差熱曲線)より
灰のガラスの転移温度、及び融点を求めこの温度から灰
の焼成温度を決定した。具体的には以下の通りである。
乾燥焼却炉の温度を上昇し、10℃/minの昇温速度
とした。焼却灰の温度が900℃に達したら一次焼成を
30分行う。一次焼成が終了したら、さらに乾燥焼却炉
の温度を上げて、二次焼成を行う。二次焼成では、焼却
灰の焼成温度を1050〜1100℃の範囲で行い、焼
成時間は10分である。二次焼成が終了したら乾燥焼却
炉3の温度を降温させる。降温速度は、−10℃/mi
nである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水汚泥処理設備
や廃棄物焼却炉や事業用火力発電用プラントで発生する
焼却灰から人工骨材を製造する人工骨材の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば下水汚泥焼却灰は、加湿
後、埋立処分するか、セメントあるいは石灰等と混合
し、造粒固化して埋立処分していた。また、最近では、
溶融スラグ化して利用若しくは理立処分したり、さらに
は焼成して天然流動砂の代替品として、人工流動砂を製
造し、建築用資材、例えば焼成レンガの骨材として使用
されてきている。図3は、その焼却灰から製造する人工
骨材の焼成方法のブロックフロー線図である。図に示す
ように、従来では、焼却灰11に水を加えて加湿12
し、造粒13後に乾燥焼成炉で焼成14し、その後冷却
して人工骨材15を製造していた。焼却灰の焼成につい
ては、所定温度にて、10〜30分間で焼成が終了す
る。この所定温度は、対象物の成分構成により異なる
が、通常は焼却灰の融点よりやや低い1000〜120
0℃の範囲である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、小型
電気炉等の乾燥焼成炉において、焼却灰を所定温度で焼
結させていた。しかしながら、焼成品の強度は、焼成時
の処理温度に大きく影響されるが、焼成温度について
は、大体の温度範囲は決まっているものの、一義的なも
のはなく、その焼成の際に試行錯誤で行っていた。ま
た、その焼成時間についても、作業者の経験により焼成
されていた。そのため、良質な人工骨材を得る条件であ
る強度が大きく、給水率の低い骨材を得る割合を向上さ
せることが困難であった。本発明は上記課題に鑑みてな
されたもので、焼却灰の焼成方法を一義的に決定し、常
時良質(均一)な人工骨材を得ることのできる人工骨材
の製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の人工骨材の製造
方法は、焼却灰を加湿混練後、該焼却灰を焼成して人工
骨材を製造する方法において、前記焼却灰の焼成を該焼
却灰のガラス転移温度よりも高い温度で一次焼成し、次
いで該一次焼成温度よりも高い温度で、かつ前記焼却灰
の融点より低い温度で二次焼成している。また、本発明
の人工骨材の製造方法は、上記一次焼成温度を焼却灰の
ガラス転移温度より10〜50℃高い温度とし、二次焼
成温度を焼却灰の融点よりも50〜100℃低い温度と
するのが好ましいが、それ以外の温度でも従来よりも良
質な人工骨材が製造できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
人工骨材の製造方法について、図1及び図2を参照しな
がら説明する。図1は、本実施の形態による人工骨材の
製造方法のブロックフロー線図である。下水汚泥焼却灰
は、図示しないホッパ等から定量的に混練機1へ供給さ
れ、ここで、所定量(重量比で15〜30%)の水と混
合混練し、次工程の成形機2へ送られる。
【0006】次に、成形機2では、最大径10mmφの
粒状か、又は厚さ10mm以下の板状に成形され、板状
物は約数10mm大に砕いて乾燥焼却炉3へ導かれる。
乾燥焼却炉3では、混練機1で加えられた添加水分の乾
燥に引き続き、焼結反応が進行する。本実施の形態で
は、灰の熱特性(示差熱曲線)より灰のガラスの転移温
度、及び融点を求めこの温度から灰の焼成温度を決定し
た。具体的には以下の通りである。
【0007】図2に示すように、乾燥焼却炉3の温度を
上昇し、本実施の形態では10℃/minの昇温速度と
した。焼却灰の温度が900℃に達したら一次焼成を行
う。この一次焼成では、焼却灰の焼成温度がその900
℃に維持できるように、乾燥焼却炉3の温度を維持す
る。焼成時間は30分以上である。温度を900℃とし
たのは、ガラスの転移温度よりもやや高い温度だからで
ある。特にその焼成する焼却灰のガラス転移点よりも、
10〜50℃の範囲で高くすることがより好ましい。こ
の温度では、焼成物の表面を固めることができる。
【0008】一次焼成が終了したら、さらに焼成温度を
上げて、二次焼成を行う。一次焼成から二次焼成の温度
時間は、問わない。二次焼成の焼成温度は、1050〜
1100℃の範囲であり、焼成時間は10分以上であ
る。焼成温度を1050〜1100℃としたのは、焼却
灰の溶融点よりも少し低い温度であり、特にその焼成す
る焼却灰の溶融点よりも、10〜50℃の範囲で低くす
ることが好ましい。この二次焼成では、焼却灰の焼結状
態を促進させる。二次焼成が終了したら乾燥焼却炉3の
温度を降温させる。降温速度は、−10℃/minであ
る。
【0009】このようにして、製造された焼成固化物
は、500℃まで冷した後、水冷し、破砕機4に運ばれ
て、ここで製品として要求される粒径に破砕され、分級
機5で分級される。この分級操作において、大径物は再
度破砕し、また微細物はプロセス入口側へ返送され、焼
却灰と一緒に再度焼成処理される。本発明の実施の形態
により製造された人工骨材は、従来では圧壊強度が15
0kg/cm2 程度であったのに対し、200kg/c
2になった。また、従来では吸水率が3%程度であっ
たのに対し、1%以下になった。したがって、良質で欽
一な人工骨材を製造することができ、さらに同一焼成方
法によって均一な人工骨材を製造できる。
【0010】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。上記実
施の形態では、汚泥焼却灰を利用したが、本発明は汚泥
焼却灰以外の他の焼却灰にも利用できる。また、焼成温
度については、一次焼成温度を焼却灰のガラス転移温度
より10〜50℃高い温度としたが、これよりもやや高
くし、また二次焼成温度についても、焼却灰の融点より
も50〜100℃低い温度としたが、それよりもやや低
い温度でも従来よりも良質な人工骨材を製造することが
できる。さらに、焼却灰の焼成方法については、図2に
示す焼却灰の昇温速度を10℃としたが、その速度より
も遅い分については、問題ない。
【0011】
【発明の効果】本発明の人工骨材の製造方法は、焼却灰
を加湿混練後、該焼却灰を焼成して人工骨材を製造する
方法において、前記焼却灰の焼成を該焼却灰のガラス転
移温度よりも高い温度で一次焼成し、次いで該一次焼成
温度よりも高い温度で、かつ前記焼却灰の融点より低い
温度で二次焼成したので強度が大きく、吸水率の少ない
人口骨材を製造することができる。したがって、品質の
一定した人工骨材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による、人工骨材の製造方
法のブロックフロー線図である。
【図2】本発明の実施の形態による、人工骨材の製造方
法の焼成方法を示す線図である。
【図3】従来の人工骨材の製造方法のブロックフロー線
図である。
【符号の説明】
1 混練機 2 成形機 3 乾燥焼成炉 4 破砕機 5 分級機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 逸見 眞知 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 吉田 季男 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却灰を加湿混練後、該焼却灰を焼成し
    て人工骨材を製造する方法において、前記焼却灰の焼成
    を該焼却灰のガラス転移温度よりも高い温度で一次焼成
    し、次いで該一次焼成温度よりも高い温度で、かつ前記
    焼却灰の融点より低い温度で二次焼成したことを特徴と
    する人工骨材の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記一次焼成温度を焼却灰のガラス転移
    温度より10〜50℃高い温度とし、二次焼成温度を焼
    却灰の融点よりも50〜100℃低い温度としたことを
    特徴とする請求項1に記載の人工骨材の製造方法。
JP17466298A 1998-06-22 1998-06-22 人工骨材の製造方法 Withdrawn JP2000007398A (ja)

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