JP2000007353A - 製びん機の仕上型装置並びにこれによるびんの製造方法 - Google Patents
製びん機の仕上型装置並びにこれによるびんの製造方法Info
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラスびんの外表面温度の上昇を抑え、高品
質のびんを製造すること、及び、製びん機のスピードを
上げて歩留まり良く時間あたり生産量を向上する。 【解決手段】 仕上型装置の底型として、熱伝導性がよ
く局部的な温度上昇がない素材を用い、送風機構から送
られるエア用の通風孔を有しないものを採用し、これに
対応してディストリビュータはその中央部の底型冷却用
の孔を廃止し、この部分では単に凹部を設けるなどして
底型を所定位置に保持し、その周縁部に仕上型冷却用の
通風孔を設ける。ファイナルブロー後、びんをデッドプ
レート上に移すまでの間ディストリビュータの通風孔か
ら外部にエアを噴出せしめ、これにより、底型上でびん
の外表面を冷却する。これにより、仕上型が開いた後移
動されるまでの間、ガラスびんの表面がエアにより冷却
されて表面温度が下り、変形を防ぐことができる。
質のびんを製造すること、及び、製びん機のスピードを
上げて歩留まり良く時間あたり生産量を向上する。 【解決手段】 仕上型装置の底型として、熱伝導性がよ
く局部的な温度上昇がない素材を用い、送風機構から送
られるエア用の通風孔を有しないものを採用し、これに
対応してディストリビュータはその中央部の底型冷却用
の孔を廃止し、この部分では単に凹部を設けるなどして
底型を所定位置に保持し、その周縁部に仕上型冷却用の
通風孔を設ける。ファイナルブロー後、びんをデッドプ
レート上に移すまでの間ディストリビュータの通風孔か
ら外部にエアを噴出せしめ、これにより、底型上でびん
の外表面を冷却する。これにより、仕上型が開いた後移
動されるまでの間、ガラスびんの表面がエアにより冷却
されて表面温度が下り、変形を防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスアンドブロ
ー方式及びブローアンドブロー方式による製びん機の仕
上型装置、特に、底型とディストリビュータの改良、及
びこれによるびんの製造方法に関する。
ー方式及びブローアンドブロー方式による製びん機の仕
上型装置、特に、底型とディストリビュータの改良、及
びこれによるびんの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粗型で成形されたパリソンはトランスフ
ァー装置により仕上型装置の正しい位置に移され、仕上
型は型閉じし、その上部のブローヘッドから出るエアに
よって成形され、このいわゆるファイナルブローによる
成形が完了すると、仕上型は開き、テークアウトが型内
に入り、びんをつかみ、デッドプレート上に持って行
く。そこでびんは暫く掴まれており、それからデッドプ
レート上に置かれ、冷却される。冷却の後、びんはプッ
シャーによってコンベアベルト上に押し出される。
ァー装置により仕上型装置の正しい位置に移され、仕上
型は型閉じし、その上部のブローヘッドから出るエアに
よって成形され、このいわゆるファイナルブローによる
成形が完了すると、仕上型は開き、テークアウトが型内
に入り、びんをつかみ、デッドプレート上に持って行
く。そこでびんは暫く掴まれており、それからデッドプ
レート上に置かれ、冷却される。冷却の後、びんはプッ
シャーによってコンベアベルト上に押し出される。
【0003】図1は従来の仕上型装置における仕上型の
型開きした状態を示す一部縦断側面略図である。この仕
上型装置において、ブロー成形中は送風機構4による冷
却風はディストリビュータを経て底型2の通風孔5から
仕上型通風孔9を通過することにより主に仕上型1が冷
却され、また、ディストリビュータ3を経て底型2の通
風孔6を通過し、排気管7に通ずることにより底型2が
冷却される。しかして、図1のごとく、成形が完了し、
仕上型1が開いた時は送風機構4による送風は停止し、
図示しないが、テイクアウトトングスがびんの口部8a
を掴んでこれをコンベアベルトにのぞむデッドプレート
上に移送する。びんはその上面から冷却用エアを噴出し
ているデッドプレート上に吊られた状態で少しの時間保
持されその後この上に置かれ、冷却される。冷却の後、
びんは90度プッシャーによってコンベアベルト上に押
し出される。
型開きした状態を示す一部縦断側面略図である。この仕
上型装置において、ブロー成形中は送風機構4による冷
却風はディストリビュータを経て底型2の通風孔5から
仕上型通風孔9を通過することにより主に仕上型1が冷
却され、また、ディストリビュータ3を経て底型2の通
風孔6を通過し、排気管7に通ずることにより底型2が
冷却される。しかして、図1のごとく、成形が完了し、
仕上型1が開いた時は送風機構4による送風は停止し、
図示しないが、テイクアウトトングスがびんの口部8a
を掴んでこれをコンベアベルトにのぞむデッドプレート
上に移送する。びんはその上面から冷却用エアを噴出し
ているデッドプレート上に吊られた状態で少しの時間保
持されその後この上に置かれ、冷却される。冷却の後、
びんは90度プッシャーによってコンベアベルト上に押
し出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近の時間当り生産量
増加の要請に応ずるマシンスピードの上昇に伴い、ガラ
スと金型の接触時間が短縮されることにより、ファイナ
ルブロー後のガラス表面温度は上昇している。これは、
すなわち、ガラスの硬化不足である。また、仕上型が開
いた後は、ガラス内部に内在する熱によりガラス表面が
リヒートされ、ガラス表面の温度が上昇する。仕上型で
成形直後のびんは、その表面温度が高く硬化が不足する
と種々の原因により変形し易い。すなわち、びんの自
重、テイクアウトトングスの掴みその他外力等により、
天傾斜、曲がり、胴径不良などが発生し易いのである。
増加の要請に応ずるマシンスピードの上昇に伴い、ガラ
スと金型の接触時間が短縮されることにより、ファイナ
ルブロー後のガラス表面温度は上昇している。これは、
すなわち、ガラスの硬化不足である。また、仕上型が開
いた後は、ガラス内部に内在する熱によりガラス表面が
リヒートされ、ガラス表面の温度が上昇する。仕上型で
成形直後のびんは、その表面温度が高く硬化が不足する
と種々の原因により変形し易い。すなわち、びんの自
重、テイクアウトトングスの掴みその他外力等により、
天傾斜、曲がり、胴径不良などが発生し易いのである。
【0005】従来の仕上型装置において、仕上型が型開
きした後、びん外表面を冷却しようとして送風機構のエ
アOFFのタイミングを遅らせると、底型内には上方に
エアを送り込み、かつ、下向きにエアを排出する回路と
なっている通風孔6が設けられているから、そのエアの
圧力により底型が上方に浮き上がりディストリビュータ
から外れてしまう。そこで、底型をディストリビュータ
に固定しようとすると、金型交換時等において作業性が
著しく悪くなるので、このような手段は現実的ではな
い。
きした後、びん外表面を冷却しようとして送風機構のエ
アOFFのタイミングを遅らせると、底型内には上方に
エアを送り込み、かつ、下向きにエアを排出する回路と
なっている通風孔6が設けられているから、そのエアの
圧力により底型が上方に浮き上がりディストリビュータ
から外れてしまう。そこで、底型をディストリビュータ
に固定しようとすると、金型交換時等において作業性が
著しく悪くなるので、このような手段は現実的ではな
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、仕上型装置の
底型として、熱伝導性がよく局部的な温度上昇がない素
材を用い、送風機構から送られるエア用の通風孔を有し
ないものを採用し、これに対応してディストリビュータ
はその中央部の底型冷却用の孔を廃止し、この部分では
単に凹部を設けるなどして底型を所定位置に保持し、そ
の周縁部に仕上型冷却用の通風孔を設けたのである。
底型として、熱伝導性がよく局部的な温度上昇がない素
材を用い、送風機構から送られるエア用の通風孔を有し
ないものを採用し、これに対応してディストリビュータ
はその中央部の底型冷却用の孔を廃止し、この部分では
単に凹部を設けるなどして底型を所定位置に保持し、そ
の周縁部に仕上型冷却用の通風孔を設けたのである。
【0007】このように構成すると、底型には直接的に
エアの圧力が全くかからないので、仕上型が開いた後に
エアを送風し続けても底型が浮き上がってしまうことが
ない。したがって、底型をディストリビュータに固定す
る必要がなく、金型の交換作業も容易となる。ディスト
リビュータにはエアの圧力がかかるが、これは支持フレ
ームに固定することができるので全く支障ない。
エアの圧力が全くかからないので、仕上型が開いた後に
エアを送風し続けても底型が浮き上がってしまうことが
ない。したがって、底型をディストリビュータに固定す
る必要がなく、金型の交換作業も容易となる。ディスト
リビュータにはエアの圧力がかかるが、これは支持フレ
ームに固定することができるので全く支障ない。
【0008】かくして、従来のように、ファイナルブロ
ー後、仕上型が型開きすると送風機構のエアのOFFの
タイミングを遅らせ、びんをデッドプレート上に移すま
での間ディストリビュータの通風孔から外部にエアを噴
出せしめ、これにより、底型上でびんの外表面を冷却し
た後、テイクアウトトングスで掴んでデッドプレート上
に移すこととしたのである。これにより、仕上型が開い
た後移動されるまでの間、ガラスびんの表面がエアによ
り冷却されて表面温度が下り、変形を防ぐことができ
る。
ー後、仕上型が型開きすると送風機構のエアのOFFの
タイミングを遅らせ、びんをデッドプレート上に移すま
での間ディストリビュータの通風孔から外部にエアを噴
出せしめ、これにより、底型上でびんの外表面を冷却し
た後、テイクアウトトングスで掴んでデッドプレート上
に移すこととしたのである。これにより、仕上型が開い
た後移動されるまでの間、ガラスびんの表面がエアによ
り冷却されて表面温度が下り、変形を防ぐことができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例に関する図面に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図2は本発明の仕上型装
置10における仕上型11の型開きした状態を示す一部
縦断側面略図、図3は仕上型の型開き直後からテイクア
ウト直前のびんの外表面温度の推移を示す説明図であ
る。
いて本発明を詳細に説明する。図2は本発明の仕上型装
置10における仕上型11の型開きした状態を示す一部
縦断側面略図、図3は仕上型の型開き直後からテイクア
ウト直前のびんの外表面温度の推移を示す説明図であ
る。
【0010】図2において、底型12は銅合金などの冷
却効率の良い素材で成り、冷却用通風孔を有しない。ま
た、ディストリビュータ13は仕上型の通風孔16に通
ずる通風孔15のみを有し、図示のごとく仕上型11が
型開きした時はこの通風孔15は仕上型11の通風孔1
6との接続を解かれ、開放された仕上型11内に露出
し、エア矢印Aを噴出して成形されたびん17の外表面
を冷却する。したがって、従来の仕上型装置による成形
に比較して送風機構14のOFFを遅らせ、型開き後も
エアを噴出させることになる。本発明の仕上型装置およ
びこれを用いるびんの成形方法の実施形態は上記のごと
くである。
却効率の良い素材で成り、冷却用通風孔を有しない。ま
た、ディストリビュータ13は仕上型の通風孔16に通
ずる通風孔15のみを有し、図示のごとく仕上型11が
型開きした時はこの通風孔15は仕上型11の通風孔1
6との接続を解かれ、開放された仕上型11内に露出
し、エア矢印Aを噴出して成形されたびん17の外表面
を冷却する。したがって、従来の仕上型装置による成形
に比較して送風機構14のOFFを遅らせ、型開き後も
エアを噴出させることになる。本発明の仕上型装置およ
びこれを用いるびんの成形方法の実施形態は上記のごと
くである。
【0011】上記の仕上型装置及び方法を用いて、内容
量360mlの広口びんを製造し、仕上型が開いた直後
からのガラスびんの、図1、2に示す、測定エリアBの
外表面温度を仕上型作業台付近に設置したサーモビジョ
ンTにより測定した。
量360mlの広口びんを製造し、仕上型が開いた直後
からのガラスびんの、図1、2に示す、測定エリアBの
外表面温度を仕上型作業台付近に設置したサーモビジョ
ンTにより測定した。
【0012】図3は仕上型の型開き直後からテイクアウ
ト直前のびんの外表面温度の変化を示すものであり、縦
軸に温度(摂氏)、横軸に仕上型の型開き後の時間
(秒)をとっている。図中四角のドットの折れ線は従来
の仕上型装置・方法を用いた場合の温度の推移、×印の
ドットの折れ線は本発明の場合のそれを示すものであ
る。従来の仕上型装置を用いた場合は、仕上型の型開き
の後、びん17の外表面温度はびん自体の保有する熱に
よりリヒートされ、640℃から720℃まで80℃上
昇している。これに対し、本発明のびん17は627℃
から642℃と約15℃の上昇に止まっている。これに
よって、本発明によれば、製品の外表面は効率的に冷却
され、爾後、テイクアウトトングスによる掴み、吊り下
げ、デッドプレート上への載置の過程において、自重、
外力による変形を防止し得ることが証明されたものであ
る。
ト直前のびんの外表面温度の変化を示すものであり、縦
軸に温度(摂氏)、横軸に仕上型の型開き後の時間
(秒)をとっている。図中四角のドットの折れ線は従来
の仕上型装置・方法を用いた場合の温度の推移、×印の
ドットの折れ線は本発明の場合のそれを示すものであ
る。従来の仕上型装置を用いた場合は、仕上型の型開き
の後、びん17の外表面温度はびん自体の保有する熱に
よりリヒートされ、640℃から720℃まで80℃上
昇している。これに対し、本発明のびん17は627℃
から642℃と約15℃の上昇に止まっている。これに
よって、本発明によれば、製品の外表面は効率的に冷却
され、爾後、テイクアウトトングスによる掴み、吊り下
げ、デッドプレート上への載置の過程において、自重、
外力による変形を防止し得ることが証明されたものであ
る。
【0013】
【表1】
【0014】表1は従来の方法によるびんと上記の実施
例のびんの天傾斜の寸法測定結果を比較したものであ
る。天傾斜は1本のびんにおけるびん長の最大値と最小
値の差である。びん外表面の温度上昇により最も大きく
影響されるのは天傾斜であるが、表1に見るように、平
均値、標準偏差ともに従来方法と比較して本発明方法の
数値が著しく低くなっており、高品質のびんを製造する
ことができた。
例のびんの天傾斜の寸法測定結果を比較したものであ
る。天傾斜は1本のびんにおけるびん長の最大値と最小
値の差である。びん外表面の温度上昇により最も大きく
影響されるのは天傾斜であるが、表1に見るように、平
均値、標準偏差ともに従来方法と比較して本発明方法の
数値が著しく低くなっており、高品質のびんを製造する
ことができた。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ガラスびんの外表面温
度の上昇を抑え、びんの変形を防止するから、高品質の
びんを製造することができ、また、製びん機のスピード
を上げて歩留まり良く時間あたり生産量を向上すること
ができる。本発明の装置は、従来装置の簡単な改造で製
造することができるから、きわめて安価に得ることがで
きる。
度の上昇を抑え、びんの変形を防止するから、高品質の
びんを製造することができ、また、製びん機のスピード
を上げて歩留まり良く時間あたり生産量を向上すること
ができる。本発明の装置は、従来装置の簡単な改造で製
造することができるから、きわめて安価に得ることがで
きる。
【図1】従来の仕上型装置の仕上型が型開きした状態を
示す一部縦断側面略図である。
示す一部縦断側面略図である。
【図2】実施例仕上型装置の仕上型が型開きした状態を
示す一部縦断側面略図である。
示す一部縦断側面略図である。
【図3】仕上型の型開き直後からテイクアウト直前のび
んの外表面温度の推移を示す説明図である。
んの外表面温度の推移を示す説明図である。
1 仕上型 2 底型 3 ディストリビュータ 4 送風機構 5 通風孔 6 通風孔 7 排気管 8 びん 8a びん口部 9 通風孔 10 仕上型装置 11 仕上型 12 底型 13 ディストリビュータ 14 送風機構 15 通風孔 16 通風孔 17 びん
Claims (3)
- 【請求項1】 送風機構からのエアを送給する通風孔を
廃した冷却効率の高い素材で成る底型と、略中央部にお
いて該底型を所定位置に支持する支持手段を有し、その
周縁部に下方の送風機構から送られるエアを上方に噴出
させる噴出孔を有するディストリビュータとを有するこ
とを特徴とする製びん機の仕上型装置 - 【請求項2】 請求項1の仕上型装置において、底型を
銅合金製としたことを特徴とする製びん機の仕上型装置 - 【請求項3】 仕上型装置においてびんを成形し、仕上
型が開いた時、ディストリビュータ上においてこれから
噴出するエアによりびん外表面を冷却し、ついでこれを
デッドプレート上に移すことを特徴とする製びん機によ
るびんの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192332A JP2000007353A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | 製びん機の仕上型装置並びにこれによるびんの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192332A JP2000007353A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | 製びん機の仕上型装置並びにこれによるびんの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000007353A true JP2000007353A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16289532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10192332A Pending JP2000007353A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | 製びん機の仕上型装置並びにこれによるびんの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000007353A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007031197A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Koa Glass Kk | ガラス容器の製造装置及びガラス容器の製造方法 |
CN102583959A (zh) * | 2012-03-12 | 2012-07-18 | 重庆昊晟玻璃股份有限公司 | 一种玻璃瓶生产线上的底模 |
CN102745891A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-10-24 | 德清才府玻璃股份有限公司 | 一种底模 |
CN105084718A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-11-25 | 安徽古井贡酒股份有限公司 | 一种行列式制瓶机侧冷模式和垂冷模式的互换结构 |
CN109399895A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-01 | 重庆兴宝兴玻璃制品有限公司 | 玻璃瓶压制机 |
CN116986796A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-11-03 | 广东新晶玻璃有限公司 | 一种玻璃瓶成型模具 |
-
1998
- 1998-06-24 JP JP10192332A patent/JP2000007353A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007031197A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Koa Glass Kk | ガラス容器の製造装置及びガラス容器の製造方法 |
JP4558603B2 (ja) * | 2005-07-26 | 2010-10-06 | 興亜硝子株式会社 | ガラス容器の製造装置及びガラス容器の製造方法 |
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CN109399895B (zh) * | 2018-12-29 | 2021-09-14 | 重庆兴宝兴玻璃制品有限公司 | 玻璃瓶压制机 |
CN116986796A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-11-03 | 广东新晶玻璃有限公司 | 一种玻璃瓶成型模具 |
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