JPH0510287B2 - - Google Patents

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JPH0510287B2
JPH0510287B2 JP60090624A JP9062485A JPH0510287B2 JP H0510287 B2 JPH0510287 B2 JP H0510287B2 JP 60090624 A JP60090624 A JP 60090624A JP 9062485 A JP9062485 A JP 9062485A JP H0510287 B2 JPH0510287 B2 JP H0510287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
gob
blow
plunger
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60090624A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61247627A (ja
Inventor
Takao Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamura Glass KK
Original Assignee
Yamamura Glass KK
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Publication date
Application filed by Yamamura Glass KK filed Critical Yamamura Glass KK
Priority to JP9062485A priority Critical patent/JPS61247627A/ja
Publication of JPS61247627A publication Critical patent/JPS61247627A/ja
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガラス壜の成形装置に係り、特に、
ブロー成形法において用いる成形装置の改良に関
する。
(従来の技術) 第2図は、従来のブロー成形法を示すもので、
次のようにパリソンを形成していた。
粗型21の下部に口型22を取り付け、更
に、プランジヤーブロツク23内のプランジヤ
ー24を最上昇位置に保持した状態で、口型2
2の下方にセツトすると共に、粗型21の上部
にフアンネル25を載置する。25aはフアン
ネル25の内面に形成されたテーパ面である。
このようにした状態で、第2図Aに示すよう
に、図外のデリバリー装置によつて所定のゴブ
(溶融ガラス塊)Gを投入する。
上記ゴブインの後、フアンネル25の上部に
バツフル26を積み重ね、該バツフル26の空
気導入口26aから空気を送給して、第2図B
に示すように、セツツルブロー(Settle
Blow)を行う。
上記セツツルブローが完了すると、前記バツ
フル26、フアンネル25を相次いで除去し、
バツフル26のみを粗型21の上部に載置する
と共に、プランジヤー24を降下して口型22
内に空気流通路を形成する。このような状態に
おいて、プランジヤーブロツク23側から空気
を送給してカウンターブロー(Counter
Blow)を行うと、第2図Cに示すように、粗
型21内には所定のパリソンPが形成される。
なお、27はネツクリングホルダである。
上述の工程において、ゴブイン後のゴブGの熱
が粗型21に奪われることによりゴブGの温度が
低下することを避けるため、ゴブインからセツツ
ルブローまでの時間は可及的に短くするのが好ま
しく、また、セツツルブローの時間並びにセツツ
ルブローからカウンターブローまでの時間も短い
方がよい。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の装置によれば、セツ
ツルブローは、フアンネル25の上にバツフル2
6を載置し、バツフル26の空気導入口26aか
ら空気を送給するようにしており、しかもフアン
ネル25とバツフル26間の空気流通路が極めて
狭いため、単位時間当たりの送気量が小さく、従
つてセツツルブローに要する時間も長くなつてい
た。
又、セツツルブローとカウンターブローとの間
には、前記で説明したように、バツフル26の
除去、フアンネル25の除去、バツフル26の載
置という3つの動作を必要とし、前記両ブロー間
の時間を短縮することが困難であつた。
従つて、上記の各要因のため、ゴブGからパリ
ソンPを形成する際、肉厚にバラツキを生じ品質
不良の壜が成形されることがあつた。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、セツツルブローに
要する時間を短縮すると共に、セツツルブローか
らカウンターブローまでの時間を可及的に短くし
て、肉厚の均一な高品質の壜を成形することがで
きるガラス壜の成形装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明は、プラン
ジヤーを有する口型の上に粗型を配置し、この粗
型内にゴブ投入用の開口を介してゴブを投入し、
続いて、ブロー空気を粗型内に送り込んでセツツ
ルブローを加えることによりガラスをプランジヤ
ーおよび口型との密着部分が実質的に再加熱を必
要としない程度にプランジヤーおよび口型に密着
させ、続いて、口型からプランジヤーを引つ込め
た後プランジヤーを通じてガラスの内部に空気を
送り込んでカウンターブローを加えることにより
パリソンを形成するガラス壜の成形装置におい
て、前記粗型のゴブ投入用の開口内部にゴブ投入
方向に行くほど先細りのテーパ面を形成すると共
に、セツツルブロー時は空気導入口を形成したブ
ローヘツドによつて前記粗型のゴブ投入用の開口
を閉塞するとともに、導入されるブロー空気によ
つてガラスをプランジヤーおよび口型に密着さ
せ、カウンターブロー時は前記粗型のゴブ投入用
の開口の内部周面に密着するように下部外部周面
が形成されたバツフルによつて前記粗型のゴブ投
入用の開口を閉塞するようにした点に特徴があ
る。本発明において、セツツルブローを加えるこ
とによりガラスをプランジヤーおよび口型との密
着部分が実質的に再加熱を必要としない程度にプ
ランジヤーおよび口型に密着させるとは以下のこ
とを意味している。すなわち、本願発明のセツツ
ルブローで用いる空気加圧と異なる真空定置を採
用しているガラス壜の成形装置では、真空引きに
より装填材料(ガラス)の口部とプランジヤとの
密着度が空気加圧のそれに比して大であり、この
真空引きによる密着度の大きさは、その下限が本
願発明で用いる空気加圧の上限における密着度の
大きさよりも大きいものであり、しかも装填材料
(ガラス)と密着することで最も成形しにくい口
部を型取るためのプランジヤーとして、通常、熱
伝導率が決して小さくはない鋳鉄が多用されてお
り、そのため、装填材料の口部が、口部からプラ
ンジヤに熱が装填材料の他の部分に比して伝導し
やすくなり、装填材料の他の部分に比して異常に
冷え過ぎてプランジヤーを引つ込めた際、口部
の、特に内面にコケージ(のどぼそ)が発生する
というおそれがあり、必然的に、真空定置ではそ
の防止策として再加熱の参入が成形のための重要
な要因になり、プランジヤーを引つ込めた際、装
填材料の他の部分に比して異常に冷え過ぎた口部
が装填材料の冷えていない内部を熱源としてその
内部からの熱伝導により口部が十分軟化されると
言うようなことが、本願発明のセツツルブローで
用いる空気加圧では全く起こらないことを意味す
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図を参照しなが
ら説明する。
1は粗型で、垂直軸を中心に適宜数に分割でき
るように構成されており、そのゴブ投入用の開口
である上部開口2の内部には下方に行くほど先細
りのテーパ面3が形成されている。4は口型、5
はプランジヤーブロツク、6はプランジヤーで、
これら符号4〜6で表される部材は従来のこの種
成形装置と変わるところはない。
7はセツツルブロー時、前記粗型1の上部開口
2に装着されるブローヘツドで、その略中心部に
は空気導入孔8が上端から下端に亘つて穿設され
ている。なお、図示する例にあつては、ブローヘ
ツド7の下端外周部が、粗型1のテーパ面3に密
着するように構成されているが、必ずしもそのよ
うにする必要はなく、空気送給孔8を除き、粗型
1の上部開口2を閉塞するようにしてあればよ
い。
9はカウンターブロー時、前記粗型1の上部開
口2の内部周面、特に、テーパ面3に密着するよ
うに、下部外部周面10が形成されたバツフルで
あり、前記ブローヘツド7のように空気送給孔は
形成されていない。
次に、上述のように構成した成形装置の成形工
程を説明する。
(1) 粗型1、口型4を閉じプランジヤー6を上昇
させた状態において、粗型1内に所定量のゴブ
Gを投入する(第1図A)。
(2) 上記ゴブイン後、粗型1の上部開口2にブロ
ーヘツド7を装着し、空気導入孔8を介して粗
型1内に空気を送り、セツツルブローを行う
(第1図B)。この際、ガラスとプランジヤー6
および口型4との密着により口部(密着部分)
が形成される。
(3) 上記セツツルブローが完了すると、ブローヘ
ツド7を除去し、粗型1の上部開口2にバツフ
ル9を嵌入装着し、該上部開口2を完全密閉す
る。他方、プランジヤー6を降下させて、口型
4内に空気流通路を形成する。
このような状態において、プランジヤーブロツ
ク5側から空気を送給してカウンターブローを行
う。これによつて、粗型1内には所定のパリソン
Pが形成される(第1図C)。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、粗型
のゴブ投入用の開口内部に下方に行くほど先細り
のテーパ面を形成すると共に、セツツルブロー時
は空気導入孔を形成したブローヘツドによつて前
記粗型のゴブ投入用の開口を閉塞し、カウンター
ブロー時は前記粗型のゴブ投入用の開口の内部周
面に密着するように下部外部周面が形成されたバ
ツフルによつて前記粗型のゴブ投入用の開口を閉
塞するようにしているので、複数の工程において
以下に示すような時間短縮が可能となる。すなわ
ち、ブローヘツドを粗型のゴブ投入用の開口に
載置するだけなのでゴブインからセツツルブロー
までの時間を大幅に短縮することができる。ま
た、ブローヘツドに穿設する空気導入口を真つ直
ぐに設けることができ、しかもその内径を太くす
ることもできるので、送気量を大きくすることが
可能となり、それによつて、ブロー空気を高速か
つ多量に送気(導入)できて、しかもブロー時間
を短縮することができる。また、カウンターブ
ローに際しては、ブローヘツドに代えてバツフル
を粗型のゴブ投入用の開口内に嵌入装着するだけ
でよいからセツツルブローからカウンターブロー
に移行する移行時間も短縮することができ、カウ
ンターブローを早くかけることができる。このよ
うに、セツツルブローおよびカウンターブローを
かけるまでの時間並びにセツツルブローに要する
時間を大幅に短縮できるのでゴブラインの小さ
い、肉厚の均一な壜を成形することができる。
又、本発明によれば、ブローヘツドやバツフル
の取扱い、操作に要する時間が短くて済むので作
業が容易となり、高品質の壜を大量に生産するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本発明の一実施例を示す説
明図、第2図A,B,Cは従来例を示す説明図で
ある。 1…粗型、2…ゴブ投入用の開口、3…テーパ
面、7…ブローヘツド、8…空気導入孔、9…バ
ツフル、10…下部外部周面、G…ゴブ、P…パ
リソン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プランジヤーを有する口型の上に粗型を配置
    し、この粗型内にゴブ投入用の開口を介してゴブ
    を投入し、続いて、ブロー空気を粗型内に送り込
    んでセツツルブローを加えることによりガラスを
    プランジヤーおよび口型との密着部分が実質的に
    再加熱を必要としない程度にプランジヤーおよび
    口型に密着させ、続いて、口型からプランジヤー
    を引つ込めた後プランジヤーを通じてガラスの内
    部に空気を送り込んでカンターブローを加えるこ
    とによりパリソンを形成するガラス壜の成形装置
    において、前記粗型のゴブ投入用の開口内部にゴ
    ブ投入方向に行くほど先細りのテーパ面を形成す
    ると共に、セツツルブロー時は空気導入口を形成
    したブローヘツドによつて前記粗型のゴブ投入用
    の開口を閉塞するとともに、導入されるブロー空
    気によつてガラスをプランジヤーおよび口型に密
    着させ、カウンターブロー時は前記粗型のゴブ投
    入用の開口の内部周面に密着するように下部外部
    周面が形成されたバツフルによつて前記粗型のゴ
    ブ投入用の開口を閉塞するようにしたことを特徴
    とするガラス壜の成形装置。
JP9062485A 1985-04-25 1985-04-25 ガラス壜の成形装置 Granted JPS61247627A (ja)

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JPS61247627A JPS61247627A (ja) 1986-11-04
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JP4820930B1 (ja) * 2011-03-16 2011-11-24 東洋ガラス株式会社 ガラスびんの成形方法
EP3434652A4 (en) * 2016-03-25 2019-11-13 Koa Glass Co., Ltd. METHOD FOR MANUFACTURING GLASS CONTAINER

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54150413A (en) * 1978-05-17 1979-11-26 Owens Illinois Inc Parison glass forming machine and forming method of light weight glass container

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