JPH01203230A - 胴部に貫通した穴を持つガラス壜の製造方法及び割型の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［度業上の利用分野］ この発明（よ胴部に貫通した穴を持つガラス壜の製造方
法及び割型の構造に関する。

［従来の技術］ 従来、量産ガラス壜の製造は一般に、ブ〇−・アンド・
ブロー、プレス・アンド・ブローと呼ばれる工程を持つ
方法により行われている。近時、化粧壜をはじめとする
各）迩ガラス壜に意匠的要求が高まり、多種形状のガラ
ス環が製造されている。そこで、特に意匠的効果を目的
としたガラス壜の形状として、胴部に貫通した穴を持つ
形状を考えたが、かかる形状を持つガラス環は上記従来
の方法では製造することができない、これを製造しよう
とすれば熱縫工による全くの手作業に頼らざるを得ない
。

［発明が解決しようとする課Ｉ！ＩＩＩ］上記のように
、胴部に貫通した穴を持つガラス環１よ従来行われてい
るｉｉａガラス壜の製造方法では製造することはできず
、製造しようとすれば熟練した作業者の手に頼らなけれ
ばならないので量産に不向きでガラス壜製品が均一性に
欠は且つ高コストになるといった問題がある。

この発明は上記問題を解決することを目的とした胴部に
貫通した穴を持つガラス壜の製造方法及び割型の構造を
提供するものである。

［課題を解決するための手１ａコ この発明は上記目的を達成するために、従来のブロー・
アンド・ブローと呼ばれる工程をもつ方法に改良を加え
たものであって、閉鎖時にあって内部に外周部とは不連
続の型同志の２着部を有する胴部割型にゴブを供給し、
セッツルブロー、カウンクーブローを行なうようにした
。

また、ゴブが割型内にスムーズに安定して入るように、
閉鎖した割型内に、内部の密着部により分けられたそれ
ぞれの側に入るように２個のゴブを供給するようにした
。

更に、胴部に貫通した穴を持つガラス壜製造用割型の構
造として、開閉する割型の対向面上に、閉鎖時に外周部
とは不連続に互いに密着する密着部を設けるようにした
。

［作　用］ この発明に係るガラス壜の製造方法によれば、閉鎖時に
あって内部に外周部とは不連続の型同志の密着部を有す
る胴部割型にゴブを供給し、セッッルプロー、カウンタ
ープローを行うことにより、胴部割型内に供給されたゴ
ブは、この割型内の密着部のと何部の周りを回り、胴部
に貫通した穴のあいたガラス環が成形される。

胴部割型内にゴブを供給するに際し、閉鎖した割型内に
、内部の密着部により分けられたそれぞれの側に入る２
個のゴブを供給すると、ゴブは割型内にスムーズに安定
して入り密着部の周りに確実に供給される。

［実施例］ 以下、この発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。

先ず、胴部に貫通した穴を持つガラス壜の製造方法を第
１図により説明する。

先ず、閉鎖時にあって内部に外周部１とは不連続の型同
志の密ｆ！部２を有する胴部割型３にゴブ４を供給する
（Ｍ１図Ａ）、胴部割型３内に供給されたゴブ４は内部
に有する密着部２（ζより両側に分けられて口部方向に
入っていく。

次に、セラツルブローを行って口部を成形しく第１図Ｂ
）、次にカウンターブローを行うことにより、ゴブ４は
割型３の外周部１と密着部２との間の空間にて密着部２
の両側から底部方向へと膨み、密着部２を回って膨出底
部同志が接続しく第１図Ｃ）、胴部に密着部２によって
穴をあけられた形のドーナツ状即ち貫通した穴を持つガ
ラス環５が成形される（１ｇ１図Ｏ）。

上記実施例では特に図示していないが割型３を組型と仕
上型とをもって構成し、カウンターブローの後、仕上型
に移動させてファイナルブローを行うようにしている。

この場合、組型、仕上型にはその内部にいずれも同様の
密着部２を有している。他の実施例として、割型３をね
型と仕上型に分けずに使用し、カウンターブ０−をファ
イナルブ〇−としてガラス環を成形するようにしてもよ
い。

また、胴部割型３内にゴブ４を供＄８するに際し、Ｍ１
図Ａに示す方法に代り、Ｍ２図に示すように、閉鎖した
割型３内に、内部の密着部２により分けられたそれぞれ
の側に入るように２個のゴブ４を供給するようにする。

この割型３のゴブ供給口側には、前記供給される２個の
ゴブ４同志の投入時の接触を防止し且つゴブ４の進行を
軌道がずれている場合は矯正して割型３内ｆご案内する
ための内部に若干のテーパー面をもつファンネル６が設
けである。このようにして供給された２個のゴブ４は割
型３内にスムーズｆこ安定して入り、密着部２の周りに
確実に供！８され、セラツルブローによる口部の成形を
容易にする。

Ｍ３図は上記胴部に貫通した穴を持つガラスユ３の製造
方法に使用される胴部割型の構造の一例を示すものであ
って、開閉する一対の型７．８の内部対向面上に、閉鎖
時に外周部１とは不連続に互いに密着する１１！芒部２
を対向面上に突出させて設　　。

１すでいる。この密着部２がガラス壜の胴部に貫通する
穴を形成する役割を果すものである。この密着部２の大
さ及びその穴の形を形成する断面形状等については特に
限定されるものではないが、割型３内邪においてゴブ４
の移動を阻害しないような形状であることが好ましい。

かかる構造からなる割型を使用することにより、胴部に
貫通した穴を持つガラス壜の自動装填、半自動製１工、
半人工装填が可能となる。

Ｃ発明の効果］ 以上のように、この発明に係る胴部に貫通した穴を持つ
ガラス壜の製造方法によれば、閉鎖時にあって内部に外
周部とは不連続の型同志の田普部を有する特殊な胴部割
型を使用することにより、従来のブロー・アント・ブロ
ーと呼ばれる装填工程によって胴部に貫通した穴を持つ
ガラス壜を機械的に製造することができ、量産が可能と
なり、製品に均一性が得られしかもコストの低減化を図
ることができる。

更には、割型の構造が簡単なので割型の製造も容易てあ
り安価【こ得られるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）、（Ｄ）はこの発明に係
るガラス壜の製造方法の工程を示す説明図、第２図は他
の方法の一例を示Ｔ説明図、Ｘ３図は割型の実施例を示
す♀４視図である。 １・・・外周部　２・・・烹何部　３・・・割型４・・
・ゴブ　５・・・ガラス壜 第１ （Ａ） ＣＢ） 第１図 （Ｄ）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）閉鎖時にあって内部に外周部とは不連続の型同志
   の密着部を有する胴部割型にゴブを供給し、セッツルブ
   ロー、カウンターブローを行ってなる胴部に貫通した穴
   を持つガラス壜の製造方法。
2. （２）閉鎖した割型内に、内部の密着部により分けられ
   たそれぞれの側に入るように２個のゴブを供給してなる
   請求項１記載の胴部に貫通した穴を持つガラス壜の製造
   方法。
3. （３）閉鎖する割型の対向面上に、閉鎖時に外周部とは
   不連続に互いに密着する密着部を設けてなる胴部に貫通
   した穴を持つガラス壜製造用割型の構造。