JP2002121042A - 底部に貫通孔を持つガラス製品の成形装置 - Google Patents

底部に貫通孔を持つガラス製品の成形装置

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JP2002121042A
JP2002121042A JP2000310335A JP2000310335A JP2002121042A JP 2002121042 A JP2002121042 A JP 2002121042A JP 2000310335 A JP2000310335 A JP 2000310335A JP 2000310335 A JP2000310335 A JP 2000310335A JP 2002121042 A JP2002121042 A JP 2002121042A
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JP
Japan
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glass product
hole
forming
burner
forming position
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Withdrawn
Application number
JP2000310335A
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English (en)
Inventor
Kiichi Mizuno
貴一 水野
Toshiyuki Masui
俊之 増井
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Ishizuka Glass Co Ltd
Original Assignee
Ishizuka Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2002121042A publication Critical patent/JP2002121042A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/10Construction of plunger or mould for making hollow or semi-hollow articles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B21/00Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic
    • C03B21/06Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic by flashing-off, burning-off or fusing

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 底部に貫通孔を持つガラス製品を、広い設置
スペースを必要とせずに、安価にかつ能率的に製造する
ことができる成形装置を提供する。 【解決手段】 底部に肉薄部31を持つガラス製品30
を第1成形位置で倒立状態でプレス成形する。第2成形
位置には下部にバーナ24が設けられており、第1成形
位置から上下を反転させて移送されたガラス製品30を
保持手段21で保持しながら肉薄部31を下方から集中
加熱して貫通孔を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底部に貫通孔を持
つガラス製品の成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばガラス製植木鉢のような底部に貫
通孔を持つガラス製品は、一工程で成形することが困難
であり、常法により成形されたガラス製品を徐冷した後
にダイヤモンドカッター等を用いて穴あけを行なう方法
で製造されるのが普通である。しかしこの方法によると
きは、貫通孔の周囲がシャープなエッジとなって危険で
あるため、研磨などの後加工を必要とする。このように
後加工の必要工数が多いため、製造コストが非常に高く
なるという問題があった。
【0003】そこで本出願人は、底部に肉薄部を持つガ
ラス製品をプレス成形し、このガラス製品を間欠移動式
のコンベヤ上に移送したうえ、複数停止位置に設置され
たバーナにより肉薄部を順次加熱して穴あけを行なう方
法を開発し、既に特開2000−53435号として特許出願済
みである。この方法では貫通孔の周囲はバーナによりな
めらかに仕上がり、危険はない。しかしこの方法では、
プレス成形されたガラス製品を成形機とは別の間欠移動
式のコンベヤ上に移送して順次加熱するため、広い設置
スペースが必要であるという問題があった。
【0004】また、成形機からコンベヤ上に取り出され
たガラス製品は500℃以下にまで冷却されているた
め、バーナで急激に加熱すると穴の周囲に気泡が発生し
やすい。このため複数のバーナにより徐々に加熱する必
要があり、かなりの時間を要するために生産能率が上が
らないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、底部に貫通孔を持つガラス製品を、
広い設置スペースを必要とせずに、きわめて安価にかつ
能率的に製造することができる成形装置を提供するため
になされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の底部に貫通孔を持つガラス製品の
成形装置は、底部に肉薄部を持つガラス製品を倒立状態
でプレス成形する第1成形位置と、第1成形位置から上
下を反転させて移送されたガラス製品を保持しながらガ
ラス製品の前記肉薄部を下方から集中加熱して貫通孔を
形成する第2成形位置とを備えたことを特徴とするもの
である。なお、この第2成形位置が、開閉式の保持手段
と、この保持手段の下方に上向きに設置されたバーナと
を備えたものであることが好ましい。
【0007】本発明の装置は、ガラス壜の成形装置とし
て知られているISマシンを利用したものであり、粗型
側を第1成形位置とし、仕上型側を第2成形位置とした
ものである。第1成形位置においてプレス成形された底
部に肉薄部を持つガラス製品は、インバート機構により
上下を反転させながら第2成形位置に移送され、開閉式
の保持手段により保持された状態でバーナにより底部を
加熱され、穴開けされる。
【0008】このため、広い設置スペースを必要とせず
に底部に貫通孔を持つガラス製品を製造することができ
る。また従来法とは異なり成形機の内部で移送されるの
みであり、ガラス製品の温度を700℃以上の高温とし
たままバーナによる加熱を開始できるので、穴の周囲に
気泡が発生することがなく、また短時間で穴開けが可能
であるので、きわめて能率的に底部に貫通孔を持つガラ
ス製品を製造することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は第1成形位
置の断面図、図2は第2成形位置の断面図、図3はこれ
ら2つの関係図、図4は成形されたガラス製品の断面図
である。この実施形態では、ISマシンを改造すること
により底部に貫通孔を持つガラス製品の成形装置を構成
している。
【0010】図1において、1はISマシンの粗型側に
設けられている開閉式の粗型、2は口部成形用の口型、
3はバッフル、4はプレス用のプランジャである。当業
者には周知のように、口型2の外側を囲むように粗型1
が閉じた状態で上部からゴブが投入され、図示のように
バッフル3が粗型1の上部を押さえた状態でプランジャ
4が上昇し、ガラス製品30が倒立状態で成形される。
なお5はプランジャ4の内部冷却用のエアノズルであ
る。
【0011】このガラス製品30は、底部の貫通孔とな
るべき部分が肉薄部31とされているほかは、最終形状
となるまでプレス成形されている。ガラス成形において
は、貫通孔の成形に比較して肉薄部31の成形は容易で
ある。肉薄部31はなるべく薄く成形する方が有利であ
り、2mm以下とすることが好ましい。ISマシンでは
この粗型側でパリソンを成形し、仕上型側で最終形状へ
のブロー成形を行なうのが普通であるが、本発明の装置
では粗型側で最終形状までプレス成形され、仕上型側で
はブロー成形しない点が従来技術と大きく相違してい
る。
【0012】粗型側でプレス成形されたガラス製品30
は、図3に示すようにISマシンのトランスファーアー
ム10により口型2とともに仕上型側に移送される。こ
の移送は水平軸11を中心としてトランスファーアーム
10を約180度回転させることにより行なわれるの
で、図2、図3に示すように仕上型側ではガラス製品3
0は口部が上になり、肉薄部31を持つ底部が下にな
る。
【0013】図2に示すように、仕上型側に移送された
ガラス製品30は開閉式の保持手段21により口部の段
部32を保持される。この実施形態では、開閉式の保持
手段21は仕上型である。22は底型であるが通常の底
型とは異なり、中央が円形のくりぬき部23となってい
る。またこの底型22の下方にはバーナ24が上向きに
設置されている。
【0014】このバーナ24は底型22のくりぬき部2
3を通じてガラス製品30の底部中心にシャープなフレ
ームを当て、肉薄部31を溶かして図4に示すような貫
通孔33を形成する。バーナ24は継続して燃焼させて
も、成形機全体の動作とタイミングを合わせて燃焼をオ
ンオフさせてもよい。仕上型側に移送されたガラス製品
30の温度は700℃以上の高温であるため、バーナ2
4のフレームを短時間当てるだけで容易8に穴あけが可
能である。またガラス製品30の温度が高いため、バー
ナ24で加熱しても穴の周囲が発泡することもない。
【0015】その後、開閉式の保持手段21を開いてガ
ラス製品30は成形機から取り出され、徐冷されて最終
製品となる。得られたガラス製品30の貫通孔33は、
バーナ24により肉薄部31を溶かして形成されたもの
であるから、周囲が滑らかであり、手を触れても危険は
ない。
【0016】なお、上記の実施形態ではガラス製品30
は植木鉢であるが、これに限定されるものではないこと
はいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上に説明した本発明の成形装置の利点
を要約すると、下記の通りである。 1、成形機の内部で穴あけまで行なえるので、従来のよ
うに広い設置スペースを要しない。 2、ガラス製品が高温のまま穴あけを開始できるので、
短時間で穴あけが可能である。しかも穴の周囲が発泡す
ることもない。 3、バーナによる穴あけであるため、孔のエッジが滑ら
かで後加工を要しない。 4、従って底部に貫通孔を持つガラス製品をきわめて安
価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1成形位置の断面図である。
【図2】第2成形位置の断面図である。
【図3】第1成形位置と第2成形位置との関係図であ
る。
【図4】成形されたガラス製品の断面図である。
【符号の説明】
1 粗型 2 口型 3 バッフル 4 プランジャ 5 エアノズル 10 トランスファーアーム 11 水平軸 21 保持手段 22 底型 23 くりぬき部 24 バーナ 30 ガラス製品 31 肉薄部 32 段部 33 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に肉薄部を持つガラス製品を倒立状
    態でプレス成形する第1成形位置と、第1成形位置から
    上下を反転させて移送されたガラス製品を保持しながら
    ガラス製品の前記肉薄部を下方から集中加熱して貫通孔
    を形成する第2成形位置とを備えたことを特徴とする底
    部に貫通孔を持つガラス製品の成形装置。
  2. 【請求項2】 第2成形位置が、開閉式の保持手段と、
    この保持手段の下方に上向きに設置されたバーナとを備
    えたものである請求項1記載の底部に貫通孔を持つガラ
    ス製品の成形装置。
JP2000310335A 2000-10-11 2000-10-11 底部に貫通孔を持つガラス製品の成形装置 Withdrawn JP2002121042A (ja)

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Effective date: 20080108