JP2000007218A - 紡糸巻取り機 - Google Patents

紡糸巻取り機

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JP2000007218A
JP2000007218A JP16952798A JP16952798A JP2000007218A JP 2000007218 A JP2000007218 A JP 2000007218A JP 16952798 A JP16952798 A JP 16952798A JP 16952798 A JP16952798 A JP 16952798A JP 2000007218 A JP2000007218 A JP 2000007218A
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blade
rotation
rotating
rotating blade
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JP16952798A
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Osamu Nakagawa
理 中川
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】糸条綾振り装置を、各糸条綾振りユニット
Uの上部回転羽根1と下部回転羽根7の回転平面が、全
て、タッチローラーTの回転軸線t1に対して平行にな
るように配置するとともに、全ての糸条綾振りユニット
の上部回転羽根の回転平面及び下部回転羽根の回転平面
が4つの平面に配置されている構成とし、且つ、前記ボ
ビンホルダー23の最も先端部側に配置された糸条綾振
りユニットU8を、前記ボビンホルダーの最も根元部側
に配置された糸条綾振りユニットU1よりもタッチロー
ラーから離すように配置した紡糸巻取り機に関するもの
である。 【効果】隣接する糸条綾振りユニット間で、駆動タイミ
ング等を考慮することなく、各糸条綾振りユニット毎
に、独立して作動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチローラー
と、互いに逆方向に回転する上部回転羽根と下部回転羽
根との間で糸条の受け渡しを行い糸条を綾振りするよう
にした糸条綾振りユニットを複数並設した糸条綾振り装
置と、タッチローラーに接触して回転するボビンを複数
装着したボビンホルダーとを備え、該ボビンホルダーが
片持ち式に支持されている紡糸巻取り機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、互いに逆方向に回転する2枚の回
転羽根を有する糸条綾振りユニットを、同方向に回転す
る回転羽根同士を、同一回転平面に配置するとともに、
同一回転平面に配置され同方向に回転する、隣接する回
転羽根の先端が描く回転円が、一部重複するように配置
することにより、糸条綾振りユニット間隔を狭くして、
糸条綾振り装置が配設された糸条巻取機の長さを短くす
るようにした糸条綾振り装置を具備した紡糸巻取り機が
知られている(例えば、特公平3−72544号公報、
特公平4−27151号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の紡糸巻
取り機においては、同方向に回転する回転羽根が同一回
転平面に配置されているとともに、該同方向に回転する
隣接する回転羽根の先端が描く回転円が、一部重複する
ように配置されているために、1つの糸条綾振りユニッ
トが故障して回転羽根の回転が停止したり、或いは、回
転羽根の回転速度が、他の糸条綾振りユニットの回転羽
根の回転速度とずれを生じた際には、同一回転平面に配
置された隣接する回転羽根同士が干渉しあって衝突し、
回転羽根が破損するという問題があった。
【0004】また、ボビンホルダーが片持ち式に支持さ
れている場合には、ボビンホルダーの先端部が下方に撓
む傾向にあり、従って、パッケージとタッチローラーと
の接触が絶たれるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の紡糸巻取
り機が有する課題が解決された紡糸巻取り機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、タッチローラーと、互い
に逆方向に回転する上部回転羽根と下部回転羽根との間
で糸条の受け渡しを行い糸条を綾振りするようにした糸
条綾振りユニットを複数並設した糸条綾振り装置と、前
記タッチローラーに接触して回転するボビンを複数装着
したボビンホルダーとを備え、該ボビンホルダーが片持
ち式に支持されている紡糸巻取り機において、前記糸条
綾振り装置を、各糸条綾振りユニットの上部回転羽根と
下部回転羽根の回転平面が、全て、タッチローラーの回
転軸線に対して平行になるように配置するとともに、全
ての糸条綾振りユニットの上部回転羽根の回転平面及び
下部回転羽根の回転平面が4つの平面に配置されている
構成とし、且つ、前記ボビンホルダーの最も先端部側に
配置された糸条綾振りユニットを、前記ボビンホルダー
の最も根元部側に配置された糸条綾振りユニットよりも
タッチローラーから離すように配置したものであり、第
2には、隣接する糸条綾振りユニット間において、一方
の糸条綾振りユニットの上部回転羽根の回転平面と下部
回転羽根の回転平面との間に、他方の糸条綾振りユニッ
トの上部回転羽根の回転平面又は下部回転羽根の回転平
面が位置するようにしたものであり、第3には、上部回
転羽根と下部回転羽根との間隔を略回転羽根の厚みとし
たものである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0008】先ず最初の、図1及び図2を用いて、紡糸
巻取り機に具備された糸条綾振り装置を構成する糸条綾
振りユニットUについて説明する。
【0009】1は、回転中心1aに対して点対象に延在
するプロペラ状の上部回転羽根であり、上部回転羽根1
は、板状フレーム2に取着された円筒状フレーム3の外
周に、軸受け4を介して配設された回転筒5に、ネジ6
等の適当な固着手段により取着されている。7は、上部
回転羽根1の下方に配置された、上部回転羽根1と同じ
長さを有するとともに、上部回転羽根1の回転中心1a
から、所定の偏心距離eだけ離れた回転中心7aに対し
て点対象に延在するプロペラ状の下部回転羽根であり、
下部回転羽根7は、上記円筒状フレーム3内に、軸受け
8を介して配設された回転軸9の下端部に、ネジ10等
の適当な固着手段により取着されている。
【0010】11は、上部回転羽根1の上方に取着され
た糸条yの綾振り軌跡を形成するためのガイド部材であ
り、上部回転羽根1及び下部回転羽根7の先端が、ガイ
ド部材11の円弧状の糸条案内部11aから突設するよ
うに構成されている。また、上述した上部回転羽根1の
回転中心1aと下部回転羽根7の回転中心7aを結ぶ線
上の偏心距離eは、ほぼ、ガイド部材11の糸条案内面
11aに沿って配置されている。なお、ガイド部材11
を、下部回転羽根7の下方に配置することも、また、上
部回転羽根1と下部回転羽根7の間に配置することもで
きる。
【0011】上述した円筒状フレーム3の外周に、軸受
け4を介して配設された回転筒5の外周には、平歯車1
2が取着されており、該平歯車12には、板状フレーム
2に取着された円筒状フレーム13の内部に、軸受け1
4を介して配設された回転軸15の下端部に取着された
平歯車16が噛み合っている。17は、上記回転軸15
の上端部に取着されたプーリーである。また、プーリー
17と平歯車16との中間に位置する回転軸15には平
歯車18が取着されており、該平歯車18には、上記の
円筒状フレーム13と同様に板状フレーム2に取着され
た、図示されていない円筒状フレームの内部に、軸受け
を介して配設された回転軸19に取着された平歯車20
が噛み合っている。更に、平歯車20は、下部回転羽根
7が取着された回転軸9の上端部に取着された平歯車2
1と噛み合っている。
【0012】次に、上述した構造を有する糸条綾振りユ
ニットUの糸条yの綾振り動作、駆動等について説明す
る。
【0013】後述する駆動ベルトによりプーリー17が
回転すると、プーリー17が取着された回転軸15の下
端部に取着された平歯車16を介して、該平歯車16と
噛み合っている平歯車12が回転する。平歯車12が回
転すると、平歯車12が取着されている回転筒5が回転
し、従って、回転筒5に取着されている上部回転羽根1
が回転することになる。
【0014】また、上述したように、後述する駆動ベル
トによりプーリー17が回転すると、プーリー17が取
着された回転軸15の中間部に取着された平歯車18を
介して、該平歯車18と噛み合っている平歯車20が回
転する。平歯車20が回転すると、該平歯車20と噛み
合っている平歯車21が回転するので、平歯車21が取
着された回転軸9が回転し、従って、回転軸9に取着さ
れている下部回転羽根7が回転することになる。
【0015】上述したように、プーリー17の回転が、
2つの平歯車16と平歯車12を介して上部回転羽根1
に伝達され、また、プーリー17の回転が、3つの平歯
車18、平歯車20及び平歯車21を介して下部回転羽
根7に伝達されるので、上部回転羽根1と下部回転羽根
7とは、互いに、逆方向に回転することになる。
【0016】図1には、便宜的に、上部回転羽根1が反
時計方向に回転し、そして、下部回転羽根7が時計方向
に回転する場合が示されている。また、図1には、ガイ
ド部材11の糸条案内面11aに沿って、糸条yを、ガ
イド部材11の左端から右端まで移動させてきた上部回
転羽根1の一方の先端部1bから、ガイド部材11の右
端に位置するとともに、時計方向に回転する下部回転羽
根7の一方の先端部7bに、受け渡す瞬間が示されてい
る。
【0017】下部回転羽根7の一方の先端部7bに受け
渡された糸条yは、ガイド部材11の糸条案内面11a
に沿って、ガイド部材11の右端から左端まで移動す
る。次いで、下部回転羽根7の一方の先端部7bによ
り、ガイド部材11の右端から左端まで移動された糸条
yは、下部回転羽根7の一方の先端部7bから、ガイド
部材11の左端まで回転してきた、反時計方向に回転す
る上部回転羽根1のもう一方の先端部1cに受け渡され
て、ガイド部材11の糸条案内面11aに沿って、右方
向に移動される。
【0018】そして、上部回転羽根1のもう一方の先端
部1cにより、ガイド部材11の左端から右端まで移動
された糸条yは、上部回転羽根1のもう一方の先端部1
cから、ガイド部材11の右端まで回転してきた、時計
方向に回転する下部回転羽根7のもう一方の先端部7c
に受け渡されて、ガイド部材11の糸条案内面11aに
沿って、左方向に移動される。このようにして、糸条y
は、ガイド部材11の両端部において、上部回転羽根1
から下部回転羽根7に、或いは、下部回転羽根7から上
部回転羽根1に受け渡されることにより、ガイド部材1
1の糸条案内面11aに沿って、綾振りされるように構
成されている。
【0019】図2において、Tは、糸条綾振りユニット
Uの下方に配設された、公知のタッチローラー或いはフ
リクションローラー(以下、「タッチローラー」とい
う。)であり、糸条綾振り装置を構成する複数の糸条綾
振りユニットU毎に、それぞれ、独立して配設すること
もできるが、複数の糸条綾振りユニットUに共通の1本
のタッチローラーTを配設することもできる。Pは、後
述するボビンホルダーに装着されたボビンに糸条yが巻
回されることにより形成されるパッケージである。糸条
yは、上述した糸条綾振りユニットUにより綾振りさ
れ、次いで、タッチローラーTの周面の一部に接触し案
内され、タッチローラーTに接触しているパッケージP
に巻き取られるように構成されている。
【0020】次に、図3及び図4を用いて、上述した糸
条綾振りユニットUを、複数ユニット、併設した糸条綾
振り装置を備えた紡糸巻取り機について説明する。
【0021】22は、タレット盤であり、タレット盤2
2には、一対のボビンホルダー23が、タレット盤22
の回転中心を挟んで対称に水平状に配設されている。ボ
ビンホルダー23は、それぞれ、タレット盤22に配設
されたモータ24により回転駆動されるように構成され
ている。Bは、巻き始め糸条を把持するスリットb1が
形成されているボビンであり、ボビンホルダー23に、
隣接するボビンBの端部が接近或いは接触するように、
複数個装着されている。一方のボビンホルダー23がモ
ータ24により回転駆動され、回転駆動されているボビ
ンホルダー23に装着されたボビンBに糸条yが巻き取
られている際には、もう一方のボビンホルダー23のモ
ータ24は停止されている。そして、回転駆動されてい
るボビンホルダー23に装着されたボビンBに形成され
るパッケージPが満管になった場合には、図示されてい
ない適当な駆動装置により、タレット盤22を回転させ
て、満管になったパッケージPを支持しているボビンホ
ルダー23を、タッチローラーTから離反させるととも
に、もう一方の空のボビンBが装着されているボビンホ
ルダー23をモータ24により回転駆動するとともに、
空のボビンBをタッチローラーTに接触させて巻取りを
開始する。満管になったパッケージPと空のボビンB間
に連なる糸条yは、糸条yが空のボビンBに巻き掛けら
れることにより切断される。
【0022】25は、タッチローラーTを回転自在に軸
支する適当な軸受部材であり、パッケージPの巻径の増
大に伴って、上昇する昇降枠Fに配設されている。ま
た、昇降枠Fには、上述した糸条綾振りユニットUも配
設されている。
【0023】次に、昇降枠Fに、複数ユニット並設され
た糸条綾振りユニットUの配置について説明するが、通
常、糸条綾振りユニットUは、偶数個配設されているの
で、本実施例には、8個の糸条綾振りユニットU1〜U
8が、昇降枠Fに配設されている例が示されている。な
お、8個の糸条綾振りユニットUには、便宜的に、タレ
ット盤22側からボビンホルダー23の先端部方向に向
かって、順に、符号U1からU8までが付されている。
【0024】各糸条綾振りユニットU1〜U8の上部回
転羽根1と下部回転羽根7の回転平面は、全て、タッチ
ローラーTの回転軸線t1に対して平行になるように配
置されており、そして、1つ置きに配置された糸条綾振
りユニットU1、U3、U5、U7又は糸条綾振りユニ
ットU2、U4、U6、U8の上部回転羽根1と下部回
転羽根7の回転平面が、それぞれ、同一平面となるよう
に配置されている。また、糸条綾振りユニットU1〜U
8の上部回転羽根1或いは下部回転羽根7は、隣接する
糸条綾振りユニットUの上部回転羽根1と下部回転羽根
7との間に、その一部が挿入されて一部重複するように
構成されている。例えば、タレット盤22に一番接近し
て配置された糸条綾振りユニットU1の上部回転羽根1
は、隣接する糸条綾振りユニットU2の上部回転羽根1
と下部回転羽根7との間に、その一部が挿入されてお
り、糸条綾振りユニットU2の下部回転羽根7は、隣接
する糸条綾振りユニットU1及び糸条綾振りユニットU
3の上部回転羽根1と下部回転羽根7との間に、その一
部が挿入されている。同様に、タレット盤22から一番
離れて配置された糸条綾振りユニットU8の下部回転羽
根7は、隣接する糸条綾振りユニットU7の上部回転羽
根1と下部回転羽根7との間に、その一部が挿入されて
いる。そして、上部回転羽根1と下部回転羽根7との間
隔は、上部回転羽根1及び下部回転羽根7の厚さと略同
じになるように構成されている。
【0025】図3に示されているように、糸条綾振りユ
ニットU1〜U8は、タッチローラーTに、より接近し
たグループの糸条綾振りユニットU1、U3、U5、U
7と、該グループに比べて、タッチローラーTから離れ
たグループの糸条綾振りユニットU2、U4、U6、U
8との2つのグループから構成されており、また、タレ
ット盤22に一番近い糸条綾振りユニットU1が、タッ
チローラーTに、より接近した位置に配設されており、
また、タレット盤22に一番遠い糸条綾振りユニットU
8が、上記糸条綾振りユニットU1に比べて、タッチロ
ーラーTより離れた位置に配置されている。
【0026】図3に示されているように、本実施例にお
いては、各糸条綾振りユニットU1〜U8の上部回転羽
根1と下部回転羽根7の回転平面が、全て、タッチロー
ラーTの回転軸線t1に対して平行になるように配置さ
れているとともに、隣接する糸条綾振りユニットU間に
おいて、一方の糸条綾振りユニットUの上部回転羽根1
の回転平面と下部回転羽根7の回転平面との間に、他方
の糸条綾振りユニットUの上部回転羽根1の回転平面又
は下部回転羽根7の回転平面が位置し、全ての糸条綾振
りユニットU1〜U8の上部回転羽根1の回転平面及び
下部回転羽根7の回転平面が4つの平面に配置されるよ
うに構成されている。
【0027】タッチローラーTに、より接近したグルー
プの糸条綾振りユニットU1、U3、U5、U7の回転
軸15は、全て同じ長さであり、また、タッチローラー
Tから離れたグループの糸条綾振りユニットU2、U
4、U6、U8の回転軸15も、全て同じ長さに構成さ
れている。また、タッチローラーTに、より接近したグ
ループの糸条綾振りユニットU1、U3、U5、U7の
回転軸15の長さは、タッチローラーTから離れたグル
ープの糸条綾振りユニットU2、U4、U6、U8の回
転軸15の長さより、両グループの糸条綾振りユニット
Uの高さの差(例えば、タッチローラーTに、より接近
したグループの糸条綾振りユニットU1、U3、U5、
U7の下部回転羽根7とタッチローラーTの回転軸線t
1の距離と、タッチローラーTから離れたグループの糸
条綾振りユニットU2、U4、U6、U8の下部回転羽
根7とタッチローラーTの回転軸線t1の距離との差)
だけ長く形成されている。このようにして、各糸条綾振
りユニットU1〜U8の回転軸15の上端部に取着され
たプーリー17は、全て同じ高さになるように構成され
ている。
【0028】26は、昇降枠Fに配設されたモータであ
り、モータ26の出力軸26aには、プーリー27が取
着されている。28は、モータ26の出力軸26aに取
着されたプーリー27及び各糸条綾振りユニットU1〜
U8の回転軸15の上端部に取着されたプーリー17に
張設された無端ベルトであり、29は、各糸条綾振りユ
ニットU1〜U8のプーリー17に、無端ベルト28を
押し付けるように、無端ベルト28を挟んで、プーリー
17と反対側に配設されたアイドラーであり、また、3
0は、無端ベルト28の走行方向を変換するために、適
宜配設された案内プーリーである。上述したように、各
糸条綾振りユニットU1〜U8の回転軸15の上端部に
取着されたプーリー17は、同じ高さになるように構成
されているので、1 本の無端ベルト28を張設するだけ
で、各糸条綾振りユニットU1〜U8を一斉に駆動する
ことができる。
【0029】また、各糸条綾振りユニットU1〜U8の
上部回転羽根1及び下部回転羽根7を回転させるための
無端ベルト28により回転駆動されるプーリーが、各糸
条綾振りユニットU1〜U8について、それぞれ1つの
プーリー17であるので、特表平9−507824号公
報に開示されている糸条綾振りユニットのように、上部
回転羽根と下部回転羽根とが、無端ベルトにより回転駆
動される2つのプーリーにより、それぞれ別個に回転さ
れるものに比べて、構造を簡素化することができる。更
に、上部回転羽根と下部回転羽根とが、無端ベルトによ
り回転駆動される2つのプーリーにより、それぞれ別個
に回転される場合には、上部回転羽根を回転駆動させる
プーリーと下部回転羽根を回転駆動させるプーリーとの
間に、プーリーと該プーリーを回転駆動させるための駆
動ベルトと間のスリップ等に起因する回転差が生じて、
上部回転羽根と下部回転羽根との間で、正常な糸条yの
受け渡しが行えなくなる等のトラブルが発生するが、本
発明においては、上部回転羽根1及び下部回転羽根7を
回転させるための無端ベルト28により回転駆動される
プーリーが1つのプーリー17であるので、上記のよう
な、上部回転羽根と下部回転羽根とを、それぞれ回転駆
動する2つのプーリーの回転差に起因する糸条yの受け
渡しミス等のトラブルの発生がない。
【0030】次に、綾振り工程における、所謂.フリー
レングスの影響について、図2及び図5を用いて説明す
る。
【0031】上述したように、糸条綾振りユニットUの
上方に配設された綾振り支点ガイド31を経て、上部回
転羽根1或いは下部回転羽根7に係合して綾振りされる
糸条yは、上部回転羽根1及び下部回転羽根7の下方に
位置するタッチローラーTに、略4分の1程度、接触し
た後、タッチローラーTに接触しているパッケージPに
巻き取られるが、糸条yが、上部回転羽根1或いは下部
回転羽根7に係合している点からタッチローラーTの接
触点Taまでの糸条yの長さを、所謂、フリーレングス
Lfと称している。
【0032】図5において実線で示されているように、
一例として、下部回転羽根7に係合して左方向に移送さ
れている糸条yは、下部回転羽根7より遅れて、下部回
転羽根7に追従するように左方向に移送されるので、下
部回転羽根7の係合点7dとタッチローラーTの接触点
Taとの間では、糸条yは傾斜しており、その後、タッ
チローラーTに、タッチローラーTの回転軸線t1に対
して垂直に接触し、パッケージPに巻き取られることに
なる。従って、図5において一点鎖線で示されている左
側の受け渡し位置においては、下部回転羽根7の受け渡
し点7eは、パッケージPの左端p1より左側に越えて
位置しており、この時点で、下部回転羽根7から上部回
転羽根1への糸条yの受け渡しが行われる。
【0033】今、図5において破線で示されているよう
に、上述した実線の位置の上部回転羽根1と下部回転羽
根7の位置より、上方に上部回転羽根1と下部回転羽根
7が位置した場合、換言すれば、フリーレングスLfが
長くなった場合を考える。すると、左側に位置する下部
回転羽根7から上部回転羽根1への糸条yの受け渡し点
7eは変わらないので、図5に二点鎖線で示されている
ように、フリーレングスLfが長い場合には、フリーレ
ングスLfが短い一点鎖線で示されている場合に比べ
て、タッチローラーTへの接触点Ta’、即ち、パッケ
ージPの左端p1が、h分だけ、タッチローラーTの回
転軸線t1に沿って、パッケージPの中央よりに移動す
ることになり、従って、パッケージPの巻幅Wが狭くな
る。このことは、右側に位置する上部回転羽根1から下
部回転羽根7への糸条yの受け渡しの際にも起こるの
で、上述した実線の位置の上部回転羽根1と下部回転羽
根7により綾振りされて形成されるパッケージPの巻幅
Wに比べて、上述した破線の位置のフリーレングスLf
のより長い上部回転羽根1と下部回転羽根7により綾振
りされて形成されるパッケージPの巻幅は、2h分だけ
狭くなる。しかしながら、パッケージPに巻き取られる
糸条yの量は同じであるので、上述した実線の位置の上
部回転羽根1と下部回転羽根7により綾振りされて形成
されるパッケージPの巻径Dに比べて、上述した破線の
位置のフリーレングスLfのより長い上部回転羽根1と
下部回転羽根7により綾振りされて形成されるパッケー
ジPの巻径は大きくなる傾向にある。
【0034】上述したように、フリーレングスLfが長
くなると、パッケージPの巻幅Wは狭くなり、そして、
パッケージPの巻径Dは大きくなる傾向にある。従っ
て、図3に示されている例では、タッチローラーTから
離れたグループの糸条綾振りユニットU2、U4、U
6、U8のフリーレングスLfは、タッチローラーT
に、より接近したグループの糸条綾振りユニットU1、
U3、U5、U7のフリーレングスLfより長いので、
タッチローラーTから離れたグループの糸条綾振りユニ
ットU2、U4、U6、U8により形成されるパッケー
ジPの巻幅Wは、タッチローラーTに、より接近したグ
ループの糸条綾振りユニットU1、U3、U5、U7に
より形成されるパッケージPの巻幅より狭く、また、タ
ッチローラーTから離れたグループの糸条綾振りユニッ
トU2、U4、U6、U8により形成されるパッケージ
Pの巻径Dは、タッチローラーTに、より接近したグル
ープの糸条綾振りユニットU1、U3、U5、U7によ
り形成されるパッケージPの巻径より大きくなる傾向に
なる。
【0035】ところで、図3に示されているように、ボ
ビンホルダー23がタレット盤22に、片持ち式に配設
されている場合には、ボビンホルダー23の先端部が下
方に撓む傾向にあり、タッチローラーTとの接触が絶た
れるというトラブルが発生する。そこで、本実施例にお
いては、上述したように、タレット盤22に一番遠い糸
条綾振りユニットU8、即ち、ボビンホルダー23の最
も先端部側に配置された糸条綾振りユニットU8を、タ
ッチローラーTに、より接近したグループの糸条綾振り
ユニットUに比べて、フリーレングスLfの長い、タッ
チローラーTから離れたグループの糸条綾振りユニット
Uとすることにより、タレット盤22に一番遠い糸条綾
振りユニットU8、即ち、ボビンホルダー23の最も先
端部側に配置された糸条綾振りユニットU8により形成
されるパッケージPの巻径Dを大きくして、タッチロー
ラーTへの接触をより確実なものとするように構成され
ている。
【0036】また、逆に、タレット盤22に一番近い糸
条綾振りユニットU1、即ち、ボビンホルダー23の最
も根元部に配置された糸条綾振りユニットU1を、タッ
チローラーTに、より接近したグループの糸条綾振りユ
ニットUに比べて、フリーレングスLfの長い、タッチ
ローラーTから離れたグループの糸条綾振りユニットU
とすると、タレット盤22に一番近い糸条綾振りユニッ
トU1により形成されたパッケージPの巻径Dが大きく
なり、従って、タレット盤22に接近したボビンホルダ
ー23を下方に押す力が発生し、ボビンホルダー23の
先端が、よりタッチローラーTから離れることになる。
このようなトラブルを解決するために、タレット盤22
に一番近い糸条綾振りユニットU1、即ち、ボビンホル
ダー23の最も根元部に配置された糸条綾振りユニット
U1を、フリーレングスLfの短い、タッチローラーT
に、より接近したグループの糸条綾振りユニットUと
し、タレット盤22に一番近い糸条綾振りユニットU1
により形成されるパッケージPの巻径Dを小さくして、
ボビンホルダー23を下方に押す力の発生を抑制するよ
うに構成されている。
【0037】次に、図6を用いて、昇降枠Fに配設され
る糸条綾振りユニットUの別の実施例について説明す
る。
【0038】上述したように、タッチローラーTに、よ
り接近したグループの糸条綾振りユニットU1、U3、
U5、U7の回転軸15の長さと、タッチローラーTか
ら離れたグループの糸条綾振りユニットU2、U4、U
6、U8の回転軸15の長さとを変えた場合には、回転
軸15の長さの異なる2 種類の糸条綾振りユニットUを
製造しなければならないので、糸条綾振りユニットUの
コスト、ひいては、糸条綾振り装置のコストが上昇する
ことになる。本実施例においては、上記の課題を解決す
るために、全ての糸条綾振りユニットUについて、回転
軸15の長さを同一とすることを含め、同一構造とした
ものである。
【0039】全ての糸条綾振りユニットUの構造を同一
に形成し、タッチローラーTから離れたグループの糸条
綾振りユニットU2、U4、U6、U8には、糸条綾振
りユニットUの平歯車12、16、18、20等の伝達
機構が収容されている駆動ボックスu1と昇降枠Fのフ
レームf1との間に、高さ調整用のスぺーサーSを挿入
し、該スぺーサーSにより、タッチローラーTに、より
接近したグループの糸条綾振りユニットU1、U3、U
5、U7に比べて、タッチローラーTから離れるように
構成したものである。
【0040】また、全ての糸条綾振りユニットUの構造
を同一に形成し、且つ、タッチローラーTから離れたグ
ループの糸条綾振りユニットU2、U4、U6、U8の
駆動ボックスu1と昇降枠Fのフレームf1との間にス
ぺーサーSを挿入すると、隣接する糸条綾振りユニット
U間で、プーリー17の高さが異なることになる。この
ように、プーリー17の高さが異なる場合に、プーリー
17の駆動ベルト28が接触する幅17aを、駆動ベル
ト28の幅28aと略同じにすると、全てのプーリー1
7に駆動ベルト28が掛けられなくなる。そこで、本実
施例においては、糸条綾振りユニットUのプーリー17
の駆動ベルト28が接触する幅17aを、駆動ベルト2
8の幅28aより、隣接する糸条綾振りユニットUの上
部回転羽根1の回転平面同士の段差以上に幅広く形成
し、スぺーサーSを挿入した糸条綾振りユニットUと、
スぺーサーSを挿入しない糸条綾振りユニットUとの何
方にも駆動ベルト28が掛けられるように構成されてい
る。
【0041】上述した無端ベルト28を、歯が形成され
たタイミングベルトとするとともに、該タイミングベル
トにより回転駆動される、回転軸15の上端部に取着さ
れたプーリー17を歯付きプーリーとすることにより、
タイミングベルトにより構成された無端ベルト28と歯
付きプーリーに構成されたプーリー17との間のスリッ
プを防止することができ、従って、確実な糸条の受け渡
しを行うことができるとともに、綾振りの安定した糸条
綾振り装置を提供することができる。また、無端ベルト
28を、その両面に歯が形成されたタイミングベルトと
するとともに、回転軸15の上端部に取着されたプーリ
ー17を含め、他のプーリー27、29、30を歯付き
プーリーとすることにより、より確実な糸条の受け渡し
を行うことができるとともに、綾振りの安定した糸条綾
振り装置を実現することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏することができ
る。
【0043】糸条綾振り装置を、各糸条綾振りユニット
の上部回転羽根と下部回転羽根の回転平面が、全て、タ
ッチローラーの回転軸線に対して平行になるように配置
するとともに、全ての糸条綾振りユニットの上部回転羽
根の回転平面及び下部回転羽根の回転平面が4つの平面
に配置されているようにしたので、隣接する糸条綾振り
ユニット間で、駆動タイミング等を考慮することなく、
各糸条綾振りユニット毎に、独立して作動することがで
きる。また、ボビンホルダーの最も先端部側に配置され
た糸条綾振りユニットを、ボビンホルダーの最も根元部
側に配置された糸条綾振りユニットよりもタッチローラ
ーから離すように配置したので、ボビンホルダーの最も
先端部側に配置された糸条綾振りユニットにより形成さ
れるパッケージが、タッチローラーとの接触を絶たれる
というトラブルの発生が防止できる。
【0044】隣接する糸条綾振りユニット間において、
一方の糸条綾振りユニットの上部回転羽根の回転平面と
下部回転羽根の回転平面との間に、他方の糸条綾振りユ
ニットの上部回転羽根の回転平面又は下部回転羽根の回
転平面が位置するようにしたので、隣り合う糸条綾振り
ユニット間のフリーレングスの差を小さくすることがで
きる。
【0045】上部回転羽根と下部回転羽根との間隔を略
回転羽根の厚みとしたので、隣り合う糸条綾振りユニッ
ト間のフリーレングスの差を、実質上問題のない程度に
まで小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の紡糸巻取り機の糸条綾振り装置
を構成する糸条綾振りユニットの平面図である。
【図2】図2は図1のI−I線に沿った本発明の紡糸巻
取り機の糸条綾振り装置を構成する糸条綾振りユニット
の一部切り欠きを含む垂直断面図である。
【図3】図3は本発明の紡糸巻取り機の糸条綾振り装置
の概略正面図である。
【図4】図4は本発明の紡糸巻取り機の糸条綾振り装置
の概略平面図である。
【図5】図5は本発明の紡糸巻取り機の糸条綾振り装置
を構成する糸条綾振りユニットの概略正面図である。
【図6】図6は本発明の紡糸巻取り機の糸条綾振り装置
の別の実施例の要部正面図である。
【符号の説明】
P・・・・・・・パッケージ T・・・・・・・タッチローラー U・・・・・・・糸条綾振りユニット 1・・・・・・・上部回転羽根 7・・・・・・・下部回転羽根 22・・・・・・タレット盤 23・・・・・・ボビンホルダー 17・・・・・・プーリー 28・・・・・・無端ベルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月15日(1999.10.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、タッチローラーと、互い
に逆方向に回転する上部回転羽根と下部回転羽根との間
で糸条の受け渡しを行い糸条を綾振りするようにした糸
条綾振りユニットを複数並設した糸条綾振り装置と、前
記タッチローラーに接触して回転するボビンを複数装着
したボビンホルダーとを備え、該ボビンホルダーが片持
ち式に支持されている紡糸巻取り機において、前記糸条
綾振り装置を、各糸条綾振りユニットの上部回転羽根と
下部回転羽根の回転平面が、全て、タッチローラーの回
転軸線に対して平行になるように配置するとともに、
接する糸条綾振りユニットの上部回転羽根の回転平面及
び下部回転羽根の回転平面が4つの平面に配置されてい
る構成とし、且つ、前記ボビンホルダーの最も先端部側
に配置された糸条綾振りユニットを、前記ボビンホルダ
ーの最も根元部側に配置された糸条綾振りユニットより
もタッチローラーから離すように配置したものであり、
第2には、隣接する糸条綾振りユニット間において、一
方の糸条綾振りユニットの上部回転羽根の回転平面と下
部回転羽根の回転平面との間に、他方の糸条綾振りユニ
ットの上部回転羽根の回転平面又は下部回転羽根の回転
平面が位置するようにしたものであり、第3には、上部
回転羽根と下部回転羽根との間隔を略回転羽根の厚みと
したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】 糸条綾振り装置を、各糸条綾振り
ユニットの上部回転羽根と下部回転羽根の回転平面が、
全て、タッチローラーの回転軸線に対して平行になるよ
うに配置するとともに、隣接する糸条綾振りユニットの
上部回転羽根の回転平面及び下部回転羽根の回転平面が
4つの平面に配置されているようにしたので、隣接する
糸条綾振りユニット間で、駆動タイミング等を考慮する
ことなく、各糸条綾振りユニット毎に、独立して作動す
ることができる。また、ボビンホルダーの最も先端部側
に配置された糸条綾振りユニットを、ボビンホルダーの
最も根元部側に配置された糸条綾振りユニットよりもタ
ッチローラーから離すように配置したので、ボビンホル
ダーの最も先端部側に配置された糸条綾振りユニットに
より形成されるパッケージが、タッチローラーとの接触
を絶たれるというトラブルの発生が防止できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タッチローラーと、互いに逆方向に回転す
    る上部回転羽根と下部回転羽根との間で糸条の受け渡し
    を行い糸条を綾振りするようにした糸条綾振りユニット
    を複数並設した糸条綾振り装置と、前記タッチローラー
    に接触して回転するボビンを複数装着したボビンホルダ
    ーとを備え、該ボビンホルダーが片持ち式に支持されて
    いる紡糸巻取り機において、前記糸条綾振り装置を、各
    糸条綾振りユニットの上部回転羽根と下部回転羽根の回
    転平面が、全て、タッチローラーの回転軸線に対して平
    行になるように配置するとともに、全ての糸条綾振りユ
    ニットの上部回転羽根の回転平面及び下部回転羽根の回
    転平面が4つの平面に配置されている構成とし、且つ、
    前記ボビンホルダーの最も先端部側に配置された糸条綾
    振りユニットを、前記ボビンホルダーの最も根元部側に
    配置された糸条綾振りユニットよりもタッチローラーか
    ら離すように配置したことを特徴とする紡糸巻取り機。
  2. 【請求項2】隣接する糸条綾振りユニット間において、
    一方の糸条綾振りユニットの上部回転羽根の回転平面と
    下部回転羽根の回転平面との間に、他方の糸条綾振りユ
    ニットの上部回転羽根の回転平面又は下部回転羽根の回
    転平面が位置することを特徴とする請求項1に記載の紡
    糸巻取り機。
  3. 【請求項3】上部回転羽根と下部回転羽根との間隔が略
    回転羽根の厚みとされていることを特徴とする請求項2
    に記載の紡糸巻取り機。
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