JP2000007178A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導通部材の部品コスト及び組立コストの削減
と導通の信頼性向上を図ることができる画像形成装置を
提供すること。 【構成】 転写材の搬送路に転写材上の静電気除去のた
めの導電ブラシ（導電部材）６０７’を有する画像形成
装置において、転写材と接触し導電性を有する除電針
（接触部材）６０７’ｂと、定着フレーム（接地部材）
６０６’に所定圧で付勢して前記除電針６０７’ｂから
の静電気を定着フレーム６０６’に導通する導通バネ
（保持部材）６０７’ａとで前記導電ブラシ６０７’を
構成し、除電針６０７’ｂを導通バネ６０７’ａにアル
ミテープ（結合部材）６０７’ｃで直接固定する。本発
明によれば、除電針６０７’ｂを導電バネ６０７’ａに
アルミテープ６０７’ｃで直接固定して導電ブラシ６０
７’を構成したため、部品コスト及び組立コストの削減
が図られるとともに、導電ブラシ６０７’の導通の信頼
性が高められる。
と導通の信頼性向上を図ることができる画像形成装置を
提供すること。 【構成】 転写材の搬送路に転写材上の静電気除去のた
めの導電ブラシ（導電部材）６０７’を有する画像形成
装置において、転写材と接触し導電性を有する除電針
（接触部材）６０７’ｂと、定着フレーム（接地部材）
６０６’に所定圧で付勢して前記除電針６０７’ｂから
の静電気を定着フレーム６０６’に導通する導通バネ
（保持部材）６０７’ａとで前記導電ブラシ６０７’を
構成し、除電針６０７’ｂを導通バネ６０７’ａにアル
ミテープ（結合部材）６０７’ｃで直接固定する。本発
明によれば、除電針６０７’ｂを導電バネ６０７’ａに
アルミテープ６０７’ｃで直接固定して導電ブラシ６０
７’を構成したため、部品コスト及び組立コストの削減
が図られるとともに、導電ブラシ６０７’の導通の信頼
性が高められる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を利用した複写機、プリンタ等の画像形成装置に関す
る。
を利用した複写機、プリンタ等の画像形成装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを利用したプリ
ンタは図１１に示すように構成されている。
ンタは図１１に示すように構成されている。
【０００３】即ち、図１１は従来のプリンタの断面図で
あり、図示のようにプリンタ本体１の下部には給紙カセ
ット２が装着されており、該給紙カセット２のシート積
載板２０１には複数枚のシート材Ｐが積載されている。
あり、図示のようにプリンタ本体１の下部には給紙カセ
ット２が装着されており、該給紙カセット２のシート積
載板２０１には複数枚のシート材Ｐが積載されている。
【０００４】而して、上記シート材Ｐは、ピックアップ
ロール２０２が不図示のメインモータからの駆動で矢印
Ａ方向に回転することによって給紙ロール２０３ａとリ
タードロール２０３ｂから成る給紙ロール対２０３に搬
送され、１枚ずつ分離された後に第１の搬送ロール３０
１ａとコロ３０１ｂから成る第１の搬送ロール対３０１
へと給送され。そして、第１の搬送ロール対３０１に搬
送されたシート材Ｐは、第２の搬送ローラ３０２ａとコ
ロ３０２ｂから成る第２の搬送ロール対３０２へと搬送
され、更に転写感光体４０１と転写ロール４０２から成
る転写部へと搬送される。
ロール２０２が不図示のメインモータからの駆動で矢印
Ａ方向に回転することによって給紙ロール２０３ａとリ
タードロール２０３ｂから成る給紙ロール対２０３に搬
送され、１枚ずつ分離された後に第１の搬送ロール３０
１ａとコロ３０１ｂから成る第１の搬送ロール対３０１
へと給送され。そして、第１の搬送ロール対３０１に搬
送されたシート材Ｐは、第２の搬送ローラ３０２ａとコ
ロ３０２ｂから成る第２の搬送ロール対３０２へと搬送
され、更に転写感光体４０１と転写ロール４０２から成
る転写部へと搬送される。
【０００５】ところで、不図示のコントローラによって
処理された画像信号はスキャナ５によって前記転写感光
体４０１に静電潜像として書き込みまれ、静電潜像はト
ナーを用いて現像されてトナー像として顕像化され、こ
のトナー像は前記転写部においてシート材Ｐに未定着画
像として転写される。
処理された画像信号はスキャナ５によって前記転写感光
体４０１に静電潜像として書き込みまれ、静電潜像はト
ナーを用いて現像されてトナー像として顕像化され、こ
のトナー像は前記転写部においてシート材Ｐに未定着画
像として転写される。
【０００６】而して、未定着画像を転写されたシート材
Ｐは、転送ガイド４０３を経て定着装置６の入口ガイド
６１０へと搬送される。定着装置６のヒータユニット６
０１は、図１２に詳細に示すように、セラミックヒータ
６０１ａ、定着フィルム６０１ｂ、フィルムガイド６０
１ｃ及びステー材６０１ｄを有しており、セラミックヒ
ータ６０１ａは交流電流が供給されることによって発熱
し、定着フィルム６０１ｂを加圧ロール６０２によって
所定圧力で加圧することによって前記シート材Ｐの未定
着画像が定着される。尚、定着フィルム６０１ｂはポリ
イミド層にフッ素コーティングを施して構成され、加圧
ロール６０２の弾性ゴム部６０２ａはシリコンゴムにＰ
ＦＡシートでチュービングされており、このように構成
することによって未定着画像を定着する際のトナーの付
着が抑制される。
Ｐは、転送ガイド４０３を経て定着装置６の入口ガイド
６１０へと搬送される。定着装置６のヒータユニット６
０１は、図１２に詳細に示すように、セラミックヒータ
６０１ａ、定着フィルム６０１ｂ、フィルムガイド６０
１ｃ及びステー材６０１ｄを有しており、セラミックヒ
ータ６０１ａは交流電流が供給されることによって発熱
し、定着フィルム６０１ｂを加圧ロール６０２によって
所定圧力で加圧することによって前記シート材Ｐの未定
着画像が定着される。尚、定着フィルム６０１ｂはポリ
イミド層にフッ素コーティングを施して構成され、加圧
ロール６０２の弾性ゴム部６０２ａはシリコンゴムにＰ
ＦＡシートでチュービングされており、このように構成
することによって未定着画像を定着する際のトナーの付
着が抑制される。
【０００７】又、加圧ロール６０２はプリンタ本体１内
に設けられた不図示のメインモータからの駆動力の伝達
を受けて図示矢印ａ方向に回転し、シート材Ｐを下ガイ
ド６０４を経て第１の排紙ロール６０３ａと排紙コロ６
０３ｂから成る第１の排紙ロール対６０３へと搬送す
る。尚、シート材Ｐを加圧ロール６０２で搬送している
ときは、フィルムガイド６０１ｃでガイドされている定
着フィルム６０１ｂは従動回転している状態にある。
に設けられた不図示のメインモータからの駆動力の伝達
を受けて図示矢印ａ方向に回転し、シート材Ｐを下ガイ
ド６０４を経て第１の排紙ロール６０３ａと排紙コロ６
０３ｂから成る第１の排紙ロール対６０３へと搬送す
る。尚、シート材Ｐを加圧ロール６０２で搬送している
ときは、フィルムガイド６０１ｃでガイドされている定
着フィルム６０１ｂは従動回転している状態にある。
【０００８】ところで、下ガイド６０４には、チャージ
アップによるオフセットを防ぐ目的で接地された導電ブ
ラシ６０７が取り付けられている。ここで、チャージア
ップによるオフセットとは、シート材Ｐの後端が定着ニ
ップ部より抜ける際に該シート材Ｐと定着フィルム６０
１ｂ間で剥離放電が発生し、定着フィルム６０１ｂに転
写部でトナーに帯電させた電荷とは逆極性の電荷が局所
的に誘起され、この部分が他の部分に比べてトナーの電
位とは逆極性の電位を保持したまま次に搬送されるシー
ト材Ｐの未定着画像を定着する際にこの部分の画像が定
着フィルム６０１ｂに剥ぎ取られてしまう現象を言う
（以下、剥離オフセットと称する）。
アップによるオフセットを防ぐ目的で接地された導電ブ
ラシ６０７が取り付けられている。ここで、チャージア
ップによるオフセットとは、シート材Ｐの後端が定着ニ
ップ部より抜ける際に該シート材Ｐと定着フィルム６０
１ｂ間で剥離放電が発生し、定着フィルム６０１ｂに転
写部でトナーに帯電させた電荷とは逆極性の電荷が局所
的に誘起され、この部分が他の部分に比べてトナーの電
位とは逆極性の電位を保持したまま次に搬送されるシー
ト材Ｐの未定着画像を定着する際にこの部分の画像が定
着フィルム６０１ｂに剥ぎ取られてしまう現象を言う
（以下、剥離オフセットと称する）。
【０００９】而して、定着されたシート材Ｐは、第２の
排紙ロール７０１ａとコロ７０１ｂから成る第２の排紙
ロール対７０１へと搬送され、フェースダウントレイ７
０２に排紙積載される。
排紙ロール７０１ａとコロ７０１ｂから成る第２の排紙
ロール対７０１へと搬送され、フェースダウントレイ７
０２に排紙積載される。
【００１０】ところで、シート材Ｐがフェースダウント
レイ７０２に排紙される際には、該シート材Ｐの後端が
搬送路等で帯電した静電気によって第２の排紙ロール対
７０１に残ってしまい、シート材Ｐは次に搬送されてき
たシート材Ｐによって押し出されるためにフェースダウ
ントレイ７０２上でのシート材Ｐの整列性が乱れる等の
問題が発生していた。
レイ７０２に排紙される際には、該シート材Ｐの後端が
搬送路等で帯電した静電気によって第２の排紙ロール対
７０１に残ってしまい、シート材Ｐは次に搬送されてき
たシート材Ｐによって押し出されるためにフェースダウ
ントレイ７０２上でのシート材Ｐの整列性が乱れる等の
問題が発生していた。
【００１１】上記問題を解決するために、図１５及び図
１６（図１６は図１５のｈ−ｈ線断面図）に示すよう
に、除電ブラシ７０３はシート材Ｐの静電気を接地され
た板金フレーム７０４に導通バネ７０５を介して落とし
てシート材Ｐを排紙している。ここで、除電ブラシ７０
３は上ガイド７０６の係止部７０６ａ〜７０６ｆによっ
て固定され、導通バネ７０５と板金フレーム７０４とは
導通バネ７０５の弾性によって接触している。
１６（図１６は図１５のｈ−ｈ線断面図）に示すよう
に、除電ブラシ７０３はシート材Ｐの静電気を接地され
た板金フレーム７０４に導通バネ７０５を介して落とし
てシート材Ｐを排紙している。ここで、除電ブラシ７０
３は上ガイド７０６の係止部７０６ａ〜７０６ｆによっ
て固定され、導通バネ７０５と板金フレーム７０４とは
導通バネ７０５の弾性によって接触している。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下ガイド６
０４に取り付けられた前記導電ブラシ６０７の断面は図
１３に示されるが、コ字型のアルミ板６０７ａに除電針
６０７ｄがシリコン系熱硬化性樹脂テープ６０７ｂとア
ルミテープ６０７ｃを介して固定されている。
０４に取り付けられた前記導電ブラシ６０７の断面は図
１３に示されるが、コ字型のアルミ板６０７ａに除電針
６０７ｄがシリコン系熱硬化性樹脂テープ６０７ｂとア
ルミテープ６０７ｃを介して固定されている。
【００１３】そして、導電ブラシ６０７は、図１２及び
図１４（図１４は図１２のｅ−ｅ線断面図）に示すよう
に、下ガイド６０４に導通バネ６０９を介してプッシュ
ナット６１１で３個所固定されており、該導電ブラシ６
０７を取り付けた下ガイド６０４と加圧ロール６０２と
が干渉しないように両者の間に所定の距離が確保されて
いるために定着装置６が大きくなってしまう。
図１４（図１４は図１２のｅ−ｅ線断面図）に示すよう
に、下ガイド６０４に導通バネ６０９を介してプッシュ
ナット６１１で３個所固定されており、該導電ブラシ６
０７を取り付けた下ガイド６０４と加圧ロール６０２と
が干渉しないように両者の間に所定の距離が確保されて
いるために定着装置６が大きくなってしまう。
【００１４】又、前記従来の構成では、導電ブラシ６０
７と導電バネ６０９の部品コスト及び組立コストがアッ
プしてしまう。
７と導電バネ６０９の部品コスト及び組立コストがアッ
プしてしまう。
【００１５】更に、導電ブラシ６０７のプッシュナット
６１１による下ガイド６０４への結合が不十分で、該導
電ブラシ６０７と導電バネ６０９との接触が不安定にな
り、導通が不完全な場合が生じるという問題点もあっ
た。
６１１による下ガイド６０４への結合が不十分で、該導
電ブラシ６０７と導電バネ６０９との接触が不安定にな
り、導通が不完全な場合が生じるという問題点もあっ
た。
【００１６】又、排紙部の除電ブラシ７０３も、図１５
及び図１６に示すように、接地されたフレーム７０４に
対して導通バネ７０５を接続させているため、同様に部
品コスト、組立コストがアップし、除電ブラシ７０３と
導通バネ７０５との接触が不安定になって導通が不完全
な場合が生じるという問題があった。
及び図１６に示すように、接地されたフレーム７０４に
対して導通バネ７０５を接続させているため、同様に部
品コスト、組立コストがアップし、除電ブラシ７０３と
導通バネ７０５との接触が不安定になって導通が不完全
な場合が生じるという問題があった。
【００１７】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、導通部材の部品コスト及び組
立コストの削減と導通の信頼性向上を図ることができる
画像形成装置を提供することにある。
で、その目的とする処は、導通部材の部品コスト及び組
立コストの削減と導通の信頼性向上を図ることができる
画像形成装置を提供することにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、転写材の搬送路に転写材上
の静電気除去のための導電部材を有する画像形成装置に
おいて、転写材と接触し導電性を有する接触部材と、接
地部材に所定圧で付勢して前記接触部材からの静電気を
接地部材に導通する保持部材とで前記導電部材を構成
し、前記接触部材を前記保持部材に結合部材で直接固定
したことを特徴とする。
め、請求項１記載の発明は、転写材の搬送路に転写材上
の静電気除去のための導電部材を有する画像形成装置に
おいて、転写材と接触し導電性を有する接触部材と、接
地部材に所定圧で付勢して前記接触部材からの静電気を
接地部材に導通する保持部材とで前記導電部材を構成
し、前記接触部材を前記保持部材に結合部材で直接固定
したことを特徴とする。
【００１９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記接触部材を導電性繊維で構成したこと
を特徴とする請求項１記載の画像形成装置。
明において、前記接触部材を導電性繊維で構成したこと
を特徴とする請求項１記載の画像形成装置。
【００２０】請求項３記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記接触部材をフィルム状の導電シートで
構成したことを特徴とする。
明において、前記接触部材をフィルム状の導電シートで
構成したことを特徴とする。
【００２１】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記保持部材を導電性の高い板バネで構成
したことを特徴とする。
明において、前記保持部材を導電性の高い板バネで構成
したことを特徴とする。
【００２２】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記結合部材を導電性テープで構成したこ
とを特徴とする。
明において、前記結合部材を導電性テープで構成したこ
とを特徴とする。
【００２３】請求項６記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記結合部材を導電性接着剤で構成したこ
とを特徴とする。
明において、前記結合部材を導電性接着剤で構成したこ
とを特徴とする。
【００２４】請求項７記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記導通部材を転写材の搬送案内部材にビ
ス、プッシュナット等の結合手段を用いることなくスナ
ップフィット等で係止手段によって取り付けたことを特
徴とする。
明において、前記導通部材を転写材の搬送案内部材にビ
ス、プッシュナット等の結合手段を用いることなくスナ
ップフィット等で係止手段によって取り付けたことを特
徴とする。
【００２５】請求項８記載の発明は、請求項７記載の発
明において、前記接触部材を前記搬送案内部材の取付面
と保持部材とで挟持するように前記導電部材を前記搬送
案内部材に取り付けたことを特徴とする。
明において、前記接触部材を前記搬送案内部材の取付面
と保持部材とで挟持するように前記導電部材を前記搬送
案内部材に取り付けたことを特徴とする。
【００２６】従って、本発明によれば、接触部材を保持
部材に結合部材で直接固定して導電部材を構成したた
め、部品コスト及び組立コストの削減が図られるととも
に、導通の信頼性が高められる。
部材に結合部材で直接固定して導電部材を構成したた
め、部品コスト及び組立コストの削減が図られるととも
に、導通の信頼性が高められる。
【００２７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００２８】＜実施の形態１＞図１は本発明の実施の形
態１に係る画像形成装置の定着装置の断面図、図２は同
定着装置に設けられた導電ブラシの側面図、図３は図１
のｊ−ｊ線断面図、図４は図３のｂ−ｂ線断面図であ
り、これらの図においては図１１〜図１６において示し
たと同一要素には同一符号を付しており、以下、それら
についての説明は省略する。
態１に係る画像形成装置の定着装置の断面図、図２は同
定着装置に設けられた導電ブラシの側面図、図３は図１
のｊ−ｊ線断面図、図４は図３のｂ−ｂ線断面図であ
り、これらの図においては図１１〜図１６において示し
たと同一要素には同一符号を付しており、以下、それら
についての説明は省略する。
【００２９】本実施の形態においては、図２に示すよう
に、導通ブラシ６０７’は導通針６０７’ｂをリン青銅
から成る導通バネ６０７’ａにアルミテープ６０７’ｃ
で固定することによって構成されている。
に、導通ブラシ６０７’は導通針６０７’ｂをリン青銅
から成る導通バネ６０７’ａにアルミテープ６０７’ｃ
で固定することによって構成されている。
【００３０】そして、導通ブラシ６０７’は、図３及び
図４に示すように、下ガイド６０４’に係止部６０４’
ａ〜６０４’ｈでビス、プッシュナットを用いることな
く係合固定されている。この際、導通ブラシ６０７’の
導通針６０７’ｂ及びアルミテープ６０７’ｃが剥れ落
ちることがないよう導電ブラシ６０７’は下ガイド６０
４’と導通バネ６０７’ａとで挟持されて取り付けられ
ている。
図４に示すように、下ガイド６０４’に係止部６０４’
ａ〜６０４’ｈでビス、プッシュナットを用いることな
く係合固定されている。この際、導通ブラシ６０７’の
導通針６０７’ｂ及びアルミテープ６０７’ｃが剥れ落
ちることがないよう導電ブラシ６０７’は下ガイド６０
４’と導通バネ６０７’ａとで挟持されて取り付けられ
ている。
【００３１】又、本実施の形態では、導通ブラシ６０
７’の接地部６０７’ｄ，６０７’ｅは、接地された定
着フレーム６０６’に板バネの弾性を利用して接触して
おり、導通針６０７’ｂからのシート材の静電気を定着
フレーム６０６’へ導通させている。
７’の接地部６０７’ｄ，６０７’ｅは、接地された定
着フレーム６０６’に板バネの弾性を利用して接触して
おり、導通針６０７’ｂからのシート材の静電気を定着
フレーム６０６’へ導通させている。
【００３２】而して、本実施の形態によれば、除電針６
０７’を導通バネ６０７’ａにアルミテープ６０７’ｃ
で直接固定して導電ブラシ６０７’を構成したため、部
品コスト及び組立コストの削減が図られるとともに、除
電針６０７’の導通の信頼性が高められる。
０７’を導通バネ６０７’ａにアルミテープ６０７’ｃ
で直接固定して導電ブラシ６０７’を構成したため、部
品コスト及び組立コストの削減が図られるとともに、除
電針６０７’の導通の信頼性が高められる。
【００３３】又、導通ブラシ６０７’を下ガイド６０
４’にビスやプッシュナット等を用いることなく係合固
定したため、省スペース化を図ることができる。
４’にビスやプッシュナット等を用いることなく係合固
定したため、省スペース化を図ることができる。
【００３４】更に、導電ブラシ６０７’は下ガイド６０
４’と導通バネ６０７’ａとで挟持されて下ガイド６０
４’に取り付けられているため、該導通ブラシ６０７’
の導通針６０７’ｂとアルミテープ６０７’ｃが剥れ落
ちることがない。
４’と導通バネ６０７’ａとで挟持されて下ガイド６０
４’に取り付けられているため、該導通ブラシ６０７’
の導通針６０７’ｂとアルミテープ６０７’ｃが剥れ落
ちることがない。
【００３５】＜実施の形態２＞次に、本発明の実施の形
態２を図５〜図７に基づいて説明する。
態２を図５〜図７に基づいて説明する。
【００３６】図５は本発明の実施の形態２に係る画像形
成装置に設けられた導電ブラシの側面図、図６は同導電
ブラシを下ガイドに取り付けた状態の側面図、図７は図
６のｃ−ｃ線断面図である。
成装置に設けられた導電ブラシの側面図、図６は同導電
ブラシを下ガイドに取り付けた状態の側面図、図７は図
６のｃ−ｃ線断面図である。
【００３７】本実施の形態においては、図５に示すよう
に、導通ブラシ６０７”は導通シート６０７”ｃをリン
青銅から成る導通バネ６０７”ａに導通接着剤（不図
示）で接着して固定することによって構成されている。
に、導通ブラシ６０７”は導通シート６０７”ｃをリン
青銅から成る導通バネ６０７”ａに導通接着剤（不図
示）で接着して固定することによって構成されている。
【００３８】そして、導通ブラシ６０７”は、図６に示
すように、下ガイド６０４”に係止部６０４”ａ〜６０
４”ｈでビス、プッシュナットを用いることなく係合固
定されている。この際、導通ブラシ６０７”の導通シー
ト６０７”ｃは剥れ落ちることがないよう下ガイド６０
４”と導通バネ６０７”ａとで挟持されて取り付けられ
ている。
すように、下ガイド６０４”に係止部６０４”ａ〜６０
４”ｈでビス、プッシュナットを用いることなく係合固
定されている。この際、導通ブラシ６０７”の導通シー
ト６０７”ｃは剥れ落ちることがないよう下ガイド６０
４”と導通バネ６０７”ａとで挟持されて取り付けられ
ている。
【００３９】又、本実施の形態では、導通ブラシ６０
７”の接地部６０７”ｄ，６０７”ｅは、接地された定
着フレーム６０６”に板バネの弾性を利用して接触して
おり、導通シート６０７”ｃからのシート材の静電気を
定着フレーム６０６”へ導通させている。
７”の接地部６０７”ｄ，６０７”ｅは、接地された定
着フレーム６０６”に板バネの弾性を利用して接触して
おり、導通シート６０７”ｃからのシート材の静電気を
定着フレーム６０６”へ導通させている。
【００４０】而して、本実施の形態においても前記実施
の形態１と同様の効果が得られる。
の形態１と同様の効果が得られる。
【００４１】＜実施の形態３＞次に、本発明の実施の形
態３を図８〜図１０に基づいて説明する。
態３を図８〜図１０に基づいて説明する。
【００４２】図８は本発明の実施の形態３に係る画像形
成装置に設けられた除電ブラシの側面図、図６は同除電
ブラシを排紙ユニットに取り付けた状態の側面図、図１
０は図９のｄ−ｄ線断面図である。
成装置に設けられた除電ブラシの側面図、図６は同除電
ブラシを排紙ユニットに取り付けた状態の側面図、図１
０は図９のｄ−ｄ線断面図である。
【００４３】本実施の形態においては、図８に示すよう
に、除電ブラシ７０３’はＳＵＳから成る導通バネ材７
０３’ａに除電針７０３’ｂをアルミテープ７０３’ｃ
で貼り付けることによって構成されている。
に、除電ブラシ７０３’はＳＵＳから成る導通バネ材７
０３’ａに除電針７０３’ｂをアルミテープ７０３’ｃ
で貼り付けることによって構成されている。
【００４４】そして、図９に示すように、除電ブラシ７
０３’は排紙部の上ガイド７０６’の係止部７０６’ａ
〜７０６’ｆにスナップフィットで取り付けられてお
り、その端部は図１０に示すように接地された板金７０
４’に導通バネ材７０３’ａの弾性を利用して接触して
おり、この構成によってシート材の静電気を落としてい
る。
０３’は排紙部の上ガイド７０６’の係止部７０６’ａ
〜７０６’ｆにスナップフィットで取り付けられてお
り、その端部は図１０に示すように接地された板金７０
４’に導通バネ材７０３’ａの弾性を利用して接触して
おり、この構成によってシート材の静電気を落としてい
る。
【００４５】尚、除電ブラシ７０３’は実施の形態２と
同様にＳＵＳから成る導通バネ７０３’ａに除電フィル
ムを除電接着剤で接着することによっても構成される。
同様にＳＵＳから成る導通バネ７０３’ａに除電フィル
ムを除電接着剤で接着することによっても構成される。
【００４６】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、転写材の搬送路に転写材上の静電気除去のため
の導電部材を有する画像形成装置において、転写材と接
触し導電性を有する接触部材と、接地部材に所定圧で付
勢して前記接触部材からの静電気を接地部材に導通する
保持部材とで前記導電部材を構成し、前記接触部材を前
記保持部材に結合部材で直接固定したため、導通部材の
部品コスト及び組立コストの削減と導通の信頼性向上を
図ることができるという効果が得られる。
よれば、転写材の搬送路に転写材上の静電気除去のため
の導電部材を有する画像形成装置において、転写材と接
触し導電性を有する接触部材と、接地部材に所定圧で付
勢して前記接触部材からの静電気を接地部材に導通する
保持部材とで前記導電部材を構成し、前記接触部材を前
記保持部材に結合部材で直接固定したため、導通部材の
部品コスト及び組立コストの削減と導通の信頼性向上を
図ることができるという効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態１に係る画像形成装置の定
着装置の断面図である。
着装置の断面図である。
【図２】本発明の実施の形態１に係る画像形成装置の定
着装置に設けられた導電ブラシの側面図である。
着装置に設けられた導電ブラシの側面図である。
【図３】図１のｊ−ｊ線断面図である。
【図４】図３のｂ−ｂ線断面図である。
【図５】本発明の実施の形態２に係る画像形成装置に設
けられた導電ブラシの側面図である。
けられた導電ブラシの側面図である。
【図６】本発明の実施の形態２に係る画像形成装置に設
けられた導電ブラシを下ガイドに取り付けた状態の側面
図である。
けられた導電ブラシを下ガイドに取り付けた状態の側面
図である。
【図７】図６のｃ−ｃ線断面図である。
【図８】本発明の実施の形態３に係る画像形成装置に設
けられた除電ブラシの側面図である。
けられた除電ブラシの側面図である。
【図９】本発明の実施の形態３に係る画像形成装置に設
けられた除電ブラシを排紙ユニットに取り付けた状態の
側面図である。
けられた除電ブラシを排紙ユニットに取り付けた状態の
側面図である。
【図１０】図９のｄ−ｄ線断面図である。
【図１１】従来の画像形成装置（プリンタ）の断面図で
ある。
ある。
【図１２】従来の画像形成装置の定着装置の断面図であ
る。
る。
【図１３】従来の除電ブラシの断面図である。
【図１４】図１２のｅ−ｅ線断面図である。
【図１５】従来の除電ブラシを取り付けた排紙ユニット
の側面図である。
の側面図である。
【図１６】図１５のｈ−ｈ線断面図である。
６０４’，６０４” 下ガイド（搬送案内部材） ６０４’ａ〜６０４’ｈ 係止部（係止手段） ６０４”ａ〜６０４”ｈ 係止部（係止手段） ６０６’，６０６” 定着フレーム（接地部材） ６０７’，６０７” 導電ブラシ（導電部材） ６０７’ａ，６０７”ａ 導電バネ（保持部材） ６０７’ｂ 除電針（接触部材） ６０７’ｃ アルミテープ（結合部材） ６０７”ｃ 導電シート（接触部材） ７０３’ 除電ブラシ（導電部材） ７０３’ａ 導電バネ（保持部材） ７０３’ｃ アルミテープ（結合部材） ７０４’ 板金（接地部材） ７０６’ 上ガイド（搬送案内部材） ７０６’ａ〜７０６’ｆ 係止部（係止手段）
Claims (8)
- 【請求項１】 転写材の搬送路に転写材上の静電気除去
のための導電部材を有する画像形成装置において、 転写材と接触し導電性を有する接触部材と、接地部材に
所定圧で付勢して前記接触部材からの静電気を接地部材
に導通する保持部材とで前記導電部材を構成し、前記接
触部材を前記保持部材に結合部材で直接固定したことを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 前記接触部材を導電性繊維で構成したこ
とを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 前記接触部材をフィルム状の導電シート
で構成したことを特徴とする請求項１記載の画像形成装
置。 - 【請求項４】 前記保持部材を導電性の高い板バネで構
成したことを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 前記結合部材を導電性テープで構成した
ことを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項６】 前記結合部材を導電性接着剤で構成した
ことを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項７】 前記導通部材を転写材の搬送案内部材に
ビス、プッシュナット等の結合手段を用いることなくス
ナップフィット等で係止手段によって取り付けたことを
特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項８】 前記接触部材を前記搬送案内部材の取付
面と保持部材とで挟持するように前記導電部材を前記搬
送案内部材に取り付けたことを特徴とする請求項７記載
の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10172729A JP2000007178A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10172729A JP2000007178A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000007178A true JP2000007178A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15947248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10172729A Pending JP2000007178A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000007178A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001233489A (ja) * | 2000-02-23 | 2001-08-28 | Murata Mach Ltd | シート搬送装置 |
| JP2004043070A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Canon Inc | 電子写真画像形成装置 |
| JP2004141861A (ja) * | 2002-10-01 | 2004-05-20 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器 |
| US7346304B2 (en) | 2005-04-25 | 2008-03-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Transfer device having guiding member that guides recording medium to transfer position |
| JP2019101072A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法 |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP10172729A patent/JP2000007178A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001233489A (ja) * | 2000-02-23 | 2001-08-28 | Murata Mach Ltd | シート搬送装置 |
| JP2004043070A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Canon Inc | 電子写真画像形成装置 |
| JP2004141861A (ja) * | 2002-10-01 | 2004-05-20 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器 |
| US7346304B2 (en) | 2005-04-25 | 2008-03-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Transfer device having guiding member that guides recording medium to transfer position |
| JP2019101072A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法 |
| JP7143584B2 (ja) | 2017-11-29 | 2022-09-29 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法 |
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