JP2000006995A - 粒状物包装袋、及びその製造方法 - Google Patents

粒状物包装袋、及びその製造方法

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JP2000006995A
JP2000006995A JP10171365A JP17136598A JP2000006995A JP 2000006995 A JP2000006995 A JP 2000006995A JP 10171365 A JP10171365 A JP 10171365A JP 17136598 A JP17136598 A JP 17136598A JP 2000006995 A JP2000006995 A JP 2000006995A
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bag
air
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sealant layer
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Susumu Tabata
進 田幡
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Okura Industrial Co Ltd
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Okura Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒状物を充填し、充填口を閉鎖した後に、袋
を積み重ね置いても、袋内に残留する空気を速やかに排
出できる袋で、尚かつ内容物が漏れだしたり、虫が進入
したりすることがなく、加えて水や湿気にも強い袋、及
びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 袋を寝かせておいたときに浮き上がる袋
の底辺32に気体の排出口となる未シール部41を設
け、該未シール部41と内容物の間に通気性シートを挟
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒状物を収納する
ための袋に関する。詳しくは、米や麦等の穀類、肥料、
飼料等、粒状の物質を収納するための袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の合成樹脂製の袋に、米や麦等の穀
類や、肥料、飼料等の粒状の物質(以下、粒状物と称
す。)を詰めて充填口をシールすると、袋内部に空気が
残留するため、袋が占める体積が膨大化し、広い保管ス
ペースが必要となり、保管の効率が低下するという問題
があった。また、このような袋体を積み重ねて保管した
場合、安定が悪く、崩れ落ちる恐れがあった。このよう
な問題を解決する手段として、図7に示すように、袋の
全面に小さな孔7を開けた袋(A)や、袋の背面に不織
布8が繋ぎ合わされた袋(B)が提案されている。これ
らの袋は、孔7、或いは不織布8の部分から袋内の気体
が抜けるため、袋の体積が膨大化することがなく、保管
の効率が良く、また重ね置きしても崩れ落ちにくく、安
全がはかれる。
【0003】しかしながら、袋の全面に孔7を設けた袋
(A)は、小さな孔7を通して空気を抜くことから空気
排出速度が遅いという欠点があった。空気排出速度を早
める為に孔7のサイズを大きくすると、内容物がこの孔
7からこぼれ落ちたり、虫が進入したりするという問題
があった。一方、袋の背面で不織布8を繋ぎ合わせた袋
(B)は、内容物がこぼれたり、虫が進入したりするこ
とはないが、該不織布8が湿気を吸収しやすいため、多
湿の状況下に放置しておくと内容物が変質してしまう恐
れがあった。また、粒状物包装袋は、通常、袋の表面2
1、或いは背面22を下に向け、袋を寝かせた状態で床
や棚に置くが、床や棚に水がこぼれていた場合、図7
(A)(B)に示す袋は、袋の表面21、或いは背面2
2に孔7や不織布8があるため、ここから水が進入する
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、粒状物を充填し、充填口を閉鎖した後に、
袋を積み重ね置いても、袋内に残留する空気を速やかに
排出できる袋で、尚かつ内容物が漏れだしたり、虫が進
入したりすることがなく、加えて水や湿気にも強い袋、
及びその製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するための手段として、円筒状に成形されたプ
ラスチックフィルムの、一方の開口部が底シールされて
なる袋であって、帯状の通気性シートが、プラスチック
フィルムの背面に内側から、該通気性シートの側辺部を
プラスチックフィルムにシールすることによって、貼り
合わされており、更に、該通気性シートの底辺は、プラ
スチックフィルムの表面にシールされており、背面には
シールされていないことを特徴とする粒状物包装袋が提
供され、
【0006】更に、前記通気性シートの片面で、プラス
チックフィルムの背面側の面の、側辺部を除く部分に非
熱融着性塗料がコーティングされていることを特徴とす
る前記粒状物包装袋が提供され、
【0007】更にまた、円筒状のプラスチックフィルム
の内側に帯状の通気性シートを挿入し、該シートの側辺
部をプラスチックフィルムの背面にシールし、次いで、
プラスチックフィルムの背面と、通気性シートがシール
することを阻害しながら、袋の底シール部を成形するこ
とを特徴とする粒状物包装袋の製造方法が提供され、
【0008】更にまた、前記円筒状のプラスチックフィ
ルムがフラットなプラスチックフィルムの両側辺部を繋
ぎ合わせることによって成形されており、更に該両側辺
部を繋ぎ合わせる際に、同時に通気性シートの両側辺部
をプラスチックフィルムに貼り合わせることを特徴とす
る前記粒状物包装袋の製造方法が提供され、
【0009】更にまた、側辺部の一方はシーラント層が
基材層よりも張り出し、側辺部の他方はシーラント層と
基材層が面一になるように、シーラント層と基材層を貼
り合わせてフラットなプラスチックフィルムを製造し、
次いでシーラント層の張り出した部分と、それと対向す
るシーラント層の面一になった部分をシールして、プラ
スチックフィルムを円筒状に成形することを特徴とする
前記粒状物包装袋の製造方法が提供される。
【0010】即ち、袋の体積が膨大化することを防ぐた
めに、袋内の気体を排出する手段を設けるのであるが、
袋を床や棚に寝かせて置いたときに水が袋内に進入する
ことのないよう、寝かせて置いたときに床や棚から浮き
上がる袋の底部分に気体の排出口を設け、更に該排出口
から内容物が漏れだしたり、虫が進入したりすることが
ないよう、排出口と内容物間に通気性シートを挟むので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、本発明の粒状物包装袋1を
表す斜視図(A)、及びa−a’における断面図
(B)、及びb−b’における断面図(C)である。本
発明の粒状物包装袋1は、図1(B)(C)を比較する
と分かるように、通気性シート3が袋の側辺部31(図
1(B)参照)と底シール部4(図1(C)参照)で、
プラスチックフィルム2の反対の面にシールされてい
る。本発明による粒状物包装袋1に粒状物を充填した
後、充填口5を閉鎖し、該袋に荷重を加えると袋内の気
体はスムーズに排出されるが、このときの気体の流路に
ついて図1(B)(C)を基に説明すると、まず袋内部
βにある気体は、通気性フィルム3を通り、背面22と
通気性フィルム3で囲まれた空間αに移動し、次いで、
底シール部4の未シール部41から袋外に排出されるの
である。このとき、内容物は通気性フィルム3を通るこ
とができないため、袋外部に漏れ出すことはない。
【0012】本発明に用いられるプラスチックフィルム
2は、従来から袋に成形されていた単層、或いは多層の
プラスチックフィルムを特に限定なく用いることができ
るが、通気性シート3とのシール性や、底シール部4を
良好にするために、シーラント層2aを有していること
が好ましく、更に、酸素や水を通しにくく、内容物が変
質することを防止する基材層2bを有していることが好
ましい。
【0013】シーラント層2aを形成する樹脂として
は、比較的低温で溶融する樹脂であれば特に限定なく用
いることができ、例えば低密度ポリエチレン樹脂層、直
鎖状低密度ポリエチレン樹脂層、エチレン−プロピレン
共重合体樹脂層等を例示することができる。また、基材
層2bは直鎖状低密度ポリエチレン樹脂やポリプロピレ
ン樹脂等からなる層であってもよく、酸素や水を特に通
しにくいナイロン樹脂やポリエステル樹脂等からなる層
であってもよく、エチレン−ビニルアルコール共重合体
等のガスバリアー性を有する樹脂からなる層と、ポリオ
レフィン等の水分遮断性を有する樹脂からなる層を有す
る2層以上の樹脂層であってもよい。更に該基材層2b
は、ポリオレフィン樹脂等からなる層に塩化ビニリデン
コートやアルミ蒸着等を施して、酸素遮断性を付与した
層であっても良いが、これらに限定されるものではな
い。
【0014】プラスチックフィルム2の製造方法は特に
限定されず、該フィルムが単層フィルムである場合、イ
ンフレーション押出成形法、Tダイ押出成形法等の公知
の製膜方法を用いると良い。また、プラスチックフィル
ム2がシーラント層2aと基材層2bからなる多層フィ
ルムの場合、例えばシーラント層2aを形成する樹脂組
成物と基材層2bを成形する樹脂組成物を別々の押出機
に供給し、これを同時に押出して製膜する共押出法を用
いると良い。しかしながら、プラスチックフィルム2の
一方の側辺23で、シーラント層2aと基材層2bの端
部をずらせて貼り合わせる場合は、シーラント層2aと
基材層2bとを別々に製膜し、これらを接着剤等を介し
て貼り合わせるドライラミネート法によるか、もしくは
あらかじめ基材層2bを製膜しておき、該基材層2b上
に溶融状態にしたシーラント層2aを押出し成形するエ
クストルージョンラミネート法によることが好ましい。
尚、図1は、あらかじめ円筒状に押出成形したプラスチ
ックフィルム2を用いた粒状物包装袋1である。このよ
うな円筒状のプラスチックフィルム2は、例えば、環状
のダイスから樹脂を押し出すインフレーション(共)押
出成形法を用いることによって製造することができる。
【0015】また、通気性シート3は、虫や粒状物を通
さず、気体を通す程度の通気路を有するシートであれば
特に限定なく用いることができ、不織布、織布、割り
符、微孔付フィルム等を例示することができるが、不織
布が特に好ましい。ところで、通常、袋の内側から圧力
が加わらないと、未シール部41は開かないため虫等が
袋内に進入することはほとんどないが、仮に未シール部
41から進入しても、未シール部41と内容物は通気性
フィルム3によって隔離されているため、虫が内容物に
接することは防止される。
【0016】図2、図3は、フラットなプラスチックフ
ィルム2から成形した粒状物包装体1である。フラット
なプラスチックフィルム2を円筒状に成形する方法は特
に限定されず、例えば、該フィルム2の両側辺部23の
内面a同士を貼り合わせる、いわゆる「合掌シール」法
(図6(A)参照)を用いてもよく、またフィルム2の
一方の側辺部23の外面bと、他方の側辺部23の内面
aを貼り合わせる、いわゆる「封筒貼り」法(図6
(B)参照)によっても良い。しかしながら、「合掌シ
ール」法、「封筒貼り」法、共にシール部分のフィルム
が二重になっているため、シール部分が硬く、手触りが
悪い。
【0017】そこで、フラットなプラスチックフィルム
2を円筒状に成形する方法として、 プラスチックフィルム2の両側辺部23の先端同士を
突き合わせ、突き合わせ部分を通気性フィルム3の一方
の側辺部31で繋ぎ合わせる方法(図2参照)、 プラスチックフィルム2の一方の側辺部23のシーラ
ント層2aが、基材層2bよりも張り出したプラスチッ
クフィルム2を用意し、シーラント層2aの張り出した
部分と、対向する側辺部23のシーラント層2aをシー
ルする方法(図3参照)を例示する。
【0018】プラスチックフィルム2の両側辺部23
の先端同士を突き合わせ、突き合わせ部分を通気性フィ
ルム3の一方の側辺部31で繋ぎ合わせる方法(図2参
照)によると、プラスチックフィルム2の製造は比較的
簡単であるが、プラスチックフィルム2の両側辺部23
が精密に繋ぎ合わされていないと、該繋ぎ合わせ部分か
ら通気性シート3が露出し、露出した部分から湿気や水
が袋内部に入るおそれがある。
【0019】一方、一方の側辺部23でシーラント層
2aが張り出したプラスチックフィルム2を用意し、シ
ーラント層2aの張り出した部分を、対向する側辺部2
3のシーラント層2aとシールする方法(図3参照)に
よると、プラスチックフィルム2の製造は複雑になる
が、該プラスチックフィルム2を円筒状に成形した場
合、両側辺部23の繋ぎ合わせ部分の内側にはシーラン
ト層2aが存在するため、該繋ぎ合わせ部分から通気性
シート3が露出する恐れはない。尚、この場合、繋ぎ合
わせ部分でシーラント層2aは二重になっているが、シ
ール時にシーラント層2aの重なった部分は溶融し、一
部は通気性シート3に吸収され、残りも平坦になるた
め、手触りの問題は緩和される。
【0020】次に、図4に基づいて、該粒状物包装袋1
の製造方法について説明する。まず、プラスチックフィ
ルム2を円筒状に成形する(A)。尚、該プラスチック
フィルム2がインフレーション押出成形法によって、あ
らかじめ所望の大きさの円筒状に押出成形されたフィル
ムであれば、円筒状にするために特に加工することはな
い。しかしながら、該プラスチックフィルム2がフラッ
トな形状である場合、プラスチックフィルム2の両側辺
部23をシールして繋ぎ合わせる。
【0021】次に、円筒状のプラスチックフィルム2に
通気性シート3の両側辺部31を貼り合わせる(B)。
このとき、両側辺部31がプラスチックフィルム2の背
面22にのみ接着し、表面21とは接着しないようにす
る。側辺部31と表面21の接着を防止する方法は特に
限定されないが、例えば円筒状のプラスチックフィルム
2の内側に融着防止板状物6を挿入し、その上からヒー
トシールするとよい。尚、該融着防止板状物6として
は、鉄板や、セロハンのような非熱融着性フィルムを例
示することができる。
【0022】また、フラットなプラスチックフィルム2
を用いて粒状物包装袋1を製造する場合、フィルム2を
円筒状にする工程(A)と通気性シート3を貼り合わせ
る工程(B)を同時に行っても良い。即ち、図5に示す
ように、プラスチックフィルム2の側辺部23を繋ぎ合
わせた、繋ぎ目に、通気性シート3の一方の側辺部31
を嵩ね、下駄の歯状のシールバーを用い、プラスチック
フィルム2の両側辺部23をシールすると同時に、通気
性シート3の両側辺部31をプラスチックフィルム2に
ヒートシールするのである。
【0023】プラスチックフィルム2と通気性シート3
の両側辺部31をシールしたら、最後に袋の底シール部
4を成形する(図4(C))。尚、このとき通気性シー
ト3の底辺32とプラスチックフィルム2の背面22が
接着することを防止しながら、底シールを行う。尚、底
辺32と背面22が接着することを防止する手段として
は、通気性シート3に非熱融着性塗料をコーティング
する方法、融着防止板状物6を挿入する方法を例示す
る。
【0024】非熱融着性塗料をコーティングする場
合、プラスチックフィルム2の背面22と通気性シート
3の両側辺部31のシール、及びプラスチックフィルム
2の表面21と通気性シート3の底辺32のシールは阻
害しないように、通気性シート3の片面で、プラスチッ
クフィルム2の背面22側となる面の、両側辺部31を
除く部分にコーティングする。また、融着防止板状物
6を挿入する場合は、通気性シート3とプラスチックフ
ィルム2の背面22の間に挿入する。尚、図4(C)に
は、融着防止板状物6を挿入する方法を図示する。
【0025】本発明による粒状物包装袋1は、内容物を
充填した後、充填口5が閉鎖されるが、袋内の気体を、
よりスムーズに排出するために、該充填口5も底シール
部4と同じように、背面22と通気性シート3の重なる
部分のシールを阻害しながら充填口5をシールし、充填
口5側にも気体の排出口を設けても良い。
【0026】
【発明の効果】本発明の粒状物包装袋は、袋内の気体を
スムースに排出することができるので、袋が不必要に嵩
張ることがなく、また重ねて置いても安定が良いので、
収納スペースを必要最小限にすることができる。また、
内容物と袋内の気体を排出する部位が通気性シートで区
切られているので、内容物が漏れだしたり、或いは虫等
が内容物と直接接したりすることがない。また、袋を寝
かせて置いたときに床や棚と接する表面や背面に、穴や
不織布等が表れないので、床や棚に水がこぼれていて
も、これが袋内に進入する恐れがない。更に、通気性シ
ートの片面の中央部分に非熱融着性塗料がコーティング
されていると、袋の底シールを行う際に、特別なシール
方法を用いなくても、未シール部を設けることができ
る。
【0027】また、プラスチックフィルムの一方の側辺
において、シーラント層のみが張り出すようにして、シ
ーラント層の張り出した部分を、他方のシーラント層と
シールし、プラスチックフィルムを円筒状に成形する
と、袋のシール部で基材層が二重になっていないので、
袋の手触りが悪化することがない。更に、本発明による
粒状物包装袋は、袋内の気体をスムーズに排出すること
ができるので、被包装物が水蒸気や二酸化炭素等のガス
を発生しても、これらが袋内に溜まることを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粒状物包装袋の一実施例を表す斜
視図(A)、及びa−a’における断面図(B)、及び
b−b’における断面図(C)である。
【図2】本発明による粒状物包装袋の一実施例を表す斜
視図(A)、及びa−a’における断面図(B)であ
る。
【図3】本発明による粒状物包装袋の一実施例を表す斜
視図(A)、及びa−a’における断面図(B)であ
る。
【図4】本発明による粒状物包装袋の製造方法を表す説
明図(A)〜(C)である。
【図5】本発明による粒状物包装袋を製造する一工程を
表す説明図である。
【図6】フラットなプラスチックフィルムを円筒状にす
る方法を表す説明図である。
【図7】従来の粒状物包装袋の一実施例を表す斜視図
(A)(B)である。
【符号の説明】
1 粒状物包装袋 2 プラスチックフィルム 2a シーラント層 2b 基材層 21 表面 22 背面 23 側辺部 3 通気性シート 31 側辺部 32 底辺 4 底シール部 41 未シール部 5 充填口 6 融着防止板状物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に成形されたプラスチックフィル
    ム2の、一方の開口部が底シールされてなる袋であっ
    て、 帯状の通気性シート3が、プラスチックフィルム2の背
    面22に内側から、該通気性シート3の側辺部31をプ
    ラスチックフィルム2にシールすることによって、貼り
    合わされており、 更に、該通気性シート3の底辺32は、プラスチックフ
    ィルム2の表面21にシールされており、背面22には
    シールされていないことを特徴とする粒状物包装袋1。
  2. 【請求項2】 前記通気性シート3の片面で、プラスチ
    ックフィルム2の背面22側の面の、側辺部31を除く
    部分に非熱融着性塗料がコーティングされていることを
    特徴とする請求項1記載の粒状物包装袋1。
  3. 【請求項3】 円筒状のプラスチックフィルム2の内側
    に帯状の通気性シート3を挿入し、該シート3の側辺部
    31をプラスチックフィルム2の背面22にシールし、 次いで、プラスチックフィルム2の背面22と、通気性
    シート3がシールすることを阻害しながら、袋の底シー
    ル部4を成形することを特徴とする粒状物包装袋1の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記円筒状のプラスチックフィルム2が
    フラットなプラスチックフィルム2の両側辺部23を繋
    ぎ合わせることによって成形されており、更に該両側辺
    部23を繋ぎ合わせる際に、同時に通気性シート3の両
    側辺部31をプラスチックフィルム2に貼り合わせるこ
    とを特徴とする請求項3記載の粒状物包装袋1の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 側辺部23の一方はシーラント層2aが
    基材層2bよりも張り出し、側辺部23の他方はシーラ
    ント層2aと基材層2bが面一になるように、シーラン
    ト層2aと基材層2bを貼り合わせてフラットなプラス
    チックフィルム2を製造し、次いでシーラント層2aの
    張り出した部分と、それと対向するシーラント層2aの
    面一になった部分をシールして、プラスチックフィルム
    2を円筒状に成形することを特徴とする請求項3乃至4
    のいずれかに記載の粒状物包装袋1の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008507457A (ja) * 2004-07-23 2008-03-13 アルコア インコーポレイテッド ディスポーザブル真空バッグを有する保存システム

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